新田美波「ハンサムPさん?」 (23)
文香「……お疲れ様でした」ペコリ
美波「お疲れ様でした! お仕事楽しかったね!」
文香「……そういえば」スッ
美波「? なあに? そのメモ」
文香「……さっきスタッフさんから連絡がありまして……。ファンイベントに向かってほしいと……」
美波「そんなのスケジュールにあったっけ?」
文香「なんでも、事務所の方から緊急で連絡が来たと……」
美波「まあ、いいか♪ あと一本、頑張ろうね!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401462617
――倉庫
美波「……ここ?」
文香「はい……。メモの住所はそうなっていますが……」コク
美波「なんか気味悪いなあ……。すみませーん!」
ガチャ
汚っさん「やあ、ようこそ」ニタァ
美波「え……?」
文香「あ、あの……」
汚っさん「どうも手違いがあったようで申し訳ない……。急な話なんだが、ファン感謝イベントの話は聞いているかな?」ニタァ
美波「え? あ、はい!」ビクビク
文香「……あの、これって……」ボソボソ
美波「だ、大丈夫大丈夫! 人を見た目で判断しちゃダメだから」ボソボソ
文香「……えっと、今日はよろしくお願いします……」ペコリ
汚っさん「やあやあよろしく。やはり君もイイねえ……」ニタニタ
文香「うう……」
汚っさん「じゃあ早速なんだけど、これに着替えてくれるかな?」スッ
文香「……っ!?」
文香「あ、あの服って……」ボソボソ
美波「だ、大丈夫……! ちょっと肌出ちゃうけど、あれくらいなら私の衣装にもあるから……」ボソボソ
文香「……着替えました」ビクビク
美波「や、やっぱり衣装よりキワどいかも……」モジモジ
汚っさん「ふうむ、いいねえ」
汚っさん「それじゃ、もう皆お待ちかねだから」スッ
ゾロゾロ・・・
文香「……!?」
美波「こ、こんなにいらっしゃったんですか……?」
汚っさん「さあ皆さん、大変お待たせいたしました……。今をときめくお二方に……」
ボロン
汚っさん「たっぷり奉仕していただきましょう」ニタァ
美波「ひっ……!」
文香「や、やぁ……」ビクビク
「奉仕だって? それは僕の顔を拝みたいということかい!?」
https://www.youtube.com/watch?v=wr7xTGTG-Mo
「裏方にでも潜まないと、全ての男性アイドルからファンを奪ってしまう」
「だって僕は……」
ハンサムP「世界レベルハンサムだから!」
美波「キャー! ハンサムP様ー!」
文香「は、ハンサムP様ー!」
汚っさん「な、何者だ!?」
ハンサムP「大丈夫かいレディー達?」
美波(……ハッ、何故か分からないけど叫んじゃった)
文香(……あれ、なんで私叫んで……?)
ハンサムP「返事が無い? ああなんてことだ、僕が目を離してしまったばかりに……」
ハンサムP「ああ、これではただのハンサムだ……」
ちひろ「解説しよう! ハンサムさんは自分のプロデュースに自信を持っているので、少しでも穴が出てしまうとふさぎ込んでしまうのである!」
汚っさん(無視された……)
汚っさん「ええい、なんだこいつら! 皆、つまみ出すぞ!」
汚っさん's「オォー!!」ゾロゾロ
美波「きゃ、キャー! 助けてハンサムP様ー!」
文香「頼れるのはハンサムPさんだけなんです……」
ハンサムP「ハッ、必要とされてる……?」
ハンサムP「オッケェー↑イ、オゥラァー↑イ! これはハンサムの出番だね」
ハンサムP「ブサイクはハードボイルドなレディーになってしまう……」
ハンサムP「マナミ・キバ剣で屠ってあげよう!」
ズバッズバッ・・・
汚っさん「く、クソォ……!」
ハンサムP「最後はお前だ! お前は……」
ハンサムP「『日付の変わる頃、最後の水割りを飲む木場真奈美』!」
ザシュゥ!
汚っさん「……フッ、これは一日の終わりか、或いは始めか……」ズズ
フワッ・・・バタァッ!
美波(なんで斬られると薔薇の花びらが散るんだろう……)
ハンサムP「討伐、完了……!」
ハンサムP「ブサイク憎んで人を憎まず、ハンサムP!」シャキーン
美波「キャー! ハンサムP様ー!」
文香「あの、助けていただき……ありがとうございました」
ハンサムP「気にすることはないさ……しかしコレブサイクだな」
ハンサムP「まあいいか。アニメ化が決まったし、皆も雑な薄い本には気をつけよー↑ぅ」
文香「きゃ、キャー!」
ハンサムP「オッケェー↑イ! オゥラァー↑イ! 早速皆でシンデレラガールズをプレイしよぉー↑う!」
美波文香「「キャー! ハンサムP様ー!」」
完
おしまい
ギリギリchopだし、智絵里をチョイスするべきだったかもしれない
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません