承太郎「スタンド学園?」 (94)

注意
・原作と設定が違います
・ジョジョ本編で喋っていないキャラクターが喋っています
・能力の独自解釈、捏造があります

・以上のことに嫌悪感を感じる方は読むのをやめて下さい


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401023180

此処はスタンド学園―

スタンド達が集い、学び、時に競い合い、励まし合う。共に己の成長を目指す、まさに

「スタンド」のための学園である。

そしてそんなスタンド学園にまた一人、新たなる入学者が現れた―。



《スタンド学園 正門前》

タスク「チュミミーン……」


???「おーい! そこのちっこいの!」


タスク「チュミ?」


???「そう、お前だよ。ここは通行が多いからそんな場所にいたら踏みつぶされちまう。お前も入学するんだろ? 早く中に入ろうぜ」


タスク「チュミミーン!」


???「お前さん元気いいなー。名前は……タスク(爪)か」


???「俺は……あーえっと……」


タスク「チュミーン?」


???「……ボール・ブレイカー、そう呼んでくれ」


タスク「チュミ!」


ボール「まあ仲良くやろうぜ。これからよろしくな、タスク。」


タスク「チュミミーン!」


ボール「入学式は体育館で行われる。……この学校は広いから迷子になりやすい。地図は持ってるよな」


タスク「チュミミーン!」

 サッ

ボール「随分と小さい地図だな。お前さんの体格に合わせて作ってあるのか……」


タスク「チュミチュミ!」


ボール「スマンスマン。早く行こうか」


ボール「それにしてもタスクお前すげえなぁー!」


タスク「チュ、チュミ?」


ボール「いやーこの星のアザ? 模様? イカスぜ!」


タスク「チュミ…!」テレテレ


タスク「チュミ、チュミミーン!」アセアセ


ボール「『君の模様もかっこいい』 ? かぁー! 照れるぜぇ、ありがとなー」


ボール「ここが入学式の会場の体育館か? でっけぇなー!」


タスク「……? チュミ!」


ピラッ
《入学案内 新入生は裏手へ来て下さい スタンド学園生徒会より》


ボール「どーしたタスク…ってあらら、体育館の裏は今来た道だぜ」


>>8「こっちからなら早く裏に行けるぜ。案内してやろうか?」

銀の戦車


チャリオッツ「生徒会も門のところで言えばいいのによ、馬鹿なやつらでぜ全く!」


ボール「あ、あなたはまさか…!」


タスク「チュミ?」


ボール「おいタスク知らねえのかよ! シルバーチャリオッツ(銀の戦車)先輩だぜ! フェンシング部主将の!」


チャリオッツ「なんだーお前ら俺のこと知ってるのか。俺も有名になったなー」


ボール「先輩は特別ですよ…! なにせあの『怪物』達とも「おっとそこまで」


チャリオッツ「続きは歩きながら話そうぜ」


《体育館裏へ続く道》


タスク「チュミ! チュミミーン?」


チャリオッツ「え、えっと何? なんだって?」


ボール「ああ、『自己紹介しないか?』って言ってるんです」


チャリオッツ「それもそうだな……。俺は3年のシルバーチャリオッツ(銀の戦車)。 気軽にチャリオッツ先輩と呼んでくれ」


チャリオッツ「フェンシング部所属だ。 好きなものはオイシイ料理! 嫌いなものは……卑怯者ってところか?」


ボール「おれ……ボクはボール・ブレイカです! 今年新入生になりやす!」


タスク「チュミ チュミミ! チュミミーン! チュミミーン… チュミ!」


チャリオッツ「お、おお。元気いっぱいだな!」


ボール「ハイ!」


タスク「チュミ!」




チャリオッツ「お、あそこが集合場所だな。それじゃあ俺はここらへんで失礼するぜ」


ボール「案内ありがとうございました!」


タスク「チュミミーン!」


>>14「なぁ!」


タスク「チュミ?」


>>14「君たちも新入生かい? 僕もなんだ。これからよろしくね」

マンダム



マンダム「僕はマンダム。 仲良くしてね」


ボール「俺はボールブレイカー。こっちのちっこいのはタスクだ」


マンダム(……君も割と人のこと言えないくらい小さい気がするけど)


タスク「チュミミーン!」


マンダム「あ、そうだ。さっき話していた人ってあの有名なシルバーチャリオッツ先輩だよね! さっそく知り合ったのか、すごいなぁ」


ボール「別にたまたまだぜ。俺たちが何をしたって訳じゃあないしさ」


タスク「チュミ!」


マンダム「そうかい?」


ボール「そういえばよォー。お前さん達はどういう勉強をしたいんだ?」


マンダム「……笑わない?」


タスク「チュミミミ、チュミミーン!」


ボール「『笑うわけがない!』だってよ」


マンダム「……ありがとう、僕はね。『時の世界』に入門したいんだ」


ボール「…………」


タスク「…………チュミ?」


マンダム「やっぱりおかしいよね。……僕なんか」


ボール「何がおかしいんだ? 別に何もおかしいことはないだろ」


マンダム「で、でも」


ボール「誰に何か言われたが知らねえが、お前さんなら絶対時の世界にいける! 大切なのは信じる気持ちだ!」


タスク「チュミミーン!」


マンダム「……ありがとう! なんだか勇気がわいてきたよ。 今まで誰もそんなこと言ってくれなかったからさ……」


マンダム「それで、君たちは何がしたいの?」


ボール「俺は……まあ全体的に色々なことを学んでいきたい。タスクは?」


タスク「チュミミーン!」


ボール「『次元について』? ほー、スケールがでっけぇな!」


マンダム「!? ほ、本気かい!?」


タスク「チュミ!」


マンダム「……一緒に頑張ろうね!」


ボール「なんだ? すっり意気投合しちゃってよぉー」



>>21「新入生の皆さん大変おまたせしました。そろそろ始まりますので、準備をしていて下さい」

ヘブンズ・ドアー

ヘブンズ「準備が出来たら順にこちらへ来てください」


マンダム「あ、もう始まるみたいですね。荷物をまとめましょうか」


タスク「チュミミ!」


ボール「あの人は漫画家のヘブンズ・ドアーさん! サイン貰えるかも……お前ら、早く並ぶぞ!」


マンダム「あ、ちょっと待って下さいよ!」


タッタッタッタ……
ドンッ!

>>26「うおっ」


ボール「す、すまん!ぶつかったみたいだ。怪我はしてないか?」

D4C

D4C「お前は……いや、大丈夫だなんともない。それよりお前の方が問題だろう」


ボール「へ? ああ、前をよく見てなかったからな。本当スマン」


D4C「私が言いたいのはそうじゃあない。そもそも私は強いから怪我などしない。怪我をするのは小さくて弱いお前のようなやつだろう」


ボール「……ナメてんのかお前ぇ! 人が優しくしてやってのに何だその言い草は!!」


D4C「? 何を怒っているのだ?」




マンダム「あわわ……まさに一色触発だねってタスク!」


バッ
タスク「チュミミーン!」


D4C「また弱そうなヤツが来たな」


ボール「タスク……止めるなよ。男にはやらなきゃならねえ時がある!」


タスク「チュミ! チュミミーン!」


ボール「『俺も助太刀する』ってか? へっ、ありがとよ!」


D4C「くだらない……蟻が何匹いようとライオンの前では同じ事。勇気と無謀は違うのだよ」


マンダム(ライオンと言うよりはウサギじゃないのかな)


D4C「そこのタコ! なんかムカついたぞ……お前もそこのやつらの仲間なんだろう? まとめてかかってこい、相手になってやる」


マンダム「え?」

ヒュゴゴゴゴゴ……


D4C「お前らを倒す前に名乗っておこう。私はDirty deeds done dirt cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)という。まあもっぱらD4Cと呼ばれているが……な」


ボール「へっ、大層な名前だこって。お前によく似合ってるぜ!」


タスク「チュミ……チュミ!」


マンダム「知り合ったのも何かの縁。あちらもああ言ってるし、放っておくのは目覚めが悪い。協力するよ、ボールブレイカー」


ボール「マンダムも……ありがとな」






┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


D4C「……」


ボール「……」


タスク「……」


ヘブンズ「………」


マンダム「……あ、ヘブンズ・ドアーさん」

ヘブンズ「別に戦いたいなら勝手にやったらいいよ。喧嘩でも殺し合いでもなんでも止めはしないよ。でも時と場所を考えようね。これからワクワクな学園生活が始まるのに
台無しにしたくないでしょ?」

ボール「すみません」

D4C「………申し訳ありませんでした」

タスク「チュミミーン」

マンダム「ゴメンなさい」



ヘブンズ「自分が悪いことが理解できない馬鹿でどうしようもない奴らは沢山いる。君たちは違うよね。わかるかな?」

ヘブンズ「悪い事をした人には罰が必要だ。わかるよね」

ヘブンズ「ああ怖がる必要はないよ。怯える必要もない。初めてで何もわからなかったんだよね、だから僕の言葉を無視したんだよね」

ヘブンズ「だから能力を使う。」

ヘブンズ「君たちには『入学式の間ヘブンズ・ドアーに従う』と書き込ませてもらおう」

ヘブンズ「これは僕を無視したことに対する八つ当たりではないよ、正当なる罰だ。わかってるよね?」



《入学式》



ズーン

ボール「………」


タスク「……チュミ」


D4C「……」


マンダム(ここだけお通夜みたいだ)


ヘブンズ「フン、自業自得だよ。しっかりと反省することだ。正座でな!」


マンダム(僕たちは今、全校生徒の一番前に正座で座らされている。…そりゃあお通夜みたくなるわけだ)


マンダム(それにしても……ボールブレイカーとタスクは小さいから目立ってないけど、D4Cさんは注目されてるなあ)


ザワザワ ザワザワ


>>30「えー、ああコホン。入学式を始めるまえに、紹介をしようと思う」


>>30「こちらが校長の>>32。こいつが生徒会長の>>34で、俺は教頭の>>30だ」







安価のとき一言書いて下さればキャラクターの性格づけとして考慮します

タスク
チュミミーンしか言わない

マンダム
男の世界に目覚めてない

など……もしよろしければお願いします。もちろんなくても構いません

ハイエロファントグリーン

ジャスティス
普段は学校中に散って生徒を見守っている

クレイジーダイヤモンド



クレD「ど、どうも」ペコリ


ハイエロ「それでは、これから第○回入学式を始める。全員、起立!」



ボール「!? ヤバイ事に気が付いた。ずっと正座だったから…」ヒソヒソ


ボール「し、痺れて立てないぜ……」ヒソヒソ


D4C「ニヤニヤ」ヒソヒソ


タスク「チュミチュミ」ヒソヒソ


マンダム「あちゃー」ヒソヒソ


ボール「こちらを見てニヤニヤしてるんじゃねえ! なんでお前らは大丈夫なんだよ!」


D4C「平行世界から足の痺れていない私を連れてきた」ドヤァ


タスク「チュミ」ヒソヒソ


マンダム「僕たちは足と呼べるものがないからね。痺れようがない」ヒソヒソ


ボール「なんだそれずるい」


ヘブンズ「……静かにしてようね」ビキビキ




ハイエロ「礼! 着席!」


ハイエロ「最初は校長のジャスティス(正義)の挨拶です。ジャスティス……先生、檀上へ」

ブワッ――


マンダム(! 霧が……)


正義「ヒッヒッヒ……校長のジャスティスでございます……皆様の学園生活が実りあるものになりますよう……」


ボール(髑髏の形に変化した!?)


正義「心より願っております……ヒッヒッヒッヒ」シュウウウウ


D4C(消えた……)


正義「我々は……いつまでも見守っております……ヒッヒッヒッヒ」


(何だったんだ!?)


シーン……


ハイエロ「ジャスティス先生ありがとうございました」


ボール(今のが校長!? 意味わかんねえぞおい)


マンダム(さすがスタンド学園、ということかな。普通じゃないね)





ハイエロ「続きまして生徒会長のクレイジー・ダイヤモンド」


クレD「はい!」


(なんだ、次の人は普通そうだな)


クレD「皆さん、おはようございます。只今ご紹介に預かりましたクレイジー・ダイヤモンドです。今期の生徒会会長を務めさせていただいております」


クレD「この学園は――――――歴史が―――――」


クレD「諸注意など―――――様々な――――頑張って―――」


クレD「――――――――――――――――ちくわ大明神―――」


D4C「なんだ今の」


クレD「……以上で挨拶を終わらさせて頂きます」


ハイエロ「クレDくんありがとうございました。拍手!」パチパチパチ




ハイエロ「えー次は新入生代表の言葉。代表の人は前に出てきてください」


>>44「はい」

スケアリーモンスター

新入生は7部という方向か

>>48
Dioの完全恐竜化状態でいいんじゃない?
スケアリーモンスターといえばあのイメージ

教員→三部
生徒会役員(最年長?)→四部
新入生→七部
ってとこか

…………あれ? チャリ乙さん、フェンシング部だよね? あれ?生徒?

>>46新入生は7部以外でもいいんですよ!
>>49そんなイメージでOKです。



スケアリー「新入生代表スケアリー・モンスターズ」


スケアリー「春のうららかな日差しに踏みしめた地面はどっしりと、僕らを支えています。そもそも大地とは僕らの生活とは切っても切れない関係で結ばれており……」


スケアリー「全ての生物はこの大地の上で生き、死に、暮らしていく。我らの母とも呼べる大地は……」



ボール「なんだありゃ」


D4C「完全に自分の世界に入り込んでいるな。嫌いではないが」


タスク「チュミミーン……」


マンダム「タスクどうしたの?」


ボール「『なんか気に入らない』だとさ。まあまあ抑えて……ヘブンズ・ドアーさんが睨んでるぜ」



スケアリー「大地をはじめ、大地、大地の皆様。しっかりした大地になれるようこれからも努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。」


ハイエロ「はい、ありがとうございました。では次に校歌斉唱を―――――」    

>>52これと言って決めてはいません。安価ってすごいですね


《入学式は終わった》




ボール「教室わけは……タスクは同じクラスか! やったな!」


タスク「チュミミーン」


マンダム「僕は分かれてしまったみたいだ」


ボール「そうか…… ゲッ、マンダムお前D4Cと同じクラスじゃねーか! 大丈夫か?」


マンダム「あんまり自身ないなぁ。でも頑張らなきゃね」


タスク「チュミ!」


マンダム「……それじゃあ、また」

小説や番外編のスタンドもOK……と言いたいところですが、基本的にはナシにしたいと思います。絶対にナシは悲しいので断言はしませんが、
登場してもあんまり活躍できないと思います。(ジョージ・ジョースターのスタンド達とか生かしきれる気がしません)






ボール「おう、またな!」


マンダム「……」タッタッタッタ


《教室 1-1》


タスク「チュミ!」


ボール「ここが俺らの教室か。入学式は酷い目に合ったからな、上手くやっていけるか不安になってきたぜ……」


ボール「結局ヘブンズ・ドアーさんのサインももらえなかったし……」トホホ


タスク「チュミ……チュミミーン!!」


ボール「タスク……ありがとな、自信がでてきた。普通にいけばいいんだよな。よし、行くぜ!」




>>69 タスク達のクラスメイト 7部限定



>>71 担任の先生 3部

世界(7部)
『世界』(3部)の弟
まだステータスが少し低く、時止めが出来ない
偉大な兄へのコンプレックスあり

魔術師の赤

7部→ワールド 3部→世界 で表記します



  ガラガラッ



《教室内》

ペチャクチャ…
    ペチャクチャ……


ボール「……結構落ち着いているな。入学直後だからもっと騒がしいと思ったぜ」


タスク「チュミミーン。チュミミ!」


ボール「おい、ひっぱるなって。どうしたんだ? なに、『こっちを見ている奴がいる』?」



???「…………」ジーー



タスク「チュミミ!」


ボール「よし、話しかけてみるか。 おーい!」


ボール(あれ? こいつどこかで……)


???「……ああ、スマン。失礼だったな」


タスク「チュミミ!」


???「君たちはたしか、問題をおこして入学式で正座させられた4人のうちの2人だよな」  


ボール「もう噂になってんのか。俺も有名になったもんだぜ!」グッ


タスク「チュミミーン!」ワーイ


???「いや、俺は実際に見てたから噂されてたわけじゃあないぜ。……それに喜ぶようなことじゃないだろ、悪いことだし」


???「でも………あんな自分の体の何倍もあるスタンドと真っ向から向かっていくのはすごいと思うぜ。憧れる」


ボール「自分がやりたいことをしただけさ。憧れるようなことはしていない」


タスク「チュミミーン!」


???「君たちは仲がいいんだな。元からの知り合いなのか?」


ボール「いや、つい一時間ほど前に知り合ったばかりさ。……なんか俺たちのことばっかりだな。お前のこと教えてくれよ!」

???「……ああ、そうだな。俺は……ザ・ワールドという。よろしくな」


ボール「! ザ・ワールドって伝説スタンドのザ・ワールド!? サインくれ!」


タスク「チュミ?」


ワールド「いや……伝説と言われているのは俺じゃないんだ。俺の兄で……ここの教師でもある」


ワールド「同じ名前だし、姿形もよく似ているから勘違いされやすいんだけどな。俺は兄のようにはなれないし、なるつもりはないんだ。仲もそれほどよくないし……」


ワールド「でも、サインくらいなら貰ってきてやるぜ!」




ボール「そうなのかー。でもやっぱりサインはいいや、先生なら会う機会もあるだろうし自分で頼むよ」


タスク「チュミ……チュミミーン」


ワールド「そうか」


ボール「これからよろしくな、ワールド」


タスク「チュミ!」


ワールド「こちらこそよろしく頼むぜ」



ワールド「それより……早めに席確保した方がいいぜ。どうやら自由席みたいだし、お前らは前の方がいいだろう?」


タスク「チュミミーン。チュミミ」


ボール「確かにそうだ。目の前にデカいやつがいたら黒板が見えねえもんな。……お、ちょうどよく一番前の席が空いてるぜ! ラッキー!」


ワールド「……それにしても、先生遅えな」




《職員室》


ペラッ ペラッ

ハイエロ「………」


ハイエロ(今年も問題児が多いな。まあ、問題児がいなかったことなんて一度としてないが……それでも頭を悩ませる)


ハイエロ(入学時点で能力が使えるD4Cに、特別入学生のボールブレイカー。そして、アイツの弟ザ・ワールド)


ハイエロ(他にも、一癖も二癖もあるやつらばかりだ。……やっぱり今年も事件が起きるんだろうなァ。校舎は何回壊れるかな……)ハァ



チャリオッツ「おいおい。なーに辛気臭い顔してんだ? ホラ、お前の好きなジュース買ってきてやったから元気だせよ」


ハイエロ「どうもありがとうございます……ってなんだお前か」


チャリオッツ「そうあからさまにガッカリした顔をするな! 悪かったな、カワイイ姉ちゃんじゃなくてよォ!」


ハイエロ「フフ、冗談だよ。チャリオッツがここに来ることは見当がついていたさ。どうせ3年の奴らに追い出されて暇なんだろう?」


チャリオッツ「そうだよ、『後片付けは僕たちでやっておきます』だとさ。気なんか遣わなくてもいいのによ……」


ハイエロ「お前が無神経すぎるだけだ。普通、今まで先生だった人がクラスメイトになったら気まずいだろ」


チャリオッツ「そんな繊細な奴らじゃないと思ってたんだがな……」

ガララ


マジ赤「ハイエロファント。少しいいか……取り込み中だったか、すまん」


チャリオッツ「ただ駄弁ってただけだ。大事な用があるなら俺は出るぜ」


マジ赤「いや、席を外す必要はない。お前にも関係のある話だからだ」


ハイエロ「……あなたは新入生の担任だ。今の時間はクラスにいなければ行けないはずです。それなのにここに来たという事は……」


マジ赤「そうだ。……今から二週間の間に少なくとも一人、『客』が来る」


チャリオッツ「!」


ハイエロ「……わかりました。他の職員には僕が伝えておきますので、マジシャンズ・レッド先生は早く1年生のところへ行ってあげて下さい」


マジ赤「ありがとう。それでは」


ガラガラ ピシャン!



チャリオッツ「……客か。誰だと思うよ?」


ハイエロ「知るわけがないだろう」


チャリオッツ(ハイエロファントが俺にすごく冷たい。悲しい)


ハイエロ「お前とくだらない話をしている暇はなくなった。大急ぎでおもてなしの準備をするぞ。僕はプランを組み立てるからお前は生徒会に連絡してくれ。あとこれも渡しておいてくれ」


チャリオッツ「今マジシャンズレッドに自分で連絡するっつったばかりじゃねーか! ……どうせ暇だから行くけどよ」

スタスタ 

ハイエロ「出来るだけ急いでくれよ」


チャリオッツ「うるせぇ、わかってるよ!」

ガララ
タッタッタッタ

ハイエロ「行ったか、さて書類を……」


ブワッ―――


???「忙しそうですねぇ」


ハイエロ「……校長先生、いつからそこに」


正義「それは愚問と言うもの……私はいつも学校中にいます。ヒヒッ」


ハイエロ「話しは聞いていたんでしょう、何の用です?」


正義「お客様のことはいつも通りあなたに任せるとして……新入生のことです」


正義「少し、気になった生徒がいましてねぇ……ヒヒッ 注意をしておいて下さい」


ハイエロ「……毎年のことですね。あ、それはともかく」


正義「……なにかね」



ハイエロ「その無意味なキャラづくりはやめて下さい気持ち悪いです」


正義「……」


正義「……やっぱり不自然かな」


ハイエロ「いえ、逆です。合いすぎて気持ち悪いっていいますか」


正義「何その理由……まあなんと言われようとやめるつもりはないけどね。怪しい謎の校長って素敵じゃない!」


ハイエロ「否定はしません」



生徒会役員その1
>>85 4部・5部スタンド限定

スティッキー・フィンガース

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