【モバマス】アヤカシ 第一話『病弱な少女と思い出のキグルミ』 (69)


みなさま、こんばんは。

この物語の案内役をつとめます、鷺沢文香です。

どうぞよろしくお願いいたします。


……さて、みなさまは『アヤカシ』をご存知でしょうか。

妖狐、河童などが有名ですので、知っているという方も多いかもしれません。

アヤカシが不思議な力を持っていることも有名ですね。

では、そのアヤカシがどのようにして生まれるのか、みなさまはご存知でしょうか。


※お話は 60-70 レスくらいを予定

※アイドルの家族もでてきますが、メインはあくまでもアイドル達です

※前半は、暗い話。でも素直なお話です。

※仁奈ちゃんはモフモフかわいい。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400936746


……アヤカシは人の想いから生まれると言われています。

例えば、大事にしていたキグルミから生まれたアヤカシ

あるいは、人々が空想した癒しの女神、そのイメージから生まれたアヤカシ

アヤカシは人の想いから生まれ、想いを糧に、想いに縛られ生きています。

そして、想いの力がなくなると少しずつ存在が薄れていき……最後には消えてしまう、そんな存在です。


今回お送りするのは、病弱な少女とアヤカシ達の物語

前半は、少し真面目なお話

登場人物の視点が切り替わりながら物語が進行します。

後半は、ほのぼのしたお話

アヤカシ達の会話主体で進行してまいります。

それでは、ごゆっくりお楽しみください……。


――病弱な少女

「アンタがアタシをアイドルにしてくれるの?」

「じゃあ、あなたの名前考えよっか」

「"ニナ"なんてどうかな?」

『生まれてきて私、幸せだったよ』



――少女の両親

あわてて玄関に向かうと、娘が見知らぬ女性と立っていた。

な、なぜ病院にいるはずの娘が!?

「どうすれば……どうすれば、この子を助けられる!?」


――癒しの力を持つアヤカシ

「ふふ……それが私の力だからかな」

「ええ。弱った子を見つけられるように……癒せるように授かった力」

「もう少し眠っていていいのよ。がんばったわね……」



――キグルミのアヤカシ

「ここはどこでごぜーますか?」

「ニナは仁奈。市原仁奈でごぜーます!」

『お姉ちゃん、泣いてるのでごぜーますか?』



アヤカシ 第一話『病弱な少女と思い出のキグルミ』


――目を覚ますと、そこは見慣れてしまった白い部屋の中

何か楽しい夢を見ていた気がする。

ふとテレビを見ると、アイドルの活躍する姿が映しだされていた。

自分が憧れのアイドルになった夢でも見ていたのかもしれない。

まったく笑えない。入院してばかりの私には夢のまた夢だ。

今の自分は立つことすらままならないのに。

楽しい夢を見ていたはずなのに思わずうつむいてしまう。

……私、いつから笑えなくなっちゃったのかな。

そんな時、私は彼女に出逢った。

「お姉ちゃん、泣いてるのでごぜーますか?」


顔をあげてみて私は驚いた。

唐突に現れた女の子はウサギのキグルミを着ていた。

不思議と私は理解していた。この子は私と同じなのだと。

「泣いてないよ。あなたは……迷子かな?」

「わからないでごぜーます」


その女の子を見て私は思い出していた。

入院生活が長くなり私は人生を諦めてしまった。

お見舞いに来た友達からは、そんな態度が大人っぽくてうらやましいと言われた。

こんな大人っぽさなんていらなかった。


"パパ"、"ママ"が病室に来てくれたとき、私に笑顔を見せてくれた。

でも、その笑顔の裏に、悲しみ、苦しみが見えてしまう程度には私は大人になってしまっていた。

こんな大人っぽさなんていらなかった。


二人には笑顔でいてほしいのに、私がその笑顔を曇らせていた。

……そして私は笑えなくなったんだ。


もう一つ思い出した。

さっき見ていた夢は少し昔の出来事、私達家族の日常だ。

みんな、笑顔だった。

『誕生日おめでとう。プレゼントだよ、あけてごらん』

『ありがとう。パパ!ママ!』


『キグルミだ!私が好きなウサギ!ねえ、ねえっ、着てみていい?』

『ああ。ぜひ着てみてほしいな』

『じゃあ、ママが手伝ってあげるね』


『ふふふ。ウサギの気持ちになるですよ』

『ど、どうした"ミナ"。そのしゃべりかたは』

『ふふっ。"ミナ"ウサギね』

『みんなでモフモフするですよ!』

みんな、笑顔だった。


「えっと、あなたのお名前は?」

「名前ってなんでごぜーますか?」

えっ?どういうこと?

「お姉ちゃんのナマエとやらは、なんでごぜーますか?」

「私は"美奈"。"市原美奈"」

「じゃあミナもミナでごぜーます!」

意味不明だ。いや、そんな笑顔を見せられても。

「みんなと一緒だとうれしいでごぜーますよ!」

でも、不快ではなかった。なんか懐しくて……まぶしかった。

まるで"子供"の自分を見ているようで。

……"大人"じゃない自分を見ているようで。


「じゃあ、あなたの名前考えよっか」

自分でもなんでこんなことを言ったのか、よくわからない。

でも、つけてあげたい。つけなきゃいけない。そう思った。

「"ニナ"なんてどうかな?」

「ニナでごぜーますか」

しばらく彼女はぶつぶつとつぶやいた後、

「ニナは、ニナでごぜーます!!」

ニナは嬉しそうに言ってくれた。

「……ねえ、ニナ。お願いがあるの。」


ニナにお願いを伝えると、止める声も聞かずに飛び出していってしまった。

まったく、あわてんぼうなんだから……。

そういえば、私もそうやってママに怒られたことがあったっけ。

ふふっ。少し楽しい気分になってきた。

でも不思議だな。あの子、パパとママのこと知っているみたいだった。

あれは昔の私そのものだったのかな……。

……すこし、しゃべり疲れたのかな、眠くなって……きちゃった……

でも、いい夢が見れそう……。


――ニナは、美奈おねーさんの言葉をパパ、ママに伝えにいくですよ!

今日のニナは、郵便屋さんです。

白い大きな建物を出て、どんどん進むです。

道の途中で、おじーちゃんが話しかけてきたでごぜーますよ。

「こんにちは。どこにいくんだい?」

「こんにちはごぜーます!ニナは、パパ、ママにお手紙を届けに行くですよ!」

「ははっ、そうかそうか。気をつけるんだよ」

おじーちゃんにさよならして、どんどん進むです。

どんどん、どんどん。


うう、少し疲れちまいました……。

あれ?ここはどこでごぜーますか?

近くにいたお兄ちゃんに聞いてみるですよ。

「ここはどこでごぜーますか?」

お兄ちゃんは何も答えてくれません。

ニナの方を見もしません。

忙しいのでごぜーますか?

んー、あっちのお姉ちゃんに聞いてみるですよ。

……お姉ちゃんも答えてくれません。

やっぱりニナを見てくれねーです。

ちょっと淋しいですよ……


見あげてみると、空がモフモフしてきやがりました。

黒いモフモフ、きっと悪いモフモフでごぜーます。

……わ、悪いモフモフが泣きだしやがりました!

ごめんなさい!悪いモフモフとか言って、悪かったですよ!

ぬれないように雨宿りできる場所を探して走るのです。

あうっ!

……ころびました。

うう、キグルミが台無しでごぜーます。

でもニナは泣きません。ニナは笑顔でいるんです。

ニナは。ニナは……

「あなた……どうしたの?」


急に後ろから声がして、ビックリしたですよ。

「ころんだのでごぜーます」

振り向きながら答えると、青い服のお兄ちゃんと、ピンクの服のお姉ちゃんがいたのです。

「そう……がんばったのね」

そう言って、お姉ちゃんがニナのことを抱きあげてくれました。

よ、よごれちまいますよ!?

でも、お姉ちゃんは気にしてねーみたいです。

あったけーですよ……。


「私の名前は三船美優というのだけど……あなた、名前はある……かな?」

「ニナはニナですよ。イチハラ、ニナでごぜーます」

「そっか……ニナちゃんね」

そういえば美優おねーさんはニナが見えるのでごぜーますね。

「ふふ、それが私の力だからかな」

ちから?

「ええ。弱った子を見つけられるように……癒せるように授かった力」

……笑顔があったけーです。


ニナの名前を聞いた後、青い服のお兄ちゃんが電話をかけました。

イズミというお姉ちゃんに、パパとママのいる場所を調べてもらうそうです。

うう、さっきから見ているもの全部がボヤけてモフモフして見えるですよ……。

頭クラクラでごぜーます……。

青い服のお兄ちゃんが四人いるように見えやがります。

「ニナちゃん、大丈夫?」

美優おねーさんがまたギューってしてくれたです。

あったかくて、安心するですよ。

眠くなってきやがりました……。

「そうですか、いくつか候補が……。そうなると後は総当たりですね……。」

「わかりました。では、私はニナちゃんを連れて近くから順に周ります」


気がついたら美優おねーさんにおんぶされてました。

見回すと、周りのモフモフがいなくなってやがります。

そして、青い服のお兄ちゃんもいなくなってました。

「別行動することにしたの。市原さんという名前の家は何軒かあるみたいで……」

……ニナは、パパ、ママにあえるですか?

「もちろん。私達にまかせて」

ありがてーです……。安心したらまた眠くなってきやがりました……。

「もう少し眠っていていいのよ。がんばったわね……」


――あの笑顔はなんだったのだろう。

私と妻が病室に着いたとき、美奈は寝ていた。

笑顔だった。

最近、よく見ていた悲しみのまじった笑顔ではなかった。

昔、よく見ていた純粋な笑顔だった。


いい夢を見ているのかもしれない。

邪魔をしてしまうのも悪い。

そう思い、私達は病室を後にした。

……今思うと、私達は怖かったのかもしれない。

美奈が起きて、その笑顔が壊れてしまうことが。

私達が美奈を苦しめてしまうことが……。


私達が家に着くころ、突然雨が降ってきた。

酷く暗い雨だ。

ためいきをつきつつ、リビングのソファでぼんやりしているとインターホンがなった。

私が対応しようとしたが、妻の方が素早く動いた。

きっと何かをして気をまぎらわせていないと駄目なのだろう。


「美奈っ!?」

妻の叫ぶような声が聞こえた。

美奈だって!?

あわてて玄関に向かうと、娘が見知らぬ女性と立っていた。

な、なぜ病院にいるはずの娘が!?

美奈は誕生日にプレゼントしたキグルミを身につけていた。

ころんだのか泥だらけだった。

「ニナはニナでごぜーます。美奈おねーさんではないですよ」

美奈は何を言っているんだ……?


横にいた女性は三船さんというらしい。

そして、この少女の正体はアヤカシだと説明してくれた。

美奈からのメッセージを伝えに来てくれたらしい。

……普通であれば、そんな話は信じられないだろう。

だが、私達夫婦はその話を信じようと思った。

この少女は思いださせるのだ。

みんなが笑顔でいれたあの頃のことを。

「それはニナちゃんが美奈ちゃんの想いから生まれた存在だから……ではないでしょうか」

三船さんはそう説明した。

この少女を受け入れることは美奈の想いを受け入れることと同じ……か。


「美奈おねーさんからの伝言でごぜーます」

笑顔で少女が言った。

『こんな娘で、ごめんなさい』

『でも、これだけは伝えたかったの……ありがとうパパ、ママ』

『生まれてきて私、幸せだったよ』

美奈……

ニナちゃんの姿がぼやけて見える。

こころなしか、姿が透けてきているように見える……?


いったいどうしたんだ?

「この子は美奈ちゃんの想いから奇跡的に生まれた存在です」

「想いから生まれた存在は……想いの力が無くなれば……消えてしまいます」

どうすれば……どうすれば、この子を助けられる!?

「……あなた方はこの子を美奈ちゃんの替わりにするおつもりですか?」

一瞬言われたことを考えこんでしまった。

しかし、妻は即座に叫んだ。

「ニナも私達の大切な家族です!美奈の替わりではありません!!」

母は強し……かね。

自分が少し情けなくなるな。


「……それでは、何故私がこんなにも簡単にアヤカシのことをお話しできたか、わかりますか?」

目の前の女性が言葉を続ける。

「アヤカシの中には人の記憶を操作できる能力を持ったモノもいます」

「いざというときは、その能力であなた方の記憶を消してしまえばいい」

「この子はそんな存在と同じ、アヤカシです」

「……それでもあなた方は受け入れられますか?」


アヤカシか……。

ふと、ニナちゃんの顔を見る。どこか満足した顔だ。

だが、少し淋しそうな顔をしている。

……いったい何をしているんだ、私は。

いつまでニナにそんな顔させているんだ、この大馬鹿野郎

美奈の想いから生まれたのがニナだ。

ニナのおかげで美奈は笑顔を取り戻したんだ。

そんなニナが消えたいなんて思っているのか?

そんなはずがないだろうが!!


アヤカシ?そんなものどうだっていいだろうが!

しっかりしろ!お前は二人の父親なんだろう!?

考えろ!お前はこの子の父親として何ができるんだ!?

家族全員でのハッピーエンド、迎えてやろうじゃないか!!

そうだ!これでこそいつもの私じゃないか!


「……本気のようですね」

三船さんの視線を追うと、彼女はニナを見ていた。

透けていたはずの姿がはっきり見えるようになっていた。

ニナは私達の想いを受け取ってくれたのか……。

「試すような真似をして申し訳ございません……」

三船さんが悪いわけではない。彼女もニナを心配してくれたのだから……。


「これでしばらくは大丈夫だと思います。あとは、ニナちゃんに名前をつけてあげてください」

すでにニナには名前があるじゃないか。

「漢字の名前、より想いのこもった名前にしてあげてください」

なるほど、そういうことか。

私達は話し合い、『仁奈』と名付けた。

相手を笑顔にできる思いやりの気持ちを持った子ということで『仁』

ニナの一緒がいいという要望から、美奈の『奈』

「ニナは仁奈。市原仁奈でごぜーます!」


その後、三船さんはアヤカシについて改めて説明してくれた。

アヤカシは想いを糧に生きる。

その想いを得るためにアヤカシ達が考えたこと。

「では、仁奈ちゃんはアイドルになる……ということでよろしいのですね」

「仁奈はアイドル目指しやがります!」

「ええ、仁奈をよろしくお願いします」

アイドルになって人々の想いを集めること。

なかなか面白い考えだ。

まあ、仁奈なら当然トップアイドルになれるがな!!


説明の中で、三船さん自身のことも話してくれた。

癒しの女神の力で、美奈を癒してもらえないものかと考えていると、

「私の癒しの力は、あくまで一時的な応急処置にすぎないものです」

「それに……私が癒せるのは……アヤカシだけなんです」

彼女は少し悲しそうな顔をして言った。

……過去に何かあったのかもしれないな。

恩人に申し訳ないことをしてしまった。


いかん、暗くなってしまった。

……よし、美奈に仁奈のことを紹介しにいこう!

家族増えたんだしな!!

「待って!仁奈がまだ泥だらけなのよ!」

妻に怒られてしまった。

「まったく……三船さんもいらっしゃるのに、あわてんぼうなんですから」

三船さん、仁奈、妻に笑われてしまった。

だが、私らしくなってきたと思う。

私も楽しくなり、思わず笑ってしまった。


後日、仁奈がお世話になる事務所の方達と話し合った。

その結果、妻は仁奈とともに上京し、事務所の女子寮で寮母をすることになった。

一方の私は、事務所の方達の伝手で美奈を治療するため、美奈とともに海外へ行くことにした。

「治ったら仁奈と一緒に美奈おねーさんもアイドルやるですよ!」

「ふふっ。仁奈、約束ね」

「約束でごぜーます!」

上司にごり押しして海外転勤を認めさせてやったが、まあ些細なことだ。

ぼやぼやしているとチャンスを失ってしまうからな!

私達、家族四人でのリスタート、誰にも邪魔はさせないさ!


【エピローグ】


――事務所へとつづく道を歩く。

その日、アタシは事務所を辞めようと考えていた。

アイドルなんて向いてないと思ったからだ。

レッスンはやってみたものの、やはり身体がもたない。

そもそも、なんで人間のアタシがアヤカシ達の事務所にスカウトされたのだろう。

意味がわからない。


「アンタがアタシをアイドルにしてくれるの?」

「でもアタシ特訓とか練習とか下積みとか努力とか気合いとか根性とか、なんかそーゆーキャラじゃないんだよね」

「体力ないし。それでもいい?ダメぇ?」

この言葉は今のアタシ、北条加蓮のことを端的に表している。


事務所に到着すると、突然、プロデューサーにキグルミを着た少女を紹介された。

新しく入った子で、これからアイドルになるらしい。

……辞めようとしているアタシとは正反対だね。

「美奈おねーさんに似てるですよ……」

その少女はアタシの顔を見て驚いたような顔をみせた。

へえ、アタシに似てるんだ。ちょっと会ってみたいかも。

そして、その子は続けて私に言った。

「お姉ちゃん、泣いてるのでごぜーますか?」


その言葉を聞いてアタシは……私は全てを思い出した。

昔テレビで見たアイドルに憧れていたこと。

病室で自分がアイドルになった夢を見ていたこと。

……ずっとアイドルに憧れていたこと。

全て、思い出した。


「お姉ちゃん、どうしたのでごぜーますか?」

気がつくと私は涙を流していた。

「私、泣いちゃってるね……でも、心配しないで」

今の私、ちゃんと笑えてるかな?

「私は大丈夫だから……」

「なら、よかったですよ!」

キグルミの少女が笑った。

どうやら私も笑えてるみたいだ。


そうだよね……まだ諦めるには早いよね。

私は昔の自分の気持ちを思い出した。

昔に戻れた。

でもね、昔とは違うんだからっ。

病弱だからって悲劇のヒロインを気取るのは、もうおしまい。

改めて、今、ここから私のアイドルとしての物語を始めようっ!


――思い出のキグルミから生まれたアヤカシ

市原仁奈は思い出を司る。

大切な思い出を人に思いださせてくれる。

笑顔を取り戻してくれる。

そんな、アカヤシ


つづく

――病弱な少女とキグルミのアヤカシ、二人の出逢いを描いたお話でした。

つづいて、後半が始まります。

キグルミのアヤカシが事務所に所属してからのお話です。


※ごめんなさい。書くの忘れてました。このお話の高垣楓≠楓さん、高垣楓=楓ちゃん


仁奈ちゃんと楓おねーさん


高垣楓「仁奈ちゃん。事務所の中で走りまわっちゃ、めっ、ですよ」

仁奈「あう……。ごめんなさいです」


加蓮「ふふっ。楓さん、お姉さんしてますね」

美優「楓さん、私の言葉を覚えていたんですね……」

加蓮「どういうことですか?」

美優「前に同じように楓さんを叱ったことがあって」

加蓮「楓さんを……?」

美優「ええ。楓さん、まだ生まれたばかりで……」

加蓮「生まれたばかり!?」

美優「精神的に近い年齢の子がいなかったから嬉しいんじゃないかしら」


仁奈ちゃんと楓おねーさん (?)


楓「仁奈ちゃん。このステッキ?」

仁奈「ステキ!でごぜーます!」

楓「わーー。よくできましたー!」

仁奈「わーい!」

楓「わーい!」


加蓮「楓さん、口数が少かったから全然気がつかなかった」

美優「私もあまり話す方じゃないから、楓さんも似てしまって……」

加蓮「あの、美優さんと楓さんって、どういった関係なんですか?」

美優「ふふっ……加蓮ちゃん、変わりましたね。興味持つなんて……」

加蓮「あ……はい。なんていうか、前を向こうって決めたんです」

美優「そう……。だとしたら私と加蓮ちゃんは似ているのかもしれませんね……」

加蓮「えっ?それって……」


仁奈ちゃんと楓ちゃん (?)


仁奈「加蓮おねーさん!加蓮おねーさん!」

加蓮「ん?仁奈ちゃん?どうしたの?」

仁奈「指相撲の勝ち方、教えてくだせー!」

加蓮「えっ?」

仁奈「楓おねーさんと勝負して、かけっこでは勝ったのですが、指相撲で負けたのです」

加蓮「 (楓さん、かけっこ負けてあげたんだね) うん、わかったいいよ。特訓、だね」

仁奈「特訓でごぜーます!」

加蓮「美優さん、また後で、って……あれ?」

美優さん!美優さん!走り方教えてください!

え、えっ……!?ど、どうしたんですか?楓さん……!?

加蓮「 (……あれ?) 」

……楓さん、事務所の中で走っちゃ、めっ、ですよ。

あ……美優さん、ごめんなさい……

加蓮「 (……あれ??) 」


仁奈ちゃんと楓ちゃん


仁奈「うぐぐぐぐ……」

楓「むむ……」

加蓮「二人ともどうしたの?」

仁奈「加蓮おねーさん!」

楓「加蓮おねーさん!」

加蓮「 (えっ……?) う、うん、どうしたの?」

仁奈「指相撲とかけっこだけじゃ」

楓「勝負がつかねーのでごぜーます!」

加蓮「 (楓……さん?) じゃ、じゃあ、にらめっことか別の方法は?」

楓「にらめっこ?」

仁奈「でごぜーますか?」


ガマンできない


加蓮「うん、面白い顔をして、相手を笑わせたら勝ち」

楓「ふむふむ」

仁奈「……ということは、笑っちゃだめなのでごぜーますか?」

加蓮「うん、そうだね」

仁奈「……」

加蓮「えっと、どうしたの?」

仁奈「笑うのガマンしなきゃいけないですか……?」

仁奈「仁奈は笑っていたいですよ……」

楓「楓も笑っていたいですよ……」

加蓮「ええと……うーん……」

美優「どうかしたんですか?」

加蓮「あ、美優さん」

カクカクシカジカ


笑顔百面相


美優「なら、笑顔百面相なんてどうでしょうか?」

仁奈「笑顔?」

楓「百面相?」

加蓮「どんな遊びなんですか?」

美優「事務所のみんなにはそれぞれの笑顔があるでしょ?」

ふふっ、 あはっ、 ククク、 フ……フヒ、 にゃは

美優「その笑顔をたくさん真似できた方が勝ち」

加蓮「なるほど」

仁奈「楽しそーでごぜーます!」

楓「ごぜーます!」

仁奈「あう。でも仁奈は来たばかりで、知らねー人が多いですよ……」

楓「あう……」

加蓮「じゃあ一緒にいろんな人と話してみようか」

仁奈「はい!話しやがります!」

楓「わーい!話しやがります!」

美優「ふふっ。がんばってね」


みんなでハピハピ☆


双葉杏「 (事務所のソファは寝心地がいいなぁ) 」ゴロゴロ

諸星きらり「うきゃー☆」ピョーン

仁奈「うきゃーでごぜーます!」ピョーン

杏「うわーッ!?」

きらり「ハピハピ☆」

仁奈「はぴはぴーです!」

杏「きらりーー、いきなり飛びつかないでよ。ほら、小さい子が真似するでしょ」

???「うきゃー☆」ピョーン

杏「むぎゃ!ほらー、また小さい子が……」

楓「はぴはぴぃ?」ニコニコ ← 171cm

杏「」← 139cm

杏「あぁ……もうどうでもいいや……」

加蓮「これ、私もやる流れ?」← 155cm

杏「違うよっ!」


名前


きらり「杏ちゃんの名前はきらりがつけてー☆」

杏「きらりの名前は杏がつけたんだよ」

仁奈「仁奈の名前はパパ、ママと美奈おねーさんにつけてもらいました!」

加蓮「ふふっ、みんな自分の名前が好きなんだね」

杏「そんなことない……こともない……こともなくもないかも」

きらり「うきゃー!杏ちゃん、照れてゆー☆」

杏「そ、そんなことないよっ!」

仁奈「仁奈は仁奈の名前、大好きでごせーます!」

きらり「きらりもきらりの名前、大好き!」

杏「まあ、杏も杏の名前……嫌いじゃないよ」

きらり「うきゃー☆」ピョーン

仁奈「うきゃーでごぜーます!」ピョーン

杏「うわーッ!?またー!?」

加蓮「うきゃー」ピョーン

杏「ちょっ……」

キャッキャ キャッキャ



美優「ふふっ、みんな元気ね……」

楓「美優さん、美優さん」

美優「あら?どうしたの……?」

楓「楓も美優さんがつけてくれた名前、大好きでごぜーます!」ニコニコ

美優「!」

美優「ふふっ。ありがとね」ニコッ

楓「わーい!」


論理的


八神マキノ「ふむ……美優さんの考えは効果的ね」

楓「……美優さんの考えがわかるんですか?」

マキノ「ええ。論理的に考えればね」

加蓮「 (楓さんが真剣だ……やっぱり美優さんみたいになりたいのかな?) 」

仁奈「ろんりてき?って何でごぜーますか?」

マキノ「そうね、何か説明するのにいい例は……」

ふふーん♪どうですこのカワイイボクの姿……

マキノ「丁度いいわね。単純に言ってしまえば……」


すぐに売れっ子になりますよ! (主張)

ふふーん♪ボクはカワイイですからね! (根拠)

ボクはカワイイ、だから、売れっ子になる

主張に対して根拠を示し、筋道を立てていくこと


マキノ「これが論理的」

仁奈「つまり」

楓「マキノちゃんは」

仁奈、楓「「幸子おねーさんのモノマネが下手?」」

マキノ「そ、それは非論理的!」

加蓮「うーん、論理的だと思うんだけど…… (絶妙に似てなかったし……) 」


MEGANE!


仁奈「春菜おねーさんはどんなアヤカシですか?」

上条春菜「そうですね……とりあえず眼鏡をどうぞ!」

加蓮「いや、これ何個目……?」

楓「十個目でごぜーます!」

仁奈「わーい!」

春菜「私の正体ですか……。ちょっと意外かもしれませんが……」

加蓮「 (えっ……?) 」

春菜「眼鏡のアヤカシです!」

加蓮「……」

仁奈「だから眼鏡が好きなのでごぜーますね!」

加蓮「仁奈ちゃん……その素直さは癒されるよ……」モフモフ

仁奈「モフモフするですか?」ワーイ

春菜「あ、あれっ?意外じゃないですか?」

楓「モフモフ……いいなぁ」


仁奈 LIKE パン


楓「みちるちゃんは、どんなアヤカシなの?」

大原みちる「フゴフゴ!フゴフゴゴ!」

仁奈「フゴフゴ?フゴフゴゴ??でごぜーますか?」

みちる「ゴックン。あははー!ちがいますよー!」

みちる「あたしの正体は……」

仁奈「 (春菜おねーさんは眼鏡好きで眼鏡が正体。みちるおねーさんはパンが好き) 」

仁奈「 (ということは……みちるおねーさんの正体はパン?) 」

仁奈「 (えーとトモグイ?でごぜーますか?) 」


みちるおねーさんはアヤカシ

仁奈もアヤカシ

みちるおねーさんはトモグイする

仁奈食べられちゃう!?


仁奈「に、仁奈を食べてもおいしくねーですよっ!?」

みちる「フゴッ!?」

マキノ「ふむ……なかなか論理的に考えたわね」

みちる「フゴゴッ!?」


やみのまっ!


神崎蘭子「闇に飲まれよ!」

加蓮「あ、お疲れー」

楓「やみのまっ!」

仁奈「やみのま?」

加蓮「あっ、蘭子は怖くないよ。仁奈ちゃんを食べたりしないよ」

蘭子「た、食べる?」ガーン

仁奈「やみのまってなんでごぜーますか?」キョトン

加蓮「そっか、意味が分からなかったか。お疲れ様ですっていう意味だよ」

仁奈「ふむふむ。お疲れ様でやがりますか……」

蘭子「 (だ、大丈夫……かな?) 」ドキドキ

仁奈「蘭子おねーさん!」

蘭子「!」ビクッ

仁奈「やみのまごぜーます!」

蘭子「!」パアァ

蘭子「やみのまっ!」ニコニコ


美波おねーさんのナゾ


仁奈「ところで、美波おねーさんは、どんなアヤカシなんですか」

新田美波「えっ?」

加蓮「そういえば聞いたことないね」

楓 ワクワク

仁奈 ワクワク

美波「あの……その……」カアァ

加蓮「 (色っぽいなぁ……ってまさか……!?) 」

加蓮「仁奈ちゃん、楓さん!そういえばプロデューサーがよんでた気がするよっ!」

仁奈「わ、そうなのでごぜーますか?じゃあ美波おねーさん、また今度ですよ」

楓「また今度ですよー」

美波「う、うん。またね」ホッ

松本沙理奈「んー、別に言っちゃってよかったんじゃない?」ヒョッコリ

美波「そ、それは、そうなんですけど……うぅ」

美波「でも、い、いえません!自分が美の女神だなんて……!は、恥ずかしくて……」

沙理奈「難儀な性格してるわよねぇ……」


ナゾの存在


加蓮「……プロデューサーって何者なの?」

池袋晶葉「非常にいい質問だ!」

仁奈「わわっ、ビックリしたですよ……」

晶葉「私も気になって泉やマキノと協力して調べてみたのだ」

晶葉「そして、泉が様々なネットワーク上のカメラを全て解析した結果」

晶葉「同日同時刻に全く別の場所で、十六人のプロデューサーが存在していたことが判明した」

加蓮「……プロデューサーって一人しかいないよね?」

晶葉「うむ。つまりだ」

仁奈「つまり?」

晶葉「プロデューサーは量産型のロボットではないかと推測できるわけだ」

加蓮「もう、なんでもありだね……」


カイタイ


仁奈「そういえば、仁奈はプロデューサーが四人に増えたところ見たですよ」

晶葉「なんだとっ!分裂するのか!……ふ、ふふふ」

加蓮「ど、どうしたの?」

晶葉「ぜひとも解体したい!解析したい!」

加蓮「」

仁奈「解体でやがりますか?」

晶葉「分裂するロボット……心惹かれるではないか!」

晶葉「ふむ、ナノマシンの集合体という線もあるな……ふふ、ふふふ」

加蓮「いや、ロボットじゃない線もあるんじゃない……?」


メイゲン


加蓮「『この世界は舞台、人はみな役者に過ぎない』」

神谷奈緒「それ、シェークスピアだったか?」

加蓮「うん、こんどの舞台でね」

ヘレン「そう。この世界は『私』、人はみな『私』に過ぎない」

加蓮「」

奈緒「」

ヘレン「でも油断しないこと。世界はあまくないわ」

加蓮「」

奈緒「」

ヘレン「ではまた会いましょう」

奈緒「……ヘレンさん、なんというか……すごいな。」

加蓮 ガクガクブルブル

奈緒「お、おい!どうしたっ加蓮!?」

加蓮「世界……?」ガクガクブルブル

奈緒「加蓮が世界のオーラにやられたっ!?」


イズミン


仁奈「ありがとうごぜーました!」

大石泉「気にしなくていいのよ」

加蓮「おはよ。仁奈ちゃん、泉」

仁奈「加蓮おねーさん、おはようごぜーます!」

泉「……おはよう、加蓮」ジー

加蓮「どうしたの?」

泉「ううん、別に。……私はこれからレッスンだから」

加蓮「そうなんだ、また後でね」

仁奈「泉おねーさん、またですよー!」

泉「ええ、またね」


加蓮「仁奈ちゃん、泉と知りあいだったんだね」

仁奈「事務所に来る前にお世話になったですよ」

加蓮「事務所に来る前?」

仁奈「迷子の仁奈を助けてくれたです」

村松さくら「イズミンはね、優しいんですよぉ♪」

加蓮「あ、おはよう。さくら」

さくら「おはようございまぁす!」

仁奈「おはようごぜーます!」ヘーイ!


優しいイズミン


さくら「イズミン、晶葉ちゃんと一緒に力の弱ったアヤカシを探せる機械、作ったんだよぉ」

さくら「少しでもアヤカシを救いたいって♪」

加蓮「そうだったんだ……」モフモフ

加蓮「あ、そうだ。なんか最近よく泉に見られてる気がするんだけど」モフモフ

加蓮「本人に聞いても、はぐらかされちゃって。さくら何か知らない?」モフモフ

さくら「実は、その事で加蓮ちゃんに相談があるんですっ」

加蓮「相談?」モフモフ


さくらの相談


さくら「加蓮ちゃん、最近変わりましたよねっ?なんだか明るくなりましたぁ!」

加蓮「そう……かな」モフモフ

さくら「はい!それで、イズミンは笑顔が苦手だったり表情が固いこととか気にしてて」

さくら「イズミン、コンピュータのアヤカシなんだけど」

さくら「自分が機械だってこと気にしてるみたいで……」

さくら「たぶん加蓮ちゃんの笑顔が明るくなったから参考にしたいんじゃないかなぁって」

加蓮「えっと……これ相談?」

土屋亜子「さくらはなー、いい子なのよホント……おばかさんだけど」

さくら「うわわっ!……いきなりひどいよぉ、アコちゃん」ムー

加蓮「直接私に聞くってところは、まっすぐだよね」

亜子「そこがさくらのえーとこなんやけどね」

さくら「えっへへー、ほめられましたぁ♪」ヘーイ!


加蓮のモフモフ相談室


加蓮「うーん……細かいことはよく分からないけど」モフモフ

加蓮「泉は自分が機械だってことを気にしてるんだよね?」モフモフ

加蓮「あんた達、アヤカシってみんな頭カッタイというか、一途っていうか……」モフモフ

加蓮「その一途なところは……少し憧れるけどさ」モフモフ

加蓮「アヤカシって人の想いから生まれるんでしょ?」モフモフ

加蓮「その泉が本当に機械なの?」モフモフモフモフ

加蓮「私のイメージする機械って泉みたいに優しくないよ?」モフモフモフモフ


アイドルモンスター


加蓮「ただ単に泉が自分は機械だって思い込んじゃってるだけじゃないの?」モフモフモフモフ

亜子「なるほどなー。アヤカシは想いに縛られて生きてるって言われるもんなー」

加蓮「うん、その言葉を意識しすぎちゃってるんじゃないかな」モフモフモフモフ

亜子「自縄自縛……ね」

加蓮「……前の私も似たようなところがあったからね」モフモフモフモフ

さくら「あの……真面目な意見で嬉しいんだけど、そのモフモフっぷりは……?」

加蓮「今、余裕がなくて……ごめん、ちょっと言葉も悪かったかも……」モフモフ

仁奈「さくらおねーさんもモフモフするですか?」

さくら「えっ?うん。興味あるなぁ」

加蓮「今の私には癒しが必要なの……世界……うう、頭が……」モフモフガクガクブルブル

ヘレン「私のスケールは……規格外のようね!!」ヘーイ!

さくら「これが奈緒ちゃんが言ってた世界のオーラ!?」モフモフ

亜子「……なんやそれ?」モフモフ


ミエル


加蓮「心配ないよ。大丈夫、だから……」

仁奈「……加蓮おねーさん?誰とお話ししてやがるのですか?」

加蓮「えっ?あー、えーっと……」

仁奈「そっちには誰もいやがりませんよ……?」

脇山珠美「も、もしや、お、おばけですかっ!?」

仁奈「お、おばけなんてないでごぜーます!」←アヤカシ

珠美「そ、そうですよねっ!」←アヤカシ

白坂小梅「か、加蓮さんも、あの子……み、見えるの?」キラキラ

加蓮「えーと……その……。うん……」

仁奈「」

珠美「」

ヒャアァ!お、おばけこわいぃ!

……ヒ、ヒャァァァ!!!

加蓮「 (珠美ってホントにアヤカシだよね……?) 」


つづく


――アヤカシ 第一話『病弱な少女と思い出のキグルミ』をお送りしました。

たくさんのアヤカシがでてきましたね。

アヤカシは意外とあなた方の身近にもいるのかもしれません。


そう、例えば……こんなアヤカシもいるそうですよ。

本日最後にご紹介するのは古本屋で生まれたアヤカシ

店主が大事にしていた古い物語が書かれた本

著者の想い、本を大切にしていた店主の想い、その物語が好きな読者の想い、

それらが集まり、本が大好きなアヤカシが生まれました。

そのアヤカシの姿は、物語の作者とそっくりなのだそうです。

本のおもしろさを伝えたくて彼女はアイドルになりました。

もしかしたら、ふらりと立ちよった古本屋で出会えるかもしれませんね。



さて、お時間となりました。

また次の機会にお会いいたしましょう。

案内役の鷺沢文香でした。


おまけ

嘘次回予告


他人を不幸にする自分が……大嫌いっ!

もしいるのでしたら、神さま、助けて……助けてくださいっ……神さまっ!

???「はぁ~い、よびましたか~?」

ほたる「!?」

楓「かぁみさま……ですよ~」ユラユラ

ほたる「!?」

楓「かぁみさまのぉ~かみのけ~~……。いぇ~い!」

ほたる「あの、かみ?さま?」

楓「なんですかぁ~?」フラフラ

ほたる「よってますよね?」

楓「よってないれすよ~」キリッ

ほたる「えっ、あの 楓「よってないですよ~」

ほたる「あの、はい。……よってないです。」

楓「はいー」ニコニコ

ほたる「助けて……助けてくださいっ……神さま以外で誰かっ!」


この後、ほたるちゃんは美優さんによって無事救出されました。


※楓ちゃんにお酒を飲ましてはいけない。


おしまいです。

本家の曲ですが、自分REST@RT を聴いていたらこんなお話が書けました。

シンデレラガールズのユニットで本家の曲カバーとかしないかなぁ……


過去に書いたもの

【モバマス】わたしはキノコ
【モバマス】わたしはキノコ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399558225/)

【モバマス】ブサイクなボクと、カワイイボク
【モバマス】ブサイクなボクと、カワイイボク - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399714749/)

(過去にレスをくれたみなさん、ありがとうございました)


以上になります。ありがとうございました。

なお、ヘレンさんのステマですが、ばれるようになったみたいなのでやめました。



(最後に宣伝)

デレラジ、来週のゲストが北条加蓮の中の人らしいですよ!


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