【モバマス】わたしはキノコ (31)

――私はキノコ。一人ぼっちだったキノコ

ある日、とても不思議で、とても可愛い女の子に私は出逢ったのでした。

「フフ、フヒヒ……。この子、と、とてもいいキノコ……。ヒィヤッハー!!!!」



※ステマです。みじかい。


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――わたしはキノコ。森うまれ、森そだち

この森にはアヤシイまじょがいるって、おばあちゃんがいってた。

ワルイことしたキノコは、まじょに食べられちゃうんだって!

まじょはアヤシクわらったり、キセー (?) をあげるみたい。

あはは。まじょなんているはずないのにね!


「フフ、フヒヒ……。この子、と、とてもいいキノコ……。ヒィヤッハー!!!!」

ひぃやぁあああああ!?で、でたああああああああ!!!


わたしはキノコ。まじょにさらわれたヒゲキのキノコ

あ、なんかおとぎ話のおひめさまみたい?うふふ。

これからどこにいくんだろ?

「フフ、フヒヒ……。トモダチトモダチー……フフ……」

まじょさん、おともだちがほしいのかな?

わたしといっしょだね。


わたしはキノコ。まじょさんにひろわれたキノコ

「キノコーキノコーボッチノコー♪」

ううう……。そのうた、ひとりぼっちのわたしのうた?

「わ、私とキノコ……と、友達……フ、フフ……」

わたしはキノコ。わたしにもおともだちができた!


わたしはキノコ。おともだちのいるキノコ。えっへん。

いつもどおり女の子がやってくる。

きりふきしてくれて気持ちいい。

「キノコーキノコーすこやかキノコー♪フフフ……」

うふふふふ。……あれ?そういえば、おばあちゃんがいってたっけ。

まじょはキノコをたっぷり太らせてから食べるって。

……ひぃいやああああああ!!


わたしはキノコ。今日もあの子がやってくる。

でもいつもどおりじゃない。

あの子は泣いている?

ねえ。どうしたの……?

わたしはキノコ。なにもできない。ただそばにいるだけ……。


わたしはキノコ。あの子が青い服の人と話してた。

「わ、私、スカウトされたよ……。ア、アイドルになる……」

なんだかうれしそう。でもふあん?

そんな顔してる。でもアイドルってなんだろう?


わたしはキノコ。今日はあの子とおでかけ

ジムショというところで一緒に写真をとった。

あの子は笑顔で……なんだかうれしそう。

わたしはキノコ。わたしもうれしい!


わたしはキノコ。あの、その……

「ゴートゥヘーーールッ!!! フヒヒヒヒフハハッアッハッハ!!!」

ひいいいいい!!ほんとに、ま、まじょじゃないんだよね?

そうだよね?ねえ、ねえってば!


わたしはキノコ。今日のわたしはクリスマスキノコツリー

ピカピカキノコ、キラキラキノコ。あの子と一緒におしゃれする。

あははっ。とても楽しい!

「ナイトメアビフォアキノコー!!!」

ひゃーっはーー!!


わたしはキノコ。今日のあの子はヴァンパイア

カンオケの中は、暗くて狭くてジメジメして気持ちいい。

「ここ……居心地がいい……湿度とか……。ここに住むのもいいな……」

おともだちと一緒にカンオケ。とても楽しい。

「た、ただいま……。あっ……こ、この棺桶、ホ、ホラー映画みたい……!」

「カワイイボクがもどりま……ヒ、ヒィッ!なんですか!?この棺桶!!」


わたしはキノコ。あの子はお仕事が忙しくなってきたみたい。

それでわたしは事務所の机の下へお引越し。

あ、あの子が帰ってきたのかな?

「ひっ……、なんなんですか。キノコがいっぱいなんですけど……」

あれ?知らない子が机の下にきた?


わたしはキノコ。お仕事でドイツ、キノコ・ロワイアル

「フヒヒ、ドイツから食べてやろうかッ! ……あ、ちょっと面白い、フヒ」 ふふっ

「フヒヒヒ、どう、マイッタケ?」 ふふっ

あれ?今誰か……?

「ヒィヤッハー!!地獄の業火だ!……ん?今誰か……」 ククク

あれ??また……?


わたしはキノコ。犬のアッキーさんもおともだち

でも……。ア、アッキーさん、顔が近いです……。

こ、怖いです。止めて、止めて。

においをかがないで。

「アッキー、キノコちゃんと仲がいいね!あはっ♪」

ひいっ!かじりつかないでーー!!


わたしはキノコ。今日はとても寒い。

暖炉でぽかぽかしてたら、あの子からチョコをもらった!

チョコってなんか不思議な香りがするね。

「トモチョコだ……フヒ……フヒヒ」


今日は、ぬいぐるみのぴにゃこら太先輩と一緒

先輩と呼んでいるのは、大きいし、風格みたいのがあるから。

アイドルのみんなは編み物というものをしているみたい。

ぴにゃ先輩の隣で彼女たちを見守る。

アイドルの一人がこっちを見てる。

あっ!ぴにゃ先輩!?

「ぐさー」

ぴにゃせんぱああああい!!!


わたしはキノコ。あの子がついに CD デビュー!

一緒にデビューするみんなとおそろいの衣装

そして今日のわたしはマイクキノコ

「さ、叫んでもイイ……?だ、だめか……可愛く、か……フヒーーッ♪ち、違う」

わたしも一緒に歌うんだ! ふひーー♪


わたしはキノコ。最近なんだか体の調子がおかしい。

「ムム!…………ムムムン!」

うーん。なんだろう?

「さいきっくマジック……ひよこ!」

うわわっ!?わたしの体が増えた?……太った?

ひぃやぁああああ!!!魔女だ!!!

魔女はやっぱりいたんだああああ!!!

食べないでぇええええええ!!


わたしはキノコ。今日はあの子の誕生日

わたしはロウソクたてられて、ファイヤーキノコ

あの子が火を消した。お誕生日おめでとう!

レッツパーリィー!ひゃっはーー!!


――私はキノコ。あの子が純白のドレスで着飾る。

とてもいい笑顔。嬉しそう。

――私はキノコ。あの子の親友

ずっとずっとそばにいるよ!

――

美波「おしまい」

仁奈「キノコさん……。仁奈もキノコの気持ちになるですよ」

穂乃香「ふふっ。……それにしてもこれ、誰のノートなんでしょうか」

美波「そういえば……。つい読んじゃいましたけど」

文香「あの……この辺りにノートありませんでしたか……?」


穂乃香「あ、このノート、文香さんのですか?」

文香「!?」

文香「あ、ああ、あ、あ、あの!」ワタワタ

穂乃香「はい?」

文香「み、みちゃだめです」カァー

美波「あ、ごめんなさい。……みちゃいました」

文香「う、うう」

美波「あの、書きかけの『ぴにゃこら太のセカイ (仮) 』の続きも気になるんですけど……」

穂乃香「!!」ガタッ

仁奈「見てみてーですよ!」

文香「みちゃ、だ、だめです!!」

穂乃香「えええーー。みせてくださいよー」

だめです!

みせて、みせてくださいよー



つづかない……フヒヒ……え?ず、ずっといましたけど……


おしまいです。

星輝子の CD は好評発売中です。
歌もドラマもいいよね。

以上、ヘレンさんのステマでした。
ありがとうございました。

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