P( 俺の名前はシンデレラP。
新卒で中堅の芸能プロダクションに採用された幸運な男だ )
P( 何故なら担当するのはアイドルの卵たち。
確かにアイドルと関係者の恋愛は御法度だが…… )
P( アイドルと俺双方が力を付ければ世間も嫌でも認めざるを得ないはずだ。
過去にはそうしたことを成し遂げた先達もいる )
P( 勿論純粋にプロデュースすることに憧れてもいる。
下心だけで望んだ場所ではない )
P( まぁ、兎も角。
入社して一年間の研修という名の雑用をこなした俺は今日から一端のプロデューサーとなったわけだ )
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400765958
??「Pさん……いえ、プロデューサーさん。
社長が呼んでいますよ」
P「ああ、ありがとうございます」
P( 彼女は千川ちひろ。
ウチの所属ではないらしいが
“ シンデレラプロジェクト”という一大イベントを実行する為の補助としての役割を持って出向のような形でここにいる )
ちひろ「いやー、これからはPさんもプロデューサーですね。
……これでドリンクを売る相手が増えました」ボソッ
P「ははは……程々にお願いしますよ」
P( 社内の噂だと何か秘密があるらしいが……少しがめついだけ、というのが俺の正直な印象だ。
それ以外は親身になって助けてくれる美人なお姉さんである )
P「では。社長に会ってきます」
ちひろ「はーい」フリフリ
スタスタ……
コン、コン…
P「失礼します」
「入りたまえ」
ガチャ、バタン
P「御用は何でしょうか」
社長「まぁまぁ。そう硬くなる必要はない。
それに、君も理由は知っているだろう?」
P「担当の発表…ですか」
社長「そうだ。
本来ならば新人研修はもっと長くやらねばならないのだろうがね。
ウチも“ シンデレラプロジェクト ”のために力を付けていかなければならないんだ」
P「いえ、自分も早く社に貢献しなければと思っていましたので」
社長「そうかそうか!
嬉しいことを言ってくれるじゃないか」
P( 雑用と先輩の補助にも飽きてきたところだしな )
社長「早速発表を…と行きたいところだが重要な話がある。
まずは、そちらなんだが……」
P( 社長が何やら説明してくれたことによると、こういうことらしい)
1.新人が受け持つことができるのは3人( 2年目は増減有り )
2.ユニットとしての売り出しは不可
3.一年でそれなりの成果を上げることができなければ……
P( ……入社して二年でクビは避けたいところだな )
社長「何か質問はあるかね?」
P「いえ、何も」
社長「そうか。ではお待ちかねのアイドルの卵たちの発表だ。
我が社と契約してはくれているが、彼女たちは大切な資産でもある。
くれぐれも大切に扱ってくれよ?」
P「はい。勿論です」
社長「うむ。期待しているぞ」
担当アイドルの決定です
最初の三人は各属性から一人ずつでお願いします
↓2でパッション
↓5でキュート
↓8でクール
属性が被ったりした場合は下にずれます
パッション 北川真尋
キュート 桃井あずき
クール 塩見周子
の三人に決定しました
社長「北川真尋君、桃井あずき君、塩見周子君の三人が、
君と一年間苦楽を共にするであろうアイドルの卵たちだ。
簡単なプロフィールはそのファイルに載っている」
P「はい」
社長「期待…しているよ」
P「ご期待に添えるよう精進します。それでは」
ガチャ、バタン
スタスタ
P「ふぅ…やっぱ緊張するな」
ストン
P(このデスクが俺の城か。
一年で失わないようにしないとな)
P「アイドルたちとの顔合わせは明日か。
…よしっ、気合い入れなきゃな」
一年間のノルマを達成できなければPやアイドルは強制的にフェードアウトします
一年間は一月を四週間に分けます
つまり
4×12=48回の行動
一年目のノルマは三人の売れ行きポイント(初期は全員01)の平均を40まで上げることです
(コンマで決まります)
極端な話……Aが80、Bが20、Cが20でもノルマはクリアしますが、二年目以降に影響します
シンデレラPの大まかな目的は
“シンデレラプロジェクト”にて頂点を獲得するアイドルを育てること
しかし、流れ次第ではそれ以外の道を歩むかもしれません
仕事……成果によって売れ行きポイントが上昇します。
仕事の成果はそのまま事務所への評価でもあります
故に複数で行けば行くほど全員で割るため一人の獲得量は減ります
レッスン……頂点を目指すためには自らを鍛えなければなりません
レッスンすることで次回の仕事での結果に好影響があります
休日……プロデューサーといえど人間です
担当が少なくても普通は死にます
適度に休みましょう
アイドルや同僚とコミュニケーションを取るとアイディアが生まれるかもしれません
仕事……コンマを四捨五入した二桁目で成果が決まります
00は100扱い
例)コンマ72……成果は7
レッスン……
下一桁が1から3だと次回の仕事の成果にプラス3
下一桁が4から7だと次回の仕事の成果にプラス5
下一桁が8か9だと次回の仕事の成果にプラス7
下一桁が0かゾロ目だと次回の仕事の成果が二倍になります
現在は一度に一人しかつきっきりでレッスンにつくことはできません
また、レッスンの効果は人数分で割った仕事の成果の個人のものに加算されます
またプロデューサーにも得意とする属性があります
同じ属性のアイドルの場合だけ切り捨てではなく、切り上げになります
つまり、01から04でも成果が1なので確実に上昇
シンデレラPのプロデューサー属性
直下コンマが01から33…クール
34から66…キュート
67から99…パッション
こんな感じで進めていきたいと思います
最近はどこにも安価やコンマでプロデュースするタイプを見かけないので建てました
ルールは一応考えたつもりですが、
おかしな点や進行が不可能になる点があれば指摘お願いします
次回から仕事が始まります
週に一度か二度しか来られませんがこれからお願いします
参加ありがとうございました
忘れてましたがコンマが10なので
プロデュースはクール属性です
ありがとうございました
ライバルとか他の登場人物はおいおいですかね
システムが上手くいきそうなら
時間取れなかったんでプロローグだけひっそりと
P「この三人が俺と一緒にスタートする娘たちか。
プロフィールはしっかり把握しとかないとな」
北川真尋:17歳
身長…158cm
体重…43kg
スリーサイズ…75-57-79
誕生日…2月17日
血液型…O型
出身地…香川県
趣味…食べること・走ること・寝ること
P「うどん県出身か…。
うどんも食べまくるんだろうか。
わんこうどんなんて聞いたことないが…。
他には陸上部の副部長もしてる。
元気な眼鏡っ娘っていうのも珍しいけどいいもんだな。
あと、ぺったん娘」
P「次の娘はっと……」
桃井あずき:15歳
身長…145cm
体重…40kg
スリーサイズ…80-55-78
誕生日…7月7日
血液型…A型
出身地…長野県
趣味…金魚すくい
P「身長が低いな。まぁ、その対比でスリーサイズとかが目立ちそうではある。
……趣味が金魚すくいってなんだ?
祭りの縁日に出没するのか自宅にセットがあるのか…。
呉服屋の店先にある金魚すくいセット…うーん」
P「で、最後が……」
塩見周子:18歳
身長…163cm
体重…45kg
スリーサイズ…82-56-81
誕生日…12月12日
血液型…B型
出身地…京都府
趣味…献血・ダーツ
P「肌しっろっ!うわぁ…これで献血が好きとか大丈夫かよ。
えーと…家出同然のところをスカウトされたが、
実家は京都有数の和菓子屋だって?
うーん…なんか凄い経歴だな」
P(特徴ある子ばかりだ。
いや、アイドルが無個性ってのは考えにくいといえばそうなんだが)
P(とりあえず全員がティーンってのはいいことかな?
話がずれたりしなさそうだし)
ちひろ「プロデューサーさん。
三人が到着したみたいですよ」
P「あ、そうですか。ありがとうございます」
ちひろ「いえいえ…応接室使ってください。
皆もそこにいますんで」
P「じゃあ、行ってきます」
スタスタ
コン、コン…
P「入るよ」
ガチャ
俺はこの日を決して忘れないだろう
たとえこの先どんな困難が、試練が待ち受けようとも
応接室のソファに並んで座っていた三人
今にも飛び出してきそうな躍動を感じさせる少女
最年少ながら年不相応な色香を醸し出す少女
病的な程に色白でいて暗さを想起させない少女
そんな個性豊かな少女たちとの出会い
それは何があっても色褪せない鮮烈な記憶の一頁である
……………
…………………
………………………
真尋「まひろです!好きなことは……走る事かな?
陸上部の副部長やってるし」
P「掛け持ちで両方大丈夫?」
真尋「はい!大丈夫です。何事も全力でいく性格なので」
P「そっか。なんかあったら言ってくれよ?」
真尋「あーでも勉強は苦手だなー。
遊ぶのはもち大好き!アイドルとか超楽しそうっ!
Pさん、一緒に楽しもうねっ!」
P「なるほど。趣味が食べること・走ること・寝ることってのにぴったりな感じだね」
真尋「はいっ!私難しいことは苦手だけど精一杯頑張るのでよろしくお願いしますね!」
P「うん、こちらこそよろしく」
あずき「次はあずきですね。
あずきのアイドルデビュー大作戦!名付けてプロジェクトA!」
P「お、おう…」
あずき「…ねぇプロデューサーさん、この作戦名どう?
なんか大ウケしそうな気がするでしょ!」
P「いいんじゃないか?うん、たぶん」
あずき「んーやっぱりそういうことはプロデューサーさんに任せた方がいいのかな?
あっ、桃井あずきです!お願いします!」
P「よろしく。まぁ、任せてくれると嬉しいかな?」
周子「あたしが最後かー。
どーも。あたしシューコね。
アイドルになるとは思わなかったけど、実家から追い出されたからさ、仕方ないよねー」
P「…大丈夫なのか?」
周子「大丈夫、かな?
それに、お仕事はちゃんとやるからさ。ま、よろしく頼むよ」
P「ああ。よろしくな」
……………
…………………
………………………
【1年目4月第1週】
P「そういやさ」
真尋「はい?」
P「真尋って陸上部の副部長らしいけど、
本当に大丈夫なのか?
顔合わせの時は無理してたとかじゃないか?」
真尋「これからはそれも心配になるかもしれませんけどね。
今は大丈夫ですよ!」
P「これからは?」
真尋「だって…まだ仕事全然ありませんからね。
寮と学校の行き来しかないから部活があってもそんなには…」
P「あー…そういう…。
じゃあ、早目に真尋が後輩にバトンタッチできるようにさせてあげないとな」
真尋「はい!期待してますよ、Pさん!」
P「おう!」
仕事を入れるか
(誰と行くかも。
入るポイントは変わりませんが、
個人のポイントが変わるので今後の展開に影響します。
たぶん、高ければいいものではありません)
レッスンを入れるか
(誰につくかも。現在は一人だけ)
↓1
マヒロー把握しました
仕事入れます?レッスン入れます?
P「よし…真尋ー、仕事いくぞ」
真尋「えっ?もうあるの?」
P「いや、今回は新しい宣材撮りにいく。
真尋を知ってもらう為にはイイ材料がなきゃいけないからな」
真尋「なるほど!これで私もスタートラインに立った感じかな?」
P「ああ。ここから走り抜けられたらいいな」
真尋「普段は短距離専門だから、厳しい戦いになりそうだ…!」
P「そのための俺だ。
二人で走ってもいいんだからな?」
真尋「はい!信じてるよっ!」
↓1のコンマで真尋の仕事の成果
43→4
北川真尋:05pt +4
桃井あずき:01pt
塩見周子:01pt
ちょっと気絶してました
しかも充電切れてるし
こんな感じで進んでくんでよろしくお願いします
日曜の夜におそらく
ありがとうございました
体調が思わしくないので休みます
火曜か水曜の夜に来ます
もし、見ている方がいたら申し訳ありませんでした
次回お願いします
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