輿水幸子「痛みも悲しみも喜びも快感も?」 (65)
ギャグです。下ネタが沢山入ります。18禁ではないです。
苦手な人は絶対に見ないでください…
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幸子「あ、Pさん。おはようございます」
P「おお、おはよう。相変わらず事務所に来るの早いな?」
幸子「はい!お家が遠いですからねぇ。余裕を持って出てきてます」
P「幸子はホント偉いなぁ…」ヨシヨシ
幸子「フフーン!」
P「今からちょっとコンビニに行こうかと思ってるんだけど幸子も来る?」
幸子「えー…事務所につく前にすませてこなかったんですかー…?」
P「だってここからコンビニ近いからさぁ…。事務所に荷物全部置いて手ぶらで行きたいんだよ…」
幸子「まあ、分からなくはないですけど…」
P「なんか好きなお菓子買ってあげるから一緒に行こうぜ!」
幸子「子供扱いしてますね…。まあ、1人じゃ寂しいでしょうから一緒に行ってあげますよ!」
P「やったぜ!!」
P「今日の昼飯何にするかなぁ~」
幸子「普段何食べてるんです?」
P「のり弁当かなぁ。安いし旨いし」
幸子「まあ…。一人暮らしだとそうなりますよねぇ」
P「え、お昼ご飯作ってくれるの!?」
幸子「そんなこと一言も言ってないですけど…」
P「一生に一度くらい女の子の手作り料理食べたい…」
幸子「まあ、作ってあげてもいいですよ!いつか!」
P「いつかかぁ…楽しみに待ってます」
幸子「…いつか…。…い、いつか!いつか!はい!いつか作ってあげますっ…///」
P「ん、え、何?」
幸子「なんでもないですよ!」ベシッ
P「え、何っ痛っ」
幸子「なんでもないですーっ!早く行きましょうっ」グイッ
P「お、おいおい引っ張ったら危ない…おじさんの体はボロボロなんだから大事に扱って…」
幸子「おじさんって…まだそんな歳じゃないでしょう…」グイッ
P「いやいや、最近なんか朝起きたらフラフラするんだよなぁ。歳だよ」
幸子「いや、それは歳とかじゃなくて単に体調不良では…」
P「あーなんかフラフラしてきた気が…」
幸子「ちょ、ちょっPさん階段ですよ…」
P「おお…」フラッ
幸子「あ、危ないっ」ガシッ
P「……」
幸子「…さ、支えきれない…」ググッ
ーーードシンッ!!!
P「…いっててて…」
幸子「いたたた…」
P「うう…大丈夫か幸子…」
幸子「は、はい…大丈夫です…」
P「すまんな…支えてくれたから…一緒に階段から落ちちゃったな…」
幸子「い、いえいえ…。怪我もしてませんし大丈夫です。それより大丈夫ですか?フラフラしてましたけど…」
P「ああ。多分寝不足だから大丈夫。階段から落ちてちょっと目が覚めたわ」
幸子「えぇ…。ちゃんと寝てくださいね…」
P「そうするよ。今からコーヒーも買うかな…」
~異変に気づいたのは昼頃だった~
P「うー。さむさむさむ」
幸子「寒いですねぇ…」
P「あれ、幸子も寒い?」
幸子「はい…。なんか珍しいですね。大体Pさんが寒いって言ってる時はボクにとっては適温なんですけど」
P「俺寒がりだからね…。幸子も寒いって言ってるってことは本当に寒いんだな。空調上げるかぁ」
幸子「ですねぇ」
P「うぅ。寒さのせいかな。トイレ行きたくなってきた」
幸子「…そ、そうなんですね」
P「ん?あれもしかして幸子もトイレ行きたい?」
幸子「えっ…。ま、まあ…はい…」
P「マジで!?え、大と小どっち行きたい?」
幸子「っ!な、何聞いてるんですか!変態!」
P「いや~俺小便行きたいんだけど幸子も小便だったらお揃いだなって」
幸子「そ、そんなお揃い嬉しくないですッ!」
P「俺は少し嬉しいけどね」
幸子「も、もうっ…」
P「さて、トイレトイレっと…。の、前に弁当チンしとこ。あ、あとコーヒーもいれとこ。幸子は先トイレいってていいよ?」
幸子「べ、別に許可を貰わなくても勝手に行きますー!」///
幸子「も、もう…セクハラですよセクハラっ!」
幸子「女の子にあんなこと聞くなんて…」ブツブツ
~女子トイレ~
幸子「……ふぅ」ジョロロ…
幸子「…にしても寒いですね本当に…」ジョロロ…
幸子「…寒いとトイレが近くなっちゃいますね…」ジョロ…
幸子「………」
幸子(あ、あれ…おしっこ全部出たはずなのに…まだなんかトイレに行きたい感覚が…)
~事務所~
P「っと、よし昼飯の準備OK!そんじゃトイレへ…」
P「っっ!?!?おおおっ!?」
P(な、なんだこの感覚!!えっ俺今…小便漏らしてる!?別に我慢出来ない程では無かったはずっっ)
P(と、とにかくトイレへダッシュだっ!!!)
~男子トイレ~
P「はぁ…はぁ…。も、漏れてない…。確実に漏らした感覚はあったが…」
P「もしかして俺の体かなり馬鹿になってるんじゃないか…?冗談でもうおっさんだとか言ったけどマジで歳なのか!?」
P「と、とりあえず小便するか…」ジョロロ
~女子トイレ~
幸子「えっっっあ、あれっっ…」
幸子(な、な、なんで!?今…おしっこ出てないのに…。おしっこしてる感覚がっ…)
P「よし、とにかく漏らしたわけじゃないしスッキリしたし。まあいいか」ガチャッ
幸子「…………」ガチャッ
P「お、幸子と同時にトイレから出た。なんか今日はとことん一緒だな?」
幸子「…は、はい…そうですね…」
P「え、なにそんなくらい顔して…」
幸子「なんでもないです…」
P「お、おう……。ん、ちょっと待て幸子」
幸子「は、はい?」
P「ち〇こ痒くなってきたわ」
幸子「その報告いります???」
P「ここでかいていい?」
幸子「や、やめてください!トイレの中でお願いします!」
P「分かったよ…」ガチャッ
幸子「もう……ほんと男の人って…」
幸子(あ、あれ…でもボクも…あそこが痒くなってきたかも…。う、うう我慢我慢…女の子は我慢ですよ…)モジモジ
~男子トイレ~
P「あーかゆいかゆいチ〇コかゆい!」
P「…あ~気持ちいいぃ…」ボリボリボリ
P「でもかきすぎると良くないしチ〇コ用のかゆみ止めの薬買っとくかぁ…」ボリボリボリ
~トイレ前~
幸子「!!??」
幸子(…き、気持ちいい…さ、さっきまで痒かったのに…。かいてないのに…かいてるような感覚…)モジモジ
P「ふぃー。あ、幸子わざわざ待っててくれたの?」ガチャッ
幸子「…!?え、あ、まあ…」
P「すまんすまん。じゃ、昼飯食いに行くかー」
幸子「そ、そうですね…」
P「……」モグモグ
幸子「………」
P「…どうした?さっきから元気ないな」
幸子「…いえ…」
幸子(どう考えてもさっきからおかしいです…。何か病気にかかっちゃったんでしょうか…)
P「…なにか悩み事あったら相談しろよ?…あと、そこにあるコーヒー取ってもらってもいい?」
幸子「…はい…」スッ
P「……」
P(どうしたんだ…?朝はあんなに元気だったのに…。トイレ行ってからあの調子…まさか…急に生理が)ゴクゴク
P「…あっつぅ!!」
幸子「あっつぅ!!」
P「…えっ…?」
幸子「……え?」
P「…ど、どうした?コーヒー…飛んじゃった?」
幸子「い、いえ…。何故か急に舌が熱くなって…」
P「…どういうことだ…?幸子は何も飲んでないのに…」
幸子「…そうなんです…。さっきからボクの体がおかしいんです!!」
P「体がおかしい…」
幸子「…詳しくは言えないんですけど…。さっきみたいに何も無いのに急に舌が熱くなる…みたいな事が起こるんです!」
P「……」
P「……なるほどな」
幸子「ボク、何かの病気にかかっちゃったのかもしれないって思うと…怖くて…」
P「…もしかしたらなんだが…。なんと言えばいいか分からないが…俺と幸子…感覚が繋がってるんじゃないか?」
幸子「…何言ってるんです?そんなアニメみたいなこと…」
P「ありえない話じゃない…一緒に寒がったり一緒にトイレに行きたくなったりしたし…」
幸子「ま、まあ…でもそれはよくある事じゃないですか」
P「それはそうなんだけど…。それに加えてコーヒーを同時に熱がった…幸子は何も飲んでないのに!」
幸子「…そ、それは…」
P「…と、言うことは幸子…お前…」
幸子「…?」
P「さっき俺がチ〇コ痒くなった時、幸子もマン」
幸子「な、なぁぁぁーーーー!!///」ベシッッ
P「オウフッ!」
幸子「な、何言ってるんですか!!!セクハラの域を超えてますよ!!///」
P「…殴ると…自分にも返ってくるぞ?」
幸子「え……。っ!?イタァッ!」
P「…これで決まりだな…間違いない。俺達は何故か感覚が繋がっているんだ」
幸子「う、うう…そんな…そんなことが…」
P「しかし困ったな…。何が起きているかは分かったが治し方はさっぱりわからん」
幸子「…そんなぁ。いつまでもこのままっていうのは…」
P「まあほっといても明日には元に戻ってるかもしれんぞ?」
幸子「うう…。そうですかねぇ…とりあえず様子見しましょうか?」
P「そうだな。良かったな変な病気じゃなくて」
幸子「いや変な病気ですけど…」
ガチャッ
小梅「…おはようございます…」
P「おお。小梅おはよう」
幸子「小梅さん。おはようございます」
小梅「Pさん…幸子ちゃん……おはようございます…」
P「はは。随分と重装備だな?」
小梅「最近…朝…すごく寒いから…厚着してきたんだ…」
幸子「確かに最近、朝は寒いですからねぇ」
小梅「幸子ちゃん……あっためて…」ダキッ
幸子「おぉっと…。うわー小梅さんの手冷たい!仕方ないですね。ボクがあっためてあげますよ」ヨシヨシ
小梅「ふふ…。幸子ちゃんあったかい…」
幸子「フフーン。心も体も暖かい。あったカワイイですからねぇボクは!」ヨシヨシ
P「はっはっは」
P(……めっちゃ小梅に抱き着かれて手を握られてる感覚が…)
P(そして目の前で抱き合うさちこうめ…)
P(………)ムラァ
P(!!??な、何を考えてるんだ俺は!!これはそういうのじゃないぞ!!静まれ俺の息子!誤爆だ!)
幸子「………」
P(幸子がめっちゃ睨んでくる…)
幸子(Pさん…何を考えてるんですか…何ムラムラしてるんですかぁぁぁぁ!)///
P(違う幸子!!!誤爆なんだ!息子が誤爆してるんだ!)
小梅「……すごい…幸子ちゃんの体…あったかくなってきた…」
幸子「え、ええ!!カワイイを爆発させて熱を生み出してるんです!」
小梅「そうなんだ……(?)」
幸子(ちょっとPさん!なんでもいいですからムラムラするのやめてくださいよ!!)
P(分かってる分かってる今鎮めてるからちょっと待て!!)
ガチャッ
輝子「…お、おはよう…ございます…」
P(あーこれあかんやつやな)
幸子(諦めないでくださいよ!!!!!)
小梅「あ、おはよう…輝子ちゃん…」
輝子「お、おはよう…。な、何してるんだ…?2人とも…」
小梅「今…幸子ちゃんが…カワイイを爆発させて…熱を作ってくれてるの…」
輝子「???」
小梅「だから、幸子ちゃん…あったかいよ…」
輝子「な、なるほど…。じゃあ…私も…。フヒ…上半身は小梅ちゃんにとられてるから…下半身を…」
幸子「ええっ…か、下半身ってっ」
輝子「幸子ちゃんの…魅惑的な太ももを…」ダキッ
幸子「ひ、ひえっ…!」
P(やっぱりあかんかったな…)ムラムラ
幸子(ちょっとPさん!!!)///
輝子「おお…あったかい…」
小梅「ね…♪」
小梅「……幸子ちゃん…大丈夫?顔赤くなってるけど…」
幸子「えっ…あっまあ…大丈夫です…よ…」ドキドキ
幸子(も、もうっ…Pさんのせいで…ボクまで変な気持ちに…///)
幸子「ちょ、ちょっと熱を発しすぎたのかもしれませんねっ…」
小梅「カワイイを爆発させすぎたの…?」
輝子「む、無理したらダメだぞ…」
幸子「は、はは…。そ、そうですね!というわけでこれ以上はお二人を暖めることは出来なさそうです…すみません…」
小梅「残念だけど…しょうがないね…」
輝子「だな…。もう少し早く来てたら…もっと太ももにすりすりできてたのに…」スリスリ
P(オッオッッ!)ムラムラ
幸子「ちょ、ちょっとダメですよっ」ドキドキ
小梅「い、いいなぁ…私も最後に…太ももにすりすりしたい…」スリスリ
P(オオオオッッ)
幸子「あっちょっとっっ…///」
P(も、もうムスコが我慢出来ないと言っておるっっ)ボッキ
幸子(!?)
幸子(ちょ、ちょ、ちょっと何してるんですかPさんっっっ!!こ、こ、この感覚…。ボクにはついてないナニかが立ち上がるこの感覚…)
P(勃起しました)
幸子(変態変態変態変態変態変態変態変態変態!!!)
P(こんなもんしょうがないやん!!!!)
小梅「はぁ…気持ちよかった…。あ、あれ…?」
輝子「な、なんでPと幸子ちゃん…そんなに前かがみになってるんだ…」
幸子「えっ…あっ…な、何でもないです!!(そ、そうですよ!なんでボクまで前かがみなる必要があるんですかっ…)」スッ
P「ははっ。気にしないでくれ。前かがみになりたい気分なんだ」
小梅&輝子「??」
幸子「…………」
P「さあさあ。そろそろお仕事の用意しておいで」
小梅「は、はーい…」
輝子「じゃあ…また後でな…幸子ちゃん…」
幸子「は、はいっ。また後で!」
P「……」
幸子「……」
P「……」
幸子「あの、早く鎮めてもらってもいいですか…。さっきからずっと変な感じしてるので…」
P「ちょっと待ってくれ…。今ムキムキマッチョマンのこと考えて鎮めてるところだから…」
幸子「ほんっっと最低ですねPさん…。あのお二人のことをそういう目で見てたなんて…」
P「違う誤解なんだ!!男ってのは…何故かわけも分からず興奮してしまうことがある生き物なんだ!!あと罵られるとまた勃ってくるからヤメロ!」ムクムク
幸子「!?!?ちょ、ちょっとやめてくださいよ!!早く止めてください!き、気持ち悪いっっ」
P「うおおおお無我の境地無我の境地!!頭の中から煩悩を追い出すっっ」
幸子(もう今日は最悪ですよ……)
P(おさまった…)
幸子「………」
P(は、いいが…。幸子がすっかり暗い顔に…)
幸子「…なんで…ボクは女の子なのに…なんで…」
P(勃起する感覚を経験したことがそんなに嫌だったのか…)
幸子「Pさん……」
P「は、はい!」
幸子「早く!なんとしても早くこの病気を治しましょう!」
P「そ、そうだな!!」
幸子「今すぐですよ今すぐ!!」
P「し、しかし…こういった病気は病院に行ったら何とかしてもらえるんだろうか…」
幸子「分かりません…けど…治してもらえる可能性があるなら!それにかけて行くべきです!」
P「そ、そうだな!とにかく病院へ行ってみよう!」
~病院~
P「よし、とりあえず病院へ付いたが…」
幸子「心の病院…ですか」
P「うむ…。俺が思うに…やっぱり精神的なものからきているんじゃないかと思うんだ」
幸子「ほぉ」
P「大体こういうのはお互いが『感覚が繋がってると思い込んでる』場合が多い。マンガで見た」
幸子「マンガ知識ですか…信ぴょう性ないですね…」
P「まあまあとりあえずお医者さんに話してみよう」
幸子「はい…」
~待合室~
子供「やだやだやだ!お医者さんやだ!」
P「おうおう子供が暴れてるぞ」
幸子「あんな小さい子もこういう病院来るんですね…」
P「まあ、色々あるからなぁ…」
幸子「にしてもひどい暴れ方ですね…」
P「だなぁ…。よし、ここは俺も手伝ってくるか」
幸子「だ、大丈夫ですか?」
P「大丈夫大丈夫。子供の扱いは慣れてるよ」
幸子「そうなんですか…?」
P「うん」ジー
幸子「…?」
P「おーおー。どうしたんだい坊や」
子供「お医者さんやだー!!」
P「大丈夫だよ。お医者さん優しいから」
子供「信じられない!!証拠を見せて!!」
P「えぇっ…今どきの子供はこんなこと言うのか…」
幸子(大丈夫じゃないじゃないですか…)
P「ほ、ほら。お医者さんの写真…優しそうな顔してるだろう?」
子供「人を見た目で判断しちゃダメー!!!」
P「うっ…」
幸子(押されてる…)
P「こうなったら仕方あるまい」
子供「!?」
P「実力行使だ!」ヒョイッ
幸子「大人気ない…」
P「いいんだよ!こっちのが楽だし!」
子供「離せー!!」
P「で、お医者さん。この子どっちに連れていけばいいんです?」
医者「あ、こっちです…。すみません…ありがとうございます」
P「いえいえ」
子供「離せ離せ離せ離せ離せ離せ離せ!!」ゲシゲシ
P「痛い痛いっ蹴るな!」
子供「離せっ!」バッ
P「あっ逃げた!」
子供「えいっ」ゴスッ
P「オッッッ」
医者「だ、大丈夫ですかっっ…」
P「ぐっ…ぬぬ…Pちゃんの…pちゃんを蹴りやがって…」
医者「暴れるとすぐ股間を蹴る子なんですよ…」
P「き、きけんすぎますな…」
幸子「……」プルプル
P「…あっ幸子…」
幸子「ぬ、ぐ…ぐ…」
P「……」
幸子「ちょ、ちょっとPさん……だ、大事なところは…ちゃんと…守ってくださいよ…。ボクにも…痛みが…くるんですから…」
P「す、すまん…」
幸子「う、ううっ…こんなに…痛いんですね…」
P「…そうなんだ……」
幸子「うう…なんでこんな目に…」プルプル
~数分後~
P「よし、やっと俺達の番だな」
幸子「やっとですか…」
~診察室~
医者「感覚が繋がっている…?」
P「はい。俺とこの子の感覚が繋がっているんです」
医者「…と、言いますと…例えば?」
P「例えば?例えば…俺が寒いなーって思ったらこの子も寒いなーって感じるんです」
医者「は?」
P「さ、さっきのは俺が悪かったですね…。他には…」
P&幸子(他にろくに話せる話がない!!)
医者「……」
P(ぐぬぬ…。医者が完全に頭を疑っているような顔をしている!!)
P「ほ、他にはその…。俺が小便行きたいなーって思ったらこの子も小便行きたいなーって感じたりですねぇ」
医者「はぁ…」
幸子(ちょっとPさん!!恥ずかしい話をしたのにお医者さん益々疑ってますよ!!最悪ですよ!!)
P「ほ、他にはですねぇ……。俺がチ〇コかゆいなーって思ったらこの子もマン」
幸子「ちょーーーっとぉー!!!!///」ベシッッ
医者「…」
P「イタァッ!」
幸子「イタァッ!」
P「ほ、ほらこれ!!この子が俺を殴ったはずなのに、殴った本人も痛みを感じている!!これなんです!感覚が繋がっているんですよ!!」
医者「なるほど。分かりました。ちなみに、ここ最近頭を強くうったりはされましたか?」
P「信じてくださいよお医者さん!!俺達は頭がおかしい訳じゃないんですよ!」
幸子「…でも…確かに…」
P「…えっ?」
幸子「ボク達…頭はうちませんでしたけど、今朝一緒に階段から落ちましたよね…」
P「あー…確かにそうだな…」
医者「ふぅむ…」
P「…関係…ありますかね?」
医者「まあ、全くない…とは言いきれないですね…」
P「おぉ…」
医者「はっきり言わせてもらいますと…。感覚が繋がっている…という激しい思い込みをお二人がされているとしか考えられません」
P「や、やっぱりそうですかね!?」
医者「朝からずっとお二人は一緒にいるんですよね?」
幸子「はい。ずっと一緒です」
医者「では一度、離れて過ごしてみてはどうでしょう?」
P「ほぅ」
医者「例えば私が貴方の右手を握るとしましょう」
P「お、おお」
医者「そうすると貴女は誰にも触られていないのに右手を握られる感覚がすると」
幸子「は、はい…」
医者「それは貴女が目で見ているからではないでしょうか?」
医者「目で見ているから…次に自分にこういった感覚がくる、と体が準備してしまうんじゃないでしょうか?だから本来は有りもしない感覚を勝手に作り出して感じてしまう…。そして感覚が繋がっていると更に信じ込んでしまう…」
幸子「な、なるほど…」
P「そう言われてみたら確かに…」
医者「…まあ、こういったケースは私も初めてで断言はできませんが…。階段から一緒に落ちて、同じ所を強くうってしまったことがきっかけで、二人の感覚が繋がっていると思い込んでしまったのではないでしょうか」
P「おぉ…!なるほど…」
幸子「なんだすごく納得してしまいました…!」
医者「では、一旦距離をとってみましょうか?そして感覚が繋がっているという思い込みを無くしていきましょう」
P「そ、そうですね…!では私は…あっちのカーテンがかかったベッドのところに行きますね!」
幸子「じゃあボクは…向かい側にあるカーテンがかかったベッドへ行きます」
医者「ではまず、男性の患者さんの方へ行きますね」
医者「はい、ではリラックスしてください」
P「は、はい…。ふー」
医者「まあ、思い込みというのはなかなか消せないものですからね。焦ることはありませんよ」
P「あ、ありがとうございます…」
医者「はは、そう言いながら、貴方今あの子が何をしているか…何を感じているか…それを必死に感じ取ろうとしていませんでしたか?」
P「えっ…。あっ…確かに…」
医者「ははは。すっかり『感覚が繋がっていないとおかしい』という自己暗示にかかってますね」
P「あははは…」
医者「リラックスですよリラックス。どれ、背中をさすってあげましょう」
P「ありがとうございます…」
医者「……ほう…いい腕ですね…。何かスポーツをされてたんですか?」
P「え?あー…一応野球部を」
医者「なるほど…。いやぁはは。私…筋肉のついた腕を見るとつい……。はは…興奮してしまいましてね」
P「ほ、ほぅ…」
医者「…ちょっと上着を脱いでみてもらえますか?」
P「えっっ…」
医者「ははっ。変な勘違いをなさらないでください。少し触るだけです」
P「あ、あー!…えっ!?」
医者「ほら、こんな風にあの子が見ていないところで貴方に触れて、あの子が触れられた感覚を感じなければ…感覚が繋がっているという思い込みをなくせるかもしれないじゃないですか?」
P「あっあっなるほどそういう事ですかっ」
P「…」ヌギヌギ
医者「ほほう…これはこれは…いい筋肉だ…」
P「あ、ありがとうございます…」
医者「胸筋もなかなかですねぇ…」サワ
P「あっ…」
医者「おっと…。これはすみません…。しかしまあ、なかなか敏感なんですねぁ」
P「あっいやそういうわけでは…///」
医者「はっはっは」
幸子(な、なんですか…何が起きてるんですか…。今少し…胸を触られたような…勘違いでしょうか…)
医者「では…下も、脱いでみましょうか」
P「えぇっ!!い、いや下は…」
医者「ははは。恥ずかしがることはないじゃないですか」
P「い、いやぁ…」
医者「足の筋肉を見るだけですから。さぁ、脱ぎましょう」
P「は、はぃ…」
P「……」ヌギヌギ
医者「…ほっほぅ…これは…」
P「ちょ、ちょっと!ホントに足を見てますか!?」
医者「もちろんですよ!」
P「も、もういいですか?」
医者「待ってください!少し触りますね?」
P「ええぇっ」
医者「これはいい…太いですねぇ…」サワ
P「ちょ、ちょっと…」
幸子(…!?い、今足を触られた感触が…)
医者「はぁ…これはたまらない…いい筋肉だぁ…」サワサワ
P「ちょ、やめてくださいよっ!」
幸子(えっえっ…めちゃくちゃ触られてる感触がっっ)
医者「ふっ…あなたもそう言いつつ…まんざらでもないんじゃないですか?」サワサワ
P「な、ななっ何言ってんすか!そんなわけっ」
医者「ホントですかぁ?こんな風に太股をさすられるの…実は気持ちいいとか思ってるんじゃないですかぁ?」ススー
P「ウォッ…」ビクッ
幸子「あっ…///」ビクッ
医者「…体は正直ですね…」
P「こ、これは違いますよ…単純に俺はそこが弱いだけで…男なんか好きじゃ…」
医者「ふっ…。最初は皆さんそう言われますよ…」ガッ
P「…!?」
医者「ふっ…いいお尻ですねぇ…」ナデ
幸子(はぅっ…!?お、お尻っお尻を撫でられてる感覚っっ!!これはなんなんですか!これもボクの思い込み!?それとも…Pさんがホントに撫でられているんですか…!?)
P「ちょっさすがにこれ以上はっ…」
医者「男は度胸、なんでもやってみるものですよ…」
P「い、いいですいいですっっ!!は、はやく尻から手を離してくださいよっ」
医者「ここまできたんですから、一回だけ一回だけ」
P「無理無理無理無!!」
医者「ふっ。強情な人だ。ここは多少強引にいきますか…」
P「えっっ」
医者「さらに下を脱いでみましょうか」ガッ
P「えっっちょおおおっ」
幸子「…!?ふぇっっ!!(い、今完全にパンツが脱げた感覚が…)」バサッ
幸子(……パンツは…ぬ、脱げてませんね…。やっぱり感覚だけ。これもホントに思い込みなんでしょうか…。で、でもそうですよね。まさかPさんがお医者さんの前でパンツを脱ぐなんてことするわけないでしょうし…。確認しに行ってみますか…)
P「な、何やってんすか!!!」
医者「ふっ…。男同士の良さを知ったら癖になりますよ!なかなかいい息子さんをお持ちじゃないですか」
P「やめろこの変態野郎っ」ジタバタ
医者「ちょ、暴れないでくださいっ」
P「うおおおお俺はホモじゃなーい!」ジタバタ
幸子(えっ…中で何が起こってるんですか…)
医者「落ち着いて落ち着いて!!」
幸子「Pさーん…入りますねー?」スー
P「さ、幸子!!」
幸子「……………」
P「た、助けてくれ!この変態野郎が俺を襲ってくるんだ!」
幸子「キャーーーーーーーーーー!!!!」
P「…ど、どうした!?」
幸子「へ、変態野郎はPさんです!!早くソレしまってください!!!何してるんですがほんとに!!///」サッ
P「えっ…?あっ……」
医者「…コホン。どうやら彼は欲求不満のようですね…。まあ、程々にしてくださいよ」
P(欲求不満はお前の方だろ!!)
P「ったく!!あのホモ医者め…。結局病院に行っても解決しなかったな…」
幸子「……」
P「…な、なんだよ…」
幸子「…医者に脱がされたってホントですか?」
P「ほ、ホントだよ!信じてくれ!」
幸子「………」
P(くそぅ…疑われてる…)
~夜~
P「…結局解決しなかったわけだが…」
幸子「……どうしましょう…」
P「…とりあえず明日になったら治ってるかもしれんし…また明日…」
幸子「い、いやでもっ…このままお家に帰っても、ずっとお互いの感覚を共有してるわけですよね?」
P「まあそりゃあ」
幸子「そ、それはちょっと…」
P「いやでも治す方法分からんし…」
幸子「うううううう…」
幸子「わ、分かりました…。分かりましたよ」
P「何が?」
幸子「今日はPさんの家に泊まります!!」
P「…は、はぁ!?!?」
幸子「今日は特別です…。今日はお互いがどういう状況か常に分かるようにしましょう!!」
P「だ、大丈夫なのか!?泊まりとか…」
幸子「大丈夫です…。ママには友達のお家に泊まると言うので…。ホントは良くないですけど今日はこのまま帰るわけにはいきませんから…」
P「お、おおう…。わ、分かった。確かに特別だしな…。じゃあ、部屋片付けるからそれまでちょっと外で待っててくれ…」
幸子「はぃ…。じゃあボクはその間お泊まりセットの準備しておきます…」
~数分後~
P「ど、どうぞ」
幸子「おじゃましまーす…」
P「狭くてすまんな…」
幸子「いえいえ。一人暮らしならこれくらいの広さが丁度いいですよ」
P「まあな。広すぎても、もてあますしな」
幸子「では、ボクは今日はここら辺で寝させてもらいますね!」
P「おう。了解。じゃあ俺はさっとシャワー浴びてくるわ。その後一緒に飯食うか」
幸子「はいっ」
P「あ、その前に小便行こ」
幸子「…!」
幸子(うぅーこれですよ…。お互いがいつトイレに行くか分かってたら準備できますけど…もしPさんが離れた場所にいてトイレに行ったら…。もしその時ボクが電車に乗ってたりしたら…考えただけでもおそろしいです…)
P「ふぃーっと…」ジョロロロ
幸子(ううぅ…おしっこが出てる感覚…。ほ、ほんとに出てませんよねぇコレ)ムズムズ
P「うっし。じゃあ風呂行くかー」ガチャ
幸子「はぁ…はぁ…。ホントに…この感覚は慣れませんよ…」
P「ふんふふーん」シャワシャワー
幸子「あぁぁ…シャワーをかけられてる感覚…。不思議な感覚です…」
~数分後~
P「すまんな幸子。おまたせ~…ってどうした幸子!?顔が疲れきってるぞ!?」
幸子「はぁ…。疲れましたよ…。体が馬鹿になってる感じで…」
P「あー…なるほどな…」
幸子「次はPさんが味わう番ですからねッ!」
P「うっ…」
幸子「じゃあ…シャワーお借りしますね」
P「おう。でもその前に…」
幸子「?」
P「トイレ行くんだろ?」
幸子「えっ…」
P「おしっこ我慢してるの、俺も感じてるから分かるぞ?」ニッコリ
幸子「ううううう変態っ!///」ガチャッ
~トイレ~
幸子(ほんと最悪ですよ…。おしっこしてる感覚をなんでPさんと共有しなきゃいけないんですかぁぁ)
幸子(うううでも我慢できそうにないですしぃ…。もうこれが最後だと思ってするしかないですね…)
幸子「……」ジョロロロ
幸子「……」ジョロロロ
幸子(なんでこんなに出るんですかぁもう…早く止まってくださいよ…)ジョロロロ
幸子「……」ジョロ…
幸子(やっと止まった…)フキフキ
P「おーい幸子ー!」
幸子「はーい?なんですかー?」ガチャ
P「お前今めっちゃ小便でてたな…びっくりしたわ」
幸子「……っ…バカバカバカバカバカ!!!変態っ!!そういうとこですよ!ホントにっ!!///」
P「えっえっごめんっ…」
幸子「も、もうっ!シャワーいくので!話しかけないでくださいっ!」
P「す、すみません…」ムクムク
幸子「罵倒されて興奮しないでくださいよっっ!!」
P「スミマセンスミマセンッ」シュン
幸子「もうホントにデリカシーがない人ですよっ」プンプン
幸子「言っときますけど、覗いちゃダメですからね!」
P「わ、分かってるよ!」
幸子「ふんっ」
P「…怒らせてしまった…」
幸子「…まったく…」シャワシャワー
P「……おぉっ…シャワーを浴びてる感覚…。これはなんとも言い難い…びしょ濡れなのに濡れてないなんて変な感じだぜ…」
P「……おっと…なるほど。幸子は腕から洗っていくのか…。そして背中…お腹…。おぅふっ…胸を洗ってる……っとだめだだめだ!想像すると興奮してしまうっ!頭の中を真っ白にしろおおおおお」モンモン
P「無無無無無無無無無無無無無無無…!」
P「…体を一通り洗って……ま、まだ洗ってないところは一箇所…。だめだだめだだめだ想像するなっ考えるなっ俺!無の境地無の境地!」モンモン
幸子「……ココも…あ、洗わないわけにはいきませんよね…でもこの体を洗ってる感覚も全部Pさんに伝わってるわけですよね…」
P「…無の境地無の境地無の境地…俺がいつもチ〇コを洗う時と同じだっ!別に興奮するもんじゃない!きっとそんな感じで幸子も今からアソコを洗うんだ!」
幸子「うううううっ…。もういやですよぉぉ…」シャワシャワ~
P「オッオッオッ」ムクムク
幸子「!?ちょっとPさぁぁぁん!!何興奮してるんですかぁ!変態変態っ!」
P「む、無理だっ!こんなの興奮するに決まってるだろ!」
幸子「早く鎮めてくださいっっ!!もうっなんで体洗うだけなのにこんなことになるんですかぁ!」
~数分後~
P「……えっと、じゃあ…寝よっか…」
幸子「はい…」
P「……じゃ、じゃあ俺布団で寝るから…」
幸子「…はい…。じゃあボクはソファで寝るので…。言っときますけど…絶対変なことしないでくださいね???」
P「し、しないよ!!俺が信じられないのか!?」
幸子「信じられませんよ!!」
P「ぐぬぅ」
幸子「じゃあ…おやすみなさい…」
P「お、おやすみ…。あ、その前にさ」
幸子「?」
P「一発抜いていい?」
幸子「…抜く?」
P「あぁ。シコっていい?」
幸子「…?シコる?」
P「…あー。オナニーしていい?」
幸子「…は???」
P「10秒で終わるから」
幸子「ちょ、ちょちょ、待ってください!!!!」
幸子「10秒!?早っ……ってそうじゃなくて!何考えてるんですか!?ボクがいるんですよ!?人前でそんなことしないでくださいよ!!」
P「いやまあ俺もそう思ったんだけどさぁ…。朝からムラムラすること多かったし…なんかもう…今日はちょっと一発抜いとかないと寝れそうになくて…」
幸子「だ、ダメですよっ!!!ダメダメダメダメ!」
P「すぐ終わるから!10秒くらい後ろ向いて耳塞いでくれてたらそれでいいから!」
幸子「ダメですダメダメ!そういう問題じゃないですし!それに……そのPさんがオナ……して時の感覚…ボクも感じることになるじゃないですか!!」
P「……あー。興奮してきたわ」ムラムラ
幸子「ちょっと!!!」
P「すぐ終わるから!終わったあとはもうスッキリするし即寝れるから!」
幸子「絶対ダメですからね!」
P「でももうムラムラしてきたし…。幸子もムラムラしてきたやろ?幸子もオナニーしたらいいんじゃね?それで万事解決では?」
幸子「なんにも解決してませんよ!!!ボクはムラムラしてませんっ!Pさんがムラムラするからボクもそれを感じてるだけですーー!!」///
P「ほんとか…?もしかして…俺が感じてるこのムラムラは…俺のムラムラではなく幸子のムラムラなのでは??」
幸子「ど、どういう意味ですか!」
P「幸子がムラムラしてるからそれを俺が感じてるんじゃないか?」
幸子「な、な、何言ってるんですか!ボクはムラムラしてないですってば!」///
P「ほっんとっかなぁ~??」
幸子「うっううっ…ボクはっボクはそんないやらしい女の子じゃないですもんっ…うっ…ぐすんっ…」
P「あっあっ……(な、泣かせちゃった…)」
幸子「…ヒック…ヒック…」
P「ご、ごめん……ちょっといじりすぎたな…」
幸子「………」
P「…す、すまんな…大人気ないことして…。今日はもう…寝よう…」
幸子「…はぃ…」
幸子(ふっふーーーん!!嘘泣き作戦大成功ですよ!!Pさんはもう萎えきってるみたいですし安心ですね…!)
P(最低だ…俺って…)
~深夜~
幸子「……」
P「グーグー」
幸子「……うるさい…」
P「グーグー」
幸子(…ソファで寝るのって案外辛いですね…)
P「グガーーー」
幸子(…明日になったら…治ってたらいいんですけど…)
P「グーグー」
幸子「…呑気な人ですね…」
~朝~
幸子「……んん…」
P「…うぉぉっと…よく寝た」
幸子「あぁ…おふぁよう…ございますぅ…」
P「おはよう…。なんか朝から幸子が目の前にいるって不思議な感じだ」
幸子「…ふふーん…朝からボクを見れて幸せものですねぇ…ふぁぁ…」
P「朝から幸子は幸子なんだなぁ」
幸子「どういうことです?」
P「なんでもないよ」
幸子「…?……んん?…あれ…え…ちょっとPさん…」
P「ん?なに?」
幸子「ちょ、ちょっと!!朝からなんですかっエッチ!」
P「えっえっなに!?何の話!?」
幸子「何の話って…い、今すっごく…勃ってるじゃないですかぁ!///」
P「えっ…あぁ…。朝勃ちのことかぁ」
幸子「あ、朝勃ち……?」
P「おう。生理現象や。しょうがない」
幸子「そ、そうなんですね…。って、か、仮にそうだとしても早く何とかしてくださいよっ!す、すごく変な感覚がしてるんですっ!///」
P「おっ、幸子も朝勃ちかぁ」
幸子「ぼ、ボクはしてませんよ!///」
P「はいはい。じゃあちょっとトイレ行ってくるわ」
幸子「と、トイレで何する気ですか!」
P「小便だよ小便。小便したらなおるから」
幸子「えっ…そ、そうなんですね…」
P「あれあれ、幸子君は何をすると思ってたんだい??ナニをすると思ってたんだい?」
幸子「なっ…///なんでもないです!!早く行ってください!」
P「はいはい」
幸子「ま、まったく…」
P「ふぃーっと」ジョロロロ
幸子「ううぅ…」プルプル
幸子(…結局1日たっても治ってませんね…。相変わらずおしっこしてる感覚が…)プルプル
P「はい。朝勃ち終わり」
幸子「もう…。本当に今日こそなんとかしたいですよ…」
P「だなぁ…。まあ、とりあえずトイレ行ってこいよ。小便したいんだろ?その間にパン焼いとくわ」
幸子「……いちごジャム用意しといてくださいね…」
P「了解~」
幸子(……Pさんのデリカシーの無さにも慣れてきましたよ…)
~出勤~
P「結局まだ感覚が繋がったままかぁ」
幸子「もう本当に…そろそろなんとかしないと…お嫁に行けなくなりそうです…」
P「その時は…おれの嫁になれよ」
幸子「どうすれば治るんでしょうね…」
P(めっちゃナチュラルにスルーされた…)
幸子「…あ、そろそろ電車来ますね」
P「だなぁ。この時間地味に混んでるんだよなぁ」
幸子「出勤時間は皆同じなんですねぇ…」
P「この朝の混み具合も何とかならねぇかなぁ…」
~電車内~
P(あーー…マジ耐えられんわぁこの混み具合…暑苦しい…)
幸子(…ううぅ…)
P(ったくよう…。なんかさっきからケツがこそばゆいしよぉ)
幸子(…何だかさっきから…お尻に違和感を感じますねぇ…)
P(…あれ……なんかケツ…触られてる感覚が…えっこれってもしかして…)
幸子(あ、あれもしかしてボク…さ、触られてる!?痴漢…!?)
P(マジかよ…)
幸子(う、うううう…お尻の次は…ふ、太もも…!?怖い怖い怖い怖い…振り向くのも怖いですっっ!Pさん助けてくださいっ!ボク痴漢にあってますっ)
幸子(っっ…手が…徐々に前の方にっっ…Pさんっ気づいてるでしょうっっ助けてくださっ……えっ…)
P(…マジかよ……な、なんでコイツ…)
幸子(…なんで…Pさんが痴漢されてるんですか…)
P(何でコイツ俺のケツなんか触ってるんだ!?)
P(怖い怖い怖い怖い!なんで俺のケツなんか触ってるんだよ!振り向くのも怖いっっ幸子なんとかしてくれ!!)チラッチラッ
幸子(ボクですか!?ボクにどうしろと!?)チラッチラッ
P(この人痴漢ですっ!って手を掴んで叫んでくれ!)
幸子(い、嫌ですよ!そういうのは男の人がすべきでは!!)
P(怖いんだって!!)
幸子(ボクも怖いですよっ!)
P(あっあっちょっと!コイツ俺の息子に手をかけようとしてるっ!)
幸子(ちょっと!Pさん早く何とかしてくださいよっ!ボクも触られてる感覚あるんですからぁ!)
P(さ、幸子も…あっやばっ…興奮してきた…)ムク
幸子(何興奮してるんですかっ!!変態っ変態!///)
P(ヤバイヤバイヤバイ!ここで息子が勃つのはヤバイ!触られて興奮してると痴漢に勘違いされる!)
幸子(そうなったら最悪ですよ!早く痴漢の手を掴んでくださいよ!)
P(む、無理だってば!)
幸子(ちょ、ちょぉっとっ…この痴漢の人手つきがっ…///)
P(やっめっろ!顔を赤らめるなっ!興奮するだろうがっっ!幸子は触られてないんだから!)
幸子(だから!触られてなくても感覚はあるんですよっっ!)
P(おっおっおっ…こいつっ!ついに息子をっ掴んできやがったっっ)モジモジ
幸子(なっんっとかっしてくださいよぉっ!)モジモジ
P(わ、分かったよっ!手を掴んでやるっ!)ガシッ
幸子(そ、そのいきですっ!)
P「こ、この人痴漢です!!」
乗客「えっえっ?なに?」ザワザワ
P「こいつ!俺のケツ触ってきました!!」
乗客「……?」
痴漢「……触ってねぇし…何言ってんだよ」
乗客「……なに?勘違い?」
P「い、いや本当ですよ!」
乗客「……」
P「う、うぐ…(信じてもらえねぇのか…)」
幸子「…さ、触ってましたよ!この人!」
乗客「なに!?お嬢ちゃんも触られたのか!?」
幸子「えっ…いやボクは…触られては…あ、でも触られてる感覚はありましたけど…」
乗客「痴漢だ!!捕まえろ!!」
痴漢「なっ!触ってねぇよ!俺は女には興味ねぇ!触ったのはそっちの男だけだ!」ジタバタ
乗客「どっちにしろ痴漢だ!」
P「ふぅ…。やれやれ、助かったよ幸子…」
幸子「いえいえ…。男の人も大変ですね…」
P「んー…まあかなり稀なケースだけどな…」
~事務所~
P「やっとついた…。今日は朝から大変だぜ…」
幸子「ですねぇ…」
P「あっ…」
幸子「どうしました?」
P「飯買ってくるの忘れた…」
幸子「あー…」
P「…コンビニ行く?」
幸子「行きましょっか?」
P「…はぁー。こんなことばっかり。もう朝からフラフラだぜ…」
幸子「ちょっと、しっかりしてくださいよ。そんなにフラフラ歩いてると前みたいに…」
P「ふぅ~」フラフラ
幸子「ちょ、ちょっと…!階段ですよっ…」
P「おお…」フラッ
幸子「あ、危ないっ!」ガシッ
幸子「……さ、支えきれない…」
ーーードシンッ!
P「うっ…いててて…」
幸子「うーいたた…」
P「…すまんすまん…また階段から落ちちまった…」
幸子「…もー…いつか大怪我しますよ…」
P「気をつけるわ…ってて…肩いてぇ…」
幸子「ボクは手をついたので手が痛いですよ…」
P「大丈夫か?」
幸子「まあ、ボクは大丈夫です。それよりPさん大丈夫ですか?肩折れてません?」
P「どうだろ。今のところ大丈夫そう」
幸子「それならいいですけど……あれ?」
P「あれ…?」
幸子「感覚が…繋がって…ない?」
P「だ、よな…?」
幸子「………」
P「………」
幸子「ヤッターー!!!」
P「階段から落ちることによって治った…のか?」
幸子「はぁぁぁ良かったですよ…。やっと…やっと…治ったんですね!!」
P「まあやっとって言っても1日だけどな」
幸子「長い1日でしたよ…」
P「(幸子にセクハラ出来なくなるのが少し残念だが…)治ってよかったぜ」
幸子「セクハラできなくて残念って顔ですねぇ???」
P「えっあっ…あれぇ?なんで分かったのかなぁ…もしかしてまだ感覚繋がってる?」
幸子「1日Pさんと一緒にいてPさんの頭の中がまっピンクなことがよーーーく分かりましたから!もう感覚が繋がってなくてもなんでも分かりますよ!」
P「うっ…」
幸子「フフーン!」
P「な、なぁ…もう1回階段から落ちないか?」
幸子「嫌ですよ!」
P「1回だけ!1回だけ!」
幸子「嫌ですよっっ!!やめてください!」
P「わ、分かった!つま先だけ!先っちょだけ階段から出してみよ?」
幸子「なんですかその誘い方!?」
P「ね?ね?1回だけやってみよ?」
幸子「やめてください!変態っ変態!」
ガチャッ!
ちひろ「おっはよーございまーす!Pさん!ついにシンデレラガールズが7周年をむかえ…」
P「先っちょだけ!1回だけだから!」グイグイ
幸子「嫌です嫌です!変態!!触るなー!」ジタバタ
ちひろ「………」110
~END~
幸子、お誕生日おめでとう!
そしてシンデレラガールズ7周年おめでとう!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
気づいたら幸子が誕生日を迎えてシンデレラガールズも7周年を迎えてました。
我ながら何書いてるんだろうと思いました。
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