ベルトルト「壁を感じる」(14)

ベルトルト「あのさ...」

エレン「おう、何だ?」

ベルトルト「ライナーとアニの輪に入れなんだ...」

エレン「ライナーとアニ?」

ベルトルト「ライナーが鎧の巨人、アニが雌型の巨人」

ベルトルト「僕が超大型巨人、僕だけ大きさも見た目も浮いるんだ....」

エレン「え!?」

エレン「ちょっと待って!はぁ!?ライナーが巨人?アニも巨人?えぇ?お前も...!?」

ベルトルト「エレンは雌型の巨人をまだ見てないと思うけど....まぁ普通の14m級くらいだ...」

ベルトルト「僕だけ....」

エレン「....お....おう....え?」

ベルトルト「僕は皆と同じになりたいだけなのに...」

エレン「冗談....だよな?」

ベルトルト「冗談?僕は冗談は言わないよ!」

エレン「そ、そっか....でも....巨人ってほら?俺達の敵だし....その...」

ベルトルト「敵としての意見が聞きたい」

ベルトルト「僕はどうすれば良いと思う?」

エレン「本当にお前達は.....巨人なんだな?」

ベルトルト「うん、何度言わせんだよ...」

エレン「じゃあ.....死ねば良いんじゃね?」

ベルトルト「死ねって.....誰が?」

エレン「いや、そりゃあ.....ライナーとアニとお前.....」

ベルトルト「.....わかった」

ベルトルト「二人を道連れに自殺する!」

ベルトルト「アドバイスありがとう!!」

エレン「あぁ、困った時はお互い様だ!!」

ベルトルト「じゃあ!」

エレン「頑張れよ!」



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