女「なぞなぞ出すよ~」(17)

少女「私子供じゃないからやらないよ?」

女「まぁまぁそう言わずにやってみようよ」

少女「お姉ちゃんって子供だね」

女「お嬢ちゃんには言われたくないな~」

少女「私お嬢ちゃんじゃ無いもん!!」

少女「こ、高校生のお姉さんだもん!!」

女「本当は?」

少女「ほ、本当だもん!!」

女「ホントかな~?」

少女「こ、高校生はいんてりだから嘘つかないよ!!」

女(インテリと嘘は関係無い気が……)

女「じゃあインテリなお姉さんなら、なぞなぞくらい余裕だよね?」

少女(お姉さんって呼ばれた……)////

少女「す、少しだけなら…… やってあげなくもないよ」////

女(……これだから子どもは容易い)

少女「急に笑顔になったけど、楽しいことでもあったの?」

女「(顔に出てた!?)何でもないよ!!」

少女「何でもないのに笑うなんて、変なお姉ちゃんだね」

女「では早速第一問!! あと、お姉ちゃん変じゃないから」

女「トンカチが海で泳ごうとしています。 そのトンカチは海に入る時に必ず何か持って行きます。
ではその"何か"とは何でしょうか? 理由も付けてお答ください」

少女「え? トンカチさんって泳ぐの?」

女「本当は泳がないよ。 この問題はもしもの話だからね」

少女「私本当に泳ぐかと思ってビックリしちゃったよ」

女「そうでしょ? それもこの問題の作戦なのよ」

女(そんな訳無いけどね)

少女「そっか~、私その作戦に引っかかっちゃったのか~」

女「そうそう」

女「みんなも考えてみよう!!」

少女「あ! わかったよ!!」

女「ん? じゃあ言ってごらんなさい」

少女「水着だよ!!」

女「っ!? じ、じゃあその理由はな~にかな?」

少女「え? 泳ぐときに水着を着るからじゃないの?」

女「おじょ……お姉さん 世の中には水着を着ちゃダメな場所もあるんだよ……」

少女「へ? じゃあ服で入れってこと?」

女「そんなわけなかろうて、裸に決まっておろうに」

少女「え!? すっぽんぽんで入るの!?」////

女「もしかして興味あるの?」

少女「べ、別に~」///

泳ぐとお腹すくから、お弁当かな

女「まぁ違うけどね」

少女「じゃあ>>6さんの答えだ!!」

女「いや、海に入るときお弁当持っていったら、お弁当水浸しになっちゃうから」

少女「それもそうだね……」

少女「それにしょっぱくなっちゃうし」

女「しょっぱくなる以前に水浸しになったら食べないけどね」

少女「え!? じゃあおかゆは!?」

女「そ、それは例外でしょ!!」

トンカチはカナヅチとも言うから、答えは浮き輪?

少女「う~ん……降参」

女「え!? あなた高三って設定だったの!?」

少女「違うよ!! 私は10さ……」

女「ん?」

少女「そ、そうだよ、そそ、それに設定じゃなくて本当に高三だよ!! ほ、本当だよ!!」

女「はいはい、わかりましたよ~」

少女「それってわかってない人が言うことだよね?」

女「ソンナコトナイヨー」

少女「わかってるなら良いけど」

少女「>>8さん!! それだよ!! きっとそれ!!」

女「・・・」

少女「で!! どうなのさ!?」

女「……正解です」

少女「やったー!! さすが>>8さん!! 天才だね!!」

女「ま、まぁ今のは簡単な方だからね……」

少女「え!? そうなの!?」

女「そ、そうだよ!!」

少女「本当に?」

女「……第二問!!」

少女「あ、話そらした」

女「世界各国の人が集まって会議をしました。
 その会議の開始時に『寒く無いですか?』と聞いたのはどこの国の人でしょうか?」

少女「アメリカ!!」

女「どうして?」

少女「え!? それは……」

少女(アメリカしか知ってる国が無いからなんて言えないよ……)

少女「さ、寒そうな国だから?」

女「それならロシアの方が寒いんじゃないの?」

少女「そ、そうだったね!!(え? ロシアってどこ?)」

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