【艦これ】熊野と北海道一周してくる (1000)




※艦隊これくしょんのSSになります

このSSは熊野と北海道をぐるっと周るSSです、初めて書くので至らない点もあると思いますがよろしくどうぞ!

なぜ北海道かというと私が北海道出身だからです。皆さんに北海道の良さを知ってもらえればいいなー、と思います。
途中安価を入れるかもしれないです

では、駄文ですが良かったらお付き合いください。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400394597

-執務室-

提督「あ、ああ、あああ マイク入ってるか? 突然で申し訳ないが、ゴールデンウィーク中は鎮守府全体を休みにしようと思う」

提督「普段出撃や遠征で疲れてる子もいるだろうから、この5日間でゆっくり休んでくれ」

提督「それと、秘書艦は執務室に来てくれ んじゃ、それぞれのゴールデンウィーク楽しんで」ブチッ



コンコン!



提督「はい」

熊野「熊野ですわ」

提督「入っていいぞー」

熊野「失礼します」ガチャ

熊野「それで、一体何の用事ですの?」

提督「あー、えーと…そのだな、お前休暇中暇か?」

熊野「放送の後すぐ呼びだされたので未定ですわ」

提督「じゃあ、ゴールデンウィーク中一緒に北海道に来てくれ」

熊野「な…! 提督とお二人でということなんですの?!」

提督「あー、まぁ、そうなるな…」

熊野「私じゃなくてもっと提督の事お好きになってる方をお連れになれば…」

提督「今回は俺のけじめを付ける旅行になるから、熊野に来てもらわなきゃ困るんだよ」

熊野「どういうことですの?」

提督「ま、まぁ、そこは置いといて予定ないなら一緒に来てくれ、頼む」

提督(危なかった…北海道旅行の最後で熊野にプロポーズしようと思ってること危うく本人に言うところだった…)

熊野「そ、そこまで言うなら付いて行ってあげなくもないですわ!」

提督「お、本当か!良かった、断られたらどうしようかと思ったとこだ!」

熊野「北海道とやらに興味もありますし…エスコートはよろしくお願いしますわね」

提督「北海道マスターと呼ばれたくらいだ、任せておけ!」

熊野「私じゃなくてもっと提督の事お好きになってる方をお連れになれば…」

提督「今回は俺のけじめを付ける旅行になるから、熊野に来てもらわなきゃ困るんだよ」

熊野「どういうことですの?」

提督「ま、まぁ、そこは置いといて予定ないなら一緒に来てくれ、頼む」

提督(危なかった…北海道旅行の最後で熊野にプロポーズしようと思ってること危うく本人に言うところだった…)

熊野「そ、そこまで言うなら付いて行ってあげなくもないですわ!」

提督「お、本当か!良かった、断られたらどうしようかと思ったとこだ!」

熊野「北海道とやらに興味もありますし…エスコートはよろしくお願いしますわね」

提督「北海道マスターと呼ばれたくらいだ、任せておけ!」

あ、連投すいません!


提督「じゃあ明後日の朝には出るから、明日のうちに準備はしといてくれ」

熊野「何を持っていけばいいんですの?」

提督「着替えと、歯ブラシとか美容品とかかな。 俺はそれにカメラとかCDとか持って行くよ」

熊野「CDって、車はどうしますの?」

提督「レンタカーを用意してもらっている、因みに行きはフェリーだ」

熊野「私、大型客船というものに乗ったことがありませんわ、酔わないかしら…」

提督「船酔いは本当に人によるからなー、とりあえず酔い止め持っておくよ」

熊野「では、わからないことがあったらまた聞きにきますわ」

提督「ほい、俺も準備してるからもしかしたら自室に居るかもしれない」

熊野「分かりましたわ、では」ガチャ


提督(さっきうっすらと話したと思うが、この旅の目的は最後に熊野にプロポーズすることだ)

提督(高校卒業してすぐに俺は北海道一周をした)

提督(あの頃は免許取りたてで小さい車だったけど、楽しかったな…)

提督(その時俺は思った、もし嫁にしたいと思うやつに会うことができたら)

提督(この景色を見せてあげようと、そしてプロポーズしよう、と)

提督(その後、俺は提督になり…最初の重巡が熊野だったっけ)

提督(自然と惹かれてた、そして今年に入って決めた、熊野を北海道に連れて行こうと)

提督(って、一人で何してんだ 準備しよ)

-次の日 提督自室-

11:00

提督(そういえば舞鶴から小樽までって何時間掛かるんだっけ…)

提督(いつも飛行機で行ってたからここからフェリー乗ったことないな)

提督(チケットに書いてるかな)

提督(・・・?!0時5分出港でつくのが20時45分?!)

提督(今のうちに小樽の宿予約しとくか…)

コメントあってびっくりしました、ありがとうございます、頑張ります。
今日はまだ更新できそうなのでこのまま書いていきます。

余談ですが高校卒業後北海道一周したのは実話だったりしますww

コンコン!
 
提督「はい」

熊野「熊野ですわ」

提督「入っていいぞー」

熊野「提督のお部屋、初めて入りますわ」

提督「別に珍しいものはなんもないぞ、本と音楽関係のものばっかりだ」

熊野「いえ、思ってたよりもお洒落でびっくりしてますわ」

提督「気に入ってもらえたようで良かった。んで、どうした?」

熊野「持っていく服を決めていたんですけど、向こうの気温ってどれくらいなんですの?」

こうでしょうか

#の後に自分の好きな文字列だったかな

提督「あー、冬は氷点下当たり前の世界だけど、5月はちょうど桜が咲いてるくらいだよ。 20度位を行ったり来たりしてる」

熊野「じゃあ長袖と上に羽織るものがあれば大丈夫ですの?」

提督「うん、シャツにカーデでもいいし、ジャケット羽織るくらいでも大丈夫だよ」

熊野「分かりましたわ!あと、お風呂とかはどうしますの?」

提督「温泉とか銭湯が結構あるから、目星つけて行こうと思ってるよ」

熊野「じゃあバスタオルとかも持っていったほうが…」

提督「あー荷物になるしいらないよ、貸し出しで十分」

熊野「洗顔クリームとかは持って行ってもよろしくて?」

提督「うん、俺も持ってくし全然良いよ」

熊野「分かりましたわ!では用意してきますわ!」

>>17 
何やら付けれたようです!ありがとうございます!

提督「あ、明日の0時5分出港だから、23時には出るぞー」

熊野「ちょ、早いのではなくて?! そんな時間に外に出たらお肌に悪いですわ!」

提督「船乗ったら寝ればいいだろ、それに着くのは21時近くになるから20時間ちょい船の上だ、覚悟しとけ」

熊野「プ、プレッシャーをかけないでくださいな…別に船酔いなんてしませんわ!」

提督「はいはい、ほら、準備してこい」

熊野「絶対酔わないですわ!」ガチャ

提督(あれは船酔いするパターンなのでは…)


-執務室-

22:00


コンコン!


提督「はーい」

熊野「準備出来ましたわ!」ガチャ

提督「おお、俺も終わってるよ じゃあそろそろ出る準備するか」

提督「もう皆には鎮守府空けること言ってあるから後は軍服から着替えるだけだ」

熊野「私の格好に見合った服装でお願いしますわ!」

提督「はいはい、ちょっと待ってろ」

夜ご飯作ったりお風呂入ったりその他もろもろやって来ます。
21時位にはまた更新できるんじゃないかな

愉快な仲間が!楽しい仲間が!アーイェー↑皆待ってるぜ!ここは登別!熊牧場!

てなわけで投下再開しますよー

~ちょっと~


提督「靴探すのに手間取ってしまった、ごめんよ」

熊野「私を待たせるなんて…ありえませんわ!」

熊野「でも…提督にしては割りとお洒落な格好ですのね。びっくりしましたわ」

提督「皆の前に私服で出る機会なんて滅多にないしな。レパートリーは全然ないぞ」


提督「さぁ、多分もう出港手続きは出来るから行こうか」

熊野「分かりましたわ」

-舞鶴フェリーターミナル-

提督「タクシー便利だけどやっぱり高いな」

熊野「ふわぁ…私、もう眠くなってきましたわ…」

提督「船乗ったら寝ていいからもう少し我慢して」

熊野「分かりましたわ…」

~手続きが終わり~


提督「ほら、熊野これ」

熊野「チケットですの?」

提督「ああ、e乗船券っていうんだ。乗るときにバーコードのとこかざすと乗れる」

熊野「コンビニとかのレジと似ていますのね」

提督「あー、まぁそんなとこかな。 さ、乗るか」

熊野「エスコートよろしくお願いしますわね!」

提督「…ほら」


熊野「な、なんですの?!」

提督「手」

熊野「な、なんでですの?!」

提督「エスコートして欲しいって言ったのお前だろ、はやくしろ」

熊野「別に手を繋いでほしいなんて言ってませんわ!!」

提督「お姫様抱っことかの方がいいのか?」

熊野「も、もう知りませんわ!」ツカツカ

提督「あ、先に行きやがった!」

提督「…?部屋番号わかるのか熊野」


熊野「な、なんですの?!」

提督「手」

熊野「な、なんでですの?!」

提督「エスコートして欲しいって言ったのお前だろ、はやくしろ」

熊野「別に手を繋いでほしいなんて言ってませんわ!!」

提督「お姫様抱っことかの方がいいのか?」

熊野「も、もう知りませんわ!」ツカツカ

提督「あ、先に行きやがった!」

提督「…?部屋番号わかるのか熊野」

うわまた連投…すみません

-船内-


熊野「…提督!」タッタッタッ

提督「あ、先に行った熊野じゃん」

熊野「お部屋の番号が分かりませんわ!どこですのよ!」

提督「スイートルーム、部屋番号は俺が持ってる」

熊野「なんで提督が私の部屋番号持ってるんですの?」

提督「なんでも何も同じ部屋だから俺が持ってる」

熊野「?!?!なんで提督と同じ部屋なんですの!一人がいいですわ!」

提督「折角熊野とだし一番高級な部屋取ったんだが、駄目だったか?」

熊野「そ、そういうことなら…仕方ありませんわね!」

提督「しかもご飯ついてるし備品も充実してる。お風呂もあるぞ」

熊野「説明はいいから早く案内してくださいな」

提督「ほいほい」

-スイートルーム-

提督「ここだ」ガチャ

熊野「すごく広いんですのね!レディーにぴったりですわ!」

提督「ベッド、ソファー、どれも船の中とは思えないほど豪華だからな、それに窓も大きいから甲板に出なくても海景色を楽しめる」

熊野「景色は暗くて何も見えませんわ…」

提督「そりゃ夜中だからな、起きてからの楽しみに取っとけ」

熊野「じゃあ私は早速寝させていただきますわ」

提督「俺もすぐ寝るよ、おやすみ」

熊野「おやすみなさいませ」

提督(あー、調子乗ってスイートルームなんて取らなきゃ良かった…緊張で寝れない…)

提督(というか、初めて船に乗ったら慣れないからなかなか寝づらいと思ってたんだが、平気そうだな)

提督(こりゃ本当に船酔しないのかもなー)

~朝になりました~


05:00


提督(げ…まだ5時かよ、目醒めちゃったんだが)

提督(もう日が昇ってるのか、早くなったな…そうだ、折角一眼持ってきたんだし撮るか)

カシャ 

提督(朝日のついでに熊野の寝顔も撮っておこ…)

カシャ

提督(これ熊野に知られたらタダじゃすまないだろうな…永久保存確定だな)


07:00


熊野「んっ…」ガサッ

熊野「ふわぁ…はぁ…」ノソッ

提督「お、起きたか。 おはよう熊野」

熊野「おはようございます…ねむいですわ…」

提督「ほら、顔洗って来い」

熊野「ふぁい…」

提督(部屋の中も写真に収めておこう)

カシャ

カシャ

熊野「あら提督?何を撮ってるんですの?」


提督「ああ、折角来たんだし部屋の中とか撮っておこうかと思ってね。朝日も撮ったぞ」

熊野「見せてくださいな!」

提督「ああ、いいぞ。ほら」

熊野「このボタンで別の写真に変わりますのね…」

提督(…あ、まずい このままだと熊野の寝顔が!)

提督「ほら、そろそろ朝ごはんの時間だからカメラしまって行くぞ!」

熊野「ああ、まだ全部見てませんのに…!」

提督「お腹すいただろ!な!」

熊野「何をそんなに急いでいらっしゃるんですの…」

提督(あっぶねー…)

これで本日の投下は終わりです、まだ少し書き溜めているんですがそれは後日少しずつ上げてく形にしようと思います。

コメントありがとうございます、完結出来るようにこれから頑張っていくのでよろしくどうぞ!

こんばんは!
平日はあまり投下できませんが空き時間にちょいちょい載せていく予定です。

では、投下開始しようと思います。

-ダイニング-

提督「確かスイートルームの人は言ったら料理が運ばれてくるはず」

熊野「朝はそんなにいっぱい入りませんわよ…」

提督「多分そこまで沢山は出ないんじゃないかな、前違うフェリー乗った時は結構少なめだったぞ」

熊野「もし食べきれなかったら提督に差し上げますわ」

提督「食べきる努力を少しはしろよ?」

~朝食が運ばれて~

提督「ほら、そんな沢山あるわけじゃないだろ?」

熊野「レディーにぴったりな量ですわね」

提督「ソーセージやハム、それに卵料理。サラダにスープとパン。そしてデザートにフルーツか」

提督「ホテルの朝食と似ているな」

熊野「では、いただきますわ」

提督「ああ、いただきます」


熊野「このパンふかふかで美味しいですわ!」

提督「サラダのドレッシング何使ってんだろ…」

熊野「ソーセージとてもパリっとしてますわ!」

提督「シャウエ○セン使ってたりするのかな…」

熊野「コーンスープなんて初めて飲みましたわ!いけますのね!」

提督「コーンスープ飲んだことなかったのか、うちの鎮守府の食堂にはないんだっけか」

熊野「艦娘になってから食べ物を食べるという楽しさを知れましたわ」

提督「ああ、確かに出来ることが格段に増えたんだよな…もっと色んなもの食べさせてやるからな」

熊野「ゲテモノは嫌よ?」

提督「大丈夫だ、北海道のものは全部もれなく美味しい、俺が保証しよう」

提督(ただしジンギスカンキャラメル、お前は帰れ)

あれはね・・・・・

朝食を食べ終わり…

-スイートルーム-

09:00

提督「朝ごはんも食べ終わったし昼ごはんの時間まではのんびりしてるしかないな」

熊野「そういえば、北海道についてからどこに行くのか聞いてませんわ」

提督「そうだったな…まず小樽についたらそこで1泊して翌日に小樽観光をする。」

提督「んでその後電車で函館に直行する。で、函館で2泊かな。その後はレンタカーを借りて俺が前に北海道一周した時のルートを辿っていく」

提督「今年のゴールデンウィークはあと9日もあるからな、余裕だろう」

>>55 
罰ゲームレベルですよあれはww


熊野「地名を言われても分かりませんわ…変なとこに連れて行ったりしたら承知しませんから」

提督「車中泊はあるかも知れないけど我慢してね」

熊野「…?!そんなの聞いてませんわよ!提督に何されるか分かりませんわ!」

提督「なにもしないわ!変なこと言うな!」

提督(っべー…寝顔撮ったなんて言えねー…っべー…)

熊野「それで、この時間はなにしてればいいんですの」

提督「俺は持ってきた小説読むけど…何も持ってきてないのか?」

熊野「持ってきていませんわ!」

提督「なんだって…じゃあ俺の持ってきたやつなにか読むか?」

熊野「面白いやつがいいですわ!」

提督「んー…サマータイムとかどう?短いから多分今日中に読み終われるぞ」

熊野「じゃあ、それ読んでみますわ」

提督「ほい、因みに俺が読んでるのは夏への扉ってやつね」

熊野「だいぶ分厚いんですのね…」

提督「そう?これくらいなら読み慣れちゃったよ」

熊野「では読み始めますわ」


11:30


提督「んあー…2時間弱も読んでると首が痛くなってくるな…」

熊野「私もう半分読み終わってしまったのだけれど…」

提督「それ短いからな、でも雰囲気が好きなんだ」

熊野「確かにノスタルジックな感じがしますわね」

提督「そろそろ昼ごはん食べに行くか?」

熊野「よろしくてよ!」

提督「んじゃダイニング行くかー」


-ダイニング-


提督「昼ごはんはどんな感じなんだろう」

熊野「朝よりは入りますわ!」

提督「本読んでると不思議とお腹すくんだよなー。なんでだろう」

熊野「集中してるからエネルギー使っているのでは?」

提督「そんな感じなのかねー」

あまり更新できませんでしたが今日はここで終わりです。

牛たんドロップって味的にどうなんですかねwwww

船内での描写で100越しそうだなこれ…もっと会話を面白く出来るようにしたい
明日も更新できると思ういます。ではまた明日!

こんばんは!
明日早いので少ししか更新できませんが、始めようと思います。


~昼食が運ばれて~


提督「お、おぉ…」

熊野「予想以上の量ですわね…」

提督「どっかのレストランのフルコースかってくらい上品だな」

熊野「私に似合っているのではなくて?」

提督「兵装だったら似合ってたかもな、でも今普通の女の子だし…」

熊野「な…!失礼ですわ!」

提督「ごめんごめん、後で飴あげるから  さ、食べようか」

熊野「そんな子どもじゃありませんわ!」

提督「はいはい、いただきます」

熊野「い、いただきますわ」


提督「にしても豪華だな…それに北海道産の物を沢山使っている」

熊野「そうなんですの?」

提督「メニューに書いてある産地があるだろ?二木、余市、赤井川、利尻、全部北海道の地名だよ」

熊野「って事は殆ど北海道で採れたものなんですのね…このお魚とっても美味しいですわ!」

提督「白身魚のヴァーブルか…本当にヨーロッパの方の夕食みたいだな…」

熊野「こんな豪華な食事初めてですわ!」

提督「お嬢様キャラなのに食べたことなかったのか」

熊野「キャラってなんですのよ!キャラじゃありませんわ!もう!」

提督「わがままお嬢様(仮)って感じだよな」

熊野「わがままでもないし仮でもないですわ!」

提督「でも昼食もパンか、そろそろご飯が食べたくなってくるな」


熊野「私はパンでもよろしいけれど…提督ご飯が好きなんですの?」

提督「やっぱり日本人なんだろうな、1日一回食べたくなる」

熊野「パンとか麺類は?」

提督「基本的になんでも食べれるから出されたものは喜んで食べるぞ」

熊野「将来の奥さんが喜びそうですわね!」

提督「そう思うか? じゃあ熊野に嫁に来てもらおうかな」

熊野「な、なんで私が! もっと他の人がいますわよ!」

提督「と言うか熊野って料理できるのか?」

熊野「人並みには出来ますわ!鈴谷にカレーは教わったし鳳翔さんにおにぎりも教わりましたわ!」

提督「が、頑張ってんだな…」

提督(俺からも何か教えてやろうか…いや、料理本でもプレゼントするか…)

提督「さ、二人とも食べ終わったし部屋戻るか」

熊野「分かりましたわ」


-スイートルーム-


提督「で、この後どうする?小説読んでるのもいいけど少し甲板にでも出てみないか?」

熊野「よろしくてよ、私一度行ってみたかったんですの!」

提督「じゃあ決まりだな、行くか」

提督(あ、カメラ持って行こ)ガサゴソ


熊野「提督まだですの!」

提督「ごめんごめん、ちょっとカメラ探してて」

熊野「ノロマなのねえ…」

提督「そんなこと言ってたらエスコートしないぞー」テクテク

熊野「あ、待ってくださいな!」タッタッタッ

熊野のキャラを崩さないようにできてるのか不安でしょうがない…

明後日くらいには北海道着く予定です、上陸まで書いてたら長くなっちゃった


-甲板-


提督「今日天気良くて良かったなー」

熊野「風が気持ちいいですわ」

提督「前にフェリー乗った時は曇り空でいまいちだったんだよ」

熊野「そうなんですの?今日は晴れて良かったですわね」

提督「熊野ちょっと手すりのとこ立ってよ」

熊野「な、なんでですの…いいですけれど…」タッタッタッ


カシャ


提督(よっしゃ撮れた!!)

熊野「提督?なにしてるんですの!」

提督「あーもうちょっとそこに居てくれ!」



カシャ カシャ


提督(完璧だ…バレないように取っとこ…)

通行人「あのー…」

提督「ひゃい?!は、はい?」

通行人「良かったらシャッター切りますか?二人で写りたいでしょうし」

提督「え、いいですか?じゃあお言葉に甘えて…」


提督「おーい熊野ー写真撮るぞー今そっち行くからー」タッタッタッ

熊野「写真?」

提督「あの人が撮ってくれるって言うから二人で撮ろう」
 
熊野「二人って提督と私でですの?」
  
提督「そうだけど?」

熊野「す、少し恥ずかしいですわ…」

提督「まぁまぁ旅の思い出だよ、1枚くらい撮ろう」

提督(寝顔とか写しまくってるしさっきも隠し撮りしてたけどな)

熊野「そうですわね…まぁ、いいですわ」

提督「じゃあ撮ってもらおう。  すいませーんお願いします!」

通行人「ほいさー 撮りますよ-! 69329-69327はー?」

提督・熊野「2!」


カシャ



熊野「綺麗に写ってるか心配ですわ」

提督「熊野はそのままでも綺麗だから大丈夫だろ」

熊野「え…提督?」

提督「シャッター切ってくれてありがとうございました!」

熊野(話逸らされましたわ…)

通行人「いえいえ、お二人とも綺麗に写ったと思いますよ!」

提督「本当にありがとうございました!あとでゆっくり見ますね!」

通行人「いえいえ、では!」タッタッタッ

提督「ありがとうございました!」


熊野「提督、知らない人の前だと真面目なんですのね」

提督「バカ言え俺がいつ真面目じゃなくなったんだ」

熊野「鎮守府ではいつもふざけてますわ!」

提督「な?!あれは駆逐艦の子と遊んであげてるだけでお前らと絡んでる時は普通の対応してるだろ!」

熊野「鈴谷も駆逐艦の子と同じ感じでしたわ!」

提督「鈴谷のテンションに合わせてるだけだ、熊野も鈴谷みたいなテンションできて良いんだぞ?」

熊野「わ、私は別にいいですわ…」

提督「暑くて喉乾いてきたな…自販機行ってくるけどなんか飲むか?」

熊野「紅茶があれば買ってきてもらいたいですわ」

提督「了解、じゃあちょっと行ってくる」タッタッタッ

今日の更新はこれで終了です、見てくださった人ありがとうございました。

要望やこうしてほしい!みたいなことがあったら是非書いてくださいな。

では、おやすみなさい

こんばんは
少し時間があったので書き溜めました。
今日は船内終わらせれるように頑張ります!


熊野(よくよく考えたら提督と二人で何処かへ出かけるというのは初めてですわね…)

熊野(着任当初からずっと秘書艦はしていましたけれど、まず提督がどこかに出かけてるの自体滅多に見ませんでしたわ)

熊野(部屋に篭ってギター弾いてたり、本読んでることがほとんどですものね…)

熊野(こんなこと考えてたら今更緊張してきましたわ…)



提督「紅茶○伝のミルクしか無かったけど良い?」ヒョイッ

熊野「ひゃあ?!び、びっくりしましたわ!」

提督「気付いてなかったのか…で、俺が飲む予定で買ってきた綾○もあるけどどっち飲む?」

熊野「紅茶花伝を頂きますわ」

提督「ほら、飲み終わったら部屋戻るか」

熊野「もう17時ですのね…分かりましたわ」

提督「とりあえず部屋戻ったら少しずつ荷物まとめ始めよう、んで夜ご飯だ」

熊野「何時くらいに食べますの?」

提督「19時位に食べて、20時頃戻って出る準備が終わるって感じがスムーズでいいかな」

熊野「あと2時間位ありますのね…」

提督「折角だし甲板から夕陽でも見てから戻るか?」


熊野「夕陽…見てもよろしくてよ」

提督「多分6時前くらいには見れるんじゃないかなー…」




~17:45頃~


提督「少しずつ夕陽になってきたな…」

熊野「鎮守府以外で夕陽を見るのは初めてな気がしますわ」

提督「いっつも秘書として手伝ってもらってるからなー、見たかったのか?」

熊野「き、気になっていただけですわ!でも…赤くて綺麗ですわね…」

提督(おっと…これはお前のほうが綺麗だよって言えるパターンか…?)

提督「夕陽も綺麗だけど熊野のほうが綺麗だぞ」

熊野「?!?な、何を言うんですの!」

提督「本音を言っただけだ さ、部屋に戻るか」テクテク

熊野「ま、待ってくださいな!」タッタッタッ




提督(あー恥ずかしかった…慣れないことは言うもんじゃないな…)

熊野の提督に対する好感度がやや微妙のような……


-スイートルーム-


提督「片付けるって言ってもいうほど荷物もないしすぐ終わりそうだな…」

熊野「私は美容品を入れれば殆ど片付きますわ!」

提督「俺もカメラと本くらいしかないな…」

熊野「結構時間にゆとりありますわね」

提督「のんびり出来ていいじゃないか!」

>>84
時報とか聞いてる限りあまりデレを表に出さないタイプだと思ってたんですけど、もっとデレさせたほうがいいですかね!
とりあえず旅行中の熊野の心境描写も入れようと思っているのでお待ちを!

これ、レスへの返信は投下終了時にやった方が見やすいですよね、すいません次からそうします!



提督「そういえば熊野、鎮守府はどうだ?お前は来てからだいぶ経つから古参の類に入ると思うが…」

熊野「私が来た時はまだ20人も居ませんでしたわね…それが今は90人近く、大きくなったものですわ」

提督「いつの間にか大人数になってたな、まだ居ないのも結構いるらしいが…」

熊野「それより私が来た時からずっと秘書艦していますけど、いいんですの?」

提督「ん、なんで?」

熊野「秘書艦になりたい方はいっぱい居ますし、私がずっと秘書艦で飽きませんの…?」

提督「まぁ勉強のために秘書艦にしてください!とか、秘書艦になれないと死んじゃうんです!なんて子が来たら考えてやらんでもないけど…」

提督「来ない間はずっと熊野がいいかなって思ってるよ」

熊野「そ、そこまでですの…コレと言ったことしてませんのに」

提督「熊野と居る時が一番楽だからかなーなんとなくだけど、過ごしやすいっていうか…」

熊野「す、少し恥ずかしいですわ…」

提督「言っとくけど本音だからな、んじゃ夜ご飯食べに行きますか」



-ダイニング-



提督「何やら夕食は和食らしい、楽しみだなー」

熊野「提督、和食好きですの?」

提督「そりゃ日本人だしな、食べてて落ち着く味だと思う」

熊野「彩りも鮮やかで綺麗ですものね…」

提督「朝ごはんにご飯、焼き魚、味噌汁が出てきたらそれだけで安心するくらい和食は好きだな」

熊野「よっぽどですのね…私、和菓子が好きですわ」

提督「和菓子か…そうだな、北海道に有名な店が2つくらいあるから連れて行ってやる」

熊野「…!楽しみですわ!」



~夕食が運ばれて~


提督「…え、これ多くないか」

熊野「私、全部食べきれる気がしませんわ…」

提督「何処の旅館の夕食だよ…天ぷら、刺し身、焼き魚、大根のサラダ、蕎麦、いくら丼、アイスクリーム」

熊野「いくら丼だけでお腹いっぱいになりそうですわ…」

提督「でも一つ一つの量がすごい多いわけでもないから案外行けそうだな」

提督「さて、食べるか。 いただきます」

熊野「いただきます」



提督「この焼き魚なまら美味しいぞ…なんの魚だろう…へぇーきんきか…」

熊野「提督、魚には詳しくありませんの?」

提督「海に鰈釣りに行ったのと、川に渓流釣りに行ったことくらいしかないからそんなに詳しくないな…」

熊野「意外とアウトドアなんですのね」

提督「自然が好きだったんだよ、だからいつの間にか自然の中で遊んでた。最近はカメラとギターしか趣味ないけどな…」

熊野「提督が虫捕りしてる姿なんて想像もできませんわ…いつも自室に篭っていらっしゃるのに」

提督「今も行きたいんだが、鎮守府連休取りづらいからなぁ…」


熊野「忙しいんですのね…にしてもこのお刺身、とても美味しいですわ!」

提督「熊野、刺し身はわさびを付けて食べるものなんだぞ、ほれ」ノソッ

熊野「て、提督?!何をなさっているの!?!こんなに沢山山葵乗っているのなんて食べれませんわ!」

提督「残念だが熊野…これは日本のレディーは皆できることなんだ…熊野もレディーなら、余裕だろ?」

熊野「う…うう…た、食べますわ!!」パクッ



熊野「!??!?!??!??!」



熊野「うう…」ジワァ

提督「く、熊野…?」

熊野「か、辛いですわ…こんなの食べ物じゃないですわ…」ウルウル

提督(ちょっと悪ふざけすぎたかな…)

提督「ごめんごめん、ちょっとからかってみたかったんだ…ほらこれ」っハンカチ

熊野「あ、ありがとうございます…って!提督!あなたが食べれとおっしゃったんですわ!」

提督「う…」

熊野「鎮守府に戻ったらこれの倍で食べていただきますわ…!」

提督(どこのダ○ョウ倶楽部だよ…)

提督「わ、分かった…」


熊野「後はアイスクリームだけですわね」

提督「食べるの遅かったから若干溶けてるな」

熊野「どこかの誰かが悪ふざけするからですわ」ツーン

提督「だから悪かったって…熊野はアイス好きか?」

熊野「まぁ嫌いではありませんけど…」

提督「なら北海道についたらご当地毎のアイスでも食べるか」

熊野「ご当地…なんですの?」


提督「北海道はまぁ、知ってるだろうけど本州の比じゃないくらい広いんだ。」

提督「んで、土地それぞれの特産物を活かしたアイスとかハンバーガーとかがあるんだよ。」

熊野「ハンバーガー…私、この間鈴谷に初めて食べさせてもらいましたわ。」

提督「たしかサンドイッチ出してる店もあった気がするな…」

熊野「サンドイッチ…!食べたいですわ!」

提督(コンビニの渡しても喜ぶからな…)

提督「さ、二人とも食べ終わったし戻って降りる準備するか」

熊野「分かりましたわ」

提督・熊野「ご馳走様でした」

本日の投下はこれで終了です、ありがとうございました!
次の更新で北海道到着予定です、到着したらこっちのもんですよ!

ちなみに、フェリーの中での食事は一度小樽から敦賀に行った時のものをまるっと使わせてもらいました。
北海道を回ってる時も基本的に自分が行ったことのある場所に行ってもらおうと思っています。

では、おやすみなさい

こんばんは!
気付けば100コメですか!すごく早く感じます。
では、本日の投下少しですが開始したいと思います



-スイートルーム-


提督「そんなこんなで降りるまで後30分だな、帰りは飛行機にする予定だが船はどうだった?」

熊野「フェリーというものに初めて乗りましたけれど…なかなか素敵でしたわ」

提督「そりゃスイートルームだからな、素敵じゃないなんて言われてたら熊野置いてったかも」

熊野「お、置いて行かれたら困りますわ!」

提督「置いていかないから安心しろ…んじゃ、忘れ物はなさそうだな?」

熊野「全部鞄にしまいましたわ」

提督「じゃあ降りる時までゆっくりしてていいぞー」


~21時半頃~


提督「さて、やっと人が降りれるようになったし降りるか。荷物持つか?」

熊野「いいんですの?じゃあお言葉に甘えて…」

提督「船旅は意外と疲れるからな、任せとけ」ヒョイッ


熊野(こういうとこは頼もしいですわね…)



-北海道上陸-


提督「帰ってきたー!北海道だー!」

熊野「ここが北海道…の、なんて場所ですの?」

提督「小樽ってとこだよ」



歴史溢れる煉瓦の街「小樽」

石狩湾に面していて古くから港湾都市として栄えている、町並みは歴史的建造物が多く観光スポットとしても人気が高い。
政令指定都市でもある札幌にも近く、交通の便も良い。
少し移動すると朝里川温泉という温泉地帯にいける、ホテルの値段も然程高くなく、気軽に泊まれるだろう。
人口は道内でも多いほうだが、最近少しずつ過疎ってきている…
港には帆船、漁船、稀に海上自衛隊の艦艇も停泊している。
港町や煉瓦の町並みが見たい人は是非行ってみてはどうだろうか。



提督「ってな感じで港町で、建物の作りが古いんだよーって感じ、明日一緒に見て回ろう」

熊野「素敵な町並みなんですのね、早く見てみたいですわ!」

提督「じゃあもう遅いし早く泊まるホテルに行こうか、予約はもうとってあるよ」

熊野「分かりましたわ」

ってことで短いですけれど北海道に到着したことろで本日の投下終了です、有難うございました。

こんな感じで街につく毎にその街の紹介文を入れようと思います、次からはいよいよ北の大地開幕ですね!
では、おやすみなさい

こんばんは、会社の人と居酒屋に行っててただいま帰りました。
すみませんが眠気が限界に近いので明日の昼から更新します。

おやすみなさい

こんにちは
今から少しずつ投下していきます。


熊野「本州より少し肌寒いですわ…」

提督「多分舞鶴の方とは5度以上違うぞ」

熊野「カーディガンだけじゃ少し寒いですわ…」

提督「まぁ夜だしな…俺の上着で良かったら羽織っとけ」

熊野「お借りしますわ…」

提督「やっぱり本州の人にとっては寒いのかなー」

熊野「提督は平気なんですの?」

提督「元々住んでたしな、これくらいだったら平気平気」

熊野「提督何気にすごいですわね…」

提督「多分道民皆こんな感じだぞ、本州行ったら暑くて溶けるかと思ったし」

熊野「そんなに生活が違うんですのね」

提督「こっち行っても30度越したかなーくらいだからなー」

すみません、突然の来客で夜中になってしまいました。
今から少し投下します



-運河の宿小樽ふる川-



提督「お、ここだよ。泊まるホテル」

熊野「運河の宿…ふる川…?」

提督「俺が初めて小樽で泊まったホテル、あの時は友達とだったけどな」

熊野「雰囲気が素敵ですわ!」

提督「特別室は予約的な関係で取れなかったから、ツインルームの運河側にしといたぞ」

提督「じゃ、受付してくるから待っててくれ」

熊野「分かりましたわ」



提督「さ、部屋鍵もらってきたし行こうか」

熊野「ここは温泉があるんですの?」

提督「そうだよ、4つ種類があって蔵のイメージを大切にしてるらしいぞ」

熊野「4つってことは男女で2つずつしか使えないということですの?」

提督「ああ、朝と夜で男女交代なんだよ。だからちゃんと4種類楽しめるぞ、起きれたらだけどな」

熊野「提督、起こしてくださってもよろしくてよ?」

提督「まぁ、起きたら起こしてやる」



-ツインルーム-


提督「ここだな」

熊野「扉大きいんですのね」

提督「俺の身長が小さいから余計にでかく見える…」

熊野「提督身長お幾つなんですの?」

提督「168だよ悪いか」ガチャ

熊野「わぁ…!部屋の中とても素敵ですのね!」

提督「気に入ったようで良かった、和室もあるんけど、熊野はこっちのほうがいいかもなってね」

熊野「和室の雰囲気も好きでしてよ!」

提督「あ、本当に?じゃあ次泊まるホテル和室にしちゃおうっと…」


熊野「ベッドも大きいんですのね!鎮守府とは大違いですわ!」

提督(…俺の自室のベッドこれくらいなんて言えない)

提督「そ、そうだな。 枕もでかいしな」

熊野「それで、夜はこれからどうなされるのかしら?」

提督「普通に温泉入って寝ようかと…あ、明日朝ご飯食べたらすぐチェックアウトするからな」

熊野「分かりましたわ、では私もお風呂に…」

提督「あ、鍵、どうする?俺が持ってていいのか?」

熊野「多分提督のほうが先に上がられるので持っていていいですわ」

提督「分かった、じゃあ準備していきますか」


-お風呂-

男湯

提督(明日は何処に行こうか…小樽にすごく詳しいわけじゃないからな)

提督(夜の特急で函館行きだし、観光街のんびりと歩きますか)

提督(それにしても熊野になんてプロポーズしよう、そもそも付き合ってないのにプロポーズってありなのか)

提督(まぁいいか…ホテルの風呂にはいるのも久々だな)

提督(そうだ、○eTAOのチーズケーキ食べさせてやるか…)


女湯

熊野(部屋の中は洋風でしたけれど…温泉の中は和風そのものですのね)

熊野(そういえば提督が蔵のイメージを大切にしてるって仰ってましたっけ…)

熊野(提督って結構博識というか…何でも知ってらっしゃいますわね)

熊野(…頼りになりますのね…)

ではキリがいいのでここで終了です!お疲れ様でした!

おやすみなさい。

北海道って広いから移動で退屈するイメージしかないな、デートには向かなそうだけどどうなんだろ

ツアーで北海道行ったことあるけど、うまい添乗員さんがいると移動中でも退屈することはなかったな
つまり提督が話うまい人なら(ry

少し時間が出来たので透過しようと思います

>>120
結構だらだら話してたりすると着いちゃったりするもんですよ!
あと、風景とか好きな人にとっては再考だと思います。

>>122 
話上手い方のガイドや豆知識は本当に為になるし、面白いですよね。
提督にも面白い話してもらうように頑張ってみます…ww

投下です。透過ってなんですかね勝手に透けてろっ感じですよね。


-ツインルーム-


提督「気持ちよかった、熊野はまだ入ってるっぽいな」ガチャ

提督(喉乾いたな…)

提督(熊野戻ってきたら買いに行こう)


~数十分して~



熊野「戻りましたわ」

提督「お、おかえり。 気持ちよかったか?」

熊野「とても温まりましたわ!あと、露天風呂の雰囲気が素敵ですのね」

提督「あー程よく風が通ってきて気持ちいいよな」


提督「俺、喉乾いたから飲み物買ってくるけど熊野も飲むか?」

熊野「コーヒー牛乳が飲んでみたいですわ!」

提督「お、風呂あがりの定番だな。じゃあちょっと行ってくるな」ガチャ



熊野(髪を乾かしたいんですけれど…ドライヤーはどこですの…)ガサゴソ

熊野(うう…提督に聞いておけば良かったですわ…)



提督「待たせたな、意外と売店まで遠くてね」

熊野「提督!ドライヤーはどこですの!」

提督「え?ドライヤーは確か洗面台の横の棚になかったかな…はい、コーヒー牛乳」

熊野「頂戴しますわ…でも飲む前にドライヤーかけたいですわ…」

提督「ちょっと取ってくるからそこ座って待ってろ」タッタッタッ

熊野「わ…分かりましたわ」


提督「ほら、ドライヤーあったぞ」

提督「乾かしてやるからそのまま座ってな」

熊野「え、べ、別にいいですのに…」

提督「熊野髪長いし先の方一人じゃ難しいだろ、任せとけ」

熊野「じゃあお言葉に甘えて…」

提督「つけるからなー」カチッ

熊野「丁寧にお願いしますわ」


提督「ああ、にしても熊野の髪の色って変わってるよな」

熊野「そうなんですの?」

提督「日本人にはもちろん、海外でもあんまり居ないんじゃないか…?」

提督「そんなこと言ったら鈴谷だっていないか」

熊野「鈴谷も私も最初からこの色でしたからね…」

提督「二人とも綺麗だと思うぞ、柔らかい色だしな」

熊野「提督は髪染めたりはなさらないの?」

提督「少し茶色にしてみたかったりするけど…黒がなんとなく一番落ち着くよな」

熊野「私と色をかぶせるのはやめてくださいな?」

提督「その色男性がやるのは少し無理があるだろ…」

熊野(提督は黒いままでいいと思いますけれど…)

提督「じゃあとりあえず今日は寝るか」

少し家を開けるので投下終了です
時間があれば夜また来ますね

お疲れ様でした

今から少し投下しますねー


熊野「ちゃんと朝起こしてくださいな」

提督「5時位に起こせばいいか?」

熊野「それくらいでお願いしますわ」

提督「了解、じゃあおやすみ」

熊野「おやすみなさいませ」



~05:00~


♪(コオロギの鳴き声)

提督「ん…やっぱり朝はこの音がなくちゃ起きれないな…」ゴソッ

提督(先に顔洗ってから熊野起こすか…)ノソノソ


提督「洗面所でかいよなここ…立派だし」

提督(さて…顔洗ったし起こしますかね)



提督「熊野、5時過ぎたぞー。温泉はいるんだろー」トントン

熊野「ん…んぅ…」

提督(起きないんだが…)


提督「おーいーくーまのー起ーきろー」トントントントン

熊野「むぅ…ん…」

提督「起きないとほっぺた抓るぞー」


提督「本当に起きないな…」



提督「熊野いい加減起きろー」ホッペツネッ


熊野「んっ…い、痛いですわ…なんですの…」

提督「もう5時半になるんだが…」

熊野「…?!温泉!」バタッ

熊野「早くいかなきゃ閉まってしまいますわ!」

提督「まだ時間あるからそんな焦るな…ほら、おはよう」

熊野「お、おはようございます…とりあえず顔洗ってきますわ…」



~顔を洗い~



熊野「スッキリしましたわ」

提督「ほら、温泉行くんだろ?」タオルホイッ

熊野「勿論ですわ、他の二つの温泉も入ってみたいので」

提督「昨日俺が入ってた方に入ることになるな、少し熱かった気もするが気持ち良かったよ」

熊野「じゃあ早速行ってまいりますわ!」

提督「あ、俺も温泉行くから鍵占めるからな。なるべく早く戻ってくるつもりだけどさ」

熊野「もし居なかったらロビーに座ってますわ」

提督「了解、じゃあいこうか」


カギガチャ


提督「じゃあまた後でな」

熊野「はい、提督もごゆっくり」

っと…12時になったので今日はここまでです。お疲れ様でした!

明日は朝ごはん食べ終わるくらいまでは投下したいな…
そういえば、コオロギの鳴き声は僕が普段使ってるiPhoneのアラームです。皆さんも使ってみてください。

では、おやすみなさい。

こんばんは、ちょっと色々あって今帰ってきました。
今日は書き貯めした分投下して寝ようと思います。



-男湯-


提督(さて、朝食をとった後何処に行こうかな…とりあえず何かプレゼントでもしたいよな)

提督(だが小樽となるとガラス細工やオルゴール…箸とかもあったっけ…)

提督(んんんn…悩むな)



-女湯-


熊野(こっちの温泉も気持ちいいですわ…)

熊野(提督、今日は何処に連れてってくださるのかしら)

熊野(ふふっ…少し楽しみですわ!)



~時を経て~


提督(つい長風呂してしまった…ロビーに熊野はもういるのかな)


熊野(上がっても提督が見当たらなかったけれど…まだ入ってるのかしら)



提督(あ、ロビーに座ってるじゃん)



提督「おーい、熊野ー」

熊野「て、提督…!少し遅いのではなくて!」

提督「気持よくてすっかり長風呂してしまった、ごめんな」

熊野「私もうお腹すきましたわ…」

提督「ああ、悪かった。一回部屋に戻って朝食食べに行くか」

熊野「分かりましたわ」



-ツインルーム-


提督「そういえば朝食食べたらホテル出るけど荷物は纏まってるのか?」

熊野「大丈夫ですわ、あまり出し入れをしていないので」

提督「俺もそこまで出してないから大丈夫かな、じゃあ行こうか」トコトコ



熊野「そういえば、朝ごはんは何ですの?」

提督「俺が前泊まった時はバイキングだったよ」

熊野「…?どんな食べ物ですの?」

提督「食べ物?バイキングは俗に言う食べ放題だよ」

短いですけれど終わります!
明日はいっぱい更新できるといいな

おやすみなさい

乙ー。

ブッフェとかビュッフェとかの方が
熊野に対しては聞こえが良かったと思うぜよ
(熊野の性格考えた時のリアクション的な意味で)

こんばんは!
今日は早めに投下して早めに寝る予定です。
では、投下開始します。

>>150
ビュッフェなんて言葉全然頭にありませんでしたwwべ、別に田舎者じゃないし!思い浮かばなかっただけだし!



提督「…もしかして熊野初めて?」

熊野「べ、別に初めてということはなくてよ?」

提督(あー、初めて来たのか)

提督「とりあえず、皿に食べたいもの好きなもの取って食べていい場所だからな?」

熊野「そ、そんなの知ってますわ!」プイッ

提督「分からないことあったら聞けよ?」

熊野「だ、大丈夫ですわ!」



-ダイニング-


ふる川の朝食は、「北海道産の食材」と「手作り」をテーマに掲げ、それに拘ったバイキング形式の朝食になっている。

中でもその場で作られ出来たてをすぐに食べれるパンや採れたてトマトジュース、牛乳などが人気である。

和食洋食のレパートリーは結構多く、全て制覇するには時間と食欲が必要かもしれない。


提督「ってな感じでバイキングだ。さ、取りに行きますか」トコトコ

熊野「一緒に行きますわ」トコトコ





提督「何食べようかな…洋食で固めてもいいし和食もいいな…いや、和洋食両方を皿に載せるのも…」

熊野「どんだけ悩んでるんですの…私はパンがいいですわ」

提督「パンなー、焼きたてのが食べれるはずだからパンのとこで待ってたら?」

熊野「ほ、他のものを先に見て回りますわ…」





熊野(席の場所を覚えていないなんて恥ずかしくて言えないですわ…)




提督「そう?じゃあ野菜とかは一緒に見て回るか」

熊野「よ、よろしくてよ!」



提督「トマトとー…ポテトサラダ…うーんキャベツ…」

熊野「提督野菜取り過ぎではなくて…そんなに野菜好きですの?」

提督「基本的に美味しそうなものは何でも食べたいからな…つい…」

熊野「少しずつ食べればいいのでは?」

提督「そういう熊野は少なすぎだろ、全然取ってないじゃないか」

熊野「レディーはあまり食べ過ぎないのよ?よろしくて?」

提督「昼になってお腹すいたっていっても知らないからなー」

熊野「い、言いませんわよ!もう!」



~席に戻り~


熊野「では私、パンを取ってきますわ」

提督「分かった、俺飲み物取ってくるよ。なにがいい?」

熊野「ローズヒップティー…がなかったら紅茶がいいですわ」

提督「さすがにローズヒップティーはないかもなー…とりあえず取ってくるよ」

熊野「分かりましたわ」タッタッタッ



~ドリンクバーにて~


提督「こういう時に飲み物取ってきてって頼んだら混ぜてくるやつとかいたよなー」

提督「お茶と水とりんごジュースのミックスの不味さは異常」


提督「さて…熊野は紅茶…俺はコーンスープにしよ」コポポポ

提督「ホテルの朝ってなんとなくコーンスープ飲んじゃうよね」

提督「さ、戻るか」トコトコ



~席に戻り~


提督「もう戻ってたのか、待たせちゃったな」ガタッ

熊野「丁度出来たてのパンが戴けましたわ」

提督「じゃあ食べるか」

熊野「はい、いただきますわ」

提督「いただきます」



提督「多分こういうバイキング形式になってるホテルは、もう泊まらないかもしれないから堪能しといた方がいいぞ」

熊野「他のホテルはどうするんですの?」

提督「次の函館は旅館、その他はペンションとか、車中とかだからな。朝ごはんは部屋食か無しだよ」

熊野「朝くらいゆっくりしたいですわ…」


熊野「…!このクロワッサン…とても甘くて美味しいですわ!」

提督「ここの焼き立てパンはすごい人気らしいからな、雑誌なんかでもたまに載ってるのを見るよ」

熊野「このアップルパイもデニッシュもとてもいけましたわ!」

提督「気に入ったようで何よりだよ、まぁ俺はいつもご飯だから食べたことないんだけどな」

熊野「…なら、私のを一口差し上げてもよろしくてよ」





提督「え?」

今日の投下はここで終了です、お疲れ様でした。
ホテルの朝はコーンスープかコーヒーって決まってたりしますww

では、おやすみなさい

こんばんは!
今日は投下できそうなので今から開始します!

では、よろしくお願いします


熊野「せ、折角の機会なんですし一口差し上げますわ」

提督「じゃ、じゃあもらうとするか…」

熊野「ど、どうぞ」ヒョイッ

提督「ああ」パクッ



提督「…確かに甘いな、そして調度良く温かい…なんだろう、優しい味」

熊野「優しい味って表現初めて聞きましたわ…」

提督「なんか使っちゃうんだよ、熊野も俺のご飯食べるか?」

熊野「提督の、ただの白米でしてよ!」

提督「これはな…ただの米じゃない、北海道米だ!!」

熊野「何か違いがありますの?」

提督「まぁ何も言わずに食べてみろ」ヒョイッ


熊野「い、いただきます」パクッ


熊野「ん…」モグモグ


提督「な、違うだろ?」

熊野「よく分かりませんけど…何が違くて?」

提督「なんだと…!鎮守府で出てくるのより甘みがあると思わないか?」

熊野「…二つ並べて食べてみないとイマイチ分かりませんわ…」

提督「まぁ…それもそうか、【ななつぼし】とか【ゆめぴりか】とか有名なんだぞ」

熊野「お米の種類をあまり気にしたことが無いですわ…」

提督「鎮守府は間宮さんが大体やってくれてるからな…因みに酒米だが【彗星】って名前のやつもあるぞ」

熊野「空母の方の艦載機と一緒ですのね」

提督「関連性があるのかはわからないけどね」



提督「さて、食べ終わったし部屋に戻るか」

熊野「お皿はこのままでよろしくて?」

提督「ああ、後で持って行ってくれるよ」

熊野「分かりましたわ」

提督「部屋に戻ったらすぐ荷物とってチェックアウトするから」

熊野「荷物はもう大体まとめてありますわ」



-ツインルーム-


提督「チェックアウトしたら一回駅に向かうから」

熊野「駅?」

提督「小樽駅ってとこなんだけど、ロッカーあるからそこに荷物入れとこうかと」

熊野「確かに、この荷物を持ったままの観光は少し疲れますわ」

提督「んで、4時位に小樽から札幌に行く、それから札幌から函館って感じで」

提督「着くのは夜の8時半くらいかなー」

熊野「4時間半も電車に乗ってるんですの…」

提督「乗り換え抜いたら4時間くらいかな、疲れるだろうから電車は寝てていいぞ」

熊野「そうしますわ…」




熊野「提督、準備よろしくてよ」

提督「ん、じゃあ行くか」ガチャ


-ロビー-


提督「とりあえずチェックアウトしてくるから、ここで待ってて」

熊野「分かりましたわ」




提督「終わったぞー」


熊野「ここのロビーなんだか眠くなってきますわ…」

提督「おいおい大丈夫か、まだ朝だぞー」ペシペシ

熊野「き、気安く触らないで下さる!?」バッ

提督「なんだよ朝は何も言わなかったのに!」

熊野「あ、朝は…し、知らないですわ!」フンッ


提督(ここで船で写した寝顔写真を見せたらどうなるんだろうか)



提督(間違いなく怒られるだろうな…)


提督「とりあえず、チェックアウトしたから外出るぞ」

熊野「提督、荷物持って下さる?」


提督「ん、ああいいけど」ヒョイッ





提督「船乗る時から思ってたけど熊野の鞄軽くないか?」

熊野「荷物をあまり沢山入れないタイプですの」

提督「なるほど…美容品はあまり重くないしな」

熊野「提督に持って来いと言われたものしか持ってきてないですわ」

提督「俺の鞄はカメラとかのお陰で結構重い…」








提督「さて、出るか」



-小樽市街地-



提督「よし、じゃあ行くかー」

熊野「駅までどれくらいですの?」

提督「そこのとおり曲がってまっすぐだよ、20分もかからないはず」

熊野「近いんですのね」

提督「観光に力入れてるからなー、ここらへんは殆ど観光街で駅からすぐ来れるようになってるぞ」


熊野「それにしても…昨日は着いたのが遅かったので周りがよく分かりませんでしたけれど…」

熊野「この街、とってもお洒落ですのね」

提督「港町で、昨日言ったとおり建物の作りが古いからなー」

熊野「あちらの石造りの建物、雰囲気がとても素敵ですわ」

提督「あそこは小樽で一番有名って言ってもいいんじゃないかってくらい有名だよ」



提督「そうだな、荷物置いた後に行こうか」

熊野「楽しみですわ」



提督(小樽気に入ったみたいだなー…すごいキョロキョロしてる)





提督「ここを曲がって真っすぐ行ったら駅だよ」

熊野「…ずいぶん長い坂ですのね」

提督「小樽は一部で坂町って言われるくらい坂が多くてだな…30通り以上の坂があるんだ」

提督「ここは特に名前ついてないけどな」

熊野「わ、私余り坂道は得意じゃなくてよ…」

提督「大丈夫だ、観光街に坂道はないから」

熊野「なんかホッとしましたわ…」



提督「ここらへんは冬になるとキャンドルで道を作るイベントをやるんだよ」

熊野「キャンドル…?」

提督「ああ、説明が悪かったか…氷で作ったキャンドルを雪の上に乗せて道を作る」

提督「そしてキャンドルに灯火をつける、【雪あかりの路】っていうイベントがあるんだよ」

熊野「私、雪を見たことがないので想像が難しいですわ…」

提督「あー…そっか雪見たことないのか」

提督「じゃあ北海道気に入ったら、次は冬に来るっていう楽しみができるな」

熊野「…そうですわね!」




提督(雪あかりの路は確実にカップル向けだからな…)

提督(一人でカメラ持っていった時色々悲しくなったし…)



-小樽駅-


提督「さ、ここが小樽駅だ」

熊野「駅、意外と小さいんですのね」

提督「そうか?」

熊野「もっと大きくて目立つような駅を想像してましたわ…」

提督「確かにインパクトが有るかって言われたらあれだな…でも、北海道の駅はどこもこんな感じだぞ」

熊野「全部こんな小さいんですの?」

提督「札幌、函館、旭川…くらいかな。正直なとこ札幌駅以外すごく大きい駅は無いと思った方がいい」

熊野「北海道ってとても大きいイメージでしたけれど…」

提督「主要都市から少し離れたら都会ってイメージはなくなるよ」

熊野「でも、そういうとこの方がのんびりと暮らせそうですわ」

提督「雪の量が心配だけどなー…さ、ロッカーに預けるか」ガチャ



熊野「入れましたわ」

提督「俺も財布とカメラ…以外は…大丈夫だな」ガチャ




提督「そういえば、ここの駅に入ってるパン屋が実は美味しかったりする」

熊野「そうなんですの?」

提督「遊びに電車できてた時は、毎回買ってたな…札幌行く前に買おうか」

熊野「私、パンは好きでしてよ」

提督「じゃあ夜ご飯は電車の中でパンになるかもな…」

熊野「それでもよろしくてよ」

提督「お腹いっぱいになるのか?」

熊野「レディーなので大丈夫ですわ」

提督「怪しいなー」

熊野「ほ、本当ですわ!」




提督「さ、観光行くか」

熊野「美味しいもの、食べたいですわ」

提督「それじゃ昼ごはんはワサビ多めのマグロ丼でも食べるか?」

熊野「…提督、意地が悪いですわ」

提督「ごめんごめん、さてどうやって行こうかねー」

ってことでなんとかホテルから駅まで投下できました、本日の投下終了です。
今日は中々沢山投下できたんじゃないかな…雪あかりの路は一人で行くと本当に虚しかったです。

では、おやすみなさい

こんばんは!
只今帰宅しました、そして明日も出勤になった上に追加の仕事があるので今日はお休みです。

では、おやすみなさい

こんばんは!
友人と呑んで只今帰宅しました、少しですが投下します!


-小樽市街地-


提督「じゃあ定番の小樽運河から行きますか」

熊野「小樽運河…?」

提督「さっき熊野がお洒落って言ってたとこだよ」

熊野「…!楽しみですわ!」


提督「ここ真っ直ぐだしすぐだな」

熊野「この通りの町並みも素敵ですわ」

提督「明治とかからそのままっていうのもあるからな…明治の建物はお洒落だよな」

熊野「私の生まれた街、神戸もお洒落ですわよ!」

提督「実は神戸って行ったこと無いんだよなー」

熊野「そうなんですの?でしたら今度一緒n…」


熊野(…!勢いで一緒になんて言おうと…)



提督「ああー良いかもな、神戸」

熊野「え、ええ。良いところですわ」


熊野(特に気にして無いようで良かったですわ…)


-小樽運河-


当時、沖に来た船に積んである荷物を台船を使って荷揚げをして陸から運んでいたが

年々取り扱う荷量が増えていき、台船がそのまま倉庫の近くまで入っていけるようにしようという案が出た。

その案を元に水路を作った、それが【小樽運河】である。

海岸の沖合を埋め立てて作られているので緩やかに湾曲しているのが特徴である。

しかし、戦後間もなく港や海岸沿いの発達によりその使命は終わりを告げることとなる。

元々観光出来るような道はなかったが、使用もしていないので一部を埋め立てて歩道となった。

戦前や戦時中に使われていた石造倉庫は当時のまま姿を残して中は飲食店やおみやげ屋となっている。


余談だが、飲食店の中にびっく○ドンキーがある。



提督「ってな感じで小樽運河だ」


熊野「大正時代からあるんですのね…」

提督「小樽観光って言ったら皆ここが思い浮かぶんじゃないかな、それくらい有名なとこだよ」

熊野「灯りが点いたらもっと雰囲気が良さそうですわ」

提督「灯り着く時間には来れないなー…俺が前来た時撮った写真鎮守府戻ったら見せてあげるよ」

熊野「いいんですの?楽しみにしていますわ!」

友達が修学旅行でびっく○ドンキー食ってたわww


提督「んじゃ、とりあえず記念写真撮りますか」

熊野「綺麗に取れたら私も頂きたいですわ」

提督「ん?何言ってるんだ、熊野を撮るんだぞ」

熊野「?!船の上で散々撮っていらしたのにまだ撮るんですの?!」

提督「この旅行にカメラ持ってきた意味の半分くらいは、熊野写すためだぞ?」

熊野「そ、そんなの聞いてませんわ!」

提督「言ってないよ」

熊野「ず、ずるいですわ!」

提督「別に写真写るくらい良いじゃん?もう船で撮ってるし。 ほら、そこ立ってー」

熊野「うう…少し恥ずかしいですわ…」トコトコ


提督「撮るぞー ハイチーズ」カシャカシャカシャカシャカシャ

熊野「ちょ、撮り過ぎではなくて?!」

提督「やっぱ違う角度からも撮りたいだろ?」カシャ

熊野「って言いながら撮らなくていいですわ!」

提督「まぁまぁ、じゃあ一緒に撮るか?」

熊野「ま、まぁ一人で写るより恥ずかしくはないけれど…」

提督「じゃあ撮るか。三脚鞄にしまいっぱなしだから、通行人に声掛けてくるな」タッタッタッ




熊野(提督と二人で写るのも恥ずかしいのだけれど…)



提督「すいませーん、写真撮ってもらいたいんですけど、良いですか?」

通行人「お、良いですよー、どう撮ればいいです?」

提督「とりあえず、あそこに居る子と二人で並ぶので縦と横で何枚かずつお願いします!」

通行人「分かりました!恋人と旅行ですか?良いですねー」

提督「まぁそんな感じです、ではよろしくお願いします」タッタッタッ



提督「あの人が撮ってくれるからそこに二人で立つぞー」

熊野「今更恥ずかしくなってきましたわ…」

提督「船の上でも撮ってるじゃないか!ほら、ピースピース」



熊野(提督が近くてちょっと落ち着けませんわ…)ドキドキ

熊野(船の上だと落ち着けてたのに…)



通行人「撮りますよー!ハイチーズ!」

カシャ

カシャ


通行人「次、縦にいきますよー!ハイチーズ!」



カシャ

カシャ



提督「ありがとうございました!」

通行人「綺麗に写ってると良いんですが…」

提督「大丈夫です!バッチリですよ」

熊野「ありがとうございます」

通行人「いえいえ、旅行楽しんでくださいね」ニコッ

提督「はい、本当にありがとうございました」


-小樽市街地-


提督「さて、次は何処へ行こうかねー」

熊野「もう10時ですわ…運河の周りに1時間位居たんですのね」

提督「本当は海の方にも出たかったんだけどなー、ちょっと遠いし今回はやめた」

熊野「海はいっつも見てますものね…」

提督「あー、熊野に積丹を見せたい」

熊野「積丹…?」

提督「鎮守府の周りの海なんて比べ物にならないくらい綺麗だぞ」

熊野「そんなにですの?」


提督「積丹ブルーって名前が付くづらい青くて輝いてて…俺が始めてみた時はテンション上がって泣きそうになった」

熊野「提督、意外と感動しやすいんですのね…」

提督「映画とかでも、割とすぐ感動で泣いちゃう方かもなー」

熊野「その積丹には今回の旅行では行きませんの?」

提督「うーん…行けたら行きたいんだが、時間がなかったら行けないかもしれん」

熊野「そんなに遠いんですの?」

提督「この小樽からはそこまで遠くないけど、電車通ってないしバスか車でしか行けないんだよなー」

提督「だからレンタカーで移動している時に時間あったらって感じかな」

熊野「提督が感動したところ…少し興味がありますわ!」

提督「ああ、楽しみにしててくれ」



-観光街-


提督「ここから長い観光街になるんだけど、特別見たいものとかはあるか?」

熊野「どんなのがあるのかよく分かりませんわ…」

提督「ああ…ガラス細工やオルゴールなんかが多いよ。基本お土産系のとこ。」

熊野「じゃあお土産を買いたいですわ!」

提督「俺も鎮守府の皆に何か買うか…じゃあ見つけたとこ適当に入ってみようか」

熊野「はい!」

っとここで投下終了です。
次回からは何回かに分けて観光街の散策です、最も僕が覚えてる店しか行けませんがww

熊野ってセリフ聞くと意外と提督のこと好きだと思うんですよね
ってことで熊野の心情に少し変化を入れてみました。

性格も言動も全然違うだろうが!ってとこがあったら教えて下さい。


>>190
折角の小樽なのにび○くりドンキーww

では、おやすみなさい!


北海道楽しそうだな

おつおつ 北海道一周やったなー…懐かしい
縮尺間違えて根室~襟裳岬~苫小牧を一日で行く羽目になったわ

小樽行きたいなぁ…


確かなんかのエロゲで小樽が舞台ってのがあった気がする…

こんばんは!

今日はちょっと立て込んでるので投下はできなさそうです、すいません

>>200
大自然が好きな人とかには本当にオススメです。

>>201
根室から苫小牧を1日って全然寄り道できないじゃないですか!ww

>>203
小樽の雰囲気いいですよね、常に観光客でいっぱいですけどそれもアリだと思います


では、おやすみなさい

こんばんは!

今日は書き溜めしてる分だけ投下しようと思います



提督「ここの通りは栄町通り商店街って言って観光客で常に賑わってるんだ」

熊野「そう言われると人が沢山…皆観光客ですの?」

提督「地元の人も少なくはないだろうけど、大半は観光客じゃないのかな」

熊野「徒歩の方が多いですのね…ここのお店は何を置いてらっしゃるの?」

提督「あー【瑠璃工房】か、ネックレスとかストラップ系の…まぁ土産屋だな」

熊野「ちょっと入ってもよろしくて?」

提督「ああ、いいよ」



-瑠璃工房-

歴史的建造物の中をそのまま改装して作られたアクセサリーショップ。

道内作家の自慢のアクセサリーが販売されていて値段はピンきり、500円で買えるのもあれば50000円で買えないのもある。

ちなみに瑠璃工房というのは京都や長野にもアクセサリーショップとしてあるが、全くの別物である。



熊野「わぁ…! 中の雰囲気、とても素敵ですわ!」

提督「灯りが温かいんだよなー」

熊野「私、ここで鈴谷にお土産買いますわ」

提督「ああ、俺も見てるから選んでていいよ」

熊野「分かりましたわ」タッタッタッ


提督(ここにある砂時計がカラクリになっているクジラの絵…初めて見た時欲しかったんだよなー…)

提督(今なら買えるくらいのお金はある…自室に飾ろうかな…)


提督(あれ…ないぞ…)





提督「すいません、前にあった砂時計が埋め込まれているクジラの絵ってもうないんでしょうか?」

店員「クジラの…あ!結構前に売れちゃった気がします、すみません」

提督「そ、そうですか…分かりました」ガーン

提督(う、売れただって!あんな40000円もするの誰が買ったんだよ!!)

店員「その代わりと言ってはなんですけど…同じ作家の方の作品で、富士山の山頂から麓に砂が流れるという絵が入ってますが…」

提督「?!見せてください」

店員「こちらです」トコトコ



提督「で、でかい」



店員「クジラのやつはA4サイズでしたけどこちらはA2となっています。一回りくらい大きくなっていますね」

提督「むう…店内他のとこ見て悩んでみることにします」

店員「はい、ごゆっくりどうぞ」


提督「58000円は高いよなー…高いなー…」


提督(自室に置くには、大きすぎて飾れない気もするしな)

提督(あ、でも熊野と結婚できたら玄関とかに飾るのはいいかもなー)

熊野「何がですの?」

提督「うわ、びっくりした…ちょっと悩んでる絵があってな…」

熊野「気になりますわ」

提督「これなんだけど」テクテク


熊野「わぁ…綺麗な絵ですわ」

提督「本来の目的の絵じゃないんだけど、作家さんが一緒らしいんだ」

熊野「なんで悩んでいるんですの?」

提督「買っても俺の自室だと大きすぎて飾れなさそうなんだよ」

提督「だから、結婚して一軒家とか買った時ならいいかもなーってな」


熊野「え…提督、結婚するんですの?」

提督「まぁそのうち…」

熊野「そ、そうですわよね…提督も、もうそういう歳でしたわ…」

提督「まだ三十路だぞ」

熊野「でも、確かに家にこの絵が飾ってあったら素敵だと思いますわ」

提督「だよなー…うーん、要検討だな」



熊野(なんで私…提督が結婚するって仰った時ショックを受けたんでしょう…)

熊野(…よく分からないですわ)



提督「そういえば、熊野は鈴谷にお土産買ったのか?」

熊野「ええ、鈴谷カラーのブレスレットにしてあげましたわ」

提督「あいつはお土産ってだけで何でも喜びそうだな」

熊野「そうですわね、私も同じやつの色違いを買いましたわ」

提督「お揃いか、仲良いな」

熊野「部屋も同じですし、仲が悪くなることなんてありえませんわ」

提督「俺も熊野とお揃いのなにか買おうか」

熊野「て、提督とお揃いとかい…」

提督「い…?」


熊野「べ、別にどうしてもというならよろしくてよ」

提督「んじゃあなんだろう…箸とかどうだ?」

熊野「箸…?」

提督「ここの店出て少し歩くと箸を作ってくれる店があるんだ、名前も入れてくれたりする」

提督「同じ箸選んで、俺とお前の名前入れたらお揃いだろ?」

熊野「ま、まぁ箸なら日常的に使えますものね…良いですわ」

提督「じゃあその店行くかー」トコトコ



熊野(?!でも鎮守府に戻った後、食事するときにすぐバレるじゃないですの!)

熊野(は、恥ずかしいですわ…)

これで本日の投下終了です、明日は来れるかまだ分かりません。

次回の更新は箸作りですね、ペアルックの箸って意外と多そう。

熊野は結構恋愛に対して鈍い性格だと思っています、なんとなくだけど

では、おやすみなさい

こんばんは!
本日の投下、始めたいと思います


-手造り箸工房 遊膳-

和風な店内に雰囲気の合うBGMが流れている箸屋

箸を選び購入した箸に無料で名前を入れてもらえる(品物によって可、不可がある)

箸置きや、食器なども置いていてゆっくり見れる店内となっている。

また、太宰府天満宮と出雲大社の参道、京都や函館にも店を構えている。

余談だが、作者のオススメは貝細工で出来た箸である。




提督「ここだな、箸屋」

熊野「入るの、少し恥ずかしいですわ」

提督「そんな恥ずかしがることないだろ、行くぞー」トコトコ

熊野「ま、待ってくださいな!」タッタッタッ



熊野「すごい数の箸ですわね…」

提督「箸専門店だからな、さてどれにするかね」

熊野「デザインが素敵で、日常的に使っても大丈夫な物が良いですわ」

提督「なるほどなー…お、この夫婦箸はどうだ?」

熊野「な、なんでそんなチョイスになったんですの?!」

提督「普段から使えるのがいいならこういうのが良いかなー、と…」

熊野「こんなの鎮守府以外の場所でないと使えませんわよ!」

提督「へー…鎮守府以外なら使ってくれるのか…」

熊野「べ、別にそういうわけじゃないですわ!」


熊野「…もっと普通のペアにしてもらいたいですわ」

提督「じゃあカップル箸とかがいいんじゃないか?夫婦より使いやすいだろ」

熊野「な…夫婦と対して変わらないじゃないですの…!」




熊野(…でもこのお箸、素敵ですわ…)

熊野(男性用は、持ち手の部分が淡い青色で他はブラウン…)

熊野(女性用は、持ち手の部分が淡い紅色で他はライトオーク…)

熊野(どちらも落ち着いてる雰囲気で日常でも使えそうですわ…)



提督「うーん駄目かー…あ、じゃあこのウサギの子ども用のとかは?」

熊野「誰が使うんですのよ…べ、別にカップル用にしても…よ、よろしくてよ?」

提督「え、いいのか?」

熊野「で、デザインが素敵だからっていう理由でしてよ!」

提督「ああ、確かにお洒落だよな」

熊野「で、でも…名前くらいなら入れてもいいですわよ」

提督「じゃあ買いに行くか」


提督「あ、箸置きとか食器とかも見るか?」

熊野「良いんですの?」

提督「ああ、時間もまだあるしな」

熊野「じゃあ見て行きたいですわ!」




提督「熊野、この箸置き買ってあげるか」

熊野「熊の箸置き…私と掛けたつもりですの?面白く無いですわ」ツーン

提督「似合うと思ったんだけどなー…」



熊野「まぁ!このお皿素敵ですわ!」

提督「どれどれ…?!高すぎだろ!」



提督(40000円もする皿何に使うんだよ…)





提督「包丁なんて見てどうした?」

熊野「な、なんとなく見てただけですわ」

熊野(自分の包丁持ってないから欲しいなんて言えないですわ…)

提督「そうだ、鎮守府に帰ったら熊野ご飯作ってくれよ」

熊野「え…?」

提督「あ…そういえばおにぎり作れて喜んでたレベルだっけ…」

熊野「つ、作れますわ!朝ごはん位なら完璧でしてよ!」

提督「じゃあ帰ったら楽しみにしてるな!」




熊野(料理本を買わないとなりませんわね…)



提督「さ、そろそろレジに行くか」

熊野「分かりましたわ」



~レジにて~


提督「すみません、名前入れてもらってもいいですか?」

店員「良いですよ、ではなんとお入れしましょう?」

提督「男性の方に提督、女性の方に熊野でお願いします」

店員「分かりました、では少々お時間頂いてもよろしいでしょうか」

提督「はい、大体どれくらいか教えてもらえますか?」

店員「30分後に来ていただければお渡し出来ると思います」

提督「分かりました、では。」


提督「30分後には出来てるらしいから、それまで何処かで時間潰そうか」

熊野「うう…///」

提督「どうした顔赤くして」

熊野「やっぱりカップルは恥ずかしいですわ…」

提督「まぁまぁ、店員にしかそう見られてないから気にするな」

熊野「気にしますわよ!もう!」


提督「で、30分ほど時間あるけどどうする?」

熊野「私、喉が乾きましたわ」

提督「飲み物ね…ここ出てすぐのとこに確かルタオあったはずだから行ってみるか」

熊野「喫茶店ですの?」

提督「うーん…洋菓子店かな」

熊野「美味しそうですわ…」

提督「じゃあついでに何か食べるか」

熊野「はい!」

箸関連の出来事が終わったとこで本日の投下終了です。

正直熊野は料理あんまり出来なさそう。

では、おやすみなさい

こんばんは!
今日は少ししか投下できません、よろしくお願いします



-観光街-


提督「確かこっちの道に行けばあったはず…」

熊野「そこのお店は何が有名なんですの?」

提督「チーズケーキだよ、多分北海道の人には結構有名だと思う」

熊野「では私、それを所望しますわ」

提督「ああ、なまら美味しいから楽しみにしとけ」

熊野「なまら…?」

提督「北海道弁だよ、なまら。すごく、とてもって意味」

熊野「初めて聞きましたわ」

提督「俺が学生の頃は皆使ってたけど、最近あんまり聞かないんだよな…」



提督「あの黄緑の建物がルタオだよ」

熊野「本当に近いんですのね」

提督「ルタオの本店はもっと奥なんだけど、ここのルタオはルタオプラスって言って少し違う店なんだ」

提督「まぁ売ってるものは変わらないんだけどね」

熊野「チーズケーキ、楽しみですわ」

なまら怖かったよ
で覚えた


-LeTAO-

北海道は小樽発祥の洋菓子店

有名なのは【ドゥーブルフロマージュ】というチーズケーキで、テレビを通じ全国的に大ブームが起こったほど。

今では道外でも広く知れ渡っているお店となっている。

北海道産を中心に厳選した素材を使用した洋菓子は、奇跡の口どけを生み出した。

因みにLeTAOという名前は小樽をもじっただけ。




提督「そんなこんなで着きましたよっと」

熊野「いい匂いですわ…」

提督「甘い香りだよな」

熊野「席は2階なんですのね」

提督「1階は普通に買って持ち帰る感じだからな」

提督「さ、上行くか」


提督「さ、どれにしようかな…」

熊野「チーズケーキはどれですの…?」

提督「このドゥーブルフロマージュってやつだよ」

熊野「まぁ…とっても美味しそうですわ!」

提督「これのチョコレートのやつもあるけど、どうする?」

熊野「チョコレート…んん…迷いますわ…」

提督「なんなら二つ頼もうか、俺一つ頼むからさ」

熊野「良いんですの?」

提督「俺も久しぶりに食べたいし良いよ、頼もう」

熊野「はい!」


提督「飲み物はどうする?喉乾いたんだろ?」

熊野「…このバニラミルクというのはなんですの?」

提督「それアイスだよ」

熊野「では…この仁木の林檎ジュースが良いですわ」

提督「じゃあ俺はアイスコーヒーにしようかな…」



店員「ご注文お決まりでしょうか」

提督「アイスコーヒーとショコラドゥーブル、それとドゥーブルフロマージュと仁木の林檎ジュースお願いします」

店員「畏まりました、少々お待ちください」

注文したとこで本日の投下終了です。

LeTAOのチーズケーキは本当に美味しいのでオススメですよ

>>234
どうでしょうネタですかww

では、おやすみなさい!

>>234じゃない、>>237だ;

すみません、今日は用事があるのでお休みです。
明日は更新しますねー

お疲れ様です。

待っているから無理はしないでねー。

帰ってきて色々やってやっとパソコン付けれました!
大鯨可愛いですね

>>247
ありがとうございます!

>>248
ありがとうございます、仕事や私生活に支障が出ない程度に頑張りますww

投下しますよー



店員「こちら、アイスコーヒーとショコラドゥーブルです」カタッ

提督「あ、私です」

店員「仁木のりんごジュースとドゥーブルフロマージュです」カタッ


提督「こんな大きかったっけ…」

熊野「手の平くらいありますわね…」

提督「まぁ食べるか、いただきます」

熊野「いただきますわ」


熊野「んっ…すごくふわっとしてて食べやすいですわ!」

提督「このふわふわ感どうやって出してるか謎なんだよな…」

熊野「口の中で溶けてるみたいですわ」

提督「まさに奇跡の口どけって感じだな」



提督「チョコの方も食べてみるか?」

熊野「良いんですの?」

提督「その代わりそっちのも一口くれよ、ほら。あーん」

熊野「分かりましたわ。あ、あーん」パクッ


熊野「チョコレートの方も美味しいですわ!生チョコが入ってるんですのね」

提督「俺的にはビターテイストの商品化を望んでるんだが…発売しないかなー」

熊野「2種類しかないんですのね… こちらのも差し上げますわ」

提督「ん、あーん」

熊野「あ、あーん…」

提督「こっちの食べるの久しぶりだなー、やっぱり看板商品だけあって美味しいな」モグモグ

熊野「すこし恥ずかしさへの配慮をしていただきたいですわ…」

提督「別に知り合いいるわけでもないし大丈夫だろ!」

熊野「そ、そういう問題じゃありませんわよ!」


提督「さ、食べ終わったし時間も30分経ったな…行くか」

熊野「箸を受け取ったあとはどうするんですの?」

提督「んーまぁ箸取りに行きながら考えるよ」




-観光街-

提督「美術館とかもあるんだけど、どうだ?」

熊野「美術館…興味がありますわ」

提督「確か2階は入場料掛かるんだけど1階は無料で見れた気がするからさ、後で行ってみよう」

熊野「楽しみですわ!」


-手造り箸工房 遊膳-


提督「すみません、先程箸に名前を彫ってもらった者なんですけど…」

店員「あ、提督さんですね。出来てますよ、商品をお持ちしますので少々お待ちください」

提督「はい」



店員「こちら、ペアルックの箸2点ですね、男性用に提督、女性用に熊野、お間違えないでしょうか?」

提督「大丈夫です、合ってます」

店員「では、どうぞ」

提督「ありがとうございます」


提督「もらってきたぞー、ほら」

熊野「結構大きく名前彫られてるんですのね」

提督「鎮守府帰ったら一緒に使わなくちゃな」

熊野「鈴谷たちにすごく怪しまれそうですわ…」

提督「なんで?」

熊野「帰ったらいきなりペアルックなんて…しかも箸なんて絶対何か言われますわ!」

提督「まぁその時はその時だな」



提督(多分これからペアルック以上の衝撃があるけどな…)


-観光街-


提督「じゃあこれから美術館の方に行くか」

熊野「ここから近いんですの?」

提督「さっきケーキ食べたLeTAOってとこの近くだよ」

熊野「すぐですのね」

提督「20分もかからないんじゃないかなー」




提督(土産物屋…もしかしたらあれあるんじゃないか)

提督「熊野、ちょっとここの前で待ってて」

熊野「良いですけれど…どうしたんですの?」

提督「ちょっと買いたいものがあってだな…まぁ待っててくれ」

熊野「…?分かりましたわ」


-土産物屋-


提督(多分売ってると思うんだけどなー…)

提督(折角だし熊野に是非食べさせたいんだが…)

提督(どこだ…何処にある…)


提督「あ、あった」



提督(これを買うのはお金の無駄遣いの気さえするよ…)

提督(だが買う)


提督(さ、熊野に食べさせるか…この非人道的食べ物を…)

提督がなにか企んだところで本日の投下終了です。

北海道のお土産屋に売ってる非人道的食べ物といえば一つしか無いですよねニッコリ

では、おやすみなさい

こんばんは!

少しですが投下します


提督(…ついでにコレも買おう)


提督(飲み物も買っていくか…)





-観光街-


提督「買ってきたぞー」

熊野「もう、遅いんじゃなくて?」

提督「すまん、ちょっと店内見てた。ほら、飲み物」



提督「あ、炭酸飲めたか?」

熊野「そんなにきつくないのだと大丈夫ですわ…」

提督「なら良かった」

熊野「青りんごサイダー…?」

提督「小樽の近く、余市や仁木は果物の産地なんだよ、美味しいぞ」

熊野「では…」ゴクッ



熊野「…!飲みやすいですわ!」

提督「だろ?俺のブドウだけど飲む?」

熊野「え…い、良いんですの?」


熊野(間接キスって意識すると恥ずかしいですわ…)


提督「別にいいぞ、ほら」

熊野「ではいただきますわ…」ゴクッ


熊野「ブドウの味がすごく濃いですのね」

提督「でも飲みやすいだろ?余市はブドウの産地でワインとかでも有名なんだ」


熊野「それで、飲み物以外には何を買ってきたんですの?」

提督「お、気になるか?」

熊野「この私を待たせてまで買ったものですもの…気になりますわ」

提督「遅くなったのは悪かったって…ちょっと待って…」ガサゴソ



提督「ほら、これ買ってきたんだ。食べてみ?」

熊野「なんですのこれ?」

提督「鎮守府に珍物土産として買っていこうと思って買ったんだが…熊野も食べてみるといいよ」

熊野「お菓子か何かですの?」

提督「正解、味は食べてからのお楽しみってやつだ」

熊野「な、なにか怪しいですわね…」

提督「騙されたと思って食べてみ、びっくりするから」

提督(不味すぎてだけどな)



熊野「分かりましたわ…」パクッ

提督(どんな反応するんだろうか…)


熊野「…」モグモグ

熊野「………!??」

熊野「な…なんですのこれ…」ケホッケホッ


提督「ほら、りんごジュースりんごジュース」

熊野「あ、ありがとうございます…」



熊野「って!何なんですのよこの味は!」

提督「何味だと思った?」

熊野「変な味のキャラメルってことしか分かりませんでしたわ!美味しくないですわ!」

提督「おおう…まぁなんだ…ジンギスカンキャラメルってやつだ」

熊野「な…何処からその発想が出たんですの…」

提督「知らん…気付いたら販売されてた…」

熊野「そ、それよりも!なんで私に食べさせたんですのよ!」

提督「なんとなく、反応が気になって」

熊野「し、信じられませんわ…まぁワサビのほうが辛かったですけれど…」

提督「ごめんごめん、やっぱり誰が食べてもアレな味だよな…」


熊野「何でこのようなものをお土産に…」

提督「ほら、執務室爆撃したり魚雷で脅したりしてくるのがいるだろ…」

提督「今度やって来た時に普通のキャラメルと称して渡して罰にしようかなって」

熊野「確かにそういうのには向いているかもしれないですわ」

熊野「でも私はもう食べたくないですわ」プイッ

提督「もう一つスープカレーキャラメルも買ったんだけど食べるか?」

熊野「要らないですわよ!もう!」

提督「鈴谷とかカレー好きだし美味しいって言ったりしないかな」

熊野「いくら鈴谷でもカレーキャラメルは無いって言いそうですわ…」


提督「比○カレーとスープカレーキャラメル…果たして普通に食べれるのはどっちなのか…」

熊野「苦渋の選択になりそうですわね…」

提督「熊野今度カレー作ってくれよ」

熊野「な、なんで私が…」

提督「やっぱり鈴谷のカレー美味しいし熊野のも食べてみたいだろ?」

熊野「別にいいですけれど…普通のカレーですわよ?」

提督「味じゃなくて誰が作るかに意味があるんだよ、ご飯は」

熊野「よくまぁそんな恥ずかしいことを平気で…」

提督「別に二人だし良いだろ!ほら美術館行くぞ!」スタスタ

熊野「あ、待ってくださいな」タッタッタッ

ガチでうまいキャラメルもあったよね
なんか一時期話題になったやつ

これで本日の投下終了です。

キャラメル食べ終わる件まで書き溜めておいたので一気に投下できました。
平日はこんな感じで書き溜めて投下というのが多くなると思います。

ジンギスカンキャラメルは最初はとにかく不味いけど二口目はただ単に微妙なだけです。
スープカレーキャラメルはなんでコレ作ったんだよって怒りを発しながら食べると良いと思います。

では、おやすみなさい

>>274
なんとか牧場の生キャラメルかな?

北海道の飲み物と聞いてガラナだと思ったが違った

やっぱりジンギスカンキャラメルだったかー。

こんばんは!
今日は夜中に投下します!ではまた後ほど。

よし、今から投下開始します。

今回の投下で函館まで行けるといいな…

コメント返信は最後にやりますね




-北一ヴェネツィア美術館-

イタリア、水の都と呼ばれる【ヴェネツィア】

ヴェネツィア美術館は、その古都ヴェネツィアの優雅で潤いのある文化を閲覧できる美術館として小樽に建てられた。

建物自体はヴェネツィアにあるグラッシィ宮殿をモデルにされている。

5階建ての建物で2階、3階はヴェネツィアの貴族の私室を再現している。

基本的には展示を見たり、ガラス細工を購入したりする人が多い。

他にも貴族のコスプレができたり、5階は洋風でお洒落なカフェになっている。

余談だがヴェネツィアはポケモ○の映画の舞台にもなっていたりする。




提督「ここがヴェネツィア美術館だ」

熊野「建物の外見が周りと全然違いますわね…」

提督「向こうの作りに似せてるらしいからな、ほとんど白い」

熊野「素敵ですわ…」



提督「まぁ中入るか」



熊野「わぁ…2階まで吹抜けになってますのね」

提督「なんでもシャンデリアが見えるような設計らしい」

熊野「確かに一つだけとても大きなのがありますわ」

提督「全部ガラスって書いてあったな…」

熊野「まぁ…割れたら大変ですわ」


提督(一回でいいから野球ボールぶつけてみたいな…)


熊野「1階は展示じゃなくて販売なんですのね」

提督「ああ、ヴェネツィアンマスクとかオブジェとかだけどな」

熊野「そういうのがお好きな人は買うのかしら…」

提督「てっきり熊野はそういうの興味あると思ってたんだが」

熊野「どちらかと言えば日本文化の方が好きでしてよ」

提督「え、そうなのか?じゃあローズヒップティーじゃなくてお茶飲まなくちゃな」

熊野「の、飲み物と文化は別でしてよ!」

やっぱくまのんはええなぁ


提督「髪留めとかも売ってるんだが、どうだ?」

熊野「後ろ以外はあまり止めたことがないのだけれど…」

提督「一個付けてみ」

熊野「では…この煉瓦色のを…」サッ


提督「…うん、似合ってると思う」

熊野「ほ、本当ですの?」

提督「ああ、それに前髪分けてるとこ見るの初めてだから新鮮だな」

熊野「なんとなく恥ずかしいですわ…」

提督「それ、買うか」


熊野「買っても何処で使うんですの…」

提督「日常的に使えばいいよ、俺が買うから」

熊野「そんな、悪いですわ!」

提督「ペアルックは買ったけど熊野へのプレゼント買ってないしな、買う」

熊野「じゃ、じゃあ…お願いしますわ」

提督「じゃあ買ってくるよ。あ、あとで髪留めした時の写真撮るからな」スタスタ

熊野「ちょ、ちょっと、そんなの聞いてませんわよ!」


提督「熊野へのプレゼントは買えたわけだけど、2階行くか?」

熊野「2階は何があるんですの?」

提督「貴族の私室を元にして作られた部屋に展示物が置いてある感じ、3階もそうだぞ」

熊野「4階は?」

提督「基本的にはその時期ごとにイベントやっててそれの展示ルームになってる」

熊野「5階はなんですの?」

提督「喫茶店だったかな…」



提督「まぁ2階から順に見ていくか」

熊野「分かりましたわ」



提督「ちなみに2階から上は入場料が掛かるから注意な」

熊野「700円でしたわね」

提督「というわけで2階だ、ここは私室の再現やヴェネツィアの食卓など生活感溢れるエリアになってるよ」

熊野「なんというか…優雅すぎて食事の時落ち着けなさそうですわ…」

提督「熊野はちゃぶ台囲んで食べたほうが落ち着くのか?」

熊野「まぁ…そのほうが落ち着ける気はしますわ…お洒落ではありませんけど」

提督「お洒落なちゃぶ台があってたまるか」


提督「貴族の私室はベッドが広すぎて寝付けなさそうだ…」

熊野「私は一度こういう大きいベッドで寝てみたいですわ」

提督「所謂お姫様ベッドってやつだな」

熊野「提督は布団とかのほうがいいんですの?」

提督「なんだろう…ベッドも布団もあまり大きいと寝辛いんだよ」

熊野「私、広いベッドで寝たことがないので分かりませんわ…」

提督「熊野のベッド大きくしたら鎮守府の皆もれなく大きくしなくちゃいけないからな、厳しい」

熊野「次に行くところではお姫様ベッドのホテルを所望しますわ!」

提督「無いと思うぞ、と言うか仮にあっても俺が行きづらい」


提督「3階だ、ここは四季毎の生活スタイルが展示されてるよ」

熊野「向こうはちゃんとした四季があるのかしら…」

提督「ヴェネツィアは日本に似て結構はっきりと分かれてるらしい」

熊野「そうなんですの?」

提督「雪は分からないが気温の上下はしっかりあるって本に書いてあったと思う」

熊野「へぇ…確かに日本でも雪が降らないところはありますわ」

提督「確実に毎年降る地域は北国だけだからなー」



提督「こういう食卓の展示見てるとヴェネツィア料理食べたくなるな」

熊野「ヴェネツィア料理…?」

提督「イカスミのパスタとか、ボンゴレとかヴェネツィア料理だよ」

熊野「そうなんですの!」

提督「イカスミは一度しか食べたこと無いけど、美味しかったなー…」

熊野「私も食べてみたいですわ」

提督「今度食べに行こうな」

熊野「楽しみですわ」


提督「4階、4~6月は海のガラス細工展をやってるそうだ」

熊野「提督!とても大きい亀のガラス細工がありますわ!」

提督「うわでか…俺が寝たら同じくらいあるぞこれ…」

熊野「そう考えるとあまり大きくありませんわね…」

提督「小さくて悪かったな」

熊野「別に悪いとは言ってませんわ!」



提督「ガラス細工って本当に職人技だよな…これ一つ一つが手作りだと思うとすごすぎる」

熊野「美しいですわね…」

提督「ものづくりが出来る人は尊敬しなくちゃな、俺なんて事務作業しかしてないし」

熊野「提督は私達が尊敬しますわ」

提督「ん、なんで?」

熊野「無線とはいえ提督の戦況分析と判断がなくては戦えませんもの…」

提督「まぁそれが提督の役目だからな、もっと安心して出撃できるように頑張るよ」

熊野(提督…)


提督「この烏賊のガラス細工どうやって作ってるんだ」


提督「うわ、こっちのフグのやつすごすぎるだろ。この棘の再現は一体…」


提督「このクラゲが硝子の中に居るのはどうやって作ったんだよ」


提督「このでかい蟹、本当に一人で作ったのか…」


熊野「なんか置いてきぼりですわ」ツーン

提督「あ…ごめん熊野、つい興味持っちゃってな」

熊野「別にいいですけれど!」

提督(怒ってらっしゃる…これは…)


提督「ほら、一緒に見るぞ」ギュッ

熊野「て、提督!手を繋いでいいなんて言ってなくてよ!」

提督「まぁまぁ、それより硝子サンゴ礁見に行こう」

熊野「どんだけ気に入ったんですの…」

提督「提督業やめてガラス職人に転職考えるくらい」

熊野「そ、それは駄目ですわ!」

提督「まぁそれは嘘だけどな。でも一回やってみたいかな」


提督「5階はさっきも言ったけどカフェなんだ、さっきLeTAOのカフェ行ったばかりだけどどうする?」

熊野「確かにさっき行きましたし…時間は大丈夫ですの?」

提督「今2時…電車が4時10分発だから…うーん微妙なとこだな」

熊野「ここまで結構ありましたしそろそろ駅の方に戻ったほうがいいのではないかしら」

提督「そうだな、まだ他にも店はあるし駅方面に戻り始めるか」

熊野「分かりましたわ」



-観光街-


提督「そういえば、帰り道におすすめの煎餅屋がある。お土産にしようか」

熊野「よろしくてよ、赤城さんに全部食べられなければいいけれど…」

提督「赤城用と加賀用って買ってくか…いや、空母は一人一袋がいいかな」

熊野「超弩級戦艦の方もそれがいいですわね…」

提督「高速戦艦はまだ大丈夫だろう、潜水艦は皆で煎餅一つかな」

熊野「それはあんまりですわ!」

提督「冗談だけどな、じゃあ買いに行くか」

本日の投下終了です、お疲れ様でした。

函館まで行けなかった、次の更新で行けるかな…

>>274 >>277
花畑牧場の生キャラメルですかね、すごく甘いので甘党の人にオススメかも。

>>279
お察しの通りのジンギスカンキャラメルでした、あれ以外にも製作者を疑う味は結構ありますww

>>286
良いですよね…さり気なく提督への好意を感じれるセリフが大好きです


小樽編は次の更新で終了出来る予定です、そろそろ提督に積極的になってもらう予定

では、おやすみなさい

おつー、ガラスは二階までしかいかなかったなー

ガラナコーラは一番好きな飲み物だわ

こんばんは!

今日は夜更新できると思います、では後ほど

投下開始しますよー


提督「本当はオルゴール堂にも行きたかったんだけど、時間が足りなかったなー」

熊野「オルゴール堂?」

提督「ああ、さっきの美術館をもっと奥に行くとあるんだ」

熊野「オルゴールを売ってるお店なんですの?」

提督「2箇所あるんだけど、1つは1階がショップ、2階がオルゴールの歴史とかが見学できるようになってる」

提督「もう1つは自分でオルゴールを作れるようになってるんだ、曲はさすがに指定できないけどね」

熊野「まぁ…素敵ですわね」


提督「前小樽に来た時に作って、自室の棚に飾ってあるんだけど見たこと無い?」

熊野「一度しか入ったことないですし…見ていませんわ」

提督「帰ったら見せてあげるよ」

熊野「提督はオルゴールの曲何にしたんですの?」

提督「もののけ姫のアシタカ聶記とスキマスイッチの奏で悩んで」

提督「結局スキマスイッチにした」

熊野「どっちも分かりませんわ…」


提督「熊野はあんまり音楽聴かないのか?」

熊野「鎮守府においてあるテレビの音楽番組を鈴谷と見るくらいですわ」

提督「音楽番組か…逆に俺は最近の音楽が全然わからないなー」

熊野「テレビは見ないんですの?」

提督「ニュース見るくらいにしか使わないかな…休日は自室でギターやってるか本読んでるかだしね」

熊野「そう言われるとあまり見かけませんわ」

提督「まぁ金曜ロードショーがジブリの日は毎年見ちゃうんだけどな」


熊野「ジブリ?」

提督「さっき言ってたもののけ姫はスタジオジブリっていうアニメーション会社の映画なんだ」

提督「もののけ姫以外にも沢山作品だしって、毎年テレビで何本か放送するんだよ」

熊野「見たことありませんわ…」

提督「多分夏にやるから一緒に見るか、ついつい見ちゃう面白さだぞ」

熊野「楽しみにしておきますわ」


-寺子屋-

ここ何年かで全国化した煎餅、おかき専門店

京都で始まり、その後小樽で出店されどんどん全国区になっていった。

オススメはもち焼き煎餅と海鮮煎餅、観光しやすいように手に持って歩けるように売られている。





提督「ってわけでここだ」

熊野「古風な造りの建物ですわ」

提督「発祥が京都らしいからな、作りも若干和風な感じになってるんじゃないか」

熊野「お土産、買うんでしたわね」

提督「ああ、じゃあ入るか」サッ


熊野「わぁ…沢山ありますわ」

提督「種類がかなり豊富だからな、鎮守府の皆に買ってくにはちょうどいい」

熊野「何を買うか決めてるんですの?」

提督「特に決めてないんだが…赤城と加賀はワサビとかどうだろう」

熊野「二航戦の方達は山椒などいかがでしょうか」

提督「…空母は渋目の味になるな」

熊野「五航戦の方達はどうしましょうか」

提督「七味とか良いんじゃないか」

熊野「ではそれを…」





熊野「戦艦の方には?」

提督「あいつら言うほどたくさん食べないしなー、金剛達は4人いるから1袋、後は2艦種1袋でいいんじゃないか」

熊野「ひ、一人だけものすごく食べる方が…」

提督「あ……大和か…」

熊野「大和さんには一袋買ったほうがいいのでは…」

提督「それもそうだな…大和であの食べっぷりだし武蔵も食べるんだろうなー」

熊野「武蔵さんはまだいませんものね」

提督「ああ、建造で偽装も作れないしどこかの海域で見つかるといいな」

熊野「それで、金剛姉妹は何になさるんですの?」

提督「無難に醤油かね…しそでもいいな…」

熊野「優柔不断ですわ…」


提督「お、この山葵海苔にするか、金剛の反応が見たい」

熊野「またすぐそうやってイタズラを…」

提督「美味しいから金剛もきっと喜ぶぞ!」

熊野「本当かしら…」

提督「扶桑型と伊勢型はどうしようかな、あいつらこそ和風だしシソにしようかな」

熊野「長門型のお二人はどうするんですの?」

提督「陸奥がこの間お茶入れる勉強してるって言ってたから、お茶のお供としてこれにする」

熊野「笹型…超激辛…?」

提督「ああ!見た目でわかるけど唐辛子が周りに沢山コーティングされてるんだ、絶対辛い」

熊野「提督は食べたことあるんですの?」

提督「前に来た時友人への土産に買って帰った、渡した時は喜んでたが後から怒られたな」

熊野「当然ですわ…あら、裏に注意書きが…」


※間違って購入された方、想像以上に辛くて食べれなかった方へ
 うどんなどに1本入れてお食べください、一味が適度な辛さと中のお煎餅がお持ちに戻り力うどんのような感じでお召し上がり頂けます。


熊野「ど、どれだけ辛いんですの…」

提督「店頭で1本単位で売ってるから1つ買ってみるか」

熊野「な!また私に食べさせる気なんですの!」

提督「大丈夫大丈夫、食べれなかったら俺が食べるから」

熊野「何が大丈夫なんですのよ!」

提督「辛いの全然平気なんだ、俺」

熊野「そういう問題じゃありませんわよ!」

提督「さ、大和のも選ぶかー」

熊野「もう…」


提督「大和は手焼きせんべいにしよう、なんとなく似合う」

熊野「お煎餅の種類がもうありませんけれど、他の方はどうするんですの?」

提督「考えたんだけど、ここで全部買うこともないかなってな…これから1周するわけだしな」

熊野「今更ですわね…」

提督「だから戦艦と空母のしか買わないことにする」

熊野「良いですけれど…では私店の外で待ってますわ」

提督「ああ、超激辛買ってくるから待ってな」

熊野「今から味覚を無くしたいですわ…」


-観光街-


提督「買ってきたぞ、超激辛も」

熊野「本当に買ってくるなんて…ひどいですわ」

提督「とりあえず一口食べてみよう、な?」

熊野「うう…一口だけですわよ…」


熊野(見た目からして危ないやつですわ…)パリッ


熊野「あれ…少し辛いだけ…」


熊野「…!!!」ケホッケホッ

熊野「なんですのこれ!喉を通るときすごく辛いですわ!」

提督「そりゃ唐辛子だからな、うんうん」

熊野「なんで楽しそうなんですのよ!」

提督「そりゃあ、なあ?」

提督「熊野の反応面白くてつい食べさせてしまう」


熊野「いじめられてますわ…」

提督「まぁ残りは俺が食べるから」

熊野「お、お願いしますわ…」

提督「あー結構辛いじゃん」サクサク

熊野「なんで平気で食べてますの…」

提督「もっと辛いの食べたことあるからな、にしてもこれ食べたら陸奥爆発するんじゃないか」

熊野「洒落になりませんわよそれ…」


提督「じゃあそろそろ駅に向かうとするか」

熊野「15時…ちょうどいい時間ですわ」

提督「ゆっくり歩いても十分間に合うな」

熊野「次は函館という場所でしたっけ…」

提督「ああ、熊野は函館あんまり知らないのか?」

熊野「北海道の事自体全然知りませんわ…」

提督「んー函館は、なんて言えばいいんだろう」

提督「夜景と海の幸って感じかな…」

熊野「夜景…?」

提督「ああ、その美しさから世界三大夜景に認定されているくらいだ」

熊野「まぁ…見てみたいですわ」

提督「ロープウェーですぐ見に行けるよ、本当に綺麗だから期待してな」

熊野「はい!」

本日の投下終了です、お疲れ様でした。

なんとか小樽編終わらせれました、鎮守府に居る人達の話題も少し出せたので良かったんじゃないかな

次回から函館編となります、このペースでいったら1周終わる前に次スレに行っちゃいそう

>>301
ガラナ道民だったのに全然飲んだことないです…どちらかと言うとリボンナポリンやカツゲン飲んでました

では、おやすみなさい!

今日、後から少し更新できそうです

では、また後ほど

このスレ見て熊野を育て始めました!

投下していきますー


-小樽駅-



提督「とりあえず荷物取るか…」

熊野「このお煎餅とか鞄に入りますの?」

提督「俺のまだ空きあるし入ると思うよ、函館行ったら一回荷物送ったほうがいいかもなー」

熊野「私、重いものを持つのは嫌でしてよ」

提督「女性に持たせたりしないから安心しろ」

熊野「よ、よろしくてよ」プイッ


熊野(面と向かって言うのは卑怯でしてよ…)


提督「さて、荷物も取ったところでホームに行くか」

熊野「私、電車に乗るのは初めてですわ!」

提督「え…乗ったことないのか」

熊野「鎮守府の周りから出たことありませんもの…」

提督「そうなのか?」

熊野「近くのコンビニくらいしか行きませんわ」

提督「ああ…そう言われると遠出してるやつ殆どいないな」

熊野「こないだ高翌雄型の方々が旅行に行ってましたわ」

提督「あー春の掃討戦の後の休暇の時な…沖縄だっけ」

熊野「お土産に紅芋のタルトを頂きましたわ!」

提督「それ俺も貰った気がする、美味しかったなー」


提督「4番ホームは…ここだな」

熊野「まだ電車来ていませんのね」

提督「小樽って終点扱いが多いんだよ、だから往復してまた行くから出発時間の5分前くらいに来る」

熊野「今は3時50分…後5分位ですわね」

提督「とりあえず小樽から札幌まで行くからな、大体30分位だと思う」

熊野「札幌では何かいたしますの?」

提督「函館行きの特急に乗り換えるだけだよ、小樽から函館まで直通がないんだ」

提督「まぁ札幌は一番最後に行こうかと思ってるから、最後のお楽しみってとこかな」

熊野「では、お楽しみにしておきますわ」



熊野「…!電車ですわ!」

提督「エアポートだな」

熊野「…空港ですの?」

提督「この電車の名前だよ、小樽から新千歳空港まで行くんだ。だからエアポート」

熊野「あまり捻りが無いですわね…」

提督「覚えやすいし良いじゃないか、俺の使ってた電車なんて学園都市線だぞ」

熊野「学園都市線…響きが未来的ですわね」

提督「それが田舎方面に走ってるんだから笑えるよな…名前だけかっこいい」

熊野「それには乗れないんですの?」

提督「俺の実家来るなら乗れるぞ」

熊野「提督の実家…興味がありますけれど…」

提督「時間削っちゃうからまた今度だな」


提督「さて、なんとか二人用の席を確保できたな」

熊野「意外と席がふかふかですわ」

提督「エアポート座り心地良いよな」

熊野「他の電車は違いますの?」

提督「特急だともっとお高そうなのになってる、ローカルだと椅子が横向きになって固かったりする」

熊野「ローカル長時間は厳しそうですわね…」

提督「でもあの椅子が良い感じに哀愁があったりするんだよ…学園都市線も俺がいた頃はローカルだったなー」

熊野「今は違うんですの?」

提督「なんかここ数年で変わったらしい、どう変わったのか乗ってないから分からないんだけどな」

熊野「提督は前のほうが好きなんですの?」

提督「今の見てみなきゃなんとも言えないけど…やっぱり自分が慣れ親しんでたものが変わるのは、少し悲しいよな」

熊野「私が艦娘として生まれ変わった時は何もかもが変わっててびっくりしましたわ」

提督「そうだよな…皆70年程前だもんな…高度成長期とかあってかなり日本は発展したよ」

熊野「別世界に来たみたいでしたわ」

提督「100年経たないうちに技術力は凄まじい進歩を遂げたと思う、全世界的にな」

熊野「良いことですわね」

提督「このまま平和な世界に向かってくれるといいな、深海棲艦のこともあるけども」

熊野「帰ったら頑張らなくてはいけませんわね…」

提督「そうだなぁ…そろそろ提督用装備が出てもいいと思うんだ」

熊野「え…」

提督「ほら、大和の主砲とかかっこいいだろ?俺もああいう感じの装着したいなって」

熊野「人の力じゃ持てなくてよ?」

提督「妖精さんそこを何とか頑張ってくれないかね…飴くらいならあげるんだが」

熊野「飴で使われる妖精さんが可哀想ですわ…」


提督「もうすぐそっち側に海が見えるよ」



熊野「わぁ…本当ですわ、向こうにあるのが小樽ですの?」

提督「そうそう、こうやって見たら港町ってすぐ分かるよな」

熊野「綺麗ですわね…」

提督「もうすぐ銭函って駅通りすぎるぞ」

熊野「さっきも一つ通り過ぎましたわ」

提督「それは多分朝里だな、温泉街だよ」

熊野「温泉街…行ってみたかったですわ」

提督「朝里川温泉は行く予定なかったな…今度また休暇取れたら行こうな」


提督「お、今通り過ぎたのが銭函だ」

熊野「すごく小さい駅でしたわ」

提督「エアポートは基本的に中心規模の駅しか停まらないんだ、小樽から札幌まで5駅しか停まらないよ」

熊野「急いで空港に行く時に便利ですわね」

提督「そういうこと。ちなみに銭函は駅降りたらある商店で、ほっき貝とかホタテを焼いてその場で食べさせてくれる」

熊野「ほっき貝…私食べたことありませんわ」

提督「ほーう…北海道の貝は全部美味しいから、食べて損はないぞ」

熊野「これから行くところで食べますの?」

提督「函館も港町だからな、魚介類はかなり豊富だぞ」

熊野「私イカ焼きに興味がありますわ」

提督「多分売ってるんじゃないかな、どうだろう」

熊野「ふふ…楽しみにしてますわ」

提督「…お、もう手稲か」

熊野「銭函を通りすぎてから初めて駅に停まりましたわ」

提督「もうここは札幌市だぞ、札幌市手稲区ってとこだ」

熊野「さっきまで見えた海も見えなくなりましたわ」

提督「札幌は完全に街の中に入るから海は見れないんだ」

熊野「周りもビルが目立ちますわ」

提督「手稲はまだ都会じゃないぞ、一般住宅街って感じかな。次の駅から本当に街中だ」

熊野「景色を眺めるのも楽しいものですわね」

提督「さっきから二人で窓の外しか見てないもんな」

熊野「周りから見たら多分浮いてますわ」

提督「…熊野となら浮いてても別にいいぞ」

熊野「そ、そうですの…」



熊野(本当に…サラッと言うのやめてもらいたいですわ!)


提督「琴似だな、次の駅で札幌だ」

熊野「ビ、ビルが沢山ありますわ…」

提督(何やら熊野が都会酔いしてるんだが)

提督「おいおい、琴似も割りと都会だが札幌はもっとビルだらけだぞ?」

熊野「私…こんな大きい建物がある場所に初めて来ましたわ…」


提督(熊野東京に連れて行ったら倒れるんじゃないか)


提督「ほら、そろそろ札幌だぞ」

熊野「いつの間にか線路の幅がすごく広がってますわ…」

提督「札幌駅はホーム数が多いからな、10番まである」

熊野「まぁ…そんなあるんですの」

提督「乗り換えが多いからな、本数も多いし」

熊野「迷いそうですわ…」

提督「熊野、方向音痴そうだもんな」

熊野「べ、別に地図があればちゃんと行けますわ!」

提督「そう言う割にはコンビニ行くとき鈴谷と行ってるよな…一人で行けるの?」

熊野「い、行けますわよ!それくらいレディーには余裕ですわ」


提督(怪しすぎる…)

-札幌駅-

道内最大規模の駅、そのホーム数は10番まであり3路線のターミナルとなっている。

周りにはJRタワー、全日空ホテル、紀伊國屋書店(2階建て)、大丸、ステラプレイスといった買い物や観光向けの建物が密集している。

元々は地上駅だったのだが、高架駅に建てなおされた。

駅としてだけではなく、映画館、食事処、洋服屋などが入っており平日休日問わず賑わっている。


提督「ってことで札幌駅到着だ!」

熊野「電車の音がすごいですわ…」

提督「エンジン音が停まってる電車の数だけあるからな、とりあえず下に降りよう」テクテク

熊野「ま、待ってくださいな」タッタッタッ


提督「んで、下に降りてきたんだが…」

熊野「2ホームずつ分かれているんですのね」

提督「ああ、1・2、3・4ってかんじでエスカレーターや階段で上がったらある感じだな」

熊野「それで函館行きは何番ホームですの?」

提督「スーパー北斗っていうやつなんだが…」

熊野「あ、ありましたわ。5番ホームですわね」

提督「ああ、今2番ホームの下だからあっちだな」

熊野「後20分で出発ですわね」

提督「特急券はもう買ってあるから大丈夫だな、行こうか」

本日の投下終了です。

少し更新できそうですとか言っといてガッツリ更新出来ました。やったね

電車の中での描写は書こうか迷ったんですけど、艦娘は電車とか乗ったこと無いのかなと思い書きました。

札幌駅まで書けたので次はいよいよ函館ですかね、土日どっちかで更新すると思います。もしかしたら明日も来れるかも


>>322
なんだって!すごく嬉しいです、熊野可愛いんでどんどん愛でましょう


熊野のSSとかもっと増えてもいいと思うんだ、ではおやすみなさい

熊にさえ会わなきゃいい所なんだけどなあ…

都会だとナイフ持ってるやつがうろうろいるぴょん

護身用と称して

こんばんは!

後ほど時間が出来た時投下しますねー

投下開始していきますよー



提督「これがスーパー北斗だ」

熊野「先程のと全く違う形をしていますわ」

提督「なんたって特急だからな!子どもの頃に乗った時は胸が熱くなったよ」

熊野「小さい子どもが好きそうな感じですものね」

提督「さ、乗ろうか。指定席で2両目の15AとBだな」

熊野「2両目は…あそこですわね」



-スーパー北斗-



熊野「先程の快速とやらよりも座り心地が良くなっていますわ」

提督「大体北海道の特急は長旅だからな、座席もゆったりできるようになってるよ」

熊野「ドリンクホルダーとかもついていますわね…」

提督「グリーン車っていう少しお高い車両はパソコン用コンセントがついてたり、読書灯がついてたりもするぞ」

熊野「提督乗ったことがあるんですの?」

提督「一度だけ函館旅行行く時に調子に乗って買ったことがある、周りはエリート会社員みたいな人しかいなかった」

熊野「提督…恥ずかしいですわ」

提督「俺もノートパソコン使ってたからエリートに見えてたと思うぞ」

提督(iTunesで音楽聴いてただけだけどな)


熊野「目的地まではどれ位かかるのかしら」

提督「大体3時間半かなー今16時50分、到着予定が20時24分だ」

熊野「遠いんですのね」

提督「北海道の一番下まで一気に行くからな」

熊野「夜ご飯はどうするんですの?」

提督「函館着いて旅館で食べる予定」

熊野「結構遅くなりそうですわ…」

提督「お腹すいたなら言ってくれ、間食程度の食べ物なら鞄に入ってる」

熊野「何が入ってるんですの?」

提督「勿論ジンギスカンキャラメルだ、罰ゲーム用だけど少し減っても問題ないだろ?」

熊野「それを食べるくらいなら着くまで我慢しますわ…」



熊野「そういえば駅は結構停まるんですの?」

提督「んーと…函館に着くまでに12回駅に停まるよ」

熊野「さっき1回停まったので…後11回ですわね」

提督「数えてると意外と早く着いたりしてな」

熊野「私途中で眠くなってしまいそうですわ…」

提督「疲れてるだろうし、寝てもいいんだぞ?」

熊野「そうですわね…眠くなったら寝ますわ」

提督「そういえば熊野、船は大丈夫だったけど電車酔いとかは大丈夫か?」

熊野「今のところ問題ありませんわ」

提督「酔い止め鞄に入ってるから、具合悪くなったらすぐ言ってくれ」

熊野「分かりましたわ」


提督「熊野、小樽はどうだった?」

熊野「色々初めてだったので驚いてばかりでしたわ」

提督「煎餅?キャラメル?」

熊野「違いますわよ!街並みとかフェリーとかの話ですわ!」

提督「ああ…確かに街並みは舞鶴と全然違うもんな」

熊野「異国の街並みみたいで素敵でしたわ」

提督「函館もそういう街並みの場所があるぞ」

熊野「そうなんですの?てっきり小樽ならではかと…」

提督「レンガ造りとかは探せば意外とあるもんだよ、北海道で街の一角全部っていうのは小樽以外知らないけどな」

熊野「あの雰囲気は私好みでしたわ」


熊野「あと美術館も含め、あそこまで綺麗なガラス細工を初めてみましたわ」

提督「あれはすごかったなー…クラゲのは持って帰りたかった」

熊野「そういえば提督、お店で見ていた富士山のガラス細工はどうしたんですの?」

提督「え………あ!!?」


提督「忘れてた……」

熊野「そんなことだろうと思いましたわ」

提督「検討しようって思ってたのすら忘れてた…」

熊野「もう…しっかりしてくださいな」

提督「…だけど、それだけ記憶に残らないくらい熊野と楽しんだって解釈できるよ、な?」

熊野「ま、まぁそうですけれど…」



熊野(思い出すと食に関しては嫌がらせしか受けてませんわ)


提督「――んで、やっぱりあのクジラが一番良かったと思うんだよ」

提督「お…?」

熊野「ん……」スースー

提督(寝ちゃったか…まぁ1日中観光と移動だもんな、そりゃ疲れるか)


提督(今は17時50分…後2時間ちょいか、俺も一眠りしよう…)

短いですけど投下終了です。

明日は行くのも帰るのも早いので、もしかしたら夕方には更新ができるかもしれないです

>>339
近頃また札幌市内で出てるらしいですね…遠くから見てると可愛いんだけどなあ

>>341
そんな物騒な場所になってるんですかww防衛意識を高めなくてはなりませんね

いつもコメントや閲覧ありがとうございます、楽しんで頂けてるなら嬉しいです

では、おやすみなさい

なんともう帰ってきました!
でも今から掃除するので結局8時とかになりそです

投下しますよーい



提督「んん……」ガサッ


提督(19時50分…結構寝たな…)

提督(熊野は…まだ寝てるな)

提督(函館着いたら疲れ一気に来そうだ…)

提督(そうだ、旅館着いたら一回鎮守府に電話入れるか)

提督(出てから3日経ってるしな)


車内音声「次の停車駅は森、森、終点函館への到着時刻は20時24分を予定しています」

提督(森って地名覚えやすいなー…森って苗字の人たくさんいそう)

提督(北海道の地名は分かりづらいの多いからな…)

提督(花畔でなんでバンナグロなんだよ…はなみさきだろ…)

提督(聚富[シップ]、濃昼[ゴキビル]、美利河[ピリカ]、音威子府[オトイネップ])

提督(一番訳が分からないのは幌美内[ホロピナイ]…なんだよピって)

提督(語源や言葉はだいたいアイヌ語らしいけど、詳しくは知らない)

提督(札幌もアイヌ語って聞いたな)


熊野「…ん…」ガサッ

提督「お、おはよう」

熊野「んん……何時ですの…」

提督「20時5分、後20分位だ」

熊野「結構寝ましたわね…」

提督「俺もさっきまで寝てたよ」


熊野「気付いたら寝てしまってましたわ」

提督「長旅だしな、休めるとこで休んどいたほうが良いぞ」

熊野「着いたら真っ直ぐ旅館へ?」

提督「ああ、明日ゆっくり観光できるしな」

熊野「二泊するんでしたっけ…」

提督「そうだな、明日一日観光して明後日からは車の旅だ」

熊野「車も乗ったことがないので楽しみですわ」

提督「バスとかもないのか?」

熊野「街中へ遊びに行かれる方は乗ってた気がしますけれど…私は乗ったことないですわ」


提督(熊野バス乗っても降り方わからなさそうだしな…)


提督「そうだ、旅館に着いたら鎮守府に電話しようと思ってる」

提督「なんか起こってたら大変だしな」

熊野「何もないといいけれど…皆居るのかしら」

提督「旅行行くって聞いたのは…妙高型と高翌雄型くらいかな」

熊野「意外と少ないんですのね」

提督「まぁ出かけてるのはいると思うけど、泊まり掛けはそれくらいだな」

熊野「鈴谷はなにしてらっしゃるのかしら…」

提督「毎日別種のカレー食べてそうだな」

熊野「ありえませ…あり得ますわね…」

急用ができたので席外します、戻れなかったら後日更新します、すみません!

というわけで今から昨日投下予定だった残りを投下して寝ようと思います


車内音声「次は終点、函館…函館…」


提督「お、やっと着くな」

熊野「半分以上寝てたので長い距離移動した実感ありませんわね…」

提督「地図で見なくちゃ実感できないかもな、何はともあれ函館だ!」

熊野「ですわね!」

提督「正直だいぶお腹すいてる、そして眠い」

熊野「眠くはないけれど…たしかにお腹は空きましたわ」

提督「多分旅館着いたらすぐ出してくれるはずだから、楽しみにしておこう」

熊野「旅館の食事は豪華と聞くので楽しみですわ」


-函館-


北海道最南部に位置する函館は日本海、太平洋と周りを海に囲まれている。

それ故漁業や海運業で賑わっており、朝市は昭和20年から続いている。

その朝市では海産物は勿論、農産物や食肉なども扱われており、かなり大きい規模で行われている。

港とともに発展し、歩んできた街並みは何処か古風で落ち着く雰囲気を出している。

函館山の夜景は世界三大夜景に指定されておりとても美しい、また函館山麓の港に面した地区は赤レンガ倉庫などがあり歴史的ロマンを感じれる。

その景観、美味合わせて、まさに北海道の玄関といえる場所だろう。




提督「ってことで函館着いたぞ!」

熊野「ずっと座ってたので少し腰がいたいですわ」

提督「おいおい大丈夫か?」

熊野「大丈夫ですわ、宿はどちらに?」

提督「ここから歩いて20分と少しくらいだな」

熊野「結構歩きますわね…」

提督「抱っこはしないからな」

熊野「べ、別にしてもらおうなんて思ってませんわ!」


提督「夜だけど割と暖かくて良かったな」

熊野「小樽よりは穏やかな天気ですわね」

提督「風もそこまで吹いてないしなー」

熊野「にしても函館の街中はすごい賑わっていらっしゃるのね」

提督「そうか?」

熊野「小樽より人が多い気がしますわ」

提督「あー…一応北海道って言ったら札幌、函館、旭川ってくらいだから、結構中心都市なんじゃないか」

熊野「なるほど…函館駅も大きかったですものね」

提督「確かに小樽と比べると格段にでかいな」


熊野「そして小樽に比べると磯の香りがしますわ」

提督「海すぐそこだからな、それに漁港も駅の周りに沢山あるんだ」

熊野「磯の香りは鎮守府でもしますからなんというか…お馴染みですわね」

提督「俺らは慣れてるけど他の人は磯臭いとか感じるのかね…俺の軍服とかどうなんだろ」

熊野「金剛さんとかこっそり着てるし大丈夫なのでは…」

提督「あいつのこっそり全然こっそりじゃないんだよな…まぁいいか、リセッシュしとこ」



提督「あ、あそこの宿だ」

熊野「提督は泊まったことあるんですの?」

提督「ああ、前に一度ね」

熊野「なら安心ですわね!」

提督「湯元 啄木亭…名前が良いよな、旅館らしくて」

熊野「意外と外見はホテルっぽいですのね」

提督「ああ、受付とかは1階で、その上は宿泊部屋だな…上の方は絶景ポイントになってるぞ」

熊野「何階の部屋を予約したんですの?」

提督「んーと…5階だったか6階の部屋だったと思う、部屋のタイプで分けられてるんだ」

熊野「何部屋を取ったんですの?」

提督「和室だよ、和洋室と悩んだけど小樽は洋室だったし和室にした」


提督「さ、チェックインしに行こうか」

さて、遂に函館まで来ました。

ここで投下終了です。

次の更新は木曜か金曜になりそうです、ではおやすみなさい!

まさかこんな時間に帰宅するとは思いませんでした…
夜更新しますね

こんにちは

今見てくれてる人いるか分かりませんが、提督が電話かけた時に話す子三人くらい指定してくれないでしょうか

とりあえず、加賀と赤城は出します

このコメントから↓三人まででお願いします

うおう
ありがとうございます!

まさかこんなに早く集まると思ってませんでしたww

では、その3人含めて書きますねー

投下しますね


-湯元 啄木亭-


外側は一見洋風のホテルなのだが、中は和を大切にした作りとなっている。

入ったら落ち着いた雰囲気のロビーが出迎えてくれる、啄木亭のロビーは道南のホテル最大の広さとなっていて和らぎの空間を体感できる。

そしてガラスパネル越しに日本庭園が展開されていてその姿は圧巻の一言、日本の文化の良さを再確認できるだろう

他にも茶室や甘味処など館内は和風で統一されているが、部屋は和と洋両方用意されている。

部屋食、バイキングと選べる2タイプ。どちらも函館の海の幸を味わえる。




提督「チェックインしてきたぞー、お腹すいたし早く部屋に行こう」

熊野「部屋に着くと一気に疲れが来そうですわ」

提督「そうだな…でも温泉入らなきゃ」

熊野「何時まで入れますの?」

提督「13時から翌日10時までって書いてあったから夜通し大丈夫だぞ」

熊野「まぁ…ではゆっくり入ろうかしら…」

提督「ゆっくり疲れとったほうが良いぞー、それにここの温泉楽しいから楽しみにしてな」

熊野「楽しい…?」

提督「温泉が11階にあるんだ、だから眺めが抜群に良いんだよ」

熊野「そんな高所にある温泉初めて入りますわ」

提督「俺も最初入った時はテンション上がってたなー…お、部屋ここだ」ガチャ



-和室-



提督「お…?前来た時と違うタイプの和室だ」

熊野「そうなんですの?」

提督「こんなに窓広くなかった気がするぞ…畳10畳と12畳で違う作りになってるのかな」

熊野「にしても畳…落ち着きますわね…」

提督「なんでこんなに畳って落ち着くんだろうなー」

熊野「でも、前に提督が執務室の床を畳にしてたのはどうかと思いましたけれど…」

提督「あれな…皆にすごい批判されて変えたんだよ…なんでかな…」

熊野「畳の上に執務机置くのが悪いんですわ!もっとなんかなかったんですの…」

提督「だってあの机無くちゃ仕事しづらくて…でも畳使いたいっていう俺の気持ちを察してくれよ!」

熊野「元帥の方々が来た時にあれだと恥ずかしいですわ」

提督「今は変えたからいいだろ!あんまり掘り起こすな!」

熊野「たまには提督をからかってみたくて…そういえば夕食はいつですの?」

提督「30分後くらいとか言ってた気がするから待ってよう」


提督「そうだ、この待ち時間で鎮守府に電話しよう」

prrrrrr…

加賀「はい、こちら舞鶴鎮守府です。どなたでしょうか」

提督「もしもし?提督です」

加賀「あぁ提督…どうしたんですか?」

提督「いやな、2件目の旅館着いたからそっち大丈夫かなーっと」

加賀「特に問題はありません」

提督「そうか、こっちも楽しんでるよ」

加賀「私達は置いて行かれたのでやることが無いです、楽しくありません」

提督「ええ…じゃあ今度焼き肉でも連れてってあげるから、な?」

加賀「私、ジンギスカンが食べたいんですけれど」

提督「おおジンギスカンか!じゃあどっかで買って送るよ」


加賀「現地で食べたいんですが」

提督「それは厳しいな」

加賀「熊野は連れて行ってるのに私達一航戦は駄目なのですか」

提督「分かった分かった!今度空母皆で行こう!な?」

加賀「五航戦の子なんかと…まぁ、連れてってくれるならいいです」

提督(俺提督、破産確定の瞬間である)

加賀「では、赤城さんに代わります」

提督「え、赤城近くにいるの?」

加賀「はい、たまたま私達が電話の前を通りかかったので」

提督「なるほど、じゃあ代わってくれ」


赤城「代わりました、赤城です」

提督「おー元気?」

赤城「最近休日が無かったのに一気に連休が来たので、何をすればいいか分からないです」

提督「ああ…一航戦はだいたい出撃しっぱなしだもんな…」

赤城「なので加賀と二人で鎮守府を散策していました」

提督「散策…?」

赤城「鎮守府の中を全部見たことないと思ったのでこの機会に、と」

提督「なるほど、なんか面白いものあったか?」

赤城「提督の部屋にあった知恵の輪で2時間位遊んでいました、あれ難しいですね!」

提督「…はぁ?え?んん?俺の部屋?」

赤城「はい、提督の部屋です」

提督「…?!?!なんで俺の部屋勝手に入ってるんだよ!」

赤城「空いてたのでなんの部屋だろうと思ったら提督の部屋でした!」


提督「なんてこったい…鍵かけ忘れたのかな…」

赤城「別に何もいじってませんよ!というかイジるほどものありませんでした」

提督「本と写真ばっかりだからな…まぁ他の人には言わないでくれると助かる」

赤城「大丈夫ですよ、まだ誰にも言っていません、まだね」

提督「まだ…?」

赤城「提督のお土産の有無次第では今から皆にバラしに行くことになります」

提督「…ああ、お土産なら買ったぞ」

赤城「!!何買ったんですか!」

提督「それ言ったら楽しみなくなっちゃうだろ?他にも買ってくから楽しみにしとけ」

赤城「…そうですね。 あら?響ちゃん、どうしたの?」

提督「響?」

赤城「提督と話したいそうですよ」

提督「お、じゃあ代わってくれ」

赤城「はい、ではお土産楽しみにしてますね!」


  響「やぁ司令官、響だよ」

提督「ああ、元気か?」

  響「元気だよ、勿論第六駆逐隊の皆も」

提督「それはなによりだ、皆は休日どうしてるんだ?」

  響「昨日は何もしなかったけど今日はお菓子を作ったよ」

提督「おお、良いじゃないか。何作ったんだ?」

  響「トリュフ、翔鶴に教えてもらったんだ」

提督「翔鶴料理得意だもんな、上手に出来たか?」

  響「赤城が美味しいって言ってくれたよ」

提督「赤城が食べたのか…」

響「夕方部屋に遊びに来たんだ、なにやら散策してるって言って」

提督「あいつら駆逐寮まで行ったのか」


  響「加賀も食べてくれたよ、良く出来てるって」

提督「良かったじゃないか、俺にも今度よろしくな」

  響「うん、司令官はどうだい?」

提督「楽しんでるよ、今日はかなり長い時間電車乗ってたけど」

  響「電車の長旅、楽しそうじゃないか」

提督「乗車時間の半分は寝てたよ」

  響「疲れてるのかい?」

提督「まぁな、でもその倍以上楽しんでるから大丈夫だ」

  響「良かった、気をつけて帰ってきてね」

提督「ああ、飛行機が墜落しないことを願うよ」

  響「話してたら翔鶴が歩いてきたけど、代わるかい?」

提督「お、じゃあ代わってもらおうかな」

  響「いいよ、今代わるから待ってね」


翔鶴「もしもし…提督でしょうか?」

提督(違うって言ったらどうなるんだろう)

提督「チガウガ…ダレダテイトクッテ…」←濁声

熊野(なにしてるんですの…)ジトー

翔鶴「えっ……響ちゃん?っていない…!どうしましょう!」

提督「ははっごめんごめん、提督だよ」

翔鶴「えっ…提督?」

提督「弱気だったから濁声で他人のふりしてみたんだ」

翔鶴「…もう!違う人かと思ったじゃないですか!」

提督「まさか本当に引っかかると思わなかったんだ」

翔鶴「びっくりしたんですから…!」

提督「悪かった、翔鶴は休日満喫してるか?」


翔鶴「昨日は瑞鶴とお出かけしてきました、今日は駆逐艦の子にお菓子作りを教えてましたよ」

提督「ああ、トリュフだろ?響に聞いたよ」

翔鶴「はい!皆上手く出来たようで良かったです」

提督「翔鶴料理教えるの上手そうだもんな」

翔鶴「そんなことないですよ、皆が頑張ったからです」

提督「謙遜するなよー、瑞鶴とどこ行ったんだ?」

翔鶴「暑くなってきたのでお布団からシーツに変えようと思って、シーツを買いに行ってきました」

提督「ああ、もう20度越したもんなー。こっちは涼しいよ」

翔鶴「結構温度差あるんでしょうか…」

提督「舞鶴となら5度くらいあるんじゃないか?」

翔鶴「そんなに…だいぶ違いますね」

提督「夜は少し寒いくらいだよ」


翔鶴「風邪引かないようにしてくださいよ…?」

提督「大丈夫大丈夫、シーツは買えたのか?」

翔鶴「はい!一緒の色違いにしました!」

提督「仲が良くて何よりだ、お土産も買っていくから楽しみにしててくれ」

翔鶴「はい!では切りますか?」

提督「あ、ちょっと待ってくれ」



提督「熊野、鈴谷と話さなくていいのか?」

熊野「いるんですの?」

提督「わからん、翔鶴に聞いてみる」


提督「鈴谷に変わってほしいんだが、いるか?」

翔鶴「鈴谷さんは…呼んでくるので待っててもらえますか?」

提督「ああ、すまんな」


提督「今翔鶴が呼んできてくれるって、ほら」

熊野「では待ってますわね」

提督「話終わったら代わってくれ」

熊野「分かりましたわ」

鈴谷「やっほー提督ー元気ー?」

熊野「提督じゃありませんわ」

鈴谷「あれ?熊野じゃん、元気ー?」

熊野「まぁどちらかと言えば元気ですわ」

鈴谷「提督と二人だからって熊野浮かれちゃダメだよー?」

熊野「べ、別に浮かれてませんわよ!」

鈴谷「そうかなー?」

熊野「そうですわ!…鈴谷は元気ですの?」

鈴谷「元気だよ!今日はね!カレー食べに行ってきたんだ!」

熊野(カレー食べてるって予想当たりましたわね…)

熊野「そんな鈴谷に美味しいお土産持って帰りますわね」←スープカレーキャラメル

鈴谷「なになにぃ?カレー商品?鈴谷期待しちゃうぞー?」

熊野「提督のお墨付きですわ」

鈴谷「やったぁ!楽しみにしてるね!」

熊野「では、提督に代わりますわね?」

鈴谷「うんうん!」

提督「もしもしー?代わったぞ」

鈴谷「やっほー」

提督「やっほー」

鈴谷「提督!鈴谷お土産楽しみにしてるね!」

提督「何をそんなに期待してるんだ」

鈴谷「熊野が提督お墨付きのカレー商品があるって!」

提督「え、そんなもん買ったっけ………あー、買ったな」

鈴谷「それすごく楽しみにしてるから!」

提督(疑いがなさすぎて申し訳なくなってくる…)

提督「あ、ああ…期待しといてくれ」

鈴谷「そっちは楽しんでるのー?」

提督「ああ、今二件目の旅館についたとこだ」

鈴谷「ほーう、良いなー旅行」

提督「最上型の皆とどこか行かないのか?」

鈴谷「行きたいけどねー…提督が熊野連れてっちゃったしー」


鈴谷「鈴谷も連れてって欲しかったなー」

提督「ごめんな、今度また連休の時にどっか行こう」

鈴谷「言ったなー?鈴谷しっかり覚えてるからね!」

提督「ああ、まかせとけ」

鈴谷「じゃあ鈴谷そろそろお風呂入るから切るね?」

提督「ああ、じゃあまたな」

鈴谷「はーい」

ガチャ


提督「27分…意外と長電話してたんだな」

熊野「鈴谷、昼食にカレーを食べたらしいですわ」

提督「俺らの予想あたったな…」

熊野「そろそろ夕食がくるのかしら」

提督「ああ、後5分くらいで来るんじゃないか?」

熊野「海の幸…楽しみですわ!」

提督「そうだなー」

コンコンッ

「お部屋食お持ち致しました」ガラッ

提督「お、来たみたいだな」


ってとこで投下終了です。

翔鶴、響、鈴谷と急遽指定をお願いしたのですが、意外と早くコメントが付いてびっくりしました、ありがとうございます。

熊野以外初めて書いたんだけどちゃんと書けてるか不安でしょうがない

では、おやすみなさい

鈴谷可愛いすぎ!!乙!

1乙
ここのSS読んでるとまた北海道に行きたくなるなぁ

こんなスレがあったとは…乙です
ところでわが鎮守府への熊野の実装はまだですかね(白目)

道民がホイホイつられて気づいたら全部読んでた
続き楽しみにまってるわ

こんばんは!

更新しますねー


熊野「まぁ…一人ずつ料理が違うんですのね」

提督「折角だし違うの二人で食べたいだろ?」

熊野「プランか何かがあるんですの?」

提督「ああ、カップル&夫婦プランがある」

熊野「またそんなの選んで…!」

提督「こっちの方が味比べできるし、何より宿泊料金安いんだよ!」

熊野「ま、まぁそれなら仕方ありませんわね」

熊野(いちいちドキッとするからやめてもらいたいですわ…)


提督「熊野の方はヘルシー海鮮料理中心の【白砂膳】だな」

熊野「確かに魚介類と野菜が多いですわね」

提督「女性の健康にも気を使った粋な御膳だ、んで俺のが【白樺膳】」

熊野「ボリューム満点ですわ…」

提督「こっちは肉料理もあるからな、まぁ何にせよ食べようか」

熊野「えぇ、いただきますわ」

提督「いただきます」


熊野「…これはなんですの?」

提督「なんだろそれ、味噌…?」

熊野「食べてみますわ…」モグモグ

提督「なんだった?」

熊野「多分イカ…ですわね」

提督「あーじゃあイカの味噌和えだな」

熊野「美味しいですわ」モグモグ

提督「一口貰っていいか?」

熊野「ええ、どうぞ」

提督「…味噌の味があっさり出てて美味しいな」


熊野「私も提督の方から何かいただいてもいいかしら」

提督「なにがいい?スープカレーキャラメル?」

熊野「…好き好んであんなもの食べませんわ」ジトー

提督「このビーフシチューとかどうだ?」

熊野「じゃあそれをいただきますわ」

提督「鉢に入ってるビーフシチューなんて初めて見たな」

熊野「んっ…あついですわ…」

提督「大丈夫か?」

熊野「はい…」

提督「床に置いてある冊子に料理名全部書いてあった」

熊野「こうやって見るとすごい数の料理ですわ」

提督「数の子オランダ和えっていうのかこれ…」

熊野「私が今食べているのは…帆立時雨煮仕立…?」

提督「これを小さく切って炊き込みご飯とかにすると美味しいんだぞ」

熊野「確かに合いそうですわ!」

提督「…俺の飲んでるアサリ汁、あっさりしてて飲みやすいな…」

熊野「…提督、少し寒くなってきましてよ…」

提督「…?…!べ、別にそういうつもりで言ったんじゃない!素だ!」

熊野「素でオヤジギャグなんて…提督も歳ですわ」

提督「俺まだ26なんだけどなぁ…まぁ今年27か」

熊野「アラサーですわね」

提督「まだ若いお兄さんだぞ、何を言う」

熊野「だんだんお腹がきつくなってきましたわ…」

提督「俺も…でも後2品だし頑張ろう」

熊野「私まだお刺身三種盛りとオレンジが残っていますわ」

提督「俺は合鴨ロースと豚角煮が少しとオレンジ」

熊野「意外と食べれましたわね」

提督「美味しいからなー…さ、残りも食べちゃおうか」


提督「あ、そうだ。二泊する予定だったんだけど一泊にしたから」

熊野「そうなんですの?」

提督「明後日の朝にレンタカーで出ても道路混んでたりで遅くなる可能性があるんだ」

提督「だから、明日の夜レンタカー借りて出発しようと思う」

熊野「つまり…夜中走るってことですわね」

提督「ああ、その方が道路空いてるし次の日ゆっくりできるからな」

熊野「次の目的地までそんなにかかりますの?」

提督「4時間くらいかな、車だと」

熊野「真夜中に目的地に着いてしまいますわ」

提督「ああ、だから着いたら日の出まで駐車場で寝る」

熊野「なるほど…」

提督「だから明日の朝荷物は持って出るからな」

熊野「どこかに預けるんですの?」

提督「駅のロッカーに入れとくよ」

熊野「分かりましたわ」


提督「あー食べたー一生分食べた気がする」

熊野「大袈裟ですわ…」

提督「じゃあ温泉入る準備するか…ご馳走様でした」

熊野「ご馳走様でした」

提督「熊野ももう温泉入る?」

熊野「入ろうと思いますけれど…この食器はどうするんですの?」

提督「片付けに来てくれるよ、後布団も敷きに来てくれる」

熊野「なら安心ですわね…では準備しますわ」

提督「あ、着替え持って行かないでコレ持って行ってくれ」ガサゴソ

熊野「なんですの…?」


提督「あ、これこれ」ホイッ

熊野「…浴衣、ですの?」

提督「カップルプラン使うと無料でついてくるんだよ、男女色違いのやつ」

熊野「なにかハレンチなこと考えてる気がしますわ…」ジトー

提督「そんなことない!ほら、折角だし着たいだろ?」

熊野「浴衣の着方がいまいち分からないのだけれど…」

提督「…俺もわからない」

熊野「じゃあ着れませんわね…」

提督「あ、ネットで検索かけるから待ってろ」

熊野「べ、別にそこまでしなくても…」

提督「折角の機会だし浴衣の着方も覚えれるじゃないか」

提督(8割くらい熊野の浴衣姿見たいだけだけどな)


投下終了です!

北海道の魚介類の美味しさは内地に来て改めて実感しました、本当に美味しい。

>>397
変な感じになってなかったら幸いです、鈴谷可愛いですよね!


>>399
行きましょ行きましょ!自分も夏に帰省予定を立てています。

>>400
見ていただきありがとうございます!とりあえず大型建造最低値10回くらい回せば出ますよ!

>>401
道民の方ですか!見ていただきありがとうございます、楽しめるように頑張りますww


では、おやすみなさい

乙乙

ばっか八割ぐらいじゃなくて十割だろ!

乙です

大型建造10回だけ回して来てくれるなら苦労してませぬ(白目)

続きを楽しみに拝見しております。
私の秘書艦も電が遠征勢固定になってからずっと熊野です。

乙です
北海道はたしか、五稜郭行ったなー

こんばんは!

今日は更新できそうなので後ほどまた来ますねー

投下しますー



-館内廊下-


提督「じゃあ温泉行くか」

熊野「ちゃんと着れるか心配ですわ」

提督「大丈夫だ、帯の締め方さえ分かってればいける」

熊野「まさかこのような場所で浴衣を着るとは思いませんでしたわ…」

提督「旅館には結構常備されてるぞ、ここはプランでだったけど」

熊野「小樽のところにもあったんですの?」

提督「ふる川は…洋室だったしどうなんだろう、部屋にはなかった気がするな」

熊野「和室洋室で分かれてるのかしら…」



提督「さ、温泉は11階だな」

熊野「お部屋の案内に夜景が見えるって書いてありましたわ」

提督「あー一面ガラスパネルになってる湯船があったかも」

熊野「混雑していないといいのだけれど…」

提督「もうすぐ23時だし、だいぶ空いてるとは思うけどどうかねー」

熊野「露天風呂でゆっくりしたいですわ」

提督「朝までやってるし朝まで入ってていいんだぞ?」

熊野「…のぼせてしまいますわ」


提督「じゃあ男湯はこっちだから、部屋の鍵俺が持ってるから先上がっちゃったら広間で待っててくれ」

熊野「分かりましたわ」



-男湯-



提督(もう2日目終了か…一応予定通りに進んでるし大丈夫かな)

提督(問題は明日の夜から…車運転するの久しぶりだしなー)

提督(後数日で俺が行った時のルート全部通れるのか)

提督(まぁ車中泊だしどうとでもなるか)

提督(にしても…熊野の浴衣姿楽しみだな…)

提督(ポニーテールが似合う子は大体浴衣似合うよな)

浴衣は良いよねー。
艦これRPGに載ってた夕張の浴衣姿も可愛かったし。



-女湯-


熊野(夜景…綺麗ですわ)

熊野(北海道に来て2日…)

熊野(今まで鎮守府の周りの世界しか見てなかったけれど)

熊野(提督のおかげで新しいことを沢山知れましたわ)

熊野(この夜景も提督と一緒に見たかったですわね…)

熊野(…!わ、私なんてことを…)



-館内廊下-


提督「露天風呂で40分ものんびりしてしまった」

提督「トータル1時間以上入ってるんじゃないかこれ」

熊野「提督!遅いですわよ」

提督「お、おおう…すま…ん…」

熊野「な、なんですのよ…浴衣の着方間違えてないか不安ですわ」

提督「ああ、大丈夫だ。すごく似合ってるぞ」

熊野「そ、そうかしら…」

提督(風呂上がりで若干頬が赤くなってて色っぽい…)


-和室-


提督「お、布団来てるな」

熊野「本当ですわ!」

提督「船もふる川もベッドは離れてたが…布団だとくっついちゃうな」

熊野「は、破廉恥ですわね…//」

提督「照れてるのか風呂上がりなのかよく分からないぞ」

熊野「ふ、風呂上がりの熱気ですわ!」

提督「にしても良い湯だったな」

熊野「露天風呂が素敵でしたわ」

提督「男湯の方の露天風呂、夜景じゃなくて海が見えたぞ。暗くてよくわかんなかったけど」

あ、投下する順番間違えた…

>>426 の後にこれがつきます


熊野「は、恥ずかしいから部屋に戻りますわ!」スタスタ

提督「そんな急ぐと転ぶぞ」

熊野「きゃっ…」

提督「言わんこっちゃない…ほら、大丈夫か?」

熊野「あ、ありがとうございます」

提督「浴衣は歩きにくいから気をつけろよ?」

熊野「気をつけますわ…」

熊野(提督の浴衣姿…似合ってますわね…)



熊野「こっちは街が見えましたわ」

提督「向きが違うのかな」

熊野「この後はどうするんですの?」

提督「歯磨いて寝る」

熊野「もう12時前ですものね…」

提督「今日は疲れただろうしゆっくり寝よう。そうだな…8時位まで寝るか」

熊野「久々にゆっくり寝れますわ」

提督「じゃあ歯磨いておいで、俺荷物整理してるから」

熊野「分かりましたわ」


提督(と、見せかけて…)

提督(ここでカメラを取り出します)

提督(浴衣姿の熊野…写さないほうがおかしい)

提督(寝顔と今の眠そうな顔両方撮りたい…)

提督(とりあえず戻ってきたら1枚何も言わずに撮ろう)


熊野「磨き終わったので提督使ってもいいですわよ」トコトコ

提督「おう」カシャ

熊野「い、いきなりなんですの!」

提督「せっかくの浴衣姿だし撮らなきゃ損かなって」カシャカシャ

熊野「は、恥ずかしいのでやめてもらいたいですわ!」

提督「…まぁ俺も鬼じゃないしな」カシャカシャ

熊野「…そういって撮り続けてますわ!」

提督「もう撮ってないぞ」カシャ…カシャ

熊野「後で消していただきますから!」

提督「そ、そこまで言うなら…しょうがないな」←消さない


提督「さ、寝ようか」

熊野「分かりましたわ…」 

提督「どうした変に緊張して」

熊野「な、なんでもないですわ!」

熊野(提督が近すぎて緊張するなんて言えませんわ…)

提督「俺は少し本読んでから寝るから、先寝ていいぞ」

熊野「分かりましたわ」

提督(目的は寝顔だけどな)

熊野「では、おやすみなさい」

提督「ああ、おやすみ」



提督(因みに俺が今読んでる本は【海の底】だ、海上自衛隊の話で、突然海から襲撃してきた巨大甲殻類を相手にする物語)

提督(半分しか読んでいないが主人公達が感情豊かでついつい感情移入してしまう)

提督(そんなこんなで熊野が寝たので写真を撮ろうと思います)

カシャ

…カシャカシャ

提督(綺麗だな……よし)

提督(寝るか)


投下終了です、区切りいいところまで投下しました

途中投下順番を間違えましたが、>>426>>428>>427の順番で見てください、すみません。

>>414
10割ですよね、当然ですね!

>>415
自分は1番最初の戦艦レシピで来てくれましたよ!

>>417
ありがとうございます、熊野良いですよね時報もどこか抜けてて可愛いです

>>418
おー五稜郭ですか、桜の時期に行くと綺麗ですよね

>>424
うなじが出てるからか、ポニテに浴衣は色っぽく見えますよね

コメント返信が楽しいからついついしてしまう


まだ4分の1終わったという感じですが、これが終わったら安価物でも書いてみたいな~とか…思ってます

では、おやすみなさい



乙です

熊野が出るビームを下さい!なんでもしまかぜ!

熊野のデレが楽しみで仕方ないwww
小樽はとっぴーとかいう寿司屋が美味しかったなぁ、、、内陸県勢だからミイラみたいな寿司しか食ったことがないので衝撃だった

有川浩は自衛隊三部作路線から変わっちゃってコレジャナイ感を覚えてしまう

お、追いついた。  楽しみにしてるじぇ!!


小学生のころ祖父母とオカンと一緒に行ったけど、その時海鮮系全く食えなかったなぁ…  今行けばおいしくいただけそう

追い付いた
ジンギスカンキャラメルって一度改良しておいしくしたらクレーム殺到して元に戻したんだっけ

あと細かいことだけどコメントじゃなくてレスじゃない?

コメントでもあってる

よくわからんけど2ch系の板ではコメントの方よりもレスの方が良いって事なんじゃない


同じような感じだとスレ主よりも>>1の方が適切みたいに

ルールでも決まりでも無いんだからどっちでもいいだろうぞ。使いやすい方を使うのがエエ

こんばんは!

後ほど投下しようと思いまsy

投下します


~朝になりました~


♪(コオロギの鳴き声)



提督「…8時か…熊野は…」

熊野「ん……」

提督「まだ寝てるな……顔洗うか」


提督(とりあえず朝ごはんはレストランバイキングだったはず…)

提督(チェックアウトは10時か…あと2時間…)

提督(荷物はまとめてあるしご飯食べたらすぐ出れそうだな)



提督(とりあえず熊野起こすか)


提督「熊野ー朝だぞー」トントン

熊野「んう……」

提督「起きろー」ユサユサ

熊野「んん…提督…?」

提督「もう8時過ぎたぞ、朝食の時間だ」

熊野「…ふぁ…おはようございます…」

提督「ああ、おはよう」

熊野「…顔洗ってきますわ…」

提督「ああ、準備出来たら食べに行くぞ」

熊野「分かりましたわ」トコトコ



提督「さて、俺は着替えるか」



熊野「支度が出来ましたわ!」

提督「忘れ物とか無いか?」

熊野「大丈夫ですわ」

提督「点検は…一度戻ってくるしその時でいいか」

熊野「そうですわね」




-館内廊下-



熊野「朝食は部屋食ではないのね」

提督「バイキングになってる、ふる川と同じ感じだな」

熊野「楽しみですわ!」

提督「小樽よりは、魚貝を使った料理が多いのかな」

熊野「小樽はあまり多くありませんでしたわね」

提督「洋食中心だったしな…こっちは和食多かった気がする」



-朝食レストラン-



提督「っと、ここだな」

熊野「広いんですのね」

提督「円状テーブルが主で、少しだけ2人用のテーブルがあるな」

熊野「二人用のところでよろしくて?」

提督「ああ、先に席とっておこうか」

熊野「そうですわね」

提督「こういうホテルにいるコックってかっこいいよな」

熊野「一流って感じしますわ」

>>451

熊野「一流って感じしますわ」×

熊野「一流って感じがしますわ」○


提督「俺もコックになりたかった」

熊野「提督のなりたいものすぐ変わりますわね…」

提督「本当に中学生の頃はコックになる気だったんだぞ!」

熊野「そうなんですの?」

提督「ああ、一時期料理にハマってな」

熊野「意外ですわ…」

提督「3食作ることくらいは出来るはずだ、味は別として」

熊野「私も今度作っていただこうかしら」

提督「焼きそばくらいなら作ってあげれるぞ」



提督「じゃあ取りに行くか」

熊野「分かりましたわ」

提督「俺、野菜から見ていくけど熊野どうする?」
 
熊野「私あそこのお寿司が気になりますわ」

提督「じゃあ各自取って席戻るか」

熊野「そうですわね…」

提督「あ、迷うなよ」

熊野「別に迷ったりしませんわ!」トコトコ

コック志望が味を別にしちゃダメでしょw



~提督side~


提督(北海道産の食材をふんだんに使ったバイキングねぇ…)

提督(農作物は函館近郊の農家から仕入れてるのか…)

提督(なんか旅館のバイキングって野菜食べちゃうんだよなー)


提督(塩ラーメンなんてあるのか…確かに函館名物だしな)

提督(因みに札幌が味噌で旭川が醤油だ)


提督(…!!これは…!主食はこれにしよう)



~熊野side~


熊野(お寿司…以前雑誌で見たけれど、現物を見るのは初めてですわ)

熊野(…マグロというの…美味しそうですわね…)

熊野(何種類か食べてみようかしら)



熊野(あの厚焼き玉子美味しそうですわ)

熊野(ジャガバター…焼き魚…)

熊野(迷いますわ…)



~席に戻り~



熊野「戻りましたわ」

提督「おお、俺も今戻ってきたところだ」

熊野「多すぎて目移りしてしまいますわ」

提督「確かにな、種類が豊富だった」

熊野「パンにしようかお米にしようか悩んで、お寿司にしましたわ」

提督「あれ、寿司なんてあったのか…見てなかった」

熊野「私、お寿司を食べるの初めてですわ」

提督「え、あ…そうだな、言われてみれば鎮守府に寿司なんてないな」

熊野「以前雑誌で見て一度食べてみたいと思ってましたの」

提督「寿司はたまにすごく食べたくなる、じゃあ食べるか」

熊野「ええ、いただきますわ」

提督「いただきます」


熊野「提督が食べてるそれ、なんですの?」

提督「これか?イカ飯っていうんだよ」

熊野「イカ飯?」

提督「イカの中身空っぽにしてご飯詰めて醤油入れて炊き上げたやつ、美味しいぞ」

熊野「ひとくち食べてみてもよろしくて?」

提督「ああ、いいよ」

熊野「では…」パクッ

熊野「…!美味しいですわ!」

提督「だろ?北海道発祥なんだぞ」

熊野「でも…どうしてイカの中にお米を入れようと思ったのか謎ですわね」


提督「戦時中に発案された料理なんだ、ほら太平洋戦争中って食糧難だっただろ?」

熊野「ええ…」

提督「んで、米を節約して何か美味しいもの作れないかなーって当時の人達が考えて」

提督「大量に獲れてたイカに入れたら美味しくなるんじゃないかと作られたらしい」

熊野「そんなストーリーが…」

提督「しかも米が餅米だから、兵士には腹持ちがいいって好評だったそうだ」

熊野「あの頃は量が限られてましたものね…」

提督「ナイス発案だよな、よく思いついたなーって感心する」

熊野「提督も新しい料理創作なさったら?」

提督「ジャガイモ蕎麦とかどうだろう」

熊野「……微妙ですわ」


提督「寿司は美味しいか?」

熊野「ええ、とても美味しいですわ!特にこのえんがわというのが好きでしてよ」

提督「コリコリしてて美味しいよな」

熊野「提督は何が好きなんですの?」

提督「あわびとシャコ」

熊野「…どちらもここにはありませんでしたわ」

提督「バイキングではなかなか無いかもなー…」

熊野「あわびは貝と分かりますけれど、シャコってなんですの?」

提督「うーん…エビの仲間…だと思ってくれれば大丈夫なはず」

熊野「はっきりしないですわね…」


提督「俺も詳しくは知らないんだ、でも確か甲殻類だしエビの仲間だ」

熊野「エビと似たような味がするんですの?」

提督「食べた感じは似てるけど味は結構違うよ、エビも好きだけどな」

熊野「機会があったら食べてみたいですわ」

提督「あんまり見ないから難しいかもなー、どこかで回転寿司あったら入ってみるか」

熊野「回転寿司…?」

提督「寿司食べるとこだよ」

熊野「回転してるんですの?」

提督「寿司が回転しながら流れてきて好きなの取って食べれるんだよ」

熊野「面白そうですわね」


提督「そうでもないぞ…まぁ車で移動してる最中にあるだろうから、その時入ろう」

熊野「楽しみが増えましたわ!」

提督「回転寿司の写真、赤城たちに送ったら面白いだろうなぁ…」

熊野「そんなことすると北海道だろうと加賀さんが爆撃してきますわよ…」

提督「おー怖い怖い…意外と二航戦も食べるの好きだよな」

熊野「蒼龍さんが食べ歩きしたいって話してましたわ」

提督「戦艦は燃料弾薬は使うけど食べるの好きっていうのあまり見ないせいか、空母が目立つな…」

熊野「大和さんくらいしか沢山食べる方居ませんものね」

提督「それ大和の前で言ったら泣いちゃうぞ」


提督「にしても本当に種類沢山あったな、サラダ13種類もあったし」

熊野「天ぷらとかパスタもありましたわ」

提督「飽きないようになってるんだなー…」

熊野「お寿司も握りたてがすぐ頂けましたわ」

提督「焼き魚、味噌汁、玉子焼きって日本の朝ごはん代表選手もしっかりあるしな」

熊野「部屋食とはまた違う良さがありますわね」

提督「…部屋食は二人きりで食べれるっていう大きいメリットがあるけどな」

熊野「べ、別に二人きりではなくても良いのでは…」

提督「大事な人とたまには二人で食べたいだろ?」

熊野「…ちょ、調子に乗り過ぎなのではなくて!//」

提督「まぁまぁ、さて食べ終わったし戻ろうか」

熊野「わ、分かりましたわ」

熊野(提督だけ余裕そうで何かずるいですわ…)


提督「ご馳走様でした」

熊野「ご馳走様でした」


投下終了です!

>>435
2-5でもドロップするので頑張りましょう!

>>437
若干デレさせつつあるのですが、もっとがんがんデレさせたほうがいいのでしょうか。後、次北海道に来た時は是非和楽という回転寿司に行ってみてください

>>438
自衛隊三部作以降の物を読んだことがないのでわからないですが…そんなに変わってしまったんですか?

>>441
見ていただき有り難うございます、次来た時は海鮮料理是非食べてください。北海道の誇れる部分なので!

>>442 >>443 >>444 >>445
そういえばレスって言いますよね、全然気にも止めないでコメントって書いてました、慣れるように頑張ります

>>455
料理能力は普通の学生が少し頑張った程度だと思ってくださいww


日に日にレスも増えてきて嬉しい限りです、次回は函館探索に入れると思います

では、おやすみなさい!

俺もこういう可愛い熊野が欲しいです。
一緒の部屋で寝て写真だけで終わるだなんて……



-和室-


提督「さて、準備は大丈夫か?」

熊野「大丈夫ですわ」

提督「忘れ物は…ないよな」

熊野「多分…」


-ロビー-


熊野「まずはどこに行くんですの?」

提督「予約してたレンタカー取りに行くよ」

熊野「車で移動するんですの?」

提督「函館は車で移動したほうが楽なんだ、見るとこが点々としててな」

熊野「なるほど…」

提督「借りるレンタカーが道内乗り捨て可能なやつだから、そのまま1周するよ」

熊野「乗り捨てって…道端に置いていくんですの?」

提督「いや、各地にある営業所に行かなくちゃダメだよ」

熊野「それもそうですわ」

提督「チェックアウトしてくるから待っててくれ」

熊野「分かりましたわ」



提督「よし、行くか」



-函館市街地-


熊野「レンタカーはどこにあるんですの?」

提督「函館駅の前だからすぐだぞ」

熊野「近いんですのね」

提督「大体駅とか空港の近くにあるんじゃないか、旅行客目当てだろうしね」

熊野「立地から考えてるんですのね」

提督「多分だけどな」


提督「あ、あそこだ」

熊野「ニッポンレンタカー…?」

提督「そうそう、日本全国に店舗があるんだ」

熊野「では、北海道から出て乗り捨ててもいいんですの?」

提督「ああ、料金が変わってくるけどな」

熊野「場所によって料金変わるんですのね…」

提督「北海道も6つに区切られて料金区分されてるんだよ」

熊野「大きいですものね」

提督「ちなみに俺らのプランは5日間乗り捨てOKのAQUA指定プランだ」

熊野「AQUA…?」

提督「車の名前、他の指定できなかったんだ」


提督「あ、あそこだ」

熊野「ニッポンレンタカー…?」

提督「そうそう、日本全国に店舗があるんだ」

熊野「では、北海道から出て乗り捨ててもいいんですの?」

提督「ああ、料金が変わってくるけどな」

熊野「場所によって料金変わるんですのね…」

提督「北海道も6つに区切られて料金区分されてるんだよ」

熊野「大きいですものね」

提督「ちなみに俺らのプランは5日間乗り捨てOKのAQUA指定プランだ」

熊野「AQUA…?」

提督「車の名前、他の指定できなかったんだ」


熊野「そういえば提督、車の運転得意ですの?」

提督「北海道に住んでた時はバンバン乗ってたんだけどなー、まぁそれなりじゃないか?」

熊野「こっちで乗ってるの見たことないですものね」

提督「車ないからなー…買っても置くとこないしね」

熊野「あまり広くないですものね…」

提督「将来一戸建て持ったら買いたいなぁ」


-ニッポンレンタカー-



提督「じゃあちょっと行ってくるから待っててくれ」タッタッタッ

熊野「分かりましたわ」


熊野(提督、遠巻きに見ると本当に小さいですわね…)

投下終了です

あまり投下できなくて申し訳ないです。明日はもっと更新できると思うのでよろしくお願いします

>>472
熊野はどこでも可愛いですよ!


では、おやすみなさい

北海道で車乗ってると、だだっ広く真っ直ぐで他の車も少ない道を走るせいで島風運転になるって聞いたことが


このスレが楽しみで仕方ない

乙であります。
続き楽しみです。

乙ー
提督の身長はどれくらいなんだろ?

こんばんは!

23時くらいに投下しますねー

今から投下します



-函館市街地-



提督「というわけで、車も取ったし行くか」

熊野「最初はどこに行くんですの?」

提督「橋だ」

熊野「橋?」

提督「うん、橋」

熊野「なんで橋なんですの?」

提督「言っただろ?これは俺が北海道一周した時のルートを辿ってるって」

熊野「ああ、そういえば…」

提督「函館来て、まず初めに行った場所が橋なんだよ」

熊野「なるほど…」

提督「ってわけで、早速車乗ろう」

熊野「分かりましたわ」


提督「荷物は後ろに乗せるとして…降りるときに必要な物だけ身近に置いといてくれ」

熊野「特になにも…小さい鞄持っておきますわね」

提督「ああ、俺も財布とカメラしか持たないつもりだ」

熊野「では…準備万端ですわ」

提督「じゃあ行くか…久々の運転で鈍ってなければいいんだが」

熊野「あまり危険な運転はしちゃダメですわよ」

提督「大丈夫だ、安全第一でいく」



提督「ここを曲がって…」

熊野「海が見えてきましたわ」

提督「海にある橋だからな」

熊野「海にある橋…?」

提督「見たら分かるけど、船からの上陸に使われてた桟橋なんだ」

提督「何故か興味を惹かれて行ったんだっけなぁ…」

熊野「桟橋なんですのね…あそこに見える煉瓦の建物は?

提督「ああ、赤レンガ倉庫だな」

熊野「あそこには行きませんの?」

提督「橋に行った後に行く、中に店がたくさん入ってるんだ」

熊野「お土産屋とかですの?」

提督「土産屋もあるし、イベントホールやレストランなんかも入ってるよ」

熊野「まぁ…広いんですのね」

提督「奥にもあって6つに分かれてるからな、だいぶ広いぞ」



提督「っと…ここからは駐車場に停めて歩くか」




熊野「駐車場に停めたのは良いですけれど、近いんですの?」

提督「ここから5分位だから、すぐだな」

熊野「近いですわね」

提督「函館はスポットの近くに駐車場があるから、あまり歩かなくてもいいんだよなぁ」

熊野「レディーに優しいですわ」

提督「多分俺より熊野のほうが体力あるだろ…」

熊野「提督のほうがありますわ」

提督「アラサーだからなぁ…もう衰える一方です」

熊野「鎮守府のトレーニングルームを使用なさったら?」

提督「トレーニングするくらいなら本読んでたいんだ」

熊野「将来太りますわよ…」

提督「太らない程度には運動する予定だ、今のところ」

熊野(鎮守府帰ったら忘れてますわ…)



-旧桟橋-


かつて函館と内地を結んでいた桟橋で、当時は東浜桟橋と呼ばれていた

しかし、現在は函館駅近くに鉄道桟橋が出来たため使用されなくなり景観を楽しむ観光スポットとなっている。

正面に海、右側面に街、左側面にヨット群という景観もあり夜景を見に来るカップルも少なくない。

だが、個人的には夜景よりも青空が広がっている昼間に見る風景が絵になると思っている。

ちなみに、旧桟橋の左側面、陸続きになっている方を見ると海上自衛隊函館基地が見える。




提督「ってことで旧桟橋だ」

熊野「何もないと言われれば何もないですわね」

提督「そうだな、でもこの何もなさが良いんだよ」

熊野「人も…そんなにいないですわ」

提督「ここ目当ての人は大体夜景を見に来るんだ」

熊野「確かに右に赤レンガもありますし…栄えそうですわね」

提督「夜景でも良かったんだが…夜景はもっとお勧めの場所があるからな」

熊野「まぁ…それは楽しみですわ」

提督「俺も最初見た時は、雑誌とかで見るよりずっと綺麗で感動したなぁ…」



提督「とりあえず記念写真撮るか」

熊野「またですの?」

提督「そりゃ、なぁ?」

熊野「もうたくさん撮りましたわ」

提督「まだ1周の3分の1程度しか終わってないのに沢山だと!」

提督「やっぱり熊野との思い出は沢山撮っておきたいだろ?」

熊野「まぁ…いいですけれど」

提督「じゃあ、そうだな…そこの左側の電灯のとこ立って」

熊野「分かりましたわ」テクテク

提督(ああ…やっぱり絵になるな…熊野と旧桟橋、相性抜群だ)

提督「じゃあ撮るぞー」

熊野「分かりましたわー」

提督「はいチーズ」

カシャ



-函館市街地-



提督「んじゃあ次の目的地に行きますよーっと」

熊野「赤レンガ倉庫に行くんでしたっけ」

提督「ああ、もう12時だし昼食も食べなくちゃな」

熊野「そういえば、函館からは何時頃出るんですの?」

提督「20時…21時…それくらいに出れればいいかなって」

熊野「結構早いんですのね」

提督「夕食食べて夜景見たら多分それくらいの時間だと思うんだ」

熊野「なるほど…」

提督「それに多分函館出て次の目的地に着くのが夜中の1時位だから、朝まで寝れるだろ?」

熊野「そうですわね」

提督「車中泊で背中痛いかもしれないけど、一応座席も倒せるしなんとかなるさ」

熊野「が、頑張りますわ」



提督「さて、赤レンガ着いたのはいいけど…駐車場どこだ…」

熊野「パッと見、周りにはありませんわね」

提督「前に来た時は旧桟橋から歩いてきたからなぁ」

提督「あそこの警備員に聞くか」


提督「あの、すみません」

警備員「はい?」

提督「駐車場はどこにあるんでしょうか」

警備員「あー、あちらの道路を渡った所にありますよ」

提督「あっちか…ありがとうございます」

警備員「いえいえ」

提督「ここだな」

熊野「さっきよく見ておけばよかったですわ」

提督「警備員の人に聞く前に通ったもんな…じゃあ降りるか」

熊野「そうですわね」

提督「まずは金森洋物館ってとこに行く」

熊野「?赤レンガじゃありませんの??」

提督「赤レンガ、分けて建てられてるだろ?1つ1つに館名がつけられているんだ」

熊野「なるほど…」

提督「金森洋物館は結構時間潰せて楽しいぞ」


熊野「他のところは…?」

提督「他は函館ヒストリープラザ、BAY HAKODATE、金森ホールってなっているんだ」

提督「ヒストリープラザとBAYは、お土産とか売ってて楽しめると思う」

提督「金森ホールは、多目的ホールだから俺らが行ってもな…」

熊野「多目的ホール…どんなことなさってるの?」

提督「俺の知ってる限りだと、コンサート、落語、結婚式、演劇とかかな…そうだ、結婚式でもあげるか?」

熊野「?!な、何言ってるのか分かりませんわ//」スタスタ

提督(動揺してんなぁ…)

投下終了です、ホテルの中より観光の方が言葉がスラスラ出てきます。

次回は赤レンガ倉庫の散策ですね、覚えてる範囲内で頑張ります

>>484
確かにやたら飛ばしてる人はたまに居ますね、でも大体の人は常識的な速度だと思います。

>>485
そう言ってもらえて嬉しいです、良かったら最後までお付き合いください!

>>486
楽しみにして頂いて光栄であります。

>>487
北海道一周が私の過去の旅行記みたいなものなので、基本的に私とスペックは統一させてます、故に168(チビ)です


まさかこんなにレスを頂けるとは思ってもみませんでした、ありがとうございます

では、おやすみなさい!



こんばん!

投下しますね



-金森洋物館-


【異国の夢を売る店】というコンセプトを元に130年前に開かれた金森洋物館。

西欧の文化を中心とした、アンティークな商品や様々な生活雑貨が売られている

ちょっとしたお土産店が並んでるのを想像してもらえれば良いだろう。

異国の夢を売るということで、日本離れした商品が多々あるがしっかり北海道名物なども置いてある

ちなみにジンギスカンキャラメルも勿論ある。



提督「ってことで金森洋物館だな」

熊野「2つも棟を使ってらっしゃるのね」

提督「まぁな、とりあえず入るか」




熊野「倉庫の中、結構広いんですのね」

提督「外側から見るより広く感じるよな」

熊野「中にはなにがあるんですの?」

提督「うーん…俺も前来た時流し見だったからなぁ…異国の土産物とか、道産名物とか売ってた気がするな」

熊野「お土産物屋が沢山入ってるということかしら」

提督「そうだな、土産物屋のテナントが大量に入ってる感じ」

熊野「では、鈴谷にはもう買ったので…三隈さん達になにか買いますわ」

提督「そうだな…俺もなんかあったら買お」



-PASTRY SNAFFLES-


提督「あー、ここなぁ」

熊野「デザート店…ですの?」

提督「確か函館と札幌に数店しかないんだ、あと空港に出張店があったかも」

熊野「ケーキが小さくて可愛いですわね」

提督「…ここ配達依頼出来るのかなぁ」

熊野「鎮守府に送るんですの?」

提督「まぁ…折角だしな、店員に聞いてみるか」


提督「すみません、商品の配達依頼というのは行ってますか?」

店員「はい!出来ますよー」

提督「あ、ではお願いしたのですがよろしいでしょうか」

店員「はい!ご注文はお決まりですか?」

提督「んー…キャラメルキャッチケーキ2箱、焼きショコラ5箱、あとロールケーキ10個でお願いします」

店員「分かりました!では、こちらに名前とご住所を…後、受取人の名前とご住所なども…お願いします」

提督「う、受取人…?誰だ…誰がいいと思う?」

熊野「加賀さんで良いのでは?」

提督「あいつが受け取るとそのまま赤城と食べそうだからなぁ…」

熊野「翔鶴さんとか…」

提督「ああ、そうだな。あとで電話入れとけばいいか」カキカキ



提督「では、お願いします」

店員「承りました、またのご来店お待ちしております!」



-館内廊下-


提督「これで皆喜ぶだろう」

熊野「今更ですが…あれで足りるんですの?」

提督「そりゃあ…足りるだろ…多分」

熊野「空母の方達がロールケーキ1個全部食べる可能性を考えたんですの…?」

提督「まさかそんなあるわけない…って断言できない…」

熊野「もう少し多めに買ったほうが良かったのではなくて?」

提督「さっき言ってくれよ!…どっかで追加分に何か買うか」

熊野「…そうですわね」



-フラワーズ グロウ-


熊野「雑貨屋ですの?」

提督「アクセサリーショップかな…陶芸品や小物は全部作家による手作りだそうだ」

熊野「可愛い物が多いですわ!」

提督「ああ…この地球儀とか最高に可愛いよな」

熊野「地球儀…?確かに小さいですけど…可愛くありませんわ」

提督「この可愛さが分からないのか…1個買ってやるから部屋に飾っておけ」

熊野「なんでそうなったんですの?!」

提督「置いてたら気付くよ、この可愛さにな…実際俺も前ここでこれの色違いを買ってる」

熊野「そうなんですの?」

提督「鎮守府の部屋の机の上においてあるぞ、ワイン色の地球儀」

熊野「全く気付きませんでしたわ…これはベージュのような色ですわね」

提督「熊野の髪の色に似てるだろ、やっぱり部屋に置こう、買ってくるから」

熊野「そんな…良いんですの?」

提督「ああ、お揃いになるしな?じゃあ行ってくるから」トコトコ

熊野(っ…// 言い逃げは卑怯ですわ…)



-館内廊下-


提督「さて、次はどこ行くか…」

熊野「ふふ…この地球儀愛着湧きそうですわ」

提督「ん?なんで?」

熊野「誰かさんとお揃いですもの」

提督「そ、そうか…」

提督(面と向かって言われると恥ずかしいんだが…)



-プティト・フルール-


熊野「このテディベアと熊のTシャツ…!三隈さんたちへのお土産は決まりですわ!」

提督「確かに三隈は喜びそうだな…最上は…三隈とお揃いだし喜ぶか」

熊野「色に悩みますわ」

提督「三隈にはこのメープル色ので、最上はこっちのココア色が良いんじゃないか」

熊野「!確かにイメージに合いますわ、Tシャツは同じ物でよろしいかしら…」

提督「良いんじゃないか…?お、うさぎグッズも売ってるのか、卯月が喜びそうだな」

熊野「卯月ちゃんはぴょんぴょん言ってますものね」

提督「うさぎの化身だからな、人参生で食べてくれそう」

熊野「それは…身体に悪そうですわ」

なんでや!スティックサラダうまいやろ!



-館内廊下-


熊野「だいぶ見ましたけれど…次はどうなさるの?」

提督「もう後は飲食店しか無いと思う…で、相談なんだが」

提督「ここで昼食をとるか、BAYHAKODATEの方で昼食をとるか、どっちがいい?」

熊野「こっちにはなにがありますの?」

提督「喫茶店…くらいしかないな。BAYの方は確か普通のレストランが何件かあったはず」

熊野「では、そちらが良いですわ」

提督「そうだな…うーん…みなとの森行くか」

熊野「みなとの森…?」

提督「カフェレストランだよ、ランチメニューがあったはずなんだ」

熊野「まぁ…私、ランチはパンが良いですわ」

提督「パンな、あったと思うぞ。本当は函館ラーメン食べさせてあげたかったんだが…近くにないんだ」

提督「まぁ函館ラーメン食べれなくても道内まだ美味しいラーメン屋は沢山あるから、そっちに期待しよう」

熊野「そうですわね」

提督「じゃあBAYの方行くか」

熊野「分かりましたわ」

投下終了です

明日は更新できそうにないので次は金曜か土曜です。

熊野から提督に対する気持ちを少しずつ変化させているんですが、いかがでしょうか

>>518
生人参(採れたて)

気付いたら500も行ってて驚きました、1スレだけじゃ終わらないかもなぁ

では、おやすみなさい!

こんにちは!

午後から出かけるのであまり長くは投下できませんけど、今から投下しようと思います


-BAY HAKODATE-

橋を挟み二棟の建物からなるBAY HAKODATEは、中心に明治時代に築造された運河が見所となっている。

カフェやアクセサリーショップが殆どだが、金森洋物館とは違い一つ一つの店のエリアが広いのでショップ数は少ない。

また、金森洋物館は異国の文化を取り入れたショップというコンセプトだったが、こちらは道産や函館産のお土産中心となっている。

しかし、店の作りは意外と洋風で綺羅びやかな内装になっている。

アクセサリーショップに入ると店員に謎のアクセサリーを勧められたりする(実話)



提督「ここは、入り口の横が運河になってるんだ」

熊野「本当ですわ…小樽の運河よりも閑散としてますわね」

提督「クリスマスの時は確かイルミネーションとかで賑わってたんだけどな…この時期人入んないのかね」

熊野「でも、小樽とはまた違う雰囲気があって綺麗ですわ!」

提督「両脇に建物があるから新鮮だよな…んじゃとりあえず中入るか」

熊野「分かりましたわ」


-館内廊下-



提督「あ、そうだ。翔鶴に電話入れとかなくちゃな」

熊野「ああ、そうでしたわね」

提督「今いるかなぁ…」

熊野「掛けてみましたら?」

提督「それもそうか…えっと、鎮守府鎮守府…あった」

prrrrrr…

金剛「ハイ!舞鶴鎮守府デース!」

提督「あ、もしもし?提督です」

金剛「!!提督ぅー!久しぶりデース!」

提督「3日ぶりくらいか…?」

金剛「んもう!なかなか帰ってこなくて寂しいデース」

提督「あと3日位は帰らないからな」

金剛「熊野だけずるいネ!」

提督「はいはい…ところで、翔鶴に用事あるんだが…いるか?」

金剛「翔鶴ですカー?んーちょっと待っててくだサーイ」

提督「ん」






翔鶴「提督?翔鶴です」

提督「ああ、悪いな。取り込んでたか?」

翔鶴「いえ、特に何もしていませんでしたけど…」

提督「ちょっと頼みたいことがあってな」

翔鶴「頼み事、ですか?」

提督「さっき鎮守府宛にお土産郵送してもらったんだが、受取人を頼みたいんだ」

翔鶴「受取人というと…」

提督「配達来たら受け取ってサインするだけだよ」

翔鶴「そうですか、大丈夫ですよ」

提督「ありがとう、助かるよ…まぁもしかしたら俺らが帰る方が早いかもしれないけどな」

翔鶴「そうなんですか、気をつけて帰ってきてくださいね」

提督「ああ、じゃあ切るぞー?」

翔鶴「あっ…金剛さんが代わりたいと言っているんですが…」

提督「え、金剛?じゃあ代わっていいぞ、すまんな」

翔鶴「いえいえ、では代わりますね」

金剛「提督ぅー!」

提督「どうした」

金剛「presentはー指輪が良いデース//」

提督「え?ペットボトルのキャップ?しょうがないなー」

金剛「?!そんなこと言ってないデース!」

提督「ちゃんとお土産買ったから安心しろ」

金剛(お土産…present…指輪…!)

金剛「もうー提督も人が悪いデース///」

提督「先に届いたら食べてていいからな、んじゃあもう行くから切るぞ、またな」

金剛「ハーイ//」

ガチャ

金剛(…食べる…eat…?)


提督「さ、翔鶴に話もしといたし昼食に行くか」

熊野「レストランがあるんでしたっけ」

提督「ああ、昼だからランチメニューになるな」

熊野「楽しみですわ」



-ベイサイドレストランみなとの森-


提督「ここだな」

熊野「テラスに出れるようになってるんですのね」

提督「夜景を見ながら…ってことらしい」

店員「何名様でいらっしゃいますか?」

提督「2人です」

店員「かしこまりました、お席へご案内いたします」


提督「メニューはこれだ、8つのランチの中から選ぶ感じだな」

熊野「提督は初めてですの?」

提督「2回目だ、前も同じくらいの時間だったなぁ」

熊野「前はどれを選んだんですの?」

提督「うーんと…カレーランチだったかな」

熊野「では私、それにしますわ」

提督「え、それでいいのか?」

熊野「駄目なんですの…?」

提督「パスタとか選ぶものだとてっきり…」

熊野「いえ、折角だから提督の選んだものにしようかと…」

提督「そ、そうか…俺は何にするかな…」

熊野「優柔不断なのねぇ…」

提督「うーん、和風ランチにするか」

投下終了です、夜時間があったらまた投下しようと思います。

金剛初めて書いたけど難しい…次のSSに出したいんだけどなぁ

では、また今度

北海道は一回ツアーで行ったことあるけど曇ってて景色見られなかったな…
機会があったらもう一回行きたいわ

こんばんは!

レスありがとうございました!「聞かせてください」が「聴かせてください」になってて恥ずかしいです

では寄った道の駅も書きますね、休憩しかしてない場所とかあるのであまり書けないかもしれませんがその時はすみません。

>>547
是非晴れの日に来てもらいたい、風景が好きな人なら道東から道央北にかけてはもれなく楽しめるはずです

では、少しですが投下しますねー

割と北海道はラリーやりに行くから毎年のように行くけど、考えたら観光は高校の時に修学旅行で来たくらいだな…


~注文が来て~


提督「和風ランチ意外と普通だな」

熊野「カレーランチは意外とすっきりしてますわ」

提督「カレーとサラダとスープ…俺が前来た時はカツカレーだったんだけど、違うみたいだな」

熊野「海老ですわね」

提督「俺の白身魚の焼き物と、お新香、小鉢…胡瓜かな、それとご飯に味噌汁か」

熊野「あっさり食べれそうですわ」

提督「豪華な朝ごはんみたいだな」

熊野「では、いただきましょう?」

提督「ああ、いただきます」

熊野「いただきます」


提督「なんだろう…漬物っていいよな」

熊野「急になんですのよ」

提督「いやな、こうやって食べてると親が作ってくれたのを思い出して…」

熊野「おふくろの味、ですわね」

提督「親元離れると食べたくなるんだよなぁ…」

熊野「私にとってのおふくろの味…間宮さんとか鳳翔さんかしら」

提督「あの二人はなぁ…俺もおふくろって呼びたい」

熊野「あら、鳳翔さんとはもっと親密な感じがしますけれど」

提督「提督になって初めて来た空母だからな、色々と頭が上がらないよ」

熊野「そういえば提督、初期艦はどの娘でしたの?」


提督「ん?叢雲だよ」

熊野「ああ、叢雲ちゃん…」

提督「初めて鎮守府に行った時は…全然命令聞いてくれなくて大変だったな」

熊野「今は仲良さそうですわよね」

提督「まぁ1年以上経つしな、というより熊野が来る前にもうツンツンしなくなってたはず」

熊野「そういえば…そんな気もしますわ」

提督「熊野が来たのはいつだっけか…1年経つか経たないかくらいの頃だよな」

熊野「去年の6月くらいだったと思いますわ」

提督「あーじゃあもうすぐ1年だな」

熊野「1年祝いには何を頂けるのかしら」

提督「それ、熊野になにかあげたら皆に上げなくちゃいけないだろ…96人か…破産する」



提督「…まぁ、この北海道一周がお祝いってことで」

熊野「そうですわね!」

提督「うーん…今1時半か、3時頃には赤レンガ出なくちゃな」

熊野「次はどこに行くんですの?」

提督「穴澗海岸だ」

熊野「…海ですの?」

提督「ああ、一人で来た時に観光案内の人に、何処か景色の良い場所ないか聞いたら教えてくれたんだ」

熊野「所謂隠れスポットのようなものなんですの?」

提督「どうだろう、意外と皆知ってたりするのかな…カップル多かったぞ」

熊野「カップル………//」

提督「なんだ急に顔赤くして」

熊野「て、提督が変なこと言うからですわ!」


提督「この海岸の近くに夜景が素晴らしく綺麗なところがあるから、夜はそこに行く」

熊野「前言ってらしたとこですわね!楽しみですわ」

提督「世界3大夜景の一つだからな、期待を軽く越えてくぞ」

熊野「世界3大夜景…響きからして素敵ですわ」

提督「夕食はそこのレストランで食べる予定だ」

熊野「夜景を見ながらの食事…優雅ですわね」

提督「ここのレストランは、前に友人と二人で来たことがあるんだ」

熊野「そうなんですの?」

提督「ああ、だけど男二人で行く場所じゃなかった…カップル率が8割を占めてたな、あれは」

熊野「そ、そんなに沢山…」

提督「美味しかったけど二人でビクビクしながら食べてたよ」

熊野(…私達も周りからカップルに見えたり…したら…//)


提督「さ、食べ終わったし行こうか」

熊野「分かりましたわ」

提督「ご馳走様でした」

熊野「ご馳走様でした」


-館内廊下-


提督「昼食も食べたし、ゆっくり見て周るか」

熊野「そうですわね」

提督「そういえば、一応付け足しで送るお土産見つけなくちゃな」

熊野「ああ…お菓子にするんですの?」

提督「そうだなー、1口チーズケーキ発祥の店があるからそこに行ってみるか」

投下終了です

>>550
ラリー…車ですか! 高校、こちらの修学旅行は京都奈良でした


いつも閲覧ありがとうございます、更新ペース上げれるように頑張りたいなぁ

では、おやすみなさい

こんばんは!
今日は更新できそうです、23時位から開始しますね

投下しますねー



-パティスリー プティメルヴィーユ-


北海道で最初に1口サイズチーズケーキを作った店。

函館でしか販売していない函館メルチーズや、メルチーズミックスなどがお土産として人気を誇っている

また、函館メルチーズは5年連続モンドセレクション賞を受賞しており、世界からも評価が高い。

他にもかぼちゃを使った菓子が豊富で、プリンやアイス、ケーキに焼き菓子などがある。

個人的なオススメは、プティメルヴィーユという少しの苦味と甘味が合わさっているチョコレートケーキ。


提督「ここだよ」

熊野「良い匂いがしますわ」

提督「昼食とったばかりなのにお腹すいてくるな」

熊野「本当ですわね…」


提督「たしかここでしか買えないケーキがあるから、それを何個か送ろうと思う」

熊野「お土産には最適ですわね」

提督「そうだな、俺も前お土産に頂いたことがある」

熊野「味が3種類あるんですのね…」

提督「プレーン・キャラメル・かぼちゃだな、ミックスっていうのがあるからそれ送ろうと思う」


店員「ご注文はお決まりでしょうか」

提督「あ、はい。ミックスを9箱、郵送でお願いします」

店員「では、こちらにお名前、電話番号、ご住所を…」


提督「では、よろしくお願いします」

店員「承りました、またのご来店お待ちしております!」


提督「熊野は何もいらないのか?」

熊野「先程食べたばかりですもの、お腹いっぱいですわ」

提督「まぁそうなるか…じゃあ次行くか」

熊野「そうですわね」


-館内廊下-


提督「ちょっと寄って行きたいところがあるんだけど良いか?」

熊野「良いですけれど…どこに行くんですの?」

提督「シングラーズって店、イカ墨製品が売ってるんだ」

熊野「イカ墨製品…?」

提督「イカの墨で染めた手ぬぐいとか、ストラップとか…結構色々あるぞ」

熊野「なにか買うんですの?」

提督「手ぬぐいがほしいんだ、前に一度買ったから別のをもう一枚」

熊野「なるほど…では行きましょう?」

提督「ああ、あっちだったはずだ」


-海賊墨染工房 シングラーズ-


提督「ここだな」

熊野「まぁ…綺麗なお店ですわ」

提督「この店ここにしか入ってないんだよ」

熊野「限定感満載ですわね」

提督「一度来てから気に入ってな…ハンカチハンカチ…」

熊野「ここじゃなくて?」

提督「あ、ここだ」

熊野「意外と可愛いんですのね」

提督「だろ、熊野のも買うか?」

熊野「え、良いんですの?」

提督「ああ、違う柄にするか?」


熊野「い、いえ提督と同じのが良い、ですわ」

提督「そう?じゃあこれ2枚買うか」

熊野「お願いしますわ」

提督「ああ、他のも見てくるかー」

熊野「そうですわね」


熊野「手ぬぐいも綺麗ですわね…」

提督「雰囲気いいよな、ここの商品」

熊野「提督が好きそうな感じですものね」


提督「ああ、最初入った時から一目惚れだった」

熊野「奉行所って手ぬぐいすごく綺麗ですわ…」

提督「ああ、本当だ…買おうかな…でも買っても使わないだろうなぁ」

熊野「たしかに使うの躊躇ってしまいそうですわ」

提督「飾っておくのとかどうだろう」

熊野「私は良いと思いますわよ?」

提督「じゃあ買っちゃおうかな…」

熊野「飾るの楽しみにしていますわ」

提督「ああ、じゃあそろそろ行くか?」

熊野「提督はもういいんですの?」

提督「欲しいもの手に入ったしな、会計してくるよ」

熊野「分かりましたわ」



投下終了です

あと2回くらいで函館抜けれそうです、展望台行きますよー

夏イベもうすぐですね、なかなかやる暇がなくて資材が溜まっていないので不安ですww

では、おやすみなさい!

乙です

熊野を求めて戦艦レシピをブン回したから資材が無いなぁ…結果はお察しですが(白目)

三連休奇跡的に全て休みなので明日から小旅行に行ってきます、なので更新はできません。

次の更新は月曜日の夜になると思います

>>571
このスレ終わるまでに出せるように頑張りましょう!KNBですよ!

こんばんは!
23時位に更新しようと思います

期待

「願いは海を越えて」のブリドカット氏演じる熊野可愛かった。 挿し絵も結構あって可愛い熊野がいっぱい見られるのでお奨め。

投下しますねー


-ジョイフル ハコダテ-


提督「ここの中は、基本的に名産品や土産品が多いんだが…」

熊野「だが…?」

提督「魔除けストラップドールっていう人形ストラップがある」

熊野「魔除け…スクラップドールですの?」

提督「ストラップな…確かここらへんに…あ、あった」


熊野「な、なんですのこれ…」

提督「ちょっとした日本人形より怖いよな…」

熊野「夢に出てきそうですわ…」

提督「可愛いのもあるんだけどなぁ」

熊野「こっちの赤いのは可愛いですわね…でも、緑の方はホラーですわ…」

提督「意外と魔除けの効果あるかもしれないぞ?買うか?」

熊野「…緑ですし鈴谷に差し上げようかしら」

提督「…ベージュ探そうかな」



提督「とりあえずそれ鈴谷に買っていってみるか」

熊野「そうですわね」



-アフィーテ函館-


提督「もう中も見たし最後にここチラッと覗いて行こう」

熊野「ここはなんですの?」

提督「ウェディングチャペル、まぁ結婚式場だな」

熊野「な、なんでここに来たんですの?」

提督「うーん…一応見ておこうかなって」

熊野「まぁ…私初めて見ますわ」

提督「俺は5回目くらいかな…ここは入るの初めてだけどな」

熊野「そうなんですの?」

提督「前来た時に通ったんだけどな、流石に一人で中入るのは恥ずかしかった」

熊野「一人では確かに恥ずかしいですわね…」

提督「折角だしヴァージンロードだけでも見ていこうか」

熊野「良いですけれど…」


熊野(周りの人に結婚すると勘違いされそうですわ…)



提督「結婚なぁ…ウェディングドレスも良いけどやっぱ和装したいよな」

熊野「確かにそちらの方が日本らしくはありますわね」

提督「だろ?ウェディングも綺麗なんだけどな、欲を言えば両方見たい」

熊野「欲張りですわ…気持ちは分からなくもないですけれど」

提督「熊野も見たいと思う?」

熊野「それは…タキシードも和装も見れるなら見てみたいですわ」

提督「やっぱり両方みたいよな…」


熊野「…提督?この音色はなんですの?」

提督「これはパイプオルガンだな」

熊野「パイプオルガン…?」

提督「空気を推した鍵盤のパイプに送って音を出す楽器だよ、こういう音が出るんだ」

熊野「綺麗な音色ですわ…」

提督「…パイプオルガンは、住んでた所のコンサートホールにあったなぁ」

熊野「コンサートホール?」

提督「kitaraっていうコンサートホールがあるんだ、そこの会場入って正面に置いてあるんだよ」

熊野「そんな所があるんですのね…提督は行ったことあるんですの?」

提督「オーケストラを聴きに何回か行ったかな、すごい迫力だぞ」

熊野「私も行ってみたいですわ…」

提督「機会があったら一緒に行けるんだけどな、次の長期休暇に期待しよう」

熊野「そうですわね」


提督「じゃあ中も見れたし、そろそろ行くか?」

熊野「海岸…だったかしら」

提督「ああ、穴澗海岸だな」

熊野「15時過ぎ…時間的にはちょうどいいですわね」

提督「そうだな、じゃあ駐車場に戻ろう」

熊野「分かりましたわ」



-函館市街地-


提督「シートベルトは大丈夫か?」

熊野「バッチリですわ」

提督「じゃあ行くぞー、着くまで大体20分位だと思う」

熊野「近いんですのね」

提督「混んでないといいんだけどなぁ、道路も海岸も」

熊野「そうですわね…」


提督「疲れてたら、移動中寝ててもいいんだぞ?」

熊野「大丈夫ですわ、あ…鈴谷に電話かけてもよろしくて?」

提督「ああ、良いよ」

熊野「では…」

prrrrrr…

鈴谷「はいはーい、熊野ー?」

熊野「もしもし?鈴谷ですの?」

鈴谷「うん!」

熊野「先程お土産を買ったのでつい電話してしまいましたわ」

鈴谷「うんうん!鈴谷暇すぎてどうにかなりそうだったよ!」

熊野「何もしていないんですの?」

鈴谷「今日は部屋でだらだらしてるよー」

熊野「まぁ…」

鈴谷「だって熊野いないんだもんー部屋にひとりぼっちだよ鈴谷!」

熊野「それは提督が誘ってくれたので…!」

鈴谷「鈴谷誘われてないしぃーずるいなぁー」

熊野「そんな鈴谷に面白いお土産を買いましたわ」

鈴谷「お、なになにぃ?期待しちゃうぞー」

熊野「ホラーグッズ(魔除け人形)ですわ」

鈴谷「…ホラーグッズ?」

熊野「ええ、鈴谷にお似合いのものを提督と選びましたわ」

鈴谷「鈴谷ホラーグッズ似合うのかぁ…そうかぁ…」

熊野「ホラーグッズが似合うのではなくて!そのお土産がちょっと似ているだけですわ」

鈴谷「え、似てる?」

熊野「まぁ…それは帰った時のお楽しみですわ」

電話中というキリの悪いところですが、投下終了です

なんか熊野書いてたら鈴谷も好きになってきてる自分がいます、カッコカリは熊野一択ですけどね

>>577
ありがとうございます、期待に答えれるように頑張ります

>>578
!!!!!(今度買ってきます)

函館編も終わりが近いなぁ

では、おやすみなさい

もがみんとくまりんこも忘れてくれるなよ、熊野...

>>1は更新がわかるようにsagaでいいと思うの。

そろそろ函館終わりかぁ…

こんばんは!

今日は後ほど更新できそうなので後でまた来ますね


鈴谷「んー気になるなぁー」

熊野「楽しみにしていてくださいな」

鈴谷「うん!」

熊野「では、また時間が空いたら電話しますわ」

鈴谷「うんうん!待ってるね!」

熊野「切りますわよ?」

鈴谷「はーい」

ポチッ


提督「鈴谷何か言ってたか?」

熊野「ずるいって言ってましたわ」

提督「…まぁそうなるか」

熊野「そういえば、私を一緒に連れてきた理由はまだ教えてくれないんですの?」

提督「この旅行が終わるときに教えるよ」

熊野「…気になりますわ」

提督「楽しみにしといてくれ」


提督(セリフ考えとかなきゃな…)



-穴澗海岸-

函館で夕陽といえばここ!と言われるほど夕陽が綺麗な海岸。

函館山の近くにあるというのもあり、夕焼け時に訪れ、夜は山で夜景を。というのが定番コースとなっているようだ。

海岸には周りになにもないので、向かう途中に商店やコンビニで飲み物などを買っておくのをお勧めする。

夕陽を見ながらまったりと時間を過ごせるのでカップルには人気な場所、他にも家族で来たり、写真を撮りに来たりしている人も多く見られる。

夕陽と共に見るカモメや遊覧船は、何故か哀愁を感じさせ望郷をよみがえらせる。



提督「じゃあここに車停めて少し歩くか」

熊野「16時過ぎ、まだ夕陽は見えませんわね」

提督「17時から18時頃かなぁ…まぁ1時間位ゆっくり過ごそう」

熊野「たまには、こういうのもよろしくてよ」

提督「…熊野には普段は秘書艦として頑張ってもらってるからな」

熊野「本当ですわ…まぁ良いですけれど」

待ってたぜーー


提督「熊野のおかげで執務はだいぶ早く片付くからな、感謝してるよ」

熊野「当然ですわ」

提督「普段労いの言葉もあまりかけれてないからな…ありがとな」

熊野「…良いですわよ、私も提督に…感謝はしていますし」

提督「お、おう?」

熊野「旅行なんて縁のないものだと思っていましたから…」

提督「まぁこれは俺が無理矢理連れてきたようなもんだけどな…」

熊野「でも、色々なとこに行けて楽しいですわよ?」

提督「そう言ってもらえると嬉しいな、函館はそろそろ出ることになるけどどうだった?」


熊野「小樽とは雰囲気が違う港町という感じで、楽しかったですわ」

提督「確かに雰囲気は結構違うよな」

熊野「それと旅館が素敵でしたわ…特にお部屋食、また頂きたいですわね」

提督「部屋食は、相手とゆっくり話せるのが良いよな」

熊野「そういえば提督って、鎮守府で誰とご飯食べてるんですの?」

提督「食堂に居ない時は、大体自室で一人で食べてるよ」

熊野「だから見かけない時があったんですのね…」

提督「用事があるときとかは、食堂に行くの遅くなっちゃうからな」

熊野「て、提督が良いなら私も一緒に食べてもよろしくてよ」

提督「え、ああ…じゃあその時はお願いしようかな」


提督「あ、あそこら辺良さ気だから座ろうか」

熊野「分かりましたわ」



投下終了です

>>590
一応鈴谷型という括りで話を進めています、最上型のほうが良かったですかね…

>>591
sagaっていうのはこれで良いんでしょうか?初心者ですみません、函館は次回の更新で終わりそうです!

>>596
ありがとうございます!更新少なめでごめんなさい、休日にどっさり更新できるといいなぁ


熊野を徐々にデレさせたい

では、おやすみなさい

待ってます。

一月ほどこの板に来れなかった間に進みまくってるし、くまのん可愛いから一気に読んじまった。5-5やんなきゃいけないのに…
くまのんもうデレデレじゃないっすかwwww

このスレでサマータイムが紹介されてたからつい買って読んじゃったぜ
中々面白かったけど夏への扉の方はどんな感じなのかね

こんばんは!

21時頃から投下しようと思います。


提督「…鎮守府に配属されてからここまでゆっくり旅行するのは初めてだな」

熊野「なかなか休める機会もないですもの、しょうがないですわ」

提督「有給とか取らせてもらえないしな…」

熊野「まぁ最近はあまり出撃もしてないですし、仕事という仕事もないですけれど…」

提督「出撃命令が下されてた海域は全部敵倒しちゃったしなぁ…」

熊野「平和なのは良いことですわ」

提督「だな…そのお陰でこうして旅行もできるし」

熊野「忙しかったら来れませんものね」


提督「ああ、熊野達が頑張ってくれてるからだな」

熊野「当然ですわ、勿論提督の指揮も必要不可欠でしてよ」

提督「ちゃんと出来てるか心配だけど…ありがとな」

熊野「皆感謝していますわ…多分ですけれど」

提督「多分かよ!いや、そんなことはない…はず」

熊野「もう…しっかりしなさいな…皆慕っていますわ」

提督「先に言い出したのは熊野だぞ…でも、慕われることは嬉しいよな」

熊野「そうですわね…私はあまり慕われる、という経験はありませんけれど」

提督「…俺は熊野のこと慕ってるぞ?」

熊野「…あ、ありがとうございます//」


提督「慕ってなかったらずっと秘書艦になんてしないしな」

熊野「それもそうですわね//」

提督「…旅行来てから熊野照れやすくなったよな」

熊野「そ、そうかしら…」

提督「執務室に居るときはもっとツンツンしてたぞ、デレ期だな」

熊野「た、多分旅行の雰囲気に当てられているだけですわ!」

提督「ああ…じゃあ鎮守府帰ったらまた戻っちゃうのか…」

熊野「当たり前ですわ!…って段々日が沈んできましたわ」

提督「ん…そうだな」

熊野「海猫も帰っていきますわね」

提督「夕陽を前に飛んでる鳥ってなんでこんなに素敵なんだろうな…」


熊野「綺麗ですわ…」

提督「夕陽を見てると泣きそうになるんだよなぁ…」ウルッ

熊野「提督涙ぐんでますわよ」

提督「仕方ないだろ、こういうシチュエーションに弱いんだ」

熊野「もう、仕方ないですわね…」フキフキ

提督「ああ、悪いな…」

熊野「ふふ…提督とお揃いのハンカチですわ」

提督「買いたての物使っちゃって良かったのか」

熊野「気にしませんわ…あら、船が来ましたわ」

提督「イカ釣り船だな、夜に漁をするんだよ」


熊野「だからランプが付いてるんですのね」

提督「ああ、明かりが灯っている時はなかなか綺麗だぞ」

熊野「まだ明るいので点きそうではないですわ…」

提督「漁が始まる頃には多分車の中だな」

熊野「そんな遅いんですの…」

提督「まぁイカ釣り船は北海道じゃなくても見れるし、別の機会の楽しみだな」

熊野「鎮守府の近くでも見れますの?」

提督「え、どうだったっけ…確かやってた気がするなー」

熊野「あまり漁港の方には行ったことがないですわ」


提督「そもそも熊野街中すら行ったことないんじゃないのか」

熊野「え、ええ…大体鎮守府の周りにしか出掛けませんわ、鈴谷と一緒ですけれど」

提督「鈴谷は結構遠出してるイメージだったけどそんなこともないのか」

熊野「さっきも鎮守府で暇してましたわ…」

提督「もっとアクティブだと思ってた…じゃあ熊野は京都の街並みを知らないんだな」

熊野「そうですわね、京都タワー?というのは聞いたことがありますわ」

提督「あの蝋燭みたいなやつか…じゃあ次の休暇は京都府内小旅行でもするかぁ」

熊野「提督は結構街中とか行くんですの?」

提督「まぁな…歴史ある神社とか寺が沢山あるから正直日本史好きにはたまらない」


熊野「提督歴史とかそういうの好きですわよね…」

提督「何故か小学生の時から好きだった…って話はどうでもいいか、京都ならひと通り案内は出来るぞ」

熊野「でしたら是非お願いしたいですわ!」

提督「じゃあ行こうか、次の休暇はいつだろうな…」

熊野「夏にはありませんの?」

提督「まだ分からないな…戦闘してないんだし休みでもいいと思うんだけどなぁ」

熊野「一応厳重注意ですから…仕方ありませんわ」

提督「まぁ休みが分かったらまた予定を立てようか」

熊野「楽しみにしていますわ!」


提督「…そろそろ夕陽が海に入っていくな」

熊野「ええ…とても綺麗ですわ…」

提督「あと3日位の旅行だけど、海で見れる夕陽は最後かもなぁ」

熊野「もう海は行かないんですの?」

提督「行くことには行くけど、夕方ってのは難しいな」

熊野「なるほど…」

提督「朝日は見れるから楽しみにしときな、めちゃくちゃ綺麗だぞ」

熊野「分かりましたわ…にしても夕陽、綺麗ですわねぇ…」

提督(…あ、そうだ写真)

カシャ

カシャ


提督(…熊野も入れて写してみるか)

提督「熊野」

熊野「なんですの?」クルッ


カシャ

カシャ


熊野「な…!不意打ちでしてよ!」

提督「まぁまぁ、逆光で顔映らないし大丈夫だ」

熊野「そういう問題じゃありませんわ…」

提督「やっぱり夕焼けと美人は映えるなぁ…」

熊野「……//」


提督「もうだいぶ夕陽沈んできちゃったな」

熊野「そ、そうですわね…」

提督「意外と夕陽って沈むの早いんだよなぁ」

熊野「海に接したら加速した気がしますわ…」

提督「なんでだろうな…だからこそ綺麗に見えたりするけども」

熊野「水平線に落ちる夕陽…海上で見る時より輝いて見えますわ」

提督「まさに暁の水平線だな…」

熊野「…そうですわね」

提督「そろそろ全部沈むな…」

熊野「……沈みましたわ」


提督「この夕陽が沈んでからのコントラストがまた良いよなぁ」

熊野「色合いが素敵ですわ…」

提督「この時間をマジックアワーっていうらしいぞ、魔法の時間とは上手く付けたもんだ」

熊野「確かに魔法の時間ですわね…赤と青が混ざり合ってますわ」

提督「綺麗な夕陽が熊野と見れてよかった、曇らなくてよかったよ」

熊野「わ…私も提督と見れて…良かったですわ」

提督「そ、そうか…じゃあ展望台に向けて出発するか」

熊野「分かりましたわ」


提督「よし…一応聞くけど忘れ物ないよな?」

熊野「私何も持たずに出ましたわ」

提督「じゃあ問題ないな、じゃあ行くか…シートベルトした?」

熊野「大丈夫ですわ」

提督「大体30分位で着くはずだ、その頃には辺りも暗くなってるはず」

熊野「夜景を見るにはぴったりですわね」

提督「大体6時過ぎくらいかな…少し早いけど夕食もそこで食べる」

熊野「展望台でのディナー…素敵ですわ」

提督「料理もなかなかお洒落だから期待していいと思うぞ」

熊野「楽しみですわ!」


-函館市街地-


提督「ここから山道になる、頂上が展望台だよ」

熊野「もう少し建物が見えるんですのね」

提督「ロープウェーでも上がれるからな、今回は車あるから車で行くけど」

熊野「…あれがロープウェーですの?」

提督「ああ、そうだよ。確か100人以上乗れるんじゃなかったっけな…」

熊野「まぁ…そんなに乗れるんですの?」

提督「近くで見ると意外と大きいんだ」

熊野「落ちないか心配でしてよ…」

提督「そこは上手く作られてるから大丈夫だよ、確かに少し怖いけどな」


熊野「すごい技術力ですのね…あっちの方が早く着くんですの?」

提督「ああ、車だと15分位かかるけどロープウェーは3分で着く」

熊野「は、早いですわね…でも尚更落ちそうですわ…」

提督「意外とゆっくりだぞ、真っ直ぐ登ってるか山道うねうね走るかの違いだな」

熊野「なるほど…」

提督「お、もうすぐ駐車場だな」

熊野「意外と早かったですわね」

提督「話してるとそんなもんさ」


-函館山展望台-


恐らく函館で一番有名なスポット、世界三大夜景にも選ばれるほどの美しさを持つ夜景が見れる。

両側を海に囲まれている函館特有の夜景が楽しめ世界的に人気も高い。

北海道は日本の中でも四季折々の景色が楽しめるのもあり、一年中客で賑わっている

四階建ての展望台の中にはレストラン、ショップ、イベントホールなどが入っていて景色以外も楽しめるようになっている。

イベントホールでは「歴史と光の街~函館」という函館の歴史をシアター上映している。

レストランは比較的若いカップルが多いので、食事の際は心して行くように



提督「カメラと…財布くらいでいいかなぁ…」

熊野「私は何を持っていけば…」

提督「ん、熊野は何も持たなくて大丈夫だよ」

熊野「では、このまま行きますわ」

提督「じゃあ行こうか」


-1F ロビー-


提督「このまま一番上まで行けば展望台なんだけど…夕食はどうする?先にしようか?」

熊野「…では、先でお願いしますわ!」

提督「分かった、じゃあ先にレストラン行こうか」

熊野「レストランもこの建物なんですの?」

提督「ああ、2階だよ。窓側の席は予約席だから座れないけど…ごめんな」

熊野「後で見れるんですから、大丈夫ですわ」

提督「それもそうか、んじゃ行くか」


-2F レストラン「ジェノバ」-


ウェイトレス「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」

提督「2人です」

ウェイトレス「かしこまりました、お席へご案内します」

提督「お願いします」


ウェイトレス「こちらです、ご注文はディナー、アラカルト、デザート&ドリンクメニューからお選び下さい。お決まりになりましたらベルをお鳴らしください」

提督「分かりました」


提督「さて、どれにしようか」

熊野「結構たくさんあるんですのね」

提督「そうだな…パスタにしようかな…」

熊野「カレーはお昼に頂きましたし…悩みますわね」

提督「俺はこのクリームスパゲッティーにしよう」

熊野「んん…では私はクリームシチューにしますわ」

提督「お、クリームで合わせてきたな」

熊野「た、たまたまですわ!」

提督「可愛いやつだなぁ…ほかに何か食べたいのは?」

熊野「そうですわね…提督のオススメがいいですわ」

提督「え…じゃあ函館イカの塩辛焼きと、ジャーマンポテト…かな」

熊野「ではそれを頂きますわ」

提督「飲み物はどうする?」

熊野「カフェオレでお願いしますわ」

提督「じゃあベル鳴らすか」

チリンチリン


ウェイトレス「お待たせしました、ご注文はお決まりでしょうか」

提督「ハム・ウニ・ほうれん草のクリームスパゲッティーと北海道産クリームシチュー、ジャーマンポテトとイカの塩辛焼き、それと飲み物にカフェオレとコーヒーお願いします」

ウェイトレス「かしこまりました、お飲み物は食前にお持ちいたしますか?」

提督「はい、お願いします」

ウェイトレス「かしこまりました、ではもうしばらくお待ちください」


提督「なかなかお洒落な店内だよな」

熊野「え、ええ…こういうお店へはあまり入ったことがないので緊張しますわ」

提督「俺も人生で数えるほどしか入ったことないな」

熊野「提督は一度来たことがあるんでしたっけ?」

提督「ああ、男とだけどな…」

熊野「ここに男性同士は少し厳しそうですわ…」

提督「今回は熊野と来れたし、良かったよ」

熊野「私も…提督と来れて…」

提督「来れて…?」

熊野「な、なんでもありませんわ!」

投下終了です、書き溜めたのを結構消化しました。

またコツコツ書き溜めようと思います


>>604
ありがとうございます、お待たせしました!

>>605
1ヶ月ですか!たしかにその頃からはかなり進みましたね…ありがとうございます

>>606
サマータイム買ったんですか!ノスタルジックな雰囲気で面白いですよね、夏への扉はSF小説です、未来からタイムトラベルして未来を変えるべきかどうか、って感じのストーリーですね


熊野のねんどろいどが決定したとか!楽しみですね、ボイス追加こないかな…

では、おやすみなさい

乙です。くまのんかわいいですね!

おつおつ
SF小説は結構好みだから夏への扉も買ってみるわ


ウェイトレス「お待たせいたしました、カフェオレとコーヒーです」コトッ

提督「ありがとうございます」

ウェイトレス「では、もう少々お待ちください」

提督「分かりました」



提督「熊野はカフェオレとか紅茶とか好きだよな」

熊野「ええ…飲んでいて落ち着きますわ」

提督「俺も紅茶は金剛が持ってくるからそれなりに飲んでるけど…カフェオレは、あまり飲まないなぁ」

熊野「そうなんですの?では今度執務中に入れて差し上げますわ」

提督「ああ、よろしく いつもコーヒーだからなぁ」

熊野「提督コーヒー以外何が好きなんですの?」

提督「好き…お茶とか?」

熊野「紅茶…?」

提督「いや、自分で好んで買うのは日本茶かな」

熊野「日本茶…自分で点てたりするんですの?」

提督「俺は出来ないから綾鷹とか伊右衛門とかペットボトルばっかだな、鳳翔がたまに点ててくれるけど」

熊野「確かに、鳳翔さんはお茶点てたりできそうですわ…」

提督「今度熊野も飲んでみ、すごく美味しいから」

熊野「鳳翔さんを見かけたら頼んでみますわ」


ウェイトレス「お待たせしました、こちらハム・ウニ・ほうれん草のクリームスパゲッティーでございます」

提督「はい」

ウェイトレス「北海道産クリームシチューでございます」

提督「そちらにお願いします」

ウェイトレス「かしこまりました、ジャーマンポテトとイカの塩辛焼きでございます」

ウェイトレス「以上で注文はおそろいでしょうか?」

提督「はい」

ウェイトレス「こちらに伝票の方お入れしておきますね」

提督「分かりました」



提督「さ、食べようか」

熊野「良い匂いですわ…」

提督「いただきます」

熊野「いただきます」

提督「ハムとほうれん草のパスタはよく見るけど、ウニ入れてるのはなかなか見ないよなぁ」

熊野「そうですわね…っ…シチュー熱いですわ…」

提督「おいおい大丈夫か、少し冷ましてから食べたらどうだ」

熊野「そうさせていただきますわ…ん…ジャーマンポテト美味しいですわ!」

提督「そうだろうそうだろう、俺も前来た時一口惚れだったからな」

熊野「ホクホクしていますわ」

提督「作りたてだからな、イカの塩辛焼きも食べてみ」

熊野「…!美味しいですわ、ご飯にも合いそうですわね」

提督「だよな!絶対白米に合うと思うんだよ、鎮守府のメニューに加えてもらいたい」

熊野「間宮さんにお願いしてみましたら…?」

提督「ああ、今度頼んでみるか」

熊野「私も気に入りましたわ」

提督「酒のつまみにもいけそうだよな、まぁ熊野はまだ飲めないか」

熊野「お、お酒くらい飲めますわ」

提督「すぐ酔いそうだな…」

熊野「それは…飲んでみないことには分かりませんわ!」

提督「今度一口分けてやる」

熊野「わ、分かりましたわ!」


提督「パスタ一口食べるか?」

熊野「良いんですの?」

提督「ほら」

熊野「ん…あっさりしてて美味しいですわ!」

提督「クリーミーで食べやすいよな、どんどん食べれる」

熊野「その、私のも、差し上げますわ」

提督「ああ、ありがとう…美味しいな、シチュー久しぶりに食べた」

熊野「私も久々に食べましたわ、ビーフシチューなら最近食べましたけれど」

提督「ビーフシチューも最近食べてないなぁ…」

熊野「今度間宮さんに作ってもらってはいかが?」

提督「ああ、お願いしようかな…」


提督「さて、食べ終わったし行こうか」

熊野「そうですわね」

提督「じゃあ支払いしてくるから、出口で待っててくれ」

熊野「分かりましたわ」

投下終了です

次の更新は土日になりそうです

>>629
可愛いですよね、早く改二来て欲しいです…

>>631
はい、是非読んでみてください!

ちょっと質問なんですけど、これ終わったら特定キャラの学園ものか、提督×誰かのイチャラブ、どっちが需要ありますかね

学園ものだったら特定キャラが恐らく(鈴谷・熊野・初風・翔鶴・陸奥・金剛)って感じになりそうです、そうです、私の第一艦隊です

まぁ書くかどうかは分からないですけどね!おやすみなさい!


俺はあえて学園ものにする必要はないと思うな

乙です。
ナチュラルに間接キスしあって吹いた

乙デース

どちらでも大歓迎だからなー…お任せします

お次は鈴谷ルートだな

迷った時は両方書いてしまえばいいのよ!

21時頃から更新しますね


-2F 中央ホール-


提督「19時過ぎか、時間的にも丁度いいな」

熊野「夜景、楽しみですわ!」

提督「じゃあ行くか、エスカレーターで一番上までいけるよ」

熊野「4階建てって書いてありましたけど…3階はなんですの?」

提督「確か3階はパーティー会場とか宴会会場だったはず…結婚式とかも出来た気がするな」

熊野「まぁ…確かに夜景を見ながらの結婚式とか、パーティーは素敵ですわ」

提督「だよなぁ…料理も美味しそうだし」

熊野「またイカのやつが食べたいですわ」

提督「イカの塩辛焼きか、あれイカの塩辛買ってきて焼いても一緒の味にならないんだよな…」

熊野「レシピが絶対違いますわよ、それ…」

提督「やっぱり間宮さんに頼むしか無いな…」


-函館山 屋外展望スペース-


提督「さて、空は快晴で気温もそこそこ、今日は最高の夜景が見れるはずだ」

熊野「もったいぶらないで早く行かせてくださいな」

提督「ああ、そうだな、そこを真っ直ぐ行けば見れるよ」

熊野「…提督は行かないんですの?」

提督「後ろから熊野の反応見ようかなって思ってな」

熊野「…なんでですの」ジトー

提督「面白そうだから…一緒に行ってほしいか?」

熊野「べ、別にそんなことありませんわ!」プイッ

提督「分かった分かった、一緒に行くか」

熊野「最初から一緒に行けば良かったのではなくて?」

提督「まぁまぁ…ほら、行くぞ」

熊野「ま、待ってくださいな」



熊野「この扉の先ですの?」

提督「ああ、結構大きい展望スペースになってる」

提督(俺は初めて見た時泣きそうになったけど、熊野はどうだろうなぁ)






熊野「…………」

提督「何回見ても新鮮な気持ちで見れるな、この景色は…」

熊野「…………」

提督「どうした?」

熊野「…言葉に出来ませんわ」グスッ

提督「おいおい泣くくらい綺麗だったか?」

熊野「綺麗ですけれど、それよりもこういった景色が見れてると改めて実感した涙ですわ」

提督「実感、か」

熊野「艦娘としてこうして色々なものを見れるのが…夜景を見た時に込み上げてきて…」

提督「……そうだな」



ギュッ



熊野「…提督?」

提督「…だからこそ俺はお前達に、色々な所に一緒に行きたいし、色々なものを食べたいし、色々なものを見せて上げたいと思ってる」

提督「正直鎮守府なんて放り出して世界一周したいくらいだ」

熊野「ふふっ…言い過ぎですわよ」

提督「そうだな…折角艦娘として生まれたんだし、とことん楽しむぞ、日常的なことからそうじゃないことまで、全部だ」
   
熊野「…提督は艦娘じゃありませんわ」プイッ

提督「……ソウダナ」

熊野(こういう時に格好つけて…ずるいですわ)








熊野「でも…本当に綺麗ですわ」

提督「ああ、世界3大夜景って胸を張って言えるよな」

熊野「他の2ヶ所も気になりますわ」

提督「確か…香港とナポリだっけな、ナポリはイタリアの都市だよ」

熊野「遠すぎていけませんわね…」

提督「平和になったらどこへでも行けるさ」

熊野「…そうですわね」

提督「にしてもあまり人がいないな」

熊野「確かにGWなのに少ないですわね」

提督「まぁ少ないに越したことはないか」


熊野「そういえば、これからの日程はどのような感じなんですの?」

提督「これから夜走って室蘭に行く、駐車場で車中泊になると思うが我慢してくれ」

提督「それから帯広、釧路、美瑛、富良野って感じで行って、最後に札幌だ」

熊野「たくさん行くんですのね」

提督「小樽とか函館みたいに1泊とかはしないから、あっさりしてるかもしれないけどな」

熊野「後3日で周れるんですの?」

提督「実際に俺が6日で通ったコースだからな、行ける行ける」

熊野「なんだか心配ですわ」


提督「写真撮るか…」


カシャ

カシャ


提督「熊野」

熊野「なんですの?」

提督「こっち向いてくれ、写真撮るから」

熊野「目が赤いのだけれど…」

提督「暗いし多分分かんないだろ、ほら」

熊野「…仕方ありませんわね」

提督「よし、撮るぞー」


提督「はいチーズ」


カシャ

カシャ


熊野「赤くなってないかしら…」

提督「あ、ああ、大丈夫だ」

提督(バッチリ赤く写ってるから後でネタになるな)



提督「じゃあそろそろ行くか」

熊野「ええ…綺麗でしたわ」

提督「海に挟まれてるからこその景色だよな…」

熊野「この景色が見れて良かったですわ」

提督「ああ、そうだな」

熊野「この景色が見れたのも…提督の鎮守府に来れたからですわね」

提督「ああ、そうだな…って、え?」

熊野「私、提督の鎮守府に着任できて本当に嬉しいですわ…」

提督「あ、ああ、そうか…うん」





提督「俺も…熊野が来てくれて嬉しいよ」


-駐車場-


提督「忘れ物は大丈夫か?」

熊野「大丈夫ですわ!」

提督「次の目的地には、ここからは3時間位で着くはずだ」

熊野「なんていう場所なんですの?」

提督「んー、着いてからのお楽しみ、だな」

熊野「…意地が悪いですわね」

提督「まぁまぁ、楽しみも必要だろ?」

熊野「…そうですけれど」

提督「じゃあ、行くぞ」

熊野「もう…分かりましたわ


-函館新道-


提督「この新道をずっと上がっていくんだ」

熊野「私…少し眠くなってきましたわ…」

提督「ああ、寝ててもいいぞ」

熊野「提督は寝なくても大丈夫ですの?」

提督「着くの0時過ぎくらいだろうし、それから寝てもぜんぜん大丈夫だよ」

熊野「…では、私も起きてますわ」

提督「ん?寝てていいぞ?」

熊野「私が寝たら、提督退屈でしょうし、起きててあげますわ」

提督「無理しなくてもいいぞ…眠いなら寝とけ」

熊野「だ、大丈夫ですわ!これくらい問題無いですわ!」

提督「…じゃあお願いしようかな」

熊野「ふふっ…承りましたわ」


投下終了です、函館編終了までもっていけました

>>643 >>644 >>645 >>646 >>647
レスありがとうございます!
このスレが終わったら、この話の延長線上で第1艦隊の話を書く、という感じにまとまりました。

日常系のほのぼのした感じの書きたいなぁと、思ってます。 他の子も安価か何かで出せたらいいなぁ、くらいに

今週末から北海道に帰ることになったので、更新少なめになると思います、一応ノートパソコン持っていきますけどね!

では、おやすみなさい

富良野オムカレーは大変美味だそうで、一度食べてみたい。


次スレも楽しみにしてるよ

こんばんは 
後ほど少し更新するかもしれないです



提督「にしても、新道や住宅街走るのは結構退屈だよな…」

熊野「コレと言ったものがありませんものね」

提督「しかも夜だから周りもよく見えないしなー早く開けた所に出たい」

熊野「後どれ位続きますの?」

提督「うーん…新道はもうすぐ終わるが…」

熊野「が…?」

提督「その後、道央自動車道っていう有料区間を通るんだよ…そこが2時間位掛かるからそこそこ長い」

熊野「2時間…提督疲れないんですの?」

提督「2時間位なら疲れないさ、北海道なんて遠くに観光行くなら大体3時間以上は運転しなくちゃいけないからな」

熊野「それだけ広いってことですのね…」

提督「北海道はでっかいどう、とか言われてるくらいだしな」

熊野「オヤジギャグですわ…」



-道央自動車道-


提督「ここから道央自動車道だ」

熊野「…道路ですしいまいちピンときませんわね」

提督「まぁそれもそうだよな」

熊野「道央、と言うからに北海道の中心まで走っていますの?」

提督「そうだな、函館の少し上、ここ大沼から旭川の少し上にある士別ってとこまで繋がってるんだ」

熊野「場所がいまいち分かりませんけれど…距離があるんですの?」

提督「5時間以上掛かるぞ、一回だけ走ったことあるんだ」

熊野「遠すぎますわ…」

提督「あの時は流石に疲れた…楽しかったけどな」

熊野「一人で行ったんですの?」

提督「いや、学校卒業する時に友達と札幌→函館→旭川→富良野→札幌って旅行したんだ、その時だよ」

熊野「というより…前々から気にはなっていたけれど…提督、友人居たんですのね」

提督「…え?」

熊野「鎮守府にいても電話とかしているところを見たことがありませんわ」

提督「あ、ああ、そうだな」

熊野「てっきり友人がいらっしゃらないのかと…」

提督「ちゃんといるぞ…まぁ多いってわけじゃないが」

熊野「連絡とか取ってらっしゃいますの?」

提督「ああ、チャットとかメールでたまに話してるな」

熊野「…提督に友人がいたなんて…青葉が喜びそうなネタですわ」

提督「俺そんなに皆に友達居ないと思われてたのか…」

熊野「まぁ…私達以外と話しているの見たことありませんし…」



提督(…今度から執務室で電話しよ)





提督「後30分位か…」

熊野「もう23時を過ぎましたわ」

提督「この時間帯ということもあって、道路が混んでなかったのが救いだな」

熊野「確かにスムーズに走れてますわ」

提督「ただ深夜帯になるとトラックが多いのがなぁ」

熊野「大きいですものね」

提督「ああ、しかも何台も通るからな」

熊野「少し怖いですわ」

提督「横抜かれるときは流石に俺も怖い」

熊野「この車だったら一溜りも有りませんわ…」

提督「おいおい怖いこと言うなよ…そういえば、熊野は車酔いしないんだな」

熊野「ええ…そういえばなんともないですわ」

提督「船も大丈夫だったし結構酔わないのかもな」

熊野「ま、まぁ当然ですわ!」

提督「意外と酔いそうだと思ってたんだがなー」



-室蘭-

北海道南西部に位置する室蘭は、北海道の工業中心地域して発展してきた。

大手企業の工場が多く、その色合いから「鉄の街室蘭」といった呼び名もある。

そして5大工業夜景都市に選ばれており、近未来的な雰囲気があったりもする

また、室蘭やきとりやクロソイでも有名でご当地グルメとして評価も高い。

特に、室蘭やきとりを居酒屋で食べるのは最高に美味しいのでオススメ



提督「道央自動車道を降りたらそこは、室蘭であった」

熊野「それは川端康成ですわ…」

提督「お、知ってるのか 何はともあれ、室蘭到着だ」

熊野「お疲れ様ですわ」

提督「目的地までもう少し頑張るけどな」

熊野「そろそろ目的地を教えてくれてもよろしいのではなくて?」

提督「ここまで来ちゃったら、もう最期まで隠しておきたいだろ?」

熊野「…提督は意地悪ですわ」

提督「そんなことない、優しいじゃないか」

熊野「じゃあ教えてくれてもいいじゃないですの」

提督「んー後20分掛からないで着くし、待ってな?」

熊野「…気になりますわ」

提督「着くまでのお楽しみだって言っただろ?」

熊野「…分かりましたわ」


と、いう訳で室蘭です!ってとこで投下終了

見てくれてる方の中に薄々どこ行くか感づいてる人が居るかもしれないです。


>>670
富良野オムカレー近年やたらピックアップされてますよね、確かに美味しいです!でもとなり町の美瑛の焼きカレーうどんも美味しいのでオススメです。

>>671
ありがとうございます、もしかしたらこのスレの延長線上でやっていくかもしれないです。


では、おやすみなさい

乙デース

ここ見てると旅行に行きたくなる

乙ですー
室蘭か……鎮守府ができるかもしれなかった所なんだよなぁ
北海道の中じゃちょいと地味だが、良い所だったんですごく楽しみ

室蘭は親の実家があるから馴染みあるんで嬉しい


室蘭地元だ、書いてくれるのは嬉しいな。
たしか室蘭で大和砲の砲搭を造ったはず。

そろそろかな?



提督「にしても、流石にこの時間だと暗いな」

熊野「もう0時過ぎですものね」

提督「ああ、工業地帯の方に出れば灯りはついてると思うけどな」

熊野「まだ働いてらっしゃるの?」

提督「工業系は三交代勤務や夜勤があるとこが多いって聞くからなぁ…多分、電気がついてるのは皆働いてるんだと思う」

熊野「夜中も仕事なんて…大変ですわ」

提督「その代わり昼間が休みというか空き時間になるからな、俺らと逆な感じ」

熊野「…私は何度か提督の執務のせいでオール勤務をしてますわ」ジトー

提督「ん?そんなことあったか?よく覚えてないな」

熊野「…白々しいですわ」




熊野「そういえば、今はどこを通ってらっしゃいますの?」

提督「ここは室蘭新道だな、さっきまで線路と一緒に走ってたのが胆振国道って道路」

熊野「そういえば線路がなくなりましたわ」

提督「ここを逆に行ったとこにある東室蘭って駅で3方向に分かれるんだよ、そのうちまた見えてくる」

熊野「この時間帯は電車は走ってないんですの?」

提督「ぎりぎり終電ってとこか…?電車あまり乗らないし分からないな…学生の時に使っていた学園都市線は、0時頃のが終電だったよ」

熊野「路線によって違うんですのね…」

提督「北海道は割と早い方なんじゃないか…東京とかはもっと遅くまで走ってそうなイメージだ」

熊野「私達の鎮守府の最寄りも早いですわ」

提督「ああ、22時位だっけか…」

熊野「島風ちゃんが早いって言ってましたわ」

提督「そりゃ珍しいな、というより島風はそんな遅くまで遊ばせないぞ…誰に誘拐されるか分からないからな」

熊野「提督…すこし親バカが過ぎますわよ」

提督「親って年齢でもないだろ、兄バカだ、兄バカ」



提督「ここが母恋って駅だ、この次が終点室蘭」

熊野「母の恋…素敵な地名ですわね」

提督「ここの駅弁が結構有名なんだよなぁ」

熊野「そうなんですの?」

提督「意外と駅弁特集とかで載ってるんだ、限定何十食って感じでおにぎり、燻製の卵、チーズ、漬物って4種類が入ってる駅弁」

熊野「おにぎりの中身はなんですの?」

提督「ほっき貝の混ぜご飯だよ、母恋っていう地名の語源がアイヌ語でほっき貝のたくさんある場所って意味なんだ」

熊野「だからほっき貝を使ってるんですのね」

提督「肉や魚がないじゃないか!と思うかもしれないが、意外とこれだけでもお腹いっぱいになったりする」

熊野「提督が゙あまり食べないからではなくて?」

提督「食べ盛りの学生の時に食べたからなぁ…それなりに多いんじゃないか?」

熊野「食べ盛りの提督…想像できませんわ」

提督「そんな小食なつもりないんだけどな…」



-駐車場-


提督「さて、母恋駅から南に向かい、とある駐車場に着きました」

熊野「どこなんですの…?」

提督「まぁまぁ、そんな怪訝そうな顔するな…なんたってここが目的地だからな!」

熊野「暗くてよく見えませんわ、外に出てもいいかしら」

提督「…駄目だ」

熊野「なんでですの…」

提督「朝まで見ちゃ駄目だ、朝見るのが一番感動できるからな…今は暗くてよく分からないだろ」

熊野「朝何か見えるんですの?」

提督「朝日が見える」

熊野「……それだけですの?」

提督「ああ、朝日が見えるからこそ夜は見てはいけないんだ、楽しみ半減しちゃうだろ?」

熊野「…まぁ、いいですわ」

提督「じゃあ、今日はこのまま座席を倒して寝るから…あ、寒かったら言えよ?掛けるもの渡すから」

熊野「んー…少し寒いですわ」

提督「ちょっと待ってくれ、今出す」ガサゴソ



提督「ん、ほれ」サッ



熊野「あ、ありがとうございます…」








熊野「ところで、着いたなら名前教えてくれないんですの?」

提督「んー…」

熊野「提督…寝た振りしてるなんて分かってますわよ」ユサユサ

提督「提督はお休み中だ」

熊野「そんなこと言ってないで早く教えて下さいな」

提督「んー……」

熊野「…どこまで意地が悪いんですのよ」ユサユサ

提督「起きたら教える、そういうことで、おやすみ」

熊野「……お、おやすみなさいませ」

熊野(眠すぎるせいか、テキトーに扱われましたわ…)


投下終了です、眠気に限界が…

もうここまで書いたらどこかバレてそうな気もする

>>681
旅行は楽しいですよね、時間があるうちに色々な所に行きたいです

>>682
あまり市内紹介とかは出来ませんが、楽しんで頂けたら幸いです

>>685
おお!室蘭良いところですよね

>>688
地元の方でしたか、間違って書いていたりしたらすみません…この後どこ書こうとしてるかすぐ分かっちゃいますよねw

>>689
結構遅くの更新ですみません、見て下さり有り難うございます


明日、と言うより今日の飛行機で帰ります

家に着き時間があれば更新したいと思うのでよろしくお願いします、ではおやすみなさい

乙!
ちょうど熊野レベリングしてたら素敵なスレ見つけた。





♪(コオロギの鳴き声)


提督「ん…」ガサッ

提督(6時か…そろそろだな)





提督「熊野、朝だぞー」

熊野「んぅ……」

提督「そろそろ朝日が見えるから起きよう」

熊野「分かりましたわ…」

提督「車で寝て肩とか痛くなってないか?」

熊野「ふぁ…大丈夫ですわ…」

提督「そうか、良かった…場所の紹介もしたいし外に出るか」



-地球岬-


室蘭市母恋にある岬

ポロチケップ(断崖)というアイヌ語が語源でチキウ岬というのが正しい名称だが、当て字で地球岬と表記されることが多い。

当て字だが、岬から海を見ると地球の丸さを感じられる地球岬という名前はかなり合っているのかもしれない。

朝日や夕陽だけではなく、星を見に来る人や初日の出を見に来る人もいて、カメラが趣味の人などは訪れる機会が多いかもしれない。

小さな岬から広大な太平洋を眺められるこの岬は、世界の広さ、己の小ささを改めて実感できたり、心機一転できるスポットだと思うので、機会があれば是非行ってみてほしい。


提督「ってことで地球岬って名前なんだ」

熊野「あそこの階段を登れば見れるんですの?」

提督「ああ、まだ朝日も出始めのせいか人は誰も居ないな…」

熊野「そうですわね」

提督「とりあえず行こうか、寒くないか?」

熊野「ええ、大丈夫ですわ」

提督「明け方は冷えるからな…寒くなったらいつでも言えよ?」

熊野「分かりましたわ」


熊野「わぁ…提督!すごいですわ!」

提督「待ってくれ…三脚持ったままじゃそんな早く歩けないんだ」ノソノソ

熊野「朝日がとても綺麗ですわ」

提督「…やっとついた……ああ、本当だな」

熊野「夕陽とは、また違った良さがありますわ」

提督「色が違うからな…雰囲気も全然違うしね」

熊野「そういえば提督、三脚は何に使用するんですの?」

提督「ああ、朝日でちょっとやりたいことがあってだな…」

熊野「やりたいこと…?」

提督「ちょっと熊野、そこに立ってくれ」

熊野「良いですけれど…」

提督「んで…タイマーセットして…あとは……これでいいな」



熊野「急に走ってこちらに来て…どうしたんですの?」

提督「とりあえずカメラ見ててくれ、もうすぐシャッターきれるから」



…カシャ



熊野「きれましたわ」

提督「じゃあしっかり撮れてるか確認するか…」


提督「うん、撮れてる撮れてる」

熊野「何を撮ったんですの?あそこの位置だと私達逆光なのでは…」

提督「ほら、見てみ」

熊野「これは…逆光でシルエットになってますわ」

提督「逆光を利用したらこんな感じの写真も撮れるんだよ、なかなかお洒落だろ?」

熊野「ええ…影絵みたいで綺麗ですわ」

提督「俺と熊野のシルエットだって割とすぐ分かるし、ちゃんと撮れてて良かった」

熊野「これ…帰ったら1枚印刷してくださらない?」

提督「ああ、いいけど…どうするんだ?」

熊野「綺麗なので…部屋に飾っておきますわ」

提督「そうか…じゃあ俺も飾ろうかな」

提督(……熊野の寝顔の写真とかな…)


提督「さて、日も上がってきたしそろそろ行こうか」

熊野「分かりましたわ、次はどこに行くのかしら?」

提督「実はもう室蘭は終わりなんだ、このまま帯広まで一気に行く」

熊野「そうなんですの?もう少しゆっくりしてもよろしかったのに…」

提督「前のルート通りだからな、まぁ途中ご飯食べにどこか寄るかもしれないけど」

熊野「確かにまだ朝ごはんには早すぎますわ」

提督「7時じゃ店もまだ空いてないしなぁ…せっかくの旅行でコンビニもあれだし」

熊野「私、別にコンビニでも構いませんわよ?」

提督「…そういえば熊野コンビニ好きだったっけ」

熊野「ええ!サンドイッチが美味しいですわ!」

提督「…最悪コンビニにするか、うん」

熊野「分かりましたわ!」


-駐車場-


提督「じゃあ今から帯広に向かうからな」

熊野「ええ…室蘭少しだけで残念ですわ」

提督「室蘭なら空港からもそう遠くないし、またそのうち来れるさ」

熊野「では、その時の楽しみに取っておきますわ」

提督「ああ、そうしといてくれ」

熊野「時間はどれ位かかりますの?」

提督「道央自動車道と道東自動車道使うからそんな掛からないよ、多分3時間くらいだ」

熊野「着いたら10時位かしら…」

提督「そうだな、朝と昼どっちか微妙な時間だ」

熊野「そうですわね…」

提督「まぁお腹空いてたらなにか食べればいいか、シートベルトはしたか?」

熊野「大丈夫ですわ」

提督「よし、じゃあ行きますか」


終わりですー

着々と終わりに向かっています、室蘭少ねえ!!って思って人ごめんね、地球岬しか行ってないんです

>>696
ありがとうございます、楽しんで頂けたら幸いです。


皆さんイベントはどんな感じなんでしょうか、私はE-2を今日終わらせました。

では、おやすみなさい

乙です


軽空母が全く育ってないからE2を五航戦でごり押ししてます…大破撤退ばっかでhageそうです(白目)

ほしゅ

待ってます。


-道央自動車道-


提督「とりあえず道央道通って札幌方面に行く」

熊野「帯広とは札幌の方なんですの?」

提督「いや、札幌からもだいぶ離れてるな…千歳ってとこで道東自動車道に乗り換えるんだよ」

熊野「千歳、というところが札幌に近いんですのね」

提督「ああ、高速使えば1時間掛からないな。 後、俺らが帰るときも千歳から帰るからな」

熊野「空港は千歳にあるということですわね」

提督「そうだな、北海道の空の玄関なんて言われてるくらいだ」


提督「本当は熊野にもう一つ見せたい岬があったんだけどなぁ」

熊野「行かないんですの?」

提督「ルート外れるし本当に北海道大外周りになっちゃうからな…襟裳岬って所だよ」

熊野「確かに、北海道を大外周りは厳しそうですわ…」

提督「一度やってみたいけどな、新婚旅行とかにどうだろう」

熊野「旅行好きな方じゃないと飽きてしまいそうですわ」

提督「確かにそうだな…熊野は旅行好きか?」

熊野「私は…嫌いじゃなくてよ」

提督「そうか…じゃあまた旅行行かないとな」

熊野「ええ、楽しみにしていますわ!」


提督「ここから苫小牧だな」

熊野「苫小牧?」

提督「室蘭の隣の市、たまに海自の船とか来てたりするぞ」

熊野「湊町なんですのね」

提督「ああ、苫小牧港は結構有名だな…トヨタ北海道が港に面してあったり製油所とかもあったはずだ」

熊野「賑わってますわね」

提督「港の方はあまり行ったことがないんだけどな…そういえば、電車の苫小牧の次の駅が青葉って名前だったりするな」

熊野「なにか親近感を感じますわね…」

提督「鎮守府に居るからな…」

熊野「青葉さんは休暇何をしてらっしゃるのかしら…」

提督「ネタでも探して走り回ってるんじゃないか?」

熊野「…それ、いつもと何も変わりませんわ」

提督「……だな」


提督「苫小牧っていえば高校生の時にバードウォッチングしに来たことがある」

熊野「バードウォッチング?」

提督「ああ、ウトナイ湖って湖が散策できるようになっててな…カワセミが居るって聞いて行ってみたことがあるんだ」

熊野「カワセミは見れたんですの?」

提督「いや…白鳥とキツツキしか見れなかった…」

熊野「まぁ…」

提督「というより高校生の時だから、知識がなさすぎたのかもしれないな…今行ったらもっと楽しめる気がする」

熊野「提督鳥には詳しいんですの?」

提督「うーん…知ってる鳥は多くないんじゃないか…花とかのほうが多分分かる」

熊野「花は、私も少し分かりますわ」

提督「一時期花言葉の本の中身全部覚えようと頑張ったなぁ」

熊野「全部覚えれましたの?」

提督「薄っすらって感じだな…全部は覚えれなかった」

熊野「提督、変なとこで頑張りますのね…」

提督「他にも日本の伝統色とか覚えようと頑張ったけど、見分けつかないのがあって諦めた」

熊野「確かに色は難しそうですわ…」


-道東自動車道-


提督「お、この先から道東自動車道に移るぞ」

熊野「ここまでそこまで長くなかったですわね」

提督「ああ、北海道だと自動車専用道路のありがたさが身に沁みるな…」

熊野「大きいですものね」

提督「道央道と道東道があるおかげでかなり助かってるよ」

熊野「ここから帯広はもう近いんですの?」

提督「あと半分くらいだな、お腹すいてないか?」

熊野「大丈夫ですわ!」

提督「なら昼食は帯広で食べるとするか、時間も調度良いくらいに着くはずだ」

熊野「分かりましたわ」

提督「なにか食べたいものとかはあるか?」

熊野「提督のオススメならなんでもいいですわよ?」

提督「んーそうだな…なにか考えとくよ」


提督「ここから先の地名、夕張っていうんだ」

熊野「こちらも親近感が湧きますわ…」

提督「夕張は何してるんだろうな…何気に我が鎮守府で最強の軽巡なんだよな…」

熊野「軽巡旗艦の時は大体夕張さんですわね」

提督「鎮守府最古参だからな…初めて建造した時に夕張の艤装ができたんだよ」

熊野「そんな前からいらしたんですのね」

提督「開発に関してはかなりお世話になってる、対戦装備は特にな」

熊野「潜水艦に対しては鎮守府で一番強いと聞きましたわ」

提督「ああ、対戦装備かなり積んでるからな…」

熊野「夕張さんの夕張はここが由来なんですの?」

提督「夕張は確か夕張川が由来じゃなかったかな、北海道に流れてるんだ」

熊野「川なんですのね!私と一緒ですわ」

提督「そうだな…川とか山が由来っていうの多いよな」

熊野「ですわね」

提督「なんというか…凛としててかっこいい名前が多いよな」

熊野「一航戦の方々とか特に凛としてますわ」

提督「漢字二文字っていうのがなんともかっこいいよなぁ」

終わりです

イベントE4から進んでません、バケツが圧倒的に足りない

実家に帰ったついでに小樽行ってきました、楽しかった

>>706
こちらも軽空母大破率高かったです、もっと育てとけばよかった…

>>708
保守ありがとうございます

>>711
お待たせしてすみません!


では、おやすみなさい!

終わりです

イベントE4から進んでません、バケツが圧倒的に足りない

実家に帰ったついでに小樽行ってきました、楽しかった

>>706
こちらも軽空母大破率高かったです、もっと育てとけばよかった…

>>708
保守ありがとうございます

>>711
お待たせしてすみません!


では、おやすみなさい!

名前被るのにスルーされた千歳ぇ……

苫小牧かぁ
小学校のころ某戦車町から出てるフェリー乗っていったのが懐かしい。

お疲れさまです、司令官!

更新楽しみにしてますね!

了解

待っていました!

了解。このスレと鈴谷の長崎のスレを見ていきていく今日この頃


提督「占冠を通り抜けて、もうすぐトマムだな」

熊野「北海道は難しい地名が多いですわ…」

提督「確かに他県の人に聞いたら分からないって人多いかもなぁ」

熊野「漢字だけでも難しいですのに、読み方を変えるなんて…」

提督「そういえば、熊野は勉強得意じゃないのか?」

熊野「したことがないので分かりませんわ」

提督「ああ…それもそうか」

熊野「ですが別に不得意なことはないと思いますわ!」

提督「その根拠と自身はどこからなんだ」

熊野「やはり勉強も完璧にこなさなければレディーとは言えませんわ」

提督「じゃあ今度暁に勉強教えてやってくれ」

熊野「べ、勉強を教えるのは妙高さんとかの方が向いてらっしゃると思いますわ」

提督「…それもそうだな」

提督(熊野教えることとか出来なさそうだもんなぁ…)


提督「そう考えると、艦娘の学力のことなんて気にしたことなかったな」

熊野「見た目相応の学力なのではなくて?」

提督「ううん…まぁそうなるよな、駆逐艦と正規空母なら明らかに学力差ありそうだし」

熊野「ということは、私はどれくらいになるのかしら」

提督「高校生くらいじゃないか?頑張って大学1年くらい…高校生か…」

熊野「それくらいですわね…お酒も飲めませんわ」

提督「最上と三隈は大学でも行けそうだけどなぁ…意外と年齢幅広そうだな、重巡は」

熊野「妙高型の方々が一番上でしょうか」

提督「だなぁ、妙高は俺と少し違うくらいでも行ける気がする…羽黒は大学生でもいけそうだな」

熊野「学力じゃなくて見た目年齢の話になってしまいましたわ」

提督「ああ、学力は難しいし今度鎮守府皆でテストでもするか」

熊野「な…そんなことする暇あるなら出撃しますわ!」


提督「出撃するとこないのにどこに行くんだ…」

熊野「……そうでしたわ…」

提督「でも、今年の夏はミッドウェーが展開されるらしいからな…頑張らないとな」

熊野「ミッドウェー…当時私も参加してたんですのよ」

提督「ああ、知ってるよ 一緒に頑張ろう、と言いたいとこなんだが…」

熊野「なんだが…なんですの?」

提督「利根が出たいって駄々をこねると予想している」

熊野「あぁ…航巡組は皆ミッドウェー参加者ですものね」

提督「でもアリューシャン作戦も展開されるらしいし、皆ミッドウェーには出せないんだよなぁ…」

提督「まぁ、それは帰ったら考えるさ もうすぐ帯広に着くぞ」

熊野「私、お腹が空いてきましたわ」

提督「じゃあ着いたら先にご飯食べに行くか」

熊野「はい!」


提督「さっき通ったトマムってとこなんだけど、最近急に人気になってな」

熊野「何かあったんですの?」

提督「トマムリゾートっていうホテルで、雲海が見れる雲海テラスっていうのをやってるんだ」

熊野「雲海…?」

提督「山とか、飛行機とか雲より高いとこに上がって見下ろすと雲が下に広がるだろ?それを雲海っていうんだ」

熊野「雲の海…なんだかロマンチックですわね」

提督「それがロープウェーで見に行けるっていうのが雲海テラスなんだ」

熊野「それで人気になったんですのね」

提督「ああ、俺も行ってみたいって思って数年経つけど未だに行けてないなぁ」

熊野「予約取るのが大変そうですわ」

提督「一度特集とかされると難しくなってくるしな…休日とか連休は厳しいだろうなー」


-帯広-


広大な土地での農業が盛んな帯広は、田園都市で長閑な雰囲気に包まれている街だ

市街地を抜け畑が連なる場所に出ると、万人がイメージする「北海道」が顔を出す

また、豚丼発祥の地でもあり、観光に来た人は豚丼目当ての人も少なくない。

だが、ここで推したいのが近年ご当地グルメとして名を挙げてきている「とかち牛じゃん麺」である

とかち牛じゃん麺は、麺にごま油を絡め、その上にピリ辛の挽き肉と胡瓜、ネギを乗せて食べるジャージャー麺だ

これが一般的なトッピングだが、帯広市内のお店では、これにアレンジを加えたりトッピングを変更していたりなど

店により工夫をしているので選ぶ楽しみがある、皆さんも旅行に行った際には是非。



提督「お、ここから帯広だな…先にご飯だったな、なにか食べたいものは?」

熊野「提督のオススメでお願いしますわ」

提督「ほう…普通なら帯広名物豚丼っていくんだが…」

熊野「豚丼…」

提督「俺はジャージャー麺の方がオススメだからそっちに行く」

熊野「ジャージャー麺、とはなんですの?」

提督「ジャージャーした拉麺だな、見ればわかるさ」

熊野「ジャージャーした拉麺ってなんですのよ、もう!」


投下終わりですー、久しぶりに沢山投下できました

仕事も落ち着いたのでこれからはバリバリ投下しますよ

イベント終わりましたね、E4の途中で終わっちゃいました 清霜が来てくれたのでレベリング頑張ります


>>722
あっ…あっ……

>>723
意外と観光というか散策スポットが多くて楽しいですよね

>>725 >>726 >>727
お待たせしてすみません!書けるときに頑張ります

>>729
そう言っていただけると嬉しいです、ありがとうございます


意外と見てくださる方が多くて…本当にありがとうございます
このSSで北海道を好きになってくれたり興味持ってくれると嬉しいです

では、おやすみなさい

明日の夕方更新します!


提督「とりあえず帯広駅を目印にして…」

熊野「もう…場所は覚えておりませんの?」

提督「一回しか行ったことないからな…帯広駅の近くなんだ」

熊野「そういえば、ジャージャー麺の説明をちゃんと聞いていませんわ!」

提督「だからジャージャーした拉麺だよ」

熊野「提督…」ジトー

提督「…うーん、どうやって説明したものか…麺と野菜の上にピリ辛の肉味噌を乗せたやつって感じかね」

熊野「ということは、スープとかはないんですの?」

提督「ああ、そうだな」

熊野「想像出来ましたわ!」

提督「帯広のはこれにゴマ油がプラスされて、旬の野菜とかも加えられてるんだよ」

熊野「季節ごとに楽しめるということですわね」

提督「今の時期だと…山菜とかかな、まぁ楽しみにしておこう」

なんか北海道行ってみたくなるな

提督「お、あそこが帯広駅だよ」

熊野「まぁ…結構大きいんですのね」

提督「道内5番以内には入るんじゃないか?詳しくは分からないけど」

熊野「綺麗な駅ですわ」

提督「この駅の前に設置してあるゲージメーターみたいな温度計がかっこいいんだよなー」

熊野「ゲージメーター…?」

提督「ほら、大規模作戦の時に大本営から送られてくるデータに敵拠点破壊度のゲージがあるだろ?」

熊野「ああ、ありますわね」

提督「それみたいなかんじで、現在の温度をメーターにして表してくれる温度計が置いてあるんだ」

熊野「そういうことですのね」

提督「あれ欲しいんだよな…鎮守府費用で買えないのか…」

熊野「そんなの鎮守府に置いてあっても意味無いですわ…」

提督「そこをなんとか…秘書艦だろ!どうにかして作ってくれ!」

熊野「わ、私にそんな権限有りませんわ!」

提督「だよな…ミニサイズでも良いから部屋に置きたい…」

熊野「もう…早く行きましょう?私、お腹空きましたわ」

提督「ああ、そうだったな、すまん ここからはもう10分位で着くぞ」

熊野「歩いて行くんですの?」

提督「いや、このまま車で行くよ」

熊野「分かりましたわ」


カフェ&ダイニング らく


提督「着いたぞー」

熊野「カフェなんですのね」

提督「ああ、でも定食とかもあるしダイニング要素のほうが強いかもな」

熊野「入りましょう?」

提督「そうだな」


店員「いらっしゃいませー、何名様でしょうか」

提督「2名です」

店員「かしこまりました、あちらの窓側のお席にどうぞ」

提督「はい」

店員「注文がお決まりになりましたらお呼びください」

提督「分かりました」


提督「さて、とりあえずメニュー見ようか」

熊野「私は提督オススメのジャージャー麺にしようと思いますわ」

提督「じゃあ俺はどうしようかな…一緒のだとあれだよなぁ」

熊野「別に一緒でもいいじゃないですの」

提督「そうか…じゃあ俺もジャージャー麺にしようかな、飲み物は?」

熊野「ジャージャー麺には何が合うのかしら…」

提督「カフェオレとかコーラは流石に合わないな…コーヒーも合わないし」

熊野「お冷いただけないんですの?」

提督「ああ、水くれるのかな…頼んでみるか」

熊野「よろしくお願いしますわ」

提督「じゃあ店員呼ぼうか」


チリンッ


店員「ご注文はお決まりでしょうか?」

提督「とかち牛じゃん麺2つお願いします、それとお冷は頂けるでしょうか?」

店員「とかち牛じゃん麺2つと…お冷ですね、ただいまお持ちします」

提督「ありがとうございます」


提督「店の雰囲気もなかなか良いよな」

熊野「ええ、落ち着いた雰囲気ですわ」

提督「カフェだしな、鎮守府の周りにもこういう所が出来ないかね…」

熊野「良いですわね…出来ないかしら…」

提督「鎮守府内にカフェテリアみたいなのを作るのもありかもな」

熊野「確かにその方が実用的で人気も出そうですわ!」

提督「作る費用がとんでもなさそうだけどな…妖精さん作ってくれないかな」

熊野「流石にそんな大仕事を妖精さんに任せるわけには…」

提督「だよな…普段から頼りっぱなしだし過労死しちゃうかもしれない」

熊野「頑張ってお金を貯めて普通に作りましょう?」

提督「今後の目標が一つ出来たな、海域にも出てないし皆でバイトでもするか」

熊野「しませんわよ…無茶なこと言わないでくださいな」

提督「名案だと思ったんだが…」



店員「お待たせいたしました、こちらとかち牛じゃん麺2つです」コトッ

提督「ありがとうございます」

店員「伝票こちらにお入れしておきますね」

提督「はい」


提督「さ、食べようか」

熊野「はい!いただきます」

提督「いただきます」

熊野「混ぜて食べたほうが良いんですの?」

提督「うーん、人によるんじゃないかな」

熊野「では、このままいただきますわ」

提督「ああ、俺は少し混ぜて食べてるよ」


ズズッ


熊野「ん…美味しいですわ!」

提督「ああ、追加野菜は椎茸とタケノコか」

熊野「色んな食感があって楽しめますわね」

提督「だな、味噌も程よくピリ辛だし食べやすい」

熊野「私ジャージャー麺が気に入りましたわ!」

提督「良かったよ、気に入ってもらえて」

熊野「鎮守府の近くではいただけないんですの?」

提督「簡易的なのならコンビニで売ってるぞ」

熊野「まぁ!なんでもあるんですのね!今度行った時に買ってきますわ」

提督「ああ、間宮さんも作ってくれないかなぁ」

熊野「今度頼んでみましょう?」

提督「そうだな」


これから少し私用があるので、投下終了です

明日また更新すると思います!

>>741
一度も来たこと無いのなら是非、景色と食の感動が待ってますよ!

では、おやすみなさい

乙、夕張の近くには三笠もあるよ!

いずれこのスレを参考に北海道旅行をすると決めた。

ちょっと北海道行ってくる

最近は旅行スレも増えたよな


提督「さて、食べ終わったし次行こうか」

熊野「もう12時なんですのね、早いですわ」

提督「夜には釧路に着ければいいなぁ」

熊野「ということは今日は釧路で宿泊ですの?」

提督「それもいいんだが、残念ながら今日も車中泊だ」

熊野「また車ですの…」

提督「一定の場所まで車で進めといたほうが周るのスムーズなんだ、ごめんな」

熊野「べ、別に良いですわよ!そんな謝ることでもないですわ」

提督「じゃあ帯広で寄った所に行こうか」

熊野「ええ、ここからは近いんですの?」

提督「…5分くらいかな」

熊野「すごく近いですわね…」

提督「まぁな、特別観光名所というわけでもないから」

熊野「どんな所なんですの?」

提督「着いてからのお楽しみということで」

熊野「…またそれですか、もう」



-六花亭 本店-

言わずと知れた北海道の菓子屋

【お菓子は大地の恵み】をコンセプトとしたお菓子作りを行っている、また美術館運営や森林再生なども行っている。

北海道限定と言いながら北海道外でも売ってたりする商品などが近年多いが、この六花亭は完全に北海道限定で店舗も北海道内にしかない

稀に物産展に出店していることもあるが、全国的ではないのでレアだと思われる。

ここ六花亭の菓子は洋菓子和菓子両方共とても美味しいので是非食べていただきたい。



提督「駐車場が前にないから、近くのパーキングに停めなくちゃいけないのが難点だなぁ」

熊野「六花亭…ですの?」

提督「ああ、船で和菓子が好きだって言ってただろ?」

熊野「そういえば…」

提督「ここが北海道を代表する2大菓子屋の片方、六花亭だよ」

熊野「立派な建物ですわ…」

提督「道内だと結構いっぱい支店があるんだけど、折角だし本店にな」

熊野「早速入りましょう?」

提督「ああ、そうだな」


熊野「2階建てなんですのね」

提督「2階はレストランで別の店が入ってるんだ」

熊野「ん…店内の匂いが甘いですわ」

提督「菓子屋だからな…ここ来るのは3回目だなー」

熊野「そうなんですの?」

提督「1回目は家族で、二回目は旅行中に小腹が空いて、3回目が今日だな」

熊野「では、提督のオススメの商品を安心して聞けますわ」

提督「確か郵送できた気がするから鎮守府に送ろう」

熊野「…洋菓子も置いているんですのね」

提督「ああ、和洋両方置いてるよ」

熊野「ではどちらも少しずつ買って行きましょう」

提督「少しで足りるか?」

熊野「函館や小樽で買ったお土産がありますし…大丈夫なのでは?」

提督(空母…戦艦…一瞬でなくなったりしないだろうな…)

提督「まぁ考えすぎても駄目か、足りなさそうだったら他のところで買えばいいし」

バターサンド美味いよな

>>758 食ったことねぇからわからん・・・・おいしいの?いつか北海道行ったら食べてみようかな?
てか本当に北海道って美味い食べ物一杯あるんだな。せいぜい蟹しかくってねぇな俺・・・

バターサンドだけならデパートとかでやる北海道物産展に大抵あるから買ってみるのもいいかもね



熊野「では、オススメを教えていただきたいですわ」

提督「オススメなぁ…どれもオススメって言ったら駄目か?」

熊野「その中でも特に、というのはないんですの?」

提督「…六花亭と言ったらこれが有名ってのはこのマルセイバターサンドだな」

熊野「ビスケット…の間に何が挟まっているんですの?」

提督「ホワイトチョコレートと小さいレーズン」

熊野「まぁ…美味しそうですわ」

提督「1箱30個入りがあるからそれを買っていこう、流石に2箱は要らないだろう…」

提督(要らないよな…?)

熊野「他のもありますから…1箱で十分ですわね」

提督「後は…ストロベリーチョコも結構ロングヒットしてる気がするな」

熊野「これですわね、苺の周りにホワイトチョコレートがコーティングされているのかしら」

提督「苺というか、ドライ苺なんだ、少し酸っぱくてそれでも甘くて美味しい」

熊野「これは…箱入りという感じではないですわね」

提督「袋かカップかって感じだからな、5カップくらい買えば良いかな」

熊野「こちらにある普通のチョコレートの方はよろしいんですの?」

提督「そっちも混ぜて買うか、3カップ2カップで…」

熊野「ですわね」


提督「他に突出して美味しいのは…おふたりで、とかか?」

熊野「ええと…これですわね」

提督「抹茶味とモカ味の二種類があるんだけど、どっちも美味しい」

熊野「ダックワーズなんですのね」

提督「六花亭の洋菓子代表だと個人的に思ってる、おふたりでっていう洋菓子らしからぬ名前もいいよな」

熊野「これは…20個入りの箱がありますわ!」

提督「個人的にも自室に持ち込みたいから2箱買おう」

熊野「では私は提督のを少し分けて頂きますわ」

提督「1個な」

熊野「提督…食い意地が張っていましてよ」ジトー


提督「流石にあと1種類くらいでいいか」

熊野「そうですわね、少し買いすぎでしょうか」

提督「買い過ぎくらいが良いはずだ、多分」

提督(俺の予感が当たれば、どれか1箱は戦艦と空母により瞬時に無くなる)

熊野「折角ですし和菓子も欲しいですわ」

提督「ああ、和菓子を買ってなかったな…ひとつ鍋とかどうだ?」

熊野「…最中ですの?」

提督「ああ、外側に鍋をモチーフにした最中、中は餡と餅が入ってるんだ」

熊野「見た目も可愛らしいし味も美味しそうですわ」

提督「小倉餡、こし餡、白餡って3種類が詰め合わせになってる箱があるからそれ1つ買えば全部合わせてかなりの量になるんじゃないか?」

熊野「ええ、多分皆1つは食べれますわ」

提督「じゃあこれで郵送お願いしよう」

熊野「分かりましたわ」


提督「すみません、郵送お願い出来ますか?」

店員「はい、承っております」

提督「これ全部お願いします」

店員「では…こちらにお名前とお受取り相手の氏名と住所、お互いの電話番号をお願いします」

提督「分かりました」




提督「書き終わりました」

店員「ありがとうございます、お届け日の指定などはございますか?」

提督「…2日後とか大丈夫ですか?」

店員「はい、大丈夫ですよ」

提督「では、2日後でお願いします」

店員「かしこまりました、元払いと着払いどちらにしますか?」

提督「着払いでお願いします」

店員「かしこまりました、またのご来店をお待ちしております」


提督「2日後の夜なら鎮守府にもうついてるからな」

熊野「遅れても知りませんわよ」

提督「飛行機に乗り遅れなければ大丈夫さ」


提督「さて、釧路に向かうとするか」

熊野「もう帯広は観光しないんですの?」

提督「ああ、元々帯広は六花亭寄ったくらいなんだ」

熊野「短いんですのね」

提督「観光ってよりは帯広の周りの十勝平野の景色を楽しみに来てた感じだからな」

熊野「十勝平野、ですの?」

提督「釧路行く時に見れるんだ、広々としてて感動するぞ」

熊野「楽しみにしてますわ!」

提督「っと…今何時だ…」

熊野「1時30分ですわ」

提督「じゃあ釧路に着くのは4時前くらいか」

熊野「あまり遠くないんですのね」

提督「まぁな、隣みたいなとこあるし…よし、行くか」

熊野「はい!」


投下終了です、明日も更新すると思います

>>751
鉄道村のある所ですね、艦これに三笠は実装されるのかなー

>>752
このスレを元にすると私の趣味丸出しの旅になってしまいますけど、それでも良ければ!

>>753
もうだいぶ寒いと思うので長袖忘れないで下さいね

>>754
そうなんですか!あまり新しいのを探したり出来てないので前から読んでるのしか分かりません

>>758 >>759 >>760
六花亭代表菓子と言っても過言ではないです、是非食べてみてください


夏イベで来た清霜育てなきゃ…(Lv10)

では、おやすみなさい


飯テロならぬ菓子テロだった

乙です。もう待ち遠しい



-国道38号線-


提督「ここから東側に国道38号線をひたすら走るんだ、そしたら釧路に着く」

熊野「晴れていますし、ドライブ日和ですわね」

提督「そうだな、途中から海も見えてくるぞ」

熊野「海を見ながらの旅、優雅ですわ」

提督「…残念だが海を見れるのは反対車線で俺らは右向けばガードレールと車、左向けば断崖絶壁の崖って感じだな」

熊野「…優雅じゃありませんわ」

提督「海をはっきりと見る機会はもう旅行中にはないはずだ」

熊野「まぁ…小樽、函館、室蘭と港町でしたし、仕方ありませんわね」

提督「でも、湖には寄るからちょっと期待してて良いと思うぞ」

熊野「そういえば、一回も湖には行っていませんでしたわ」

提督「俺の好きな湖が全部道東にあるんだ、今回は一つしか行かないけどね」

熊野「どんな湖なのか…期待しておきますわ!」


提督「こうして走ってると改めて農業地帯っていうのがはっきり分かるな」

熊野「確かに畑が多いですわね」

提督「釧路まで行くと範囲に入らないけど、ここは一応十勝平野の範囲内だからな」

熊野「十勝平野という名前なんですのね」

提督「北海道で一番大きい畑作地帯なんだ、それに酪農や畜産もやってるからかなりの広さがあるよ」

熊野「畑がどこまでも続いている感じがしますわ」

提督「これを一人や一家で作ってたりするからすごいよな…農業は」

熊野「管理が大変そうですわ」

提督「難しいだろうな…一人あたりどれ位の面積を使ってるんだろうか」

熊野「提督は農業には詳しくないんですの?」

提督「農業はさっぱりだ、一つ上げるとすれば家庭菜園でミニトマトを作ったことがある」

熊野「ふふ…提督がミニトマトを作るだなんて、似合いませんわ」

提督「どういう印象だよ」

熊野「盆栽とかのほうが似合うんじゃないかしら」

提督「盆栽……まだ早いだろ、うん」



提督「そういえば、釧路についたら夜ご飯もそうだが、温泉に行こうと思うんだけど良いか?」

熊野「温泉!昨日は車中泊でお風呂には入れてませんから入りたいですわ」

提督「だと思ったよ、1回しか行ったこと無いけど良い温泉知ってるからそこに行こう」

熊野「はい!」




prrrrrr…


提督「ん?熊野、俺の電話なってるからちょっと出てくれ」

熊野「分かりましたわ」

ピッ


鈴谷「やっほー提督ぅー暇なんだけどー」

熊野「提督は車の運転中ですわ」

鈴谷「あれ、熊野じゃん なんだー車の運転中かぁ」

熊野「どうしたんですのよ」

鈴谷「特に用事があるわけじゃないんだけどー、んー暇だったから?」

熊野「あなたねぇ…」

鈴谷「それよりいつ帰ってくるのー?今日?」

熊野「明後日ですわ」

鈴谷「遅くない?!鈴谷怒るよ!」

熊野「なんで怒るんですのよ」

鈴谷「鈴谷を1人にして6日間も放置したから?」

熊野「…帰ったら構ってあげますわ」

鈴谷「あれー…鈴谷のほうがお姉ちゃんなんだけどなー…」

熊野「大して変わりませんわ」

鈴谷「まぁいっか!後2日ってことはお土産もっと増えてるってことだよね!」

熊野「それは提督次第ですわね」

鈴谷「提督に買ってこなかったら資材の命はないと思えって言っといて!」

熊野「…言っておきますわ」

鈴谷「んじゃあお土産楽しみにしてるね!」


ガチャ


熊野「鈴谷からでしたわ」

提督「どうした?緊急か?」

熊野「暇つぶしじゃないかしら」

提督「…暇つぶしに提督を使うのか」

熊野「提督だから暇つぶしに使うんですわ」

提督「……俺の地位低そうだな」

熊野「鈴谷がお土産もっと買ってこなかったら資材の命はないと思え、と言っていましたわ」

提督「どんな脅しだよ…資材10万を何に使う気だ」

熊野「大型建造にでも使うのかしら…」

提督「でも大和型も阿賀野型も…他の子達もいるだろ」

熊野「…無駄に使う気なのでしょうか」

提督「……微妙な脅しだな…まぁまだ観光地は寄るし、ちょっとずつ買っていけばいいんじゃないか?」

熊野「そうですわね」


提督「そろそろ海に出るんじゃないかな」

熊野「開けた平野もなくなってきましたわ」

提督「ってことは後30分…40分位かな」

熊野「話していると意外と早く着きますのね」

提督「そんなもんさ」

熊野「釧路はどういうところなんですの?」

提督「うーん…湿原とタンチョウってイメージが強いな」

熊野「ピンときませんわ…」

提督「釧路湿原って大きな湿原があって、日本で一番大きな湿原で国立公園に指定されてるくらい有名なんだよ」

提督「後、タンチョウって特別天然記念物に指定されてる鳥が季節問わず見れるってことで釧路は有名かな」

熊野「その公園は勝手に出入りできるんですの?」

提督「展望スペースみたいな場所があるからそこから見渡せるぞ、奥深くまで入ったりは出来ないけどな」

熊野「釧路湿原には行くんですの?」

提督「今回は行かないな、釧路は温泉とご飯だけって感じだ」

熊野「少し寂しいですわね…」

提督「タンチョウは見たいなら冬に来よう、すごく綺麗だぞ」

熊野「分かりましたわ…国立公園ということは他にも動物が沢山いるんですの?」

提督「鳥の越冬地になってたり、全国的に珍しいイトウやキタサンショウウオの生息が確認されているらしい」

熊野「…聞いといてなんですけれどよく分かりませんわ」

提督「…だよな、珍しい動物が保護されてるって思ってくれれば大丈夫だ」





熊野「提督!海が見えましたわ!」

提督「ああ、釧路も近いな」

熊野「にしても…提督が先ほど言った通り反対車線ですわね」

提督「だろ?横目でちらっとくらいしか見えないんだ」

熊野「左を向けば崖ですわ…」

提督「まぁ少しの気分だけでも海を味わえていいじゃないか」

熊野「そうですわね!」

提督「釧路についたらとりあえず温泉はいろうか」

熊野「夕食が先じゃないんですの?」

提督「4時に夕食は早くないか?」

熊野「…早いですわね」

提督「6時位にご飯を食べて次の目的地へ移動したいと思ってるから、先に温泉行こう」

熊野「分かりましたわ」



投下終了ですー明日は更新できるかな…出来なかったら木曜以降になると思います。

>>767
あなたも六花亭にレッツゴーです

>>768
恐縮です、ありがとうございます



では、おやすみなさい!



このスレ見て今冬北斗星&レンタカーでの北海道旅行決めました

乙です

私事だけどついに熊野が着任して通常建造コンプした…長かった…

北海道行きたいなあ…

タンチョウならその辺の農道走り回ってりゃあ牧草地をうろうろをしてるの見れるぞ。

今や釧路根室地方なら1年中居るし。

まさかのこの時間に帰宅…

すみません、寝かせて下さい、明日更新するので!なんでもするから!

待ってる…


提督「ご飯は何食べようか」

熊野「決めていませんの?」

提督「海鮮丼とか考えたんだが、折角だし釧路特有のものでもいいよなって」

熊野「特有のもの?」

提督「炉端焼きの店がたくさんあるんだ」

熊野「炉端焼き…聞いたこと有りませんわ」

提督「元々の発祥は東北の方だった気がするけど、釧路で広まっていった料理なんだ、店の人が目の前で焼いてくれて、それを食べるんだ」

熊野「焼き鳥屋みたいな感じですわね」

提督「そうだな、違う点は肉類はあまりないことと、客に料理を出すときに長いしゃもじみたいなものに皿を乗っけて出すんだ」

熊野「しゃもじ…」

提督「なかなか経験できないだろうし、それでも良いかなと思ったんだけど熊野はどっちがいい?」

熊野「では、炉端焼きが気になるのでそちらでお願いしますわ」

提督「ああ、じゃあ一度行ったことのある店があるからそこにいこう」


提督「まぁその前に温泉だけどな」

熊野「温泉も決まってますの?」

提督「ああ、温泉はそこしか知らないんだ」

熊野「提督は、根室にはあまり来たことがないんですの?」

提督「1周した時に来ただけだから1回しか無いな」

熊野「少ないんですのね」

提督「遠いしな、タンチョウ見たさに寄った感じ」

熊野「提督の住んでいた所からはどれ位かかりますの?」

提督「車で4時間以上は確実だな、北海道を横に突っ切って行くからな」

熊野「4時間連続での車の運転は厳しそうですわ…」

提督「友達とか、運転交代して行けると楽だよな」

熊野「ですわね」

提督「お、ここから釧路だな」

熊野「標識がありましたわ」

提督「とりあえず温泉に向かおうか」

熊野「はい!」


-釧路-

道東の政治経済、観光の中心地といえば、釧路である。

釧路湿原、阿寒湖など世界的にも有名な観光地に加え、空港、港もあり交通の便も良いだろう

釧路駅もそれなりに大きく、駅前には明治に訪れたとされる石川啄木の像が立っている。

食に関しても、周りで新鮮な魚介類や野菜類、牛乳などがたくさん採れるため安心かつ美味しく頂ける。

北海道全体で比べるとあまり雪が多く降る土地ではないが、気温が低めなので訪れる際には事前に予報を見ておくのが良いだろう。



提督「じゃあまず帯広と同じように駅に…ということもなく、駅に向かう途中に温泉がある」

熊野「前みたいに目印はありますの?」

提督「釧路商業高校っていう学校の横にあるんだ」

熊野「高校の近くだと、学生が沢山いそうですわね」

提督「俺が行った時はご老人ばかりだったな…タイミングかね」

熊野「今は4時ですわね…あまり人はいなさそうですわ」

提督「だな」

名前欄何事や


PCの調子がなにやらおかしいのでちょっと投下中止します…戻ってこれたら続けますが、治らなかったら明日になります


>>777
冬ですか!寒いと思うので防寒対策はしっかりしておくのがオススメです。冬は場所によりますが、神秘的で感動すると思いますよ

>>779
おめでとうございます!育てましょう!

>>781
是非行ってみてください

>>785
かなり多いですよね、冬に一度行ってみたいです

>>789
待たせてしまってすみませんでした!

乙です。しゃもじみたいってあれか、パン屋とかでパンをオーブンから取り出すときに使うやつか



-天然温泉 大喜湯 昭和店-

日帰りの天然温泉

温泉成分量が国内トップクラスに入る19.32g/kgで、度々雑誌などで紹介されている。

特に女性客からの人気は高く、美肌効果が口コミで広まっていった。

夜に露天風呂に入ると和風にライトアップされた木々が見れるので、訪れるときは夕方以降をお勧めする。




提督「ここだな」

熊野「何を持って降りればよろしくて?」

提督「バスタオルとかは確か有料だけど貸出してたはずだから心配ないだろ…っと着替えくらいじゃないか?」

熊野「洗顔クリームとかはありますの?」

提督「確か石鹸が置いてあったかな…覚えてない」

熊野「…一応持っていきますわ」

提督「そうしてくれ」


熊野「凄く大きい温泉というわけではないですわね」

提督「そうだな、浴槽も5種類くらいしか無いし結構こじんまりしてる」

熊野「食堂もついてるんですのね」

提督「ああ、なんでも蕎麦が人気らしい」

熊野「食堂の形が鎮守府に似てますわ…」

提督「そうだな、鎮守府に無いものといえば食券販売機くらいか」

熊野「ええ…ここから浴場ですわ」

提督「えと…ほら、バスタオルとフェイスタオル」

熊野「ありがとうございます」

提督「他は持ってるよな?」

熊野「はい、大丈夫ですわ!」

提督「じゃあ、上がったらさっきの広間のとこで会おう」

熊野「分かりましたわ」


-男湯-


提督(2日ぶりの温泉か…)

提督(車中泊はゆっくり休めないのが辛いところだよな)

提督(まぁ…それが結構楽しいんだけども)


提督(しかしこの旅行も2分の1は終了か…)

提督(早かったなぁ)

提督(一番大きいイベントが最後に残ってるわけだけど)

提督(もう楽しめればいいかなとか思ってしまっている)

提督(駄目だな…気合を入れなくては)

提督「よしっ」ザバッ

提督「上がるか」


-女湯-


熊野(全然入浴客の方がいませんわ…)

熊野(私合わせても10人いませんわね)

熊野(んっ…熱いですわ…)


熊野(この後は夕食でしたわね)

熊野(炉端焼き…)


熊野(露天風呂、ライトアップされてるんですのね)

熊野(函館の旅館で見た庭園を思い出しますわ)

熊野(残りも楽しまないと、ですわね)


熊野(そろそろ提督も上がった頃かしら…)


-広間-


熊野「お待たせしましたわ」

提督「俺もちょっと前に上がったばかりだ」

熊野「ならベストタイミングですわね」

提督「だな、お腹空いてるか?」

熊野「少し…」

提督「まだ5時過ぎだしな…」

熊野「ここからお店は遠いんですの?」

提督「20分…30分も掛からないくらいかな」

熊野「では、着くのは6時前くらいですわね」

提督「時間的には調度いいくらいだな」

熊野「ですわね」

提督「飲み物でも買って、行こうか」

熊野「はい!」


-道道53号線-


提督「炉端焼きの店は、釧路駅目印にしてるから釧路駅見れるぞ」

熊野「釧路駅よりも炉端焼きが楽しみですわ!」

提督「俺も久しぶりだからなぁ…楽しみだ」

熊野「鎮守府の方にはお店無いんですの?」

提督「どうだろう…気にしたことないな、あるかもしれん」

熊野「あったら次は皆で行けますわね」

提督「流石に90数人の団体客は…予約すれば行けるのか…?」

熊野「そこまで入らないんですの?」

提督「場所によると思うけど、今から行くところは30人も入らないんじゃないかな」

熊野「大きい店ではないんですのね」

提督「小さい居酒屋みたいな感じだな、雰囲気も居酒屋だし」

熊野「お酒はダメよ?」

提督「分かってる…けど飲みたくなるんだよなぁ」


投下終了です

パソコンも無事解決出来ました、何か変なソフトがインストールされてたみたいです。

遂に800越しましたね、一番書きたい美瑛までたどり着いてないのに1スレ終わっちゃいそうです。


>>793
パソコンにエラー出たと思ったら急にあれになりました、戻って良かったです…


>>795
ああ、それに近いかもしれないですね 店によって皿と手渡しで出すところもあれば、長いしゃもじ的なあれで出してくるところもあります


では、おやすみなさい

1スレでまとまらなければ2スレ目にかけばいいじゃない
ついでにプラスアルファでかき続けてもいいのよ

お酒はだめよ?とかお前らもう結婚しちゃえよ。
炉端焼きくいてええええ

もう今更なんだけどよく熊野は車中泊とか風呂なしとか許してくれたな
艦娘の中じゃ一番そういうのうるさそうなのに…………

>>809提督と居るだけで幸せなんじゃねぇの?だから信用して許したんじゃ?あ、汗の臭いで提督を誘惑してるんじゃ・・・(ゲス顔)

認めてはいるけど
ありえませんわーとかは言ってそう

めちゃどうでもいい事だけど
今日日の女湯にはだいたい化粧落とし兼洗顔料が置いてあるよ
くまのんも安心

こんばんは

見ないうちに書き込みいっぱいあってびっくり

明日、というか今日ですね、夕方頃に更新します

投下します!


提督「店はおばちゃんとその息子でやってるんだ」

熊野「本当にこじんまりしてますのね」

提督「結構愉快な人でな…男と二人でいった時に付き合ってるのか聞かれた」

熊野「冗談…で良かったですわ」

提督「他にも、野菜が切れたから息子にスーパー行かせるわーとか言ってたな」

熊野「面白い方じゃないですの」

提督「ああ、そして料理も美味いし居心地良い店だよ…っと、あそこだな」


-炉ばたひょうたん-


店員3人、内装も特別広いわけでもなく小さな居酒屋チックな炉端焼きの店

予約も受け付けているらしいが、予約してくる客は滅多に居ないと仰っていた。

海産物がとても美味しく、ついついお酒を飲みたくなってしまい自分との戦いが始まる店、飲んでしまったら素直にホテルに泊まりましょう。

カウンター席しかなく、店員がかなり話しかけてくるのでコミュニケーションを楽しみながら食べれる人なら、かなり良い食事が行えるはず。

野菜も負けじと美味なので、釧路に行く機会があったら是非。



提督「じゃあ、入ろうか」

熊野「はい!」

ガラッ

おばちゃん「いらっしゃい」

提督「2名、大丈夫ですか?」

おばちゃん「好きなとこ座って」

提督「分かりました」


おばちゃん「お品書きはそれね、あとは私に聞いてくれれば出せるかもしれないよ」

提督「例えばどんなのがあるんでしょうか」

おばちゃん「今は…めんめがあるよ」

提督「め、めんめ…?」

熊野「初めて聞きましたわ」

おばちゃん「キンキのことだよ」

提督「あぁ!因みにお値段は…」

おばちゃん「うぅん…普段は4000円なんだけどねぇ…」

熊野「お安くして頂けますの?」

おばちゃん「最後の1尾だからねぇ…3000円にしようかね」

提督「じゃあそれ、頂けますか」

おばちゃん「はいよ」

提督「実は前来た時に鯖でこのやり取りやったんですよ」

おばちゃん「あら、常連さんだったかい」

提督「いえ、二回目です」


おばちゃん「二回目なら覚えてないねぇ」

提督「それに6年くらい前の話ですし…」

おばちゃん「じゃあ鯖も食べるかい?」

提督「お願いします、熊野は食べたいの決まったか?」

熊野「どれが良いのか悩みますわ…」

おばちゃん「全部美味しいから全部頼んで良いんだよ」

熊野「そんなに食べれませんわ…そうですわね…ししゃもとツブ、おねがいしますわ」

おばちゃん「はい、ししゃもとツブね」

提督「今日はお客さんまだ来られてないんですか?」

おばちゃん「まだ6時だからね、もっと遅いさ」

提督「皆お酒飲むんだろうなぁ…」

熊野「駄目ですわよ」ジトー

おばちゃん「なんだい、飲んでいかないのかい」

提督「車なんです」

おばちゃん「こんな所に車で来るなんて…ホテルに泊めてくればいいのに」

提督「ホテル取ってないんですよ…今、北海道一周中で」

おばちゃん「そういうことかい、よくこの店まで来たね」

提督「前に来た時のことを思い出して寄らせていただきました」


おばちゃん「よく覚えてたね」

提督「すごく美味しかったですからね」

おばちゃん「前もその子と一緒に来たのかい」

提督「違いますよ」

おばちゃん「プレイボーイだねぇ」

提督「前は男友達と来ました、女性と旅行は初めてです」

熊野「そうなんですの?」

提督「言ってなかったっけ?」

熊野「言ってませんわよ!」

提督「恋人でもない女性と旅行になんてホイホイ行かないだろ」

熊野「そ、そうですけれど」

おばちゃん「なんだい、付き合ってるのかい」

提督「いえ、まd…付き合ってないです」

熊野「ですわ」

おばちゃん「つまらないねぇ…はい、ししゃもと鯖」

提督「あ、今更だけど飲み物に烏龍茶お願いします」

熊野「私も同じので」

おばちゃん「わかったよ」


提督「では、いただきます」

熊野「いただきます」

おばちゃん「はいはい…これ、烏龍茶ね」

提督「あぁ…美味い」

熊野「とっても美味しいですわ…」

提督「駄目だ、酒飲みたい」

熊野「だ、駄目ですわよ!」

提督「わ、分かってる…ししゃも食べていいか?」

熊野「では私も鯖少しいただきますわ」

提督「…ほんのり塩がかかってるのか、美味しいな」

熊野「鯖も美味しいですわ…身が締まってますのね」

提督「続いてホッケも行きたいけどそんなに入りそうにはないな…キンキもあるし」

熊野「提督、野菜も食べてくださいな」

提督「そうだな…アスパラとじゃがバターください」

熊野「わ、私も同じの…」

提督「熊野、多分1人で食べきれないから2人で食べよう」

熊野「分かりましたわ!」


あまり多く出来ませんでしたら、投下終了です。

店のおばちゃんの口調は昔を思い出して頑張りました、後今サイトを見たところ知らない間に小上がりが出来たとか。

本当に美味しいんですよ、ここのお店


>>807
2スレ目行きそうですね…このペースだと

>>808
カッコカリまで頑張りますよ!

>>809 >>810 >>811
時報から読み取るに一応執務的な夜勤でもなんだかんだ言って起きててくれるので、車も多分大丈夫です、多分。

>>812
そんなの置いてあるんですか…入らないので知らなかったです、いや、入ったら犯罪か


では、おやすみなさい


さっき飯食ったのに腹減ってきた

こんな時間に飯テロか
てか実話だったんだなこの話


おばちゃん「はい、メンメだよ」

提督「ありがとうございます、いつも4000円で出してるんですか?」

おばちゃん「メンメは時価だからねぇ…時々によって変わるよ」

提督「時価なのか…結構高低差はあるんですか?」

おばちゃん「6000円の時もあれば、2000円の時もあるよ」

提督「結構変わるんですね…」

おばちゃん「最後の1尾で良かったねぇ…」

提督「では、いただきます…熊野も食べてみ」

熊野「いただきますわ」


提督「…あぁ…生きてて良かった」

熊野「提督ったら…でも、本当に美味しいですわ」

おばちゃん「大袈裟だねぇ」

提督「いや、それくらい美味しいです。かなり脂が乗ってるんですね」

おばちゃん「メンメはそこが売りだからねぇ」

提督「そしてふっくらしてるのに身がしっかり締まってる…ご飯が欲しくなるな」

熊野「皮もパリパリしてますわ」

提督「…酒も欲しいな…」

熊野「提督…」ジトー


おばちゃん「じゃがバターとアスパラも出来たよ」

提督「あぁ…匂いがもう美味しそうだ」

熊野「湯気が凄いですわ」

提督「熱そうだな…」

おばちゃん「熱いうちに食べるのが美味しいんだろうに」

提督「ですよね…いただきます」



提督「あっつ…いけど美味しいな」

熊野「わ、私は少し冷ましてからにしようかしら…」

提督「何言ってんだ、熊野も食べるだろ?」

熊野「え…じゃあアスパラの方頂きますわ」

提督「熱くなさそうなの選んだだろ…」

熊野「違いますわ…!あ、少し熱い…でも美味しいですわ」

提督「どれ…あぁ焼きアスパラ久しぶりに食べたなぁ」

熊野「鎮守府のメニューには茹でたのがありますわね」

提督「あぁ、アスパラはどっちもかなり美味しいからな…両方メニューに入れてもらいたい」

熊野「他のと一緒に、頼んでみましょう?」

提督「そうだな」


提督「ふぅ…結構食べたな」

熊野「そうですわね」

提督「と、いっても主食になるものは何も食べてないけど、熊野はお腹いっぱいになったか?」

熊野「ええ、もう入りませんわ」

提督「じゃあそろそろ行こうか」

熊野「分かりましたわ」

おばちゃん「もう帰るのかい」

提督「なんだかんだ言って1時間以上過ごしたので、そろそろ行きます」

おばちゃん「そうかい、また来るんだよ」

提督「はい、また2人で来ようと思います…会計するから熊野は向こうで待ってな」

熊野「分かりましたわ」

おばちゃん「全く可愛い子とふたり旅なんて…隅に置けないねぇ」

提督「あはは…」

おばちゃん「告白はしないのかい」

提督「…時が来たら、ですね」

おばちゃん「臆病だねぇ…会計は8500円だよ」

提督「はい…では、また」

おばちゃん「ありがとうねぇ」

提督「こちらこそ美味しい料理を有難うございました」


提督「行こうか」

熊野「はい…釧路はもう出るんですの?」

提督「ああ、今日はもう車中泊場所に移動して寝るよ」

熊野「もう19時半ですものね…何時頃着く予定ですの?」

提督「うーん…2時間位で着くはずだから…22時前には着くんじゃないか?」

熊野「少し早いんですのね」

提督「明日の日の出が5時過ぎで、日の出とともに次の場所へ向かうから、早めに着いて睡眠取りたいんだ」

熊野「そういうことですのね、でも日の出と一緒にって早すぎじゃないですの?」

提督「明日は1日使って観光したいからな…何せ俺が北海道で一番好きな土地からな」

熊野「提督の好きな土地…私も少し興味がありますわ!」

提督「北海道で一番綺麗な土地だと思ってる、これから行く車中泊の場所もかなり綺麗だけどな」

熊野「明日の朝が楽しみですわね」

提督「ああ、日の出が一緒に撮れるしな…じゃあ行くぞ?」

熊野「はい!」


ここ数日で書き溜めた分を一気に投下しました。

明日の夜にまた更新しようと思います

>>824
書いてると私もお腹空いてきます…

>>826
今回も飯テロになっちゃうのかな…一応、1人で北海道一周した時のと友人と軽く周った時のエピソードを交えています。
観光地は全部1人で旅したところです。


この話もとうとう最終章と言えるところまで来ましたね…あと2日間の旅、お付き合いよろしくお願いします

では、おやすみなさい

乙っぽい
北海道に研修行ってた子からアスパラ貰って食った事あったけどやらかくて滅茶苦茶美味かったな

最終章も楽しみ。


楽しみにしてる

おつおつ
去年北海道へ行った俺にはタイムリーなスレ
ツアーで行ったから今度は個人で回るつもり

鉄腕ダッシュ3時間スペシャルを見つつ、ゆっくり更新していこうと思います

よろしくどうぞ

鉄腕ダッシュ3時間スペシャルを見つつ、ゆっくり更新していこうと思います

よろしくどうぞ



-国道243号線-


提督「この旅行も残すこと後2日だな」

熊野「あっという間でしたわね…」

提督「楽しい時間はそんなもんさ」

熊野「…でも…地図を見る限りまだ一周するのにだいぶあると思うのだけれど、後2日で大丈夫なんですの?」

提督「網走とか、稚内方面には行かないからな…でも一応円になってるし一周でいいだろ?」

熊野「少しずるい気がしますわ…」

提督「まぁまぁ、それはもっと大きい休みの時の目標にでもしておこう」

熊野「にしても…今居るのが釧路ですので…函館からとても移動しましたのね」

提督「だな、南から東までひたすら進んできたって感じだしな」

熊野「これからはどの方面に向かうんですの?」

提督「少し上いって、明日はひたすら西に向かう、もう半分帰路みたいなもんだよ」

熊野「空港があるとおっしゃっていた千歳まではかなり距離がありますけれど…提督疲れは大丈夫ですの?」

提督「ああ、大丈夫だ…休息時間もあるし、このくらいでへばらないさ」


提督「帯広も釧路も少し来る時期が早かったかもなー」

熊野「そうなんですの?十分綺麗でしたけれど…」

提督「帯広は夏行くと空と大地がより色付いて見えて綺麗だぞ、釧路はタンチョウと雪が映えるから冬が良いんじゃないかな」

熊野「確かにまだ夏というには微妙な時期ですわ」

提督「5月だからなぁ…夏に休暇取れたら真っ先に北海道行きたいな」

熊野「私も連れて行ってくださるのかしら」

提督「そうだなぁ…第一艦隊の皆に休暇あげて連れてきたいな、俺の休暇があるか分からんが」

熊野「大勢での旅行も賑やかで楽しそうですわ」

提督「良いかもなー…」

提督(あれ…貯金がなくなる予感…)


熊野「提督が一番好きと仰っていた場所、楽しみですわ!」

提督「少し時期がはやいかもしれないけどな…多分今行っても十分感動できるはずだ」

熊野「時期が関係あるんですの?」

提督「うーん…春夏秋冬いつ行っても良いところなんだが…5月っていうのは季節の間で少し劣るかもと思ってな」

熊野「劣る、ということは景観とかが素敵な場所なんですの?」

提督「ああ、広大な土地、広い空、生い茂る緑…自然好きにはたまらない場所だよ」

熊野「提督がそこまで仰るだなんて…とても気になりますわ」

提督「高校くらいの時かな、初めて行ってかなり衝撃を受けた、それから毎年2回は行ってたな」

熊野「結構通いつめていらしたのね…」

提督「写真が趣味になったのもそこのお陰だよ、だから基本的に風景写真が多いんだ」

熊野「そういうことだったんですのね」

提督「…お、この道路に入ってからだと…後30分位だな」

熊野「私、まだあまり眠くありませんわ」

提督「俺もそこまで眠くはないな…まぁ着いてから考えよう」

熊野「そうですわね」


-???-


提督「駐車場…そこだな」

熊野「泊まる場所はここですの?」

提督「ああ…にしてもまだ22時か…車停めたら外出てみようか」

熊野「…また場所の名前は教えてくれないんですのね」ジトー

提督「ん?あぁ…そうだなぁ…明日の朝教えるよ」

熊野「でも…暗くて分かりにくいですけれど島みたいなのが見えますわ」

提督「そうだな、それが最大の特徴かも」

熊野「地図が暗くて見えませんわ…提督、電気をつけてもよろしくて?」

提督「あ、ああ」

提督(エンジン切ってるんだけどな)

熊野「あれ…つきませんわね…」カチッカチッ

提督「…エンジン切ってるからな…」

熊野「っ…!提督!意地が悪いですわ!」

提督「すまんすまん、ついな」

熊野「もう…字が見えないじゃないですの」

提督「見えたら分かっちゃうじゃないか」

熊野「…もう」

キリが良かったのでここで投下終了します。

どこか分かった方いらっしゃいますかね!

>>835
茹で立てが本当に美味しいですよね…来年のアスパラの時期が待ち遠しい…

>>836 >>837
ありがとうございます、頑張ります!

>>838
おお!最近ですね、このスレで少しでも糧になるものがあれば幸いです。


鉄腕ダッシュ面白かった、おやすみなさい


北海道には小さい頃に一度だけ行ったな
ラベンダー畑がきれいだった

ラベンダーの他に確かハッカでも有名だよな
ハッカの欠片かなんかを土産に買ってったわ

乙、5月は暖かいし天気良いしタイヤ交換出来るし峠の上まで晴れてて遠出するのにも最高だし道東では桜が咲くし良い月だよ。

あと提督と熊野が泊まった場所は多分屈斜路湖と予想。
国後は夜中見えないし。
摩周湖は島が特徴とは言えないしなぁ。


提督「どうだ、少し外に出てみないか?」

熊野「まだ眠くないですし、よろしくてよ」

提督「じゃあ行こうか」


ガチャ


熊野「…提督!空が!…すごいですわ」

提督「…おぉ、本当だ」

熊野「私、こんなに綺麗な星空を見るのは初めてですわ」

提督「周りに明かりが少ないし、空気が綺麗だからな…俺も久々にこんな綺麗な星空を見たよ」

熊野「…息を呑むほど綺麗ですわ」

提督「空が迫ってくるって感じだよな、考えてみれば1度も夜に外出てないのか」

熊野「そうですわね…ホテルでしたし」

提督「室蘭は着いた時もう眠かったしなぁ…見れて良かったな」

熊野「ええ、一生の思い出になりますわ」

提督「寒くないか?上着貸すぞ?」

熊野「少し…」

提督「ほら」バサッ

熊野「ありがとうございます…温かいですわ」








熊野「提督、あそこの一番光が強いのはなんですの?」

提督「北極星じゃないか?で、あそこの柄杓型のやつが北斗七星だ」

熊野「この星の多さだとどれがどれかよく分かりませんわ…」

提督「分かりやすいのはなぁ…お、あそこに光が強いのが3つ並んでるのが分かるか?」

熊野「ええ、分かりますわ」

提督「そこから上下にも2つずつあるの、分かるだろ?」

熊野「はい」

提督「あれがオリオン座だ、冬の星座で左上がベテルギウス、右下がリゲルだな」

熊野「オリオン座!聞いたことがありますわ!」

提督「かなり有名だと思うぞ、あまり詳しくない俺でも知ってるからな」

熊野「こんなに沢山あって…それに名前がついてるなんて、すごい事ですわ」

提督「しかも肉眼で確認できるっていうのがな…こんなに多いと、星に手が届きそうだな」

熊野「こんなに光が強いのに、とても遠くにある…信じられませんわ」

提督「宇宙の謎は深まる一方だからな、俺ら一般人は解明を楽しみにしていなきゃな」

熊野「私、一般人とは少し違う気がしますけれど…」

提督「宇宙旅行でも出来る世界になってほしいもんだ」

熊野「提督が若いうちにそうなると良いですわね」

提督「後8年でアラフォーなのに厳し目だな…」


提督「最後にこんな綺麗な星空が見えてよかったよ」

熊野「もう見れないんですの?」

提督「明日はホテルだからな」

熊野「で、でもまた外に出れば見れますわ!」

提督「札幌の街中だから見れても北極星と…他一等星がいくつかって感じだぞ?」

熊野「残念ですわ…」

提督「星ならむこうに帰っても見に行けるさ」

熊野「連れて行ってくれますの?」

提督「休みがあればな」

熊野「ふふ…約束ですわよ」

提督「ん…寒くなってきたしそろそろ車戻るか」

熊野「分かりましたわ」


提督「じゃあ起きるのは3時くらいに…熊野は無理して起きなくてもいいからな?」

熊野「ここの名前知りたいので起きますわ、どこかの意地悪な方のせいで知れてませんので」

提督「誰だろうな…じゃあ3時に起こすぞ?多分少し明るくなって景色も見れるはずだ」

熊野「分かりましたわ」

提督「寒かったら俺の毛布貸すから、言えよ?」

熊野「ええ、大丈夫ですわ」

提督「じゃあ電気消すぞ…おやすみ」

熊野「おやすみなさい」



提督(4日目終了か…5日目は札幌のホテルに泊まって6日目の昼の便で帰る予定だからな…)

提督(実質後1日半くらいか、早かったな…さ、寝よ)



-摩周湖-

日本で一番、世界で二番目に透明度の高い湖として広く知れ渡っている湖。

朝霧がかかる事が多いため『霧の摩周湖』と呼ばれたり、晴れた日の湖の色に因んで『摩周ブルー』と呼ばれたりする。

透明な理由は、カルデラ湖なので流れ込む不純物がないことや、特別保護区に指定されているので保護の力がより一層入っていることにあると考えられる。

摩周湖の周りも国立公園なので、非常に自然が綺麗で穏やかな気分になれるだろう。

霧だけではなく雲海が出ることもあるとか…



♪(コオロギの鳴き声)


提督「…3時か……熊野ー」

熊野「…んんっ」

提督「3時だぞ」

熊野「ふぁ…ぁん…まだ眠いですわ…」

提督「別に寝てても大丈夫だぞ?」

熊野「…でも…場所が気になりますから起きますわ…」ガサッ

提督「ん…外は少し明るいくらいだな、出てみるか」

熊野「ふぁあ…分かりましたわ」


ガチャ


提督「霧は…出てないか」

熊野「霧…?」

提督「ああ、朝霧が出ることが多いから霧の摩周湖って言われてるんだ」

熊野「…摩周湖っていう名前なんですのね」

提督「そうだな」

熊野「…教えてくれるなら最初に教えてくださればいいのに…」

提督「まぁまぁ…そうだな、折角だし写真撮るか」

熊野「寝起きですのに…」

提督「大丈夫だ、ちょっとカメラ取ってくる」


投下終了です、土日もどちらかで更新すると思います

やっぱり旅行ネタなので星の話も入れたいなと思い、摩周湖は星中心にしました。

>>846
ラベンダー畑は満開の時に行くと感動しますよね

>>847
北見がハッカで有名ですね、ハッカ飴とか、ハッカ油とか…

>>849
摩周湖でした…確かに屈斜路湖の方が島特徴的ですよね、完全に出題側のミスでした。
日本一透明な湖!とか聞けばよかったかな…

コメントでも上がってるように屈斜路湖もかなり綺麗な場所です、そして何より大きい。

画像フォルダ探してたら摩周湖付近の山で撮った星があったので…2006年の7月のやつですね http://imgur.com/qXrU4Lf

では、おやすみなさい

http://imgur.com/qXrU4Lf.jpg
星って中々写真に残せないよね
良いカメラで撮ったのかな

うおー綺麗!乙

乙です、北海道の修学旅行今日だったのに無くなって、残念なのでここで補充をw

星すげえ…!
北海道行きたいよおぉ…!

舞ってる

長門ぽちぽちしながら舞ってる


提督「んー…日の出前だとまだ少し暗いな」

熊野「でも、だいぶ明るくなってますわ」

提督「予報によると完全な日の出は4時32分…まだ1時間以上あるな」

熊野「流石にそこまでは居れませんわね…」

提督「そうだな、影絵みたいな形で良ければもう少し明るくなったら撮れるし、それを狙おう」

熊野「ええ、良いですけれど…お時間は大丈夫ですの?」

提督「ああ、問題ないさ」


提督「予報通りといえば予報通りだが、晴れてよかったな」

熊野「ええ、旅行中1回も天気が悪くなってないですわ」

提督「ああ、普段の行いがいいからだな」

熊野「自分で言うのはどうなんですの…」

提督「熊野は、この薄明るい時間のことをなんて言うか知ってるか?」

熊野「いいえ、存じ上げませんわ」

提督「黎明、払暁、彼者誰とか…東雲、暁、曙、一番使ってるといえば夜明けとかあるな」

熊野「夜明けは私も分かりますわ、そんな沢山あるんですのね」

提督「少しずつ明るさとかで言い方が変わるらしいが、俺もそこまでは分からないな」

熊野「…というより提督はなんで知っているんですの?」

提督「本で読んだんだ、天気・天候に関する語句の解説書みたいなやつ」

熊野「随分変わったもの読んでますのね…」

提督「綺麗な日本語が好きなんだ、使わないけど覚えておきたい、みたいな…そろそろ写るようになったかな」


提督「とりあえず一回撮ってみるな」

熊野「はい」


カシャ


提督「…対象がないと分かりにくいな、熊野ちょっと入ってくれ」

熊野「分かりましたわ」

提督「んー、じゃあ撮るぞ」

熊野「はい!」


カシャ


提督「ん…ちゃんと撮れてるな、じゃあタイマーにして……よし」タッタッタッ

熊野「大丈夫ですの?」

提督「ああ、もうすぐシャッター押されると思う」



カシャ


提督「どうやら撮れたみたいだな」

熊野「ちゃんと撮れてるか心配ですわ」

提督「薄暗くて影みたいだから、写りを心配する必要はないよ」

熊野「そ、それでも気になりますわ…」

提督「ほら、大丈夫だろ?」

熊野「…ええ、大丈夫ですわ!…って、他の写真は見せてくださらないんですの?」

提督「ん?ああ、まぁな」

熊野「小樽の時も見せてくれませんでしたわ…」

提督「まぁまぁ、楽しみは帰ってからでも良いだろ?」

熊野「…絶対ですわよ」ジトー

提督「ああ、分かった」

提督(寝顔写真見られるのはまずい…絶対的にまずい…)


提督「写真も撮ったし、そろそろ行こうか」

熊野「はい」

提督「シートベルトはしたか?」

熊野「大丈夫ですわ」

提督「…まだお腹空いてないよな?」

熊野「ええ、大丈夫ですけれど…」

提督「ここから目的地まではノンストップだからさ、一応な」

熊野「その、目的地にはどれくらいで…?」

提督「4時間半くらいだな、8時過ぎくらいに着く予定だ」

熊野「8時半…朝食はその時でよろしいのでは?」

提督「だな、最悪一航戦のお土産1つくらい食べても良いだろ」

熊野「提督…駄目ですわよ」

提督「…つれないな」

熊野「鎮守府に帰って少ないって言われても知りませんわ」

提督「…それもそうだな、よし、行くか」


短いけど終わりです

待たせてしまい申し訳ありません…


>>859 >>863 >>867
撮影はNikonD7000ですね、最近はNikonDFというカメラに変えました。
星は本当にすごいです、タイミングを見計らって行けばとどまることを知らない星の大群に出会えます

>>866
あらら、残念ですね…機会があったら行ってみてください!

>>870 >>871
舞たせてしまい申し訳ないです!お舞たせしました


なるべく早く更新するように頑張ります、おやすみなさい


-旭川紋別自動車道-


提督「そういえば、寒くないか?まだ日も完全に昇ってないし冷えてるだろ」

熊野「大丈夫ですけれど…少し手が寒いですわ」

提督「手か…ううん、後ろの鞄に手袋入ってると思うから、探してみ」

熊野「見てみますわ」

提督「朝は夜とはまた違った寒さがあるからな、少しの辛抱だ」

熊野「て、提督鞄に色々と詰め過ぎなのではなくて…」

提督「持ち物は少ないほうがいいだろ?」

熊野「にしても、詰め込みすぎですわ!どうして本が3冊も入ってるんですの!」

提督「読む機会あるかな、と思ってな…大体出掛けるときは2冊くらい持ってるぞ」

熊野「あ、ありましたわ…もう少し持ち物少なくしたらどうかしら」

提督「うーん、これでも削ってる方だぞ」

熊野「ノートパソコンとか必要ですの?使ってるとこ見ていませんけれど…」

提督「もしもの時のためだ、眼鏡や非常食もその為に持ってきている」

熊野「もしもの時のための眼鏡ってなんですのよ…提督が眼鏡持っているの、今知りましたわ」

提督「パソコンとかから出てるブルー何とか軽減の眼鏡を1つな、度は入ってないぞ」

熊野「だから掛けている所を見たことがないんですのね」

提督「パソコンは部屋でしか使わないからな」

熊野「どうして執務室では使わないんですの?」

提督「…プライベートだから、とでも言っておく」

熊野「…怪しいですわ」ジトー


熊野「景色がすっかり山だらけになってしまいましたわ」

提督「大雪山が近いからな」

熊野「大雪山?」

提督「北海道の中心辺りに広がってる火山群の総称だよ、旭岳、黒岳、赤岳、芦別岳…まぁ沢山の山を一括してそう呼んでるんだ」

熊野「ここも大雪山の一部なんですの?」

提督「…多分近くの違う山だろう、大雪山はもっとでかいはずだ」

熊野「提督は見たことありますの?」

提督「ああ、これから行く所からかなり遠巻きにだけど、綺麗に見えるよ…トータル面積が確か神奈川県と一緒なはずだ」

熊野「他県と大きさが一緒の山…規模が違いますわ」

提督「10位からなる山塊だからな、パッと見じゃ分からないけど」


提督「後1時間位か…これを真っ直ぐ進むと旭川に着くんだ」

熊野「左に曲がりましたけれど…旭川は行かないんですの?」

提督「ああ、俺自身あんまり寄ったことがない場所なんだ、動物園に行ったことがあるくらい」

熊野「動物園があるんですの?」

提督「ああ、旭山動物園っていって北海道で一番大きい動物園があるよ」

熊野「北海道一番、と聞くととても大きく感じますわ…」

提督「かなり広い動物園なんじゃないか、他の所にあまり行ったことがないからなんとも言えないけど」

熊野「私、動物園にも水族館にも行ったことがないですわ」

提督「他の艦娘で行ったことあるやついるのか?」

熊野「どうなのかしら…私も分かりませんわ」

提督「鎮守府の近くにないからなー…遠出した時にでも寄るか」


-美瑛-

富良野の上に位置する美瑛町は、丘陵風景や山、川など自然溢れる観光地として知られている。

日本で最も美しい村と呼ばれたり、十勝岳に向かう道路は紅葉時期になると世界一美しい道と言われたりと、美しさに評価が高い。

空気が澄んでいて、電灯もあまり無いため星が綺麗なこともあり、カメラマンが移住したり、カメラが趣味の人がよく訪れる。

また、農業中心の町なだけあり面積の半分以上が畑、人口も多くはないが、那智美瑛火祭という大きい祭があったり、丘の上から上がる花火大会など見所満点な町である。

広大な土地の中で自然に癒やされたい人には、是非行ってみてもらいたい場所だ。


熊野「わぁ…とても綺麗な場所に出ましたわ」

提督「ここからが美瑛町だよ、今日の目的地だ」

熊野「周り一面が丘になっていますわ!」

提督「美瑛は殆どがこんな景色なんだ、すごいだろ?」

熊野「ええ、このような景色初めて見ましたわ!」

提督「…で、朝ごはんはどうする?今8時半だが」

熊野「私はまだ大丈夫ですけれど…提督は大丈夫なんですの?」

提督「ああ、大丈夫だ、じゃあ先に少し回ろうか」

熊野「ええ!見てるだけでうっとりしてしまいますわ…」


投下終了です、やっとこさ美瑛まで書けた…一番書きたかった場所です。

多き時で年に5回位行ったことがあります、それくらい気に入ってます。

スポットを1つずつ詳しく書くとかなり長くなるので、ところどころ端折ろうかと思います。

明日も恐らく更新すると思います

では、おやすみなさい


提督「大体のスポットは市街地からは離れてるんだ」

熊野「家が全然見当たりませんわ」

提督「この辺りは農家が点々としてるくらいかな、とりあえず一番近い所に行こうと思う」

熊野「風が気持ち良いですわ…」

提督「そうだな」

熊野「随分山道に入っていくんですのね」

提督「ああ、あまり観光雑誌とかには載ってない場所なんだ」

熊野「確かに、このような場所にはあまり人は来そうにありませんわ」

提督「美瑛の写真集とかだとよく見かけるけどな、俺もそれで知ったんだ」


-2本の木-

写真家、美瑛常連、地元の人の間でそう呼ばれる場所がある。

美瑛から旭川方面に向かい、農道を山方向に向かうと辿り着くことが出来るこの場所は、少しの舗装はされているものの殆どが砂利道だ。

車を停める場所もなく、道路脇に停めることになるが車は殆ど通らないので大丈夫であろう。

北西に2本の木、北東に防風林と1本松、バックには十勝岳という贅沢な景色を堪能できる。

そして街からもだいぶ離れるので木々や鳥の声しか聞こえない、そんな中で心を休ませてみるのも良いのではないだろうか。


提督「着いたぞ」

熊野「ここは…畑でも丘でもないですわ」

提督「ああ、とりあえず降りるか」

熊野「分かりましたわ」


提督「ここの砂利道を歩いて行くんだけど、あそこに二本の木が見えるのが分かるか?」

熊野「ええ」

提督「あれが、二本の木っていってたまに話題に上がるんだ」

熊野「ここからは遠くてあまり見えませんが…木の種類が違いますの?」

提督「ああ、片方が杉でもう片方は……あれ、思い出せないな」

熊野「もう…しっかりしてくださいな」

提督「確かポプラの一種だったと思うんだが、詳しくは分からないな…よし、行こうか」

熊野「はい!」

提督「…砂利道で転ぶと危ないし、手でも繋ぐか」

熊野「え、ええ…確かに転ぶといけませんものね、仕方ありませんわ」


ギュッ


提督「少し坂になってるから気をつけろよ」

熊野「ええ、転びそうになったら助けて下さいな?」

提督「ああ、分かってる」



提督「にしても、今日は雲ひとつないな」

熊野「気持ちが良いほどの晴れですわ」

提督「この広々とした風景に、少し雲があっても良いと思うけどな」

熊野「…それもそれで素敵ですわ」

提督「でも、この清々しい感じも良いよな」

熊野「はい…いつもは海の上なので新鮮ですわ」

提督「辺り一面緑だもんな…っと、ここら辺か」

熊野「…静かですわね」

提督「…そうだな」

熊野「人の音も、車の音も聞こえませんわ」

提督「たまにはこういうリフレッシュも良いだろ?」

熊野「ええ、心が安らぎますわ…」

提督「こっちを向いたら二本の木だけど、逆を向いたら1列の防風林が見れるんだ」クルッ

熊野「…綺麗に並んでますのね」

提督「ああ、でも上空から見たら真ん中を境にくの字になってるんだ」


提督「1箇所に時間を掛けるのもあれだし、もう車に向かおうか」

熊野「分かりましたわ」

提督「…手は」

熊野「え、エスコートするのは男性の役目ですわ!」

提督「了解」


ギュッ

熊野「そういえば、こんな素敵な場所なのに何故観光スポットにならないんですの?」

提督「さっきも言った通り一つは、雑誌とかであまり紹介されてないことかな…他にも来づらさとか、正式な名称がないとか、何かと隠れるんだろう」

熊野「…少しもったいない気がしますわ」

提督「まぁな…でも、人気にならないからこそひっそり楽しめるっていうのもあるからなー」


提督「ここから見ると、一本杉のバックに十勝岳が見えるんだ」

熊野「まぁ…とても綺麗ですわ!」

提督「十勝岳は大雪山の一部だぞ」

熊野「あれが大雪山…上のほうが白いですわ」

提督「年中雪積もってるからな」

熊野「寒そうですわ…」

提督「冬に来たら一面あれだぞ」

熊野「北海道は全域に雪が降るんですの?」

提督「ああ、場所によって量は違うけど…全体的に積もるぞ」

熊野「ということは、この緑の丘も真っ白になるんですのね」

提督「そうだな、それもかなり綺麗だぞ」

熊野「見てみたいですけれど、寒さに勝てる気がしませんわ…」

提督「ここは冬だと-20度とか行くからな、朝方の話だけどな…冬にも来るか?」

熊野「わ、私は鎮守府で待ってますわ…」

提督「結構すぐ慣れるんだがなぁ」




提督「じゃあ次のスポットに行くぞ」

熊野「準備は大丈夫ですわ!」

提督「次は結構テレビや雑誌でも話題になることがある場所だ」

熊野「ということは、結構人が居るってことですの?」

提督「まだ9時だし大丈夫だと思うけどなー、いつもはあまりいないぞ?」

熊野「そうなんですの」

提督「ああ、就実の丘っていう場所なんだ」

熊野「丘にも名前がついているんですのね」

提督「一部だけどな、恋が成就したり、就職が成就したり色々願掛けに使われているらしい」

熊野「就実、確かに何か実りそうですわ」

提督「俺と熊野にも何か実るかもな」

熊野「………せ、セクハラ発言ですわっ//」

提督「……え?」


投下終了です、次は今週のどこかで更新します。

ラストスパートなので段々と熊野と提督の距離を縮めていきます、熊野は何が実ると思ったんですかね(子)

秋イベに向けて潮、扶桑姉妹の改装という情報を今日見ました、熊野はまだかな…

2本の木は個人的に気に入ってる場所なので載せました、気になった方は美瑛行った際に是非!

では、おやすみなさい

ん?何が実るのかな?(ゲス顔)


提督「次の場所はここから結構近いんだ、山は降りるけど」

熊野「振動が激しくて少し怖いですわ」

提督「砂利道だから仕方ないな」

熊野「次は丘、だったかしら」

提督「ああ、まぁ殆ど丘だし真新しくはないと思うけど…有名だし一応な」

熊野「この丘は全部畑なんですの?」

提督「大体は農家の人の土地だって聞いてる、原っぱみたいな場所もあるけどな」

熊野「これだけの土地を管理するのは難しそうですわ…」

提督「そうだな、ここで採れた野菜とかが全国に出荷されていくんだ」

熊野「提督、あそこのピンク色のは?」

提督「ん…桜じゃないか?北海道は今の時期に咲くんだ」

熊野「まぁ…鎮守府の周りに比べると遅いですわ」

提督「大体5月上旬から中旬くらいに咲き始めるよ」

熊野「同じ国内でも開きがありますのね」

提督「ああ、気候も北海道だけ少し違うしな。さて、ここら辺なんだけどどうやって停めようか…」

熊野「車が二台停まっていますわ」

提督「横には停めれなさそうだな、曲がった所に停めるか」


-就実の丘-

美瑛、というよりは旭川よりに位置する就実の丘。

美瑛の丘が一望でき、その後ろには大雪山連峰が堂々と構えている。

また、別方向を見ると旭川空港が見え、時間を置き粘ると飛行機と丘の少し変わったコラボも見れる。

大雪山連峰のうちの十勝岳が端から端まで全て見えるという限られたスポットとして多くの人が訪れている。

脇道にはアップダウンの激しい長い直線道路が続く、訪れる人にはジェットコースターの道と呼ばれている。

また、就実の丘のすぐ近くにさよならの丘と呼ばれている場所もあり、縁起の良い名前ではないがキガラシ畑→美瑛の丘→十勝岳と3段構造になっている風景が楽しめる。

1度に3つのスポットを楽しめる場所なので時間がある方は行ってみるのも良いかもしれない



提督「早めに起きたせいか少し眠い」

熊野「運転中に寝たら駄目ですわよ」

提督「ああ、大丈夫だ…とりあえず就実の丘があっちだ」

熊野「…他にも何かあるんですの?」

提督「こっちに行くとジェットコースターの道、その横がさよならの丘だよ」

熊野「3つもあるんですのね…では就実の丘から」

提督「ん…行こうか」



提督「ここが就実の丘だよ、奥に見えるのは十勝岳だ」

熊野「すごいですわ!さっきは一部分しか見えませんでしたけれど、ここは全部見えますのね」

提督「ああ、それが売りのスポットだからな」

熊野「少しずつ、グラデーションのように白くなっていますわ」

提督「下の方は雪降ってないからなー」

熊野「手前の丘も含めて、絵のような風景…」

提督「な、額とかにいれて飾ったら綺麗だろ?」

熊野「ええ、ヨーロッパの方の風景みたいですわ」

提督「確かに日本離れしてるよな…地形が変わってるからか」

熊野「こんなに丘が続いている景色、見たことありませんでしたわ」

提督「熊野は、こういう風景好きか?」

熊野「好き…と言うとよく分からないですけれど…心が落ち着きますわ」

提督「あー…そうだな、ゆったりした気持ちになるよな」

熊野「はい、温泉に入った時に似ていますわ」

提督「リラックスだな、そろそろあっち側行こうか」

熊野「分かりましたわ」


提督「こっちがさよならの丘で、この道がジェットコースターの道だ」

熊野「さよならの丘は、就実の丘とあまり変わらないんですのね」

提督「本当はキガラシが咲いてるはずなんだけどな…時期的に早かったかも」

熊野「残念ですわ…でも、ジェットコースターの道はすごいですわ!」

提督「長いだろ?」

熊野「はい…ジェットコースターは見たことしかないのであまりイメージは湧きませんけれど…」

提督「…そうか、遊園地とか皆行かないのか」

熊野「ええ、でもここまで長い道路を見るのは初めてでしてよ」

提督「俺も初めてみた時はびっくりしたな…こんなに長い直線道路があるんだなって、しかも周りが綺麗ときた」

熊野「確かになかなか見れる光景ではなさそうですわ」

提督「最近はジェットコースターの道の方が就実の丘より特集されてる用になってきてるんだ」

熊野「人気があるんですのね…」

提督「ウケが良いからな、ツアーとかにも含まれてるらしいぞ…10時になるしそろそろ行こうか」


投下終了です、また明日更新します

>>898
なんでしょうかね(ゲス顔)


では、おやすみなさい


提督「次はスポットってよりその地域をドライブする感じだから、そこを通って朝食にしよう」

熊野「もう10時前ですものね」

提督「ああ、食べる頃には朝昼兼用になっちゃうかもな…お腹すいてるか?」

熊野「私は大丈夫ですけれど、提督は大丈夫ですの?」

提督「ああ、問題ないよ。じゃあ行くぞ」

熊野「はい!」


-パッチワークの路-

美瑛北西部に広がる丘陵地帯。

花、農作物、草原が織り交ざる模様がパッチワークの様だと言われ名付けられた。

毎年違う作物が作付けされる為、同じ模様を見ることが難しくその時々のオリジナルが見れるのも面白い。

この地帯にはスポットが点々としてあり、観光バスやタクシーなどのルートに必ず入っていると言っても過言ではない。

セブンスターの木、マイルドセブンの丘、ケンとメリーのポプラなど過去のCMに使われた場所がそのままスポットとなっている

駐車場も完備されているので、他の場所に比べると観光しやすい場所になっているが、1つ1つの距離が離れているので事前に計画を立てていくのがベストかもしれない。

春夏秋冬様々な風景が見える丘陵地帯、一度足を運んでみてもいいのではないだろうか



提督「標識にも書いてあったように、ここからパッチワークの路だ」

熊野「奥の方に町が見えますわ!」

提督「あれが美瑛の市街地だ、遠くまで見渡せるだろ?」

熊野「ええ…まさに一望、という感じですわ」

提督「景色も天気も良いし隣には熊野がいる、最高だな」

熊野「て、提督!冗談でも言って良いことと悪いことがありますわ!」

提督「別に冗談じゃないんだがなー」

熊野「全く…私じゃなかったら本気にしてしまいますわよ?」

提督「…別に本気にしてもらっても良いんだぞ?」

熊野「またそうやって…からかわないでくださいまし!」プイッ


熊野「…そういえば、朝食はどこにするか決まっていまして?」

提督「ああ、後20分もあれば着くんじゃないかな」

熊野「何になさるんですの?」

提督「朝だから軽めにパンにしようと思ってる、というより美瑛の飲食店をあまり知らないんだ、良いか?」

熊野「ええ、よろしくてよ」

提督「ドイツ風のファーム喫茶なんだ、オーナーもドイツ人の方で奥さんが日本人だった」

熊野「ドイツ…ビスマルクさん方の故郷ですわね」

提督「そうだな、写メでも送ってやろうか…」

熊野「提督…それは少し意地が悪いですわ」

提督「…そうか、ちなみに全部ドイツ語で対応しなくちゃいけないからな、気をつけろよ」

熊野「…ドイツ語?!わ、私話せませんわ!」

提督「…頑張れ」

熊野「い、いきなり過ぎますわ!」

提督「だって今思い出したし」

熊野「…て、提督に注文させてあげてもよろしくてよ?」

提督「注文くらいはいいけど、店主とのコミュニケーションは知らんぞ」

熊野「す、筋金入りの意地悪ですわ…」

提督「お、ここだよここ」


-Land Cafe-

ドイツ風ファーム喫茶

ケーキ、紅茶、コーヒーがメインの喫茶店だが、ランチメニューの提供もしている。

ランチメニューは定番メニューと日替りメニューがあり、どちらも人気がある。

営業時間は10時から17時とあまり遅くまではやっていないが、休日には満員になるほどの賑わいである。

店主がドイツ人、店員がその奥さんの日本人の2人でやっている店で、ほんわかとした雰囲気が店内に漂う。

ソーセージがセットに必ず付くのは流石ドイツといったところか、味もとても美味しいのでオススメである。


提督「誰もいないな、まだ開店したてだからか」

熊野「したてということは、10時から営業なんですの?」

提督「ああ、まだ開店して20分といったところか、入るぞ」

熊野「はい」

熊野(ドイツ語…グ、グーテンターク…でしたっけ…)



ガチャ


提督「どうもー」

店主「いらっしゃい」

提督「2名で」

店主「好きな席にどうぞ、注文が決まりましたら呼んで下さい」

提督「はい」

熊野「え…え…?」

提督「ん?どうした、あそこの席なんかいいんじゃないか?」

熊野「ま、待って下さいな!ドイツ語というのは…」

提督「勿論嘘だ、じゃあ席行くぞ」

熊野「な…!酷いですわ!本当にどうしようかと思いましたのに!」

提督「ドキドキしただろ?」

熊野「し、しましたわ!もう!覚えておいてくださいな!」

提督「ん」

熊野「絶対覚える気ないですわ!」

提督「ほら、メニュー選ぼう」

熊野「…はぁ、仕方ないですわ」


提督「3つの定番メニューと日替わりのメニューの中から、好きなのを選ぶんだ」

熊野「…では私、このブラートブルストでお願いしますわ」

提督「飲み物は?」

熊野「ローズヒップティーが良いですわ!」

提督「ん…すみませんー」

店主「はーい」

提督「ブラートブルストとカリーブルストで、飲み物はローズヒップティーと紅茶お願いします」

店主「かしこまりました、お飲み物は食前で大丈夫ですか?」

提督「はい」

店主「では、ブラートブルスト、カリーブルストの2点と、ローズヒップティーと紅茶の2点が食前ですね」

提督「はい」

店主「かしこまりました、出来次第お持ちいたします」



提督「そういえば、この店の周りには散歩コースがあるんだ」

熊野「店の前にルートが描いてありましたわ」

提督「確か2キロくらいのコースなんだけど、今回は無理そうだな」

熊野「どうしてですの?」

提督「時間が何気に押してるんだ、5時くらいには札幌に着いてたいからな…レンタカーも返さなくちゃいけないし」

熊野「…そういえば、明日帰るんでしたわ」

提督「ああ、あっという間だな」

熊野「わ、私まだ…」

提督「ん?」

熊野「いえ、なんでもありませんわ」

提督「なんだよー名残惜しいって?熊野も可愛いやつだなぁ」

熊野「…う、うるさいですわ!別に名残惜しくなんかないですわ!」


店主「こちら、ローズヒップティーと紅茶でございます」

提督「ローズヒップティーが彼女で、紅茶が俺です」

店主「はい…」コト

提督「んー…良い匂いだ」

熊野「ローズヒップティー…久しぶりにいただきますわ」

提督「鎮守府に居るとき結構飲んでるよな」

熊野「ええ、お肌にも良く美味しいので…」

提督「…熊野は肌きれいだもんな」

熊野「…セクハラ発言はよろしくなくてよ」ジトー

提督「手厳しいな…一口飲んでいいか?」

熊野「ええ、構いませんわ」

提督「どれ…」ゴクッ

熊野「美味しいでしょう?」

提督「…少し酸っぱいけど飲みやすいな」

熊野「ええ…癖になっちゃいますわ」


店主「お待たせしました、こちらブラートブルストとカリーブルストです」

提督「ブラートブルストが彼女で、カリーブルストが俺です」

店主「はい…では、ごゆっくりどうぞ」

提督「よし、食べようか」

熊野「はい…両方パン、サラダ、ソーセージ、ポテトなんですのね」

提督「ドイツ料理の基本らしいからな、熊野のと違うのはソーセージがカレーパウダーが掛かってるってくらいだ」

熊野「では、いただきますわ」

提督「ああ、いただきます」

熊野「ん…このソーセージ肉汁がすごいですわ!」

提督「…美味しいな」

熊野「朝食には調度良い量ですわ」

提督「ああ、ドイツ料理美味しいなぁ…レーベ辺りにでも頼んだら作ってくれるかな…」

熊野「鳳翔さんとかは作れないのかしら」

提督「うーん…鳳翔は日本料理を極めてそうだからな…いや、案外なんでもいけたりするのか…」

熊野「帰ったからの楽しみが増えましたわ!」

提督「そうだな…そういえば美瑛でもお土産買うんだろ?」

熊野「…鈴谷に買ってきてとは言われましたけれど、もうたくさん買いましたわ」

提督「確かにな…提案なんだが、ジャムとかどうだ?」

熊野「ジャム…ですの?」

提督「美瑛町が出してるハスカップジャムがあるんだ、多分買って帰ったら喜ぶだろ」

熊野「でしたら、それでお願いしますわ!」

提督「ああ、札幌に行く時に買っていこう」

熊野「はい!」



________
______
____




提督「…ポテトもあったせいかなかなか満腹になったな」

熊野「はい…少しきついくらいですわ」

提督「時間は11時過ぎか…そろそろ行こうか」

熊野「ええ」

提督「じゃあ会計してくるから入口のとこで待っててくれ」

熊野「分かりましたわ」



提督「さて、次は少し時間がかかるぞ」

熊野「どこに行くんですの?」

提督「多分最近だと一番有名なスポット」

熊野「…名前は」

提督「青い池、という名前だ」

熊野「…水が青いんですの?」

提督「ああ、アルカリ性のなんだったかで水が青いんだ、それが太陽に反射するともっと青くなる」

熊野「どんなのかしら…」

提督「写真を見なくちゃなかなかイメージが湧かないかもな」

熊野「遠いんですの?」

提督「うーん…30…40分あれば着く」

熊野「すごく遠いというわけでもないんですのね」

提督「ああ、1本道走っていくだけだしな…じゃあ行くぞ?」

熊野「はい!」



提督「さて、次は少し時間がかかるぞ」

熊野「どこに行くんですの?」

提督「多分最近だと一番有名なスポット」

熊野「…名前は」

提督「青い池、という名前だ」

熊野「…水が青いんですの?」

提督「ああ、アルカリ性のなんだったかで水が青いんだ、それが太陽に反射するともっと青くなる」

熊野「どんなのかしら…」

提督「写真を見なくちゃなかなかイメージが湧かないかもな」

熊野「遠いんですの?」

提督「うーん…30…40分あれば着く」

熊野「すごく遠いというわけでもないんですのね」

提督「ああ、1本道走っていくだけだしな…じゃあ行くぞ?」

熊野「はい!」


-道道966号線-


提督「このまま真っ直ぐ行くと十勝岳に行けるんだ」

熊野「前に見える山が十勝岳ですの?」

提督「ああ、丘からもさっき見ただろ?」

熊野「近づくとより大きさが分かりますわ…」

提督「大雪山の中でも大きい方だからな、しかも火山ときた」

熊野「雪が積もってて全然火山っぽくないですわ」

提督「もっと近づくと分かるんだけどな、もうすぐ駐車場だぞ」

熊野「砂利道に入っていくんですのね」

提督「池までの道は舗装されてないからな…少し車停まってるな」

熊野「結構広い駐車場ですけれど…いつもは混んでますの?」

提督「うーん…俺は3回くらいしか来たことないけど、いつも明け方なせいか空いてるな、休日の昼間は混むんじゃないか?さ、降りる準備するぞ」

熊野「特に物は…いりませんわよね?」

提督「ああ、俺はカメラ持って行くけどな」

熊野「でしたら大丈夫ですわ!」

提督「了解、じゃあ行くぞー」


-青い池-

近年メディアのあちこちに登場している観光スポット、青い池

元は地元の人とカメラが趣味の人達がこそこそと出入りしていたのだが、雑誌で特集されたり、Appleの壁紙に使われたりなどで一躍有名になり、駐車場も配備されるように。

美瑛は白金の温泉街にある『白髭の滝』から出ているアルミニウムが含まれている水が美瑛川と合流し化学反応を起こし、太陽に反射し青くなる。

まさに自然の奇跡とも呼べるこの池近くを流れている美瑛川も青く、ブルーリバーなどと呼ばれている。

テレビや雑誌などでここ最近よく見かけるが、実際に見ると感動の度合いも違うので、ぜひ晴れた日に行ってみて欲しい。

ちなみに、曇っている日はどんよりとしたグリーン色になる。



提督「おおー、今日はかなり青いな」

熊野「わぁ…本当に青いですわ!」

提督「な、見てみなくちゃわからないだろ?」

熊野「ええ!こんなに青いとは思いませんでしたわ!」

提督「この青い成分のせいで、木は育たないから枯れてるんだけどな」

熊野「でも…それも風景として綺麗に見えますわ」

提督「ああ、そうだな…散歩コースみたいになってるんだ、歩こうか」

熊野「よろしくてよ……て、提督、その…足場が悪いから手を繋いであげても…」

提督「ん?行こうか」


ギュッ


熊野「…はいっ」


この後少し私用があるので駆け足で投下させていただきました。

途中間違えて二度クリックし連投していまいました、すみません

美瑛編も次回で終わりです、このスレで完結できるように頑張ります。

次スレは…どうしよう?このまま延長線上の日常ものとかどうかな


では、おやすみなさい

乙です
このスレでまとめれるように急ぎ足で終わるよりかは、2スレ目建ててゆっくり終わるほうがいいかな
後日談とかもできれば読みたいですし

乙です
個人的には後日談は非常に気になるのでぜひ読みたいところですが
>>1の好きなようにやってくれるのが一番です

>>920 に同じ。
可愛い熊野をもっと見たい!

おつおつ
遠慮せずにガンガン書いても良いのよ
そういえばこのSSに出てくる店って全部>>1が行ったことのある店なの?
観光名所に載ってないような穴場的な店とかもあって正直羨ましいな

おつ 新婚編でもいいし
鎮守府日常編でもいいし

待ってます。

待ってる…

追いついた。待ってます。


提督「確かに散歩道にしては少し荒れてるかもな」

熊野「踏み外したら転んでしまいますわ」

提督「気をつけろよ?怪我しちゃったら大変だからな」

熊野「そういうのは男性が守ってくださるんですのよ?」

提督「…注意しとく」

熊野「よろしくてよ」ニコッ

提督「すれ違う人皆カメラ持ってるな」

熊野「こんなに美しいんですもの…カメラにも収めたくなりますわ」

提督「まぁな、そういう俺も持ってきてるわけだし。開けた場所に出たら記念写真でも撮ろう」

熊野「ええ、良いですわよ」


提督「話は変わるが、青い池の他にも北海道には青く輝く池があるんだ」

熊野「そうなんですの?」

提督「ああ、神の子池っていって、摩周湖の近くにあるんだ」

熊野「摩周湖といえば…車中泊をした?」

提督「そう、美瑛とは逆方向に行くことになるんだけどな…そこは完全に日差しで青くなってるんだ」

熊野「アルミニウムとかではないんですのね」

提督「なんたって川とも湖とも繋がってない、ただの池だからな」

熊野「繋がってないと水が少なくなるのでは…?」

提督「なんでも地下水が湧き出ているらしい、それで水位があまり変わらないんだ…大自然の賜物だな」

熊野「提督は行ったことはありますの?」

提督「ああ、一回だけな。どこかに写真があった気がするけど…鎮守府に帰らなくちゃ分からないな」

熊野「本当に色んな場所に行ってらっしゃるのね…」

提督「学生の時は、バイト代を旅行に使うのが楽しみでお金貯めてたからな」

熊野「そういえば、提督は自分の話をあまりなさらないですわ」

提督「聞かれたら答える程度だよ、自分語りは恥ずかしいしな。押し付けがましいかもしれないだろ?」

熊野「そんなことはないと思いますけれど…」

提督「青葉がやたらめったら聞いてきた時は、流石に何も答えなかった」

熊野「…それは仕方ありませんわ」

提督「盛られる可能性が高過ぎるからな、と言うか100%だろ」



提督「さ、折り返し地点だ。ここで写真撮ろうか」

熊野「分かりましたわ!」

提督「青池バックにして…うーん、これくらいか…熊野、ちょっとそこ立ってくれ」

熊野「ここ、ですの?」

提督「ああ…よし、大丈夫だな。じゃあセットして…」タッタッタッ

熊野「もう押しましたの?」

提督「ああ、そろそろシャッター切られると思う」


カシャ


提督「お、撮れたな」

熊野「綺麗に写ってるかしら…」

提督「ん…大丈夫だ、綺麗だぞ」

熊野「そ、そうですか//」

提督「どうした」

熊野「め、面と向かって言われると少しは照れますわっ」

提督「そ、そうか…じゃあ駐車場戻るぞ」

熊野「わ、分かりましたわ」


提督(変に意識すると会話が…)

熊野(急に言われるとびっくりしますわ…//)


提督「帰り道は林道だけど、ここは秋になると紅葉が綺麗なんだ」

熊野「確かに綺麗そうですわ」

提督「白樺ばかりだから辺り一面が黄色くなる、鎮守府の周りはもみじが多いから少し変わってるかもな」

熊野「そう言われると、黄色い紅葉はあまり見かけませんわ」

提督「逆に北海道はもみじの量があまり多くないんだ、だから黄色と茶色主体の紅葉になる」

熊野「地域によって色も違うんですのね」

提督「ああ、個人的には京都の紅葉の方が好きだな…寺社とのコラボは狡いだろ…」

熊野「寺社…?」

提督「神社と寺院のこと、北海道は歴史的には薄いから寺社が少ないんだ。それに比べて、京都は日本の中心だった時代もあるし寺社が多い」

熊野「そうなんですの?てっきり北海道は歴史も長いのかと…」

提督「内陸の人たちが開拓して今があるからな、他の場所に比べたら全然だよ」


提督「まぁ、北海道の紅葉もそれはそれですごく綺麗だけどな」

熊野「一面が黄色い紅葉も素敵ですわ」

提督「京都でも見れるんだろうか…調べてみなくちゃ分からないな」

熊野「京都でも見れるなら皆さんで行けますわ」

提督「だなぁ…でも、秋は休暇が全然ないから難しいな」

熊野「…去年は秋殆ど休みがありませんでしたわ」

提督「ああ…鉄底海峡か…サンタクロースで終わっちゃったんだよな」

熊野「あの時はまだ戦力がしっかりしていませんでしたから…仕方ないですわ」

提督「全鎮守府共同作戦じゃなかったらかなり厳しかったな」

熊野「ええ…ですが、今はもう大丈夫ですわ。装備も充実していますし」

提督「だな、っと車どこだ…」

熊野「あそこですわ」

提督「おお、少しド忘れしてた」

熊野「しっかりして下さいな…」


提督「さて、12時過ぎか、そろそろジャム買って札幌に向かおうか」

熊野「もうそんな時間ですの?」

提督「だな…ああ、最後にもう一箇所だけ寄ろう、俺が一番好きな木」

熊野「木、ですの?」

提督「ああ、二本の木も好きなんだけど、それよりも大好きな木があるんだ」

熊野「行ってみたいですわ!」

提督「じゃあそこ通りつつジャムの店に行こうか」

熊野「ええ、了解ですわ」


提督「直線の道は走ってて気持ちいいな」

熊野「ええ、周りも緑でリフレッシュになりますわ」

提督「自転車で走っても楽しい…いや、疲れるか」

熊野「…そうですわね…」

提督「夏にこういう場所を通って入道雲が出てた時、変にノスタルジーな気分になるんだよなぁ」

熊野「ノスタルジー…?」

提督「望郷や郷愁の念だよ、何か切なくなるんだ」

熊野「…なんとなく分かる気がしますわ」

提督「たまには自然の中でゆっくり浸るのもありだよな」

熊野「そういえば、その木は遠いんですの?」

提督「もうすぐ着くぞ」

熊野「まぁ、近いんですのね!」

提督「そうだな、青池からそこまで遠くないし必ずと言っていいほど来てるな」

熊野「そんなに気に入ってるんですの?」

提督「ああ、北海道で一番気に入ってるって言っても過言じゃないな」

熊野「どんなところなのかしら…」

提督「特別びっくりするような感じでもないけどな」


-哲学の木-

美瑛町から南東の方に行くとある丘の斜面にポツンの1本の木が立っている、哲学の木だ。

傾斜のある地面に対し逆方向に傾いて立っている姿が哲学的だ、と写真家の間で【哲学の木】と呼ばれていたのがいつの間にか定着された。

様々な表情を持っており、見る方向によって全部形が違う。

観光バスやタクシーもあまり通らず、個人で来る人が多い。

とても美しく、哀愁を感じる木なので是非一度訪れてみてほしい。



提督「駐車スペースが2台分くらいしかないんだ」

熊野「ここは駐車場がないんですのね」

提督「普通の農家の方の土地だからな、観光地ってわけではないんだ」

熊野「そういうことですの、だから人も居ないんですのね」

提督「たまに来るくらいじゃないかな、俺もあまり見たことない」

熊野「あまり知られてないんですの?」

提督「うーん…結構雑誌とかでは特集されてるんだが…他の場所に行く人が多いのかもな」

熊野「私有地ということもありますものね」

提督「だなぁ…でも、良い木だろ?」

熊野「ええ、とても綺麗ですわ」

提督「だろ?この静まった感じがすごく好きなんだ」

熊野「提督が気に入るのも分かりますわ」

提督「なんとも言えない凛々しさがあるんだよなぁ…うん、好きだ」

熊野「提督が好きっていうの、あまり聞いたことがない気がしますわ」

提督「そうか?」

熊野「いつもは『良い』や、『素敵』とかで『好き』というのはあまり…」

提督「特に意識してるつもりはないんだけどな、好きなものにはちゃんと好きって言うぞ」

熊野「なんか新鮮でしたわ」

提督「そうか…」


提督(そう言われると熊野に好きっていうの割りと恥ずかしくなってくるな…)


提督「んじゃ、そろそろ行こうか」

熊野「はい、次はお土産ですわよね?」

提督「ああ、美瑛町の商品限定で取り扱ってる店があるんだ」

熊野「そこにジャムが?」

提督「ああ、丁度札幌方面に向かう途中にあるんだ」

熊野「では美瑛はもう出るんですのね」

提督「そうだな」

熊野「…素敵な場所でしたわ」

提督「気に入ってもらえて良かった」

熊野「こんなに綺麗なんですもの、気に入らないはずが無いですわ」

提督「…鎮守府に帰って皆に写真見せるのが楽しみだな」

熊野「ええ、少し恥ずかしい気もしますけれど…」

提督「え、なんでだ?」

熊野「だ、だって提督と2人でですし…」

提督「そんなことか、気にするな」

熊野「気にしますわ!提督は気になりませんの?」

提督「んー…特には」

熊野「…なんか余裕そうでずるいですわ」

提督「…え、なんでだよ!」

熊野「し、知りませんっ」


-美瑛選果-

美瑛で採れた様々な作物を売っている市場

売り文句は『丘の町の美味しさが全部揃う』

市場と工房、レストランがあり、それぞれ市場では野菜、工房ではパン、ジャム、プリン、ケーキ、コロッケなど、レストランはアスパラなど旬の野菜を使った料理が楽しめる。

因みにオススメはハスカップジャムと野菜チーズホットサンド。


提督「ここだな」

熊野「綺麗な建物ですわ」

提督「出来てからそこまで経ってないからな、中も綺麗だぞ」

熊野「あそこは…レストランですの?」

提督「ああ、ランチ食べに来る人が多いそうだ」

熊野「外で食べれるんですのね」

提督「そうだな、行ったことがないからなんとも言えないけど、よく雑誌で見かけるし美味しいんじゃないか?」

熊野「提督が行ったことがないのは意外ですわ」

提督「ここではジャムとサンドイッチくらいしか買ったことないかな…いつも帰り際ぎりぎりで来るから」

熊野「今回もそのパターンですの?」

提督「ん、ぎりぎりって訳でもないけど押してるっちゃ押してるな」

熊野「大丈夫なんですの?」

提督「問題ないさ…ここだ」

熊野「工房と書いてありますわ」

提督「ああ、パンとか売ってるんだ。一緒にジャムも売ってる」

熊野「なるほど、では買いましょう?」

提督「ん、何個くらい買えばいいんだ」

熊野「鈴谷に買ってきてと言われましたけど…他の方にも買いますの?」

提督「間宮にそれなりの量を渡せばかなり持つんじゃないか?」

熊野「…確かに間宮さんに渡すのがベストですわ」

提督「じゃあ箱で買っていくか」

熊野「そうですわね」


提督「すみません、ハスカップジャム1箱頂けますか?」

店員「はい、配送でしょうか?」

提督「…いえ、持って帰ります」

店員「かしこまりました、8640円です」

提督「はい」

店員「…丁度ですね、ありがとうございました」

提督「どうも」


提督「…1箱高すぎだろ」

熊野「買えたんですの?」

提督「ああ、まさかあんなにするとは思ってなかった」

熊野「何個くらい入ってるのかしら…」

提督「25…だっけなぁ…」

熊野「結構持ちそうですわね」

提督「そうだな…これでお土産はもういいよな?」

熊野「ええ、多いくらいだと思いますわ」

提督「だいぶ買ったからな、じゃあ札幌に向かうか」

熊野「はいっ」


-道央自動車道-


提督「もうこの旅行も一日ないなー」

熊野「楽しいことが終わるのはあっという間ですわ」

提督「だな…明後日からはまたいつもの日常だ」

熊野「騒がしくなりますわ」

提督「そうだな、でも5日も鎮守府外してたしそろそろ恋しくなっただろ?」

熊野「そ、そうですわね…少しですけれど」

提督「こういう二人きりなのも良いけど、賑やかなのも楽しいからな」

熊野「ええ、青葉さんになにか言われるのは覚悟していますわ」

提督「…それは俺も覚悟しておこう」

熊野「絶対捏造並みの記事を書かれますわっ」

提督「……それも覚悟しておこう」

熊野「そういえば、この後の予定は?」

提督「札幌のレンタカー屋でレンタカー返して、ホテルにチェックインしてご飯食べに行く、って感じだな」

熊野「夕食はご予約なさってるんでしたっけ」

提督「ああ、取って置きの場所をな」

熊野「お時間は大丈夫ですの?」

提督「今から札幌着いて17時…夕食は20時に予約してるから、大丈夫だ」

熊野「結構ゆとりがありますのね」

提督「ああ、夕食の所に行くのに少し時間かかりそうだからな」

熊野「そうなんですの?」

提督「バスに乗っていくからな」

熊野「バス…私乗ったことありませんわ」

提督「そうなのか、横長の車だよ」

熊野「み、見たことはありますわよ!」


提督「ん…江別ってことはもうすぐ札幌だな」

熊野「少し空が赤くなってきましたわ」

提督「だな、札幌に着くくらいで夕日が沈むかもなぁ」

熊野「北海道で見る夕日もこれで最後ですわ」

提督「天気良かったから、毎日夕日見れたのは良かったよな」

熊野「はい、とても綺麗でしたわ」

提督「夕日が沈むのは有限の一区切りって言ってる人がいて、すごく感動したなぁ」

熊野「…素敵ですわね」

提督「お、降り口あそこだな」

更新終了です

明日、札幌編を投下して終わりにしようと思っています。

>>920 >>922 >>923
後日談は次スレで織り交ぜようかなって感じです、悩み中だけど

>>924
全部行ったことのある店ですね、記憶を頼りに書いてます。なので今は内装がだいぶ変わってる店もあるかもしれないです

>>925
新婚編…ネタバレじゃないか!っていうのは冗談で、普通の日常編になりそうです

>>927 >>928 >>929
ありがとうございます。あと少しお付き合い頂ければ!

では、おやすみなさい


-札幌-

言わずと知れた北海道の中心地、一部都会化が進んでいる。

お土産やショッピングには向いているが、その他には住宅街しかないので観光目的にはあまり向いていない。

すすきの、大通りに行くとラーメン屋の食べ歩きが出来る、特にすすきのは激戦区と化している。

また、日本の中で3番目に大きい市であり、人口は4位。

札幌、という名前はアイヌの人々が川に付けたサッポロ、という名前を漢字に変えて使った。

周囲の半分程を川や山で囲まれていて、政令指定都市の中ではかなり自然溢れている方だ。

時計台や、Kitara、道庁など観光的建造物がいくつか建っているのでそれを目的に行くのもいいかもしれない。



提督「じゃあまず、レンタカーを返しに行く」

熊野「了解ですわ」

提督「お土産が意外と多いんだよなぁ…これ全部持って歩けるかな」

熊野「持ったままホテルに行きますの?」

提督「ああ、ホテルそこまで遠くないからな」

熊野「この量…心配ですわ」

提督「…大丈夫だ、多分」


-ニッポンレンタカー-


店員「返却でしょうか?」

提督「はい、函館で借りたものなんですが…」

店員「大丈夫ですよ、破損などはございませんか?」

提督「はい、大丈夫です」

店員「燃料も……満タンですね、はい。ありがとうございました」

提督「こちらこそ、ありがとうございました」


提督「よし、ホテル行こうか」

熊野「…提督、その荷物の量…大丈夫ですの?」

提督「ああ、大丈夫だ」

熊野「私も少し持ちましょうか…?」

提督「ん、大丈夫だよ。行こう」

熊野「な、ならいいですけれど…そんなに遠くないんですのよね?」

提督「ああ、10分位で着く」


熊野「札幌は本当に都会ですのね」

提督「ああ、久々に来たけど改めてそう感じるな」

熊野「提督は札幌に住んでいらしたんでしたっけ?」

提督「ああ…っても外れの住宅街の方だけどな」

熊野「今まで長閑な所にいましたから、少しそわそわしますわ」

提督「確かにな…俺も街中は未だに慣れない部分がある」

熊野「同じような建物が沢山あって、迷ってしまいそうですわ」

提督「目的地の目印が書いてあっても、それが見つけられないこととかよくあったな」

熊野「ホテルへの道は覚えてるんですの?」

提督「何回か行ってるからな、この道の角だぞ」

熊野「も、もう見えてるんですのね」

提督「な、近いだろ?」

熊野「ええ…夕食は違う場所で取るんですのよね?」

提督「うん、荷物置いたらすぐ行こう」

熊野「分かりましたわ」


-札幌グランドホテル-

札幌の中だとかなり知名度のあるホテル。

今年で開業80年と歴史あるホテルである。

北海道初の洋式ホテルで、食事、部屋など様々な所が洋風に作られている。

中には洋食だけではなく、日本料理専門や中華料理専門のダイニングも入っていて好きな料理を選べる、種類が多いのは洋食。

結婚式の会場に使用されたり、忘年会や新年会で使用されたりするほどの大きいホールや和室がある。

客室はクラシカルでゆったりとした空間が広がる、料金も格段と高いわけではないので程々の値段で寛ぎたい方にはオススメできる。


提督「とりあえずチェックインしてくるな」

熊野「分かりましたわ」

提督「あ、荷物ここに置いておくから見といてくれ」

熊野「ええ」


_________
_______
_____




提督「部屋番号502だから、5階だな」

熊野「二人部屋なんですの?」

提督「ん?ああ、そうだよ」

熊野「…まぁ、もう慣れましたけれど」

提督「…そうか」


提督(でも…今までとは一味違うんだけどな)



-ダブルルーム-


提督「よし、じゃあ荷物整理しつつ行く準備するか」

熊野「…………」

提督「あ、持ち物はそんなに要らないぞ、夕食くらいだし」

熊野「……すのよ…」

提督「…ん?」

熊野「な、なんですのよこれ!」

提督「これ…?」

熊野「なんでベッド1つに枕が2つなんですのよ!」

提督「あぁ、今まではツインルームだったけどここ、ダブルルームだからな」

熊野「き、聞いてませんわ!」

提督「言ってないもんな」

熊野「な、なんで仰ってくれなかったんですのよ!予め言っていただければ…」

提督「言って頂ければ…?」

熊野「な、なんでもありませんわ!」

提督「ん、そうか…じゃあ行くぞ?」

熊野「え、ええ、大丈夫ですわ」


熊野(…こ、心の準備というものがありますのに…//)


-札幌駅-


提督「ここから出てるバスに乗るんだ」

熊野「時間は大丈夫ですの?」

提督「ああ、まだ1時間あるからな」

熊野「間に合いそうですわね」

提督「だな…お、あのバスだ」

熊野「緑色の?」

提督「ああ、シャトルバスだから無料なんだ」

熊野「夕食を頂くのにシャトルバス…他のホテルで取るんですの?」

提督「いや、ロープウェイに乗るんだ」

熊野「函館で乗ったやつ…ですわよね?」

提督「それだ、今から藻岩山って所に行くんだ」

熊野「そういうことでしたのね」

提督「で、ロープウェイの駅まで無料運転してるのがこのシャトルバスなんだ」


熊野「すっかり日も沈んでしまいましたわ」

提督「ああ、これから夜景見に行くんだし、丁度良いさ」

熊野「札幌の夜景も楽しみですわ」

提督「札幌は函館と違ってビルがぎっしりだから、光はこっちのほうが多いかもな」

熊野「函館は独特な形でしたものね」

提督「そうだな、札幌のも綺麗だぞ」

熊野「提督の育った街の夜景ですものね」

提督「…そう言われると、夜景を見たことは数えれるくらいしかないな」

熊野「そうなんですの?」

提督「札幌の夜景は、カップルが多いから見に行きづらいんだ」

熊野「た、確かに1人は少し厳しそうですわ」

提督「だろ…しかも地元人っていうのが重なって行きづらさが増してた」


『終点、もいわ山麓…もいわ山麓…』


提督「着いたな、降りよう」


-藻岩山-

登山、ロープウェイ、自動車など様々な方法で行くことが出来る札幌市南区にある山。

夜景や、展望レストラン、プラネタリウムで有名で観光客が多く訪れる。

特に山頂の展望台は晴れた日の昼間に行くと、札幌の街を一望できるのでオススメだ。

お洒落な夜に決めたい時は、展望レストランを訪れるのもいいだろう。


提督「とりあえずロープウェイのチケットはあるから、次のが来たら乗ろう」

熊野「ええ、時間もちょうど良さそうですわ」

提督「ちなみに9時にはレストランが閉まって、10時前にはロープウェイも終わっちゃうから気をつけよう」

熊野「分かりましたわ」

提督「お、来たな」

熊野「函館のに比べると小さいですのね」

提督「こっちの方が乗員数も少なかった気がするな。さ、乗ろう」

熊野「はいっ」


提督「もう乗ってる途中でもだいぶ夜景見れるな」

熊野「右側は全部街ですものね」

提督「だなぁ…ネタバレ感が否めないな」

熊野「もう…少しは雰囲気を出して下さいな」

提督「ん、ああ…努力する」

熊野「そういえば、宿泊場所と食事処の予約はいつなさってたんですの?」

提督「鎮守府出る前日に電話して予約したぞ」

熊野「空いてたんですのね…奇跡的ですわ」

提督「な、運が良かったんじゃないか」

熊野「これで寄る場所も最後だと思うと…少し寂しくなりますわ」

提督「そうだな、明日は空港行くだけだし…」

熊野「そういえば、何時の飛行機なんですの?」

提督「…10時過ぎくらいのやつだったかな」

熊野「早いんですのね」

提督「早いほうが安く取れるからな、だからホテル出るの早いぞ」

熊野「…覚悟しておきますわ」

提督「ほら、そろそろ頂上だ」


提督「早速レストランに行こう、時間も丁度だしな」

熊野「分かりましたわ」


-展望レストラン-

全てがガラス面になっていて、270度の夜景を楽しみながらディナーを味わえる展望レストラン。

天井にはプラネタリウム演出、北海道の作物に拘った創作フレンチが楽しめる。

テイクアウトも可能で軽めのメニューの持ち帰りができる。


提督「予約していた○○という者ですが…」

店員「はい……お待ちしておりました、席までご案内します。どうぞ」

提督「ありがとうございます」


熊野(提督の苗字、初めて聞きましたわ…)


店員「こちらの席でございます」

提督「はい」

店員「ご注文がお決まりになりましたら、お呼びください」

提督「分かりました」

店員「では、失礼します」スッ


提督「さて、どれにしようか」

熊野「な、内装が綺麗すぎて少し緊張しますわ」

提督「…まぁ、天井プラネタリウムとか色々規格外な感じだからな…でも、そんな緊張しなくても大丈夫だ」

熊野「は、はい…」

提督「なにか食べたいの選んでいいぞ、俺はもう決めた」

熊野「随分早いですのね…どれにしましょう…」

提督「何かメイン一つ頼んで、他は何品か頼んで2人で分けよう」

熊野「分かりましたわ…では、私はこのビーフシチューパイ包み焼きというのを」

提督「了解…あ、飲み物、どうする?」

熊野「紅茶でおねがいしますわ」

提督「…ホットだけどいいのか?」

熊野「ええ」

提督「分かった」


チリンッ


店員「はい」

提督「注文、大丈夫ですか?」

店員「はい、どうぞ」

提督「ビーフシチューパイ包み焼きと、道産野菜のスープカレー、グラタン、国産チキンのトマト煮込み、生ハムサラダをお願いします」

店員「かしこまりました、お飲み物は?」

提督「コーヒーと紅茶で」

店員「…はい、食前と食後どちらにお持ちいたしましょうか」

提督「食前で」

店員「かしこまりました」



提督「ここは、友人の結婚式の時に一回来たことがあるんだ」

熊野「そうなんですの?」

提督「最初来た時はびっくりしたな、夜景が目の前に広がってると思えば天井には星、料理はコースで出てくるし戸惑いまくってた」

熊野「確かに始めはそうもなりますわ、私も驚きましたもの…」

提督「今回は特別コース料理は頼んでないけど、単品メニューもコースで出てくるやつだから大して変わらないな」

熊野「提督はスープカレーでしたっけ?」

提督「ああ、ここの美味しいんだよ。アスパラとか入ってるんだ」

熊野「提督、アスパラ好きですのね」

提督「美味しいだろ、アスパラ」

熊野「美味しいですけれど…」

提督「何しても美味しいからな、自炊してた時結構な量食べてた」

熊野「自炊…そういえば提督は料理作れるんでしたわ」

提督「熊野は鎮守府帰ったら間宮に料理教えてもらうんだもんな?」

熊野「つ、作れるレパートリーを増やしたいだけですし…」

提督「…花嫁修業だな」

熊野「ち、違いますわ!」


店員「お待たせいたしました、こちらビーフシチューパイ包み焼きでございます」

提督「そちらに」

店員「道産野菜のスープカレーでございます」

提督「はい」

店員「グラタンと、国産チキンのトマト煮込みでございます」

提督「はい」

店員「生ハムサラダでございます、以上で全てお揃いですか?」

提督「そうですね」

店員「かしこまりました、伝票、こちらにお入れしておきます」

提督「分かりました」

店員「では、ごゆっくりどうぞ」


提督「じゃあ、食べようか」

熊野「はい、いただきますわ」

提督「いただきます」

熊野「パイの中にビーフシチューが入っているんですのね…美味しそうですわ」

提督「熱いから気をつけろよ」

熊野「はい…ん、美味しいですわ!」

提督「ああ…スープカレーも美味しい、熱いけど」

熊野「グラタンも熱そうですわ」

提督「熱いだろうな…生ハムサラダだけだな、熱くなさそうなの」


熊野「生ハムサラダ、あっさりしていて美味しいですわ」

提督「ドレッシングも何もかかってないんだな」

熊野「十分味しますわよ?」

提督「…ん、本当だ」

熊野「グラタン…まだ熱いかしら」

提督「食べてみたらどうだ?案外いけるかもしれないぞ」

熊野「はい……ん、大丈夫そうですわ」

提督「じゃあトマト煮込みもいけそうだな」

熊野「はいっ」

提督「…ビーフシチュー一口貰っていいか?」

熊野「はい、どうぞ」

提督「ん……ああ、美味しいな」

熊野「…スープカレーもよろしくて?」

提督「ああ、いいぞ」

熊野「…ほんのりあったかくて美味しいですわ、ピリ辛なんですのね」

提督「だな、口に入れたら少し来るくらいの」

熊野「ご飯に合いそうですわ」

提督「トマト煮込みもそこまで味が濃くなくて食べやすいな」

熊野「ええ、少し熱かったですけど、美味しいですわ」



提督「…結構食べたな」

熊野「はい、もう食べれませんわ…」

提督「じゃあ会計してくるから、待っててくれ」

熊野「分かりましたわ」


________
______
____




提督「よし、展望台行って帰ろうか」

熊野「はいっ」


提督(やっと勝負の時がきたか…)

提督(…平常心、平常心)


-展望台-


提督「ロープウェイやレストランの中から見るのとは、やっぱり違うな」

熊野「ええ、とても綺麗ですわ…光が奥のほうまでびっしり」

提督「函館とはまた違った感じだろ?」

熊野「はい、こちらも素敵ですわ」

提督「藻岩山は、アイヌ語でインカルシペっていうんだ、見張りをする所って意味」

熊野「確かに、この場所からなら街が一望できますわ」

提督「右の奥に少しだけ暗闇があるだろ?あっちは石狩湾、海が広がってるんだ」

熊野「あっちは海なんですのね、奥には山も見えますわ」

提督「ああ、晴れてるから結構見渡せるな」

熊野「昼に来ても綺麗そうですわ」

提督「昼は昼でまた別の表情を見せてくれる、名所とかも見えるしな」

熊野「…ここに来れて良かったですわ」

提督「そうか」

熊野「提督の生まれ育った街を見れましたもの」

提督「…そうか」



提督「……熊野」

熊野「はい?」

提督「今から、大事なことを言うから聞いてほしい」

熊野「な、なんですのよ、改まって」

提督「…熊野、お前が好きだ」

熊野「……え?」

提督「…旅行に誘ったものそれを言う為だった、北海道という俺の生まれた土地を2人で周って、最後に育った街、札幌で告白したかったんだ」

熊野「ほ、本当ですの?悪戯とかではなくて?」

提督「本当だよ、熊野が好きだ」

熊野「え…わ、私なんて返したらいいのか…」

提督「…言ってみたものの、まだ戦時中だし、俺も提督で熊野も艦娘、そこで大本営が発表したケッコンカッコカリだ」

熊野「こないだ資料が送られてきていた…?」

提督「ああ、練度が最高の艦娘と出来る信頼の証だ。もし、熊野が良いって言うならこの戦いが落ち着くまではこれで我慢して欲しい」

熊野「…わ、私で良いんですの?」

提督「熊野が、いいんだ。他の人じゃなくて」

熊野「っ…わ、私も提督に好意は寄せていましたけれど、上官に信頼を寄せているレベルだと思っていました、ですが今回の旅行で…て、提督に対して恋愛の好意だと気付きましたわ」

提督「…ということは?」

熊野「わ、私も好きですわっ//」

提督「…熊野」ギュッ

熊野「わっ…」

提督「好きだぞ、これからもよろしくな」

熊野「……はいっ」


提督「…そろそろホテルに戻ろうか」

熊野「分かりましたわ」

提督「………」

熊野「………」

提督・熊野「………あ」

提督「!なんだ」

熊野「て、提督こそ、なんですの?」

提督「…いや、恋人になったんだし…手でも繋ぐか?」

熊野「え、あ…分かりましたわ」

提督「意識しちゃうとなんかあれだな」

熊野「ええ…」

提督「鎮守府の皆にはなんて言おうか…」

熊野「そこは殿方が説明するべきですわ」

提督「…死を見そうだ」

熊野「金剛さんとか…大変そうですわ」

提督「…覚悟はしておく」



-ダブルルーム-


提督「そういえば着いたばかりだけど…温泉入りに行くか」

熊野「温泉の文字を見かけませんでしたけれど、あるんですの?」

提督「このホテルにはない、少し歩いた所に温泉があるんだ」

熊野「…明日帰りますし、入っておきたいですわ」

提督「分かった、美容品だけ持ってくれ、タオルとかは貸し出してくれるから」

熊野「わかりましたわ」


-外-


提督「もう少し寒くなってきたな」

熊野「ええ…お風呂あがりが心配ですわ」

提督「冷えないようにしなくちゃな…」

熊野「はい…風邪は引きたくないですわ」

提督「…明日はお土産分けたり色々忙しくなりそうだな」

熊野「そういえば、提督の携帯には誰からも連絡来ていませんの?」

提督「メールは来てるんじゃないか?見てないから分からないが」

熊野「…可哀想ですわ」

提督「一度返事しちゃったら長くなるからな、特に鈴谷と金剛」

熊野「あの2人は…仕方ないですわ」

提督「初風も結構長いかもな、他のに比べたらだけど」

熊野「変なコト言ってないですわよね…」ジトー

提督「なんだよ変なことって…」

熊野「へ、変なことは変なことですわ!仮にも私が恋人なんですから…!」

提督「ああ、言ってないぞ、多分」

熊野「多分ってなんですのよ!」

提督「…多分は多分だ」



-プラウブラン-

札幌駅に直結しているホテルの中にある温泉。

23時までは日帰りにも対応している。

シャンプー、ボディーソープ、石鹸、ドライヤー、バスタオル、タオル、全て無料で使えるので観光客が泊まる際に使用するには向いている。

プラウブランはインドネシア語で月の島、という意味があり、夜になると温泉に月明かりのようなライトが照らされる。


提督「ここの上の階にあるんだ」

熊野「ホテルの中にあるんですのね」

提督「ああ、入浴券買ってくるよ」

熊野「よろしくお願いしますわ」



________
______
____


提督「買ってきたぞ、行こう」

熊野「はいっ」

提督「22階だな」

熊野「随分上ですのね」

提督「36階建てだからな…かなり大きい」

熊野「そんな大きいホテルなんですのね」

提督「札幌で一番でかいんじゃないかな、宿泊料金もビックだけど」

熊野「確かにそんな感じはしますわ…」


提督「じゃあ男湯あっちだから」

熊野「はい」

提督「上がったらここに集合で」

熊野「分かりましたわ」

提督「よし、ゆっくり入ってきていいからな」

熊野「はいっ」


-男湯-


提督(…告白成功してしまった)

提督(しかもあっさり…どうしよう、実感できてない)

提督(…ケッコンカッコカリの時により実感できるだろうか)

提督(ケッコンカッコカリかぁ…明日からまた頑張らなきゃな)

提督(……まずは鎮守府での騒動が予想されるから…それを頑張らなきゃな…)

提督(……………あ、逃げたい)



-女湯-


熊野(…告白されましたわ)

熊野(…オーケーしてしまいましたわ…)

熊野(……今更恥ずかしくなってきますわ//)

熊野(鎮守府に戻ると必ず何か言われそうですわ…)

熊野(特に第一艦隊の他の方は提督に少なからず好意を抱いてそうですし…)

熊野(…提督に頑張ってもらうしかないですわね)



提督「熊野は…まだ戻ってきてないな」

提督(…飲み物でも買ってくるか)





熊野(提督は…まだいませんのね)

提督「…おお、熊野。ほら、飲み物」

熊野「あ、ありがとうございます、先に上がってらしたんですの?」

提督「ああ、少し前にな」

熊野「とっても気持ちよかったですわ」

提督「綺麗な温泉だったよな」

熊野「はい、ランプが素敵でしたわ」

提督「あれは月明かりを表現しているらしい、柔らかい光で結構似てるよな」

熊野「そう言われれば…似ていますわ」

提督「な…さて、ホテル戻ろうか」

熊野「はいっ」


-ダブルルーム-


提督「明日の準備って言っても飛行機乗るだけだしな…歯磨いて寝るか」

熊野「荷物は纏めなくて良いんですの?」

提督「大体もうまとまってるしな…ジャムはキャリーの中に詰め込んだし、良いんじゃないか?あ、俺はちょっとカメラ整理する」

熊野「分かりましたわ、では歯を磨いてきますわ」

提督「ああ」


提督(鎮守府に戻る過程、また戻ってから自室に行くまでの過程にカメラの中を見られる確率が高いので…SDカードを抜いておく)

提督(熊野はともかく、他の子に熊野の寝顔見られると社会的に抹消されかねん)

提督(ふぅ…危ないところだった)

提督(……隴西の李朝かよ)


熊野「磨きましたわ」

提督「ああ、俺も磨いてくる」

熊野「ええ、待ってますわ」


提督「よし、寝ようか」

熊野「は、はい…」

提督「どうした?」

熊野「や、やっぱり少し恥ずかしいですわ…」

提督「…まぁ、恋人同士になったことだし、経験しとくのもありだろ。じゃあ、おやすみ」ゴソゴソッ

熊野「ああっ…もう…」ゴソッ

提督「意外と広く感じるな」

熊野「え、ええ…」

提督「きつくないか…?」

熊野「大丈夫ですわ」

提督「そうか…じゃあ、寝るか」

熊野「はい、おやすみなさい」

提督「おやすみ」


熊野(…緊張しますわ//)



♪(コオロギの鳴き声)



提督(ん…7時か、熊野は…まだ寝てるな)

提督「時間に余裕持つためにももう行動するか」

提督「熊野」

熊野「んん…」

提督「熊野ー起きろー」

熊野「んん…もう朝ですの?」

提督「ああ、9時には空港に着いてたいから、もう行動するぞ」

熊野「分かりましたわ」

提督「着替えるから、洗面所使っていいぞ」

熊野「はい」

提督(朝食どうしようか…空港で買えばいいか)

提督(…お土産はもう要らないな、うん)

提督(8時前にここを出ればいいか)


提督「出る準備はひと通り出来たけど…破損物とかないよな?」

熊野「ええ、ありませんわ」

提督「じゃあ行こうか」

熊野「はい…いよいよ帰るんですのね」

提督「だなぁ…結構長旅だったな、距離的に」

熊野「北海道を一周、ですものね」

提督「北の方にはいってないけどな、まぁ大体一周ということで」

熊野「素敵な場所に沢山行けましたわ」

提督「そうだな、今度来るときは別ルートとかもいいかもな」

熊野「はいっ」

提督「とりあえず空港行くのに電車で行くから、チェックアウトしてまた札幌駅に向かう」

熊野「分かりましたわ」


-札幌駅-

提督「ふむ…8時20分発の快速エアポートに乗るか」

熊野「快速エアポート…名前的に空港直通の電車ですの?」

提督「何駅か停まるけど、殆ど直通みたいなものだよ。各駅だと1時間以上掛かるんけど、エアポートは37分で行くんだ」

熊野「かなり早いんですのね」

提督「大体空港行くときはこれに乗って行くんだ」

熊野「便利ですわ」

提督「エアポートは…2番ホームか」

熊野「小樽から乗ってきた時も驚きましたけれど…やっぱり広いですわ」

提督「慣れない人だと迷いそうだよな、俺も未だに慣れないし」

熊野「人も多いですし…」

提督「だな…お、来てるな。これだよ」

熊野「前に乗った車両と一緒なんですのね」

提督「函館本線と、エアポートは基本的に同じ車両なんだ、エアポートにだけUシートっていう指定席が1車両だけあるけど」

熊野「あの赤いラインの車両?」

提督「そ、プラス何百円かで乗れた気がするな」

熊野「Uシートを買わなくちゃ座れないほど人が乗るんですの?」

提督「うーん…時間によるんじゃないか?朝はそんなに混んでないよ」

熊野「確かに待ってる人も少ないですわ」

提督「さ、乗ろうか」


-快速エアポート-

提督「普通に座れたな」

熊野「はい」

提督「まだ朝早いし眠かったら寝てもいいぞ」

熊野「ええ、大丈夫ですわ」

提督「そういえば、朝食は空港で買う感じでいいか?」

熊野「はい、まだお腹も空いていませんし」

提督「良かった、そのまま飛行機乗って食べることになると思う」

熊野「分かりましたわ」

提督「とりあえず、空港ついたら今から帰るって鎮守府に電話入れておこう」

熊野「鎮守府に誰か居るのかしら」

提督「もう最終日だし誰かしらいるだろう」

熊野「それもそうですわね」


提督「小樽から始まり、函館、室蘭、帯広、釧路、美瑛、札幌、6箇所を4泊5日で周るっていう高速ツアーだったが、楽しかったな」

熊野「はい、私は鎮守府の周りから出るのも初めてなので全てが新鮮でしたわ」

提督「小樽は今思えばがっつし観光したな、美術館見たり運河みたり…」

熊野「お土産もたくさん買いましたわ」

提督「函館も結構観光したほうか、赤レンガ倉庫や函館山とか」

熊野「函館山の夜景は本当に綺麗でしたわ…ホテルの和室も素敵でしたし」

提督「室蘭は地球岬に寄っただけだな…うん、綺麗だった」

熊野「最初車中泊と聞いた時は驚きましたけれど…今となってはもう平気ですわ」

提督「帯広は六花亭とかか、後ジャージャー麺」

熊野「外の広大な平野も、美しかったですわ」

提督「釧路は温泉入って夕食取ったくらいか、相変わらずのおばちゃんでなにより」

熊野「炉端焼き、美味しかったですわ…特にお魚が」

提督「そして摩周湖での車中泊を経て美瑛…うん、やっぱりあそこが最高だ」

熊野「異国の土地のような美しさでしたわ…丘や木が美術品そのものな気がしますわ」

提督「んで、最後に札幌、と」

熊野「…告白されましたわ//」

提督「…最後にそれ持ってくるのは狡くないか?」

熊野「さ、最後に持ってきたのは提督自身ですわ!」

提督「…それもそうだな」

熊野「でも…この旅行がなかったら提督への気持ちも気付けなかったでしょうし…そこは感謝しますわ//」

提督「なんだよ急に…まぁ昨日も言ったけど帰ってからのほうが大変だな、色々と」

熊野「…色々と、ねぇ…提督に押し付けちゃいたいですわ」

提督「やめろ、砲撃されかねん」


『次は終点、新千歳空港、お忘れ物のないように~』


提督「もうすぐ着くな」

熊野「ええ」

提督「まず、着いたら荷物預けよう、その後に連絡、そして朝食だ」

熊野「分かりましたわ」


-新千歳空港-

北海道の空の玄関

近年改装されて観光スポット化している部分もある。

とても綺麗な建物で飲食店や土産物屋なども沢山入っている。映画館や温泉もついている。

飛行機の待ち時間には意外と時間を潰せるので、空港として親切な空港になっている。

最近プチホテルが出来たらしい。


提督「久々に来たらなんかすごい変わってるな…」

熊野「とても広いですわ」

提督「温泉とかいつ出来たんだよ、映画館とか空港にあるのか普通」

熊野「綺麗な場所ですのね」

提督「ああ、ガラス張りのところが多いから綺麗だよな。さて、荷物預けようか」

熊野「はい…提督、チケットは買わないんですの?」

提督「チケットは予め買ってあるからな、大丈夫だ」

熊野「そういうことですのね」

提督「荷物のとこは…A○Aの…あそこだな」

熊野「ゴールデンウィーク最後ということもあって、混んでますわね」

提督「だな、気長に待つしかないさ」


受付「割れ物とかは入っていませんか?」

提督「せんべ…あ、大丈夫です」

受付「はい……では、預からせていただきます、お降りの際に荷物受取所で受け取って下さい」

提督「はい」


提督「さて、じゃあ連絡しようか」

熊野「はい」


prrrrrr…


ガチャ


提督「あ、もしもし」

初風「こちら舞鶴鎮守府、初風です」

提督「提督です」

初風「…なんだ、提督じゃない」

提督「ああ、提督だ、10時20分発の飛行機で帰るから、よろしくな」

初風「やっと帰ってくるの…な、なんでもないわよ!気をつけて帰ってきなさいよ!」

提督「ああ、ありがとう」

初風「な、何よ!もう切るからね!」


ガチャ


提督「…切れた」

熊野「どなたが出たんですの?」

提督「初風」

熊野「怒らせたんですの?」

提督「いや、別に…ありがとうって言ったら切られた」

熊野「ふふっ…照れ隠しですわ」

提督「ああ、照れ隠しか、可愛い奴め」

熊野「…彼女の前でそういうのはあまり感心しませんわ」ジトー

提督「ん、ああ、悪かった」

熊野「さ、早く朝食買いに行きましょう?」

提督「そうだな」


-グルメ-

新千歳空港に入っているサンドイッチ専門店

かなり多くのサンドイッチが販売されており、お腹にくる物からおやつ感覚で食べれるものまで多種多様だ。

特にBLTは度々特集されるほどの美味しさ、ぜひ一度食べてみて欲しい。


提督「サンドイッチ専門店なんだ、熊野好きだろ?」

熊野「ええ!すごいですわ、商品が全部サンドイッチだなんて」

提督「だろ、一応スープとおかずもあるけどな」

熊野「飛行機に持ってはいるんですし…サンドイッチだけで十分ですわ」

提督「そうだな、さて…何にしようか」

熊野「提督はいつも何になさるんですの?」

提督「ここは一回しか来たことないんだけど、前来た時はカツサンドとホットハムサンドを食べた気がするな」

熊野「では、私もカツサンドと…BLTにいたしますわ」

提督「俺は…ハムチーズサンドとコロッケサンドにするか」

店員「お決まりになりましたか?」

提督「カツサンドとBLTとハムチーズサンド、コロッケサンドお願いします」

店員「かしこまりました、お会計は~です」

提督「はい」

店員「丁度お預かりしました、こちら、商品になります」

提督「ありがとうございます」

店員「ありがとうございました!」






提督「さて、これから飛行機に乗るわけだが」

熊野「どうしたんですの?」

提督「また、休みとって北海道来るか」

熊野「…ええ、是非また期待ですわ」

提督「その時は親にも紹介したいな…」

熊野「も、もうっ…気が早いですわ//」

提督「まぁ冗談半分本気半分くらいで…今度は皆で来るのもいいかもな、第一艦隊の子達なんてフル回転で頑張ってもらってるし」

熊野「そう言ったら遠征の子達だって頑張っていますわ」

提督「それもそうか…って言い出すと皆って本当に全員になってしまうな」

熊野「…次来る時も…提督がよろしいなら二人が良いですわ」

提督「ん?良いぞ、また二人でいちゃつきながら旅行っていうのもありだ」

熊野「いちゃ…//べ、別にそんなつもりじゃ…!」

提督「じゃあどんなつもりだったんだ?」

熊野「…っ!もう知りませんわ!///」

提督「…ふぅ、戻るのか、鎮守府に」

熊野「……ええ、長かったようで、とても短かったですわ」

提督「楽しい時は早く進む、それだけ楽しかったってことだ」

熊野「ふふっ…そうですわね」




「さぁ、帰ろう、鎮守府に」











END


約6ヶ月に渡るスレ、完結できました。
見ていてくださった皆様、ありがとうございます。

飛行機のシーンは後日談含め次スレでやりたいので、カットしました。
後日談は鎮守府に提督が着いた所から始めたいと思います。

次スレは立てたらここにURLを貼ります、それまで少々お待ち頂ければと思います。

このスレを通して、北海道の良さ、そして熊野の良さが少しでもプラスの方面で伝わってくださったら嬉しいです。
特に美瑛、推しに推しまくってますが、推し足りないくらいです。
そして食に関してもだいぶ推させていただきました、提督がグルメリポーターかよ、なんて思いながら書いてた場面もあります。
それ含めてとても楽しく書けたSSでした、初めてのSSでここまで長いのはどうなのか、とも思いましたが完走出来たので大満足です。

次スレは少し前に言った通り、後日談含めた日常の話になると思います、更新頻度はこれと対して変わらないペースだと思うので、よろしければお付き合い下さい。

では、ありがとうございました!


次スレ立てました、明日から更新していきます

【艦これ】鎮守府に帰ってきた - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415551414/)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月27日 (日) 20:48:55   ID: _c7qaaff

北海道いきて~

2 :  SS好きの774さん   2014年07月31日 (木) 22:30:09   ID: irHedwv6

もう一回北海道いきたいな~

3 :  SS好きの774さん   2014年08月24日 (日) 16:22:41   ID: tiCzWJZ8

北海道、いい所だったなぁ

4 :  SS好きの774さん   2014年10月10日 (金) 21:51:48   ID: bOJf5u_4

北海道じゃなくても熊野とかは海の上で十分星見られると思うんだけど……
海上の方が灯りも無いし。

5 :  SS好きの774さん   2014年10月11日 (土) 21:10:56   ID: Wr58Yh-d

↑雰囲気って大事やん?

6 :  SS好きの774さん   2014年11月06日 (木) 05:00:28   ID: 0iKojchH

ジンギスカンキャラメルねぇ…まぁ確かに凄い味だよな(=ω=;)
まぁ個人的には餃子キャラメルよりくそ不味い物はないと思ってる(-_-;)
ご当地サイダーは富山ブラックサイダーが個人的にオススメなのです♪

7 :  SS好きの774さん   2014年11月10日 (月) 12:32:49   ID: DUXyqqf6

北海道か~いとこなら居るけど、まだ2回しかないな~、1回は道央縦断と、2回目は高校の修学旅行で富良野だな~、1度で良いからゆっくり1周してみたいものです

8 :  道民   2016年02月26日 (金) 13:53:21   ID: FbhipVJ5

哲学の木無くなるらしいですよ( ;∀;)

9 :  SS好きの774さん   2016年04月03日 (日) 14:52:21   ID: GTydNe5a

哲学の木とはいうが。防風林を観察すれば判るが、傾斜とは別に強風が吹くところでは風で傾くのよ。それほど現象としてはめずらしくはない。

まあ。バカが騒いだ結果で観られるものが観られなくなるのは残念ではあるが。最近は分別を知らない、いい年扱いたお子様が多くて悲しいよ。

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom