【安価】魔女「子供達に指一本触れさせないッ!!」【ぼっち】 (10)



【それはとある世界の国で起きた事件でした】

【悪魔のみが行使できる、魔の理】

【即ち、『魔法』を扱える者達が大勢その国に集まっていたのです】


王様『なんということだ……このままでは我が国を脅かすかも知れぬ』


【国王は恐れました】

【個人差はあれど、魔法を行使する者の絶大な力を知っていたからです】

【そこで、国王は調査を命じた末についに、悪しき魔法使い達の潜む場所を突き止めたのでした】


王様『凶悪な魔物どもはなんと、神に遣えるべき神聖なる教会にいる事が分かった』

王様『我が国が誇る最強の聖十字騎士団よ、奴等が寝静まった今夜……』

王様『一人残らず神に祝福されたその聖剣で滅するのだ!!』


【そうして国王は騎士団に魔法使い達の抹殺を命じたのです】




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━━━━━ 【これは、滅び行く結末を辿ってしまった国で起きた……】



━━【……『世界に一人しかいない魔法使い』の物語です】 ━━━━








>>3>>4

1~4で好きな数字をお選び下さい

1

4


>>3『06』に対して>>4『80』なので


◆QG4spmjyUgNH= #川海森無/wich


>>4の4「無」から始まります



【それは、とても暖かい日の、蒸し暑い夜の事でした】

【とある国にある都市から少し離れた、廃墟同然の町】


少年「ねぇ、やめようよ……」

少女「大丈夫だってば、今夜は月明かりもあるから暗くないもん」


【そんな町を、二人の子供が歩いていました】

【少年の怯えた声は、普段なら来ない時間に来て、暗闇を怖がっていたのでしょう】

【では何故、子供達はここへ来たのでしょうか】


少女「それに気になるでしょ? さっき見たのよ、何か光る物がこっちに落ちてきてたのを!」

少年「そりゃ僕もみたけどぉ……でも、気のせいかもしれないし……」

少女「確かめないと分かんないじゃん、いいから行くの!」



【どうやら子供達は光が落ちた所を見て、それを確かめに来たようでした】

【気の弱そうな男の子は、どんどん先へ進んでしまう女の子の袖を掴んでいます】

【二人の足音は静かな廃墟の町に小さく刻まれていき、幼い呼吸は残滓を残して】


少女「えーと、確か……」

少年「……」ビクビク


【しかし暗さもあり、そう簡単に見つけられるものではありませんでした】

【ましてや幼さの多い子供の記憶では、まるで自分の位置すらよく分かっていなかったでしょう】


少年「……」ビクビク

少年「………え?」


【しかし、臆病な子供だからこそ】

【少年は周囲を見たときに気づけたのでした】




少年「……ねぇ、あれって…」くいっ

少女「なに?」


【少年が袖を引くと、少女はそちらを向きます】

【しかし、そこには廃屋や崩れた壁しかないように見えます】


少年「ほら、あれっ」

少女「………」

少女「!!」


【そして、目を凝らした時に少女は見つけたのでした】




魔女「……ッ…」




【青白い、淡い光を放ちながら倒れている……一人の女性を】




━━━━━ 「……」


魔女「……ぅ……ん」

魔女(頭が……痛い…)

魔女(………)

魔女(………)


起き上がりますか?(問いかけに対する安価の答えは『はい』or『いいえ』)

>>10

はい

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