おっさん「あたしはるちゃんですよぉ」 男「ッ!?」(25)

男「ヤベェエエエエ!!!」シャカシャカシャカシャカ

男(学校遅れる・・・!牧野の野郎うるせぇからな・・・ッ!!!)シャカシャカシャカシャカ

男「坂だ!ここで一気に加速を――」ジャッ!!

おっさん「」スッ…

男「!?」

おっさん「あたし・・・」







「   は   る   ち   ゃ   ん   で   す   よ   ぉ   」

男「ッ!?」ビクウウッ

男(な・・・何だコイツ!?この世のどんな寄生虫をかき集めたよりも、気持ち悪い声と姿・・・)

男「」ハッ

男「・・・や、やべェ!ブレーキ・・・」

ドガァアアアッ!!!

おっさん「ぐおああッ」バァアンッ!!!

男「うあああッ」ドギャァアッ

自転車「」ガシャァアーーン

おっさん「」ドガッ ズザザザザザザ…

男「がァアッ」ダァン!!

男「つ・・・ッ」グググ

男「痛ッ・・・」フラフラ グググ

ガクガク ガクガク

男「だ、大丈夫かおっさ――」

男「」ハッ!!!

おっさん「」

男「や・・・やべえ・・・」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

男「死んでる・・・!!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

おっさん「」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

男「・・・!!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

男「じょッ、冗談だろ・・・」

男「俺はまだ中学だぜ!?こんな年で殺しなんて・・・」

男「」チラッ

おっさん「」

男「・・・」

男「と、とりあえず死体をどっかにやらねーと・・・チャリのカゴも曲がっちまったが、そんなのはどうでもいいッ!!」

男「このくっせえ死体をどっかに捨てる!!それしか方法は・・・」

…パキ

男「!!!」

パキ パキパキ

男「・・・何?」

パキパキ ポキポキ

男「こ・・・」ポキッ… パキキ…

男「この音は・・・!?」パキ パキパキ

男「」クルッ!!







おっさん「・・・」パキ パキパキ

男「!!!」

男「お・・・おっさんの指が」

おっさん「」パキ ポキポキ

おっさん「あ・・・」

男「ッッッ!!!!!!!!!」

おっさん「あたし・・・」ググ…

おっさん「」ググ… ズルリ

男「・・・!!!」

おっさん「」グィィイイイイン!!!!

おっさん「  は  る  ち  ゃ  ん  で  す  よ  ぉ  」グルンッ

男「な・・・ッ!!!!!!!!!」

男(何だ・・・この威圧感はッ!?に、逃げなくては・・・)ズズッ

男「!」グググ

男(脚が動かない・・・ッ!!)

男「!?」ゴオッ

男(この感覚は・・・ッ!!!)

男「」ゴプッ

男「おッ、げぼォォオオオオッ」ビチャチャチャチャ!!!

おっさん「・・・」ユラリ

男「は・・・ゲハッ」タラ

男(嘔・・・吐・・・)ガクッ

男(ど・・・どうしてこのタイミングでッッ・・・)グググ

男「」ガクガクガク ガクガクガクガク

男「・・・!」ガクガク

男(俺は・・・この衛生観念のかけらもないクズの池沼に・・・『恐怖』しているのか・・・ッ)グググ

おっさん「・・・」

おっさん「ゲロを・・・」

男「!」

おっさん「ゲロを吐くほど怖がらなくてもいいじゃあないか・・・安心して・・・安心してよ・・・」

男「・・・!!!」

ワナワナワナワナ

男「貴ッ様ァァァア~~~ッ!!!」ワナワナワナワナ

男「この汚らしい阿保がァアーーーーーーーーーーーーッ!!!」ジャギャァアッ!!

男「」ブンッ!!!!

おっさん「!」ギュオオオッ!!!

ドズゥウウッ



おっさん「・・・ぎ」

おっさん「ぎいああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」ブジュウウウウウウウウウウウ

男「ヘッ」チャッ!!

ボールペン「」シャキィイイン

男「家を出る時・・・ポケットにボールペン突っ込んできて正解だったぜッ!!」

おっさん「うごおおおおおおおおおああああああああ!!!!!!」ブジュッ! ドクドクドク

男「右目は潰したぜ・・・街のゴロツキ相手でもこんなこたーしねーが・・・」

男「テメーは人間じゃあねえッ!!魔物だッ!!だから・・・何をしたっていいってこったなァアアア~~~ッ!!!」チャッ!

おっさん「うううぐあああああ~~~~~ッ!!!」ドクドクドク

男「てめーはキチっと死んで地獄へ行くべきクズ!どれ、俺が地獄の穴への背中押してやるぜ!!」パキポキ

おっさん「死ねばいいのに・・・アハ☆」ドクドクドク

男「」ゾッ

男「ひ、左目もらったァアーーーーーーーーッ!!!片目で距離感は掴めまいィイッ」ダッ!!!

ザグゥウウウッ!!!!!

おっさん「あぎいいいいああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

男「貴様だけはッ!どうしても今殺さなくてはならないッ!!!」ブンッ!!!

ドッグァ!!!!!

おっさん「ごぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ドギィィイイイ

ドサァアアッ

おっさん「ぐおああッ・・・いぎいいいッ!ひあああ・・・おおおあああああ!!!!!」バタバタ ガクガクガク グググ

おっさん「うあ・・・あ・・・」

ガクッ

男「・・・」ハァ ハァ

男「フーやれやれ」

男「死んだな・・・脳天に一突き・・・」

おっさん「」ドクドクドク

男「運が良くて後遺症が残る・・・いや、運が悪けりゃかな・・・」クル

男「さて。死体の後始末もする気だったが・・・もうなーげた!俺は逃げるぜ」ガシッ

おっさん「」

自転車「」グイッ

ガシャン

男「・・・」

男「」クル…

男「ッ!?」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

男「・・・」ザ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

男「死体が・・・おっさんの死体がねえッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

おっさん「ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム・・・」

男「!?」

バッ!!

男「ミ・・・」

男「ミラーの上ッ・・・」

おっさん「ちょっと死んでみる?」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

男「・・・!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

おっさん「あはは、ふざけんなよ?そんなに死にたいならイッテクレレバイイノニね、ばかだなあ」

おっさん「死ね。(*▽*)アハ☆」

男「イ・・・」

男「イカレているのか・・・この状況で・・・」ゴクリ

おっさん「お前のちんこを思いっきり蹴りあげてやりたいもんだね(^∀^*)♪」

男「・・・ブチ殺すぞおっさん」

おっさん「・・・へー」

男「・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

おっさん「」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

男(この野郎・・・ッ)┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

おっさん「幸せじゃないなら・・・」

おっさん「絞首・斬首・銃殺・釜ゆで・溺死・電気・火炙り・生き埋め・薬殺・石打ち・鋸磔」

男「・・・?」

おっさん「好きなのを選んでね♪」ニコォォォ…

男「・・・ッ!!!」

おっさん「レグバルクリヤンザンダスアディボンレガトルアルバンザンドライモールアンアンダバダバスーパーデリシャスホワイトハイパーウルトラドーン!!」バッ!!!

男「何ッ・・・」

男(飛び降りたッ!?俺にデブッた肉体の全体重をかけて押しつぶす気かッ・・・)

男「だがなァアッ!!!」バッ!

おっさん「!!!」

ギュアアアアッ!!!

ゴギンッ!!!

おっさん「ぽぇ・・・」

ゴキィイッ

おっさん「」ドシャッ

男「・・・痛ッ!!」ズキン ズキン

男「テメーの首に思いっきり蹴りかましてやったよ・・・落下のエネルギーに蹴りの威力が上乗せされて・・・首の骨折れたなッ!!」

男「ちょいとカルシウム足りないんとちゃう?・・・まあいっか。頸髄損傷が起こったら、すぐに窒息死できるぜ!バイバイおっさん!!」ガチャッ

ジャッ!!!

男(あー、遅刻確ったな・・・)シャコシャコシャコ

おっさん「やあ」ヌッ

男「!?」ギアアッ!!!

おっさん「ははは。遅い遅ーいww二人乗りー♪」

男「何なんだテメェッ・・・!いつの間にチャリに追いついたッ!?」

おっさん「もっと楽しませてよー♪」

男「くッ・・・」

男「・・・なあ知ってるかおっさん?」

おっさん「そこ!口を慎みなさい!」

男「・・・うぷッ」

男「」ゴクン!

男「ヘヘ・・・知ってるか?二人乗りってのは・・・」

男「後ろが重いと安定しないんだぜェエッ!!!」ギャッ!!!

おっさん「!?」ガタン!!!

おっさん「うわッ!!」ドザァ!!!

救急車「!?」キュルィ

救急車「」ブッブーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

おっさん「い・・・ヒィィィイイイイイイイイイイイイイ!!!!」

ブーーーーーーーーーーーーーーーーーッ



ドガン!!!! ズガバガン ゴシャア ドガァアン ボギュン

救急車「」ズギャギャギャギャギャギャ

ドガン!

「何が起こったんだァーーッ!」 「事故だァーーッ近づくな近づくな」 「危険だーッなんで救急車が事故るんだァァーー」

男「・・・」

男「勝ったッ!第3部完!」グッ!!

男「ヘッ・・・黄色い救急車の方がマッチしてたと思うが、大成功だ!!運転手さんには悪いがな・・・」

救急車「」シュウウウウウウウ…

おっさん「」

男「おっと・・・腕が千切れて脳や腸が飛び出てやがる・・・閲覧注意だな」

男「交通事故に巻き込まれた、って言っとけば遅刻も許されッか!」ジャッ!

男「ヘヘ・・・おっさんに感謝だな」シャコシャコシャコ

おっさん「そうだよー」

男「ッ!?」バッ

おっさん「フフ。あの程度で――」

男「」キキッ!!

自転車「」グワンッ

おっさん「・・・えッ?」フワッ

男「ジャックナイフターン・・・初めてだが成功!!」グッ!!

おっさん「な――」

おっさん「」ゴッッッ!!!!!!!!!!

おっさん「」パラ…

男「」ジャッ!!!

男「またまたやらせていただきましたァん!不用意に二人乗りすっから・・・」ジャコジャコジャコ!

おっさん「へぇ・・・そう?」ス

男「!!!」

おっさん「二人乗りしていても・・・ゼロ距離だったら・・・」ス…

男「や・・・やめろ・・・」

おっさん「どうなるのかなァア~~♪」

男「やめろォオオオオッ!!!!」ガッ

おっさん「」ギュウウウウッ!!!!

男「うぐおおおあああああああああああああああああああああああああああああああああ」ビチャチャチャチャチャチャ

自転車「」ガッ!!!

ガシャァアアーーーーーーーン!!!!

男「」ドザァアッ

おっさん「うあッ」バァッ

看板「」ヒュ…

ガンッ

おっさん「」ブシュッ

おっさん「・・・」ドクドクドク…

おっさん「」フラ…




















…バタッ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2022年10月04日 (火) 03:36:47   ID: S:aL4MbI

黒歴史まとめられててガチで辛いよ

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