エレン「人類一位?」(11)
エレン「ミカサ……俺はもうすぐ死ぬんだろ」
ミカサ「馬鹿なこと言わないで」
エレン「嘘だ。俺だって分かるんだ。俺は巨人で化け物だからもうすぐ処刑されるんだよ!」
ミカサ「何言ってるの!エレンは死なない!」
アルミン「そうだよ!今日は人類一位の人がお見舞いに来てくれるんだよ」
エレン「嘘だ!人類一位が来るわけないじゃないか!」
アルミン「人類一位の人が来てくれるんだ」
ガチャ
リヴァイ「ちっ、うるせぇな」
エレン「あっ!本当だ!人類一位だ!」
リヴァイ「ったく、危うく今年は三位になりかけたが……今年も一位だったよ」
※人類一位のリヴァイ兵長(160cm)
エレン「おめでとうございます!でもどうやったら人類一位になれるんですか?」
リヴァイ「そうだな。例えば人類五位がいるだろ」
※人類五位、ベロベルト・ブーバーさん(大きい)
エレン「はい」
リヴァイ「しかしそいつが五位だったとしても、俺は一位なんだよ」
ミカサ「だから何なの」
元ネタと思われるもの
人類最強が見舞いに来た (2:35) #sm21093269 http://nico.ms/sm21093269
期待
普通にごっつが元ネタじゃ?
リヴァイ「内地の憲兵辺りじゃ俺を八位だと言っている女もいるが……とんでもない。俺は一位なんだよ」
※内地の憲兵、アニ・レオンハートさん(か弱い乙女)
エレン「はい」
リヴァイ「考えてみると、十七位から始めさせられたんだったな」
エレン「そうなんですか」
リヴァイ「あの頃が一番辛かった。よく十二位の奴にいじめられた」
※人類十二位、ハンジ・ゾエ分隊長(巨人と結婚したい)
エレン「へぇ~、人類一位にもそんな時代が……」
リヴァイ「その頃いつも九位の家に泊まっていたな」
※人類九位、エルヴィン・スミス団長(生え際が気になる)
エレン「そうなんですか……人類一位さん、握手してくれますか?」
リヴァイ「頑張れよ」
エレン「してくれたんですね」
リヴァイ「オルオ」
オルオ「はい」
リヴァイ「俺は去年何位だった?」
オルオ「一位です」
リヴァイ「今年は何位だ?」
オルオ「一位です」
リヴァイ「よしんば俺が二位だったとしたら?」
オルオ「人類、一位です!」
アルミン「二位だよね」
エレン「人類一位さん、俺も人類一位になれますか?」
リヴァイ「はっはっはっはっはっ」
ミカサ「……コイツ、削ぐ」
プルルル
リヴァイ「あ?電話か。もしもし……何?俺を二位だと言う奴がいるって?……そいつは何位だ?……七位の男だな……そんなに言ってるのか?……どんな言い方だ?」
※人類七位、ライナー・ブラウンさん(結婚しよ)
ライナ『人類一位は誰かって?そりゃクリスタに決まってるだろ!リヴァイ兵長?あんな小さいおっさん、女神の前じゃ霞む霞む!』
ライナー『目付き悪い、粗暴、極度の潔癖症、って、ありゃ一位の座が泣くぜ』
リヴァイ「そうか……分かった。すぐに行く」
ジャキッ
エレン「人類一位かっけぇ」
ミカサ「エレンがそう言うなら、私も人類一位になる」
アルミン「ねぇ、これ一体なんの順位なの?」
【おわり】
終わりです。
ss初投稿だったので、読みにくいところあったらすみません。
短いですけど、最後までお付き合い下さりありがとうございました。
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