ハンジ「いやーエレンが幼児化しちゃったよー」(131)

リヴァイ「…で?」

ハンジ「多分一時的なものだから、いつも通り面倒見てもらえると助かるなー」

エレン「…」ソソッ

ハンジ「記憶自体は確かに存在するんだけど、精神年齢が幼くなってるせいで処理の仕方が違うんだよねーだから、」

エレン「ぶんたいちょう、へいちょうってちっちゃくね?」

リヴァイ「…」

ハンジ「ね?」

リヴァイ「…躾が必要と言うことか」

ハンジ「そんなに怒らないでよー。まあ誰が誰ってことは知ってるし面倒くさくはないと思うな」

エレン「オルオ、へいちょうににてねーぞ」

オルオ「フン、ガキの理解なんぞ求めちゃいねえ」

ペトラ(やばいちっちゃいエレンかわいい鼻血でそう)

エルド「そらエレン、高い高いだぞ」

エレン「すっげー高えーエルドー、もっともっと!」

ペトラ「」ブバッ

グンタ「一時的って言うと、半日くらいなのか?」

ハンジ「うーん、多分24時間から36時間くらいだと思うんだけどなー」

リヴァイ「…具体的に何をしたんだ」

ハンジ「そいつは言えないなあ。守秘義務ってのがあるんでね」

オルオ「大丈夫かペトラ…突然鼻血を出すとは。俺のハンカチを貸してやろう」

ペトラ「いいよ自分のあるもん…はあ…」ウットリ

エルド「それエレンメリーゴーランドだ」

エレン「うおおおおおお目がまわるうううううううううたのしいいいいい」ブンブンブン

ペトラ「ちょっとエルド、そんなに振り回してすっぽ抜けちゃったらどうするのよ!」バッ

エレン「うおおおおやべえええくらくらするー」

エルド「いやー、すまんすまん。子供好きなんだよ。ついテンションが上がっちまった」

ペトラ「まったくもう…」チラッ

エレン「ペトラ、鼻からちがでてるぞーだいじょうぶか?」ウワメヅカイ

ペトラ「」ズギュゥゥゥゥゥゥン

今夜書く(約束)

グンタ「落ちたな(確信)」

エレン「いたくないかー? だいじょうぶかー?」ハナナデナデ

ペトラ(…もう)

オルオ「何故だ、すごくペトラが羨ましい」

エルド「ああ…子供のああいうところは癒されるな…」ホッコリ

ペトラ(…もうショタコンでいいや)

リヴァイ「…おいハンジ、記憶はそのままなんじゃなかったのか」

ハンジ「そのままだと思ったけどなあ。現に人の名前は正しく記憶してるわけだし」

リヴァイ「なら、鼻を撫でたところで血が止まらんことくらいはわかるはずだろ」

ハンジ「いいじゃない、害があるわけじゃないんだから。それとも君も嫉妬かい? リヴァイ」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「おっと失礼」

リヴァイ(……エレンを見下ろせる……)ウキウキ

グンタ「あっ、いってぇ椅子に足ぶつけちまったいってえ」

エレン「おっ!? まってろグンタ、いまおれがなでなでしてやる!」バッ

ペトラ「あっ」

グンタ「おおすまんなエレンいててて」

エレン「なおれーなおれー」ナデナデ

エルド(あの野郎…)

オルオ「おっと…舌を噛んじまったいてててて」

エレン「そこはきたないからやだ!」

グンタ「ブッフォwwww」

ペトラ「ちょっとグンタ! 大して痛くもないくせにズルいわよ!」

グンタ「どっちの台詞だ!」

エルド「落ち着けお前ら。取り合いをしても仕方ない。みんなで遊んでやるべきだ」

エレン「お? なんだなんだ? みんなあそんでくれるのか?」ワクワク

エルド「そうだぞー。もう一度メリーゴーランドやってやろうか」

ペトグンオル「異議あり!」

リヴァイ「…くだらん」クルッ

ハンジ「あれ、リヴァイはみんなみたいに興味ないの?」

リヴァイ「ガキは嫌いなんだよ。生意気で」

エレン「へいちょーもあそぼー」

リヴァイ「…」

ハンジ「ほらリヴァイ、お呼びがかかってるよ」

リヴァイ「…俺は忙しいんだ」スタスタ

エレン「いっちゃった…」シュン

ペトラ「大丈夫だよエレン、お姉ちゃんたちが遊んであげるから、ね?」ギュゥ

グンタ「おいペトラ。何を抱きしめてんだその必要はどこにあるんだ」

エルド「そうだそうだ、独り占めは許さんぞ」

オルオ「このショタコンめが!」

ペトラ「アンタたちだって似たようなもんでしょうが! 男同士なぶんキモイわよ!」

エレン(なんかペトラってフカフカだなー)パフパフ

オルオ「ふん…わかっていないなペトラ…男同士だからこそ癒されるんじゃないか」

グンタ「今回ばかりはオルオと同意見だ」

エルド「いいからエレンを放してやれ。嫌がってるじゃないか」

エレン(フカフカして気持ちいい!)スリスリ

ペトラ「これは喜んでるの! 小さい子はお母さんのおっぱいに甘えたがるもんなのよ。アンタたちの胸板とはワケが違うわ」フンス

グンタ(いや大人でも甘えたい気持ちは変わらんぞ)

エルド「むぐぐ…男として否定できん」

ペトラ「さーて、じゃあ何して遊ぼうか」

エレン「おれもうちょっとこれであそんでるー」モミモミ

ペトラ「ええっ!? ちょっとエレン、それはおもちゃじゃ…///」

グンタ「お、おいエレン! さすがにそれはダメだ! 女の人にそういうことをするのはアカン!」

エルド「そうだエレン! 一度そこを離れてお兄さんたちと遊ぼう!」

オルオ「このマセガキめ…可愛らしい面してスケベな野郎だ…」

エレン「すげーおもしろいぞーみろみろ、ゆびがしずむ!」ムニー

おとこども「おお…!」ゴクリ

ペトラ「おいコラ変態共」

エルド「…まあその、なんだ」マジマジ

グンタ「子供のやることだからな…」ガンミ

オルオ「致し方あるまい…」ジーッ

エレン「それそれそれ」モミモミグイグイ

ペトラ「わっ、ちょっ、エレン、やりすぎ…ってアンタらは見んな!」

おとこども(でかい)

エレン「…あきた」

おとこども「いやいやもう少しいいんじゃないかな」

ペトラ「蹴るわよ本気で」

ハンジ「アハハ、じゃあまたエレンが戻ったら呼んでちょうだい。速攻で駆け付けるから」

エルド「ご苦労様です!」

グンタ「ほーれエレン肩車だぞー」

エレン「おおー」

ペトラ「e(エレン)・m(マジ)・a(エンジェル)」ウットリ

~なんやかんやで夕食~

エレン「おおーすげー! これエルドがつくったのかー!」キラキラ

エルド「おう、久しぶりに張り切ったぞ」

ペトラ「よーしエレン、お姉ちゃんのお膝においでー」ポンポン

グンタ「いやいや、お兄さんのお膝にこい。食べさせるの上手いぞー」ポンポン

オルオ「…エレンよ、この俺が膝を貸してやる。ありがたく座れ」ポンポン

リヴァイ(…俺がいない間に馴染んでんな…)

エレン「じゃあさいしょにてをあげたからペトラのとこにすわるー」タタッ ポフン

ペトラ「イェェェェッス!!」

エルド「おい待てペトラ、俺が飯を作ったんだからそれは俺の特権だろう!」

ペトラ「知らないわよそんなの。ほらエレン、あーん♪」

エレン「あー」

ペトラ(ふぉぉぉぉこの完全に気を許した表情! そそるよぉ!)

エレン「うめー!」モグモグ

ペトラ「やだ…かわいい…咀嚼されたい…///」

グンタ「なあ…ペトラのやつ本気でヤバくないか?」

エルド「ああ…なんか怖いな…考え過ぎだといいんだが」

リヴァイ「…おいガキ」

エレン「どーしたへいちょう?」

リヴァイ「飯は静かに食え。耳障りだ」

エレン「みみざわり?」

リヴァイ(…記憶はそのままなんじゃねえのか? いや、引き出しを引けないだけ、か?)

ペトラ「へ、兵長、今のエレンは子供なんですから、そんな言い方は…」

リヴァイ「関係ねえ。むしろこのくらいの年齢からビシバシ躾けた方がいい大人になる」

エレン「へ、へいちょうがおこってる…」ビクビク

リヴァイ「怒っちゃいねえよ。常識を教えてるだけだ」

ペトラ(はわぁ…怒られてビクビクしてるエレンかわいい…)ウットリ

リヴァイ「ちっ…さっさと元に戻れよ調子が狂う」ガタッ スタスタ

エレン「…おこられた」シュン

ペトラ「大丈夫だよ、本人が怒ってないって言ってるんだから」ナデナデ

エレン「…うぅ…」ギュゥ

ペトラ「ど、どうしたのエレン?(くぁwせdrftgyふじこlp)」ナデナデ

エレン「…」

ペトラ「エレン?」

エレン「…スゥ…スゥ…」

エルド「泣き寝してるな」

グンタ「兵長に凄まれたのが怖かったのかもしれん」

オルオ「まあ、兵長は大人でも時々恐ろしいからな…子供には相当だろう」

ペトラ「兵長ももう少し優しくしてあげてもいいんだけど…あれ? エレンが外れない」

エルド「んなわけないだろ…あれ、本当だ外れない」グイグイ

ペトラ「ちょっとそんなに引っ張らないでよ。ブラウスが破れちゃうでしょ」

オルオ「エルド! やれ! 力の限りだ!」

ペトラ「オルオは死んじゃえ」



ペトラ「…で、なんだかんだで私の部屋で寝かすことになったけど…」

エレン「…ムニャ…むぅ…」

ペトラ「ああ…本当にかわいいなぁエレン…」ツンツンムニムニ

エレン「ん…んぅ…」イヤイヤ

ペトラ「……」フゥーフゥー

エレン「…やめてよぉ…」ペシッ

ペトラ「へへへ…」サワサワ

エレン「やぁ…」ブンブン

ペトラ(もうなんなのこの可愛い生き物私の尊厳を壊しにきたの?)サワサワ

エレン「や!」ペシッ

ペトラ「ああもう我慢できない!」ギュギュゥ

エレン「うぅ!?」

ペトラ「昔から素養があるとは思ってきたけどここまでとは…うふふ、でもショタコンでいいや」サワサワ

エレン「…」

ペトラ「えへへ、エレン、もう放さないからね可愛いエレン…私のエレン」サワサワ

エレン「…」


~翌朝~

ペトラ「ふわぁ…おはようエレン…ってあれ? いない?」

ペトラ「先に行っちゃったのかな…」ガチャ

エルド「ほらエレン、高い高いだぞ」

エレン「うっほー!」

ペトラ「あっ、もうエレンってば置いてっちゃうなんて酷いよー」

エレン「っ」ビクゥ

グンタ「ん? どうしたエレン急に顔を強張らせて」

オルオ「高すぎて気持ち悪くなったんじゃないのか?」

エルド「そ、そうか? すまなかったなエレン」ヒョイ

ペトラ「まったくこれだから男は…ほーらエレン、お姉ちゃんの胸に飛び込んd」

エレン「…」プイッ

ペトラ「…え?」

エレン「…」

ペトラ「ど、どうしたのエレン? ほら、ペトラお姉ちゃんだよー?」マワリコミッ

エレン「…っ」プイッ

ペトラ「な、何故…」

ペトラ「し、仕方ないなあエレン。ほら、抱っこしたげるよー?」

エレン「…!」タタタッ

グンタ「おっ? どうしたエレン、なんで俺の陰に隠れるんだ」

エルド「というか、ペトラから逃げてるようにしか見えんぞ」

ペトラ「そ、そんなこと…あ、そうか! 追いかけっこがしたいんだな~? よーし、待てーエレン!」

エレン「こっちくんな!」

ペトラ「…はえ?」

ペトラ「そ、そんな…昨日はあんなに懐いてたのに…」ガタガタ

オルオ「この嫌われぶりは相当だぞ…何をしたんだお前」

ペトラ「何もしてないよ! それに、エレンはお姉ちゃんのこと大好きだよねー?」

エレン「きらい!」タタタッ

ペトラ「」ガーン

グンタ「あっ、おい待てエレン! 勝手に外に出たら駄目だ!」

ペトラ「きらい…きらい? え…? え…? なにこれ、わからない」

エルド「お前…本当に何をしたんだ? 昨日の時点で好感度は一番高かったはずだぞ」

ペトラ「だから何もしてないってば!」

オルオ「イヤ…いくら子供とはいえ、何の理由もなく人を嫌ったりはしないはずだ…」

リヴァイ「反抗期じゃねえだろうし…どの道あんな反応はしないだろうな」

ペトラ「き、きっと、好きな子に悪戯したくなっちゃう的な…」ガタガタ

エルド「それなら接触のある意地悪をするだろ。明らかにお前を避けてるぞ、アイツ」

グンタ「なあ…ペトラに会いたくないって押入れに引き篭もっちゃったぞ」

ペトラ「」ガガーン

リヴァイ「確か昨晩はペトラがあいつを寝かしつけたんだったか…その時に何かあっただろ?」

ペトラ「え、いや、だから…」

エルド「本当に、何もしてないんだな?」

ペトラ「何もしてないって…あ、ちょ、ちょっとほっぺをつついたりはしたけど」

グンタ「それだけなんだな?」

ペトラ「えっと、お、お腹を撫でてみたりもしたかな…」

オルオ「それで全部か?」

ペトラ「ん…お尻も、触ってたりなんかしてたりなんか…」

リヴァイ「全部吐けよ。嘘の供述くらい見破れる」

ペトラ「……前の方も、触ってました」

おとこども「…うわぁ」

ペトラ「さっ、触ってたって言ってもブリーフ越しだもん!」

エルド「いや…あのな…うん…はあ…」

ペトラ「なっ、何よその溜息! アンタたちだってあの状況になったら同じことするよ!」

ペトラ「あんな可愛い寝顔を見せられて、寝言を聞かされて、冷静でいられると思う!? いやない!(反語)」

リヴァイ(…見込み違いか。まさかこんな素養を持っていたとは…)ハァ

ペトラ「兵長も溜息つくのやめてくださいよぉ!」

× ペトラ
○ ペドラ

グンタ「そんなことがあったなら、エレンに怯えるなと言う方が無理な話だな」

オルオ「見損なったぞペトラ」

ペトラ「アンタは黙ってろ! それよりもエレンと仲直りしなきゃ!」

エルド「仲直りというか、仲直りさせるのも気が引けるな」

ペトラ「どうして!? 確かにちっちゃなエレンを触ったのはいけなかったと思うけど、それ以外は…!」

グンタ「じゃあお前、誓うか? エレンと仲直りして、また今回みたいなことを起こさないって」

ペトラ「たった一度の過ちであり、二度と同じ間違いは致しません」

オルオ「…しかし同じ空間に居ることすら拒まれているんだぞペトラ」

ペトラ「クッ…」

エルド「まあ一応連れてきてはみるがな…」

ペトラ「エルド…!」パァァ

エルド「おーいエレン、姉ちゃんがエレンと話したいってさー」

エレン『やだ!』

ペトラ「おぅふ」グサッ

エルド「いや、エレンに謝りたいんだってさ。仲直りしてやろうぜ!」

エレン『かおもみたくない!』

ペトラ「あぅふ」グサッ

グンタ「おーい、姉ちゃんがおっぱい丸出しで立ってるから出てこーい」

エレン『おっぱいあきた!』

ペトラ「げぶるっちゃ」ドサッ

リヴァイ「…返事がねえ。ただの屍のようだ」

ペトラ「」チーン

グンタ「ペトラが俺たちに対して持つ唯一のアドバンテージを引き合いに出してもダメか…」

エルド「まあ気持ちもわかるさ…優しい姉ちゃんが実は変態さんだったなんてトラウマだろ」

オルオ「鼻息荒くあちこちまさぐられたんだろうな…同情するぜクソガキ」

リヴァイ「おい、ガキ。さっさとそこを出ねえと躾の時間だぞ」

エレン『へいちょうっ!? おっ、おおおおこってるの…?』

リヴァイ「そこを出ねえと怒る」

エレン「ごっ、ごめんなさぁぁぁい!!」ガラッ

おとこども「さすが兵長…! 俺たちにできないことを平然とやってのける!」

リヴァイ「エレンよ。ペトラに変なことをされたのは間違いねえんだな?」

エレン「う、うん」

リヴァイ「詳しく教えろ」

エレン「ほっぺをさわられて、たくさんチューされて、おへそをペロペロされて、」

エレン「おしりをほおずりされて、ちんちんもみもみされた!」

エルド「ド変態じゃねえか!」

グンタ「全部白状しないばかりかいくつか嘘までついてやがる!」

オルオ「ペトラよ…お前も変人の巣窟に加わってしまったのか…」

ペトラ「んばっ!」

おとこども「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

ペトラ「何よその反応! あっ、エレン! 出てきてくれたのね!」パァァ

エレン「ひっ」サッ

リヴァイ「おいペトラ…エレンから話を聞いたが…話が違うじゃねえか」

ペトラ「え…」

リヴァイ「どの口が『何もしてない』なんて言えるんだろうな…」

ペトラ(しまった! その辺の情報統制を事欠いていた!)

リヴァイ「…エルド、グンタ。ペトラを地下室に連れて行け」

エルグン「はっ!」ガシィ

ペトラ「ええっ!? どういうことですか兵長!」

リヴァイ「罰則だ。一晩そこで反省しろ。お前の行動は目に余る」

オルオ「されど一晩だ…それくらい我慢しろ」

ペトラ「えっと、お風呂、とかは…」

リヴァイ「明日まで我慢しろ」

ペトラ(なんてこと…今日こそはエレンと一緒に入ろうと思っていたのに!)クゥッ

エレン「」ビクッ

エルド「おら、キリキリ歩け」グイグイ

ペトラ「ああっ、エレン、エレェェェェェン!!」ズルズル

エレン「」プイッ

ペトラ「」ガーン

リヴァイ(あいつは優秀だったんだがな…なぜどうしてこうなったのか)

~その夜~
グンタ「おいオルオ! 三枚出しは空気読めない奴のすることだぞ! パス!」

オルオ「フン、知らんな…ゲームは勝って初めて意味を為すものだ…」

リヴァイ「…パスだ」

エルド「俺もパス」

オルオ「兵長、失礼ながら先に上がらせていただきます」パシィッ

グンタ「かーっ、頭に来るなお前は!」

エレン(…ねむい)カクンカクン

リヴァイ「もうガキの起きてる時間じゃねえぞ。さっさと寝ろ」

エレン「ふぁい…」カクンカクン

エルド「おやすみ、エレン」

グンタ「廊下気を付けろよー」

エレン「…ふぁい」ウトウト トコトコ

リヴァイ「…革命だ」

エルグン「なんですと!?」

オルオ「さすがです兵長! さすが調査兵団のエース!」

エレン(…みんななにやってるかわかんなかった…)トコトコ

エレン(…あめふってるなー…うるさい)ガチャッ

エレン(…へやがくらい…)ブルッ

エレン(……ひとりでねれるもん)ポスッ

エレン(……)

雷「ドンwwwwガラwwwガッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!wwwwww」

エレン「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!」

雨「ザァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwww」

エレン「あっ、あうぅ…」ビクビクガタガタ

雷「ピッシャァァァァンwwwドッカァァンwwwwドビッシャァァァンwwww」

エレン「まっ、まけねえぞ! こわくなんかねえし! ちっとも! ぜんぜんこわくねーし!」

風「ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオwwwwww」

窓「ガタガタガタwwwガタガタガタwwww」

柱「メキメキwwwメキメキwwww」

エレン「うっ、うぅぅ…」ブルブル

雷「ピッシャァァンwwwピッシャァァァァンwwwwゴロゴロゴロwwwwピカッwwwドビッシャァァンwww」

エレン(こっ、こわくないしこわくないしこわくないし)ブルブルブルブル

風「おらwww小僧wwwwwビュオオオオオオオオオオwwwww」

窓「おまwww風wwwガタガタガタwwww」

エレン「やあだああああああああやめてええええええええ!!」ダダッ

雷「おまえらwwwやりすぎwwww」

風「いやwww雷さんwwwwアンタが一番迫真wwww」

エレン「みんなぁ! あらしが! すごい! かみなりが! びしゃーんって!」

リヴァイ「確かに急に強くなったな…じゃあクイーンで」

エルド「ええ! 出しちゃうんですか!」

エレン「あらしが! やばいんだって!」

オルオ「安心しろ、この城は頑丈だ。そう簡単には壊れないぞ。パス」

エレン(なんでだれもげーむやめておれとねてくれないんだよぉ!)

グンタ「まあ子供からしてみたら怖いかもしれんなー」

エレン「!」コクコク

グンタ「あー、ねえわ。パス」

エルド「おっし」

エレン「」

エレン(みんなたよりにならねー! あらしなんかにまけてなるか!)トコトコ

雷「ピカッwwwwww」

エレン「ひぃっ」

雷「……」

エレン「…ほっ」

雷「ドンガラガッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンwwwwww」

エレン「わびゃあああああああああああああああ!!!」ステーン

風「フェwwwwイwwwwンwwwwトwwwwビュオオオオオwwww」

窓「雷さんwwwさすがwwwwガタガタガタwwwww」

エレン(むっ、むり…ひとりでねれない…ん…?)ジワ…

地下牢の鍵「」

エレン「…あれ、へいちょうがもってた、ちかの…」

地下牢の鍵「…危険だぞ」

エレン「…」チラッ

嵐三人衆「ピカッwwwビュオオオwwwwガタガタwwww」

エレン「…」キッ



ペトラ(外は嵐かぁ…)

ペトラ(明日お掃除しないとなぁ…)

ペトラ(エレン、配属までずっとこういうところにいたのよね…)

ペトラ(…仕方ないけど)

ペトラ(起きてても仕方ないわね。寝ちゃおう)ゴソッ

ガチャッ…キィィ…ガチャン

エレン「…」

ペトラ「…スゥ…スゥ…」

エレン「…」ゴソッ ワサワサ

ペトラ「…んぅ?」

エレン「…」ヒシッ

ペトラ(…何か胸の辺りが暑苦しい)ゴソ

エレン「…」

ペトラ「!!!?」

エレン「…」

ペトラ「…スゥ…スゥ…」

エレン「…」ゴソッ ワサワサ

ペトラ「…んぅ?」

エレン「…」ヒシッ

ペトラ(…何か胸の辺りが暑苦しい)ゴソ

エレン「…」

ペトラ「ペトッ!!!?」

怖ければペドラにも縋るか
子どもだからしょうがないな

エレン「…」ギュ

ペトラ「エレン!? どどどうして私のベッドに…」

エレン「…へんなことしたらほんとにきらいになるぞ」

ペトラ「えっ、あの…え? え?」

エレン「かんちがいすんなよな…べつにだれでもよかったし」

エレン「ペトラはおっぱいついてるからまくらにちょうどいいとおもっただけだし」パフッ

ペトラ「は、はぁ…もしかして、嵐が怖かった、とか…」

エレン「ちがうもん! こわくなんかないもん! あんなの、おれにかかれば、いちころだもん!」ギュゥゥゥゥ

嵐三人衆「おおwww言うじゃねえのwwwピカビュオガタタwwww」

ペトラ「ちょっ、わかったから! いたいいたい!」

エレン「へんなことしたばつだ!」

ペトラ「ええ!? 罰は現在進行形で受けてるんだけど…(でもこれは役得ウヘヘ)」

エレン「…いいから、いっしょに、ねろよ…へんなことすんなよ」

ペトラ(胸鷲掴みにして言う台詞かな…まあかわいいからいいや)

エレン「…」

ペトラ(…抑えろ、私の両腕! エレンのお尻に向かっちゃダメ!)グググ…

エレン「…スゥ…スゥ…」

ペトラ(寝顔きたぁ! ウッ! 駄目っ、収まりをつけなきゃダメ…!)

ペドラ「その理性がいつまでもつかしら…可愛い寝顔ね…うふふ…」

ペトラ(くっ、本能が! そうだ! エレンの顔を見なければいいんだ! どうせ胸の位置にあるわけだし!)

エレン「ムニャムニャ…」ギュゥ

ペドラ「ほっほぉぉぉい!!」

ペトラ(うっ、エレンの匂いが布団の中を満たして…まずい! 私の右腕がみるみるうちにエレンのお尻に…!」

ペドラ「欲望に正直になっちゃいなさいよ…昨日のあの感触を忘れたの?」ニヤニヤ

ペトラ(昨日のあの感触…? はっ! 駄目、思い出しては!」

ペドラ「チッ…粘るわね…ド変態のくせに…」

エレン「エヘヘェ…」ムニムニ

ペトラ(ああっ! やめてエレン! そんな風に頬ずりされたら、あっ!)

右腕「目標目の前! 超小型桃尻! これはチャンスだ! 絶対逃すな!」

ペトラ(くっそぉぉぉ! 私の理性はこの程度なの!? やはり本質はショタコンなの!?)

だめだこりゃ(笑)

おっと、ペドラは>>56の功績です。>>56にはライナーの尻を進呈

ペドラ「ふへへははあ!! 観念しなさい理性! 行きなさい右手!」

右手「ソフトタッチ形態へ移行する」ワキワキ

ペトラ(ああ…終わった…エレンに、本当に嫌われてしまう…ここまで、なのか…)

エレン「…むにゃむにゃ」ゴソソッ

右手「ッ!?」スカッ

ペドラ「かわしただと!?」

ペトラ「エレン…!」

ペドラ「もっ、もう一度だ右手!」

右手「愛撫を開始する」ススッ

エレン「や!」ペシッ

ペドラ「ひゃぁっふぉぉぉぉぉぉい!!」フンスハーフンスハー

ペトラ「ダメ…もう完全に飲み込まれる…ごめんね、エレン…」

エレン「んむぅ…」ゴソゴソ

ペトラ「て、あれ!? ちょっとエレン、そんなっ、服の中に入り込んで…///」

エレン「…スゥ…スゥ…」

ペトラ(おへそに吐息がっ! ちょっ、だめエレンくすぐっt)

ペドラ「ちょっ…だめ、私、攻めには弱いの…///」

エレン「わぁい…ふわふわのクッションだぁ…」モミモミ

ペトラ「わっ、あっ、だめっ」

ペドラ「もっとぉぉぉぉもっとちょうだいぃぃぃぃぃぃ男の子の愛撫がンギモッチィのぉぉぉぉぉ!!」

エレン「んー…なんかクッションのまんなかにボタンがあるぅ…えい」ムニッ

ペトラ「きゃうっ!」

ペドラ「んほぉ///」

エレン「なにもおこんない…なんだこれ…ふりょーひんかー…?」グリグリ

ペトラ「らめっ、そこ、そんなっ、いじっちゃ…あふぅぅぅぅぅぅぅ!!///」

ペドラ「あたいもう死んでもええわ…(恍惚)」

エレン「…」スヤスヤ

ペトラ「はあっ、はあっ、はあっ…なんなの…散々感じさせておいてこの子はホントに…ん?」

エレン「…」パァァ

ペトラ「えっ、あれ? なんかエレンが薄く光ってるような…まさか…」

エレン「…」ムクムクムク

ペトラ「ちょっ、大きくなってる!? まずい、早く出さないと私の服g」

エレン「…でへ」

―――カッ―――


ビリビリビリィ

ペトラ(け、結局こうなるのね…)ビリビリ

エレン「…スゥ…スゥ…」

ペトラ(ま、間違いを起こさなかっただけいいけどさぁ…)



~翌日~

リヴァイ「ん、元に戻ったのか」

エレン「はい。皆さんにはご迷惑をおかけしました!」ペコッ

オルオ「まったくだ…ただでさえ面倒臭いガキだってのにな」

エルド「何カッコつけてんだよ。終始頬を緩ませてたくせに」

オルオ「ゆっ、緩ませてないんだが!? それにそれはお前も同じだろうが!」

エルド「おう。俺は否定しないぞ」

グンタ「俺もだ。幼児化したエレンには本当に和ませてもらったぞ」

エレン「そうなんですか? あんまり覚えてないんですけど…」

リヴァイ「…おい、ペドラ…じゃねえ、ペトラはどこに行った? 一番話すことがあるはずだろ」

エレン「?」

グンタ「ペトラならさっきハンジ分隊長に連れられてましたけど」

エルド「…まさか、な」

オルオ「ああ…考え過ぎ、だろう」

リヴァイ「グンタ、案内しろ。ハンジを野放しにしとくのは危険だ」

グンタ「あ、はい。確かこっちの方に…」

ハンジ「あっ、そっちに行っちゃだめだよ!」

???「ぺとぺとぺとぺと~♪」トテテテテテ

おとこたち「!!!?」

ハンジ「あっははは…見られちゃった?」

エレン「…あの、その、茶髪の女の子は、もしかして…」

ハンジ「うん、ペトラ」

ペトラ「ぺとっ!」ニコッ

リヴァイ「おいコラハンジ、てめぇ何の真似だ一昨日の今日で」ガシィ

ハンジ「いてて、待ってちょうだいよちゃんと説明するからさぁ」

ペドがペドになった……

リヴァイ「いいや説明しなくてもわかる。どうせ、エレンに試した『何か』を女に使ったらどうなるかの実験だろう」

ハンジ「あはは、わかる?」

リヴァイ「こんな古城で少人数で生活してるから、他所に迷惑がかからず安全に実験ができるってわけだ…」

ハンジ「そうそう、よくわかったねーリヴァイ」

リヴァイ「よくわかったねじゃねえだろう? お前俺の部下を何だと思って…!」

ペトラ「へいちょう! けんかは、よくないです!」プンプン

リヴァイ「…ッ!」バッ

ハンジ「おおー、さすが子供の前じゃ手荒な真似はできないねー」

リヴァイ「…」ギロ

ハンジ「心配しなくても大丈夫だよ、最初から安全なことはわかってるんだし。君の言う通り、ここはこういう実験に最適なんだ」

エレン「へー、俺、こんな感じになってたんですか」ヒョイ

ペトラ「うわーい、たかーい♪」キャッキャッ

エルド「エレン、次俺な」

グンタ「待てよ俺が先だ」

オルオ「俺が一番付き合いが長いんだから俺が相応しいだろうが!」

リヴァイ「…こいつら…」

ハンジ「あっはっは、じゃー、また効き目が切れる頃に来るからねー♪」スタスタ

リヴァイ「まあ待てよこのクソメガネ」ガシッ

ハンジ「おゥふ」

リヴァイ「奇行種のお前に躾が通じるとは思えんが…試す価値くらいはありそうだよな?」

ハンジ「えっ、いやそんな、…本当に?」

リヴァイ「まあ気楽についてこい…」

ハンジ「ま、ちょ、おーいエレーン! 助けてくれなーい?」

ペトラ「えへへっ、お兄ちゃんカワイイ♪」ペロペロ

エレン「わっ、やめろって顔舐めるなっ」

おとこども「おいそこ代われ」

ハンジ「\(^0^)/」

~完~

落としどころがわからんのでここらで。大して中身がなくてすまぬ。
ペドラを発案してくれた>>56に改めて感謝

続けたい人がいたら続けていいです

ペドになっても変わらねえwwwwww



おまけ

ペトラ「スゥ…スゥ…」

エレン(なんかくっついて離れないから俺のベッドで一緒に寝ることになってしまった…)

エレン(うーん、こうして見ると何となく面影みたいのが残るもんなんだなぁ)

エレン(おー、手とかこんな小っちぇえ。しかも柔らけえなー…筋肉がほとんどついてないからか)

ペトラ「えへへ…」ムニャムニャ

エレン(ん、喜んでんのか? よくわかんないけど)

エレン(不思議だな…幼児化すると髪の長さもある程度調整されるなんて)ナデナデ

ペトラ「…むふぅ///」

エレン(いやいや俺なに遊んでんだよ…俺はロリコンじゃねえぞ…寝よ寝よ)ゴソソッ

~翌朝~

チュンチュン

エレン「…んっ、朝か…? なんか後頭部に違和感が…」

ペトラ「ぺとぉ…」ピトー

エレン(ペトラさんが頭に引っ付いてんのか…悪いけど外させてもらわないと…)

ペトラ「…んっ…あっ…」ブルッ

エレン「ん?」

ペトラ「はふぅ…///」ジワァ…

エレン「…え?」ジワァ…

エレン「えっ、ちょっ、待てよまさかこの生暖かい湿り気って…!」ガバッ

ペトラ「あぅふ」ステーン

尿「やっほぅ」

エレン「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!」

~完~

これはひどい(笑)

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