〔町の道場〕
師匠「そうじゃ、>>2という力と>>4という力じゃ!」
女勇者「そ、そうだったんだ」
師匠「うむ、その力を駆使し、必ずや悪の根源…魔王を討ち滅ぼすのじゃあッ!」
女勇者「…!」
女勇者「は、はい! 師匠ッ!」
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お尻の穴に関する願いを叶える
常に服を全く身に付けられなくなる代わりに色気が増す
女勇者 (『お尻の穴に関する願いを叶える』力……)
女勇者 (それと、『常に服を身に付けられなくなる代わりに色気が増す』力か……)
女勇者「……なるほど」
女勇者「僕が服を今まで着れなかったのはこの力のせいなんだね」スッポンポン
〔町を出ました〕
女勇者「さあ、この力で魔王を倒しに行くよ!」
女勇者「でも、魔王がどこにいるかは分からない……」
女勇者「とりあえず世界を回って、伝説の武具を集めようかな!」トコトコ
勇者は西へ歩を進めました。
西には何がありましたか? ↓2
女勇者「さてと、肩慣らしに魔物を一匹ぐらい狩りたいなぁ」
女勇者「どこかに良さそうな敵は…っと」
魔王「む?」
女勇者「あっ」
〔魔王に遭遇しました〕
魔王「ほう、これまた甘そうな人間が来たわい」
女勇者「ま、魔物が喋ってるゥ!」
女勇者「と、とりあえず… ↓2 しよう!」
女勇者「何か怖いから逃げるよーっ!」
魔王「我から逃げきれると思うなよ!」
《逃走判定》
↓ のコンマが31以上で逃走成功
女勇者「……あっ!」ズテンッ
魔王「無様にこけおったなぁ……クックック」
〔逃げ切れませんでした……〕
魔王「さあ、おとなしく我の胃袋に収まるが良い!」
女勇者「ど、どうしよう…どうしよう!」
女勇者 (その辺の魔物に食べられるなんて嫌だよ!)
その時、勇者は咄嗟にある行動をしました。
それは? ↓2
女勇者「か……」
女勇者「カモーン! カモーン!」オイデオイデ
〔勇者は女の子座りで魔王に向かって手招きをしました〕
魔王「?」
女勇者「ど、どうだ! 誘惑されたろっ!」
魔王「え?」
魔王「うーん……↓2 かな」
女勇者「え?」
魔王「ん?」
女勇者「何て言った?」
魔王「いやぁ」
魔王「犯したいかなーって」
女勇者「誰を?」
魔王「おぬしを」
女勇者「僕?」
魔王「うん」
女勇者「……」
女勇者 (やっばい、逆効果じゃん僕ゥ! 貞操が危ない危ないッ!)
女勇者 (こうなったら ↓2しよう!)
女勇者「よ、よし!」
魔王「何だ、まだ諦めぬのか」
女勇者「ふーんだ! 僕の能力、見しちゃうもんね!」
魔王「能力だと?」
女勇者「そうだよ…!」
女勇者「僕の能力…『お尻の穴に関する願いを叶える力』!」
女勇者「魔物の肛門よ! 脱肛してしまえっ!」
魔王「何ィ!」
《効き目判定》
↓ コンマが21以下で魔王の肛門から激痛
61以上で魔王の肛門が痒くなる
それ以外の場合は効果無し
魔王「……」
女勇者「あ、あれ?」
魔王「うん? 何かしたか?」
〔効きませんでした……〕
女勇者「そんな!」
魔王「下らない遊びはここまでだ」
魔王「おぬしなど一撃で終わらせたい、所だが……」
女勇者「…?」
魔王「うーん、やはり犯したいのう」
女勇者「そ、それだけは!」
女勇者「僕はせめて、純潔を守って死にたいの!」
魔王「えっ」
女勇者「え?」
魔王「……」
魔王「処女…?」
女勇者「処女」コクッ
魔王「……」
魔王「うわぁ」ゲンナリ
女勇者 (え、途端に萎えたっ!?)
魔王「処女って面倒なんだよなぁ、本当」
女勇者「え? え?」
魔王「とりあえず ↓2 しとくかな…はぁ……」
魔王「あー、もう我帰るわ」
女勇者「か、帰るってどちらに?」
魔王「家にだよ、家。もう何か今日は人間食べる気分じゃない」
女勇者「…?」
魔王「はぁ」
魔王「それじゃあな、裸だと風邪引くぞ」
〔そう言うと魔物は勇者の前から瞬時に消え失せました〕
女勇者「そ、それはどうも」
女勇者「……」
女勇者「じゃなくて! 僕、助かったんだよね?」
女勇者「や、やったーっ!」
女勇者「生きてるし貞操は守ったァ!」グッ
喜んだのもつかの間。
勇者は再び使命を思い出して、西を目指します。
すると ↓2 に出会いました。
女勇者「あれ、あの人達は人間だよね?」
戦士「あぁ、どっかにいい女落ちてねえかなぁ」
武道家「こんな道端に居るわけ無いだろう」
盗賊「それよりよ、この先の街にカジノがあるってよ! バニーの姉ちゃんナンパしようぜ!」
戦士「いいな、それ!」
武道家「……まったく」
女勇者「男だけのパーティーだ……」
女勇者「何か妙な会話が聞こえたけど、腕は凄そうだね」
女勇者「よし ↓2 しにいってみようかな!」
女勇者「挨拶は大事だよね!」
〔女勇者は男だけのパーティーに近付きました〕
女勇者「こんにちは! 今日はお日さまポカポカで気持ちが良いですね!」スッポンポン
戦士「あっ」
戦士 (痴女だ)
武道家「あっ」
武道家 (痴女だ)
盗賊「うわっ」
盗賊 (痴女だ)
女勇者「?」
女勇者 (なにこの反応……)←裸だということを忘れてる
戦士「んっーと、お嬢さん、作戦会議する時間をくれると嬉しいんだが」
女勇者「? どうぞ」
戦士「はい、集合ー」
武道家「うん、これは一大事だ」
盗賊「どうするよ? 何か変態が声かけてきたけど」
戦士「うーん、とりあえず ↓2 か?」
戦士「とりあえず、『女勇者の持ってる二つの能力が消える』か」
戦士「……あれ?」
武道家「……気でも触れたか」
盗賊「何を口走ってるんだよ。能力って?」
戦士「いや、すまん。急に頭の中に何かが割り込んで」
女勇者「まだかなー」
女勇者「……」
女勇者「!」ビリッ
〔作戦会議の様子を見守っていた勇者の脳内に電流が走る〕
女勇者「な、なにこれ…! 僕の能力が、消えて……」
突然勇者の二つの能力が消失。
それと同時に、新たな能力が二つ備わりました。
それは↓2 という力と ↓4という力でした。
女勇者「っ!」ビクン
女勇者「……ふーっ」
女勇者「ふーっ、ふーっ……」
女勇者「な、何だったんだろう」
〔勇者は焼き肉を無尽蔵に産み出す能力と空間と物理法則を操る力を得ました〕
戦士「それでよ、どうするんだ。あの痴女」
武道家「無視とかで良いだろう。 裸の女なんぞ、録でもない」
盗賊「でも、何か可哀想だなー」
盗賊「あの女の子が仲間に入ってくれれば、パーティにも華が出来るんじゃない?」
戦士「うーん、じゃあ ↓2 か?」
戦士「見たところ困ってそうだし、装備だけでも買ってやろうじゃないか」
武道家「お前、人を思いやるようになったのか」
武道家「さては惚れたな」
戦士「それはちげーって!」
盗賊「じゃあ、あの女の子には次の街までパーティに入って貰う、でいいよな?」
戦士「ああ」
戦士「おーいっ!」
女勇者「あ、終わりました?」
戦士「ああ。お陰で冷静な判断が出来たよ」
女勇者「それで、何の作戦会議だったんです?」
戦士「作戦会議…というかだな、君には俺らについてきて欲しいと思ってる」
女勇者「!」
女勇者「それは」
戦士「君は見たところ全裸だ。いや、見なくても雰囲気が全裸だ」
女勇者「!?」ビクッ
女勇者「……」サッ ←今更胸と股を隠す
盗賊 (自覚してなかったのかよ)
戦士「だから、俺達も何かそのままにしておくのもあれだと思ったんで、装備を買うことにした」
女勇者「僕の、ですか?」
戦士「……嫌か?」
女勇者「んー、迷惑じゃありませんか?」
戦士「いや、君さえ良ければいつでも買ってあげれるよ。金なら幸い、腐るほどある」
女勇者「うーん」
女勇者「 ↓2 」
女勇者「わかりました、行為に甘えます」
盗賊「おう! 街まで楽しい旅としゃれこもうぜ!」
武道家「だが、道中は裸だと色々困る。この布の服をとりあえず着ているんだな」
女勇者「あ、ありがとうございます!」
戦士「戦闘は俺らに任せてくれよ、こう見えてもお城のお抱え戦士だからな」
女勇者「凄いですね…!」
女勇者 (僕なんか、ただ伝説の勇者の子孫の一人ってだけで、別に強くないから)
女勇者 (ちょっと羨ましいなー)
勇者、改め勇者一行は西の町を目指します。
ですがその道中、やはり何かに遇いました。
それは? ↓2
盗賊「おっ、もう町が見えてきたなー!」
武道家「やっとか」
戦士「じゃあ、まずは防具屋を覗くとするか」
女勇者「はい、そうですね!」ビリリッ
女勇者「ん? ビリリ?」
〔能力が突然変更され服がビリビリに破けました〕
戦士「お、おま」
盗賊「どんな手品だよ」
武道家「……」
女勇者「そ、そんな! また僕全裸に……」
戦士「……」
戦士「それには何か事情があるのか?」
女勇者「えーと、僕もよくわからなくて」
盗賊「と、とりあえず人目につかないとこで待っててよ! 俺らがちょっくら防具屋行って買ってくるわ!」
武道家「まったく」
女勇者「は、はい。すみません」
女勇者「はぁ」
女勇者「本当何なのこの能力」
町の門から少し離れた岩陰。
そこに勇者は隠れることにしました。
それから数十分後、盗賊達戻ってきました──
買ってきたのはどんな防具? ↓2
女勇者「あっ」
女勇者「おかえりなさい!」
戦士「えーとだね、一応買ってきたんだが」
盗賊「こんなんでどうかな?」
〔勇者はヒラヒラマントを手渡されました〕
女勇者「なっ」
女勇者「これ、ギリギリ下着が見えて……」
武道家「あるだけマシだろう。着てみろ」
女勇者「は、はい」
《装備判定》
↓のコンマが 41以下だったら服は一部分だけ破れるが何とか着れる
42以上では細切れに破れて使い物にならない
今日はもう書き込めそうにないからまた明日か明後日。
トリップは念のため着けたお。
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