男「説明書を読んで下さい？さっき読んだじゃん……ん？あれ？動かない？何でだ？」ﾍﾟﾗｯ

【アンカ・DE・コンマのプレイ中は安価に従わなければいけません】

男「え？何だよこれ？こんなのさっきは書いてなかったぞ？どうなってるんだ？」ﾍﾟﾗｯ

【尚一度起動すると、クリアするかゲームオーバーになるまで、プレイをやめられません】

男「……いやいやいや、そんなわけ……」ﾍﾟﾗｯ

【それではプレイをお楽しみ下さい】

男「……ん？画面が動いて」

『ようこそ男さん』

男「……は？」

『このゲームの舞台は○○町を再現しています』

男「いやいやいや」

『是非ステキなヒロインと出会って下さい』

男「何で……何でだよ？」


男「名前なんて入れてないのに、何で俺の部屋までしっかり再現されてんだよ」

『さて次は↓2して下さい』

男「町探検？……確認しなきゃいけないよな……」



男「……そのまんまだな、どうやって冷蔵庫の中身まで再現したんだよ」

『操作に慣れてきましたか？』

男「ああ慣れたよ」

『おや？あそこに誰かいますね』

男「ん？」

『あれはヒロインの１人、↓2さんですね』

男「ブス子って誰だよ!?つか何でブス子!?」

『話しかけてみますか？』

男「嫌だ！反対方向に行くぞ」

『おや、ブス子さんから話しかけてきましたよ』

男「いらねー！」

ブス子『↓2』

ブス子『この世界のヒロインは全てブスだ。ぶーすっすっす』

男「うぜえ！つかマジで!?」

『ブス子さんは冗談好きの面白いヒロインです』

男「面白くねえよ！」

ブス子『もーそんな事言ってー、本当は私が本命何でしょう？ぶーすっすっす』

男「ねーよ！絶対ねーよ！つかウザすぎるだろ！」

ブス子「じゃあまたね男君ぶーすっすっす」

男「その笑い方やめろ！」

『このアンカ・DE・コンマには、最大で六人のヒロインが登場します』

男「あと五人か……まともなんだよな？」

『ですのであ最大で四人のヒロインがあなたを待っています』

男「は？四人？全部で六人なんだろ？今のブス子以外にも、一人決まってるのか？」

『さて……チュートリアルはこの辺で、そろそろアンカ・DE・コンマの世界に誘いましょう』

男「は？何言って……ん？何だか眠く……」ｽｩ




？「お兄ちゃん？あれ？いないの？……おかしいなぁ」