女「まったく先輩にはあきれました」 (64)
女「でもそういうところが好きなんですけどね」
男「は?!」
女「冗談ですよ本気にしました?笑」
男「してねーよ!」
女「もうすぐクリスマスですね先輩」
男「そうだな」
女「ちなみに聞くまでもないですが予定はどうなんですか?」
男「お前の想像通りだよ」
女「やっぱり」
男「やっぱりってなんだやっぱりって」
女「先輩がかわいそうなので一緒にいてあげようかなー」
男「別に大丈夫だよ一人が好きだし」
女「…にぶ」
男「何か言った?」
女「何も言ってませんよ」
男「ところでお前は彼氏とかいないのか?」
女「何でそんなこと聞くんですか?」
男「えっ、ああいや、クリスマス空いてるっぽい話だったから」
女「…いませんよ」
男「そうか…なんかすまんな。こんなに可愛いのに勿体無いな」
女「え…」
男「あ、いや何でもない」
女「(先輩今可愛いって…)先輩は好きな人とかいるんですか?」
男「んー?さあなー」
女「まあ先輩を好いてくれる女の子なんて天然記念物だと思いますけど笑」
男「言ったな」
女「…私くらいですよ」
男「え?」
女「何でもないです」
女「では、この辺で」
男「おう、じゃあな」
女「先輩はいつになったら気づくのかなあ…」
男「はあ…いつになったら言えんだろ…」
男「イルミネーション…綺麗だ…クリスマスか…」
男「なんとかしてクリスマスまでに…」
男「一人は寂しいに決まってんだろくそー!」
女「先輩おはようございます」
男「おお、いつもいつも早いな」
女「まあ通学途中にありますしね」
男「ところで後輩よ。お前は何で毎朝毎朝迎えに来てくれるんだ?」
女「先輩が情けないからです」
男「え?」
女「毎日毎日遅刻ばっかり 学校ではちょっとした有名人ですよ」
男「そうだったのか…」
女「なんて嘘ですよ。もう長い付き合いじゃないですか。」
男「まあ、そうだな。だから敬語外してくれて構わないんだが…」
女「私はこれが気に入ってるので」
男「そうか…(まあ敬語も悪くないしな)」
女「何考えてるんですか?顔が変ですよ」
男「顔が変なのはもとからだ心配するな」
女「確かにそうでしたね。一時期私のなかで先輩のあだ名は福笑いでしたしね」
男「おい」
まだみてる人いるのかな?日本史の時間で辛いっすうっす
頑張るお
じゃあ次回からは書き終わってから完結させるつもりでスレたててな乙
女「先輩って変わってますよね?」
男「いきなりなんだ」
女「いや、他の男子をみる限り先輩かなり変ですよ」
男「そうか…変って言われても素だから複雑な気持ちだなあ」
女「よくみれば個性悪くみれば異常者 先輩は後者ですね」
男「まあまて後輩よ。俺からみたらお前もよっぽどのもんだぞ」
女「私は個性の塊です」
男「(貧乳は個性か…)」
女「変態」
男「?!」
>>23
かきためって大事なんだね今度からそうする
男「クリスマスまであと二週間なわけだが」
女「ですね。相変わらず予定は入りませんか?」
男「お察しの通りで」
女「しょうがないですね やっぱり私が一緒にいてあげます」
男「なあ、なんでそんなに気を使ってくれるんだ?俺は別に大丈夫だぞ?」
女「私が一緒にいたいからです」
男「そうか…え?」
女「なんですか」
男「え、いや何でもない」
女「それじゃ私はこの辺で」
男「ああ、じゃあな…」
男「(今のは告白…なのか?いやあいつに限ってはないか)」
男「後輩よ、プリクラというものをとってみないか?」
女「なんですか先輩頭おかしくなったんですか?」
男「いやいや、実は俺プリクラというのをとったことがないんだよな。世の中の学生はエンジョイしてるのに…俺もしてみたいじゃないか!」
女「あいにく私、プリクラ好きじゃないんです」
男「なんで?女の子なんてプリクラ撮るために生きてるようなもんじゃないの?」
女「女子にひっぱたかれますよ。違います、私写真写り悪いんです」
男「(そういうこと気にするのか。でもプリクラって補正かかるんじゃ…)」
女「先輩が撮りたいならいいですよ」
男「え、嫌なんじゃ?」
女「好きではないですけど嫌なんて言ってませんよ」
男「??天の邪鬼かお前は」
女「先輩には敵いません」
男「じゃー早速撮るか」
ーーーーーーーーー
男「(操作方法がわからん)」
女「勝手に選んじゃいますよ?」
男「お、おう頼んだ」
パシャッ
女「先輩ほら笑ってください」
パシャッ
男「お前もとんでもない顔してるぞ」
パシャッ
男「ありがとう。いい思い出になったよ」
女「私なんかで良ければ全然」
男「あとは何をしようか…」
女「あ、私はこの辺で。ちょっと用事があるので」
男「そうかお疲れ。今日はありがとな。」
女「私こそ楽しかったです。さよなら」
男「楽しかった…か。最近帰るの早いしやっぱつまらないんじゃないかなあ。はあ…けえるか…」
男「ここ数日後輩を見ていない。どうしたんだよ無駄に心配かけやがって」
男「教室行ってみるか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガヤガヤガヤガヤ
男「すみませーん」
後輩1「はい」
男「女っている?」
後輩1「女ちゃんですか?そういえば最近学校に来てませんね。」
男「学校に来てない?理由は?」
後輩1「なんでしょう?風の噂では入院してるなんて話も聞いたんですけど。」
男「(入院?あいつ持病なんてあったっけか?)そうかありがとう。」
男「(先生に聞くのが早いか)」
ー職員室ー
男「失礼します。先生」
先生「どうした?」
男「女、学校に来てないみたいですけど、どうしたんですか?」
先生「女か…あいつはゆ…いや入院している。持病が悪化したらしい」
男「本当のことを言ってください。あいつは持病なんてなかったはずです。どこの病院ですか。」
先生「遠いところだ。」
男「遠いところってどこですか、ふざけないでください。」
先生「男、学校には入院って言ってある。あいつがどこにいったか先生にもわからない。」
男「ありがとうございました。失礼します。」
男「(女は失踪したのか…?)」
男「ここにもいない…どこいったんだあいつ。家はいない、公園、ネカフェ、河川敷…あとは…」
男「あそこか」
男「初めてあった場所、なんてベタすぎると思うが…まあいないよなあ…」
男「女どこいったんだよ…」
男「クリスマスまであと2日だぞ…お前いなくちゃダメじゃんかよ…」
通行人「ヒソヒソヒソ」
子供「ママーあれなにー?」
母親「シッ!見ちゃいけません!」
男「とりあえず帰ろう…」
男「(結局女は見つからなかった。今日はクリスマス当日。本当どこいったんだよ。頼むからでてきてくれ)」
「先輩!」
男「!!!」
「おせーよチカ何やってたんだよ」
男「はあ…」
男「(その日夢を見た。女が笑っていた。泣いていた。怒っていた。困っていた。すべてが懐かしく感じて、すべてが愛おしく感じて、枕を濡らした。今日は12/26。もう限界だ。彼女のいない生活がこんなに辛いものとは思わなかった。想像以上に依存していた)」
男「夢の中の女は…
あの日と同じことを言ってた。」
男「やっぱり俺は…」
「まったく先輩にはあきれました」
「でもそういうところが好きなんですけどね」
男「女…?あれ?プリクラ…女だけ消えて…え?え?」
「…先輩。私先輩のこと好きですよ」
すまん、ここで切れる
充電が5パーしかない\(^o^)/
一応これで完結ということで
日本史の時間にふと思い付いたネタを無理矢理繋いだので後半は思い付きだから微妙すぎたね…
帰ってスレ残ってたらちゃんと続き考えるし
落ちてたらまたこんなスレたてるからよろしくオナシャス!!
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