提督「>>3を無視してみる」 (234)

提督「艦娘はみな本当にいい娘ばかりだ。見た目も性格もな・・・」

提督「だからこそ、ちょっと無視して弄ってみたいと思った次第だ」

提督「果たして>>3はどんな反応をしてくれるだろう・・・楽しみだ」ジュルリッ

提督「ということで、需要があったら書く。>>1の更新速度はそれほど遅くはないぞ」


提督「さあ、私に無視される可哀想な艦娘は一体誰かな?>>3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398822484

深海戦艦

艦娘ですらない件について
あと下げろよ

提督「おっと、これは意外な結果に。しかし、これは深海棲艦という意味なのだろうか?」

提督「だが、深海棲艦も種類はたくさんいる。その内の誰にしようか・・・いや、艦娘もまだ捨てがたい」

提督「よし、ここは>>5にしよう」

提督「失礼、>>9だ」

山城

提督「ほう。そうか、山城か・・・」

提督「そうかそうか。あいつも可愛そうになぁ・・・」(遠い目)

提督「だが私は無視するぞ!」


山城「艦隊が帰って来ました・・・」ガチャッ


提督「お、ナイスタイミングだ。では始めよう」


山城「今回の戦いも何とか勝てましたけど・・・危うかった所が多いわ」

提督「・・・・・・」

山城「ねえ提督。そろそろいい加減扶桑姉様を見つけてはくれないかしら?」

提督「・・・・・・・」

山城「扶桑お姉様さえいれば勝てるはず・・・そう思うでしょ?提督」

提督「・・・・・・・・・・」

山城「・・・・提督?」


提督「・・・・・」新聞ペラリ

山城「・・・提督。聞こえていますよね?」

提督「・・・・・・」

山城「扶桑お姉様です。お姉様さえいれば、もっと容易く敵を封じる事が出来るはずです」

提督「・・・・・・・・」

山城「・・・・・・・何か一言くらい返事しても・・・」ボソッ



雷「しれいかーん!遠征が終わったわよー!!」

提督「おう!お疲れ雷ちゃん!」



山城「・・・え?」


雷「見てみて!ちゃんとバケツも貰ってきたのよ?」

提督「おー!よくやってくれた雷ちゃん!これでまた第一艦隊が出撃できる」

雷「当然よ!もっと私に頼って良いのよ?」

提督「ならもう一回遠征お願いできるかな?」

雷「任せなさい!司令官の為に出撃しちゃうから!」



山城「・・・どうして」

提督(むふふっ)


山城「声は聞こえてるくせに・・・どうして・・・?」

提督「さて、雷ちゃんも遠征に行ってくれたし、私も頑張るぞ!!」

山城「・・・ひょっとして、八つ当たりですか・・・?」

提督「・・・・・・」

山城「私がお姉様成分不足であまり活躍できていないから・・・八つ当たりですか?」

提督「・・・・・・・・・」

山城「・・・はぁ。扶桑お姉様は見つからない。私は活躍出来ない上に提督に無視される」

山城「不幸だわ・・・」


提督(お姉様成分って何だ)

山城「本当に不幸だわ。私は部屋に戻ります・・・」

山城「と言っても、どうせ返事はしないのでしょう・・・?」

提督「・・・・」新聞ペラリッ

山城「はぁ・・・」扉バタンッ


提督「・・・行ったな」

提督「ふぅ。これでも特定の人物を徹底的に無視するってのは大変なんだよなぁ」

提督「だが私はやめないぞ」

提督「山城は提督である私にそれほど高い好感度を持っているわけではない」

提督「だが、無視されて気分が良いわけがないのもまた事実。さて、彼女はどう反応してくれるだろうな・・・」

提督「これからが楽しみだ」ジュルリッ


山城(・・・どういうつもりなのかしら。あの提督は)

山城(八つ当たりならば、もっとはっきりと何か言えば良い物を・・・)

山城(全く不幸だわ。最近も今までも、私にはまったく良い事がない)

山城「はぁ・・・出るのは溜め息ばかりだわ・・・」


響「あ、山城さん。あと30分後にまた出撃だそうだよ」

山城「あら響・・・そう、了解したわ」

響「それじゃあ。до свидания」

山城「・・・だ、ダスビダーニャ・・・」



山城「・・・不幸だわ・・・」


提督「そろそろ山城を含む第一艦隊が再び出撃する」

提督「編成からして、おそらく山城がMVPを取るだろう」

提督「その際、帰ってきた山城への私の態度を安価で決めたいと思う」

提督「あ、当然無視は継続するけどな」



1、酷く苦い顔をして、目が合うと舌うちをする。

2、さっきまで同様無表情無関心。

3、笑顔で迎えつつも何も言わない菩薩。


>>21

3


提督「おおと、安価がちょっと近すぎた。反省しよう」

提督「だが安価は絶対!私はこれより帰還する山城を笑顔で迎えようと思う」

提督「ただし!口は一切紡いだままだ!」


山城「主砲、良く狙って、ってぇー!!」ズドンッ

イ級【ギュイッ!?】チュドン!

山城「ふぅ・・・何とか命中した・・・・」

響「これで敵艦隊は壊滅。作戦は終了だね」

山城「ええ、帰還しましょう・・・」


山城(ちょっと張り切り過ぎたかしら・・・たかが弱小艦隊一つにここまで力を入れるなんて・・・)

山城(でも、これで提督も私に八つ当たりをする理由がなくなったわ)

山城(少しは提督の態度も良くなるでしょう。また扶桑お姉様に合えなかったのが最大の不幸だけど)


山城「・・・不幸だわ・・・」


山城「艦隊が帰って来ました。提督、今回の私は・・・」

提督「・・・・」ニコニコ

山城「・・・・・・・・・・・・・・・」

提督「・・・・」ニコニコ



山城(気持ち悪っ・・・・!?)


山城(・・・い、いやいや。落ち着くのよ山城・・・仮にもこの人は私の上司・・・)

山城(笑顔になったという事は、少なくとも私の活躍は認められている・・・という事かしら)

山城(全く、さっきからこの提督は何を考えているのかしら・・・)チラッ


提督「・・・」ニコニコ


山城「・・・はぁ・・・。まあ、何と言いますか・・・私、それなりに頑張ったつもりです」

提督「・・・」ニコニコ

山城「その、機嫌がよろしいのでしたら、戦艦レシピを回しては・・・」


提督「・・・・!」クワッ!!


山城(・・・喋らない分、感情が顔に出てますね・・・戦艦レシピと聞いた瞬間、あの般若顔・・・)

山城(不幸だわ・・・)


山城「・・・でしたら、せめて扶桑お姉様がドロップするような海域にですね・・・」

提督「・・・」クワッ

山城「・・・・・提督はお姉様を探す気はないのですか?」

提督「・・・」ニコニコ

山城「・・・!」ムッ

山城「そうですか。わかりました。失礼します!」扉バンッ!!



提督「・・・あらら。私何も言ってないのに」


山城「不幸だわ不幸だわ不幸だわ不幸だわ不幸だわ・・・!!」

山城「提督はそもそもお姉様を探す気はなかったわけですか」

山城「戦艦レシピも回さない、ドロップする海域にも出撃させてくれない・・・」

山城「これほど何度もお姉様に会いたいって訴えているのに・・・」



山城「お姉様・・・嗚呼、お姉様・・・何処にいるんですか・・・?」




提督「・・・うむ、見事に勘違いされてしまったようだ」

提督「私とて扶桑が欲しくないわけではない。ただ、資源がないのだ」

提督「資源さえあればいくらだって戦艦レシピを回すし、ドロップだって狙う」(ただし長門狙い)

提督「すべては貧乏が悪いのだ。本当に皆には迷惑を掛けてすまないと思っている・・・」


提督「さて、ここまで来てだが。流石にそろそろ可哀想になってきた」

提督「しかし私はここでさらに安価を取る」

提督「内容は簡単。2択だ・・・」



1、可愛そうなので無視を中止。優しく接する。

2、追撃追撃。帝国海軍に撤退の文字などありはしない。



>>33

1


提督「安価により、山城へ対する無視はここで終わりにする」

提督「次の艦娘か・・・また考えておこう」

提督「さて、山城の為に虎の子の備蓄資源を使って、ちょいと戦艦レシピを回すか・・・!」



山城「・・・ん?どっからかお姉様の気配が・・・!?」



1、扶桑が出る

2、長門が出る

3、ナカチャンダヨー


>>38

1


提督「私の山城はどうやら幸せ者のようだなwww」

提督「これはもうwww山城歓喜不可避wwwwww」

扶桑「あの・・・提督?どうなさいました・・・?」

提督「ああ、気にしなくていいよ。ようこそ我が艦隊へ、扶桑。待っていた」



山城「お姉様の香りっ!!」扉バンッ!!


提督(一体どこから嗅ぎ付けたやら・・・)

扶桑「あら・・・山城、お久しぶりです」

山城「あ、ああ・・・山城、感激です・・・!!提督、まさか・・・」

提督「うむ。戦艦レシピである」

山城「資源は・・・」

提督「聞くな」

扶桑「山城、お元気そうで何よりです・・・」

山城「は、はい・・・!山城、元気です!お姉様に会えて、感激です・・・!!」グスッ

扶桑「あ、あらら・・・?」


提督「よっぽど会いたかったんだなぁ」

山城「当然です!お姉様ですYO!?」

提督「はいはい。良かったな」

提督(まあそう簡単長門は出ないよなぁ)


扶桑「山城、泣かないで・・・」

山城「それは無理な話ですお姉様・・・!嗚呼、山城感激・・・!」


提督(・・・お互いに抱き合って動かないな・・・百合の香りがしますぞ)




提督「・・・まあ、そんなこんなでハッピーエンド?」

                               fin


提督「私、復☆活!」

提督「まだ需要があればだが、次の艦娘を無視して行こう!」

提督「山城は結局ハッピーエンドで終わったが、>>1はバットエンドも書けないことはないぞ!」

提督「というかバットの方が得意な人間だ!だからと言って安価に干渉するつもりはないがな!HAHAHA!」


提督「という事で、需要があれば書く。さあ、>>50を無視しよう!!」

漣ちゃんがパッドエンドなんです?


提督「バットエンドかどうかは安価しだいだろう。>>53

提督「時々安価をはさむことがこれからもあるだろうから、どうかよろしく頼む」



漣「艦隊のお早いお帰りです~」



提督「おお、どうやら遠征から帰ってきたようだ」

提督「では、初めよう」


漣「ご主人様ぁ?言われた通り遠征任務、こなしてきました~!」

提督「・・・・・・」

漣「見てくださいよこの大量の資源!これが東京急行ですかぁ!」

提督「・・・・」

漣「それにほら、家具コインまで付いてるんですよ!?これはもう、なんも言えねぇ!」

提督「・・・・・・」

漣「・・・ご主人様?」


提督「・・・」ボリボリ

漣「・・・ご主人様、聞いてます?」

提督「・・・・・」ボリボリ

漣「漣の本気、どうですか?この資源不足な艦隊の礎となるべく、頑張りましたよ?」

提督「・・・・・・・」バリボリ

漣「・・・ちょっと、ご主人様?ご両親から話しかけられたら返事をしなさいと教わらなかったんですか?」


提督「・・・」スッ (無言で立ち上がる)

漣「!」

提督「・・・んーっ」(窓の外を見つつ背伸び)

漣「・・・?」



提督「今日も平和だなぁ。部屋の中も静かで落ち着くよ」

漣「・・・っ!?」



漣「ちょ、ちょっとご主人様・・・?漣の事、見えてますか?」

提督「・・・んー。眠い・・・」

漣「ま、まさか漣・・・死んでしまっているとか!?」


電「それはないと思うのです」


漣「ひゅぉあ!?」

提督「おっ」


提督「おお、電ちゃん。君も来たのか」

電「漣さんの帰りが遅かったので呼びに来たのです」

提督「そうか。お疲れさん」

電「漣さん、漣さんは死んでないのです。私にはちゃんと見えているのです」

漣「え・・・じゃ、じゃあなんでご主人様は・・・?」

電「・・・司令官さん?」

提督「ん?どうした電ちゃん」

電「・・・・・・どうして漣さんを無視するのです?」




提督「え?漣?そんな娘、ウチの艦隊に居たか?」



漣「っ!?」

電「・・・・・・・」


提督「・・・どうした電ちゃん。そんな顔をして。表情が怖いぞ」

電「・・・おふざけでやっているならやめて欲しいのです。漣さんは私達の大切な仲間なのです」

提督「だから、漣って誰なんだよ。あれか?特Ⅱ型駆逐艦の漣の事か?」

電「そうなのです」

提督「いや、しかしな電ちゃん。私の艦隊にそんな娘が居たという記憶は・・・」



漣「っ・・・・!!」ダッ!!


電「あ、漣さん・・・!!」

提督「?」




漣「もう、ご主人様なんて知らないから!!」扉バタンッ


漣(どうしてどうしてどうして・・・!?なんでこんな事になってるの・・・!?)

漣(電ちゃんは漣の事見えているのに・・・どうして・・・?)

漣(何か、何かご主人様に悪い事しちゃったのかな・・・何か気に障るような事でも・・・・?)

漣(・・・・一生懸命、頑張っていたつもりなんだけどなぁ・・・)


漣「・・・後で謝りに行かないと・・・でも・・・・」

漣「ちょっと今は・・・無理かな・・・えへへ」グスッ


電「・・・・司令官さん、どういうつもりなのです?」

提督「だから何のことかわからないのだが」

電「・・・わかりました。司令官さんがそういうつもりなら、もう止めはしないのです」

提督「???」

電「でも覚えていて欲しい事が一つだけ、あるのです」

提督「何だ?」


電「今、電は非常に怒っているのです。これ以上、電を怒らせないで欲しいのです」


提督「・・・お、おう。まあ、気を付けるよ」

電「それでは、なのです」扉バタンッ


提督「・・・行ったか」

提督「ふぅ、無視するシリーズにありがちな第三者を交えての演技」

提督「これはなかなか疲れる物があるな・・・とうか電ちゃん鋭すぎ。怖いのです」


提督「という事で、ここで安価だ。きっと、もうすぐ気を取り直した漣が戻ってくるだろう」

提督「その際の私の態度を決めてしまおう。終わりがバットかハッピーになるか。ここが分かれ道だな」



1、謝る漣を無視し続け、酷い態度を取る。

2、謝る漣を無視し続け、しかし慰める。

3、そもそも無視するのをやめる。


>>70

3


提督「安価は絶対。どうやら私の艦隊はバットエンドが嫌いのようだ」

提督「良いだろう。私は無視するのをやめるぞぉおおお!!漣ぃいいい!!!」

提督「ぬぉおおおおお!!」ダッ!


漣「グスッ・・・はぁ・・・やっと、落ち着いてきたかな・・・」

漣「でもどこが悪かったんだろう・・・態度?言葉づかい?」

漣「ご主人様・・・って呼び方がまずかったのかな・・・」

漣「漣的に仲良くなれたらいいなーって思っていただけなのに・・・」


??「ぅぉぉぉぉぉぉぉぉ」


漣「・・・?」


提督「うおおおおおおおおお!!!」ドダダダダダッ!


漣「!?」


提督「漣ぃいいいいいい!!!」ドダダダダダッ!!

漣「え、ちょ、ご主人さ」

提督「悪かったぁあああああ!!」ダキッ!! (猛ダッシュからの抱き着き)

漣「もがっ!?」

提督「すまんかったすまんかった!ちょっと魔が刺しただけなんやぁああ!」

漣「ご、ご主人さ・・・い、いえ・・・提督・・・?」

提督「!?」

漣「提督、どうしたんですか。一体・・・」

提督「お前こそ、いつもの『ご主人様』はどうした」

漣「え・・・」


漣「・・・だって、漣に悪い所があったから無視したんじゃ・・・」

提督「違うんや・・・魔が刺しただけなんや・・・」

漣「ご主人様って呼び方、気に入らなかったのかなって・・・」

提督「そんなことはない!お前の『ご主人様』でどんだけ癒されてると思ってる!!」

漣「・・・・・・」

提督「・・・・・・・・・・」


漣「・・・えへ、えへへ・・・」グスッ

提督「・・・」

漣「良かった・・・じゃ、じゃあ無視に理由はなかったんだよね・・・?」

提督「ああ、そうだ」

漣「えへへ・・・そっか・・・よかったぁ・・・」グスッグスッ

提督「・・・悪かった」

漣「もう、次はこんなことしないでね・・・」

提督「おう・・・」




憲兵「・・・ハッピーエンドかと思ったか?愚か者め」



提督「・・・・・・・・」

憲兵「漣を泣かした挙句、抱き着いているとは何と破廉恥な」

提督「え、あ、これはその・・・」

憲兵「明らかに軍規に反する行為也。何か弁解はあるか?」

提督「は、話せばわかる!な!?漣ちゃん!!」

漣「・・・・」


漣「・・・徹底的にやっちまってください☆」

憲兵「任せろ」


提督「アイエエエエエエエエエ!?」





漣「という事で、ハッピーエンドのようなバットエンドでした♪」


                                  fin

>>憲兵「任せろ」

                             _,.-‐---‐''"¨τ三ミ
                         . _,.-‐-'´^ー<.... ,.._ 、,/'"π丿
                   ___/`‐、_'´´.._,,./  `ヽ', --'ゞ
                    ,....ヽ==@==/" ,.-、 リ´ ,/´          ̄
              _,,.._-'" _,. (´・ω・`)  ..,,_ノ-''"
           _/´  `ーヽ、ヽ.`ニニ´.λ'´ .{
       ,. '´ '{′   ;  ,, ' _゙.`ーv''´ , ' ,|   
     _/〉-._,人,._,.,.'__≠''´  .',│ ,.. ' /   
    ,'´ ヽ_,ィ   /'"λ  `゙  } 、_, .ノ   
  /.'"`ー、ノー-‐へ ,ノ 《 ゙ヽ、.__.. ノ , ', リ

  ヽ. 、.  、!_,-'.ー. \ヽ._  - 、._, '",)ノ
   ヽ、ヽ,-'"ニ  ̄}  .ヾミ゙ヽ_,'"´ /,、_〃
     `ヽ._ ヽ '"〉  {ヘ, ,(`ー_,./,.-'/
       ``ー--''


提督「どうしよう。まだ時間はあるけれどそろそろ昼飯食いたい」

提督「もしやるなら次が最後かなー。それまでに需要があればいいけど」

提督「私は雨にも負けず、憲兵にも負けず。戻ってくるぞ!!!」


提督「さあ、再び提督復☆活!」

提督「あいててて、憲兵の取り調べってのは痛い事だらけだぜ・・・」

提督「しかし、一体誰が憲兵を呼んだんだ・・・まさか偶然じゃあるまいし・・・」


電「・・・・・・・・」


提督「・・・誰かの気配を感じるが、私は屈しない!!」

提督「さあ、次の艦娘は誰だ!?>>93

kskst

利根


提督「おほっ、ほうほう。利根か・・・」

提督「あいつ、重巡の割には子供っぽくてかわいらしい所があるんだよな」

提督「普段通りの笑顔からの、無視された悲しみの顔・・・いいね」ジュルリッ

提督「安価が遠いのはすまなかった。まだ経験不足ゆえの過ち。許してほしい」


利根「筑摩はおるかー?」


提督「ナイスタイミング。では、初めよう」


利根「筑摩ー、筑摩は何処じゃー」

提督「・・・・」

利根「・・・何じゃ。執務室にも居ないのか」

提督「・・・・・」

利根「して提督よ。筑摩を見なかったか?」

利根「あやつ、吾輩に黙って姿を消しやがったのじゃ。こういう用がある時に限りふっといなくなりおる」

利根「少しでもいい、筑摩の情報を知らぬか?」

提督「・・・・・・」


利根「・・・ふむ、沈黙は知らぬという事か」

提督「・・・・」

利根「・・・・・・・肯定くらいしてもいいじゃろう、提督よ」

提督「・・・」ボリボリ

利根「何を食っているのじゃ?」

提督「・・・・・」ボリボリ

利根「これは・・・コーヒー豆かっ!・・・食えるのか?」

提督「・・・」


利根「ま、まあお主が食うている限り、食えるのじゃろうな」

利根「・・・・・・」

利根「少し、貰ってもいいかの」

提督「・・・・・・・・・・・・」

利根「無言は肯定とみなすぞ」

提督「・・・・・」

利根「では、一粒・・・」



提督「・・・さて、豆も飽きたな」スッ (豆入れを仕舞う)

利根「あ・・・」


利根「・・・な、なんじゃ!一粒くらいいいじゃろ。お主、ケチじゃの」

提督「ぶあっくしょい!!!」

利根「!?」ビクンッ

提督「あ゛ー・・・花粉はもう飛んでないはずなんだがなぁ」

利根「な、なんじゃくしゃみか・・・脅かすでない」


提督(ビクッとなった瞬間の利根可愛い)


利根「ほ、ほれ・・・ティッシュだぞ」

提督「・・・・・」

利根「・・・鼻、かまぬのか?」


提督「う゛ー・・・」

利根「鼻つまっとるんじゃろ?ほれ、これでかむがよい」

提督「・・・・・」

利根「・・・かまんのか。まあ、好きにすればよい」コトッ (ティッシュ入れを机の上に置く)


提督「お、こんな所にティッシュが・・・ありがたい」

利根「・・・・・・・・・」



利根「・・・ちょっと待つんじゃ提督よ。さっきからお主、おかしいぞ」


利根「ティッシュ、折角吾輩が手元へやったのだから素直に受け取ればよいじゃろう?」

利根「それを何故せぬのじゃ。それに、さっきから吾輩が一方的に話しかけているような気すらするぞ」

利根「何か返事くらいしたらどうじゃ」


提督「チーンッ!」ズズビッ


利根「・・・・・・・吾輩の言葉よりも、ティッシュで鼻をかむ方が優先じゃと?」

提督「あ゛ー、春は辛いよ・・・」

利根「いいぞ。お主がそのつもりならこっちにだって考えがあるのじゃ!」


利根「後ろに回り込みー」

利根「椅子の背もたれの隙間からー」

利根「脇腹くすぐりじゃ!!」ワシャワシャ


提督「・・・」


利根「はっはっは!お主が脇腹が弱い事は知っておるぞ!さあ、悶えて吾輩に謝るがよい!」

提督「・・・」

利根「ほう、強情な奴よの。では、遠慮なく行かせてもらうぞ!」ワシャワシャワシャワシャ

提督「・・・・・・・・・・」

利根「どうじゃどうじゃ!くすぐったいじゃろう!我慢せずとも良いのだぞ!」ワシャワシャワシャ

提督「・・・・・・」

利根「・・・やせ我慢は良くないと筑摩も良く言っておる。ほれ、笑うが良い」ワシャワシャ

提督「・・・・」

利根「・・・・・・・・・」ワシャ


利根「・・・おかしいの。確かに提督は脇腹が弱いと聞いていたのじゃが・・・」

提督「・・・さて、午後の執務をするか・・・」

利根「え、えと。首筋!!」コショコショ

提督「・・・・・」

利根「駄目か。では首元!!」

提督「・・・・・」

利根「ど、どうなっているんじゃ・・・」



提督(ちょうくすぐったい。我慢するので精いっぱい)


利根「・・・まるでこれでは吾輩が馬鹿みたいではないか」

提督「・・・・」

利根「やめじゃやめじゃ。どうやら吾輩の負けの様じゃ」

利根「ほれ、負けを認めるぞ。いい加減相槌一つくらいしてくれても構わぬじゃろう?」

提督「・・・・・・・・・」

利根「・・・提督よ。流石にこれ以上は吾輩も本気で怒るぞ」


提督「・・・チッ」


利根「!?」


利根(い、今・・・こやつ、舌打ちしおったか・・・!?吾輩に向けて!?)

利根(あ、あの提督が、吾輩に向けて舌打ちじゃと・・・!?)


提督(あー、この書類めんどくさいタイプのやつじゃないか・・・チッ、やってらんねー)


利根(表情も今までにない以上に厳しい物じゃ・・・)

利根(わ、吾輩そんな怒らせるような事やったかの・・・くすぐりがダメだったのじゃろうか・・・?)


利根(い、いやしかし・・・それはそもそも提督が吾輩を無視するからいけないのじゃ!)

利根(吾輩はただ提督と会話したかっただけ・・・それの何がダメじゃというのじゃ)

利根(そうじゃ、悪いのは吾輩ではなく提督であって・・・)


提督「・・・クソガッ」


利根「!?」


利根(い、いや違う。吾輩の知る提督はこんなことで怒ったりはせぬ!)

利根(まさか、もっと他に吾輩に至らぬ点があるというのか・・・?)

利根(確かに筑摩には姉でありながら劣る点がそれなりにある。じゃが、吾輩とて頑張っているつもりじゃ)

利根(でも、一体何がダメなのか。それがわからない・・・わからなければ、直しようがないではないか)



提督(マジでこの書類うぜぇ。クソが。破って捨てたい気分だぜ)


利根「・・・なあ提督よ。吾輩、何かお主の気に障る事をしたのか?」

提督「・・・・・・」

利根「くすぐりの件なら今すぐ謝る。申し訳なかった。お主とただ楽しく会話したかっただけなのじゃ・・・」

提督「・・・・」

利根「それとも、他に吾輩に何かあるのか?あるなら、是非教えてほしいのじゃ」

提督「・・・・」ボリボリ

利根「頑張って直すから、の?機嫌を直して欲しい・・・」



提督「ぶえっくしょい!!!」

利根「ひっ!!」ビクンッ


利根「あ・・・く、クシャミか!また脅かしよって・・・」

利根「ほ、ほれ・・・ティッシュじゃ。今度こそ、受け取ってくれぬか?」スッ

提督「・・・・・・・・・」

利根「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

提督「・・・・・・・・」


利根「・・・なんでじゃ・・・なんで受け取ってくれんのじゃ・・・・」


利根「・・・もういい。しばらく寝る」フラフラ・・・

利根「・・・・・・・・」扉バタンッ



利根(・・・・・こうも、ただ無視されているだけが辛いとは思わなんだ)

利根(一体何がいけないというんじゃ?吾輩はいつも通り過ごしていただけではないか・・・)

利根「・・・はぁ・・・」


筑摩「あら、利根姉さん。珍しいですね、姉さんが溜め息だなんて」


利根「!!」

利根「筑摩、筑摩ではないか!!探しておったんだぞ!」

筑摩「あら、そうなんですか?すいません」

利根「一体、何処へ行っていたんじゃ!」

筑摩「ちょっとお花摘みですよ。それで、私に何か御用ですか?」

利根「ああ、それなんじゃが・・・」



筑摩「・・・提督の様子がおかしい?」

利根「ああ・・・明らかにおかしいんじゃ。吾輩はどうも無視されているようでの・・・」

筑摩「利根姉さんを、ですか?なんでまた・・・」

利根「それがわかれば苦労せぬ。吾輩だって至らぬ点があるなら直す努力くらいするというのに・・・」

利根「理由がわからねば、そもそも動くことすら出来ないのが悲しい話じゃ・・・」

筑摩「・・・それは・・・」


筑摩「・・・わかりました。利根姉さんの代わりに、私が提督へ会って来ます」

利根「本当か・・・?」

筑摩「ええ。姉さんを無視したからにはそれなりの理由がないと困ります。姉さんは、私の大切な唯一の姉なんですから」

利根「おお・・筑摩・・・お主だけが今の吾輩は頼りじゃぁ・・・」ウルウル

筑摩「ええ、では。ちょっと失礼します。姉さんは休んでいてください」

利根「うむ、そうするとしよう・・・ちょっと疲れたのじゃ」


提督「・・・む、この気配。筑摩がもう間もなく部屋を訪れるな!!」

提督「という事で安価だ。筑摩と会話した際の私の態度を決めよう」

提督「毎度おなじみ選択肢制だ。この中から、好きなのを選んでくれ」



1、筑摩の説教で改心。利根と和解。

2、筑摩の説教もむなしくそのまま無視続行。

3、筑摩の説教は逆効果となり、さらに態度が悪化。


>>121

1


提督「ここまで来ると、もはや我が艦隊は平和以外の何物でもないな」

提督(>>1はバットエンドが得意なのになー・・・ww)

提督「だが、安価は絶対。了解、1を遵守し利根と和解しよう」



筑摩「あの、提督。お話が・・・」扉ガチャッ

提督「うむ、行ってみるが良い」


利根(・・・・考えれば考えるだけ落ち込むの・・・)

利根(心地良い布団の中にくるまっているというのに、どうしてこうも気分が沈むのか)

利根(吾輩にとって、提督との会話はそんなにも大切な物だったのいうのか・・・)

利根(あれか。何気ない会話を大切にすべしとは、まさにこういう事なのじゃな)

利根(突然その何気なさがなくなった時に、後悔しないように・・・か。後悔しまくりじゃ。)

利根(ああ、布団の中が気持ち悪い。寝ていられない・・・)



筑摩「・・・利根姉さん、失礼します」

提督「失礼する」


利根「んぁ・・・筑摩か・・・・ん?その声は・・・」


利根「・・・!?提督!?お主、何故ここへ!?」ガバッ

筑摩「落ち着いて、姉さん。今ね、提督と話を付けてきましたから」

提督「・・・」

利根「つ、つまりどういうことじゃ!?吾輩の何がダメだったというのか!?」

筑摩「・・・それがですね?」

利根「う、うむ」ゴクリッ





筑摩「特に理由がないそうなんですよぉ」ゴゴゴゴッ





利根「・・・・・・は?」



筑摩「何だか、『安価は絶対』とか『命令を遵守する軍人の鑑になりたい』とか。そういうわけわからないことを言っていたの」

利根「は?は?つまり、どういうことじゃ」

筑摩「姉さんは無視され損。提督に遊ばれたのよ」

利根「・・・・・本当か、提督よ」

提督「返す言葉もございません。貴方が可愛いのが悪いんです」


筑摩「提督?」ゴゴゴゴゴッ

提督「マジサーセンした堪忍してつかぁーさい!!」


利根「・・・・・・・」


利根「・・・つまり、吾輩は提督に遊ばれ、勝手に落ち込んでいた愚か者だという事か?」

筑摩「愚か者はともかく、前半はそれで合ってます」

利根「・・・・・・・・・・・・・・・・・・提督よ」

提督「はい」



利根「・・・覚悟はできているのであろうな?」ゴゴゴゴゴッ!!



提督「あひぃっ・・・!!」


提督「あー・・・」

上官「ほれ、改装設計図だ。大切に使うのだぞ」

利根「うむ!感謝するぞ上官殿!」ビシッ



提督(結局、暴力を振るわれる事はなくとも罰として、私は4つの勲章を失った)

提督(利根曰く、『罰として吾輩を改二にすること!一瞬にして4か月分の勲章を失うが良い!』との事。)


提督(そして・・・)


筑摩「提督?次は私の番ですよ?」ゴゴゴッ

提督「はい・・・」


提督(もう4か月分の勲章が、筑摩に使われることが決定したのであった。)





利根「バットエンドのようなハッピーエンドじゃ。皆の衆、お疲れさまじゃ!」

                               fin

もうこのスレ終了なのか?

どうも、>>1です。
更新が何日も開けてしまって申し訳ない。

もしまだ需要があればですが、今日の夜あたりに書けたらなーと思います。


>>135 まだだ・・・まだ終わらんよ・・・

今のところ考えているのですが、次からはただ無視するだけでなく軽い弄りというかチョッカイなども加えたいと思っています。

需要があるなら頑張って書くよ!
どうかご指導ご鞭撻よろしゅうな!!


提督「色々遅れて数日も間を開けてすまない」

提督「ようやく>>1が戻ってきたので、再開したいと思う。(需要があればだがな!)」

提督「なお、今回からはただ無視するだけでなく色々なチョッカイをしたいと思うので、安価またよろしく頼む」

提督「もし安価が深海棲艦の場合、リ級以上の存在以外はお断りさせてもらう」(というか需要無いだろw)

提督「まあ、というわけで・・・」


提督「さあ、次はだれが私に無視されるのだろうな!!」


>>143

鳳翔


提督「ほう、鳳翔さんか・・・」

提督「あの人を無視するとは、しかもチョッカイまで出すとなると心が痛む所が・・・」

提督「だがしかし!安価は絶対である!!」

提督「あ、チョッカイは酷過ぎない程度でお願いするぞ。あくまでチョッカイなので」


鳳翔「すいません提督、ちょっと書類に不備が・・・」


提督「よし、ナイスタイミングだ。初めよう」


鳳翔「提督、書類のここなんですが・・・」

提督「・・・・・・・・」

鳳翔「ここの記入、ここと見合わせてみると間違っていると思うんです」書類ペラリ

提督「・・・・・」

鳳翔「如何思われますでしょうか?」

提督「・・・・・・・・・」ムンッ

鳳翔「・・・・提督?」


鳳翔「・・・何か仰ってもらわないと、その・・・」

提督「・・・・・・・・・」

鳳翔「・・・私の勘違いなのですか?この書類・・・」

提督(いや、確かに記入は間違っている。鳳翔さんの言うとおりなのだが)

提督「・・・・・・」

鳳翔「・・・・・・・申し訳ありません。それでは私は失礼いたします」

提督「!」


提督「・・・・・」肩ガシッ

鳳翔「!?」

提督「・・・」書類奪う

鳳翔「あ・・・・・」

提督「・・・」ガリガリガリ

鳳翔「・・・・・・・・・」

提督「・・・」ポイッ

鳳翔「わわ・・・っ」キャッチ


鳳翔「・・・もう、私の意見が間違ってないならそう言っていただけたら・・・」

提督「・・・・・」

鳳翔「どうなされたのですか?さっきから一言もおしゃべりにならないですけど」

提督「・・・」

鳳翔「・・・・・・・・・・」


提督(さて困った。鳳翔さんも私みたいに黙り込んでしまった)

提督(このまま無視を続けてもいいのだが、これでは面白くない)

提督(何かしらチョッカイをここで出したいと思う。安価、よろしく頼むぞ)


例:頭を撫でる 飛行甲板を引っ張ってみる でこピンする etc...



>>151

ビンタする


提督(おおふ。ビンタか・・・本格的に心が痛んできたな)

提督(だが私はするぞ。安価は絶対だからな)


提督「・・・」スッ

鳳翔「?」


バチンッ!!



鳳翔「・・・・え?」ヒリヒリ


鳳翔「・・・てい、とく?」

提督「・・・・・」スッ

鳳翔「あ、あの。私何か・・・」


バチンッ!!



鳳翔「っ!!」


鳳翔「て、提督。私が何かしてしまったのなら謝ります・・・な、なので暴力だけはどうか・・・」

提督「・・・・・」

鳳翔「どうしてさっきから何も仰ってくれないのですか・・・?」

提督「・・・」スッ

鳳翔「っ」ビクッ

提督「・・・・・・・・・・・・」



提督(うごぅ、涙目でビビる鳳翔さんが可愛いと思う反面罪悪感ががががが)


提督「・・・・・・」

鳳翔「申し訳ありません・・・私が失敗したから、怒っていらっしゃるんですよね・・・?」

提督「・・・・・」

鳳翔「ですが提督、貴方が何か仰ってくれない限り、私は何を直せばいいのかわからないのです」

提督「・・・・」

鳳翔「お願いです提督・・・、差し出がましいようで申し訳ありませんが、どうか貴方の声を聞かせてはもらえないでしょうか・・・」


鳳翔「・・・・・・・」ウルウルビクビク


提督(・・・さて、完全に鳳翔さんは怯えてしまっている)

提督(ただ突然無言でビンタされた挙句、ビンタした理由すら教えない)

提督(いつまたビンタが飛んでくるかもわからない。そりゃ怖いだろう)


提督(正直胃に穴が開きそうだが、どうしよう。更に追撃すべきか、謝るべきか)

提督(ここは安価に任せるしかないか・・・頼んだぞ!!)



>>163

やさしく抱きしめ謝る


提督(どーもここの皆さんは平和的解決がお好きなようだ・・・良い事だと思うよ)

提督(さて、優しく抱きしめ謝る・・・か)

提督(今すぐ私がしたかったことをまさに代弁してくれたわけか)



鳳翔「・・・・」ビクビクッ

提督「・・・・・・・・・」


提督「・・・」スッ

鳳翔「っ!!」ビクッ

提督「・・・」ガバッ


鳳翔「・・・・・・・・!?」ビクビクッ


提督「・・・すまなかった。鳳翔さん、貴女は悪くない」

鳳翔「・・・え?」





鳳翔「・・・・・・つまり、その『あんか』という謎の投票的な物を募って私を・・・」

提督「はい、その通りでございます」セイザ

鳳翔「・・・怖かったんですよ?突然頬を叩かれて・・・」

提督「申し訳ありません。これでも加減したつもりだったんです」

鳳翔「そういう問題じゃありません」

提督「さーせん!!」



鳳翔「今でも、頬が痛みます・・・私、提督に何か悪い事をしたんじゃないかって・・・」

提督「・・・・・」

鳳翔「物理的な痛みよりも、そちらの方が私に深い傷を残しました」

提督「・・・・・・・・・」

鳳翔「では、その・・・提督は別に私を嫌って叩いたわけではないのですよね?」

提督「はい。大好きです鳳翔さん」

鳳翔「ありがとうございます。でも、許しませんよ?」ニコッ

提督「はひ」


鳳翔「はいそこ、もっと丁寧に縫ってください」

提督「はいぃ」雑巾チクチク


鳳翔「もっとこう、伸ばして干してください。それでは皺になってしまいます」

提督「あひぃ」洗濯物バサァ


鳳翔「ほら、頑張ってください。まだ半分も終わってないですよ」

提督「あへぇ」床拭きドタドタ




提督(その後、俺は一週間ほど鳳翔さんが普段行っている家事の手伝いをやらされたとさ)

提督「・・・でも鳳翔さんと家事とかご褒美以外の何でもない気がしてきた」



                                fin



提督「・・・何だかハッピーエンド系になるとどうしても短くなってしまうんだよなぁ」

提督「本当はもう少し鳳翔さんを長く弄るつもりだったのだが申し訳ない」(ゲス顔)

提督「というわけで、思った以上に早く終わってしまったため、まだ時間があるんだよね」

提督「・・・まだ需要、ある?」

需要しかない


提督「>>176そう言っていただけると嬉しいな」

提督「鳳翔さんの半泣き顔は実によかった・・・書いていて罪悪感が凄かったけどな」

提督「っと、これ以上言うと何処からか憲兵がやってきそうで怖いからさっさと次へ行こう」


提督「さあ、次は誰だ?そしてまたハッピーエンドなのか!?」


>>180

榛名


提督「うわお、また罪悪感の激しい子が・・・」

提督「だが私はあきらめないぞ!!安価は絶対なのだ!」


提督「・・・さて、厠でも行くか・・・」廊下テクテク

榛名「~♪」

提督(おっと体が滑ったぁ)肩ドンッ

榛名「きゃっ!?」


榛名「っとと・・・ふぅ、もう少しでこけてしまう所でした・・・」

榛名「あ、すいません提督。榛名の前方不注意のせいで・・・」

提督「・・・・・・・」

榛名「本当にすいませんでした!」

提督「・・・・・・・・・・・」

榛名「あの・・・では、これで失礼します・・・申し訳ありませんでした・・・」



提督(おおっと、行かせないぜ。だがどうやって引き止める?)

>>187

イタイイタイと当たりや戦法


提督(なるほど・・・当たりや戦術か。把握した。だが喋れないので私の演技力が試されるわけか)

提督(いいだろう・・・ヒヒヒww腕が鳴るぜwww)


提督「っ・・・!!」イテテ

榛名「・・・!?て、提督!?どうしたんですか!?」

提督「・・・っっ!!」ググゥ

榛名「か、肩が痛いんですか!?ど、どうしたら・・・私のせいで・・・!?」


榛名「どうしたら・・・お姉様に聞けば・・・いや、でもそれじゃ・・・」

提督「っっ!!」グギギ

榛名「も、申し訳ありません提督!榛名のせいです!ああ、でもどうしたら・・・!!」ウルッ

提督「!!」ズキズキ

榛名「い、今、治療具を持ってきます!申し訳ありませんが少し待っていてください!!」


提督(おおっと、まだ逃がさないぜ!!)

>>193

腕を引っ張ってキス


提督(この場面でなんちゅーカオスな・・・)

提督(だが安価は絶対、何が何でも腕にキスしてやるぜ!!)腕グイッ


榛名「キャッ!?」

提督「・・・・」

榛名「て、提督?そ、その。腕を・・・治療具が・・・」

提督「・・・・・・」



チュッ



榛名「・・・・・・・え?」

提督「・・・」ニヤッ


榛名「え。え?・・・え?え?どういう・・・」

提督「・・・」イタイイタイ

榛名「・・・・」

提督「・・・・・・」グアアアアア

榛名「・・・」

提督「・・・・・」


提督(・・・駄目だ。キスしたせいか完全に固まってしまっている)

提督(さっきから俺が迫真の演技をしているというのに動きすらしない)

提督(さて、連続で悪いがまた安価の時間だ)

提督(俺は榛名をどうやって気づかせればいいかな?チョッカイを出してやろうフヒッ)


>>200

ksk


おっと、こりゃ安価し直しかな。

>>202

鼻をつまむ


榛名「・・・・・・・・・」

提督(固まり、完全に無防備な榛名の鼻へ俺の右手を・・・)


提督(シュゥウウウウッ!!)鼻ムギッ


榛名「!?」


榛名「んはっ!?こ、これは・・・」

提督「・・・」ムギイイイイ

榛名「いた、いたいへふ!いたいへふへいほく!」

提督「・・・」ムギイイイイイ

榛名「こめんなはいぃい、あやありまふからー!」ナミダメ

提督「・・・・」パッ


榛名「はーっはーっ・・・い、色々と突然すぎて意識飛んでました・・・」

提督「・・・・」

榛名「・・・あっ、あ!提督、そういえば肩!大丈夫なんですか!?」

提督「?」

榛名「あ、ああ・・・大丈夫、なんですか?じゃああれは夢・・・?白昼夢・・・?」

提督「・・・」ニヤニヤ


榛名(だ、だって提督が私の腕に・・・・・・・)

榛名(あれが夢なら、私、なんという夢を・・・・)


榛名「はうっ」ボフンッ


提督(うわ、急に顔が真っ赤に)

榛名「あわわ・・・」ボフボフンッ

提督(これは追撃したい。追撃せざるを得ない。真っ赤な榛名に追撃だ!!)


>>210


ケッコンカッコカリを申し込む


提督(なんと、なんとなんとなんと)

提督(皆さんハッピーエンドがお好きなようだったが、まさかここまでとは)

提督(しかし、果たしてOKを貰えるか・・・)

提督(ええい、一かバチかだ!!)


榛名「ぅぅう・・・榛名は・・・私は・・・」

提督「榛名!」

榛名「はひ!?」ビクンッ

提督「これより重大な発表を行う。心して聞くように!!」

榛名「は、はい!!」


榛名「な、なんですか・・・?」

提督「これを見てくれ。こいつをどう思う?」箱スッ

榛名「・・・?小さな箱ですけど・・・」

提督「開けてみてくれ」

榛名「は、はい・・・?」カパッ



榛名「こ、こここ、これって・・・・!?」




提督「俺はまどろっこしい事が嫌いだ。だから率直にいう」

榛名「あ、あわわ・・・」

提督「俺とケッコンしてくれないだろうか。俺はお前を愛している」

榛名「・・・・・・」プスッ




榛名「・・・・はぅ」プシュゥッ バタンッ



提督「榛名ぁ!?」


榛名「・・・・ハッ!?」ガバッ

提督「目が覚めたか」

榛名「提督・・・え、あ・・・その・・・」

提督「驚いたぞ、急に倒れたんだからな」

榛名「・・・色々と急すぎて・・・すいません」

提督「いや、いい。それで、どうなんだ?」

榛名「え?」

提督「これだよ」指輪キラキラ

榛名「あ・・・」


提督「お前はこれを受け取ってくれてもいいし、拒否してもいい。もちろん受け取ってくれるに越したことはないが」

榛名「・・・・・・・・・」

提督「起きてすぐこんな事を聞いて悪い。だが、どうしても、な・・・」

榛名「・・・貸してください」

提督「ああ」スッ


榛名「・・・・・・・・・」


榛名「・・・その、提督」

提督「ん?」

榛名「・・・私を、大切に扱ってくれますか?」

提督「もちろん」

榛名「本当ですか?一生・・・ですよ?約束ですよ?」

提督「ああ、わかってる」

榛名「じゃ、じゃあ・・・」


榛名「・・・よろしく、お願いしますね?提督」指輪スポッ

提督「・・・・・ああ、よろしく頼む」

榛名「なんでしょう・・・守りたい気持ちが、溢れてしまいます。仲間も・・・そして、提督・・・貴方のことも・・・」

提督「私もだ、榛名。お前は私が守ろう」




ケ・ッ・コ・ン・カ・ッ・コ・カ・リ

艦娘と強い絆を結びました。





提督「最初はイタズラ心から始まった出来事」

提督「安価は絶対とは言うが、心の奥底ではこうなる事を私は望んでいたのかもしれない」

提督「今、私は幸せだ。沢山の大切な艦娘達、そして榛名と一緒に居られる。

提督「これほどの幸せがあるものだろうか」

提督「これからも我々は戦うだろう。だが、決して負けはしない」



提督「我々に敗北の文字はもう必要ない。そうだよな?榛名」

榛名「はい、榛名は大丈夫です!」


                       fin


>>1です。本日はここまでにしておきます。

本当に皆さんハッピーエンドがお好きですね・・・私としてはもっとバットでもいいのよ?(ゲス顔)
まさか榛名とケッコンカッコカリをすることになろうとは・・・安価とは恐ろしや。


あ、ちなみに私の嫁は響ちゃんです。異論は認めない

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