【ラブライブ!】海未「私の笑顔の理由」 (139)
ほのうみです!
拙い表現微妙な展開等気になる点あるかと思いますが、暖かい目でみていただけるとありがたいです。若干キャラの性格もおかしい部分がありますがご容赦していただければと思います。
以前、
絵里「えりちかほの会議するの」
海未「思わず誘ってしまったのです」
絵里「今週の土曜日は空いてる?」
を投稿した者です。
上記SSの続編ではありません。
書き溜め:あり
安価:なし
今回は前編になります。金曜or土曜日には完結出来るかと思います。
楽しんでいただければ幸いです!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398780230
穂乃果「みんな!ライブやろうよ!」
海未「そういえば最近してなかったですね」
穂乃果「うん!でね、新曲作らない!?海未ちゃんセンターで!」
海未「わ、私ですか?///」
絵里「穂乃果?なんで海未なの?」
穂乃果「絵里ちゃん、よくぞきいてくれました…!最近、巷で海未ちゃんが大人気なんだよ!」
にこ「そんなわけないでしょ!μ'sで大人気なのはこのスーパーアイドル矢澤にこ、ただ一人!」
真姫「穂乃果、とりあえず最後まで話して」
にこ「ちょっと!スルーしないでよっ!」
凛「部長のせいで話が進まないにゃ~」
花陽「り、凛ちゃん…それ言ったらだめだよぉ!」
にこ「あんた達!?それってどういう…」
希「にこっち?どうでもいいとこで尺取ってると、ワシワシやで…!」
にこ「し、静かにします…」
絵里(逆に考えると、希にワシワシされたかったら、尺を長く取ればいいのね。えりちかかしこい)
ことり「穂乃果ちゃん、もしかしてこないだの秋葉原でのこと言ってるの?」
『園田海未さんですよね!あ、あの…ファンなんです!サイン…してくれませんか!?』
穂乃果「ことりちゃん、それそれ~!海未ちゃん真っ赤になって逃げちゃって~」
海未「あ、あれは…。不意打ちは卑怯ですよ…」
ことり「最近出待ちも増えたよね!」
絵里「そうなの?」
穂乃果「うん!海未ちゃんだけじゃなく、今後みんながセンターの曲を作ったらきっとたくさんの人が私達に注目してくれるよ!」
絵里「なるほどね…。真姫はどう?いけそう?」
真姫「すぐには難しいけど、時間をもらえれば…私は大丈夫よ」
絵里「ことり、衣装は?」
ことり「穂乃果ちゃんと海未のためならいくらでも!」
海未「わ、私に拒否権はないんですかね…?」
絵里「海未?前から気になっていたのよね…あなたのアイドル活動に対しての消極的なところ。私は、それをなんとかするいい機会だと思うわ。作詞、頼んだわよ?」
海未「………うぅ…。わかり…ました…」
絵里「みんな!新曲でライブよ!いいわね!?」
『はーい!』
穂乃果「…よぉーーーし!ライブだライブ!」
海未「…私がセンター…しかも作詞私…」
穂乃果「ライブだぁーーーーー!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未(はぁ、全然進みませんね)
海未(μ'sは穂乃果が中心のグループですからね…穂乃果のイメージで作詞すると自然とみんなの曲になるのですが…)
海未(私のイメージでμ'sの曲…よくわかりません)
海未(ことりはあのときどうやって作詞してましたっけ?)
海未(電話、してみましょうか…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり(新曲は海未ちゃんの曲だから、青を基調とした衣装がいいかなー!)
ことり(…こっそり穂乃果ちゃんと海未ちゃんの衣装にだけお揃いのアクセサリーとか付けちゃおっかな?)
やんやん!おくれそーぉです~♪
ことり「電話だ~♪あ!海未ちゃんっ?」
たいへん!駅まで~♪
ことり「だぁっしゅっ♪ことりでーす」
『ことり?いま大丈夫ですか?』
ことり「海未ちゃんっ♪大丈夫だよっ♪」
『あの、実は全然詩ができなくて。以前作詞した時…ことりは何を思って、作詞をしたのですか?も、もちろんことりの好きな秋葉原をイメージしたのはわかるのですが…いざ、自分がセンターの曲なんて言われても…』
ことり「そっかぁー…。確かに、そう言われても難しいよね!」
『そうですよね!穂乃果も絵里も…急ですよ…!私だって、少しずつアイドル活動に慣れてきてるのですから…』
ことり「あははっ♪そうだよね」
『だけど、たしかに絵里の言うこともわかるのです…。どこかで変わらなくては、と思うのですが…』
ことり「ことりはいいと思うけどな!だって、それも海未ちゃんらしさじゃない?無理して変わらなくても…作詞だって、変に考えないで海未ちゃんが書きたいことを書いてみたら?」
『書きたいこと…ですか…』
ことり「…穂乃果ちゃんのこと書いちゃえば?♪」
『へ!?こ、ことり!?何を言ってるんですか!?』
ことり「だって!いつも穂乃果ちゃんのこと考えて作詞してるでしょ?海未ちゃんは穂乃果ちゃん大好きなんだから?その気持ちをそのまま書いてみたら?」
『そ、そんなこと…///一回考えます…』
プッ。
ことり「ていうか、2人がお互いを好きなことって当人達以外はみんな知ってるんだけどなぁっ♪」
やんやん!おくれそーぉです~♪
ことり(今度は穂乃果ちゃん!?)
ことり「ことりですっ♪」
『あ、ことりちゃん?穂乃果だけど…いま大丈夫?』
ことり「うん、大丈夫!どうしたの?」
『あの、さ。今日の海未ちゃんのことなんだけど…』
ことり「穂乃果ちゃんはいつも海未ちゃんのお話だね?」
『えぇー!そんなことないよぉ///』
ことり「あははっ♪それでそれで?」
『海未ちゃん、いやがって…なかったかな?って思って。ことりちゃん、何か聞いてない?』
ことり「うーん、うまく詩が作れないとは言ってたけど…いやとはいってなかったかなっ♪」
『そっか…穂乃果、勢いで海未ちゃんのことセンターにしちゃったけど…大丈夫、かな?色々と…』
ことり「だ、大丈夫だよ!絵里ちゃんも言ってたでしょ?海未ちゃんにとってもいい経験になると思うな」
『…うん、わかった!穂乃果、出来ることがあったらなんでもするから!』
ことり「うん!その時はお願いするねっ♪」
ことり(ことりも2人のサポート頑張らなくちゃっ♪はやく穂乃果ちゃんと海未ちゃんの仲が進展しますようにっ!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「もー、ことりちゃんったら///」
穂乃果(ことりちゃんがそういうなら大丈夫、だよね…)
穂乃果(海未ちゃんがセンターのμ's…はやく見てみたいな…。穂乃果は後ろからだけど)
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真姫「海未、早速だけどメロディを作って見たわ。聴いててね」
海未「は、はい…」
真姫「~~♪~♪~~~♪」
海未(あ、すごい!いい感じの曲です…)
真姫「~~♪こんな感じなんだけど…どうかしら?海未のことをイメージしながら作って見たの」
海未「私のこと?」
真姫「そ、そうよ。爽やかなイメージカラーや、綺麗な歌声…恥ずかしがり屋なところとか!」
海未「真姫はいつも作曲するとき、誰かをイメージしてるのですか?」
真姫「そうね、いつもは元気一杯にμ'sを引っ張っていく、穂乃果のイメージね。みんなあの子に引っ張られてアイドルしてるから…穂乃果をイメージすると自然とμ'sらしい曲になるのよね」
海未「な、なるほど…。真姫はすごいですね…!」
真姫「そんなことないわ///それで、作詞はどんな感じ?」
海未「え!?あ…いやー」
真姫「ちょっとなによ?海未のことだから少しは書けてるんでしょ!それにこの時間は曲と歌詞をすり合わせるためにとってるんだから!勿体ぶらないではやく見せてよ」
海未「…えーっと……これです…」
真姫「ほら、ね?やっぱりあるんじゃない!どれどれ~?」
海未「ど、どうですかねー?」
真姫「あおいそら、しろいくも?わたしもとりになってすべてをなげだしたい……?」
真姫「…………海未?」
海未(…ああ、真姫の視線が痛い…)
海未「ど、どうでしたか?」
真姫「どうもこうもないわよ!海未!?悪いものでも食べたの!?そうだ…病院!パパにみてもらいましょ!」
海未「ああ!ちがうんです!真姫、ちがうんです!実は………」
真姫「………あー、なるほどね…。言われてみれば、たしかに今までと同じにはいかないわね…」
海未「はい…」
真姫「そうね…ここはことりの言うとおり、一回穂乃果のことを書いてみたら?」
海未「ま、真姫まで!?私はそんな…///」
真姫「あ、違うの違うの!そもそも、海未がμ'sやってるのって穂乃果に誘われたからなんでしょ?本当はやりたくなかったとも聞いてるし…。でも、今は違うでしょ?」
海未「え、ええ…」
真姫「だったら、そういう想いを作詞してみればいいんじゃないかしら?」
海未「穂乃果やμ'sへの想い…ですか。なるほど…!それでしたら出来るかもしれません。わかりました。やってみます」
真姫「一緒にがんばりましょ?」
真姫(穂乃果へのラブソングじゃダメなのかしら…?)
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海未(と、真姫にアドバイスを頂いたものの…やはり、上手くいきません)
海未(なにかこう…自分の感情を抑制してる何かがあるような…)
海未(レッスンも集中出来てませんし、このままでは…)
絵里「はい、今日はここまで!みんな、お疲れ様!」
『お疲れ様でした!ありがとうございました!』
穂乃果「クレープ食べに行かない?」
ことり「さんせーい!」
凛「凛はラーメンがいいにゃ~♪」
穂乃果「もー!ラーメンは昨日いったでしょ!海未ちゃんは?」
海未「あ、大丈夫なのですが、少し絵里と話をしてからでもいいですか?」
穂乃果「うん!じゃあ、みんなと校門で待ってるね!」
海未「すみません、すぐ済みますので…」
穂乃果(作詞のことかな?海未ちゃん、あんまり元気ないな…)
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海未「すみません絵里…」
絵里「大丈夫よっ♪」
海未「はい…。あの、実は………」
絵里「………へー、ことりと真姫がそんなことを…」
海未「ええ。ですが…なにかこう…自分の感情を素直に書けないというか…なにかが引っかかって、上手く作詞出来ないのです」
絵里「なるほど…。ねえ、一つ聞いてもいい?」
海未「はい?」
絵里「穂乃果のこと好きなのよね?だったらもう、告っちゃえば?」
海未「へ?え…!?ど、どうしてそうなるのですか!?///私は…そういうことでは…///」
絵里「ふーん。だったら、なに?どう思ってるの?」
海未「た、ただの幼馴染です…」
海未「た、ただの幼馴染です…」
絵里「じゃあ、私が穂乃果のこと…いただいちゃってもいいかしら?」
海未「あっ、そ、それは!///」
絵里「冗談よ♪」
海未「…え!?……ひどい、です」
絵里「…ごめんなさい。でもね、海未。たまには自分の思う通りに思いっきりやってみたら?スクールアイドルだってそう。もっと、自分に自信を持ってもいいと思うわ」
海未「はい…。…あの、聞いてもいいですか?」
絵里「…んー?なに?」
海未「…なんか自然に会話してるのでいままで突っ込みませんでしたが…。みんなは女の子同士って大丈夫なのですか?」
絵里「うーん、みんなのことはわからないけど…海未は気にするの?」
海未「…正直、よくわからないです…」
絵里「だったらいいんじゃないかしら?大切なのは自分の気持ちよ。もちろん、相手のことも、だけどねっ♪」
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花陽「クレープ美味しいね!他の三年生も来れればよかったのに」
真姫「仕方ないでしょう?予定があるんだから」
花陽「う、うん!でも花陽…できる限りみんなと一緒がいいなぁ…真姫ちゃんもそう思わない?」
真姫「ば、ばっかじゃないの!思わないわけ…ないじゃない!///」
花陽「あ、ご、ごめん…」
絵里「ふふっ。2人とも、嬉しいこといってくれるわね。あら?花陽も真姫もクリームついてるわよ?拭いてあげるわね?」
花陽「ひゃっ!あ、ありがとう///」
真姫「ちょ、ちょっとエリー?///子供扱いしないでよ///」
絵里「ふふっ。まあいいじゃないの♪」
ことり「海未ちゃん、クレープ美味しいね!」
海未「ええ…」
海未(私が穂乃果を好き?そうなのですかね…。なんだかモヤモヤします。もし、そうだとしたら、穂乃果は私のことどう思うのでしょうか?穂乃果、凛と楽しそうにしてますね)
海未(なんだか色々考えすぎなんですかね。クレープの味も良くわかりません…)
海未(しかし、こうして後ろから穂乃果と凛をみていると微笑ましいですね。本当の姉妹みたいです)
海未(ふふっ。楽しそうにじゃれあっ…。あ、クレープ食べさせあった…。なんですかね、あれは…。だんだんイライラしてきました)
ことり「クレープ、食べ比べしてるねっ♪」
海未「え!?あ、はい」
ことり「穂乃果ちゃんのこと見てたの?」
海未「ええ。凛と仲が良さそうで…まるで本当の姉妹みたいじゃないですか?」
ことり「ふふっ♪2人とも似てるしね。いいの?穂乃果ちゃんの関節キス取られちゃって?」
海未「こ、ことり!?///」
ことり「ふふっ♪穂乃果ちゃんのクレープ食べたいって、顔にかいてあるよ!」
海未「そ、そんなこと…ないですよ!///何を言ってるんですか!私達は幼い頃から、食べさせっこだってなんだってしてるんですから…!今更……」
凛「あー!海未ちゃんのも美味しそうにゃっ♪一口食べていい?」
海未「ひゃっ!凛、驚かせないでください。いまことりと大事な話を…」
穂乃果「…大事な話って?」
海未「それは…」
ことり「海未ちゃんと関節、むぐぅ…!」
海未(お、思わずことりの口を塞いでしまいました…!)
海未「な、なんでもありませんよ!ね、ことり?」
ことり「むぐ…むぐぅ。ぷはぁっ!な、なんでもないよっ♪///」
ことり(ことり、海未ちゃんのおやつにされるとこだった…まあ、それもありだよねっ♪)
穂乃果「そ、そうなんだ…」
穂乃果(…なんでことりちゃんはちょっと頬が赤くなってるんだろう…海未ちゃん、穂乃果には言えないことなのかな…)
凛「ねえねえ!お話終わった!?海未ちゃんのもらっていい?」
海未「凛、食べ過ぎでは?…どうぞ」
凛「ありがとうー♪はぐはぐっ。うーん!おーいしーにゃー♪海未ちゃんも、凛のクレープ一口どうぞ!」
海未「あ、ありがとうございます。もぐもぐ…あ、美味しい」
凛「でしょー?凛この味好きなんだっ!」
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花陽「こ、これは!スクールアイドルのユニット内食べさせっこ!いつも穂乃果ちゃんを姉のように慕う凛ちゃんが、海未ちゃんに甘えるだけで、こんなにも違う世界が見えるなんてっ!」
絵里「ま、待って花陽!凛の後ろ…!穂乃果を見て!」
花陽「え…!?ほ、穂乃果ちゃん…!なんて切なげな表情をしているの!自分が想いを寄せる幼馴染と妹分のように思っている後輩が関節キス!穂乃果ちゃん!複雑なんだね!海未ちゃんを取られたくないんだね…!」
真姫「凛はどういうつもりなのかしら!?まさかほのうみ両方の妹枠におさまろうとしてるの!?…海未の妹枠は私なのに!?」
花陽「そんなことはないかと思うけど…え!?」
真姫「凛が穂乃果の方を見て…アイコンタクト!?」
絵里「そうか…!これはアシスト!お互いを意識し過ぎて関係がギクシャクしてる2人…。でも、これなら!」
真姫「私は思い違いをしていたわ…!さすが凛ね!あとは穂乃果が!」
花陽「海未ちゃんのクレープを食べることが出来れば!自然な流れで食べさせっこに持ち込むことが出来る!」
絵里「ハラショー…!ハラショーよ凛!あなたは出来る子だってえりちか知ってた!行きなさい、穂乃果!」
真姫「穂乃果頑張って!」
花陽「穂乃果ちゃん!」
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海未(なんか後ろの3人が騒がしいですね…。なにをやんやんしてるのでしょうか?)
穂乃果「ほ、穂乃果も海未ちゃんの食べたいなー!」
絵里(いったーーーー!)
海未「ええ、いいですよ。どうぞ」
穂乃果「あ、ありがとう///美味しー!大人な甘さだねっ♪」
海未「そ、そうですかね?///」
真姫(いいわ!いいわよ穂乃果!海未ったら真っ赤じゃない!)
花陽(あとはリターンで海未ちゃんが穂乃果ちゃんのクレープを食べれば…!凛ちゃんのクレープも食べている以上その流れは必然!)
穂乃果「海未ちゃん、穂乃果のもどうぞ…///」
凛(勝った!凛のアシストのおかげにゃ~♪)
ことり(食べさせっこ成立っ♪)
海未「……え///…わ、私は…///大丈夫…です…///」
凛「…え?」
花陽(まさか!?あの流れから食べさせっこが一方通行で終わるという展開が存在するの!?)
ことり(これは!ことり達が煽り過ぎたのが原因で、穂乃果ちゃんとの関係を…!)
真姫(意識しすぎているというの!?)
絵里(ハラショー!恥ずかしがりすぎる海未は可愛いけど…!)
凛(このままじゃ穂乃果ちゃんとの食べさせっこが!)
花陽(スクールアイドル同士の食べさせっこを見てニヤニヤするという花陽達の目的が!)
穂乃果「そ、そっかー!穂乃果のクレープ季節限定だから海未ちゃんにも食べて欲しかったんだけど…」
海未「あ、いえ、夕飯前に食べ過ぎてしまうかと思いまして…///」
花陽(しゅんとした穂乃果ちゃんの表情が素敵です!花陽、ご飯3杯はいけます!)
ことり「あっ!穂乃果ちゃんのクレープ、限定アイスだったんだ!」
花陽(あ…!)
凛(ことりちゃん!?)
絵里(そうか!まだことりがいたわ!)
真姫(でも、この状況…!どうするつもりなの!?)
穂乃果「うん、そうだよ!」
ことり「こないだ穂乃果ちゃんのおじさんが言ってたやつだよね?」
ことり(まだ試合は終わってないよ!凛ちゃんのアシストも無駄にしない!後ろでやんやんやってる人達の想いも無駄にしない!)
ことり(ことりが必ず、2人の食べさせっこを成立させる!)
ことり(ことりだってゆりゆりする2人を見てやんやんしたいもん!)
海未「穂乃果のおじさんが?」
ことり「そうだよ!あのクレープ屋さん、穂乃果ちゃんのおじさんの知り合いがやってるみたいで…。今回の季節限定クレープに穂むらの餡を使ってるんだって!」
海未「え!?そ、そうなのですか!?」
真姫(食いついた!?)
絵里(さすがことりね!海未の好みを把握した上での再アタック!幼馴染だからこそのアプローチだわ!)
ことり「たしかに夕飯前だから食べ過ぎちゃうかもだけど…一口くらい、いいんじゃない?」
凛「食べきれないクレープは凛が食べるにゃー♪」
ことり「ふふっ♪凛ちゃんもこう言ってることだし、ね!お願いっ♪」
海未「は、はい。わかりました…///」
海未(…ことりから滲み出る必死さはなんなのでしょうか?)
穂乃果「ホント!?海未ちゃん食べてくれるの?じゃあ、あーん///」
花陽(なんか…///)
絵里(見てるこっちが…///)
真姫(緊張するわね…///)
海未「あ、あーん///もぐもぐっ。美味しいです…///やっぱり穂乃果の家の餡は絶品ですね!」
穂乃果「えへへ、そうかな///」
海未「なんだか、穂むらのお饅頭が食べたくなってきました。帰る前に寄って行ってもいいですか?」
穂乃果「う、うん!大歓迎だよ!」
ことり「…ふー、良かったっ♪」
花陽「ことりちゃんっ♪」
絵里「よくやったわ、ことり!」
真姫「ナイスなフォローだったわ」
ことり「えへへっ♪みんなもありがとう」
絵里「ううん、凛以外はみてるだけだったから…」
凛「凛は頑張ったにゃー♪」
ことり「ふふっ。いいこいいこー♪」
凛「にゃぁーん?」
ことり「でも、あれだよね。ことり達、何かを成し遂げた風になってるけど、よく考えたらそうでもないよね…」
絵里「ま、いいんじゃない?少なくとも、久しぶりに海未が笑ってるところをみたわ。今日はそれだけで、充分じゃないかしら?」
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穂乃果「海未ちゃんと2人で穂乃果の家も久し振りだね!」
海未「そうですね、なんだかんだすれ違いも多かったですし…」
穂乃果(そもそも海未ちゃんと2人きりが久し振りだな…。あ、風が海未ちゃんの長い髪にイタズラしてった。目を細めてそれを抑える海未ちゃん…。素敵だよぉ///)
海未「穂乃果?どうかしましたか?」
穂乃果「う、ううん。なんでも///」
穂乃果(じっと見てたのわかっちゃったかな…。穂乃果が海未ちゃんのこと好きなこと…もし、わかっちゃったら海未ちゃん、なんて思うかな?やめよう…。そういうこと、考えたって仕方ないよ)
穂乃果「海未ちゃん!作詞はどう?」
海未「全然出来てませんね…。すみません…」
穂乃果「え、ご、ごめんね。穂乃果が新曲やりたいって言ったばっかりに…」
海未「いえ、穂乃果は悪くありませんよ。私が未熟なだけ、ですから…」
穂乃果「そ、そうなんだ…。あのね!穂乃果考えたんだ!ことりちゃんが作詞した時みたいにさ、自分が好きなことを書けばいいんじゃないかな!?」
海未「そう、ですね…。私もそう思うのですが…///」
穂乃果「穂乃果も一緒に考えるよ!海未ちゃんが困ってる時は穂乃果が助けるんだもん!」
海未「ほ、穂乃果!恥ずかしいですから…あまり大きな声を出さないで下さい///」
穂乃果「えへへー///ごめんね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「どうする?上がってく?」
海未「いえ、今日はお饅頭を頂いて失礼します」
穂乃果「わかった!待ってて、余りそうかどうか聞いてくる!」
海未「あ、穂乃果!?普通に買いますよ!もうっ…」
海未(穂むら…。穂乃果の実家。老舗の和菓子屋さん)
海未(いつか穂乃果は穂むらを継がなくてはいけない)
海未(…高校を卒業したら、本格的に跡取りになるための修行をはじめるのでしょうか?)
海未(私も…。実家を継がなくてはなりません。そうしたら、穂乃果とは…同じ道を歩むことは…)
海未(いえ!私はなにを考えて…)
穂乃果「海未ちゃんおまたせ!五個位なら大丈夫だって!」
海未「え!?そんな、悪いですよ…」
穂乃果「まあまあ、いーから!」
海未「…はぁ、おばさんとおじさんにお礼をいっておいて下さいね?」
穂乃果「だいじょうぶいっ!」
海未「ふふっ。ありがとうございます。では、おやすみなさい♪」
穂乃果「うん…あ、海未ちゃん待って!」
海未「…なんですか?」
穂乃果「海未ちゃん、私…海未ちゃんと一緒でよかった。海未ちゃんとスクールアイドル出来て良かった。海未ちゃんは私のわがままに付き合ってくれてるだけかもしれないけど…。多分私は、海未ちゃんと一緒じゃなきゃダメだったと思う。みんなで居られる限られた時間…精一杯がんばろうね…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「穂乃果…!ぐすっ…嫌です…!」
海未(結局その日、作詞は進みませんでした。あの時の穂乃果。風が優しく穂乃果の髪を撫でて。少し大人びた表情にドキリとした私)
『みんなで居られる限られた時間』
海未(考えれば考えるほど、穂乃果の言葉が胸を締め付けるのです。私だってその言葉の意味はわかります。ですが、それとは別に私は穂乃果との時間も限られていることを実感してしまいました)
「あなたと、離れるなんて…私…!」
海未(それと同時に私は気付きました)
「穂乃果…うっ、ぐすっ…私はあなたの、ことが…」
海未(そしたら急に涙が出てきて。いままで無意識に溜め込んでいた、溢れて止まらない想いをどうすることもできずに、涙を流し続けました。こんなにも。こんなにも、こんなにも想ってるのに。想いが成就するかは別の話だと思い知りました。たくさんの不安が私のことを包み込んで、逃がしてくれない。きっと、どこにいっても、何をしていても。私では私を救うことが出来ない。『私』は穂乃果と一生を共にすることが出来ない)
海未(それが私の涙の理由)
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コメントしてくださった方ありがとうございました!
前編はおしまいです。
後編は金曜or土曜日に投稿します。
また、微妙な展開ですみません。
面白くないなぁと思った方もいらっしゃると思いますが、最後までお付き合い頂ければありがたいです!
LP使って寝ます!
みなさん、コメントありがとうございます!
また、やんやんしていただき嬉しいです。
次回完結させます。
立て直すかもしれません!
何卒よろしくお願いします。
のんちゃんは…ごめんなさい。次回頑張ります。
ほのうみはたしかに鉄板ですよね!
明日から更新開始します。
すみません。お待たせしました。
再開します。
まったり更新してきます。
また、最後の方に駄文を乗っけてますが、どうかどうか、暖かい目でみていただければと思います。
では、はじめます。
海未(朝…ですか?なんだか体が重い、ですね。昨日は泣き疲れて寝てしまったのでしょうか?時間は…)
AM9:15
海未(9時15分って…。私、園田海未ですよ?こんな時間に起きるわけなくないですか?)
海未(みんなの寝顔、撃ち抜くぞ!ばぁん?)
海未(バカな妄想してないで二度寝しますか…)
海未母「海未さん、起きてますか?」
海未「は、はい…!」
海未母「あ、良かったです。今朝は珍しいですね。学校へは私から連絡しておきました。今日はゆっくり休んで下さいね」
海未「あっ!…はい」
海未「お粥、持ってきますね。少し待っていて下さい」
海未(ふふっ。そうですよね…。夢なわけないですよね。寝坊も、腫らしたまぶたも…)
海未(この気持ちも…)
海未(…お言葉に甘えて、今日はゆっくりしましょうか…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「海未が学校をお休みするなんて…」
凛「海未ちゃん心配にゃー…」
希「よしよし、大丈夫やって…」
にこ「昨日帰るときまでは元気だったのよね?」
ことり「うん、そのはずだけど…」
穂乃果「…うん、穂乃果もそう感じたんだけど…」
ことり「穂乃果ちゃん、お見舞いに行こうよ!」
穂乃果「うん…」
絵里「そうね、海未が体調を崩すなんて珍しいもの…。穂乃果、ことり?練習はいいから、2人はお見舞いに行ってきてくれない?」
凛「えー!凛もいきたいにゃー!海未ちゃん心配にゃ!海未ちゃんはlily whiteのリーダーだもん!」
希「凛ちゃん、わがままいったらいかんよ…。うちだって行きたいけど…」
絵里「凛…ここは2人にまかせましょう。ね?」
凛「………うん…」
絵里「凛、偉いわ♪」
花陽(ま、まさかの、えりりん!?なんてことなの!?普段は希ちゃんのお尻に敷かれっぱなしの絵里ちゃんが凛ちゃんを優しくなだめるなんて…!妹キャラの可能性…、恐ろしいです!)
真姫「穂乃果、折角だからこれも持って行って。リラックス出来る曲が入ってるCDよ」
穂乃果「真姫ちゃん、ありがとう…」
真姫「ちょっと、大丈夫?穂乃果も体調悪いんじゃない?」
穂乃果「あはは。大丈夫大丈夫!元気だけが穂乃果の取柄だもん!」
真姫「本当に…?穂乃果まで体調悪くなっちゃったら…」
ことり「大丈夫だよ、真姫ちゃん!ことりがついてくもん!」
にこ「な、なによその自信は…」
真姫「頼んだわよことり。もし、ドクターが必要だったらすぐに連絡してね!」
ことり「うんっ♪」
真姫「それから…これはことりに」
ことり「…え?真姫ちゃん、これ!?」
真姫「渡すタイミングは任せるわ…。頼んだわよ!信頼してるんだからねっ///」
ことり「…うん!」
絵里「ことり、行く前に少しいい?ここじゃなんだから…向こうで。穂乃果?ちょっとだけまっててね」
穂乃果「え?うん、いいよ」
ことり「絵里ちゃん?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「ことり…。穂乃果のことなのだけど…」
ことり「うん…。朝からかなり元気がなくて。海未ちゃん、小学生の頃からあまり休むことがなかったから…」
絵里「そう、なんだ…」
花陽「ズバリ、海未力が足りないんだね」
ことり「うみ…」
絵里「ちから…」
絵里「って、花陽!?みんなと待ってたんじゃ?」
花陽「絵里ちゃん、細かいことは気にしちゃダメだよ!」
ことり「かよちゃんの言ってる意味、ことりなんとなくわかる…!いつも一緒にいる海未ちゃんがいないから…いまの穂乃果ちゃんは心の支柱を失ったもの同然!小学生の時、やっぱり同じように海未ちゃんがお休みしちゃって、穂乃果ちゃん朝からずっと元気がなかったことがあったの…。学校が終わるなりことりの手を引いて、一目散に海未ちゃんの家にいったなぁ…。穂乃果ちゃんも海未ちゃんもお互い顔を合わせた瞬間泣き出しちゃって。ふふっ♪一緒にいるうちに、笑顔がもどってきたんだったなぁ…。その時の写真がこれ、A泣き顔、B笑顔バージョン♪いまではたくさんあることりの宝物の中でも至高の2枚!最高にやんやんだよぉ?」
絵里「ちょっと、ことり!」
ことり「は、はい…!」
ことり(絵里ちゃん!?お顔が真剣すぎて…こわい…。けどこういう顔も綺麗で可愛いなぁ♪)
絵里「その写真は焼き増し可能なのかしら!?」
花陽「ふぇ!?」
絵里「焼き増ししていただけるのかと聞いてるのっ!」
ことり「……絵里ちゃん!うん!できるよっ♪あとで2人にもあげるね?」
絵里「ことり、ありがとう!あなたってホントハラショーね!ありがとうありがとう!」
花陽「ことりお姉様、イエスだねっ!」
ことり「えへへー♪///」
花陽「で、ことりちゃんの話を聞く限りだと、海未ちゃんも何かが理由で急に穂乃果力がなくなっちゃったみたいだね」
絵里「でも、それは穂乃果が海未に会えれば解決するわね」
ことり「うん!」
絵里「なら海未の体調はOKね。ことり、本題なんだけど。これ、私のデジカメ…。ことりに預けるわ。穂乃果と海未がやんやんな写真…頼んだわよ…!」
花陽「絵里ちゃん、これ!?」
ことり「ことりが持ってっちゃっていいの!?」
絵里「…いいのよ」
花陽「だって、これがなかったらレッスンの合間のにこまきが…!盗撮出来なくなっちゃう…!」
絵里「花陽。いいのよ…。今日は…携帯で済ますわ」
花陽「絵里ちゃん…ぐすっ、花陽は感動してるよ…ひっく…」
絵里「ふふっ。泣かないで、可愛い顔が台無しよ」
花陽「だって、だってぇ…!」
絵里「たいしたことじゃあ、ないもの。それに、私は託すのだから…。あなたに!」
ことり「絵里…ちゃん…!」
絵里「だって、かのうせいかんじたんだっ♪」
花陽「そうだ、すすめー♪」
えりぱな『こうかい、したーくない、めーのまえに♪』
ことり「ぼくらのっ♪道がある~♪」
ことり「ことり、行くね!」
絵里「ことり!」
花陽「ことりちゃん!」
えりぱな『お願いね!』
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穂乃果(………遠くて声はよく聞こえないんだけど、いつまであの3人はやんやんしてるんだろう)
穂乃果(はやく、お見舞い行きたいな…)
穂乃果(…はやく、会いたいな)
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コメントありがとうございます!
たのしんで頂ければ幸いです!
穂乃果「海未ちゃん、入るよー…あ!」
ことり「ふふっ♪寝ちゃってるね」
穂乃果「海未ちゃん…」
穂乃果(手、握ってもいいかな?…海未ちゃんの手、あったかいなぁ…。空っぽだった穂乃果の心がどんどん満たされていくみたい…)
ことり「穂乃果ちゃん、起こさないようにねっ♪」
穂乃果「うん…」
穂乃果(海未ちゃん、目尻が少し腫れてる…。泣いてたの、かな。…穂乃果は海未ちゃんの力になれないのかな?)
穂乃果(穂乃果、海未ちゃんのことが好き。大好きだよ…)
穂乃果(バカだよね…。想ってるだけじゃ伝わらないのに。…なんでだろ。涙、でてきちゃった…)
穂乃果「…ことりちゃん、帰ろうか?折角ぐっすり寝てるのに…悪いから」
ことり「うん、そうだね…。真姫ちゃんに借りたCDは…机の上でいっか。うん?」
ことり(…あれ?海未ちゃん…起きてる?)
穂乃果「ことりちゃん?」
ことり「ううん、なんでもー♪」
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ことり「穂乃果ちゃん、明日どこかおでかけいかない?もちろん海未ちゃんの調子がよければ、3人で。少しリフレッシュ出来るところにいかない?」
穂乃果「うん…。いいよ!どこがいいかなー?」
ことり「考えて今晩メールするね!…あれ?ごめん、穂乃果ちゃん先に帰ってて。ことり、忘れ物しちゃったみたい」
穂乃果「穂乃果も付き合おうか?」
ことり「ううん、大丈夫!穂乃果ちゃんも本調子じゃないんだから、帰ってゆっくり休んで!」
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海未(今日はゆっくりしました…。土日を入れて3連休…穂乃果が羨ましがりそうですね)
海未(穂乃果…。先程はなにを思って泣いていたのでしょうか…?私のこと、だったら嬉しいです)
海未(ん?来客ですかね。玄関の方が騒がしいような…)
コンコンッ。
海未「どうぞー」
ことり「うーみちゃんっ♪」
海未「こ、ことり!?なんでまた?」
ことり「えへへ♪さっき、寝たふりしてたでしょ!?」
海未「え、ええ…。なんでわかったのですか?」
ことり「手、握られてるとき顔赤かったからっ♪穂乃果ちゃんは気付いて無かったけど…」
海未「そ、そうでしたか…///」
ことり(言えない…。ホントは気配で気付いたなんて…。やんやんする気配で…)
ことり「でも、どうして…?海未ちゃん、穂乃果ちゃんとお話したかったでしょ?」
海未「そうなのですが…ことり、少し話を聞いてもらっても良いですか?」
ことり「うん!ことり、そのために来たんだよっ♪」
ーーーーーーーー
ことり「海未ちゃん、コーヒーありがとう。美味しいね!」
海未「ええ。…ことり、落ち着いて聞いて下さいね…。私、自分の気持ちに気付いてしまったのです。私は…穂乃果のことが好きなんです」
ことり「…うん」
海未「おかしいですよね、私も穂乃果も女性なのに…。こんな感情を持ってしまうなんて」
ことり「ううん、そんなことないよ。誰かを好きになるってとっても素敵なことだと思うなっ♪」
海未「、ことり…!ありがとうございます…」
ことり「うんっ♪」
ことり(笑顔が眩しい…!絵里ちゃん、ことり達汚れてたのかな?いや、いまはそんなこといいよね。海未ちゃんの最高の笑顔にたいして、心のシャッターを切れたことを喜ぼう!)
海未「でも、私は…。この気持ちをどうするのが正しいのかわかりません。私も穂乃果も女性ですし…。きっと、高校生活が終わったら私達の道は違ってしまう。そう考えたら、涙が止まらなくて…ぐすっ…」
ことり「海未ちゃん…」
ことり(知らず知らずのうちに、こんなに溜め込んでいたんだね…。ごめんね、海未ちゃん。ことりのせいもあるね…)
海未「…ことり?泣いて、いるのですか?」
ことり「…うん…ぐすっ…。海未ちゃんはどうしたい?」
海未「…私は、穂乃果とずっと一緒にいたいです。それがどういう形かわかりませんし、所詮この感情は幼馴染の延長線でしかないのかもしれませんが…」
ことり「…そんなこと…ないよ?だって、そこにことりはいないでしょ?」
海未「ことりは…。私と穂乃果が住む家の隣で素敵な旦那様と3人の子供と一緒に楽しそうに生活しています。アルパカを飼っています。そして、いつも…何故かはわかりませんが、我が家にカメラを向けて…なんですかね、この具体的なビジョンは…。頭が痛いです…」
ことり「あははっ、変な海未ちゃん♪でも、ことり嬉しいなっ!」
海未「ふふっ。だけど、そんなの都合のいい妄想ですよ…」
ことり「妄想なのか素敵な未来なのかは…海未ちゃん次第だよ。海未ちゃん、言わなきゃ伝わらないよ…。海未ちゃんの気持ち、伝えなきゃ!本当にただの妄想になっちゃう!」
海未「そんな…無理ですよ…。いままでの関係も崩したくないですし…」
ことり「海未ちゃん…。私にはわかるよ。ずっと一緒にいた私だからわかる。いまの海未ちゃんの気持ち」
海未「ことり…?」
ことり「海未ちゃん、明日3人で遊びにいかない!?」
海未「3人で、ですか…でも、私は…」
ことり「海未ちゃん、お願いっ!」
海未「ことり…。ずるいですよ。いつものパターンじゃないですか!」
ことり「…えへへっ♪ありがとうっ♪じゃあ、後でメールするね♪どこかリフレッシュ出来るところにいこうよ!」
海未「はいはい、わかりました」
ことり「そうだ!真姫ちゃんからこれも預かってたんだ。作詞出来そうだったら、聴いてみてね♪」
海未「…ありがとう、ございます」
海未(「μ's:海未の曲」…)
ことり「…みんな心配してたよ。月曜日には笑顔で会おうねっ!」
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『穂乃果ちゃん、海未ちゃん。明日のことなのですが、久しぶりに3人でピクニックに出掛けませんか?昔よくいった、海の近くの公園にいきませんか?ゆっくりのんびり3人で過ごしたいですっ♪集合場所は駅で大丈夫ですよね?では、明日はよろしくお願いしますっ男「)
ことりより(・8・)』
ことり(メールはこんな感じかな?えへへ///)
ことり(明日は…どう、なるかな…。あ、絵里ちゃんにもメールしとかなきゃ!)
『絵里ちゃん!今日はカメラ借りちゃってごめんね!明日も借りていいかな?3人でお出かけしてきます!』
ことり(2人のことバッチリとってこなくちゃっ♪あ!返信はやい)
『擦り切れるまで使っていいわよ』
ことり(はらしょーっ♪さっすがえりちか♪…ことり頑張りますっ!)
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訂正
『穂乃果ちゃん、海未ちゃん。明日のことなのですが、久しぶりに3人でピクニックに出掛けませんか?昔よくいった、海の近くの公園にいきませんか?ゆっくりのんびり3人で過ごしたいですっ♪集合場所は駅で大丈夫ですよね?では、明日はよろしくお願いしますっ♪
ことりより(・8・)』
ことり(メールはこんな感じかな?えへへ///)
ことり(明日は…どう、なるかな…。あ、絵里ちゃんにもメールしとかなきゃ!)
『絵里ちゃん!今日はカメラ借りちゃってごめんね!明日も借りていいかな?3人でお出かけしてきます!』
ことり(2人のことバッチリとってこなくちゃっ♪あ!返信はやい)
『擦り切れるまで使っていいわよ』
ことり(はらしょーっ♪さっすがえりちか♪…ことり頑張りますっ!)
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海未(明日は早く起きるようにしましょう。少し、体を動かさないとなまってしまいます)
海未(寝る前に…一回だけ)
『~~♪~♪~~~~♪』
海未(これが、私がセンターで踊る曲なのですね…。なんとなく、海を思い出します…。真姫、ありがとうございます。お礼のメールを入れておきましょう)
海未(お借りしたCDは、寝ながら聴くとしましょう。タイマーは20分程でいいですかね?)
『~♪~♪~~♪~♪~♪~♪』
海未(ふふっ。癒されます)
海未(みんな、今日はすみません…)
海未(ことり、穂乃果、お見舞いありがとうございます。明日は…たのしみ、ましょう……)
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海未(ちょっとはやくつきすぎましたかね?2人とも…きていませんね。それにしても今日は体調がいいです。ばぁん!したら通行人の一人や二人でしたら落とせるでしょうか?)
海未(穂乃果のハート撃ち抜くぞぉ!ばぁん!なんちゃってー。…浮かれすぎですね、はぁ…。今日は楽しく、楽しくです!)
穂乃果「うーみちゃんっ♪おはよう!もう体調は大丈夫?」
海未「穂乃果!おはようごうざいます。もう、大丈夫です。昨日はすみませんでした…」
穂乃果「ううん、穂乃果も…。体調悪いの気付けなくてごめんね…!今日は思いっきり楽しもうね!」
海未「ふふっ。穂乃果…そうですよねっ♪」
穂乃果「ことりちゃん遅いねー!」
海未「そうですね、あ!きましたよ。ことりー!こっちですよー!」
ことり「お待たせー♪」
穂乃果「ことりちゃん、おはよー!」
海未「おはようごうざいます、ことり。最後なんて珍しいですね?」
ことり「うん!お菓子作ってたら遅くなっちゃってっ♪」
穂乃果「おぉー!もしかしてクッキー!?はやく食べたいーー!」
海未「ことりのことです。ワッフルとかそういうお菓子かもしれませんっ♪」
ことり「2人とも元気になってよかった。お楽しみはあとにして、切符買いにいこっか!」
穂乃果「穂乃果、楽しみー!パンも食べたいなぁー!」
海未「穂乃果はホントにパンが好きですねー」
ことり「あははっー♪」
ことり(…言えない。実は…)
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ことり「はぁ…はぁ…」
ことり(海未ちゃんはまだ来てないね。よかった間に合った。最適な位置に陣取らなきゃ!)
ことり(よし!ここ!)
ことり(ふぅ…ちょっと汗かいちゃったな…。あっ!海未ちゃんきた!)
ことり(うわぁー!絵になるなぁ!)
パシャッ!
パシャパシャッ!
ことり(帽子かわいいー♪あ、穂乃果ちゃんきた!おー!仲良しだねっ♪)
パシャパシャッ!
ことり(いい写真とれた…もう、最高だよぉ!)
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ことり(こんなことしてて遅れたなんて…)
穂乃果「ことりちゃん?どうしたの?」
ことり「ううん、なんでもないよ?切符買おっか!」
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ことり「はい、ことり特製クッキーです♪味わって食べてね!」
穂乃果「わーい!ことりちゃんのクッキー大好き!」
海未「電車、何分くらいでしたっけ?」
ことり「一時間くらいじゃないかな?はい、海未ちゃんもどうぞっ♪」
海未「ありがとうございます。はぐっ。美味しい…なんだか懐かしいですね」
穂乃果「高校生になってから、全然だったしね!穂乃果もう一個もらっちゃおっ♪」
海未「穂乃果?あまり食べ過ぎるとお昼が…」
穂乃果「だって、ことりちゃんクッキー美味しいんだもんっ♪穂乃果これがお昼でもいいくらい!はぐっ。うーん、おいしー♪」
海未「…もうっ!ことりからも一言いってください」
ことり「穂乃果ちゃん!ことり、サンドウィッチも作ってきたよ♪」
穂乃果「え…。どうしよう…胃袋がいくつあっても足りない…」
海未「どれだけ食べる気なのですか…」
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穂乃果「ついたー!空気がおいしー!」
海未「堤防も賑わってますね。後で行ってみましょう」
ことり「まずはお昼にしようよ!あそこの木の下にシートを敷いて食べようよっ♪」
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海未「ことり、お茶です」
ことり「ありがとう、海未ちゃんっ♪」
穂乃果「わー!ことりちゃんのサンドウィッチ美味しそう!」
ことり「お好きなのをどうぞっ♪」
穂乃果「ほんと?やったー♪」
ことり「海未ちゃんのお母さんのお料理、相変わらず美味しい…特にこの卵焼!」
海未「少し、味薄くないですか?」
ことり「ことりはちょうどいいかな♪」
穂乃果「海未ちゃん!お母さんのおにぎりはどう?」
海未「とっても美味しいです。昔と同じ…優しい味ですねっ♪」
穂乃果「おはぎも持ってきてるからね!どんどん食べてね!」
海未「穂むらのおはぎ…!胃袋がいくつあっても足りませんね…」
ことり「う、海未ちゃん?」
海未「あ、いや…。甘い物は別腹です…///」
ことり「ふふふっ♪そうなんだっ!」
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海未「穂乃果、いまです!」
穂乃果「えいっ!あー、また餌だけとられちゃった…」
海未「竿を腕全体であげようとするからです。手首を使って下さい手首を」
穂乃果「わかったよ、海未ちゃん!お魚さーん、早く会いたいねー♪」
海未「ことりはどうですか?しっかりとウキを見て下さいね」
ことり「うん♪…あっ!」
海未「合わせてください!」
ことり「ちゅん!わっ!引いてるー!」
穂乃果「え!?ことりちゃんすごーい!」
海未「やりましたね、ことり!」
ことり「うわー!2匹もついてるよっ♪」
海未「アジですね!おめでとうございます!」
ことり「えへへー///かわいいお魚さん!」
穂乃果「すごいすごーい!よーし、穂乃果も頑張るぞ!」
海未「ふふっ♪頑張ってくださ…穂乃果、竿!引いてますよ!」
穂乃果「え!?ホントだ!…お、重いー!糸が巻けないよー!」
ことり「穂乃果ちゃん、すごーい!」
海未「穂乃果、無理に巻いてはラインが切れてしまいます!」
穂乃果「でーもー!どうしたらいいのー!」
海未「失礼します」
穂乃果「へっ///」
ことり(ちゅん///海未ちゃんが後ろから穂乃果ちゃんに抱きついた///)
パシャッ!
海未「ドラグを緩めますね!大物とは長期戦になります。無理に巻かず、疲れるのを待ってください!あ、竿は立てたままでお願いしますね」
穂乃果「う、うん!」
海未「いいですよ…。ゆっくり巻いて下さい…。近付いてきました!」
ことり「おっきよぉ!穂乃果ちゃん頑張って!」
穂乃果「も、う…ちょっと…!」
海未「ことり、網を取って下さい!」
ことり「はいっ!」
海未「穂乃果…もう少し寄せて、そうです!入り…ました!」
穂乃果「はぁっ、はぁっ、疲れたー!」
ことり「穂乃果ちゃん、お疲れ様!」
海未「穂乃果!頑張りましたね!凄いです!」
穂乃果「あ、ありがとう海未ちゃん。…これ、なんてお魚?」
海未「スズキ…にはちょっとサイズが足りませんね。いわゆるシーバスです。このサイズですとフッコと呼ばれます」
穂乃果「もっと、大きくなるんだ…」
ことり「たしか、出世魚っていうんだよね」
海未「はい。せっかくなので写真を取りましょう」
穂乃果「いえーい!」
パシャッ!
ことり「いい感じ!」
海未「では、2人とも釣れたので、私もまったり始めますね」
穂乃果「よぉーし、穂乃果スズキ釣っちゃうぞ!」
ことり「ことりもー♪でも、大きいのはちょっとこわいかも…」
海未「ふふっ♪2人とも楽しそうですね」
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海未(ふぅ…今日は楽しかったです。そろそろ、帰る時間ですね)
海未(海はやっぱりいいですね…。潮風が気持ちいいです。こうやって目を閉じて、波の音を聴いてると、心が落ち着きます…)
穂乃果「海未ちゃん?」
海未「…穂乃果。ことりは?」
穂乃果「座って写真見てるうちに寝ちゃった…。かわいそうだけど、もうちょっとしたら起こして帰らないとだね」
海未「そう、ですね…」
穂乃果「…海、見てたの?」
海未「ええ。海はやっぱり落ち着きます…。穂乃果、今日はありがとうございました」
穂乃果「まだ終わってないよ。帰るまでが遠足だもん」
海未「遠足…。ふふっ、そうですね」
穂乃果「そうだよぉ!」
海未(…なんで、ですかね。今なら言えそうな気がします。海をみていたせいでしょうか?)
海未「………穂乃果に伝えたいことがあります」
海未(もう、昨日までの私じゃない。これからは、一歩でも2歩でも踏み出せる私になりたい)
穂乃果「え?…なーに?」
海未「……穂乃果のことが…好きです」
穂乃果「…え?う、嘘?」
海未「急にこんなこと言って、ごめんなさい。普通じゃないのもわかってます。ですが、知ってどうしても伝えたかったのです…。ただ、私の気持ちを知っていてくれれば…。それだけで私は…」
穂乃果「……一緒だ!」
海未「…一緒?」
穂乃果「穂乃果も!海未ちゃんのこと好き、大好き!」
海未「…えーっと、穂乃果?私の好きは友人としてではなくてですね?」
穂乃果「愛の方でしょ!?穂乃果、海未ちゃんのこと愛してるよ!海未ちゃんとずっと一緒にいたいもん!」
海未「え、え?」
穂乃果「将来は海未ちゃんと一緒の家に住んで、ことりちゃんがお隣さんで、ことりちゃんには素敵な旦那様と3人の子供がいて…。大きなお庭でアルパカを飼ってるの!そして、いつも何故だかわからないけど、穂乃果達の家にカメラを向けて…うぅ、なんでだろう、頭痛が…」
海未(…い、一緒です…)
穂乃果「とにかくね!穂乃果も一緒の気持ち!よかった…!穂乃果海未ちゃんとずっと一緒だ!ずっとずーっと一緒にいたいよ!」
海未「で、ですが、私達は同性ですし、お互い家を継がなくては…」
穂乃果「お饅頭はどこだって作れるよ…だったら私、海未ちゃんの隣で作りたい!もし、みんなが穂乃果達の関係を認めてくれないなら、外国でも何処へでも行くよ!海未ちゃんと一緒じゃない人生なんて考えられないよ!」
海未「……穂乃果…そんなふうにいってくれるなんて。嬉しいです///穂乃果はやっぱりすごいです…。私のこと、何処へでも連れて行ってくれるんですね…」
穂乃果「そんなことないよ…。穂乃果はいっつも海未ちゃんのこと、巻き込んじゃうだけだよ…」
海未「それでも私は…。穂乃果がその手を差し出してくれるのなら。…その手を強く握ります」
穂乃果「…うん!」
ギュッ。
海未(笑顔で差し出された穂乃果の手。握ったら伝わる穂乃果の暖かさ…。なんて幸せなのでしょうか…)
『おーい、穂乃果ちゃーん、海未ちゃーん!』
穂乃果「あ、ことりちゃん…。起きたんだね!」
海未「…帰りましょうか!」
穂乃果「…うん!」
海未(隣には穂乃果がいて、ことりが助けてくれて…。私は果報者です。私達にはきっと、あのビジョンのような素敵な未来が…)
海未(……たしかカバンの中に頭痛薬がありましたね)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「おーい、穂乃果ちゃーん、海未ちゃーん!」
ことり(2人とも、いい顔だなぁ!お互い気持ちが通じ合ってよかったね!いい写真も一杯とれたしっ♪特にこの、海未ちゃんが穂乃果ちゃんに想いを伝える、この表情!そして、一緒だ!って言う穂乃果ちゃんのこの表情!いい一日だったなぁ…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未(今日は穂乃果に想いを伝えられてよかったです…)
海未(自分から行動を起こすって大変なんですね。いつも穂乃果はすごいパワーでμ'sを引っ張っているのだと実感しました…)
海未(いままでの私は『変わらなきゃいけない私』でした。今日からの私は『変わりたい私』…。きっと以前の私じゃ、穂乃果に想いを伝えられなかったと思います)
海未(ことりやみんなのおかげで、少しは成長できたのかもしれませんね)
海未(…今なら、いい詩が書けそうな気がします…)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
真姫「体はもう、大丈夫なの?」
海未「ええ、ご迷惑をおかけしました。CD、ありがとうございました。真姫のオススメだけあって、すごく気に入ってしまいました。もう少し借りていてもいいですか?」
真姫「うん。私は他にもあるから、しばらくは大丈夫よ」
海未「ありがとうございますっ♪」
真姫「それより、作詞は?いいのできたんでしょ?♪」
海未「はい!これです…」
真姫「どれどれ~……。うん!いいじゃない!」
海未「ありがとうございます!」
真姫「ライブの日が楽しみね…海未のセンター、はやくみたいわ♪」
海未「が、頑張ります」
ガラガラッ!
凛「海未ちゃん!体調は大丈夫!?」
海未「凛!?」
真姫「ちょっと、凛!もうちょっと静かに入ってよ!」
希「2人ともごめんね~…凛ちゃんがすぐに海未ちゃんに会いたいって…」
海未「そうでしたか…。もう、大丈夫ですよ…ご心配をおかけしました」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未(こうして無事、曲も完成し、ライブ当日を迎えました。はじめてのセンター。新曲。毎日不安で仕方ありませんでしたが、穂乃果やことり、メンバーに支えられ今日まで頑張ってこれました)
海未(そして…今、私達が重ねてきた日々、それを見せる時が来たのです)
ことり「講堂でのライブ、久し振りだね。海未ちゃん、大丈夫かな…。ことり、すごい緊張してきちゃった…」
穂乃果「大丈夫…だよ。海未ちゃんなら、きっと!」
にこ「ほら、あんた達!準備出来たらいつものやるわよ。今日の声がけは…海未ちゃんなんでしょ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「えと、その…。みなさん…」
絵里「海未!」
にこ「海未ちゃん笑顔だよ!にこー♪」
花陽「頑張りましょう!」
真姫「いつも通りやるだけね♪」
希「頼むで、リーダー!」
凛「元気一杯踊るにゃー!」
ことり「えいえいおー♪」
穂乃果「海未ちゃん、行こう!」
海未「……はい、行きます!μ's!」
『music s.t.a.r.t!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『あ、でてきた!』
『うみさーん!おねえちゃーん!』
海未「みなさん、今日はμ'sのライブに来て頂いてありがとうございます!最後まで楽しんでいってください!」
『わー!海未最高!』
『園田せんぱーい!』
『ハラショー!』
海未「この日のために新曲を作りました…。聞いてください!」
μ's『「笑顔の理由」!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未『ずっとずっと~♪
いえなかった~♪
えーがおのりーゆう~♪
ただ、つーよく~だきしめて~♪』
まきりんぱな『すれちがうだーけーのー♪
よわむしーなじーぶーん~♪
あたりまえを~うしなうことがこ~わくて~♪』
にこのぞえり『あのひーもらったー♪
しーんじーるちーかーら~♪
このむねをずっとー♪
しめつけーてるー♪』
海未『となりでわらうーきみをー♪
まもりたーいよー♪』
ほのこと『ぼくはー♪』
海未『すくいあーげたー♪
ゆーうきーのかーけらー♪』
ほのことうみ『きみがすーすむー♪
このながいみーちー♪
えーいえいんにー♪
てらしつーづけるーよー♪』
μ's『めのまえにひろーがるー♪
おおーきなー♪(すてーきなー♪)
みらいにせーをむけーないでー♪
つなーいだー♪
こーのーてをー♪
はなーさないーよー♪
ぼくはきーみとー♪
やくそくーのばーしょーへー♪』
μ's『あのひみーたー♪(きみとみーたー♪)
あおいうーみー♪(とめられーないー♪)
こーのきーもちー♪(つよくつーよくー♪)
だーきーしーめてー♪』
海未『ふりかえればーみえるー♪
えーがおーのりーゆーうー♪
いまここでーきみにー♪
つーたーえーるよー♪』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『すごーい!』
『ハラショー!』
海未「はぁ、はぁ…」
海未(これが、センターの景色なのですね…!)
海未(目の前にはファンの皆様がいて…)
海未(……こうやって後ろを振り向くと)
海未(みんながいて…!)
海未「…穂乃果ありがとうございます」
穂乃果(…海未ちゃん?歓声でよく聞こえない…けど…)
ことり(海未ちゃん…!)
海未「…私の笑顔の理由は…」
穂乃果「……伝わるよ。伝わってる…だって、穂乃果の笑顔の理由は」
『あなたです』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「私の笑顔の理由」
おしまい
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
絵里「ことり…あなたを呼び出した理由、わかるわね?」
ことり「うん…。絵里ちゃんのカメラ…使い倒してきたよ!」
花陽「花陽は楽しみ過ぎて!夜も眠れませんでした!」
ことり「これをみて!」
えりぱな『こ、これは!』
ことり「そう…想いを伝えあったあと!帰りの電車で寝てしまった2人!この繋いだ手は無意識なの!?ことり大興奮!」
絵里「なんてこと…こんな…。なにもいえない。凄過ぎてなんも言えない。花陽なんか悶絶してるし…」
ことり「それと、想いを伝えあった瞬間の2人!もう最高だよ!こんなのってないよ!ただの幼馴染が一線を超える瞬間!もう、こうなった2人は止まらないよ!愛の逃避行だよ!やんやん遅れて駅までダッシュな逃避行だよ!あ、あれ?」
絵里「…………はら…しょ……」
ことり「……え!?絵里ちゃん!?やんやんしすぎて、動かなくなっちゃった。………さて、ことりは素敵な旦那様!探しにいこうかな!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「私の笑顔の理由」
ほんとにおしまい
歌詞
『笑顔の理由』
ずっとずっと言えなかった
「笑顔の理由」
ただ、強く抱きしめて…
すれ違うだけの弱虫な自分
あたりまえを失うことがこわくて
あの日もらった信じる力
この胸をずっと締めつけてる
隣で笑う君を
護りたいよ(僕は)
すくい上げた勇気の理由-カケラ-
きみが進むこの長い道
永遠に照らし続けるよ…
目の前に拡がる大きな(素敵な)
未来に背を向けないで
繋いだこの手を離さないよ
僕は君と約束の場所へ
あの日見た(君と見た)
青い海
止められない(この気持ち)
強く強く抱きしめて…
振り返れば見える
「笑顔の理由」
いまここで君に伝えるよ…
最後まで見てくれた方ありがとうございます。
曲はみんなのイメージで!
微妙な事してすみません。
みなさん、コメントありがとうございます。
次回はもっとはっちゃけた内容にしたいなぁとおもいます。
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