海未「園田海未です」
穂乃果「ダメだよっ!海未ちゃん!!」
海未「?…でも穂乃果、台本には『ここで自己紹介を』と書かれています」
穂乃果「私がほのかおねえさんって挨拶したんだから海未ちゃんもノッてくださいっ!!」
海未「うーむ……中々難しいのですね…」
穂乃果「はいっ!それではっ!仕切り直してもう一回!!」
穂乃果「どーもっ!ほのかおねえさんです!!」
海未「…穂乃果……この場合、私はどう挨拶すればいいのでしょうか?」
穂乃果「海未ちゃーんっ!!」
海未「何を嘆いているのですか、穂乃果?」
海未「…ひとまずμ'sによるフリートーク番組、今宵もスタートです」
勢いで立てた
流れなどない
どうしよう
穂乃果「海未ちゃんは一体どこまでマイペースなの?」
海未「とは言われても私は私ですから」
穂乃果「…まぁいいやっ!海未ちゃんフリートークだよっ!」
海未「確か私たちが選んだお便りの内容についてお話するのでしたっけ?」
穂乃果「そうですっ!!では早速」ゴソゴソ
海未「穂乃果、もう選びました」
穂乃果「私の存在意義はっ!?」
海未「>>9です」
おもち
書くからさ
ご飯食べさせて
海未「おもちです」
穂乃果「おもちっ!」
海未「きな粉もちですね」
穂乃果「みたらし団子っ!」
海未「穂乃果、それは団子では?」
穂乃果「いちごが一番だよねー」
海未「フリーというのは自由ということなのですか?」
穂乃果「?分かんない」
海未「まぁいいのでしょう」
穂乃果「そうだっ!餅つきしよーよっ!餅つきっ!!」
海未「まだもち米の収穫時期ではありません」
穂乃果「でも売ってるよっ!」
海未「自分達で作る餅……よさそうですね」
穂乃果「ということで次のお便りはっ!!」ゴソゴソ
海未「ここにあります」
穂乃果「海未ちゃん!私にも引かせてくださいっ!!」
海未「>>17ですね」
パジャマうみちゃんの感謝 が 顔射 にしか聞こえません
海未「どれどれ?」
『パジャマうみちゃんの感謝 が 顔射 にしか聞こえません』
穂乃果「?」
海未「?」
穂乃果「海未ちゃん、弓道って顔には射たないよね?」
海未「えぇ。そんなことはしません」
穂乃果「分かんないことは誰かに聞いてみる?」
海未「さすがに収録中に連絡は無理でしょう?」
穂乃果「まぁ最悪のときは誰かが助けにきてくれるよっ!YO!!」
海未「YO?」
穂乃果「癖になっちゃったYO!!」
海未「>>25です」
穂乃果「ちょっと海未ちゃん!?また引いちゃったのっ?」
海未「えぇ」
穂乃果「えぇ」
穂乃果「じゃないよっ!!海未ちゃん!!」
海未「何をそうかっかしているのですか?」
穂乃果「私の楽しみを奪ってるのは海未ちゃんですっ!!」
海未「楽しみなのですか?それは悪いことをしましたね」
海未(危なかったですね……)
海未(穂乃果に危ない単語を教えたら後が怖いです)
海未(強引にでも流れを変えて正解でしょう…)
kskst
海未「えーとですね」
『にこ先輩と真姫ちゃんの仲のよさについて』
海未「にこと真姫ですか」
穂乃果「ちょっと待ってってねー」
海未「何をしているのですか、穂乃果?」
穂乃果「やっぱりこれをですね」
カチッ
『あそこは二年もにこちゃんの私用スペースだったんだからっ!』
『ありとあらゆるものがにこのものなのっ!!』
『そんなとこで一人まきまきまーする真姫ちゃんだってにこのものなんだからっ!!』
海未「あぁ…この間の」
穂乃果「仲良しだよねぇー」
海未「確かこのあと、にこは真姫の家に泊まったのでしたっけ?」
穂乃果「真姫ちゃんの膝枕だねっ!」
海未「仲良しであることに異論はないのですが、いつもいつも言い合いをして懲りないのでしょうか?」
穂乃果「私なんて言い合いしないもんねー」
海未「それは絵里が大人なのです」
穂乃果「怒られるのはいつもほのかですっ!!」
海未「話が逸れていますよ」
穂乃果「そうだった!真姫ちゃん達、言い合いしてるけど仲直りとかはしてないよねー」
海未「自然と元通りになりますからね」
穂乃果「ふわー…なんかこう……夫婦だねー」
海未「長年連れ添ったかのような仲です」
穂乃果「私達もそれを目指しますっ!!」
海未「あんまりのろけてるとまた怒られますよ、穂乃果?」
穂乃果「そんなものじゃ私は止められません!!」
海未「そうですか。私は止めません」
穂乃果「今度こそ私が引きます!!」
穂乃果「>>38だ!!」
海未さんはお姉ちゃんのこと諦めちゃうんですか!
穂乃果「ん?なにやら海未ちゃんに関するお便りだよ?」
海未「どんなものですか?」
『海未さんはお姉ちゃんのこと諦めちゃうんですか!』
穂乃果「お姉ちゃん?」
海未「こんな漠然としたお便りもあるのですか?」
穂乃果「あと印象的なのは恋バナです!恋バナ!」
海未「……これも恋バナといえば恋バナですか…」
穂乃果「ねぇねぇ!?海未ちゃん!誰か好きな人がいるの!?」
海未(これで気付かないってどんだけですか)
海未「今のところはアイドル部と弓道部で忙しいですし」
穂乃果「私はねぇ!いるよっ!」
海未「聞いていません」
穂乃果「またまたぁ!それはねぇ」
海未「次は>>46です」
穂乃果「またっ!!」
穂乃果「また引いちゃうっ!!」
∧_∧
( ´・ω・)
( つ旦O
と_)_)
お泊りの日のにこと真姫のイチャイチャと
甘い喘ぎ声を録音したテープがあるんですが 聞きますか?
穂乃果「なんだったー絵里ちゃん?」
絵里「ちょっと待ってください」
『お泊りの日のにこと真姫のイチャイチャと
甘い喘ぎ声を録音したテープがあるんですが 聞きますか?』
海未「穂乃果…家の中は盗聴していないって言っていませんでしたか?」
穂乃果「うん。途中で帰ったよー」
海未「しかし、こうしてCDも一緒に送られてきています」
穂乃果「キョーミがありますっ!!」
海未「……あとで怒られますよ?」
穂乃果「今を生きる!!それがほのかおねえさんっ!!」
海未「やれやれ…」
海未「それでは再生しますよー?」
穂乃果「ばっちこいです!!」
カチッ ジー…
『すぅ……すぅ…………』
『……』
『……んっ……むにゃむにゃ…』
『にこちゃん……』
『………んー……』
『本当に寝ちゃったわね…』
『……すぅ…』
『……もう…可愛い寝顔しちゃって…』ナデナデ
穂乃果「なんかドキドキするねっ!」
海未「なるべく声を落としてください、穂乃果」
『にこちゃーん……』
『……』
『口を開かなければこんなにもラクなのに……』
『……ん…』
『……でもダメね…憎たらしい口を聞いてこそにこちゃんだわ』
『………んー』
『……』ナデナデ
『まき…ちゃ…』
『なぁにー、にこちゃーん?』
『んー………まきちゃん…』
『よしよし……』
カチッ
穂乃果「えぇ!止めちゃうのっ海未ちゃん!?」
海未「これ本当に真姫に怒られるだけですよ、穂乃果」
穂乃果「むむむー……」
穂乃果「ほのかは平気ですっ!!」
海未「違います」
穂乃果「へっ?」
海未「にこが真姫に怒られるのですよ」
穂乃果「…はぇ?」
海未「どうせこれを送ってきたのはにこでしょう…そして真姫に恥をかかせい」
海未「それが目的ですよ」
穂乃果「ふむふむ」
海未「この先には恐らく真姫のとんでもない発言かなにかが入っています」
穂乃果「じゃあそれを聞こう!」
海未「バカ穂乃果」ピシッ
海未「にこのことですから真姫に恥をかかせる為ならば自分の犠牲はいとわない」
海未「けどそれでもさすがに二人ともμ'sの一員です」
穂乃果「いてて…」
海未「だから被害は最小限に留めるのが正解ですよ」
穂乃果「じゃあ本番後に聴きます!!」
海未「そうしてください」
海未(恐らくそれまでに真姫が回収しにくるでしょう)
穂乃果「よぉしっ!じゃあ次は>>60だぁ!!」
∧__∧
( ・ω・) ひょっほっほぉぉぉおおぉおぉい
ハ∨/^ヽ
ノ::[三ノ :.、
i)、_;|*く; ノ
|!: ::.".T~
ハ、___|
"""~""""""~"""~"""~"
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
zzz
<⌒/ヽ-、__
/<_/____/
>>58
お前寝すぎだろ
ぶちこむぞ
海未「寝過ぎだそうですよ、穂乃果」
穂乃果「寝れるときにたっぷり寝る!!高坂穂乃果ですっ!!」
海未「たまには時間に余裕をもって行動することを覚えてください」
穂乃果「はいっ!」
海未「さて>>64で」
メンバーの恥ずかしい秘密知ってますか?
例えば希とか希とか希とか
穂乃果「さてそれでは次ですっ!」
『メンバーの恥ずかしい秘密知ってますか?
例えば希とか希とか希とか』
海未「恥ずかしい話ですか……」
穂乃果「うーん……海未ちゃんのとか?」
海未「何かありましたか?」
穂乃果「いやぁ…極度の恥ずかしがりやなのに目立つことを妄想してるとか」
海未「希はですね」
穂乃果「嫌な方向に話が向くと強引に話を逸らすー」
穂乃果「でも希ちゃんの恥ずかしい話ってあるかなぁ?」
海未「うーむ……どちらかというと惑わす側ですからね、希は」
穂乃果「……」
海未「どうしたのですか?急に黙り込んで」
穂乃果「いやこれはにこちゃん達と協力して希ちゃんに恥ずかしい思いをさせる企画のスタートかなと」
海未「それをここで話したら意味がないのではありませんか?」
穂乃果「はっ!そうかっ!ドッキリじゃなくなっちゃう!!」
海未「まぁそれでもそれは楽しそうな企画かもしれませんね」
穂乃果「希ちゃんに恥ずかしい思いをさせようの会発足だねっ!!」
穂乃果「会長はにこちゃんで」
海未「勝手に担ぎ上げられるにこ……」
穂乃果「にこちゃんはすっごいからねっ!」
海未「まぁ私に協力出来ることならば協力しますよ」
穂乃果「大規模な予感っ!!」
海未「さて>>70いってみましょう」
ライブでの輝夜のカップリングについて
>>70
うんごめん
ちょっと無理です
ググったけどライブ見てないですし
>>70
みもりんぼっち…。
>>71
MCで
みもりん「私だけペアがいないの。練習の時もひとりでずっと練習してて…。」
うっちー「ごめんね海未ちゃん、私が穂乃果ちゃんとっちゃったから~。」
みもりん「…仕方ないですわね。」
というくだりがあった。
穂乃果「HOーNOーKAーだYO!!」
穂乃果「やってまいりましたっ!DJほのかです!!」
海未「DJほのかさん、お便りはどうしますか?」
穂乃果「DJほのかさんっ!?なんという扱いなのでしょうっ!!」
海未「え?何か問題がありましたか………?」
穂乃果「海未ちゃんもDJごっこする?」
海未「え!?…あっいえ………結構で穂乃果「YO!!」
穂乃果「ここでは一度DJごっこをしないと帰れない仕組みなのですっ!!」
穂乃果「あっ!!」
海未「その唐突な切り替えはなんとかならないのですか?」
穂乃果「真姫ちゃんがDJごっこしてないYO!!」
海未「そもそもそれはDJなのですか?」
穂乃果「そこはいいっこなしだYO!!」
海未「さて>>81で」
穂乃果「またまた海未ちゃん!!」
・8・ おい、構えよ
海未「なにやら妙なお便りですよ」
『・8・ おい、構えよ』
穂乃果「なんか怒られちゃったねー」
海未「構えよと言われましても…このお便りを読むことで構ったことになったのではないでしょうか?」
穂乃果「その通りだね!海未ちゃんさっすが!!」
海未「もっと誉めていいのですよ、穂乃果」
穂乃果「・8・」
海未「絵里にも言われてましたが、それどう発声しているのですか?」
穂乃果「まず口をこう、8の形にします」
海未「ひゃい」
穂乃果「そして心を無にします」
海未「………」
穂乃果「はい…チーズ」パシャッ
海未「穂乃果……?」ゴゴゴ…
穂乃果「はい!!それでは中継のにこちゃん!!」
にこ『にこっ♪』
海未「!?」
穂乃果「今撮影した海未ちゃんの変顔は届きましたかっ!?」
にこ『完璧にこっ♪穂乃果ちゃん、いい仕事するにこっ♪』
海未「………穂乃果…覚悟は出来ているのですね?」
海未「あっ…もしもし絵里ですか?」
海未「えぇ……そうですか…にこの捕獲は済みましたか」
海未「はい………はい…」
海未「データは完全に消去お願いできますか?」
海未「絵里、ありがとうございます」
海未「はい……いえいえ…それでは」ピッ
穂乃果「あのぉ……もう足崩しても?」
海未「ダメです」
かしこい
海未「さて…穂乃果……」
穂乃果「先程、にこがこう証言したそうです」
『真姫ちゃんを恥ずかしがらせ隊としてこのフリートーク番組で
にこをよしよしする真姫ちゃんの音声を垂れ流す計画だったにこ』
『そしてその計画にはもちろん穂乃果ちゃんも入ってたにこ』
『希も片足突っ込んでたにこ』
穂乃果「あわわわ……」
海未「さぁ?何か弁明でもありますか?」
海未「今、絵里と真姫と協力してことの操作に乗り出したところです」
穂乃果「……あ………」
海未「真姫はもう激怒しているようですよ」
海未「前回も穂乃果がにこと真姫の会話を流したんでしたよね?」
海未「今回のはやりすぎだと絵里も言っていました」
穂乃果「でもでも絵里ちゃんだって前回は真姫ちゃんを抑えて再生するのを手伝ってくれたよ?」
海未「あれはまだ計画がスタートする前だったともにこは証言しています」
穂乃果「……」
海未「つまり、あの暴露に味を占めたあなたたちは真姫ちゃんをさらに恥ずかしがらせようとした」
海未「にこがここぞというときに真姫の家でのことを録音していたことを使って今日の番組に宛ててお便りを送る周到さ」
海未「さて…そろそろ真姫が来る頃でしょうか」
穂乃果「!?真姫ちゃんがっ!?」
海未「希はぶっちゃけ二重スパイなのでこちら側です」
穂乃果「………うぅ…」
バタン!
穂乃果「!!?」
真姫「穂乃果っ!!」
海未「真姫…これが例のテープです」
真姫「ありがとう海未ちゃん」
真姫「エリーはあとすこしで来るはずよ…」
穂乃果「あ……ああ………」
海未「真姫と絵里のお説教楽しみにしていなさい、穂乃果」
穂乃果「ごめんなさぁあい!!」
めでたしめでたし
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