にこ「μ'sに1人ロリコンがいる」(210)
にこ「これはμ'sの沽券に関わる大問題よ」
凛「たしかに本当にいるなら大問題だけど……誰のことかにゃー?」
真姫「またデタラメ言ってるんじゃないの?」
にこ「違うわよ! つーかまたってなによ、またって!」
希「ロリコンじゃなくてロリならにこっちがいるやん」
にこ「誰がロリよ!」
海未「それで? 誰のことを言っているのですか?」
にこ「なぁに他人事みたいな顔してんのよ。アンタよ、アンタ! 園田海未よ!」
凛「え……」
真姫「海未、アンタ……」
希「海未ちゃん、信じてたのに……」
海未「人を犯罪者のような目で見ないでください! にこ! どうして私がロリコンになるんですか!」
にこ「しらばっくれてるんじゃないわよ。ネタはもうあがってんのよ」
海未「意味がわかりません!」
にこ「はっはーん、あくまで自分は違うと……そう言いたいわけね?」
海未「当たり前です!」
にこ「ならいいわ。言い逃れできない証拠を見せてあげる。ことり!」
ことり「はぁい」
海未「こ、ことり? なんでここでことりなんですか?」
ことり「実はこの一週間、にこちゃんと2人で帰りに海未ちゃんを尾行してたの」
海未「はいっ!? なにしてるんですか!」
にこ「発端はこの部長のもとに舞い込んだ一件の悩み事よ」
真姫「にこちゃんに悩み相談するなんて酔狂な人がいるのね」
凛「解決したいなら一番相談しちゃいけない人にゃ」
にこ「もうこの際外野は無視するわ。その相談を持ちかけてきた相手っていうのが……」
絵里「私よ」
海未「え、絵里!?」
にこ「今、まずいって顔したわね。思い当たるフシがあるんでしょ」
海未「し、してません! 私はなにもやましいことなんて……っ!」
にこ「まぁいいわ。絵里、アンタの悩み事はなんだったっけ?」
絵里「最近、妹がよくケータイを見てニヤけてるの。食卓にもケータイを持ってきて……以前はそんなことしなかったのに」
海未「ちゅ、中学生ですし、そういう年頃では?」
絵里「しかも帰りも遅くなってきて」
海未「お、御夕飯の前に帰ってきてるならそこまで心配することではないと思いますが」
にこ「なんでアンタが絵里の妹の帰宅時間を知ってんのよ」
海未「い、いえ、知っているわけでは……なんとなくそう思っただけです」
にこ「とまあ、妹が不良になっちゃったんじゃないかって心配した絵里の話を聞いたわけ」
希「でもなんで海未ちゃんを尾行したん?」
にこ「最初は偶然よ。たまたま帰りに絵里の妹を見かけたら海未と歩いてたのよ」
ことり「それで私がにこちゃんからなにか知らないかって聞かれて……あ、これは調査するしかないなって思ったの!」
海未「どうしてその発想に至るんですかぁ!」
ことり「それはぁ……海未ちゃんの戸惑う顔が見たかったから?」
海未「こーとーりーっ!」
にこ「まぁまぁ。で、2人で調査した結果がこのビデオカメラに収まってるってわけ」
海未「っ……!?」
海未「撮影までしてたんですか!?」
にこ「みんなに知ってもらうには証拠がないと」
海未「だ、ダメです! これは私が処分させてもらいます!」
にこ「あ、コラ! 希!」
希「ん」
海未「希!? なにするんですか、離してください!」
希「海未ちゃん、往生際が悪いで?」
海未「こ、こんなのプライバシーの侵害です!」
にこ「じゃあ再生するわよー」
海未「に、にこーっ!」
亜里沙「あ、海未さん!」
海未「すみません、亜里沙。お待たせしました」
亜里沙「いいえ、大丈夫です! 亜里沙、待つのも好きですから!」
海未「もう、本当にイイ子ですね……」
亜里沙「ひゃっ……海未さん?」
海未「そんな亜里沙へのご褒美です……嫌ならやめますが」
亜里沙「う、嬉しいです! もっと、撫でてください……」
海未「お安い御用ですよ」
亜里沙「えへへ……」
凛「当たり前のように頭を撫でにいったにゃー」
にこ「それくらい自然とできるような間柄ってことよ」
希「声が聞こえないのが惜しいね」
ことり「うーん、今度は海未ちゃんの服にマイクを仕込んで……」
海未「ことり! 聞こえてますよ!」
真姫「っていうかなんなの、これ? デート?」
にこ「見てればわかるわ」
穂乃果「雪穂⋯、雪穂⋯⋯」ハァハァ
雪穂「や、やだっ⋯、おねえちゃっ⋯///」
海未「亜里沙、クレープでも食べませんか?」
亜里沙「はい!」
海未「亜里沙はどのクレープが欲しいですか?」
亜里沙「むむ……イチゴ?」
海未「わかりました。じゃあ買ってきますから、亜里沙はココで待っていてください」
亜里沙「そ、そんな。悪いです」
海未「いいんですよ。お小遣い、あまり残っていないんでしょう?」
亜里沙「あう……」
海未「ふふっ。じゃあ行ってきますね」
亜里沙「海未さん、はい! あーんっ」
海未「あむっ……イチゴも美味しいですね」
亜里沙「海未さんの、一口もらっていいですか?」
海未「もちろんです。亜里沙、あーん?」
亜里沙「あむっ……えへへ、すっごく美味しいですっ」
海未「亜里沙、口のまわりにクリームがついてますよ」
亜里沙「え、ど、どこですか?」
海未「ココですよ……」
凛「今なにしたの? ほっぺにチュー?」
希「口のまわりについたクリームを舐めとったんやない?」
ことり「海未ちゃんってば、大胆♪」
にこ「クレープ奢ったり、ペロペロしたり……見かけによらずやるわねぇ~海未」
希「亜里沙ちゃんがメロメロになるのがよくわかるね」
絵里「亜里沙はもともと海未の大ファンだもの。こんなことされたらひとたまりもないわ」
にこ「わかっててやってるんでしょ」
ことり「海未ちゃんも悪い女になっちゃったんだね」
海未「もう許してください……切腹でもなんでもしますから」
海未「亜里沙、これからどうしますか?」
亜里沙「あ、あの、亜里沙……」
海未「はい?」
亜里沙「ま……また、海未さんの部屋に行きたいです」
海未「……帰りが遅くなったら、また絵里が心配しますよ?」
亜里沙「だ、ダメ……ですか?」
海未「もう……しょうがない子ですね、亜里沙は」
真姫「ねぇ……なんかすごくあやしい雰囲気になってるんだけど」
凛「もう帰るのかな?」
ことり「凛ちゃんは純粋だね」
凛「にゃ?」
ことり「ううん、なんでもないよ。いつまでもそのままの凛ちゃんでいてね」
希「それに比べて海未ちゃんは……」
海未「……誰か私を殺してください」
海未「亜里沙、どうしました?」
亜里沙「え、そ、その……」
海未「緊張してるんですか?」
亜里沙「は、はい……」
海未「ふふっ。そんなところも可愛いですよ、亜里沙」
亜里沙「あうぅ……」
海未「今日も優しくしてあげますから……さ、上がってください」
にこ「さすがに家の中までは入れないから外で待ってたんだけどね」
ことり「でもこの窓を見てて。ココ、海未ちゃんの部屋なんだけどね……」
にこ「ちょっと早送りするわよ」
凛「……あ、電気が消えたにゃ!」
希「もう日が落ちる時間にわざわざ電気を消したんやねぇ、海未ちゃん」
真姫「生々しくてイヤね……」
絵里「海未、あなた……」
海未「……」
ことり「ちなみに2人が出てきたのはこれから一時間以上経ってからだよ♪」
凛「ねぇ真姫ちゃん。どういうことなの?」
真姫「凛は知らなくていいことよ」
海未「亜里沙、送っていきますよ」
亜里沙「……」
海未「亜里沙?」
亜里沙「海未さん、今日も素敵でした……」
海未「なにを言ってるんですか、もう……さ、はやく帰りましょう。絵里が心配してます」
亜里沙「明日も会えますか?」
海未「亜里沙のためなら、時間くらいいくらでもつくりますよ」
ことり「このあと2人は手をつないで帰りました。おしまい」
にこ「っていうわけだけど、なんか言いたいことある? 海未」
海未「いえ……」
にこ「じゃあ自分はロリコンだって認めるのね?」
海未「もう、それでいいです、はい……」
にこ「しっかしアンタもすごいとこいくわよね。よりによって中学生で、自分のファンで、メンバーの妹なんて」
海未「はい、切腹します……」
ことり「海未ちゃん、もう目が死んじゃってるね」
にこ「で、どうすんの? 絵里」
絵里「どうするって言われてもねぇ……私にはどうすることもできないわよ」
にこ「へぇ~認めるんだ? 2人の関係」
絵里「亜里沙が選んだんだもの、私に口出しできることではないわ。それに……」
にこ「ん?」
絵里「亜里沙があんなに幸せそうだったから、いいかなって」
にこ「ま、アンタがいいならいいんだけど」
ことり「よかったね、海未ちゃん」
海未「はい、介錯は絵里に任せます……」
真姫「っていうか、にこちゃんの方がありえないんだけど」
にこ「え」
真姫「エリーに教えるだけでよかったでしょ。わざわざビデオまで撮って晒すなんて、サイッテー」
にこ「び、ビデオ撮るって言い出したのはことりだから!」
ことり「なんのこと?」
にこ「ちょ、アンタねぇ!」
真姫「にこちゃんは反省するべきね……希」
希「ん、ワシワシやね」
にこ「ま、待ってよ! にこは絵里のために、仕方なく……や、やめてーっ!」
にこ「……ひどい目にあったわ」
真姫「ちゃんと反省した?」
にこ「なによぉー……真姫ちゃんにはなんも迷惑かけてないでしょ」
真姫「まだ足りてないみたいね」
にこ「ウソ、ウソです! 反省したにこー!」
真姫「じゃあ次は海未に謝るのよ」
にこ「うぅ……あの、海未? ホントごめんね?」
海未「いえ、いいんです……」
真姫「まったくもう。犯罪まがいの行動はこれっきりにしてよね」
にこ「中学生に手を出す方が犯罪でしょうが……」
真姫「今はにこちゃんの話してるの。こういうことしてると嫌われるわよ、にこちゃん」
希「つまり真姫ちゃんはにこっちが嫌われないように、心を鬼にして説教していると」
真姫「なんでそうなるのよ!」
凛「真姫ちゃんもロリコンさんにゃー♪」
真姫「だ、誰がロリコンよ! 人聞きの悪いこと言わないで!」
にこ「えーやだぁ。にこ困っちゃーう」
真姫「にこちゃんは年上でしょ!」
穂乃果「へぇ~海未ちゃんと亜里沙ちゃんが……」
絵里「亜里沙もおませさんよね」
穂乃果「海未ちゃん、昔から女の子にモテモテだったからなぁ」
絵里「でも私はてっきり穂乃果かことりが好きなんだと思ってたわ」
穂乃果「私はないよー。海未ちゃんの弱点はことりちゃんだもん」
絵里「なんにせよ、2人の間に挟まれて海未はずっと苦労してきたでしょうね」
穂乃果「あ、絵里ちゃんひどーい。じゃあ絵里ちゃんは今苦労してるってこと?」
絵里「そうね、海未の半分くらいはしてるんじゃないかしら」
絵里「でも苦労以上に穂乃果といると幸せだから」
穂乃果「え、えへへ……」
絵里「穂乃果ってホント単純ね」
穂乃果「え! もしかして今のウソ!?」
絵里「なんでそうなるのよ。バカね、もう」
穂乃果「よかったぁ……」
絵里「穂乃果は? 私といて幸せ?」
穂乃果「もちろん!」
絵里「ふふ、ありがと」
穂乃果「今日も亜里沙ちゃんは海未ちゃんの家に行ってるのかな」
絵里「この時間に帰ってきてないってことはそうじゃないかしら」
穂乃果「じゃあいっぱいイチャイチャできるね!」
絵里「穂乃果……今日は勉強みてほしいって言ってたわよね?」
穂乃果「え、いや、あれは、ほら……こ、口実?」
絵里「ダメです。さ、教科書と問題集出して」
穂乃果「えぇ~!? 絵里ちゃん本気!? せっかくふたりきりなんだよ!?」
絵里「だから、私が勉強をみてあげるの」
穂乃果「え……絵里ちゃんのオニぃ~!」
穂乃果「絵里ちゃぁん、ここわかんなぁい」
絵里「ねぇ穂乃果……考える気はある?」
穂乃果「ちゃんと考えてるよぉ! でもわかんないものはわかんないの!」
絵里「テスト本番は誰も質問に答えてくれないのよ? わかってる?」
穂乃果「うぅ、絵里ちゃんがイジメるぅ~……」
絵里「もう……どれ?」
穂乃果「ここっ」
絵里「さっきと似たような問題じゃないの……」
穂乃果「やっぱりダメだ……」
絵里「諦めないの。さっきの問題ができたならこれもできるわ」
穂乃果「違うよ、そういうことじゃない」
絵里「じゃあなに?」
穂乃果「やっぱり……絵里ちゃんとふたりきりなのに勉強なんてできない!」
絵里「またそれ? いい加減にしないと怒るわよ」
穂乃果「じゃあご褒美! 頑張るからせめてご褒美ちょうだい!」
絵里「はぁ……じゃあこのページまで終わったら私の脇腹にキスしていいわよ」
穂乃果「ホント!? よーしっ、私頑張るよ!」
穂乃果「できた! できたよ絵里ちゃん!」
絵里「デタラメな答えを書いてはいないわよね? もしそれならご褒美はなしよ?」
穂乃果「そんなことしてないよ! 精一杯考えたもん!」
絵里「ならいいんだけど……」
穂乃果「どう? どう!?」
絵里「今答え合わせしてるんだから静かにして」
穂乃果「はいっ!」
絵里「……うん」
穂乃果「どうだった!?」
絵里「真面目にやったみたいね。間違いはあったけど」
穂乃果「そうだよ! 絵里ちゃんにウソつかないよ!」
絵里「じゃあ次は間違い直しね」
穂乃果「え……」
絵里「どうしたの? 間違いを直すのは当然でしょ?」
穂乃果「ご褒美、は……?」
絵里「もう、穂乃果ったら……そんな物欲しそうな目で見ないで」
穂乃果「絵里ちゃぁん……」
絵里「あとでちゃんと間違い直しするのよ? わかった?」
穂乃果「うん、絶対する!」
絵里「はいはい……じゃあご褒美あげるわ」
絵里「はい、いつでもどうぞ」
穂乃果「絵里ちゃん……ベッドに横になってくれる?」
絵里「えぇ? しょうがないわね……こう?」
穂乃果「おぉ~……絵里ちゃん、すっごくセクシー! さすがμ'sのエロ担当!」
絵里「やっぱりご褒美なしにしようかしら」
穂乃果「なんでっ!? 褒めたのに!」
絵里「もうっ、いいからはやくして。お腹冷えちゃうわ」
穂乃果「わかった!」
穂乃果「ん……」
絵里「あっ……ン」
穂乃果「ん、んっ」
絵里「ほ、のかぁ……や、ん……っ」
穂乃果「んんぅ……」
絵里「ふあっ……い、いつまでするつもり?」
穂乃果「ん……もちょっと」
絵里「もぉ……ひゃ、ンっ」
穂乃果「はふぅ……」
絵里「……満足した?」
穂乃果「もっとしたい」
絵里「また1ページ進めたらさせてあげるわよ」
穂乃果「むぅぅ……絵里ちゃんのケチ」
絵里「穂乃果のためよ」
穂乃果「絵里ちゃんは満足できたの?」
絵里「私には満足もなにもないでしょ」
穂乃果「でも変な声出してたから」
絵里「穂乃果にあんなことされたら出るに決まってるわ」
海未→アリサ(2歳差)
にこ→真姫(2歳差)
穂乃果「ま、まだ亜里沙ちゃん帰ってこないね」
絵里「そうね」
穂乃果「まだ時間あるってことだよね?」
絵里「……穂乃果、そういうことは高校卒業してからって約束でしょ?」
穂乃果「脇腹にキスはよくて、その先はダメなの……?」
絵里「ダメなの」
穂乃果「生殺しだよぉ~……あんな声聞かされて我慢しろだなんて……」
絵里「ふふっ、穂乃果はきっとテクニシャンね」
穂乃果「絵里ちゃんのオニ……」
/{ :/ / ./ | i \ \
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|:::/| | ,.斗=ミヽ \ゝ ̄`ヽ\ 、 ゚,ハ:ヾ
y: :{ lイ __)尓 \ ,.斗=ミk |ヽ }: ‘. .| }::i
:.:.:.个t ハ 乂r少 ″__)尓‘, }:::}八:::}::.. | |::|
i:.:.| l:.:.{\\:i:i:i: 乂r少 }〉'::/:::::}::ハ:::, }ノ
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| |!:| ::::! _,.斗r云ミ \ .ぅ斗rf云㍉、| :::::′ ,ハ
| |!:| ::::{ ヽ 込rリ 込r少 '″! /::/ヽ ゙ ',
|.}i│:::::、 :.:.:.:.:.: :.:.:.:.:.:.: //::/ | .! }!
|八{ \::\ 、 /イ:: __/ | |i 続きはまだかしら?
| \ {:ー\ l :|:: | | |i 風邪ひいちゃうわ
| {\ - ―- イ{ :|:: | | |i
∨| } 、 / |:|:ノ ′| |i
. リ | `:::... _,.. |::/ /! j ∥
:::::|::| i/ /::| 八〃
/ .:::::/::| / /、:::::: ゚。
/ .:::::/´ノ .′ / ` ゚.,,___
. / .:::::/ / / . ′ -= =-: : :`: ..、
-‐<′ ::::/-- 、 r―‐ ′{ ,′ -= =-: : : : : : : : : :ヽ
/: : : : :. ; / / │ ハ.| -= =-: : : : : : : : : : : : : : :,
.′ : : : :│i ハ::{\ | { リ =- : : : : : : : : : : : : : : : : : :}
凛「ってことがあったの!」
花陽「ほぇ~……海未ちゃん、女の子から人気だもんねぇ」
凛「かよちん羨ましいの?」
花陽「ええっ!? そうじゃないよぉっ」
凛「心配しなくてもかよちんは凛から大人気だにゃ!」
花陽「きゃっ……」
凛「かよちん柔らか~い」
凛「かよちんかよちん」
花陽「なぁに? 凛ちゃん」
凛「チューしてほしいにゃ」
花陽「えええっ!? ど、どうして急に……?」
凛「いつも凛からだから、今日はかよちんから! ね、かよちんはやくぅ」
花陽「ううっ……ちゅ」
凛「かよちん……そこほっぺだよ?」
花陽「だってぇ……恥ずかしいよぉ……」
凛「いつもしてるのに……でも恥ずかしがり屋なかよちんも好きだよ!」
花陽「ご、ごめんね凛ちゃん」
凛「平気にゃ。じゃあ今度は凛からね? かよちん目瞑って」
花陽「う、うん……」
凛「かよちん、震えてるにゃー」
花陽「だ、だってぇ……」
凛「あ、ほら。目は瞑ったまま」
花陽「ううっ……はやくして、凛ちゃん」
凛「メガネとっちゃうね」
花陽「うん……」
凛「かよちん可愛い……大好きだよ、かよちん」
花陽「んっ……」
凛「えへへ……かよちん顔真っ赤」
花陽「凛ちゃんだって赤いよ?」
凛「かよちんのせいにゃあ」
花陽「わ、私のせいっ!?」
凛「かよちんが凛をドキドキさせるからだよ?」
花陽「私だって凛ちゃんのせいでドキドキしてるよぉ……」
凛「かよちん……昔した約束覚えてる?」
花陽「……いっぱいありすぎてどれのことかわからないよ」
凛「かよちんは凛のお嫁さんになるっていうの。ちゃんと守ってね?」
花陽「……でも凛ちゃん、最近真姫ちゃんにもお嫁さんになるよう言ってたよね」
凛「えっ」
花陽「私は覚えてるよ」
凛「そ、それは……ただの冗談にゃ! 凛はかよちん一筋だよ!」
花陽「じーっ」
凛「信じてよ、かよちん! それに真姫ちゃんはロリコンさんだから!」
花陽「ええっ!? 真姫ちゃんロリコンなのぉっ!?」
凛「うん!」
花陽「海未ちゃんじゃなくて……?」
凛「真姫ちゃんもロリコンだったにゃ!」
花陽「そうだったんだ……」
真姫「くちゅん!」
にこ「ちょっとまたぁ? 風邪ひいてんじゃないでしょうね?」
真姫「そんなことないと思うけど……誰かに噂されてるのかしら」
にこ「あーはいはい。出待ちされるくらい人気だもんねぇ、真姫ちゃんは」
真姫「そうは言ってないでしょ」
にこ「まさか真姫ちゃんまでファンの子に手ぇ出したりしてないわよね」
真姫「す、するわけないでしょ! 海未じゃないんだから!」
にこ「ならいいんだけど」
真姫「だいたい私には……に、にこちゃんが……」
にこ「は? なんか言った?」
真姫「なんでもないわよ! バカ!」
にこ「しっかし今日は疲れたわぁ」
真姫「にこちゃんは特になにもしてないでしょ。むしろ疲れたのは海未じゃない? 心労で」
にこ「あれは自業自得よ」
真姫「自業自得と言えばにこちゃん、本当に反省してる?」
にこ「してるってば。つーかなんで真姫ちゃんがそんな気にしてんのよ」
真姫「にこちゃんのためを思って言ってるのよ」
にこ「へぇ~にこのためなんだぁ」
真姫「な、なによ……そのにやけ顏ムカつくからやめてもらえる?」
にこ「真姫ちゃんって意外と優しいよね」
真姫「悪かったわね、意外で」
にこ「にこは真姫ちゃんのそういうところ好きだけどね」
真姫「えっ……?」
にこ「扱いやすくて」
真姫「……私はにこちゃんのそういうところが大ッキライよ!」
にこ「もぉ~冗談を本気にしないでよー」
真姫「うるっさい!」
にこ「あーあ、拗ねちゃった」
真姫「ふんっ……」
にこ「ねぇ真姫ちゃーん」
真姫「……」
にこ「今日泊まってっていい?」
真姫「はぁ!?」
にこ「なんか帰るのめんどくさいし、明日休みだから別にいいでしょ?」
真姫「着替えとかどうすんのよ」
にこ「真姫ちゃんの貸して?」
真姫「私のじゃ大きすぎてダボダボになるわよ」
にこ「シャツ一枚とか真姫ちゃん好きそうじゃない……ハッ!? もしかしてにこ襲われちゃう!?」
真姫「お、襲わないわよ! にこちゃんみたいなちんちくりん! いいからはやく家に連絡しなさいよ!」
にこ「はーい」
亜里沙「お姉ちゃんにバレちゃったんですか」
海未「申し訳ありません、亜里沙……」
亜里沙「気にしないでください! どうせいつかは話さないといけないことでしたから」
海未「ですが……」
亜里沙「それにお姉ちゃんは認めてくれたんですよね? じゃあ問題ないと思います!」
海未「いえ、問題はいろいろとあると思いますが……」
亜里沙「お姉ちゃんも穂乃果さんと付き合ってるから大丈夫です!」
海未「え……えっ?」
亜里沙「え?」
海未「穂乃果が、絵里と……? それは本当ですか!?」
亜里沙「よく家に来てるから、てっきり付き合ってると思ってたんですけど……違うのかな?」
海未「少なくとも私はどちらからもそんな話は聞いていません」
亜里沙「じゃあ亜里沙の勘違いかもしれません」
海未「ですが、そんなに頻繁に2人が逢瀬を重ねてるとなると……」
亜里沙「おうせ?」
海未「亜里沙、他になにか知っていることはありませんか?」
亜里沙「えっと……」
亜里沙「部屋に入ったら穂乃果さんがお姉ちゃんの膝枕で寝てたり」
海未「膝枕!?」
亜里沙「家に帰ったらお風呂から2人の声が聞こえてきたり」
海未「お風呂!?」
亜里沙「お姉ちゃんの二の腕にキスマークがついてたり」
海未「キスマーク!」
亜里沙「あの、海未さん……?」
海未「す、すみません。取り乱してしまいました」
亜里沙「でもどうして海未さんが2人のことを気にするんですか?」
海未「それはもちろん、μ'sの仲間として……」
亜里沙「本当ですか? 海未さん、もしかして穂乃果さんのこと……」
海未「ち、違います! 私が愛しているのは亜里沙ただ1人です!」
亜里沙「じゃあどうしてですか?」
海未「いえ、その……私ではなく……」
亜里沙「はい?」
海未「……また留学騒動にならなければいいのですが」
ことり「海未ちゃんは終わったし、次は誰にしよっかなぁ~」
ことり「凛ちゃんと花陽ちゃん? でもあの2人はみんな公認だし……」
ことり「にこちゃんと真姫ちゃんはまだ時間かかりそう……ちょっと手助けしてあげた方がいいかなぁ?」
ことり「もっと真姫ちゃんが素直にならないとね! ヤキモチやかすのが一番わかりやすいかな」
ことり「あぁん、もう……付き合ってからの初々しい2人が楽しみ♪」
ことり「あとは……穂乃果ちゃんと絵里ちゃんかぁ。ここも絵里ちゃんにヤキモチやかすのがよさそう」
ことり「となると私が穂乃果ちゃんに……いっそそのまま私と……ううん、ダメダメ! 余計なことは考えない!」
ことり「理性を失った絵里ちゃんに襲われる穂乃果ちゃん、撮りたいなぁ……うふふっ」
ことり「さて……愛のキューピッドことり、これからも頑張ります!」
希(いざとなったらウチが止めんとなぁ……)
おわり
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