穂乃果「乙女式恋愛ゲーム!」 (100)
ラブライブ!のSSです。
恋愛アドベンチャー風SSです。
2年組が中心になります。
更新は書き溜め→書き込み→安価取る→書き溜めになるのでかなりゆっくりになります。
選択肢は安価を取ります。
思いついたら、ルールや注意書きを増やすかもしれません。
ニア はじめから
つづきから
ピコンッ
穂乃果「はじめからだね?よぉーし、いっくよー!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398615105
雪穂「私は、ナビゲーターの雪穂だよっ、よろしくね!」
雪穂「まず、初めに主人公を選んでね?」
ニア 高坂穂乃果
南ことり
園田海未
>>3
雪穂「海未ちゃんだね?じゃあ、始まるよー!」
ピピピピピッ カチッ
海未「朝ですか………」
私は起きるなり憂鬱になった、朝が来てしまったことに……私は状況を整理するために、昨日起きた出来事を思い出す………
穂乃果「私ね、ことりちゃんが好きになっちゃったの!それで、どうしたらいいと思う?」
それは、私にとって悲しい現実が突きつけられた瞬間だった………自分が好きな人に、恋愛相談をされたのだ、私の望みが無くなると同時に他の人のところへ行ってしまう穂乃果を応援しなければならないなんて………
海未「そ、そうですか……とりあえずはデートに誘うところからでは?」
穂乃果「うーん……やっぱりそうだよねー、でも2人だけだと恥ずかしいから海未ちゃんもお願い!」
海未「えっ?私もですか……?えぇ、いいですよ」
穂乃果「ありがとう!やっぱり持つべきものは親友だねっ」
海未「……そうですね」
穂乃果「じゃあ、早速誘ってくるね!」ダッ
海未「誘いには行けるんですね」クスッ
穂乃果「あっ……一緒にいい?」ピタッ
海未「乗りかかった船ですから」ニコッ
穂乃果「ふふっ、ありがとう」
ことり「3人で?」
穂乃果「ダメ……かな?」
ことり「ううん、ただ久しぶりだなぁって思って」
海未「そういえばそうですね」
ことり「μ'sの誰かとっていうのは結構あったけど、3人だけって中々無かったよねぇ」
絵里「あら?邪魔しちゃってたかしら?」
穂乃果「そ、そんなことないよ?」
希「たまには学年別に過ごす休みもええんやない?」
にこ「学年別にって、もしかして私達も一緒にやるの?」
ことり「あっ、それいいと思うっ!」
凛「真姫ちゃんと休日を一緒に過ごすの初めてかも?」
真姫「もう、決定なのね……」
花陽「あはは……」
海未「真姫、諦めが肝心ですよ?」
真姫「海未まで……」
穂乃果「じゃあ、休日は学年別にって事で!」
絵里「ずいぶん楽しそうね?」
穂乃果「そうかな?」
希「ウチも楽しみー!」
凛「凛もー!」
穂乃果「じゃあ、私達は何処に行く?」
海未「そうですね………」
ニア 遊園地
水族館
ウィンドウショッピング
>>12
↑
海未「水族館なんてどうでしょうか?」
穂乃果「あっ、いいね!」
ことり「水族館なんて、中学校の遠足以来かな?」
海未「私もそうですね」
穂乃果「私は雪穂と1回行ったかなぁ?」
海未「では、早めに集合してお昼も一緒に食べませんか?」
ことり「うん!久しぶりの3人でお出掛けだから、お弁当頑張っちゃうよぅ!」
穂乃果「本当!?ことりちゃんのお弁当!」
海未「ふふっ、そんなにことりのお弁当が好きなのですか?」
穂乃果「もちろんだよ!だって、ことりちゃんがすk……」ガバッ
ことり「す?」
海未「な、なんでも無いですよ?」アセアセ
穂乃果「そ、そう!なんでも無いよ!」ワタワタ
ことり「?」
海未「では、駅前でいいですね?」
穂乃果「はーい!」
ことり「うん!」
……………
………
…
雪穂「皆さん、こんばんは!」
雪穂「次の分岐点まで再開します」
雪穂「すっかり言うの忘れてたんだけど
内部的に恋愛指数が上下してるから、頑張ればハーレムも出来るかも?」
雪穂「全ては皆さんの選択肢安価に掛かっていますよ!では、始めます」
海未「はぁ……」
私は今日、この1日を耐えられるだろうか?寧ろこのまま行かないほうが穂乃果の為になるのでは無いだろうか?色々な考えが過ったが、やはり行くことに決めた……。
海未「用事がで来た、などと下手に嘘をつくといつかボロが出そうですし……」
でも不思議と、久しぶりの3人だけのお出掛けは中々心が踊った。
海未「穂乃果はどんな服でくるでしょうか」
そんな事を考えるだけで楽しくなってきて……心底、穂乃果の事を好きなんだと自覚して憂鬱に戻る……朝からずっとこんな感じ。
海未「はぁ……っと、いけませんね!もっとシャキッとしなければ!」パシンッ
身支度もしっかり整えて、駅前へ向かう
……………
………
…
ことり「あっ、海未ちゃーん!」パァ
海未「ことりですか」
ことり「お待たせー!」タッタッ
海未「と言っても、まだ20分前なのですが……」
ことり「それでもだよっ!海未ちゃんは待ってたでしょ?」
海未「まぁ、そうですが」
ことり「穂乃果ちゃんは……流石にまだだよねぇ」
海未「寧ろ、こんな時間に来たらビックリです」
ことり「あはは……」
穂乃果「おーい!お待たせー」タッタッ
海未「えっ?」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「えっ?って穂乃果だよ?」
海未「まだ20分前ですよ?」
穂乃果「私だってたまにはちゃんと早めに来るよっ!」
ことり「ふふっ、ちょうど今穂乃果ちゃんが来たらビックリだねって話してたから、本当にビックリしちゃった」
穂乃果「むぅー!私を何だと思ってるのぉー!」
海未「遅刻魔ですかね?」
穂乃果「ひっどぉーい!」
ことり「あははは」
海未「ふふふっ」
穂乃果「はははは」
海未「それでは、皆揃ったことですし、とりあえず向かいましょうか」
穂乃果「そうだねっ!」
ことり「うんっ!」
穂乃果「うわぁー」
海未「相変わらず大きいですね……」
ことり「本当……」
穂乃果「あっ、入り口あっちだってー!」タッタッ
海未「穂乃果っ!?待ってくださいー!」ダッ
ことり「えっ?置いてかないでぇー」ダッ
……………
ゴユックリドウゾー
穂乃果「最初は海の生き物だね」
海未「私ですか?」
ことり「うーんとね、陸海空の海だよっ!」
海未「あぁ」
穂乃果「あぁ、じゃ無いよ!合宿の時も間違ってたじゃん!?」
海未「そういえば、そんな事もありましたね」
ことり「それより!ほら、見て!」
穂乃果「おぉ!サンゴだね」
海未「珊瑚って遠目から見ると可愛いですが、近くで見るとごつごつしててちょっと怖いですよね……」
ことり「そうかなー?ことりは可愛いと思うけど」
穂乃果「そうだよっ!海未ちゃんにはロマンが足りないよ」
海未「うぅむ……」
ことり「次ならいいんじゃないかな?」
海未「おぉ!小さい魚が群れをなしていますね!」
穂乃果「確か、群を作ることで生存率を上げてるんだよね?」
ことり「詳しいんだね!」
海未「いえ、違います」ヒソヒソ
ことり「?」
海未「昨日、テレビで海の生き物特集をやっていたので、それを見ただけかと」ヒソヒソ
穂乃果「まぁね!」フンスッ
ことり「ふふっ、穂乃果ちゃんらしいね」ヒソヒソ
海未「そうですね」ヒソヒソ
穂乃果「よーし!次行こう!」
ことり「次は確か……」
海未「こ、これは……!?」
穂乃果「このトンネル凄いよねー!」
ことり「海の中に居る気分になれるよねぇ」
……………
海未「………」ジーッ
穂乃果「ここって、中にいるだけで楽しいからつい、ぼーっとしちゃうよねー」
ことり「ねーっ」
海未「ここだけで1時間以上はいれますね」
グゥゥ
穂乃果「あっ///」
ことり「ふふっ、そろそろお昼にしようか」
海未「そうですね」クスッ
穂乃果「うぅ……///」
……………
………
…
ことり「あっ、あそこに休憩場があるよっ!」
海未「では、あそこでお昼にしましょうか」
穂乃果「うん!」
テクテク
ことり「ちょっと待っててねぇ」ガサゴソ
穂乃果「~♪」ニコニコ
海未「………」チラッ
海未(うーん、穂乃果が笑顔でいるだけで良い筈だったのに、それがことりに向かっていると思うと胸が苦しくなりますね………)
穂乃果「どうかした?」
海未「あっ、いえ……」
ことり「はいっ!」ドンッ
穂乃果「おぉ!重箱だぁ」
海未「相変わらず凄いですね」
ことり「ふふっ、頑張っちゃいました!」
穂乃果「開けていい?」
ことり「もちろんだよっ」
パカッ
海未「おぉー!中身も見た目に劣らず凄いですね……」
ことり「はいっ、お箸」スッ
穂乃果「ありがとう!ではーっ」
3人「いっただっきまーすっ!」
パクッ
穂乃果「んー、美味しい!」
海未「うん、美味しいです!」
ことり「えへへ、ありがとう」
海未(あっ!?穂乃果のほっぺにご飯粒がついています……)
ニア 指摘する
取ってあげる
取って食べる
>>30
取って食べる
海未「ほら、ほっぺにご飯粒がついていますよ?」
穂乃果「えっ?」
海未「動かないで下さいね」
ヒョイ パクッ
ことり「う、海未ちゃん!?」
海未「はい?」
穂乃果「///」カァァァ
海未「あっ/// す、すいません///」
穂乃果「う、ううん……ありがとう」
海未「い、いえ……どういたしまして」
ことり「むぅー!穂乃果ちゃんズルイっ!」
穂乃果「えっ?」
ことり「私もほっぺのご飯粒とって欲しいな」ペタッ
海未「えぇ!?」
ことり「穂乃果ちゃんのは取るのにことりのは取ってくれないの?」ウルウル
海未「で、では失礼して」
ヒョイ パクッ
ことり「ふふっ、ありがとっ!」
海未「い、いえ……どういたしまして」
穂乃果「………」プイッ
海未「あっ………すいません」
ことり「?」
海未「いえ、こちらの話です……」
穂乃果「あっ!早く食べないとイルカショー見れなくなっちゃうよ!」
ことり「本当っ!?」
海未「ことりには悪いですが、急いで食べちゃいましょうか」
……………
………
…
3人「ごちそうさまでしたっ!」
穂乃果「よぅーし!行こうっ!」
ことり「うんっ!」
海未「あっ、すいません」
穂乃果「どうしたの?」
海未「ちょっとお花を摘みに……」
ことり「それじゃあ、待ってるね?」
海未「いえ、それで遅れたら申し訳ないので、先に行ってて下さい」チラッ
穂乃果「あっ、うん、そうだね?行こう、ことりちゃん!」
ことり「うーん……なるべく早くね?」
海未「もちろんです、私も見たいですからね!」
穂乃果「ありがとう、海未ちゃん」コソコソ
穂乃果「確かー、あっちだったよね?」
ことり「こっちじゃなかった?」
穂乃果「あれ?そうだっけ?」
テクテク
海未(お花を摘みたいのは本当なので、さっさと行ってしまいしょう)テクテク
…………
海未(確か、イルカショーはこの辺りだったと………あっ、居ましたね)
テクテク ピタッ
穂乃果「」ニコニコ
ことり「」ニコニコ
海未(2人共楽しそうですね……私はこのまま戻らない方がいいのでは?その方が良い気がしてきました……どうしましょう?)
ニア 戻る
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>>34
戻る
雪穂「遅くなったけど、始めますね」
雪穂「一応、もう一つのスレに重きを置きたいので、こちらは1週間に一度更新くらいだと思っていて下さい」
雪穂「ではではー」
海未(急に居なくなるのは良く無いですよね)タッタッ
海未「お待たせしました」
穂乃果「あ、おかえりー」
ことり「ちょうど今から始まるみたいだよ」
海未「おぉ、いいタイミングでしたね」
穂乃果「うん、あっ、イルカだぁ!」
イルカ「キュイッ」ザバーン
ワァー パチパチパチッ
穂乃果「よくテレビとかでは見るけど、実際だと迫力が違うよねー」
海未「はい、本当に凄いしか言葉が出ないです」
ことり「それに、とぉーっても可愛いねっ」
穂乃果「うん!」
イルカ「キュイキュイ!」ザバーン
……………
………
…
穂乃果「何かもう、凄かったね!」
海未「言葉では表せない程の感動でした」
ことり「うん、今日はこれて良かったなって思ったよ」
穂乃果「後は2Fの川の魚コーナーだけだねっ!」
海未「そうですね」
ことり「れっつごー!」
穂乃果「最初はアマゾン川コーナーだね」
海未「川にいるとは思えない種類がいますよね」
ことり「イルカさんもいるんだねぇ」
穂乃果「でも、アマゾン川って言ったらピラニアだよねー!」
海未「ピラルクーも有名ですね」
ことり「大っきいねぇ」
穂乃果「あっ、次で最後みたい」
海未「最後は、日本の清流ですか」
ことり「これなら知ってるお魚がたくさんいるかなぁ?」
穂乃果「あっ、鮎だっ!」
海未「塩焼きにすると美味しいですよね」
ことり「名前だけ見ると結構分かるけど、見た目じゃ全然分からないよぅ」
海未「まぁ、私もそこまで分かるわけでは無いですが」
ことり「それでも、全然分からないことりより凄いよ」
海未「そうですか?」
ことり「うんっ!」
穂乃果「むぅー!私だって分かるよっ!ほら、あれはイワナだし、これはフナだよっ!」
ことり「ふふっ、穂乃果ちゃんも凄いねっ」ナデナデ
穂乃果「えへへっ」
海未「ふぅ……一通り見終わりましたね」
穂乃果「うぅ~ん、楽しかったぁ!」
ことり「また来ようねっ」
海未「そうですね、いつかまた」
穂乃果「じゃあ帰ろっか」
ことり「うんっ!」
……………
………
…
穂乃果「まったね~」
海未「はい、また明日」
ことり「じゃあね~」
テクテク テクテク
私はそのまま帰らずに神田明神へと向かった……
チャリンッ カランカラン パンパンッ
海未(私は一体どうすれば良いのでしょうか?)
希「海未ちゃんのやりたい事をすればええよ?」
海未「!? 希?」
希「悩み事?」
海未「そうですね……」
希「良かったら聞くよ?」
海未「ありがとうございます……実は、私は一体何をすれば良いのか分からないんです……」
希「海未ちゃんがすること?」
海未「私がしたい事をすれば、友達に迷惑を掛けてしまう、友達がしたい事を手伝えば私のしたい事が出来なくなる、といった感じですかね」
希「うーん、難しい話やね」
海未「しかも、私がしたい事は絶対に叶わない事なんです……」
スッ
希「審判の正位置、復活・結果・発展なんて意味やね」
海未「つまり?」
希「海未ちゃんの考えてることに発展が起こるかも?」
海未「そう、ですか……」
希「だからって、あんまり深く考え過ぎない方がええよ?」
海未「ありがとうございます、悩み事自体は解決しませんでしたが、これからどうすれば良いのは分かった気がします」
希「お役に立てて何よりやね」
海未「では、失礼します」
希「ん、また明日ねー」
それから家に戻り、お風呂や夕食を終えた私は自分の部屋の布団に潜る
そして、ゆっくりと目を閉じた……
……………
………
…
ピピピピピッ カチッ
昨日、希の言っていたこと……発展とは、私達の関係に何かが起きるということでしょうか?
私は身支度を整えて朝練へ向かう……
ことり「あ、海未ちゃんおはよー」
海未「おはようございます、今日は早いですね?」
ことり「ふふっ、たまには海未ちゃんより早くきてみようかな?って」
海未「穂乃果がそうなってくれると良いんですが……」
ことり「あはは……」
ピピッ
from:穂乃果
朝練ギリギリになっちゃうから、先にもしアレだったら先に行っててー
海未「なるほど……」
ことり「どうする?」
海未「ここは……」
ニア 穂乃果を待つ
先に行く
>>40
先に行く
海未「うーん、先に行ってみんなに遅れるかもしれない旨を伝えた方が良いかもしれませんね」
ことり「うん、そうだね」
……………
………
…
テクテク
絵里「今日は3人お揃いじゃないのね?」
海未「えぇ、穂乃果がギリギリになると言っていたので、もしらしたら遅れるかもしれません」
にこ「ふーん、珍しいわね」
希「まぁ、まだ時間はあるし皆が来るまで少し話でもしない?」
ことり「あ、じゃあ今度の衣装なんだけど………」
……………
穂乃果「お待たせー!」
海未「以外と早かったですね」
絵里「まぁ、ギリギリではあるけどね」
穂乃果「あはは……ごめんねー」
にこ「ほらっ、早く着替えちゃいなさいよ」
穂乃果「うん!」ダッ
……………
絵里「じゃあ柔軟からやるわよっ、2人組に別れて」
凛「凛はかよちんとっ!」
にこ「真姫ちゃん、やりましょ?」
絵里「私は1人でも出来るから、後の4人で組んじゃってね」
海未「私は……」
ニア 穂乃果と組む
ことりと組む
希と組む
>>42
希
海未「一緒にやりませんか?」
希「ウチでええの?」
海未「?」
希「まぁええんやけど、じゃあウチからね……ふぅ~」グッグッ
海未「希は最初から柔らかい方でしたよね」
希「μ'sに入ってからはお風呂上がりに欠かさずやっとるからねー」
海未「私もやっているのですが、中々上手くいかないんですよね……」
希「そう?十分やと思うけど?はい交代」
海未「いえ、まだまだです!ことりくらいにはならないと」グッグッ
希「でも、最近はことりちゃんとも対して差が無くなってきたんやない?」
海未「そうですかね?」
希「うん、っていうかそもそもそんなに差は無かったと思うんやけどね………」
海未「いえ、まだまだ精進が足りませんよ」
希「ふふっ、そこが海未ちゃんのええとこでもあるけど、あんまり根を詰め過ぎないようにね」
海未「そうですね、気を付けます」
穂乃果「はい、これで終わりっ」
絵里「うん、皆終わったみたいね!じゃあダンスに入るわよ」
……………
………
…
絵里「はい、ここまで!各自、遅れないように学校に行ってね?」
8人「はーい!」
海未「では、さっさと着替えて学校へ向かいましょうか」
ことり「うんっ」
穂乃果「そうだね!」
……………
キーンコーンカーンコーン
穂乃果「お昼だぁ!」
ことり「あっ、ごめんね!今日は用事があるから2人で食べて?」
海未「そうなのですか?残念ですね……」
穂乃果「あぁ!穂乃果もだった!」
海未「そ、そうですか……」
ことり「じゃあ、そういうことだから、またねー」タッタッ
穂乃果「まったねー」ダッ
海未(うぅ、1人になってしまいました………仕方ないですし、早く食べてしまいましょう)
パクパクッ モグモグ
海未(1人で食べると、思いのほか時間が余りますね……何処かに行きましょうか?)
ニア 1階廊下
屋上
特に動かない
>>46
座して待つ
雪穂「皆様お久しぶりです」
雪穂「思ったより書き溜めが進まなかったので、少し即興で書いていこうと思ってます」
雪穂「お付き合い頂ければ幸いです」
海未(特に用事も無いですし、教室に居ましょうか……)
ヒデコ「あれ?園田さん1人?」
フミコ「珍しいねぇ」
海未「2人共用事があったようで……」シュン
ミカ「あはは……大丈夫?」
海未「少し寂しくはありますが、大丈夫です」
ヒデコ「じゃっ、園田さんにμ'sについて語ってもらおうか」
フミコ「あ、それいいね」
ミカ「うんっ、インタビューだね!」
海未「えぇ!?」
ヒデコ「さ、μ'sの内部事情を赤裸々に語ってね?」
……………
………
…
フミコ「やっぱりμ'sの人たちは凄いねぇ」
ミカ「A-RISEとも面識あるなんて!」
キーンコーンカーンコーン
ヒデコ「おっと、今日は色々聞けて楽しかったよありがとう」
海未「いえ、こちらこそ」
フミコ「じゃあ、また機会があったら色々聞かせてね?」
ミカ「またねー」
海未「はい、では」
穂乃果「あれ、そんなに仲良かったっけ?」
海未「ひゃあ!?い、いつからいたんですか?」ビクッ
穂乃果「うーん……ちょっと前?」
海未「そ、そうですか」
穂乃果「で?」
海未「あぁ、たまたまですよ……私が1人でいたので……」
穂乃果「あはは……ごめんごめん」
海未「まぁ、でもたまにはこういうのも良かったと思います」
穂乃果「そっか」
キーンコーンカーンコーン
海未「ほら、本鈴ですよ?」
穂乃果「おぉっと、じゃあね~」
海未(放課後になりましたね)
海未「今日は弓道部の方に行きますので」
ことり「そっか、残念だね」
穂乃果「じゃあことりちゃん、行こっ」
ことり「うんっ」
海未「では、また」
穂乃果「まったね~」
ガラガラ
海未「では、私も行きましょうか」
テクテク テクテク ガラガラ
海未「お疲れ様です」
部員「おつかれー、今日はこっちなの?」
海未「はい、今日はそんな気分なんです」
部員「あはは、そっかそっか」
海未「では、着替えて来ます」
部員「んー」
ヒュッ ストンッ
海未「ふぅ……」
海未(やはり、ここにいると心が落ち着きますね)
海未「すぅ……はぁ……」キッ
穂乃果[私ね、ことりちゃんが]
ヒュッ トスッ
海未「うっ……」
部員「また考えごと?」
海未「いえ、たまたまです」
キッ
穂乃果[どうしたらいいと思う?]
ヒュッ トスッ
海未(私は……)
……………
………
…
部員「おつかれー」
海未「お疲れ様です」
部員「ちょっといい?」
海未「私ですか?」
部員「うん、そう」
海未「なんでしょうか?」
部員「確かに園田さんは他の人よりは上手いし、お手本にもなるくらい綺麗なフォームだから、出来れば来てくれた方が嬉しいんだけどね」
海未「ありがとうございます」
部員「もし、今後そんな感じで来るんならあんまり来て欲しく無いなって」
海未「え?」
部員「少なくとも、私達は真剣にやってるのよ……考え事をしながら息抜きに来るとこでは無いと思うの」
海未「そ、それは………」
部員「ごめんなさいね、私も怒ってる訳じゃ無いんだけど、こんな言い方しか出来なくて……」
海未「いえ、ありがとうございます」
部員「ふふっ、そういう素直なところ好きよっ」
海未「えっ?」
部員「ん?おかしな事言ったかしら?」
海未「あっ、いえ……」
部員「まぁ、そういうことだから、何ていうか……言ってくれれば相談に乗るわよ?」
海未「はい、ありがとうございます!」
部員「うん、それだけだからじゃあね~」テクテク
海未「お疲れ様です」ペコリ
海未(では、私も帰りましょうか)
海未(おや、あれは……)
コンマ判定>>
0~49 穂乃果を発見
50~99 ことりを発見
雪穂「すいません、コンマは下です」
海未「穂乃果?」
穂乃果「あれ?海未ちゃん?」
海未「今帰りですか?」
穂乃果「うん!じゃあ、一緒に帰ろっか!」
海未「えぇ、そうしましょうか」
テクテク
海未「ところで、ことりはどうしたのですか?」
穂乃果「バイトだってー」
海未「なるほど」
穂乃果「ちなみに弓道の方はどうだった?」
海未「まずまずと言ったところですかね」
穂乃果「そっかぁ」
海未「μ'sの練習はどうでしたか?」
穂乃果「こっちはバッチリだよっ」
海未「そうですか、それは何よりです」
穂乃果「そうだっ!うちに寄ってかない?」
海未「えっ、いいんですか?」
穂乃果「ちょっと相談もあるし、ね?」
海未「分かりました」
テクテク
ガラガラ
穂乃果「たっだいまー!」
海未「お邪魔します」
穂乃果ママ「おかえりなさい、海未ちゃんはいらっしゃい」
穂乃果「じゃあ海未ちゃんは先に部屋に行っててー」
海未「はい、分かりました」
テクテク
スゥ ストンッ
海未「ふぅ、やっぱり穂乃果の部屋は落ち着きますね……」
スゥ ストンッ
穂乃果「お待たせー」
海未「いえ」
穂乃果「海未ちゃんと2人きりなの久しぶりだよねー」
海未「そうですね」
穂乃果「今日、海未ちゃんを呼んだのには訳があります」
海未「………宿題ですか?」
穂乃果「えへへー、分かっちゃった?」
海未「そんなことだと思いました」
穂乃果「じゃあ、早速お願いします」
海未「仕方ないですね……」
カキカキ カキカキ
穂乃果「いつもありがとね」
海未「急になんですか?」
穂乃果「海未ちゃんって優しいよね、なんだかんだ言って手伝ってくれたり、こんな穂乃果を叱ってくれたり、今だって宿題に付き合ってくれたり」
海未「そうですか?」
穂乃果「そうだよ!どうしてそこまでしてくれるの?」
海未「それは……>>58」
ニア 穂乃果だから
親友だから
当然のことだから
2
海未「親友だからに決まってるじゃないですか」
穂乃果「親友だから、かぁ……」
海未「?」
穂乃果「ううん、海未ちゃんが親友で良かったなぁって思って」
海未「私も、穂乃果が親友で良かったですよ」
穂乃果「そう?」
海未「確かに、いつも迷惑を掛けられていますが、それ相応のものを貰っていますから」
穂乃果「そっか、なら良かった」
海未「どうかしたんですか?」
穂乃果「ううん、何となく聞いてみたかっただけだから気にしないで」
海未「なら良いのですが」
穂乃果「そっか、そっかぁ」パクッ モグモグ
海未「って、休んでないでさっさと進めて下さい!」
穂乃果「あっ、バレた?」
海未「ほう、穂乃果はスパルタがお好みでしたか……」
穂乃果「えっ、ちょっ、待って!」
海未「さぁ、ビシバシいきますよ?」ニコッ
穂乃果「ご、ごめんなさーい!」
……………
海未「ふぅ、ようやく終わりましたね?」
穂乃果「うにゅ~」グッタリ
海未「まったく、この程度で音を上げていては来年どうするのですか」
穂乃果「それは海未ちゃんが……」
海未「お勉強が足りないみたいですね?」ニコッ
穂乃果「自分で頑張ります!」ビシッ
海未「本当に、私がいなかったらどうしていたのやら」
穂乃果「あはは……想像つかないや…」
海未「今頃、成績が足らずに留年していたかもしれませんね?」
穂乃果「う、確かに……」
海未「なーんて、冗談です」
穂乃果「結構冗談じゃない気が……」
海未「では、そろそろ時間も時間なので帰りますね」
穂乃果「うん、今日はありがとねー」
海未「いえ、それでは」
穂乃果「またあしたー!」
……………
………
…
夜
ピロリンッ
海未「おや?」パカッ
from:穂乃果
今日はありがとねー(≧∇≦)
そういえば、ことりちゃんが美味しいケーキ屋さん見つけたんだって!明日3人で行こうねー!
じゃっ、おやすみー!
ピッ
いえいえ、お役に立てたなら良かったです。
えぇ、是非行きましょう!
おやすみなさい
我ながら味気ない文面だなぁと思いながら、返信ボタンを押して携帯を閉じた。
海未(おやすみなさい、穂乃果)
そう心の中で言ってから目を閉じる……
……………
………
…
朝
今日は朝練が無いので普通に学校へ向かう
穂乃果「おっはよー」
海未「おはようございます」
ことり「おはよっ」
穂乃果「今日ことりちゃんは練習あと暇?」
ことり「うんっ」
海未「ことりが見つけたというケーキ屋さんに行きませんか?」
ことり「行こうっ!」
穂乃果「おー!」
海未「ふふっ、今から放課後が楽しみですね」
ことり「じゃあいつも以上に練習頑張らなきゃ」
海未「当たり前です、今日はキツ目にいきますよ!」
穂乃果「えぇ~、そんなぁ」
ことり「あははっ」
海未「では、行きましょうか」
……………
………
…
放課後
絵里「ラストー!ワン、ツー、スリー、フォー!ワン、ツー、スリー、フォー!」
海未「穂乃果、遅れてきていますよ!」
穂乃果「はい!」
海未「にこと花陽も!」
にこぱな「うぅ……」
海未「凛は走り過ぎです」
凛「にゃ!?」
海未「ことりと真姫はステップの踏み出しが1テンポ遅いです!」
ことまき「はいっ」
海未「希はそのまま、今の感覚を大事に!」
希「うんっ」
絵里「はい、そこまで!」
海未「今日はここまでにしておきましょうか」
絵里「そうね」
絵里「では、各自クールダウンして解散にしましょ?」
8人「はーい」
穂乃果「~♪」
にこ「なんか楽しそうね?」
穂乃果「そうかな?」
凛「わかったにゃ!甘いものでも食べに行くんでしょ!?」
穂乃果「えへへへ」
絵里「食べ過ぎないようにね?」
海未「大丈夫です、私も行くので」
花陽「そうなの?」
ことり「ことりも、3人で行くんだよっ」
真姫「本当に仲良いわね」
穂乃果「まあね!」
希「ふふっ、ええやん」
海未「早く着替えてしまいましょう?」
ことり「そうだねっ」
ササッ パッ
穂乃果「じゃあ、みんなお疲れー!」
海未「お疲れ様でした」
ことり「またねぇー」
穂乃果「ケーキ♪ケーキ♪」
海未「浮かれすぎです」
ことり「チーズ♪ケーキ♪」
海未「ことりまで……」
穂乃果「う~ん、待ちきれないー!早く行こう!」ダッ
ことり「そうだねっ!」ダッ
海未「練習後とは思えない元気ですね……」テクテク
穂乃果「海未ちゃんも早く~!」
海未「仕方ありませんね……」タッタッ
イラッシャイマセー
穂乃果「ふわぁ……綺麗なお店だぁ」
海未「内装もかなり凝っていますね」
ことり「ふふっ、いいお店でしょ?」
店員「3名様でよろしいですか?」
ことり「はいっ」
店員「あちらの席へどうぞ」
海未「ありがとうございます」
スッ
穂乃果「う~ん、何にしようかなぁ?」
海未「全部美味しそうですね……」
ことり「そうだねぇ……」
穂乃果「こうなったら2つ、いや3つ……」
海未「駄目です!1つだけです!」
穂乃果「えぇ~」
海未「穂乃果だけ練習を2倍にしますか?」
穂乃果「だよねぇ……」
ことり「やっぱり、ことりはチーズケーキ♪」
穂乃果「私は……ショートケーキにしよう!」
海未「う~ん、迷いますね……」
ことり「オススメはチーズケーキだよ?」
穂乃果「海未ちゃんもショートにする?」
海未「私は……>>67」
ニア チーズケーキ
ショートケーキ
チョコケーキ
チョコケーキ
海未「チョコケーキにします!」
穂乃果「じゃあ、店員さん呼ぶね?すいませーん」
店員「はい、ご注文をどうぞ」
穂乃果「えっと、ショートケーキ1つと」
ことり「チーズケーキを1つ」
海未「あと、チョコケーキを1つで」
店員「かしこまりました、少々お待ち下さい」
穂乃果「あっ、今のやつはタルトかな?あれも美味しそうだなぁ……」
海未「また今度ですね」
ことり「今度はみんなで来たいねっ」
穂乃果「いいね!」
海未「そんな大勢で来られても困るでしょう?」
ことり「あぁ、そっかぁ」
穂乃果「こういう、いいなぁって思うお店って大体小さいお店だよね」
海未「まぁ、個人でやっているお店は大体小さいですからね」
穂乃果「話は変わるけど、ことりちゃんはどうやってこのお店を知ったの?」
ことり「バイトしてる時にお客さんに聞いたんだよ?」
穂乃果「なるほど!」
海未「ことりが色々なお店を知っているのはそのせいなんですね」
ことり「うんっ!」
穂乃果「あっ!来たよ!」
店員「お待たせ致しました」
トンッ トンッ トンッ
店員「お後、紅茶でございます」
トンッ
店員「失礼致します、ごゆっくりどうぞ」
海未「そういえば、全てケーキに紅茶がセットで付いてくると書いてありましたね」
ことり「うん、それもここの良いところだよっ」
穂乃果「では、さっそくいただきまーす」
2人「いただきます」
パクッ
穂乃果「うう~ん、おいしいー!」
海未「はい、チョコが濃厚でとても美味しいです」
ことり「幸せ~♪」
穂乃果「海未ちゃんも食べてみる?」
海未「いいんですか?」
穂乃果「せっかくみんな別なのにしたんだし、食べさせ合いっこしよう!」
ことり「そうだねっ!」
穂乃果「はい、あ~ん」スッ
海未「あ、あ~ん///」パクッ
穂乃果「ね?ショートも美味しいでしょ?」
海未「は、はい、そうですね!」
穂乃果「はい、ことりちゃんもー」スッ
ことり「あ~ん」パクッ
ことり「うう~ん、おいしい!」
ことり「じゃあ、ことりのチーズケーキもどうぞっ」スッ
穂乃果「あ~んっ」パクッ
穂乃果「うんっ、おいしいっ!」
ことり「はいっ、海未ちゃんも」スッ
海未「いただきます」パクッ
海未「んっ、少しレモンが効いているのとこの独特の舌触りが癖になりそうですね」
ことり「ね?」
海未「では、私のもどうぞ」スッ
ことり「あ~ん」パクッ
ことり「あっ、本当に濃厚だぁ」
海未「穂乃果も」スッ
穂乃果「んー」パクッ
穂乃果「うん、ちょっとビターな感じがまた良いね!」
海未「甘過ぎずとても良いバランスです」
パクパク モグモグ
3人「ご馳走様でした」
ゴクッ
穂乃果「うぅ、砂糖入れたのに甘くない……」
海未「ケーキを食べたあとですからね」
ことり「あはは……」
穂乃果「本当に美味しかったね」
海未「そうですね」
ことり「また来ようね?」
穂乃果「もっちろん!」
海未「では、帰りましょうか」
ことり「うんっ」
アリガトウゴザイマシター
穂乃果「えーっと、帰り道は……」
ポツッ
穂乃果「あれ?」
ポツッ ポツッ
海未「雨ですね」
ポツッ ポツッ
ことり「どうしよう、傘持って来て無いよぅ」
穂乃果「穂乃果も……」
海未「とりあえず、コンビニに行きましょう」
ことり「そうだねっ」
穂乃果「うん!」
ダッ
……………
ラッシャイマセー
海未「えっと、ビニール傘は……」
ことり「あっ……」
穂乃果「2つだけかぁ」
海未「とりあえず確保しましょう」
アリガトウゴザイマシター
ことり「どうする?」
穂乃果「う~ん……」
海未「この傘は2人が使って下さい」
ことり「えっ?」
穂乃果「海未ちゃんは?」
海未「幸い、ここから1番近いのは私の家ですし、走って帰ります」
ことり「駄目だよっ!」
穂乃果「そうだよ!風邪引いちゃうよ?」
海未「大丈夫ですよ、私を誰だと思ってるんですか?」
ことり「でも……」
海未「では、先に行きますね?」ダッ
穂乃果「ちょっと、海未ちゃんっ!!」
……………
ザァー
海未(くっ、強くなってきましたね……)
タッタッ
ニャー
海未「ッ!?」
ニャー
海未(猫?何処に……こんなところにダンボールが……まさかっ!?)
子猫「にゃー」
海未「何故こんなところに……?」
子猫「にゃー」
海未(この雨の中、放ってはおけませんよね……)
海未「少し揺れますが、我慢して下さいね……」スッ
タッタッ タッタッ
海未「はぁ…はぁ……神社に、というのはよく無いでしょうか……?」
海未「でも、一晩だけなので許して上げて下さい、お願いします!」スッ
海未(これで大丈夫ですね……では、帰るとしましょう!)
タッタッ タッ…… テクテク
海未(さ、流石に体力が、持ちませんね……)ハァハァ
ザァー
海未(足が重い……)テクテク
海未(さぁ、後少しですよ!動いて下さい!)テクテク
ガラガラ
海未「た、ただいま、帰り、ました……」ハァハァ
海未ママ「おかえりなさい……なっ、びしょ濡れじゃないですか!?」
海未「だ、大丈夫、です……」グラッ
海未ママ「海未さん!?」
海未(あ…れ…?視界が……せま…く…?)バタッ
……………
………
…
皆様お久しぶりです、急に更新しなくなってすみません。
来週までには再開出来ると思いますので、もう暫くお待ちください。
ではではー
雪穂「皆様、本当にお久しぶりです」
雪穂「殆ど書き溜め出来てないので少しになりますが更新していきます」
雪穂「なお、今回は安価無いのでsage進行します」
バッ
海未「ハッ!っ痛ぅ……」
海未(私は……そうでした、玄関で倒れてしまって……)
海未(頭が痛い上に、身体も全体的に痛いですね……)
ガチャ
海未ママ「お目覚めですか?」
海未「お母様」
海未ママ「急に倒れてしまったので驚きましたよ」
海未「すみません……」
海未ママ「学校にも連絡してありますので今日はゆっくりお休みすると良いです」
海未「ありがとうございます」
海未「念のためにお昼過ぎに病院の予約を入れておいたので、後で行きましょう」
海未「はい、ご迷惑をお掛けします」
海未ママ「いえ……では、ここにお粥を置いておきますね」
海未「はい、ありがとうございます」
海未ママ「お大事に」
ガチャ
海未(風邪……ですかね、みんなに迷惑を掛けてしまいますね………)
私はゆっくり身体を起こして、お粥を食べてから、また横たわる……
海未(とりあえず、お昼までもう一眠りしましょう)
……………
スッ
海未(今は……12時ですか、ちょうど良いくらいですかね)
ゆっくり起き上がって、着替えを済ませる……
海未(さっさと病院に行ってお薬を貰って来ちゃいましょう)
テクテク
海未「おはようございます」
海未ママ「おはようございます、大丈夫ですか?」
海未「はい、今朝に比べればだいぶ良くなりました」
海未ママ「そうですか、では病院に行きましょうか」
海未「はい、お願いします」
……………
………
…
医者「ただの風邪ですね」
海未「そう、ですか……」
医者「とりあえず、解熱剤と頭痛薬出しときますね」
海未ママ「ありがとうございます」ペコッ
医者「はい、お大事に」
海未「ありがとうございました」ペコッ
ガラガラ
海未ママ「大事で無くて何よりです」
海未「はい、ご心配お掛けしました」
海未ママ「私は構いませんが、後でご学友の方達に連絡をした方が良いと思いますよ」
海未「あ……そうですね」
海未ママ「特に穂乃果ちゃんとことりちゃん、それにみゅーずの皆さんにも」
海未「はい、そうします」
受付「園田さーん、園田海未さん」
海未「あっ、はい」スッ
フラッ サッ
海未「す、すみません」
海未ママ「いえ、こんな時くらいは甘えて良いのですよ?」
海未「ありがとうございます」
スタスタ
受付「こちらの薬が解熱剤でして、こちらは頭痛薬です、ではお大事に」
海未ママ「はい、お世話になりました」
スタスタ
海未ママ「さぁ、帰りましょうか」
海未「はい」
……………
海未ママ「では、海未さんはお部屋でゆっくりしていて下さい」
海未「はい、ありがとうございます」
テクテク ガチャ
それから私は寝巻きに着替えてベットに横たわる……ふと携帯をみるとメールが来ていた
from:穂乃果
海未ちゃん大丈夫!?
昨日無理するからだよ?
今日、練習終わったら皆でお見舞いに行くね!
じゃあ、まったね~(≧∇≦)
from:ことり
昨日の所為だよね……
ごめんね
穂乃果ちゃんからメールが来てると思うけど、お見舞いに行くからね!
練習早く終わりにするから、17時くらいには行けると思うよ
じゃあねー!
2人からのメールを見ると何故か少し安心したような気持ちになった私はそのままゆっくりと目を瞑った……
……………
ピンポーン
海未(ん……誰か来たみたいですね……)
海未「うぅーん」ノビ
海未(うん、もうだいぶ良くなりましたし、明日には学校にも行けそうですね!)
コンコン ガチャ
穂乃果「海未ちゃん来たよー」
ことり「ことりも来たよ~」
海未「2人共、いらっしゃい」
穂乃果「本当は皆で来る予定だったんだけど、それだと逆に迷惑になっちゃうかもしれないからって」
ことり「だから、今日は2人だけです」
海未「まぁ、穂乃果の時も1年生は外に待機になってましたからね」
穂乃果「そうそう、それでこれね」スッ
海未「CD…真姫ですか?」
穂乃果「うん、穂乃果にくれたのと同じやつだって」
ことり「それと、皆からお大事にって」
海未「はい、ありがとうございます」
穂乃果「で、これが穂乃果からのお見舞いだよ」トンッ
ことり「はい、ことりからはこれっ」スッ
海未「穂むらのお饅頭に梨ですか?」
穂乃果「海未ちゃん好きでしょ?だからこれ食べて早く元気になってね!」
海未「はい!ありがとうございます」
穂乃果「どういたしましてー」
ことり「梨には解熱作用があるからイイなぁと思って」
海未「そうなのですか?ありがとうございます」
ことり「いえいえ」
穂乃果「それで、どう?」
海未「だいぶ良くなりましたので明日は学校に行けそうですが、流石に練習は控えておこうと思います」
ことり「そっかぁ……まぁ、そうだよね」
穂乃果「そういえば今日、海未ちゃんが居なかったからことりちゃんがリズムをとってたんだけど、ことりちゃんがリズムをとると、段々ゆっくりになっちゃって面白かったんだよ!」
ことり「あははは……」
海未「容易に想像出来ますね……」
穂乃果「で、皆でやってみたんだけど、やっぱり海未ちゃんじゃなきゃダメだぁってなったから、早く帰って来てね?」
ことり「わたしは凛ちゃんのが好きだったなぁ」
穂乃果「1・2・3・にゃー!ってやつ?」
ことり「うんっ!とぉーっても可愛かったよねぇ」
海未「絵里がやれば良かったのでは?」
穂乃果「3年生がやってたら、来年どうするのーって」
ことり「だから、ね?」
海未「本当にどうするのやら……」
穂乃果「あはは……」
ことり「あっ!それと、今日の授業のノート置いとくね?」スッ
海未「わざわざすみません、ありがとうございます」
穂乃果「あんまり長居しても悪いから、そろそろ帰ろっか?」
ことり「うん、そうだね」
海未「そうですか、ではまた明日」
穂乃果「まったね~」
ことり「お大事にっ」
ガチャ パタンッ
海未「すぅ……はぁ………」
海未(もう一眠りして、さっさと治してしまいますか)スッ
……………
………
…
ムクッ
海未(朝……ですか……?)
穂乃果「海未ちゃん!」
海未「穂乃果?」
穂乃果「そうだよ」
海未「何故、私の部屋にいるんですか?」
穂乃果「そんなことより、聞いて欲しいことがあるの!」
海未「そんなことって……」
穂乃果「いいから、いいから!」
海未「何ですか?」
穂乃果「私ね、ことりちゃんに告白したらオッケー貰えたんだ!」
海未「えっ……あ、そ、それは良かったですね」
穂乃果「えへへー、ありがとう!海未ちゃんのおかげだねっ」
海未「いえ、私は何も……」
穂乃果「それでね、海未ちゃんはもちろん応援してくれるよね?」
海未「え、えぇ…もちろんです」
穂乃果「ほ・ん・と・う・に?」
海未「えっ……?」
穂乃果「穂乃果は知ってるよ、海未ちゃん好きな人がいるでしょ?」
海未「そ、それは……」
穂乃果「しかも、それは私かことりちゃんのどちらか」
海未「……」
穂乃果「本当に応援出来るの?」
海未「私は……」
穂乃果「本当は貴女がそうなることを望んでいるのに?」
海未「私は……!?」
バッ
海未「ゆ…め……」
海未「私は結局どうしたいのでしょう……」
海未「私は……」
コンコン
海未「あ、はい」
ガチャ
海未ママ「具合はどうですか?」
海未「もうすっかり大丈夫です」
海未ママ「そうですか、もうすぐ朝食が出来るので少ししたら降りてきて下さいね」
海未「はい、ありがとうございます」
海未ママ「では」
ガチャ
海未(念のために熱を測っておきますか………)
ピピピッ
海未(36.5度……うん、いけますね)
……………
穂乃果「おっはよー」
ことり「おはよう」
海未「おはようございます」
穂乃果「海未ちゃんがマスク付けてるの久しぶりだね」
海未「そうですか?」
ことり「何か新鮮だねっ」
穂乃果「うんうん」
海未「まぁ風邪を引くこと自体、かなり久しぶりでしたからね」
穂乃果「あっ、そうだっ!」
海未「急に何ですか?」
穂乃果「生徒会の書類で、海未ちゃんに意見聞きたかったんだよねー」
海未「では、早く行って済ませてしまいましょうか」
ことり「うん、そうだね」
……………
海未「で、書類とは?」
穂乃果「これなんだけど……」
海未「体育祭の予定ですか?」
ことり「この、応援合戦のところなんだけど」
穂乃果「μ'sを出して欲しいって意見を貰ったんだ」
海未「なるほど……」
ことり「μ'sとしてはラブライブに向けて良いPRになるとは思うんだけど」
穂乃果「そうすると、他の競技の時間を短かくしないといけないし……」
ことり「どうかな?」
海未「少し待ってください、ちょっと計算してみます」
……………
海未「先生方にも聞いてみなければ分かりませんが、可能な範囲ではあると思います」
穂乃果「本当!?」
ことり「じゃあ、早速……」
海未「昼休みにしましょう、もうすぐ予鈴がなりますし」
穂乃果「え、もうそんな時間?」
ことり「あっ、本当だ」
海未「さ、教室に行きましょうか」
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