・欝展開。
・キャラ死亡。
・ご都合主義。
・思いついた小ネタを書いただけ。
・文体が合わないと思ったら、すぐに閉じた方が精神衛生上良いと思います。
・以上の条件でも「ええよ」って人は、読んでくれるとうれしいです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398502074
・久保コーチの間違った未来。
久保コーチ「池田ァアアアアアアア!」
池田「ひぃいいっ!(イヤダ!イヤダ!イヤダ!)」
バッシイイイイイインッ!
ドタッ……ゴロンッ。
池田「うぐぅうう、あああ……(痛い!痛い!痛い!)」
久保「てめええ、何時までも寝っ転がってんじゃねえ!」
池田「あああああ……うああ(やだ、怖い……痛いのヤダ!怖い!怖い!怖い!)」
美穂子「コーチ、もう止めてください!」
久保「ああっ、テメエが下の奴らを甘やかすから悪りぃんだろおがッ!」
池田「……」ガクガクブルブルフ
美穂子「―――!」イイアイ
久保「―――ッ!」イイアイ
池田「うぐっ……(ヤダ、もう殴られたり怒鳴られるのはイヤだよぉ……うぐうっ)」
そして決勝。
咲「カン!カン!もいっこカン!
ツモ。清一、対々、三暗刻、三槓子、赤、嶺上開花!32000です!!!」
衣「あわ、あわわわっ!?」ウエェーン!
池田「」チーン
加治木「……(やりたい放題だな)」
咲「麻雀って楽しいね♪」
久「や、や、やったー!さ、さ、さ、咲ってば、す、凄いわね!」
まこ「そうじゃの……(アカン、あの久ですらドン引いてるわ)」
美穂子「……華菜」
久保「……チッ」
美穂子「」ビクッ!
久保(あんなバケモノ相手じゃ、誰が出たって勝てるわけがねえ)
美穂子「……」ギュッ
久保(フッ……あの面子で最後まで打ち切ったんだ。戻ってきたら褒めてやらねえとな)
美穂子「あ、あの」
久保「アアッ!(池田が戻ってくるんだ)何か用か!(何かあるなら早く言え)」
美穂子「……ウッ!(ダメだわ、とても怒ってる)」
未春「あ、かな……華菜ちゃん?」
池田「」ジャミーラ
久保「池田ァアアアッ!」
池田「ヒッ!」
久保「……」
久保(しょうがねえな……なんか上手い言葉捜して、褒めねえとな///)
池田「」ガタガタ
久保「ちゃんと顔見せろッ!」バッ
池田「……あっ、あううっ」ガタガタ
久保「あ、あのだな///」
美穂子「だ、だめええ!」ガシッ
久保「うわ!?な、何をする福路ッ!??」
美穂子「華菜は!華菜は精一杯頑張ったんです!殴らないで下さい!」
池田「うあ……うぐっ!……ヒィイイッ!」
池田(イヤだ!……怖い!アイツ等もコーチも、皆!皆怖い!)
久保「あのなあ」←右手を上げて自分の頭を掻こうとする。
池田「うわああああああああああああ!!!」
美穂子「華菜!?」
久保「お、おい!??」
池田「あああああああっうわああああああっ!!!」ダッ
未春「華菜ちゃん、何処に行くの!?」
池田「うわあああああっ!」ダッダッ
池田(嫌だ!嫌だ!嫌だ!もう何もかも嫌だ!!!)
池田華菜は走り出した。
何か目的があったのではない、圧倒的バケモノに嬲られ
そして更にそれを圧倒する魔王を見てしまった池田は、混乱の極地にあった。
そこでいつも暴力を振るわれ、恐怖の対象であるコーチが目の前に居たのである。
池田はとにかく、その場を逃げ出したかったのである。
そう、彼女は分けもわからず走り出し、逃げ出した。
そしてそれは、最悪の結果を生み出した。
キィ、キィイイイイイイイッ!
池田「……あっ」
――グシャッ!
ゴロゴロゴロ……ドサッ。
美穂子「華菜!」
未春「華菜ちゃん!華菜ちゃん!」
久保「…………え?」
一週間後。
『久保さん!久保さん、居るんでしょ!』ドンッ!
久保「」ビクッ!
『普段から暴力的な指導を行っていたそうですが、今回の事件に関係あると思いますか!』
久保「うあ……うあああっ……」ゴソッゴソッ
『久保さん出てきて下さい!生徒が死んだんですよ!何とも思わないんですか!』ドン!ドン!
久保「何で、何で布団に入ってるのに聞こえてくるの?……うわああっ、何も、何も考えたくないのに……誰にも会いたくないのに!声も聞きたくないのにぃいいいいいっ!!!」
『久保さん!出てきて下さい!』ドンッ!ドンッ!
『久保さん!何か謝罪は無いんですか!!!』ドンッ!ドンッ!ドンッ!
久保「あああああ……うああああああっ……」
三年後。
藤田「どうだ?久しぶりの散歩は楽しいか?」ガラガラ
久保「うーあー」
藤田「そうか、……それは良かった」
久保「あー」
藤田(コレで、コレで良かったのかもしれない
久保「うーうー♪」
藤田(そう、今の貴子は全てを忘れて……とても自由になったのだから)
FIN
こんなん書きましたが、風越のメンバーは久保コーチに信頼感持ってると思います。
・幼き頃の真実
※途中で、幼い頃は普通に麻雀を楽しんでいたってのを思い出したんですが
つじつま合ってないまま、書き上げましたw
途中から京太郎(が出てくる)SSになってます、ご注意を。
超ご都合主義です、ご勘弁を。
母方実家(金持ち)
母方祖父「ふぉっふぉっふぉっ、二人ともお年玉じゃよ」
照・咲「ありがとーおじーちゃん」
父「お義父さん、ちょっと」クイッ
祖父「フン、なんじゃ」
父「困りますよ、子供にあんな大金を与えちゃ」
祖父「大金?たかが10万円ぽっち。お前の甲斐性が無いだけじゃろうが」
父「とにかく、うちは一般の家庭なんですから、次からは控えてください!」
祖父「フンッ、これだから庶民に嫁がせるのは嫌なんじゃ。
○子がどうしても一緒になりたいと言うから、仕方が無く許してやったというのに」グチグチ
母「まあまあ、アナタもお父さんも、お正月に騒がないでよ
ほら、親戚の皆も見てるんだし」
父「だがなあ……」
母「まあまあ」ナダメ
………………
…………
……
家に帰宅。
父「なあ照、咲、……麻雀出来るよな?」
照「うん、得意!」フンス
咲「る、るーるはおぼえたよ!……たぶん」
父「じゃあ、家族みんなでやろうか」
母「……」
………………
…………
……
照「お金かけるの?そんな……せっかくもらったのに……」
咲「うぇええええんっ!」
父「勝負なんだから、諦めなさい」
母(ねえ、アナタ……やっぱり、こんな事は……)
父(お前だって、もうお嬢様じゃないんだ
お年玉に10万なんて異常だって事、分かるだろ?)
母(それはそうだけど……)
一年後。
照「……うううっ」
咲「……もうやだよぉ……」
父「ちゃんと、お前たちの為に貯金してるんだ、諦めなさい」
母「……」
二年後。
照「つもぉ!」
咲「すごいよおねえちゃん!ことしはぜんぶ取られなかったね♪」
父「……馬鹿な」
母「ねえアナタ、もうやめましょう」
父「そうは言うが、お前だってお義父さんの暴走を止められないんだろ?」
母「それは申し訳ないと思ってるけど……」
母(けど、怖いのよ……)
三年後。
咲「ろん!りーちちんいつどら1でバイマンだよ♪」ニコッ
照「うううっ!くやしい!」
父「……」
母「……なんて事するの!」
咲「!?」ビクッ
母「子供の癖に、そんなにお金が欲しいの!?
なんて子なの!私はそんな子に育てた覚えは無いわよ!」
咲「ふぇ……うぐっ……」
父「お、おい、どうしたんだ」
母(なんで分からないのよ!この子達の麻雀、普通じゃ無いわ!
まるで……まるで、この子達は……)
四年後。
咲「カンッ!もいっこカンッ!――嶺上開花!」
照「……ッ!」
母「またなの!いい加減にしなさい!」
父「次だ!続けるぞ!」
咲「」ビクッ!
五年後。
咲(小3)「……」タンッ
照(小5)「……」イライラッ
父「……」
母「……」ムスッ
父(ハァ……またお義父さんの事で意固地になってしまった
こんな事よりも、もっと大事な事があるのは、分かってるのに、分かってるはずなのに……)
そう、もう誰も望んでなかったのに、誰も楽しくなかったのに続けられた家族麻雀。
咲「あ、あの……カン……です」
咲(ヤダ……もうヤダよぉ……)
咲「テンパイ。……29600点でしゅうりょうだよ」
六年後。
七年後
咲(小5)「……うぐっ」ヒックヒック
母「ほらっ!カンでもリンシャンでも好きにやりなさい!」
父「お、おい。そんなに怒鳴らなくても……」
母「何よ!貴方が始めた事でしょっ!」
照(中1)「……ツモ!」
八年後
母「じゃあ、書類はこちらで出しておきますから」
父「……」
咲「ふぇええっ……お、お姉ちゃん」グイ
照「……」バッ
咲「ふぇっ……?」
照「……私に妹なんていない」ボソッ
途中END。
照視点。
照(6歳)「……」テシテシ
A子「てるちゃん、またひとりでお砂あそびしてるね」
B子「てるちゃんはひとりがいいんだよ。私たちはブランコであそぼ」
A子「うん♪」
照「……」ペシペシ
?「おねえちゃん、それお城?」
照「え?……う、うん、そうだよ」
?「すごいねえ、すごいねえ」
照「そ、そうかな」///
?「ねえ、ボクもいっしょにやっていい?」
照「え?」
?「だ、だめ?」グスッ
照「そ、そんな事ないよ」アセアセ
?「えへへっ、ありがとうおねえちゃん♪」
照「///」テルテル♪
?「ここにトンネル作ってもいい?」
照「ダメだよー、お城にトンネルなんてないもん」
?「えー!」
照「代わりに、お城のまわりにお堀ほってくれる?」
?「うん、がんばる!」
照「……」ウンセウンセ
?「……」フンスフンス
照「……」チラッ
?「……うん?」
照「あ、あの///」
?「うん♪」ニコー♪
照「///////」プシュー
1時間後。
?母「おーい、そろそろ帰るよー!」
?「はーい」
照「あっ……」
?「おねえちゃん、あそんでくれてありがとう」
照「う、うん……」
?母「ほら、早くこっち来なさい」
照「あ、あの!」
?「?」
照「な、名前おしえてっ!」
?「うん!ボクの名前はね……」
今なら分かるけど、いつも無表情でムッツリしている私には、皆恐がって近寄らなかった。
だから、あの子と一緒に遊んだのはとても素晴しい、私だけの思い出だった。
しかし、数ヵ月後、何か理由があるのかあの子は来なくなってしまった。
そして数年後……。
咲(小1)「ま、まってよお姉ちゃん」
照(小3)「待ってるから……慌てないでいいよ」ボソボソ
母「ごめんなさいね、送って行きたいんだけど、急に仕事が入っちゃって」
照「大丈夫、私が付いていくから」
昨日入学式が終わって、今年から咲も小学校だ。
私もお姉ちゃんとして、頑張らないと!
咲「ううっ……」
照「ほら咲、慣れていないのは皆一緒なんだから……あっ」
何年も経っているのに、何故か私にはハッキリ分かった。
京父「ほら、ちゃんとしなさい」
京「えへへ、ゴメン父ちゃん」
あの時、数ヶ月だけだけど一緒に遊んだ、あの子……京くんだった。
照「あ……あの!」
咲「おねーちゃん?」グイッ
照「あ、……ううん、何でもないよ咲」
照(あの時の子……アレは絶対に、京くんだ)
あの時の私は、胸がドキドキして、周りに聞かれないかと心配したのを覚えている。
「へー、あの子お母さんが居ないんだ。カワイソー」
「覚えてない」「知らない」そう言われるのが恐くて、声を掛ける勇気が無くて、私はずっと見つめるだけだった。
その彼を、心無く興味本位だけで色々言う人達が居た。
入学式や、他の行事に母親が来ない事から、話題になり。
そして、母親たちが喋る内容を聞いて、子供達も話すようになった様だった。
今なら仕方が無いとも思えるが、あの頃の私は、すべての生徒達が敵に見えたものだった。
でも、私の心配など関係無いとばかりに、京君、……京太郎君は周りの雑音など気にせず、ちょっとやんちゃだけど健やかに育っているようだった。
あの頃の私は、友達が出来ない事を、京太郎君を気に掛ける事と麻雀に没頭する事で、忘れようとしていたのかもしれない。
更に数年後。
………………
…………
……
家の空気が悪い。
最初はお正月が過ぎれば、元に戻ったのに。
お父さんとお母さんは、今ではもう顔を見合わせるたびに喧嘩ばかりしている……。
咲も、私は真面目に打たない事を怒っているのに、ビクビクしてまともに話しを聞こうとしない。
何が悪かったのだろう……全てが狂っているという実感だけを、あの頃の私は感じていた。
もう駄目だ。
お母さんは離婚するって言ってた。
だから、どちらか付いて来いって、東京に行くから転校するって言われた。
咲は泣いてばかりだし、お父さんも諦めて黙ってばかりだ。
……どうして皆、こんなに簡単に諦めてしまうのだろう。
ああ……ダメだ……どうしたらいいんだろう。
助けて……誰かタスけて……。
私は耐えられなくなって、あの……一番楽しかった時の公園に足を向けた。
「……京くん」
神の悪戯か、悪魔の施しか……そこには彼が居た。
もう何年も前の事だ、彼がとてもとても小さい頃の事だ。
もう、覚えているはずも無い。
だけど縋りたかった!
ありえない幻想だけど、全てを吐き出したかった!
けれど……。
全ては叶わなかった。
京「おいお前、なんで泣いてるんだよ」
咲「……うっ?……ひっぐ、だ、だって、だって……」
京「まあいいや、落ち着いてから話せよ。ゆっくりでいいぞ」
咲「ひぐ……う、うん。……ありがとう」
何故なんだ?
咲がイヤだって言うから、私が東京に行く事にしたのに……。
咲が泣くから、思い出の詰まった家からも、お父さんからも、ずっと過してきた町も!
全て全て捨てて出て行くのに。
咲「あのね……お母さんが……お父さんが……」ウグッ
京「……うん……うん」
私から、泣く事すらも奪うの?
大事な思いですらも、アナタが上書きしてしまうというの?
咲「お姉ちゃん……お姉ちゃんとも離れる事になって」
京「……うん、そっか。……うん」
残れるくせに!
私に全部押し付けて、ただ泣くだけで済むくせに!
なのに、一人で悲劇のヒロイン気取りになって……。
咲「うわぁああああん!」
京「お、おい。…………まあいいや、思いっきり泣け」ナデナデ
……。
……居ない。
…………私には、妹なんか居ない!
そして、4年後インターハイ決勝。
咲「……お姉ちゃん」
照「……」
END。
書き溜めは全て投稿しました。
読んでくださり、ありがとうございました><
おつ
二つ目の話がどっかで見覚えあるんだが気のせいかな
>>31
前に、咲SSあらかるとってタイトルで
咲の子供の頃の話を書くって宣言した事はあります。
まあ、斬新なアイディアじゃなく、誰でも思いつくネタなので
被るのは想定内ですww
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