阿笠「やっと完成したぞい」
コナン「はぁ?捨てろよそんなガラクタ....」
阿笠「.....いらないのか新一?」
コナン「いらねーよそんなの、あと絶対押すなよ」
阿笠「なぜじゃ!?苦労して作ったのに.....」
コナン「幸せってのは努力で掴むもんだろ?」
阿笠「まぁ.....そうじゃが」
コナン「そんなスイッチ一つで手に入れる幸福なんて虚しいだけだぜ?」
阿笠「........そうじゃのう」
コナン「...........そんなに使いたいなら対象を俺にすればいいんじゃねーか?」
阿笠「何故じゃ? 新一」
コナン「虚しい思いをするのは俺だけで充分だぜ?博士の発明も無駄にしたくねーしな」ニカッ
阿笠「なんと優しいんじゃ新一!!さっそくプログラムを書き換えるぞい!」
コナン「おう!頼むな博士!」
数分後
阿笠「対象を新一に変更したぞい...」
コナン「サンキュー博士!これで俺は幸せになれるぜ!!」
コナン「じゃあさっそく....」ポチ
コナン「fooooooooooooo☆」ビュルルルル!
阿笠「成功ぞい!気持ちいいじゃろ?」
コナン「huoooooooouoooooo☆」ドビュルルルル!
灰原「ちょっと、うるさいんだけ......ど!?」ガチャ
阿笠「新一を幸せにしとるんじゃよ」
コナン「wooooooooooooooo☆」ドッピュピュ!
灰原「....幸せ?これが?」
阿笠「左様、命尽き果てるまで射精するのじゃ」
コナン「foooえ!?fooooo俺死ぬの?foooooo☆」ドピュピュ
阿笠「最高の幸福じゃろ?」
コナン「いやだ..俺はまだ生きyahooooooooooo☆」ドゥルルル
阿笠「残念ながらキャンセルボタンは無いのじゃ」
灰原「博士にとってこれが幸せなの?」
阿笠「ワシはこの年で独身ならまだしも童貞で彼女もおらん....」
コナン「誰か.....助け....kououoooooooooo☆」ドッピュンドッピュン
阿笠「そんなゴミなワシが考える幸せはこんなもんじゃ...虚しいじゃろ?」
阿笠「......それでも新一は使いたいと言ったんじゃ...虚しいと知っててな」
灰原「そう....工藤君が言ったなら仕方ないわね」
コナン「fo......foooo.....fou」ドピュピュ.........ピュル.....ピュ
コナン「....fo.....」
コナン「」
阿笠「どうやら逝ったようじゃな」
灰原「工藤君......イカ臭い....」
阿笠「あ!そうじゃ!もう一つ幸せになるスイッチを作ったのじゃが....」
灰原「もう一つ?」
阿笠「これを押すと億万長者になれるのじゃ」
灰原「そっちの方がテクノブレイクより断然良いじゃない.....」
阿笠「ワシは金が嫌いじゃからの、これは失敗作じゃ」
灰原「じゃあ......それ貰っていい?」
阿笠「是非持って行きなさい、机の引き出しに皆の分もあるからの」
灰原「ありがとう博士、早速だけど学校の皆に配ってくるわ」タタッ
阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞ~」
完
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