ﾜｧｧｧｧｧｧｧ!!


アヤ「さあまず赤コーナーから姿を現したのは蒼の伝道師、渋谷凛であります！」

アヤ「今大会が初出場ということで軽やかなステップを踏みながら登場したこの渋谷」

アヤ「その長いリーチを生かした中距離からのアウトレンジ攻撃、その軽やかなフットワークと、無限のポテンシャルを秘めたその身体から多彩な技を繰り出す技巧派アイドル！」

ﾜｧｧｧｧｧｧｧ!!


アヤ「さあまず赤コーナーから姿を現したのは蒼の伝道師、渋谷凛であります！」

アヤ「今大会が初出場ということで軽やかなステップを踏みながら登場したこの渋谷」

アヤ「その長いリーチを生かした中距離からのアウトレンジ攻撃、その軽やかなフットワークと、無限のポテンシャルを秘めたその身体から多彩な技を繰り出す技巧派アイドル！」

アヤ「本日はプライベートでも親交が深く、同じトライアドプリムスのメンバーである神谷と北条がセコンドにつきます！」

アヤ「神谷と北条は先日行われた会見で、『仕上がりは完璧だ。この大会で渋谷は必ず優勝する』『私たちにできることは、彼女の祝賀会の準備だけだ』と笑みを交えながら応えていました」

アヤ「果たして、この友情に渋谷は報いることができるのでしょうか？高まる期待に、場内の歓声は強くなる一方です！」

あの。格闘技で赤青分けの際は赤コーナーは基本的にチャンピオン側、つまり前回参加者側になるんだが……格闘技詳しくないなら調べような？

死語乙

つうか、これはあかんわ。赤コーナーのは常識レベルだぞ

ﾜｧｧｧｧｧｧｧ!!


アヤ「さてカメラ切り替わりまして青コーナー…」

菜穂「……」ﾆｺﾆｺ

アヤ「出たーーー！！今大会のダークホース！もちもちデストロイヤーの名を冠する彼女こそが、前大会の優勝候補筆頭と言われた向井拓海をわずか7分でマットに沈めた、海老原菜穂であります！」

アヤ「相手の攻撃をくぐり抜け、凶悪な技を次々と叩き込むその姿から、付いた異名がもちもちデストロイヤー！」

アヤ「穏和な表情とはうらはらに対戦相手を破壊し尽くすその様は、そのたびにギャラリーを震わせ、いまだ根強い支持を得ています！」

アヤ「今年はしょっぱなから新人に赤コーナーを奪われるという屈辱を味わいました。その屈辱を胸に、いまリングへと上がります」

菜穂「……」ﾆｺﾆｺ

アヤ「ご覧くださいこの表情！あれは天使か？女神か？いや違う、処刑人だ！彼女こそが、デストロイヤーだ！！」

>>6>>8

挑戦者(新人)であっても、人気が明らかに上の場合は赤コーナーに立つ場合もあると聞いたので、こちらのほうがよりリアルかと思い採用しました。
エビちゃんを貶める意図はありませんが不快に思われた方は申し訳ありません。

赤コーナーを先にしたのは展開の盛り上がりを考えてのことです。

アヤ「それでは両者リングインをいたしましたので、ここでルールの確認へまいりましょう！」

アヤ「ルールは基本なにをしてもOKの60分1本勝負！フォール、ノックアウト、ギブアップのいずれかでの決着となります！」

アヤ「そして優勝したあかつきにはシンデレラガールの称号と、副賞として大会メインスポンサーの千川製薬様より、スタドリ1年分が贈られます」

渋谷凛衣装イメージ
http://i.imgur.com/qv2BXop.jpg

海老原菜穂衣装イメージ
http://i.imgur.com/5APBBWq.jpg

ヘレン「赤コーナー、97ポンド…」

ヘレン「しぶやぁぁぁぁぁ！！りぃぃぃぃぃぃん！！！！」


ｳｵｵｵｵｵｵｵｵ!!


アヤ「さあ蒼の伝道師渋谷！トレードマークの長髪をまとめたその姿は、どこかサムライを思わせます。はたしてサムライブルーの体現となるか！？」

ヘレン「青コーナー、130ポンド…」

ヘレン「えびはらぁぁぁぁぁ！！なぁぁぁほぉぉぉ！！！！」


ｳｵｵｵｵｵｵｵｵ!!


アヤ「対する海老原は笑顔を崩さず…ああっと！眼が笑っていない！眼が笑っていないぞ海老原！！」

アヤ「ひたすらに赤コーナーを見据え、闘志を燃やしています！」

アヤ「まもなく試合開始です！愛海さん、この試合、幕開けから波乱の展開が予想されますが、どのようにご覧になられますか？」

愛海「そうですね、まず海老原は果敢に動きまわることが予想される渋谷をしっかりと捉えること」

愛海「対する渋谷は不用意な接近を避け、スタミナの消耗に気を使うことがそれぞれ重要なんじゃないでしょうか」

アヤ「紹介がおくれました、今大会実況は私桐野アヤが、解説は前大会優勝者のMs.マウンテンこと棟方愛海さんがつとめます」

愛海「よろしくおねがいします」

ｶｰﾝ!

アヤ「試合開始のゴングがなりました！今年のCGPカップ、シンデレラガールの称号は誰の手に渡るのか！？」

アヤ「まずはお互い距離をとって相手の出方を見ます！」

愛海「さて、どちらが先にしかけるか」

アヤ「おっとまずは海老原が距離を詰めていった！」

凛「フッ！」


ﾋﾞｼｯ!


アヤ「しかし渋谷これをローキックで迎撃！」

愛海「うまいですねえ」

ﾋﾞｼｯ!

ﾋﾞｼｯ!

ﾊﾞﾁｨﾝ!


アヤ「ロー！ロー！ミドル！渋谷、すかさずラッシュを加える！」

愛海「理想的な闘い方ですよ。こうして下半sアヤ「あーっとつかまったー！！」

アヤ「これを狙っていたか海老原、渋谷のミドルキックをがっちりととらえました！」


凛「はっ！！」ﾌﾞﾝｯ!


ﾊﾞｷｨｯ!


アヤ「延髄斬りーーーー！！！！」

愛海「素人がやると着地の際に腰をうってしまうことが多いんですけどね。初出場にも関わらずよく仕上げてきたものです」

アヤ「海老原、思わずたおれこむ！こーれは痛そうです！」

ﾋﾞｼｯ!

ﾋﾞｼｯ!

ﾊﾞﾁｨﾝ!


アヤ「ロー！ロー！ミドル！渋谷、すかさずラッシュを加える！」

愛海「理想的な闘い方ですよ。こうして下半sアヤ「あーっとつかまったー！！」

アヤ「これを狙っていたか海老原、渋谷のミドルキックをがっちりととらえました！」


凛「はっ！！」ﾌﾞﾝｯ!


ﾊﾞｷｨｯ!


アヤ「延髄斬りーーーー！！！！」

愛海「素人がやると着地の際に腰をうってしまうことが多いんですけどね。初出場にも関わらずよく仕上げてきたものです」

アヤ「海老原、思わず倒れこむ！こーれは痛そうです！」