穂乃果「なになに！？」

穂乃果「何かあったの！？」

穂乃果「もしかして火事！？逃げなきゃ！」ｱﾀﾌﾀ

海未「落ち着きなさい！」ﾊﾟｼｯ

穂乃果「あうっ！」

穂乃果「あれ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

穂乃果「海未ちゃん」

海未「はい」

穂乃果「おはよう」

海未「おはようございます…」

海未「穂乃果、時に今日の予定は？」

穂乃果「今日の予定？」

穂乃果「うーん、まず起きてパンを食べるでしょ」

海未「はい」

穂乃果「それで、遊びに行こうかなーって…」

穂乃果「…って！海未ちゃん！」

穂乃果「そうだった！今日は海未ちゃんと出掛けるんだった！」

海未「忘れてたんですか？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

穂乃果「わ、忘れてないよ！寝ぼけててて、思い付かなかったんだよぉ」

海未「…まあ、いいです」

穂乃果「９時に海未ちゃんの家に迎えに行くって…」

穂乃果「あっ！時間！！」

穂乃果「しまった！寝過ごした！」

穂乃果「ごめんなさい！海未ちゃん！」ﾄﾞｹﾞｻﾞｰ

海未「そんなことだろうと思いまして…」

海未「ほら、時計 」

穂乃果「８時！？」

海未「あなたが寝坊するだろうというのも計算済です」

穂乃果「さすが海未ちゃん！」

海未「反省してないようですね！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

穂乃果「ひぃー！ごめんなさい！」

穂乃果「海未ちゃんとのお出かけが、あんまり楽しみだったから…」

海未「ま、まあいいでしょう…//」

穂乃果「ほんとにごめんね？」

穂乃果「すぐに準備するから！」

海未「一時間早く来たので、別に急ぐ必要ありませんよ？」

穂乃果「そう？」

穂乃果「それじゃあ…」

穂乃果「後ろ向いて！」

海未「なんですか？言っておきますけど、遊んでる時間はありませんよ？」

穂乃果「いいから！」

海未「もう、なんですか？」ｸﾙｯ

ｻﾜｻﾜ

海未「ひゃっ！」

穂乃果「もぉー、変な声出さないでよ」

海未「い、いきなり髪を触るからです！///」ｶｧｧ

穂乃果「動かないでよ」

穂乃果「う～ん」

穂乃果「できた！」

海未「何したんですか？」

穂乃果「はい！これ鏡！」

海未「これは…！」

穂乃果「ほのまげを結ったよ！」

穂乃果「海未ちゃんかわいいー！」ｷﾞｭｯ

海未「…ええっ！？」

穂乃果「穂乃果とおそろいだよ！」

海未「に、似合ってますか？」

穂乃果「うん！とっても！」

穂乃果「穂乃果なんかより全然かわいいよ！」

海未「そんなこと…」

穂乃果「今日のお出かけはこれで行こ！」

海未「ええっ！」

海未「そ、その…恥ずかしい…です」

穂乃果「ええー？そのほのまげが？」

海未「いえ！そういうことじゃなくて…」

海未「私は普段、お洒落のために髪を縛ることはしないので…」

穂乃果「じゃあ、今日からすればいいんだよ！」

穂乃果「ほら、穂乃果急いで準備するから、そのままお出かけするよ！」

海未「穂乃果、今日はどこへ？」

穂乃果「今日はね～、練習用の靴とかシャツが欲しいんだ」

海未「なるほど」

海未「では、あのショッピングモールのあの店に行きましょう」

穂乃果「うん！」

穂乃果「そうだ！」

穂乃果「えへへ！腕を組んでいこう！」ｷﾞｭｯ

海未「あっ、ちょっと！引っ張らないで！」

穂乃果「なんかデートみたい！」

穂乃果「海未が彼氏！穂乃果が彼女！」

海未「なっ…///」

海未「そ、そうですか」

穂乃果「ほら、彼氏！信号変わりそう！急いで！」

海未「ふふっ…彼女、危ないですよ」




『あっ！あれって…μ'sの穂乃果さんと海未さんだ！』

『ほんとだ！あれ？海未さん…穂乃果さんとおそろいの髪型だー』

『かわいい！あのほのまげ可愛いなぁ』

翌日

穂乃果「海未ちゃん！ことりちゃん！おはよー！」

海未「おはようございます」

ことり「おはよー」

穂乃果「あれ？海未ちゃん！」

海未「なんですか？」

穂乃果「髪！」

穂乃果「結ってないの！？」

海未「えっ！」

海未「そ、その…」

海未「自分からはとても…」

穂乃果「う～ん、仕方ないなぁ」

穂乃果「海未ちゃん、また穂乃果がやるよ」ｻﾜｻﾜ

海未「ひゃあ！」


ことり「？」



穂乃果「はい、できた！」

ことり「うわー！かわいい！」

ことり「なになに！これ！どういうこと？」

穂乃果「あのね、かくかくしかじかで」

ことり「えっ…」

ことり「昨日、デートしたの？」

海未「はい」ﾄﾞﾔｧ

ことり「ぐぬぬ…」

ことり「それで、その髪型にしてもらったと？」

海未「そうですよ」ﾄﾞﾔｧ

ことり「…」

ことり「海未ちゃん、後で…」ﾎﾞｿｯ

海未「ひっ！」

穂乃果「二人とも、どうしたの？」

ことり「何にもないよ！」ﾆｺｯ

穂乃果「そう？」





学校


ことり「海未ちゃん、私たち決めたよね？」

凛「抜け駆けは禁止にゃ」

絵里「そうよ音ノ木条約で決めたじゃない」

海未「ち、違うんです！」

海未「穂乃果とデートしたのは、誘われたからで！」

凛「ほんとかにゃー？」

絵里「怪しいわねー」

ことり「随分仲も進展したようで！」

ことり「その髪型！」

海未「ひっ！」

海未「これも、穂乃果が勝手にやったことで！」

絵里「そんな言い訳が通じると思う？」

海未「ことりも見てたでしょう！」

ことり「うるさいちゅん！」

ことり「自分だけ穂乃果ちゃんとお揃いで…」

絵里「ずるいわ」

凛「こうなったら…」

凛「凛もしてもらうにゃー！」ﾀﾞｯ

ことり「あっ！」

絵里「凛！」

海未「早く追った方がいいのでは？」

ことり「そうだね」

絵里「いくわよ！」

海未(ふぅ、助かった…)

海未(デートの件はうやむやにできそうです)

二年教室

凛「穂乃果ちゃーん、穂乃果ちゃーん！」

穂乃果「凛ちゃん、どうしたの？」

凛「穂乃果ちゃん！凛にもほのまげ結って！」

穂乃果「ほのまげ？」

凛「うん！海未ちゃんと同じやつ！」

穂乃果「いいよ、おいで」

凛「にゃ！」

穂乃果「まず、かみをといて…」

凛「うにゃー！こしょばい！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

穂乃果「あはは、暴れない！」




凛「ふー穂乃果ちゃんのクシ使い、気持ちいーにゃー」

穂乃果「そう？」

凛「うん」

穂乃果「じゃあそろそろ…」ｷﾞｭｯ

穂乃果「あれ？」

凛「どうしたの？」

穂乃果「凛ちゃん…」

凛「にゃ？」

穂乃果「髪の毛の長さが足りないよ」

凛「にゃー！」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

ｶﾞﾗﾗ

ことり「凛ちゃん！残念だったね！」

絵里「抜け駆けしようとするからよ！」

穂乃果「ことりちゃん、絵里ちゃん！」

穂乃果「どうしたの？」

ことり「凛ちゃんが髪を結って貰うって…」

絵里「でも、その長さじゃ無理なようね！」

凛「くそぅ、穂乃果ちゃんみたいにしたくて中3のときから伸ばしてるのに…」

凛「遅かったにゃ…」

穂乃果「ふふっ、そんなことないよ？」

ｷﾞｭｯ

穂乃果「ほら、こうして結えば…」

穂乃果「ほら！短くてもかわいい！」

穂乃果「はい、鏡」

凛「あっ…」

凛「似合うかな…穂乃果ちゃん」

穂乃果「うん！とってもかわいい！」

凛「～っ！…///」ｶｧｧ

ことり「くっ、悔しいけどかわいい…」

絵里「ええ…凛のパワフルな魅力にマッチしているわ」

凛「穂乃果ちゃん、ありがとう！」ｷﾞｭｯ

穂乃果「えへへ、どういたしまして！」

凛「にゃー！」

凛「それじゃあ、凛は自分の教室に戻るにゃー」

穂乃果「うん、また後で」

凛「ばいばーい！」

凛「～♪」ﾙﾝﾙﾝ

ことり「…」

絵里「…」

穂乃果「いったい二人ともどうしたの？」

ことり「穂乃果ちゃん！ことりにもあれやってー！」

絵里「エリチカも！」

穂乃果「え？ほのまげを？」

ことり「うん」

穂乃果「いいよー」

ことり「では、お願いします！」

絵里「待って！ここは三年の私から」

ことり「ええー！？そんなの関係ないよ！」

穂乃果「まあまあ、残り時間もあんまり無いし、絵里ちゃんからね」

絵里「やったチカ！」

穂乃果「ここ座ってー」

絵里「お願いね」

穂乃果「…」ｻﾗｻﾗ

穂乃果「絵里ちゃんの髪、本当に綺麗だね」

穂乃果「綺麗な金色！いい匂いもしてくる…」

絵里「ちょ、恥ずかしいから、嗅がないで」

穂乃果「えへへ、ごめーん」

穂乃果「…」ｷﾞｭｯ

穂乃果「はい、できた」

絵里「ありがとう！」

絵里「どう？似合うかしら！」ｸﾙｯ

穂乃果「おお！絵里ちゃんも似合うねー」

穂乃果「でも、穂乃果はポニーテールの方が好きかな？」

絵里「そう？」

絵里「でも、ありがとうね！」

絵里「教室に戻るわ！」

穂乃果「じゃあね～」


絵里「ふーん♪ふーん♪」

絵里「穂乃果とおそろい！かわいい！エリーチカ！」ﾙﾝﾙﾝ

海未「今、絵里が凄い楽しそうに廊下をスキップしてたんですが…」

海未「髪を結ってあげたんですね」

穂乃果「うん！」

穂乃果「凛ちゃんも結ったよ」

海未「私のはどうですか？」

海未「崩れてませんか？」

穂乃果「大丈夫だよ」

ことり「穂乃果ちゃん！」

ことり「次はことりに…」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ことり「ちゅん！？」

穂乃果「ごめん、あとでね」

ことり「うん…(・8・)」

海未(ことり、可哀想に)

放課後

ことり「穂乃果ちゃーん、ことりにも～」

穂乃果「うん、部室でね」




穂乃果「じゃあ、やるよ」

ことり「うん！」ﾜｸﾜｸ

穂乃果「ふーん…」

穂乃果「ほい」ｷﾞｭｯ

穂乃果「…こんなかんじかな？」

ことり「ありがとう！」

穂乃果「うーん…」

ことり「どうしたの？」

穂乃果「あんまり似合って無いかな…」

ことり「ちゅん！？」

海未(あー…)

ことり「ええっ！？なんで！？どういう…」

穂乃果「いや、似合ってないというか…」

穂乃果「ことりちゃんの元々のユニークで可愛いな髪型と合わないなあって」

ことり「そう…」ｼｮﾎﾞﾝ

海未(己の女子力の高さが仇になるとは…)

海未(なんたる皮肉…)

放課後

ことり「穂乃果ちゃーん、ことりにも～」

穂乃果「うん、部室でね」




穂乃果「じゃあ、やるよ」

ことり「うん！」ﾜｸﾜｸ

穂乃果「ふーん…」

穂乃果「ほい」ｷﾞｭｯ

穂乃果「…こんなかんじかな？」

ことり「ありがとう！」

穂乃果「うーん…」

ことり「どうしたの？」

穂乃果「あんまり似合って無いかな…」

ことり「ちゅん！？」

海未(あー…)

ことり「ええっ！？なんで！？どういう…」

穂乃果「いや、似合ってないというか…」

穂乃果「ことりちゃんの元々のユニークで可愛いな髪型と合わないなあって」

ことり「そう…」ｼｮﾎﾞﾝ

海未(己の女子力の高さが仇になるとは…)

海未(なんたる皮肉…)

穂乃果「でもでも！ほのまげが合わないってだけで」

穂乃果「ことりちゃんの元々の髪型はとっても可愛いよ！」

穂乃果「きっと、ほのまげなんか無い方が可愛いんだよ」

穂乃果「穂乃果、ことりちゃんの髪大好き！」

ことり「！」ﾊﾟｧｧ

海未「穂乃果…」ﾄﾛｰﾝ

ことり「穂乃果ちゃん…」ﾄﾛｰﾝ

ことり「穂乃果ちゃん大好き！」

海未「私も！」

真姫(こいつら…)

真姫「か、髪型くらいで大げさね！」

海未「おや？」

ことり「いきなりどうしたの？」

真姫「そんな、おそろいだからって何がそんなにいいのよ！」

ことり「何って…」

海未「おそろいだと嬉しいじゃないですか、友達として」

穂乃果「真姫ちゃんもやってあげるよ！」

真姫「い、いいわよ！別に」

穂乃果「そんなこと言わずに！ほら！」

真姫「さ、さわらないで！」

海未「往生際が悪いですよ、真姫」

穂乃果「真姫ちゃん、穂乃果の膝に座って！」ﾓｯｷﾞｭｰ

真姫「あっ…//」ｶｧｧ

真姫「も、もう！」

真姫(物凄いいい匂いが…)

穂乃果「真姫ちゃんの髪気持ちいいー」

真姫「そ、そう？」

穂乃果「うん！ちょっとウェーブかかってて…」

穂乃果「できたっ！」ｷﾞｭｯ

海未「おー、いいですね」

ことり「もぎゅっとの時の穂乃果ちゃんみたい」

穂乃果「はい、鏡」

真姫「あっ…」

真姫(結構いいかも…)

真姫「ま、まあまあね！」

穂乃果「そう？よかった」ﾆｺｯ

真姫「うっ…///」

ｶﾞﾁｬ

希「みんなおるー？」

にこ「にっこにっこにー☆」


真姫「あっ…」

穂乃果「希ちゃん、にこちゃん！」

希「あれ？今日は皆お揃いの髪してるん？」

海未「はい、穂乃果が結ってくれました」

にこ「って真姫ちゃんも！？」

真姫「うぅ…」

希「あー…」

にこ「これはもう落ちてる？」ﾎﾞｿｯ

希「アカンかも…」ﾎﾞｿｯ

穂乃果「そうだ！」ﾄﾞﾝ!

希「！」ﾋﾞｸｯ

にこ「何よ…いきなり」

穂乃果「次の曲のPVは皆でお揃いの髪型にしてみようよ！」

海未「PVですか？」

ことり「いいかも…」

希「まあ、コンセプトとしてはいいと思うけど」

にこ「そ、そうね」

穂乃果「さっそく絵里ちゃんに相談してみよう」




絵里「えっ？お揃いの？」

にこ(こいつもほのまげか…)

絵里「まあ、いいと思うけど」

穂乃果「本当！？」

穂乃果「じゃあけってーい！」

穂乃果「じゃあ皆でほのまげにしてみようね」

希「えっ？」

にこ「ほのまげにするの！？」

穂乃果「いやー、ちょうど皆ほのまげだし」

希「い、いや！それはアカン！」

にこ「そ、そうよ！」

希「うちらは落とされんようにしよって誓ったんや！」

穂乃果「落とされ？」

穂乃果「何の話？」

真姫「な、何もないわよ！」

穂乃果「真姫ちゃんどうしたの？」

にこ「あんたはもうアウトよ！」

真姫「うぅ…穂乃果ー！」ｷﾞｭｯ

穂乃果「おわっ！真姫ちゃん！」

海未「あっ！真姫！離れなさい！」

ことり「二人とも、ほのまげにしないの？」

希「せーへん！」

にこ「ニコッ！」

穂乃果「二人とも、そんなにほのまげ嫌なの…？」

希「あっ…いや」

にこ「そういう訳では…」

穂乃果「ごめんね…穂乃果、皆がほのまげにしてって頼んでくれるから」

穂乃果「勘違いしちゃって…」ｼｮﾎﾞﾝ

希「あっ…」ｽﾞｷｯ

にこ「にこっ…」ｽﾞｷｯ


希「いや、うちが悪かったわ…」

にこ「ごめんね、穂乃果」

希「うちも、ほのまげやって？」

穂乃果「してもいいの？」

希「皆やってるもん、うちもやらな」

穂乃果「ありがとう！」ﾆｺｯ

希「あぅ…///」

穂乃果「じゃあ、髪さわるよ」

ｻﾜｻﾜ

希「ん…」

穂乃果「…」ｻﾗｻﾗ

希(穂乃果ちゃんがうちの髪、撫でてる…)

希(うぅー…なんかドキドキしてきた…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

穂乃果「希ちゃん」

希「なに！？」

穂乃果「うわっ！ビックリした！」

穂乃果「髪、結ぶよ」

希「う、うん…」

ｷｭｯ

穂乃果「できた！」

希「はぁ…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

希「にこっち…ごめんやけど」

希「誓いは取り消させて…」

にこ「え、ええ…」

ﾊﾞﾝ!

花陽「希ちゃん！にこちゃん！真姫ちゃん！」

花陽「無事！？」

穂乃果「あっ！花陽ちゃんだー！」

にこ「花陽…」

花陽「はっ！？その髪…」

花陽「にこちゃん以外…ほのまげ」

希「穂乃果ちゃんにやってもらったんや」

希「どうかな？似合う？」

穂乃果「とっても似合うよ！」

穂乃果「希ちゃんはいつも後ろの方で髪を束ねてるもんね」

穂乃果「横に束ねると印象が変わるよ！」

穂乃果「穂乃果はこっちの希ちゃんも大好き！」

希「穂乃果ちゃん！」ｷｭｰﾝ

希「穂乃果ちゃん！」ﾀﾞｷｯ

穂乃果「うわわ、希ちゃんどうしたの？」

希「何か嬉しくて！」

海未「希、抱きつくんじゃありません！」

真姫「私はどうかしら、穂乃果…」

穂乃果「真姫ちゃんも可愛いよ」

真姫「…//」

真姫「あ、あたりまえじゃない」

ことり「なら、何で聞いたちゅん」

穂乃果「真姫ちゃんは束ねても、落ち着いた感じで穂乃果、大好き！」

真姫「あっ…//」


花陽「こ、これは…」

穂乃果「二人もほのまげにしようよ！」

穂乃果「穂乃果がやってあげるよ！」

にこ「そ、そう？じゃあ…」

花陽「にこちゃん！」

にこ「へ？」

花陽「穂乃果ちゃん！にこちゃんのは花陽がやる！」

穂乃果「えっ？そう？」

花陽「うん」

花陽「にこちゃん、危ないとこだったね」

にこ「え、ええ…」

にこ「あの太陽みたいな笑顔向けられると…」

花陽「そうだね…でも」

花陽「花陽たちだけでも、堪えなきゃ」

花陽「もうあの二人は駄目みたい…」


真姫「穂乃果、新曲作るから手伝いなさいよ」

穂乃果「穂乃果が！？役に立つかな…」

真姫「私のピアノを聞いてくれるだけでいいから！」

真姫「私のピアノ好きって言ってくれたじゃない」

穂乃果「うん…穂乃果、真姫ちゃんのピアノ好き！」

穂乃果「ピアノ引いてる真姫ちゃんはとっても輝いているんだもん！」

穂乃果「穂乃果でよければ手伝います！」

真姫「穂乃果…」ﾄﾛｰﾝ

希「なぁ、穂乃果ちゃん、今日神田明神さんにお参りいかへん？」

穂乃果「お参り？」

希「うん、新曲が完成しますようにって」

穂乃果「希ちゃん、そんなに新曲のことを…」

穂乃果「うん！行こう！」

穂乃果「希ちゃんがお参りしたら絶対に上手くいくよ！」

穂乃果「きっとくじ引きも大吉！」

希「穂乃果ちゃん…」ﾄﾛｰﾝ

穂乃果「皆も行こうね！」

希「あっ…」ｼｮﾎﾞﾝ



ｶﾞﾁｬ


凛「穂乃果ちゃん！」ｷﾞｭｰ

穂乃果「凛ちゃん！」

凛「髪セットしてくれて、ありがとう！」

凛「クラスの皆からも褒められちゃった！」

穂乃果「よかったねー」



花陽「…」

にこ「…」

絵里「穂乃果、次の日曜日に家に遊びにこない？」

絵里「おばあちゃまも会いたがってるのよ」

穂乃果「うん！いいよ！」

穂乃果「穂乃果、お饅頭持っていく！おばあちゃん好きでしょ？」

絵里「うん！ありがとうね！」ﾆｺｯ

凛「ああー！絵里ちゃん、しれっと抜け駆けして！」

ことり「ほんとだよ！」

海未(ん？これは…)

絵里「もう約束したから遅いわよー！」

ことり「ピィッ！」

凛「ずるいにゃ！」

絵里「私だって二人で遊びたいわ！」

絵里「だって、海未はデートしたんでしょ！」

ことり「ああっ！そうだった！」

海未「くっ、やっぱりうやむやにはなりませんか…」

凛「当たり前にゃ！」

絵里「さあ、条約無視の罰はどうしましょうかね！」

ことり「絵里ちゃんは人のこといえないよ！」

海未「罰…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ことり「罰は取り敢えず、穂乃果ちゃんと会話禁止一週間とかでいいかな」

海未「ひっ！それだけはっ！」

すいません、思いつきで建てたんで
更新がクソゆっくりになります

凛「さすがにそれは可哀想にゃ」

凛「次のPVのポジションを穂乃果ちゃんと離すとかにしよう」

海未「ええっ！？」

ことり「随分軽くなったよ！まだ文句があるの！？」

海未「いえ…」

凛「絵里ちゃんもだよ」

絵里「！？」

絵里「そんな！？」

ことり「勝手に穂乃果ちゃんと予定作って！」

絵里「じゃ、じゃあ二人も約束しなさいよ！」

絵里「それなら平等よ」

ことり「ふん、悪くない提案」

凛「凛、穂乃果ちゃんとどこ行こうかなー」

海未「それって、私だけ罰があるのはどうなんですか？」

絵里「海未は一番始めにやったから」

海未「うみみ…」

ことり「そうと決まったら…」

ことり「穂乃果ちゃーん！ことりと…」

にこ「穂乃果なら真姫ちゃんと出ていったわよ」

にこ「新曲つくるとかで」

ことり「！？」

絵里「あの子…吹っ切れたわね」

凛「二人きりはまずい！」

海未「止めないと！」

希「うちはこの後、約束してるしー」



ﾜｰﾜｰ ｷｬｰｷｬｰ

にこ「にこ達も時間の問題かもね」

花陽「うん…」

二週間後

海未「へぇー、いい出来じゃないですか」

海未「私と穂乃果が遠すぎるのを除くと」

真姫「私の曲の出来がいいからよ」

穂乃果「うん！真姫ちゃんありがとう！」

真姫「…//」

絵里「コンセプトはとってもいいわ」

凛「皆同じ髪型で可愛いにゃ！」

希「穂乃果ちゃんも可愛いよ」

穂乃果「えへへ、そうかな」

にこ「サイトの評価もいいわ」

花陽「聞いたんだけど、今秋葉原を中心にほのまげが流行ってるらしいです！」

ことり「PVを公開してすぐだよ？そんなにすぐ、広まるの？」

花陽「なんでも、穂乃果ちゃんと海未ちゃんがお揃いの髪型で腕を組んでたのを」

花陽「ファンが目撃してたみたいで…」

海未「へ、へぇ…」

ことり「…海未ちゃん」ﾎﾞｿｯ

海未「ひぃっ！」