「私の話」(90)

立ったら書き貯めぶち込む
誤字脱字その他ミスは初心者だからって事で許して

このSSは現実世界の何とも関係ありません、似てるなーって思っても他人の空似みたいなもんです。
なんかイラつく表現が有ったりしたら捨て台詞残してブラウザバックぷりーず!

A

2014年3月20日

A「高校落ちたって本当?」

本当じゃなかったらどれだけ良かった事か

「XX高校に落ちたなんて人生最大の汚点だよ」

因みにXX高校ってのは地元で下から二番目のDQNが集まる高校

A「あんた頭良かったんでしょ?なんで落ちたのwwwww」

「面接で緊張しすぎてね」

A「まあ落ち込むなよ来年が有るってwwww」

ぐぬぬ


電話は切れた
言いふらされなきゃ良いけどそんな甘い話は無いか・・・嫌われ者の話は無駄に伝わるのが早いし仕方ない
第一頭の中でぐちゃぐちゃ考えててもどうにもならないよね
吹っ切れたというか諦めたというか微妙な顔をしながらパソコンを起動する
聞きなれた起動音に世話焼きなセキュリティソフトの通知
にしても今日は良い事がないから生きてるのが辛い
・・・
実はと言わずとも毎日辛い訳だが

Janaを開いて常駐してる場所の新着チェックを済ませた後で見慣れたキノコのアイコンをクリックしてネトゲを起動する
ガチャ
「お使い頼める?」

最悪なタイミングで母親が来た
面倒だが断る理由も無いしお金を受け取って近所のスーパーまで買い物に行く事に

「買う物はメモに書いてるからよろしくね」
相変わらず雑である
一応着替えてバッグとスマホを持って家を出る

しばらくしてパソコンつけっぱなしだと気付いたがさっさと帰ってINするには丁度良いかなと自分に言い訳して諦める
諦めも肝心じゃない?

行き掛けの自動販売機でジュースを買った後スーパーへ急ぐ
やはりコーラはZEROに限る

何事も無く買い物を済ませ家に帰りつく
メモに芋焼酎とか書いてた気がしたけど気のせいって事にしようそうしよう

適当に冷蔵庫に買って来た物を突っ込み部屋に戻るとパソコンが消えてた
やる気も無くなってベッドにダイブ
不貞寝だHUTENEやってらんないよもう

目を覚ますと部屋の中が真っ暗で机の明かりが無ければ何も見えない
夜は好きだけどここまで静かだと何か起こりそうで怖い

まだ睡眠中の頭を起こす為にまた近所の自販機までジュースを買いに行く事にした
近くにある財布を上着のポケットに入れt・・・着替えてないまま寝てたの・・・
全員寝てるから家を出るのは簡単だろうしね


家を出て最初の角を曲がった辺りで奇妙な視線を感じる
見られてる感覚は有るが誰の視線なのかはわからなかい

「変質者が行動するには若干季節が早いだろうに」

剣道キック食らわせてやるぞ変態

次の角を曲がった時鈴の音が聞こえた

「幽霊は信じてないんだけどな・・・」

次の角は曲がる前に結果が分かってしまった

「ぬこかわいいです」

チリンと鈴を鳴らしながら可愛らしい猫が飛び出て来た
驚かしやがって可愛いから許すけど

猫「こんばんは」

キエエエエエエエエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアシャベッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
こいつ喋りやがった

猫「猫が喋っちゃいけないなんて誰が決めたのさ」

一瞬でも可愛いと思った自分がアホだったのかもしれないってか最初の時点で引き返した方が良かったかも

猫「突然だけど人生を半分やり直す気は無い?」

そりゃリセット願望は有るけどなにゆえ?
方法は?何故私?ジュース飲みたい


猫の言う事をすんごく簡単にすると
・タイムリープの実験に人間を使いたい
・私にした理由は"偶然"
・料金や対価は必要無い

猫「失敗しても命は絶対助かるから気軽に決めてね」

出来る事ならやりたいさ

猫「今からでも繋げるけどどうする?」

私が思ってたよりも時間って物は楽に飛べるらしい

猫「んじゃ飛ばすから力抜いてね」

此処でも出来るの!?と結構本気で驚きながらも力を抜く
不信感しか無いけどお先真っ暗だし良いよね
なんだか残念な気分になりながらも意識は暗転する
こうして私は大っ嫌いな現実に別れを告げる間もなく非現実に引き込まれた


気付けばそこは昔住んでたマンションの駐車場だった

「まさか本当に飛ぶとは」

声が幼い
つーか暑い
何故駐車場に居るのかと言うと多分遊んでるからである
誰と?
まあ気にしないで帰宅した

まず自分の部屋へと戻り鏡を確認した
そこにはくりくりした眼で黒髪を肩甲骨の辺りまで伸ばした幼女・・・

「ロリコン歓喜ですねわかります」

当時の私ってこんなに可愛かったのか
おいまてこの時期の私は8歳な筈なんでこんなに小さいの

次に母親が居るか確認しに行く

母「あら?遊んでたんじゃないの?」

「友達が先に帰ったから帰って来たよ」

若干変な目で見られたが気にする事は無い

母「宿題やっときなさいよ」

夏休みの宿題ってやっても意味無いと思うんだけどね
母に分かったと言って部屋に戻る

宿題は適当な所で切り上げて家探しタイム
この頃ならまだ父親も生きてるし多少の金はあるはずだと思ったが全部合わせても1万円に届かなかった
しけてんな・・・

この頃の家は父母姉弟に私の5人家族だった
残念ながら現在は1人脱落して4人になってるが

夜になって久々に会う父親をスルー
翌日近所の裁縫用品店に行って赤色のリボンと留める道具を買った
流石に髪を縛るのに安っぽいゴムじゃ・・・ね?

家に帰って裁縫道具を借りるとまたまた母が見てたが気にしない
1時間くらい針と格闘して髪飾りを作った
我ながら完璧な仕上がりで自分に着けたらすんごく似合ってた
その日の晩に話を聞いてると盆は母方の実家に泊まりに行くらしい
夏休みは長いしテレビで当時を懐かしみながら過ごすとしよう

キャラ設定もなんとなく貼っとく
15歳
左利き
かわいい
考えてる事は沢山あるけどあんまり口に出さない
身長は154cmで体重はヒミツ
趣味は2chとネトゲ
誕生日は2月18日
中学校の部活で剣道をやってた
特技は裁縫と楽器全般

~~~
私はどうしようもなく嘘吐きで嘘に嘘を重ねて誤魔化そうとしてた
得意な事も無く周りの人間より努力が苦手だった事から自分は劣ってると思ってたし今でも思ってる
提出物を一年生の頃からしないでいたら担任から半ば体罰の様な仕打ちを受けた
全員の前で怒鳴りつけられ突き飛ばされ罵声を浴びせられた

私は大して気にする事も無く提出物を無視し教師はそれで更に怒り・・・とんだ悪循環だよ
そんな事になってたからか知らないが私はいじめの標的にされる様になった
きっかけはクラスの女の子達の"気まぐれ"
ほぼ誰とも話さなかった私はその"虐め"の標的になってる事にすら気付かずに受け続けた
靴が突然無くなったり机が汚れてたりと古典的な物だったのに何故気付かなかったのか
実際に気付いたのは4年生頃に主犯その他のグループの一人が落としたメモだった
私の名前と小学生が思いつく限りの暴言とやった事リストみたいな物
正直に言うと本気で泣いたよ
割りと仲良く出来てると自分は思ってたのに相手からそんな目で見られてたとは思わなかった

前の私はどうしようもなく嘘吐きで嘘に嘘を重ねて誤魔化そうとしてた
得意な事も無く周りの人間より努力が苦手だった事から自分は劣ってると思ってたし今でも思ってる
提出物を一年生の頃からしないでいたら担任から半ば体罰の様な仕打ちを受けた
全員の前で怒鳴りつけられ突き飛ばされ罵声を浴びせられた

私は大して気にする事も無く提出物を無視し教師はそれで更に怒り・・・とんだ悪循環だよ
そんな事になってたからか知らないが私はいじめの標的にされる様になった
きっかけはクラスの女の子達の"気まぐれ"
ほぼ誰とも話さなかった私はその"虐め"の標的になってる事にすら気付かずに受け続けた
靴が突然無くなったり机が汚れてたりと古典的な物だったのに何故気付かなかったのか
実際に気付いたのは4年生頃に主犯その他のグループの一人が落としたメモだった
私の名前と小学生が思いつく限りの暴言とやった事リストみたいな物
正直に言うと本気で泣いたよ
割りと仲良く出来てると自分は思ってたのに相手からそんな目で見られてたとは思わなかった

学校に行くのを辞めようか悩んだがなんだか負けた気分になるので諦めずに通った
服装に気を使って口調を変え性格も変わる様に努力した
自分はこんな人だったっけ?と疑うくらいには変われたと思う
ただひたすら見返してやろうと拾ったメモに書いてた悪口を改善した

結果として私が虐められる事は無くなった

靴を隠されて毎回探すなんて面倒な事は無くなったし女子達とも話す様になった

でもそれは本当に私なのか

元の私ってどんなだったっけ?

仮面を被って生活し続けたのが原因なのかは自分にも分からない

中学生に上がる頃には自信をなくした"ふつーのおんなのこ"になってた
~~~

8月13日

私は母方の実家が嫌いだ
意地の悪いお兄さんとクソビッチくせえお姉さん
おまけに一つ下で性格の悪い女の子ってフルコース
しかもこれがいとこってんだから話にならない
昔(今?)はまともだったから多少話は出来るだろうけど心配だなぁ・・・

何故か家は毎年夏と正月は決まって泊まりに行ってる
当然拒否するが付いて行かないと父親は仕事で母も泊まりだから食料が無いのである
小学生相手に兵糧攻めとはなかなか気合い入ってるじゃないですか
まあお小遣いも貰えるだろうし行った方が結果的に良いんだろうけどね

なんやかんや有ったけど結局行く日になっちゃった
ちくしょうめ

母「車で行くから中でゲームとかして酔わないでね」

綺麗にフラグを立ててくれたお陰か知らんが吐きましたとも
峠つらいのおおおおおおんほおおおおおおおおおおおおおおおおお
・・・かなり乗り物に弱かったの忘れてた

顔面蒼白で近くのコンビニに掛け込んだ時は店員さん苦笑いでした
許して

車に揺られる事1時間30分で到着
死ぬかと思った

5LDK+Sの田舎サイズな家は子供にとっては広すぎる
あのアホ共に捕まらない内に物置きに籠ってゲームしよゲーム
当時私はGBAのポケオンが楽しくてずーっとやってた
エグゼは6しかやった事無くてちんぷんかんぷんだったし水族館の謎解きで詰んで投げたんだよ

祖母「ご飯にするばい」

そんなに叫ばなくても聞こえるから音量落として下さい^^;
吐いた胃に優しいそうめんはやはりなかなか美味しい
昼食を食べ終わって少しすると従兄達とその両親が帰って来た
どうやら買い物に行ってたらしい

祖父祖母 母(姉)叔父さん(弟) 叔父さんの嫁 子供5人 それと私
この家にこれから少しの間暮らす面子が揃ったって所か
顔を見るだけでも嫌悪感を覚える

差別する訳でも無いけどここは県内でも人があまり寄りつかない
要するに"部落"と呼ばれる場所

元の私から見て数年前だから今の私から見ると数年後に従兄に金を盗られた
そこまでは良いがそれが貰ったばかりのお年玉
しかも問い詰めても白を切るんだから性質が悪い
私もまともな性格ではないし扱いもその程度だった訳だから盗られた時には誰にも信用されなかった

まだ起こってないから大丈夫だけどそれからこの家に来なかった私としてはちょっと厳しい物ががが
まあ父方の実家も十分酷かったんだけども

唐突だけど夏と言えば出店って考えな私は屋台に行く事にした

「ちょっと屋台の所まで行って来る」

流石に黙って出て行くのは気が引けるしこんな場所でかわいい幼女が一人さまようなんて危ない

母「いってらっしゃーい」

ちょっと子供の面倒見てくださいよお母様
そんな事言える訳も無く私は家を出る
徒歩30分の道は子供の身体には結構辛い
しかもそれが真夏の昼間だってんだから厳しさ倍増ですよお得感有りますね
髪を後ろで縛ってひたすら歩く
ワンピースでポニテの幼女かー・・・ちょっと温度上がった?

焼き鳥とコーラを食べたり飲んだりしながら他の屋台を回る
かき氷うまー
思ったよりおなかがちゃぷちゃぷして苦しいので家まで帰る事に

~15分後~

我慢出来ないから近くの茂みで済ませた
屋外おもらしプレイとかハードすぎじゃないですかね
見られてたら恥ずかしさで死んじゃう


何事もなく?家に帰りついたらみんな浴衣に着替えてた

母「遅かったねー何処行ってたの?」

「ちょっとね」

時刻は5時少し前
少し屋台で遊び過ぎたかな?稼いだ分だけ使う、こうして経済は活性化するのです
母から浴衣を渡されたが着付けなんて知らないし素直に頼む事にする

「着せて」

母「お母さんに頼んで」

祖母に頼んで着せて貰った
鏡の前で一回転
これは可愛い

祖母「気に入って貰えて良かった」

どうやらこれからご飯を食べて盆踊りに行くらしい
ふいんき(ryは好きだけどあの大音量で鳴る音楽はどうにかならないのかな
まあ途中でタダジュース貰えるし良いよね

6時過ぎには夕食が出来てて近くに居た私にみんなを集めろとの指令
全員に声をかけてリビングに戻ると叔父さんが裸で立ってた、絶句
ま、まあ人の家だし気にはしないよ・・・

食べた後みんなで盆踊りに出かけた
留守番に一人残ったけど残った人って誰だっけ?思い出せない
みんなが踊ってる近くのいかにもって雰囲気の立ってたら主人公が話しかけて来そうな場所を発見
夏祭りとかでヒロインが一人さみしく立ってる描写は好きだからやるしかないね。
実際寄って来たのは幼稚園に通ってるかもわからないくらいの男の子だったけどね
家に帰ると祖父がリビングでテレビを見てた・・・ごめんよじいちゃん

翌朝8時
姉が朝から上に乗っかってゆさゆさしてるかわいい

姉「買い物行くって言ってるし早く起きてー」

今日は買いものに行くらしい
ジャスコと聞いて思わず"えーじゃすこいくのー?"と聞いてしまった
毒され過ぎ?

洋服を買って貰えると聞いて自分に似合う服を片っ端から集めたがそんなには買えないと言われました
幼女がおねだりしてるんだから聞いてよ!なんて言えないし数着で我慢する
当分洋服には困らなさそう
帰りにラ○&ベ○ーしないの?と母に聞かれるも良い答えが思いつかずその横に有った太鼓を叩く事に
サイタマの鬼をノーミスするにはちょっと筋力が足りなかったかな?母はどん引きしてたみたいだけどキニシナーイ

帰りに31なアイスも食べたし余は満足であるぞ。

その日も夜は盆踊りに出かけた
何か有ったか、と聞かれると帰って来た後私たちが寝たのを確認してから大人が話してたのを目撃してしまった
母は泣いてた
そういやこの頃から狂い始めたんだよね

15日は朝寝坊し10時からのスタート
毎日いとこ達とのエンカウントを避け続けてるから疲れてるのかな

リビングに置いてるPS2で遊ぶ事にする
GTO:SAが有るけど堂々と18禁ゲやるのも気が引けるしサルゲッ○ュをして時間を潰す事にした
2時間ちょっとやった辺りで昼食たいむ
昼からはやる事が見つからずなかなか苦労した
一時間探した後結局近所の雑貨屋に遊びに行ったんだけどね

夕方になってまたまた盆踊りがなんたらで招集
こいつらなんでこんなに踊りたいんですかね

その日は神社に集まってするみたいだった
集まった人間はぱっと見ただけで300人以上は居る
真ん中に櫓が立っててそれを中心にして踊るらしい
最終日っぽい雰囲気だし一回だけやってみようかなと列に並んで見よう見まねで踊る
傍から見るとそれは到底踊りとは呼べない様な物だったけど外見小学生だし許してね

階段に座って一休み
沢山の人が集まってるのを見るとなんだか落ち着く
根暗ボッチにとっては癒されるのに十分な時間と環境だしね
人間が全部背景にしか見えないこの環境が好きだけどそろそろ終わるのよね

母「そろそろ帰るよー」

名残惜しいが・・・帰宅・・・涙の帰宅っ・・・
明日やっと自宅に帰れる
夏休みも残り2週間だし学校での身の振り方を考えなきゃね

家の中がおかしい事に私が気付いたのは4年生の頃だった
どうやら両親が喧嘩をしてたらしい
夜中に起きて二人の怒鳴り声を聞いた時は何故か慌てなかったのを覚えてる

私が姉の部屋に行くと姉は泣いてた
弟は寝てるみたいだった
話を聞いた限りだと数年前からこんな事が度々有ったらしい

後にも先にも姉が泣いたのを私が見たのはこれが最後だった

話を聞き終わった後で私は両親の間に入って行ってそっちでも話を聞いたと思う
そこから少しの間の記憶が無いから多分だけどね
その日は二人共引き下がらせて眠い目を擦りながら床に就いた

それから数年経って私が6年生になった頃寝てる時に父親に叩き起こされてリビング来いと言われた

二人の話を聞いて重要な所だけ掻い摘んで話すと
・父は母が酒を飲むのをやめて欲しい
・母は私の目から見ても分かるくらいに壊れてた
・母は父が浮気をしてるのではないか、と言ってた

「子供にそんな情けない話聞かせないでよ」

やっちゃった☆
と自分でも思ったけど言っちゃった事は仕方ない

「今日はもう引き下がって寝てよ」

その後私はお父さんの部屋に行って頼んだ

「お父さんの実家に行こうか」

父「姉と弟は?」

「お姉ちゃんは中学生で勉強とか部活有るし弟は母親の近くに居た方が幸せだと思う」

「これから先の事は取り敢えず避難してから考えるからとにかく行こう」

「お父さんが何をやったのかとかはどうでも良いけど姉さんと弟だけは守らないとね」

父「分かった」

何か言いたそうな表情だったけどok貰えた
身の回りの必需品を鞄に詰めて姉に書き置きを残した

『ちょっと面倒な問題を先送りにして来る』
『弟の事お願いね』

それから車に乗って父の実家に向かった
面倒事に巻き込まれるのは御免だが解決しなければこれから先面倒な事になる気がする

最悪な家庭環境でしょ?

どうやら私はとんでもない勘違いをしてたらしい
一年生かと思ってたら二年生だった
マジでポルナレフ状態だよ

虐めが始まったのが2年生の最初辺りだったからこんなになってる訳だが


そして今日は2007年9月3日
つまるところ小学校の始業式だ
まあ休むわけにもいかないし登校するんですがね
夏休みの宿題は前日に終わらせたし折角準備もしたしね

私としては何事も無く一日が終わって欲しいなと思っていたがそうは問屋が云々
この問屋って何を扱ってるんだろう
朝礼の前に後ろの席の女の子がニヤニヤしながら話しかけて来る

A子「久しぶりー!元気だった?」


「学校に通ってる時よりは楽しく過ごせたよ」

帰りたい

A子「勉強とか大変だもんねー」

面倒だし会話を切る事にしようそうしよう

「そうだねー・・・あ、まだ机に物移し終わって無かったからまた後でね」

会話が終わると主犯さんの所に行って報告してるっぽい
胸糞悪いから後日般若心経を机に貼りつけとこう
先生が来て朝の会→掃除→始業式のラッシュが始まった
仰々しく式なんてしなくても校内放送の方が効率良いだろうに
・・・尻痛い

宿題を提出したら今日は帰って良いそうだし早めに帰る
前の私のと合わせても約2年ぶりの学校だし疲れたでござる


家に帰ると誰も居なくてそのまま寝てしまった
この身体は体力が足りなさすぎるんだよ

12月16日

気付けば冬
子供と一緒に生活するってのは骨が折れるんだなと改めて感じた2学期だった
いじめ?ああ・・・やられてるのかやられてないのか分からない程度のが今も続いてるよ
自身の体力不足が原因で大して活動出来ないのは癪だから最近走り込みを始めた
朝6時に家を出て2km走って戻って来るだけのかんたんなおしごとです

今日は久しぶりに一人で遊びに行こうと早起きして準備した所だ
資金も小学生が遊んで回るには十分な金額有るから今日は退屈しなさそうだ

・・・・

隣町の駅周辺繁華街に用が有るのに最寄りの駅までが遠いってこれどうなってんの
朝8時に出た筈が最寄りの駅に着く頃には9時を回ってた

「自転車買った方が良いかな・・・」

インドア派な私は自転車を基本使わないので持って無かった
が、そんな事はどうでも良いので電車に乗ります

駅員さんを騙さずに子供料金で乗れるって最高だね!
ホームに着くと丁度電車が入って来て良い感じな場所に座れた

5分と経たずに隣の駅に到着した私は取り敢えず飲み物を飲む事にする
駅構内のコンビニでミルクティーを買って飲み干す
口の横からちょっと垂れてて最高に犯罪のにおいがしました
ってどうでも良い事言ってないで目的地に急がねば

この周辺は服から家電まで結構何でも揃うから便利なんだよね
今日はどの店が有ってどれが無いか確認しに来ただけなんだけどさ

結果としては私が通ってたのにそこに無い店が3軒
本屋は代用が効くから良いけど安くておいしい喫茶店と普通は扱わない様な文具を扱ってた店が無いのは痛い
開店するまで数年使えないとなるとちょっとまずいかなぁ・・・
実際行き始めたのはこの年から数えて4年後だけどね

そう言えばそろそろクリスマスか
はいはいリア爆リア爆

この頃ってリア充って言葉有ったのかな?

この年齢だとサタンさんからプレゼントを貰うだけだから気楽だ
サンタの存在は最初から信じてなかったけど親だって物証が無かったから信じてるって事にしてたハズ
親は3人分プレゼント×2揃える為に結構な出費だったろうね
私はそんな事気にせず貰いますけど^^

12月26日

学校はいつの間にか終業式が終わってクリスマスも飛ぶように過ぎて行った

結構色んな人から貢がr・・・プレゼントされましたとも
父の弟から低スペノパソとさんたさまぁからDSLite両親からは自転車だった
今年はやけに豪華だな

ノパソは中に入ってるゲーム用って意味でくれたんだろうけどそんな事知らない

取り敢えずニコニコした動画サイトのアカウントを取得しまくる
RC2なら十分売れるな・・・私の将来の資金となれ・・・
傍から見たらパソコンで同じ作業繰返してる小学二年生ってどう見えるんですかね
1時間半で自動入力ツール使って60個だったから暇になったらマクロ組んで回してみよっと

その後キノコアイコンのネトゲをインストールしてその日は終了

自転車もこの体で十分に使えるようにしとかなきゃね

和尚がツー

1月1日

あけましておめでとござまーっす
時刻は午前8時で私は車の中に居ます
何故かって?父方の実家に新年の挨拶だよ・・・
お年玉は貰えるから良いけどあの人性格悪いから嫌いなんだよね
因みに祖父は離婚して出て行ったらしい

祖母「あけましておめでとう」

適当に挨拶を済ませてテレビを独占する
JOOMで二つの局がDTBとつきすたの再放送を別々にやってた
40秒迷った結果後者を選択してかがみんを愛でる事にする

大人と姉弟がワイワイ話してる横でアニメを見るのは結構辛いけどお年玉の為だもんね
昼食は出前で寿司を取るらしい

昼までぼけーっとテレビを眺めて出前が来たので寿司を食べそのまま帰宅する
お年玉は1万円だったよおいしいね

帰りに母からまたクソ田舎に行かなきゃいけないと聞かされ憂鬱になるもお年玉の(ry

1月2日

やって参りました母方の実家
今回は4日まで居るらしい
挨拶も適当に済ませお年玉を回収し時間消費に入る
またテレビを付けケーブルにchを合わせる
作者が最近(と言っても元の世界での最近だが)死んだくぎゅボイスの魔法使いアニメをやってた
あの作者は死んだとかなんとか無駄に騒がれてかわいそうだったな・・・とか思い出しつつも視聴
ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああ(ry

私が一人で居るのを見つけて姉が絡んで来たがスルーしてると抱きつかれた
外見だけなら可愛いが奇行に走る変人はNo39ですよ姉御
なんかその他の子供も集まって来て勝手にch変えられたからDSでもする事に
従兄とポケオンバトルにジュース一本賭けたが従兄が弱過ぎて話にならなかった
一言で表すなら「何やこの旅パァ!?」


夜になると大人が集まって宴会を始めたし今日は疲れたので早めに切り上げて寝る事にする

1月3日

今日はみんなで神社に行くらしい
神頼みなんて非現実的な話はやめましょうよとは言えないし付いて行く事にする
私の願い事は・・・思いつかなかった
昔の私は何を願ったのかな
久々に本気で悩んだかもしれない

昨日と同じく今夜もどんちゃん騒ぎでまともに寝られそうにない
先に寝て夜は外に行こう


起きると夜の11時で深夜徘徊には丁度良い時間だった
大人に見つからない様に勝手口から家を出て散歩する事にしよう

外に出ると他の家でも宴会をやってるらしくちらほら大声が聞こえる
正月から何やってんだこいつら

雰囲気もクソもあったもんじゃないので帰って寝る事にする

外は寒いからね

send

祖母の家に着いて翌朝に父と話す事にした

「で、浮気したの?してないの?」

父「どうでも良いだろそんな事」

クロかよ

「ふーん、じゃあこれからどうするの?あの調子じゃ復縁って厳しいんじゃない?」

父「お前らが居るしもうしばらくは続けなきゃいけないと考えてる」

「昨日の夜みたいなのをこれからも続ける気?」

父「だから悩んでる」

「私はどちらか決めた方が良いと思うよ」

父「何をだよ」

「言わせる気?」

この後も優柔不断っぷりが炸裂してたので重要な所だけまとめると
・別れたいけど子供達が居るからそんな勝手に別れられない
・精神病院にぶち込んで治療するのも手だと思ってる
・基本的にもう母の事はどうでも良いから子供の事を考えて動きたい
って感じらしい


この後半年間両者の間を必死にひっかきまわし続けて落とし所を考えた結果が"これを続ける"
気分転換に引っ越しでもしたら?と提案して父親の実家近くのマンションに引っ越した

この時ばかりは私が頑張ったと胸を張って言えると思う

そして私達一家は紆余曲折有りながらも私が中学1年生になった年の9月19日に引っ越した

小学校の卒業式(6年ぶり2回目)

厳しい冬の寒さにも春の訪れを感じる・・・

って訳でやって参りました小学校の卒業式!司会は私解説も私でお送りしますっ!!!!!!



で、もう保護者沢山居て緊張で失神しちゃうのおおおおおおおおらめええええええええええええええええ
・・・
旅立ちの日にとか定番ソング歌って?
卒業証書授与されまして?
なんか言ってる事がふあっふあしてる校長先生の話聞いて?

もう終わったんですがこれは


さて私は超絶優等生だった訳ですがぁ!?
実年齢だとそろそろ20歳なんですがぁ!!??!??!!?????

卑屈な考え方しか出来ず泣いてる人達を見てバカみたいだな、としか思えないんですが
最後まで虐められ続け気付いたら6年生でした
何故か集団投票工作でクラスのまとめ役になってしまったり
それを無視されて私が怒られるなんて事件も有りましたがなんやかんやで卒業する事が出来ました
家庭環境は最悪で男の先生から心配する振りしながら体を触られたりもしましたが

まあそれは寛大な心で許すとしてこっからが地獄なんだよね
中学校の同級生からは虐められ先輩からも虐められ家に帰ると修羅場
どうにかして解決とまではいかなくてもそこそこ楽しくやりたいなぁ・・・

Zentrum

前の私は中学生になった時とんでもない間違いを犯したらしい

?「付き合って下さい!」

「貴方の事知らないしお付き合いする事は出来ませんごめんなさい!」

誰がお前みたいな顔面汚物と付き合うかよハゲ

次の日から机が荒らされてました
振ったのは男子のリーダー格の人だったみたいです

小学校で虐められてた事も暴露され男女両方からのいじめを受ける事になったっちゃ☆
んで折角入った部活も周りの数人以外から無視と女子の先輩からのちょっとした暴力

遂に実害まで発生した"いじめ"は逃げ込む場所も無く私の心を容赦なく撲殺しちゃいます

いじめもエスカレートしやがりましてどんどん精神的にも身体的にも限界を迎え
本気で自殺を考えてた頃に丁度逃走プランが整ったので引っ越す事にしますた

これが引っ越しの理由です
別に兄弟の為に家庭からの逃げ場所を作るのが目的じゃないのよ
つまり私が望んでやった事なんだよね

マゾ?

部活には入らずただひたすらいじめの標的になり続けました
何もしないで?カメラとレコーダーで証拠は頂きましたよ

でも結果的にそれも公表しなかったんだけどね

引っ越しの日の前日に私の友達(笑)さんから笑いながらあっちでも元気でやってねと言われました
邪魔者が居なくなって清々するでしょう
でも貴方達は私に対する"いじめ"じゃなくていじめって行為自体に酔ってたんですよ^^
なんて言える訳も無いので適当に会釈して学校からを出ます
こんな嫌な思い出しか無い場所でも最後だと思うと多少感慨深くなる物なんですね(6年ぶり2回目)
多分次のクラスでのいじめの標的は影キャラだった斎藤君だろうなー
なんて適当な事を考えてるといつの間にか家に到着してました

「メイン盾はお亡くなりになったんだよ斎藤」

厨二乙
さてどうでも良い独り言を呟いたら母が部屋の入口から覗いておりました

母「何言ってるの?」

覗く時はノックくらいしてよっ!!!!AA略

母「荷造り終わってるの?明日は早いから準備しときなさいよ」

適当に会話を済ませ荷造りに掛かる
使わない物はさっさとしまっちゃおうねー

what?

私が新しい中学校に挨拶に行ったら残念な事にガッチガチの体育教師っぽい人でした

H先生「こんにちは!」

こんな至近距離で大声出さないで下さい聞こえますから^^;

「こ、こんにちは・・・」

H「剣道部入らんや?」

なにいってだ

「は?」

思わず素が出た
声色も完璧に作ってるはずだったのに素が出た
急いでフォローしなきゃ

「か、考えときますね(考えるとは言ってない)」

H「今年は女子の新入部員数が少なくてなー」

こいつ人の事考えられんのか
その後は事務的な話を母親としてたっぽい
誰が剣道なんてする物かと思ってましたよ・・・ええ・・・


2週間後無事に入部した私の姿がそこにはありましたとさ

口に戸は立てられぬ

荷解きも終わったので学校に通い始める事にしまして
私は慣れた学校への道を歩き職員室へ直行
先生の後をついて行き転校生特有の挨拶をする事になりました(6年ぶり2回目)

「よろしくお願いします(ニッコリ」

『女の子じゃーん』『かわいい』『かわいい』『なにあれかわいい』『笑ってるかわいい』『舐めたい』

気分は分かるがこいつらやましい考え口から出てんぞ

H「んじゃあ席はそこのでかいのの後ろな」

またまた適当に済ませて座り慣れた席に座ります

先生の雑な話が終わると私の机のまわりには色んな人が集まって質問攻めを開始しました

『どこから来たの?』 「○区の方からですねー」
『彼氏居るの?』 「居ると思いますか?」
『どこの部活に入るの?ってか前は何やってた?』 「前は陸上をやってたけど今回は入るかわかんないですねー」

こいつら知ってたけどうるさいよもう

「じ、時間は有るから一人ずつお願いします@@;」

T君「困ってるからお前ら離れろwwwwwwww俺が話すwwwwwwwwww」

C君「うるせえTお前引かれてんぞwwwwwwwwwwww」

Dさん「バカな男多くてごめんねー」

やっぱ此処は良い子多いんだよね

「ちょっと荷物整理するからどいて下さいねー^^」

邪魔なアホ共を退かして荷物と必要書類の整理に掛かる
転校生は無駄にやる事多いんじゃボケ

1~4時間目毎回の如く『あ、あれ?君居たっけ?』みたいな扱いを受けて少々げんなりした後は給食
給食では無駄に多く配分される筈なのに食べ物が足りなくなって先生が隣のクラスに集りに行ってました
何度見たか分からない光景では有るけどこれは毎回驚かざるを得ない

昼休みも質問攻めで潰されて授業時間の方が楽って謎の事案が発生
放課後に先生に捕まり剣道部の見学に行きましたよ、ええ
面倒なので早めに入部を決めました
どうせ入る事になるし体を鍛えないとこれから起こるイベントを耐えきる自信が無いからね。しょうがないね。


この学校はどうやら一定数だがオタク系男子や腐女子なる物が生息してるらしい
ちょっと話を聞くと「ニコ動」「まとめ」
想像してたよかあれだったので会話をやめた

私が言うのもアレですがネットが手軽に出来る様になって低年齢層が流入してるんだなと体感した日でした

dance

私が2年生に上がるとハゲた30代くらいの先生が担任でなんだか本能的に嫌な感じがしました
そして何故かノリで学級委員になってしまいソイツと話す機会が多くなってしまいまして
そしてことあるごとに何故か私の体を触って来ました

気持ち悪い

此処まで嫌いになったのは生まれて初めてです
私は結構嫌いだと思う事は少なかったんですが数年に一度本能的に嫌いな人に出会ってしまいます
運が悪い事にそれは担任でした

当然やんわりと止める様に言いましたが全然聞き入れて貰えませんでした

当時はただただ嫌って感情しか無かったけど今なら言える

やっぱ公務員って8割クソだわ

慣れって怖い

剣道部に入部し態度が良くないと女子の先輩に怒られ男子からはニヤニヤしながら接されいつの間にか1カ月過ぎてました

H先生「お前何処かで剣道やっとったとや?」

「ちょっとかじってただけですよー」

流石に最初から飛ばし過ぎたか?

H「戦力になるならよかたい」

お、おう^^;
普通の練習にも参加し始めて若干体力も付いたみたいだし勘も取り戻せてるっぽいから予想より早く慣れてるかな

H「にしても変な構え方するなー、中学生で下段なんて滅多に居らんぞ」

「相手の隙を突きやすいし小手狙われにくいですから」

H「慣れないとキツイだろうにようやるなぁ・・・」

「私みたいに体力が無いとマトモに打ち合い出来ないから不意を突くこっちのが楽なんですよー」

格下に勝つのにも苦労するけどちょっと実力が上の相手でも勝てるから良いのよね
適当に会話を流して部室に戻ると意地悪な女子の先輩達がわんさか居られました
どうやら私の陰口を叩いてたみたいなので一言

「面と向かって言って貰えれば可能な限り改善しますからコソコソしなくても良いですよ^^」

『なんなの』『マジいみふ』『キモッ』等と捨て台詞を吐きながら出て行かれました

部長さん「私が止められれば良いんだけどねー・・・力不足でごめんね」

無口ちゃん「聞いてるのも嫌だけどあの状態だと手出しできなくてね・・・」

無口ちゃんは同級生で優しい子だ(以後むっちゃん)
入部してすぐに仲良くなったと思うけどあっちから喋らないし話しかけてもいつもは反応が薄いのにあんな長文を喋るとは

「いえいえ慣れてますんでー」

と軽く自暴自棄になってる所でドアからドンドンと音が

C君「今度の試合の座席表貰ったから渡しに来たどーwwwwwww」

「おっありがとねー」

C君「あいつら黙らせる時に実力行使するなら任せろーwwwww」バリバリ

「前向きに検討するからさっさと掃除終わらせようか」ヤメテ

C君「おうwwwwwww」

美少女を励ますデブの鏡

私は急いで着替えを済ませて髪を整える
昔着けてたリボンは小さくなって捨てたし新しく作るか

美少女が臭いなんて事が発生してはいけないので制汗剤も付ける
正直面倒だ

掃除は男子の皆さんに"お願い"してやって貰ってる
内容?んんwwwwwww教えられませんなwwwwwwwwwww(男子の先輩の一人に媚売って頼んだなんて言えない)

帰宅は帰りの方向が同じの部員と一緒にしてる
男子の先輩3人&同級生3人だ
女子?全員逆方向だよ

隣に女の子が居るのにこいつらは下ネタを飛ばしまくるから面白い
私が居るのにそんな事話しても大丈夫なんですか?と聞いた事が有るけど
『そんなの気にしてたら生きていけないwwwwwww』と返された、妙に納得
今では私も軽く会話に混ざる様になっちゃったけど楽しいから良いか

day

前の父が死んだのは中学2年生の夏休みでした
朝4時前に酷くインターホンが鳴ると思って出ると警察で

『お父さんが亡くなりました』

全身から嫌な汗が噴き出たあの感覚を私は未だに忘れる事が出来ない
しかも場所が愛人の家ってどういうこっちゃ
私は家族を叩き起こして急いで病院に行き死体を見ました
強がってその場では泣きませんでしたが家に帰って自室で泣きました、大切な人だって分かるのは死んだ後ってのは本当ですね

楽器やパソコンの趣味を与えてくれたのも父でした
父親が死ぬのは実は結構前から予想出来てたので心の準備はしてたんですが堪えられず
酒を飲みまくって体を悪くしてた事は知ってたけどまさかこんなに早くそれが来るとは思って無かったので・・・

葬式では一切泣かずに頑張れたし友達とか知り合いに対して笑いながら接する事も出来たと思う
けどやっぱりそこは子供だから泣きつく相手も欲しかったりしましたとも

周りの大人はお金の計算に必死で私達の心配なんて一切してないみたいだったよ

2/18

今日も寒い
剣道の練習が午前だけ有って午後は休みだった
何故こんなにそわそわしてるかって言うと誕生日だからである
他の人達から大幅に遅れての誕生日でやっとこさ13歳だ
"13歳の女子中学生がそわそわしてる"・・・なんか卑猥に聞こえるのは私だけ?

下らない事考えてないで遊びに行こうか
このあいだ例のアカウントを大量に売ったので資金は平均月収の給料2カ月分くらいは持ってるしね
・・・まあこの資金が尽きたら死ねるから次の金策を考えなきゃなんだけどね

近所に有るカラオケに一人で入るのも慣れた物だ
ぼっち乙?うるさい氏ね

「3時間980円でフリードリンクですごゆっくりー」

一人で練習しとかないとこれから先恥をかくイベントが有るからね。しょうがないね。
実はもう100時間近く練習して録音しながら自分で聞いたりもしてる
馬鹿らしいと思うだろうけど私は音痴だから・・・と言い訳して諦める事も出来ないゆえ

家に帰ると簡易的なプレゼントとケーキが有って普通に食べた

そう言えば家族以外には誕生日教えてねーやと気付いたのは日付が変わる少し前

そわそわしてたのが恥ずかしくなったから寝る

EIN

父親が死んでからしばらくして私は学校に行かなくなった
何故?と聞かれても答えられない
今考えるとただの気力不足だろうけどさwwwそれまで無駄にハードな人生だったしね

学校に行かなくなって2週間くらいしたある日担任に家に押し入られましたよ
家に誰も居ないはずだったのにいきなり部屋のドアが開いて『玄関に来て』だそうで
そんで玄関に行って通報しますよ?と言ったらされないと思ったのか『どうぞ』と言いやがったので通報しました

警察が来て事情を聞かれると面倒なのか『君の為を思って』だとか言いましたよあのグズ共
学校にも話が伝わってお叱りを受けたみたいだけど本人に対する謝罪は一向に来ませんでした


その一件で私はガチな対人恐怖症になりましたとさ、あー胸糞悪い訴えてやれば良かった

De

学校に行かなくなった私はネットゲームにのめり込んだ
単純にやる事が無かったんだ

毎日ゲーム内で金策してレベルを上げて気付いたら140LVになってた
格好良く言えばソロプレイヤーでストレートに言うとぼっち

そろそろ友達居ないと厳しいかなと思ってる所に丁度良い人を見つけた
サポート職の彼は他の人が考え付かない様な方法を使ってクエストを進めてて
あまりにも面白くてついつい話しかけてそれを手伝ってしまった
今思うと頭おかしいんじゃないの?とも思える行動は幸いにも良心的に接してくれた彼と友達になる事が出来た

彼はネトゲの中でどん引きするくらい紳士的だった
紳士的というかネカマっぽいと言うか謎の多い人だったが私はそんな彼と1年近く一緒に色々やったと思う
私の荒みまくった(自分で言うのもなんだが)心も割りとまともに戻って行ったと思う
いつの間にやら私は201LVになってて彼は198LVになってた

そんなある日のチャットログ

彼『ずっと前から聞きたかったんだけど』

『なんぞ?』

彼『リアル女の子ですよね?間違ってたら申し訳ないんですが』

『ちょwwwwwソースよこせしwwwwwwwwwww』

彼『ネカマプレイしてる時の会話が幼馴染に似てるし明け方になると稀に素になってる・・・気がする』

『・・・言い訳考えるの面倒だから白状するけどその通りだよ』

彼『ま、だから態度変えるって訳じゃないんですけどねwwwwwwww』

『まあゲーム内では性別よりダメージ幾つ出せるかってのが重要ですしwwwwwwwww』

彼『うはwwwwwwwwんじゃ桃豆狩りにいきましょかwwwwwwwwwwww』

『おkwwwwwwwwwwwwリンク移して来るから待っとれwwwwwwwwww』

相方に気を使わせる人間の屑、死すべし。

Conflict

前の私は1年間ひきこもった後学校に行き始めた
・・・と言っても保健室登校的なあれなんだけどさ

一人の先生と出会ってから私は多少変わったと思う
私みたいなダメ人間ともきちんと接してくれた
こんな口調の女だよ?普通地雷だから関わらないでおこうと考える筈なのに先生は話してくれた
会話の内容は日によって違うが専らゲームや機械系、それから人の居る所では話せない様な変な話
私は今までリアルで話題が合う人間なんて居なかったから凄く嬉しかったし半ば友達みたいな物と感じてた

一週間に2日程度のペースで登校して適当に会話して昼過ぎに帰る
こんな生活を秋から年が明ける辺りまでやってたのかな?

先生「高校どうするの?」

「知らん」

先生「君みたいな有望な若者が社会からはみ出して行くのは見てられないよ」

「お世辞は良いから」

先生「お世辞じゃ無いってwww僕が今まで生きて来た中で得た経験?を君は理解してるしね」

「無駄に人生ハードモードだったからね」

先生「進路ってのは君が生きる上での"ついで"でしか無いんだろうけど周囲の人間から見ればそれはとても重要な事だからさ」

「理解してるけど私に高校とか行けると思う?一年半は学校に通って無いから分からないし出席日数的な意味でも厳しいよ」

先生「学校のランクを下げるなら勉強は問題ないだろうけど出席の方は面接とかでカバーしなきゃだろうね」

「学校のランクを下げたら今よりも厳しい環境になるよね?他の人達の会話的な問題で厳しいでしょ」

先生「厳しいだろうけどやる価値はあると思うよ?将来の夢とか無いの?」

「夢を見るのはやめたんだよwww勉強ならどうにでもなるけど人間関係ってのはどうやってもうまくいかないんだよね」

先生「大志は抱かないのねwwww君の場合はもう少し周囲の目を気にしない方がうまく行くと思うよ」

「そんな事言われても会話が致命的に噛み合わないんだからどうしようもなかろうて」

先生「まあ何にしても高校受験ってのは避けては通れない道だから考えとかなきゃね」


こんな話を1月の終わりごろにしてたけど結局最後は親に勝手に決められた
地元の下から二番目の高校で例年倍率が1を超えないのに今年は超えたらしい
今日みたいな日々が永遠に続けば良いと思ってたけど悲しい事に時間は止まってくれない物で

結局勉強してないまま受験に行ったよ
回答率は60%で大体正解してたと思う
次の日には面接
緊張してかんだりどもったりしてこれは落ちたなと思った

結果発表の日に私の受験番号は無かった

帰りの駅のトイレで吐いた

結果は解ってた筈なのに、だ

結果を報告しに学校まで行かなきゃいけなかったけど行けなかった

その後一週間家に引きこもって悩んでたよ
ネトゲをする気にもなれずひたすらベッドで転がってた

突然携帯が鳴って驚いたが表示されてる名前を見てしまった

諦め98%が心の主成分な私は電話を取る

面倒な事にならなきゃ良いけどな・・・

私が2年生になるとまたまたハゲとご対面
此処までは前の私と殆ど同じ道を辿ったけど此処からは本気で人生を変えようと思う

私が率先して学級委員になり私が大体全部の仕事を引き受けた
教師からのセクハラは全てペン型ビデオカメラで証拠を確保した

父が死ぬのは止めなかった
浮気した上に死因がみっともなさ過ぎるから
母親を抑える役が居なくなるがその為に付けた力だし私が力で抑えよう

そして狙って不登校になり教師を家に誘い出して通報した
それに乗じて不法侵入で訴えた
証拠?として"セクハラされてる映像"も差し出した

此処までで私の絶対に変えなきゃいけない分は終わった

私が昔から欲しかった金も物も環境も全て手に入れた

なんだかこれだけの為に7年半も使ったと思うとバカらしくなるよ

これから私はは楽しむ為に生きても良いんですか!?やったー!!!!!!!!!

がっしゅく☆

剣道部の合宿が有ると聞いたのは出発の日の3日前だった
まあ準備したけどさ
一泊二日で温泉宿に泊まるらしい


K君「先輩準備出来ましたよー」

「毎度すまんねー」

この子は私を慕ってくれてる後輩のK君
惚れてるってより姉的な目で見られてる気がするから良い子なんだろうけど若干抜けてる
女子のコミュニティにもきちんと参加はしてるしそれなりに仲も良いと思ってるけどやっぱり会話するなら男との方が楽しい
帰宅もC君やK君と一緒にする事がもはや普通になってる
この年頃の女ってのは明確な敵を作りたがる傾向にあるからもしもの為に中立的な人間(私)を用意してる訳ですが

K「どうかしたんですか?」

「部員と先生と保護者で旅行とか嫌な予感しかしないんだけど大丈夫なのこれ」

K「大丈夫じゃなくても先輩なら大抵どうにかしてくれるでしょ?」

「私は万能人間じゃないんですが」

K「え?マジ?」

「似非敬語やめーやwwwww」


そんな感じで朝5時30分に出発
秋も終わりに近づいてるしこの時間帯は寒い

温泉街に着いてホテルにチェックインした後で防具その他を持って近所の学校に練習試合に行った
相手は九州大会に出る程の強豪だったらしいけど田舎だし新入部員に恵まれず潰れかけてるらしい
でもやっぱ強かったです(こなみ)

ホテルに帰って私たちに部屋割りを発表するとの事だった

H先生「男子の一年と女子の2年を大部屋で組んで他は学年性別毎に別れろ」

「先生納得できません」

H「予算の関係でこうなりました(小声」

「あっ・・・(察」

「ほらみんな働けwwww部屋まで荷物移動してからそのまま夕食らしいどーwwwwwww」

C君「うぇーいwwwwwwwおまえら動けwwwwwwwwww」

無口さん「二人だけしか居ないで男子の後輩まとめられる?」

「任せて貰えれば余裕だから遊んでて良いよー」


K「先輩が任せてってよwwwwwwwww」

「殺すぞ?」

K「ごめんなさい(′・ω・)」

T君「怒られてやんのwwwwwwwww」

「あ?」

T「」

と、まあこんな感じで部屋に着いてまたまた驚いたのはベッドが4個で全然大部屋じゃないって事
ファミリータイプの部屋を大部屋とか言うのやめーや

夕食を食べたら次は風呂らしい
バカみたいに食べて吐きそうになってるのを無視して後輩2匹とむっちゃんを動かす

K「吐く」

「嘔吐プレイはNG」

下ネタなんかも飛ばしながら風呂へ直行

「一応鍵は私が持ってるから集合時刻を決めようか」

T「1時間半で良いですよね?」

K「せやな」

「んじゃ今から一時間半後に此処で集合ね」

久しぶりに浸かる温泉は結構気持ち良い
一緒に入ってたむっちゃんは40分でダウンしたけど私は結局時間ギリギリまで入ってた

集合場所に行くと仲良く3人浴衣で話してる

K「可愛いよね」

T「すっげえ可愛いし性格も良いじゃん?でもなんか別次元過ぎてなwwwwwww」

む「不思議オーラ全開だよね」

K「無口さんがそれ言っちゃ(アカン)」

聞いてたけどスルー安定だよね
手を振りながら近づいて一言

「んじゃ部屋に戻りますか・・・他にやることのプランとか有る?」

K「カラオケ行きませんか!!!!!!!!!!!!」

『私は良いけど』『先輩が行くなら僕も』『みんな行くなら・・・』

K「決定でよかですか」

「はい」

流れでカラオケに行く事になった
私はこの日の為に練習しとったんじゃ

他の部員も呼んでみんなで行く事になったけどまあ楽しいから良いよね
13人の4時間パックで取って日付変更寸前まで歌うらしい
緊張し過ぎてやばい

なかなか上手に歌えたらしく結構な高評価
って言っても歌ったのはvocaloidの有名な曲で点数も取りやすい奴だったんだけどさ

C「うめえwwwwww流石にこれはワロタワwwwwwww」

K「先輩歌も出来るんですかwwwwwやっぱ完璧人間じゃないっすかwwwwwwwwwwww」

T「先輩がこの曲知ってる事の方が驚きなんですがこれはwwwwww」

「次の人あくしろよ」

照れる
次はむっちゃんでイメージに似合わないロック系のらしい

K「認識を改めます」

C「上手なんだろうけどイメージと違い過ぎた」

T「oh...」

「まいけみすとりーろまんす?」

む「知ってる人居て良かったー」

CがAKDの曲を歌ったりKが音痴だったりとなかなか面白い一面を見られて楽しかったと思う
カラオケも終わって部屋に戻る流れっぽいから一時撤退
部屋に着くとむっちゃんは倒れてそのまま寝てしまった
どうやら今日は長い事喋り過ぎて疲れたらしい

K「トランプでもします?」

T「疲れたからちょっとだけなら」

「んじゃやろうか」

3戦終わった辺りでTが抜けて気がつくと起きてるのはAと二人だけになってしまってた
突然Aが切り出す

K「先輩って好きな人とか居るんです?」

「え?」

K「先輩って可愛いですからやっぱ気になるじゃないですか」

「K君だよ?」

K「は?冗談ですよね?」

「冗談だけど?」

K「ビックリした・・・流石にその手のはやめてくださいよ・・・本気にしちゃいますよ?」

「本気にしてくれるなんて嬉しいなwww私は好きな人は居る人の気分がわかんないんだよねwwwww」

K「あー・・・」

「告白とかナンパとか何度もされたけど私自身に好きな人が出来た事は無いんだよね」

K「なんで?なんて聞くのも僕には理解出来そうにないからやめときますかね」

「自分でも理解出来ないんだよwwww」

K「喉乾いたし下のコンビニまで散歩に行きます?」

「デートのお誘いかな?wwwミルクティーでも買いに行こうか」

部屋を出る時に一言

「朝まで帰って来ないからいちゃつくならご自由にwwwww鍵は玄関に置いとくね」

K「あの二人って起きてるんです?」

「さあ?」

ロビーで近くのコンビニの場所を聞いてからホテルを出る
往復20分くらいらしいから話しながら行けばすぐ着くでしょ

K「先輩ってなんかちょっと他の人と違いますよね」

「突然の厨二的な発言はNG」

K「冗談じゃないんですけどwwwwwちょっと雰囲気が違うって言うか・・・」

「私も色々苦労したからね」

K「なんか一歩引いて見てる感じはありますよね」

「やっぱわかる?同年代の人と致命的に会話が合わないんだよね」

K「じゃあ僕は?話を聞いてる限りだと僕もその会話が合わない人に入ると思うんですけど」

「なんていうかなwww弟みたいな感覚で扱ってると自然にこうなってね」

K「先輩ってほんとに中学生?なんかもう大人のそれと変わらない様な気がするんですけど」

「私は子供だよ?お、コンビニみっけ」

コンビニに入ると店員はちょっと驚いた後で『いらっしゃいませ』と声を出した
浴衣でこんな時間に男女が二人とかどんな目で見られるやら
ミルクティーとジュース2本と軽食を買って外に出る
K君はジュース一本とお菓子を結構な量買ったみたいだ

K「このまま何処かに遊びに行きません?眠気が吹っ飛びました」

「最悪帰りの車で寝られるから遊びに行こうか」

私たちはそのまま夜の温泉街を散歩する事にした
15分近く駄弁った後で唐突にAが

K「僕は先輩の事が好きですよ?冗談でもなく恋愛感情的な意味で」

「普段のK君を見てたらなんとなくそんな気はしてたよ」

K「度胸が無いから言いだせなかったんですよね」

「君の事は確かに好きなのかもしれないけどこの気持ちがどんな物なのか分からないから返答に困るなー」

K「返事を下さいとは言えませんけどねwwwwもしお付き合いが出来なくても今まで通りの関係で居てくれるなら嬉しいです」

「多分私は長考した挙句に微妙だがまあ及第点って失礼な事を思いながらokと回答するんだろうね」

K「傷つきますねwwwwww」

「自分を納得させるための理由が欲しいんじゃないかな」

K「気持ちはわかります」

「なんだか良く分からないから先に返答しておくよ」

「君の事を恋人として好きになる様に努力する、それでも良いなら付き合って貰える?」

K「先輩らしいじゃないですかwwwこれからもよろしくお願いします」

勢いでokしちゃったけど恋愛って物は全く分からないからこれから苦労するんだろうな・・・
ま、良いかwwwはっきりしないのは嫌いだしK君は結構かっこいいからね
K君の手を握ってホテルまでの道を駆ける
なんだか生きて来た中で一番気分が良い
幸せなのかな?

ホテルに戻るともう4時で走ったからか汗ががが

K「温泉入りに行きます?」

「混浴ですか!?・・・そんな顔しないでよwww汗まみれだし温泉にでも浸かって休もうか」

K「今度は1時間くらいで良いかな?」

「一時間後にここでね」

温泉に入るとむっちゃんを発見

む「さっきはごめんねー・・・」

こいつマジで寝ずにいちゃついてたのか

「ま、まあそんな気はしてたし気にしなくて良いよ」

む「K君とは何か有った?」

「多少話した程度で他には何も」

む「手繋いでたじゃんwww」

「見られてたの」

む「本当にそうなの?カマ掛けてみただけなんだけど」

「してやられたなこりゃwwww」

む「他の人には言わないから安心してよー」

30分もせずにむっちゃんは出て行き更に30分後に風呂から上がるとA君が居た

K「部屋に戻りましょうか」

「もう5時過ぎだしね」

部屋に帰る前に私は彼にキスした
真っ赤になってたけど本当は帰りに通りかかった公園で最後までしようと思ってた事を伝えるともっと赤くなってしまいました
急過ぎるとか言ってたけど気にしないで抱きつく
薄い本とかSSでこんなシチュ有るけどこういうの大好物ですしおすし

帰りの車で偶然座ってた席が隣だったから寄りかかって寝る事にした
起きた時とか周りの人がびっくりするだろうけど・・・まあ良いか

3年目

私は3年2組になったらしい
男も女も性格が良いと言える人は集まって無かった

F先生「学級委員やった事有る人居ますか?」

正直に手を上げると勝手に学級委員になってた
生徒会に担ぎ上げられるよりはマシだけどこれは酷い
部活では副部長になっちゃったし役割多くないですかね

毎日朝5時30分に起きて準備と身支度を終わらせて家を出るのが6時40分
朝7時に学校に着き朝練習して解放されるのが7時50分
それから学級委員の雑務っぽい物をやって教室へ行き授業を受ける
夕方に学校が終わるとまたまた部活が有って解放されるのが7時ちょっと前
家に帰りついたら夕食を食べて風呂に入る
SkepyでK君と通話しながら課題を片付けてその後ネトゲ

これが毎日って辛くないですか
就寝時間毎日日付変わるちょっと前ですよ死にます

休日?大体部活で潰れるしもし有ってもネトゲか家族付き合いで(ry

過労死余裕でした^^b

でも忙しい毎日を楽しめてるから私は十分幸せなのかな?

凄まじい(ry


私は2週目でもネトゲの中で彼に連絡を取った
いきなり話しかけて人違いでしたが何かの縁なんでフレンドになりませんか?とかなり適当だったけどね
今回も彼とは仲良くなって適当な関係を保ちながら一緒に遊んでた

そんなある日のチャットログ

彼『ずっと前から聞きたかったんだけどさ』

『なんぞ?』

彼『リアル女の子ですよね?間違ってたら申し訳ないすけど』

『そっちのリアル知人と口調が似てたかな?作り込みが甘かったかも』

彼『なんで分かったんですか!?まあだからなんだと言う訳じゃないすけどねwwwwww』

『扱い変えられたらこっちが困るんですがそれはwwwww』

彼『うはwwwwwチョンテ周回行きましょかwwwwwwww』

『了解wwwww装備持って来るから待っとれwwwwww』



デジャブ(仏: deja-vu:英語 already seen「既に見た」の意味)

だいたいこいつのせい


2週目の私は身体も完璧で知識も学力もほぼ最高値まで上げられた
家族の関係も友達も恋人も何一つ不自由なく文字通り完璧
受験も成功して地元最難関って言われてる高校にも合格した
私は幸せだと心の底から言える


今日は2014年3月30日
私は不快な眠気と共に夢から覚めるとそこは昔見た真っ暗な自室
喉が渇いてジュースを買いに外に出るとそこには猫が居た
7年前に見た猫が

猫「久しぶりだね」

「やっぱり喋るのね」

猫「猫がしゃべっちゃいけないなんて誰が決めたの?」

「で、何の用?面倒だから手短に頼みたいんだけど」

猫「君はこの世界で上手に立ち回り過ぎたんだよ」

「え?」

猫「今から人生ハードモードでもう一回やり直して貰う」

「戻って来れるの?」

猫「さあ?上司の指示に従ってるだけだからなんとも」

「そんな話受けるわけ無いでしょ」

猫「強制的に飛ばしても良いって許可出てるから早速飛ばすよ」

「ちょ、ちょっと待ってよ」

猫「ノンストップでお送りしておりまーす」


一切の文句を受け付けて貰えずに私は3週目に突入する
私の願いがすべて叶った完璧な世界に別れを告げて私は飛ぶ
最後に猫が呟いた一言はとても頭痛が痛くなる様な一言だった


『良い夢は見られたかい?』


私は目覚める

7年前と同じ場所で

今回は身体の感覚が違った

どうやら"私"から"僕"に変わったらしい

それからの毎日は本当に酷い物だった
口から出て来る言葉が自分の思ってる事と全く違ってるってのがまたね
自分の顔の面影は残ってるがやはり男ってだけでやる気が失せる

家族にも変化が有った
姉の顔が前のと全然違う顔になってた
弟が妹に変わってた
しかも二人共顔の造りは下方修正されてて以前の魅力は全く無くなってる
両親の関係も拗れてるし学校では嘘吐き呼ばわりされて虐められる
口から出まかせで過ごしながら小学生を終えた頃には性格の悪いクソガキが出来上がってた

"過去の栄光は未来への道を踏みつぶす"と何処かで聞いたがまさにそれが起こってるのが今の世界

私は自分が優れてると思ってるから周囲の子供を見下して適当にあしらおうと嘘を吐くと孤立する
両親も前回はうまく行ってるからと放置すると悪化
引っ越しをしてからも当然上手くは行かなかった

部活はK君は消えて代わりに後輩の女の子が一人増えてた
同級生の女子に不細工で性格の悪い奴も増えててそいつから必死に後輩を守ろうとしたけど私には無理だったらしい
せめて変わった後の子くらい守ってあげられれば良かったんだけどね

父親が死んで更に精神的に余裕が無くなって自宅に籠ったら教師が押し入り
それすら止める事も出来ずに泣く事しか出来なかった

引きこもってからはずっとネトゲに打ち込んで誰にも負けないペースで実装される物等の記憶を辿って狩りや金策
彼とも会って二人で適当に遊んだりしたけどやっぱり以前ほどの楽しさは感じられない

1週目でお世話になった先生と話してみたりしたけどやっぱり気分は晴れなかった
そして受験のシーズンが来て私は一週目と同じ地元で下から二番目の高校を受験した
結果はお察しの通り不合格

私はまた失敗したんだよ

僕は?俺は?この際そんな事はどうでも良い
ひょっとしてこの先良い事は無いんじゃないのか?
やり直せばやり直す程酷い事になるんじゃないのか?
これからも悪い方向に転がり続ける?

私にはもうやり直すだけの気力が無かった

2014年4月10日


目を覚ますと部屋の中が真っ暗で机の明かりが無ければ何も見えない
夜は好きだけどここまで静かだと何か起こりそうで怖い

まだ睡眠中の頭を起こす為にまた近所の自販機までジュースを買いに行く事にした
服は幸いそのまま外に出ても変では無い様な格好だった為そのまま出る事にする

家を出て最初の角を曲がった辺りで奇妙な視線を感じる
見られてる感覚は有るが誰の視線なのかはわからない

「申し訳ないがホモはNG」

剣道キック食らわせてやるぞ変態糞土方

次の角を曲がった時鈴の音が聞こえた

「デジャブ(仏: deja-vu:英語 already seen「既に見た」の意味)」

次の角は曲がる前に結果が分かってしまった

「まーたお前か」

猫「こんばんは」

「・・・」

猫「猫が喋っちゃいけないなんて誰が決めたのさ」

「黙ってるのになんで勝手に話してるんですかね」

猫「突然だけど人生を半分やり直す気は無い?」

「これ以上面倒事は御免だよ」

猫「本当に良いの?君の残念な人生をやり直せるかもしれないんだよ?」

「"過去の絶望は未来を生きる者の足枷になる"今考えたんだけどこんな理由だよ」

多分もう一回やり直してもこの終わり方になる事を恐れてまともに行動出来ないだろうからね

猫「これで聞くのは最後だよ?本当に良いんだね?」

「そこまで聞かれると悩んじゃうなwww」

くっさいセリフ言うのも嫌なんだけどな

「でもこれは私の決めた事だから」

「それにそろそろ未来を見たいんだ」

猫「未来?君はこんな絶望的な中で希望を持てるの?」

「希望?そんな物無いよ」

「ただもうそろそろ人生を振り返る事を終わらせたいんだよ」

「私はこれから先何が起こるのかがとても気になるし楽しくない事も理解してるつもりだよ」

「でも無限に同じ時間をぐるぐる回るのは飽きるじゃん?」

猫「なるほどね」

猫「それじゃあ僕は帰るよ」

チリンと鈴を鳴らして猫は何処かに帰って行く

私は猫の背中に向かってこう吐き捨てた

『じゃあね猫さん』

『もう二度と会わない事を心の底から願ってるよ』

見切り発車で書き出してクッソ眠い時に書いてたりもしたから無茶苦茶になってる所もありますが取り敢えずこの辺で終わりにしときます

この世界は不思議現象で溢れてるし俺もそのいくつかに遭遇しましたがなかなか面白い物もあったのでそれを一つだけ文章にしてみました
私が体験したのはつい先日ですがもっと昔から体験されちゃってる方も居るんじゃないかな?私視点からしか書けてない理由はそれなんですが
7割くらい実話のもじりですゆえリアルでそんな人知ってる!!!って人も居るかもしれませんが言わないでもらえると嬉しいです
取り敢えず次は男女二人でタイムリープか二重人格の話でも気まぐれに書こうかなーと思ってます

最後まで見てくれた方ありがとうございました

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