シンデレラジオの続編です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396792245
杏「ラジオネーム『アプサラス』さんからだよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
3月26日、シンデレラジオを聞く。
50回目の記念放送という事で、あの3人組がゲストに来ていた。
そう、小室、宇都宮、木根のズッコケ3人組だ。
3人は登場するや否や、聞いてもいない過去を語り始め
「あの頃は良かった」とか「あの時代に戻りたい」とか言いながら泣き始める始末。
他にも、番組中に杏ちゃんの携帯で勝手に出前を取ったり
小梅ちゃんの事をKEIKO、輝子ちゃんの事をマークパンサーと呼んだりメチャクチャ。
結局、50回記念の放送らしい事を何もしないまま
実家の畑で大きな白菜が採れたことを自慢して帰っていく3人。
杏ちゃん、ヤツらをゲストに呼ぶのはもうやめよう。
――――――――――――――――――――――――――――――――
杏「そうだね」
杏「杏」
輝子「輝子…」
小梅「小梅の…」
小梅「シ、シンデレラジオー…!」
輝子「シンデレラジオォォーー!!ヒャッハァ!」
杏「シンデレラジオ~…ふわぁ」
小梅「始まりました…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、第52回目…です」
小梅「この番組は…CGプロのアイドルの、最新情報を…お届けしたり」
小梅「ゲストを呼んで…お話したりする、番組です」
小梅「パーソナリティは…私、白坂小梅と」
杏「双葉杏と~」
輝子「星輝子…の3人で、お届け…するよ、フヒッ」
杏「52回目だよー」
杏「さて、どこからツッコもうか」
輝子「フヒヒ…ツッコみ所が多すぎるね…」
小梅「ほ、殆ど…嘘ばっかり…」
杏「50回目っていうのと、3人組っていうとこしか合ってないね」
小梅「こ、小室さんって…千奈美さんのことかな…と思ったけど…」
小梅「う、宇都宮さんと…木根さんは…いないから…違う…?」
杏「多分、全く別の3人組なんだろうね…誰なんだよホント」
輝子「登場して、いきなり泣き始めたら困るね…フヒヒ」
杏「放送中に、こっちが知らない事で勝手に泣かれても困るよね」
輝子「私…マークパンサーなんて呼ばれた事ないよ…フヒッ」
杏「全然意味が分からない」
小梅「ど、どうやったら…こんなに、嘘ばっかり書けるのかな…」
杏「尊敬しちゃいけないけど尊敬するよね」
杏「本当にゲストにこんな事されたらもう来るなって感じだけど」
杏「実際は卯月達が来て、凄く盛り上がったからねー」
輝子「6人もいると…凄いね…」
小梅「あ、愛海さんと…真奈美さんと…清良さんの時も…」
杏「あの時はフェスもやったからねー。7人以上になると収拾付かなくなりそうだけど」
輝子「フヒ…それだけ人数がいたら…私、喋れない予感…」
小梅「わ、私も…」
杏「さて、今週もスペシャル月間ということでゲストを2人以上呼んでお送りするよー」
小梅「せ、先週は…晶葉さんと…ライラさんが来てくれたね…」
輝子「ロボット相撲…面白かったね」
杏「よくロボットとか作れるよねぇ」
小梅「う、うん…凄いよね…」
輝子「本当に…巨大ロボとか作るかもしれない…フヒッ」
杏「765プロさんの所の、『無尽合体キサラギ』みたいなヤツ」
輝子「フヒ…凄い事になりそうだね…」
小梅「だ、誰かをイメージした…ロボットを作るの…?」
杏「パーフェクトメイドロボ・ノアニャンみたいな感じで」
輝子「フヒヒ…強そうだな…」
杏「パイロットはみくとアーニャ」
小梅「て、敵の…ロボットは…?」
杏「疑惑の宇宙人ウサミンのウサミンロボ」
杏「パイロットは勿論親玉のウサミン」
輝子「ネコと…ウサギの対決だね…」
杏「制作費は勿論桃華もち」
小梅「い、いつもの…」
杏「スポンサー付けばちょっとは負担減るだろうから大丈夫大丈夫」
輝子「フヒ…これなら本当に面白そうだから…スポンサーもつくかも…」
杏「で、今日の放送なんだけど、実は、いつものスタジオじゃなかったり」
小梅「そ、そうだね…」
輝子「フヒ…ここは…ボウリング場……」
杏「もう、察しの良い皆なら今日のゲストが誰か分かったと思うけど」
小梅「わ、私も…今日は…誰が来るか分かったよ…えへへ」
輝子「場所が…最大のヒントだな…フヒッ」
杏「ボウリング場なんて初めて来たよ」
小梅「わ、私も……」
輝子「な、なんとなく…リア充のイメージ…」
杏「あー…まぁ、そうかもしれないね」
小梅「ちょ、ちょっと…落ち着かない…」
輝子「私達と…スタッフさんしかいないのが救いだね…」
杏「どんだけリア充空間が苦手なんだ二人とも…。私も別に得意じゃないけど」
杏「むしろ、自分の家以外の場所にいると疲れるし」
輝子「フヒヒ…杏さんは家が大好きだからね…」
杏「家でだらだら最高ー」
小梅「あ、杏さんの家で…ラジオ…?」
杏「杏、家にまで仕事は持ち込まない主義なんで」キリッ
輝子「フヒ…上手く逃げたね…」
杏「さてさて、そんな感じで早速ゲストを呼んじゃおう~」
輝子「今日のゲストは…誰だろうね…フヒヒ」
小梅「じゃ、じゃあ…今日の…ゲストを、呼ぶね…」
小梅「今日の…ゲストは…この方です…」
I will follow you あなたに追いてゆきたい~♪
I will follow you ちょっぴり気が弱いけど~♪
素敵な人だから~♪
心の岸辺に咲いた赤いスイートピー♪
杏「あぁ、うん、この感じ、間違いないね」
小梅「な、なんとなく…聞いた事…ある気がする…」
輝子「私も…聞いた事あるような…」
蓮実「こんにちは!」
愛結奈「はぁい♪」
杏「二人ともやっほー」
小梅「蓮見さんと…愛結奈さん…こんにちは…」
輝子「フヒ…ようこそ…」
蓮実「今日のゲスト出演、とっても楽しみにしてました!」
愛結奈「私もよ」
杏「おー、嬉しいね。ちなみに、さっきの曲はやっぱり知ってるの?」
蓮実「勿論です。私の憧れの人ですから!」
愛結奈「でも、世代的には違うと思うけど…あ、お母さんの影響とか?」
蓮実「そうなんです。母が昔のアイドルが好きで、私もその影響で…」
愛結奈「なるほどね」
杏「菜々さんもそれぐらいの世代だよねぇ」
愛結奈「…ん?」
蓮実「えっ?」
輝子「フヒヒ…隙あらば菜々さんをネタにするね…」
小梅「ね、年齢とか…世代とかの話になると…い、いつも…」
杏「いやー、ついつい」
蓮実「あ、あの、いいんですか…?」
杏「ん?あぁ、大丈夫大丈夫。いつも弄りまくってるから」
愛結奈「菜々も大変ねぇ」
杏「さてさて、ツイッターの方は…」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮実ちゃんきたあああああ
――――――――――――――――――――――――――――――――
親衛隊のワイ歓喜
――――――――――――――――――――――――――――――――
愛結奈姉さんオッスオッス!
――――――――――――――――――――――――――――――――
スーツ事件すき
――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮実「親衛隊の方も聞いてくれてるんですね、嬉しいです♪」
杏「実際、誰が来るかは直前まで秘密だから」
杏「毎週聞いてないといつ誰が来るか分からないからね」
愛結奈「スーツ事件って何かしら?」
杏「ほら、あの、スーツ姿でプロデューサーを攻めたっていう」
愛結奈「あぁ、アレね…って、なんでこんなに広まってるのよ!?」
杏「多分、みんな知ってると思うよ」
小梅「わ、私も…知ってる…」
輝子「私も…」
蓮実「私も、噂には…」
杏「大丈夫大丈夫。みんな誤解だって分かってる上で楽しんでるから」
愛結奈「それはそれで恥ずかしいわね…」
杏「じゃあ、2人とも、改めて自己紹介よろしくー」
蓮実「わかりました!みなさんこんにちは、長富蓮実です。今日はよろしくお願いします♪」
愛結奈「はぁい、浜川愛結奈よ。今日はヨロシクね♪」
杏「さっきも言ったけど、今日は都内某所のボウリング場からお届けしてるよー」
愛結奈「いいわね、この雰囲気。ワタシ大好きよ」
蓮実「私もです。ワクワクしますよね」
輝子「フヒ…なんというリア充」
蓮実「えっ…リアジュウ?」
愛結奈「別にボウリング好き=リア充って事はないと思うけど…」
杏「みんなでワイワイやるイメージが強いからじゃないかなぁ」
蓮実「私はたまにですけど、1人で投げる事もありますよ」
小梅「えっ…ひ、1人で…?」
蓮実「はい、集中したい時とか、本気で良いスコアを狙いたい時は1人で投げますね♪」
杏「ガチじゃないですかー!」
愛結奈「やるわね蓮実…」
蓮実「ボウリングは遊びでもありますけど、スポーツでもありますから!」
輝子「た、多分…後で対決するんだよね…」
杏「勝てる要素が何一つないんだけど」
小梅「ど、どうしよう…」
杏「じゃ、そんな感じで小梅提供よろしく~」
小梅「あ…う、うん…じゃ、じゃあ…提供、言うね」
小梅「え…えっと、杏・輝子・小梅のシンデレラジオ」
小梅「この番組は…因幡探偵事務所の提供で、お送りします…」
杏「ついに探偵事務所までスポンサーに」
小梅「あ、新しい…」
杏「秘密結社がスポンサーになるぐらいだからねぇ」
蓮実「ひ、秘密結社?」
愛結奈「よく分からないけど、凄いのね」
輝子「い、いってみよー…フヒ」
晶葉『ライラロボ、発進だ!』
ライラ『ライラライライライ♪』
杏『ライラボイスだー』ポチッ
ライラ『ラーーーーーーイ♪』
小梅『う、うわー…』ドカーン
輝子『やられたーー…』ドカーン
杏『杏』
輝子『輝子』
小梅『小梅の』
杏・輝子・小梅『シンデレラジオー!』
小梅「今回は…ゲストに、蓮実さんと、愛結奈さんが…来てくれてるよ」
蓮実「よろしくお願いします!」
愛結奈「よろしくね」
杏「完全にライディーン」
蓮実「ふふ、面白い劇でしたね」
愛結奈「小梅と輝子は悪役なのね」
小梅「えへへ…や、やられちゃった…」
輝子「フヒヒ…仕方ないね」
小梅「え…えっと…こ、今回も…ゲストへの…質問メールが、沢山来てるよ…」
蓮実「ありがとうございます!」
愛結奈「張り切って答えていくわね」
杏「それじゃ、メール紹介していくよ~」
杏「ラジオネーム『チュパカブラ』さんからだよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮実ちゃんに質問です。
缶切りがない時に、やむを得ずチェーンソーで缶を開けた事はありますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮実「…えっ?」
愛結奈「え?」
杏「みんなチェーンソー好きだねぇ」
小梅「わ、私も…好き…」
輝子「フヒヒ…小梅はホラー的な意味でだよね…」
小梅「うん…えへへ」
杏「どう、蓮実?チェーンソーで開けた事ある?」
蓮実「い、いえ、ないですけど…」
杏「あー、やっぱりそうかぁ」
愛結奈「どういう質問なのよ、これ…」
杏「缶切りがないのにチェーンソーはあるってどういう状況なんだろう」
輝子「わ、分からないね…」
小梅「缶詰の中身…ぐちゃぐちゃになりそう…」
愛結奈「缶詰をチェーンソーで切るのって危ないんじゃないかしら」
杏「火花とか凄い飛び散りそうだよね」
杏「次ー。ラジオネーム『星照子』さんからだよ」
杏「あれ、輝子の姉妹?」
輝子「知らないですね…フヒヒ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
愛結奈さんに質問です。
楽屋にお札をビッシリと貼り付けてやりたいアイドルは誰ですか?
――――――――――――――――――――――――――――――――
愛結奈「ちょっと、さっきから質問がおかしいわよ?」
輝子「フヒヒ…いつもの事なので…」
愛結奈「そ、そうなのね…」
杏「これ、おふだかおさつで迷ったけど、おふだでいいんだよね?」
小梅「お、お札…貼るの…ホラーっぽい…」
蓮実「古い旅館とかに泊まると、部屋に貼ってある事があると聞いたことが…」
杏「あー、あるらしいね」
愛結奈「できればそういう場所には泊まりたくないわね…」
小梅「わ、私は…泊まってみたい…!」
杏「いわくつきの部屋に小梅が一晩泊まってみる番組か」
小梅「お、面白そう…!」
愛結奈「大丈夫なのかしら、それ」
輝子「小梅なら…大丈夫…?」
蓮実「おふだも怖いですけど、おさつが貼ってある部屋ってのもなんだか居辛いですね…」
杏「成金っぽい」
杏「これはラジオネーム『ロハスばばあ』さんからだよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮実ちゃんに質問です。
寝ている麗奈ちゃんのお凸にピーナッツバターを塗るバイトをした事はありますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮実「あ、ありませんよ!?」
杏「一体誰がそんな仕事を斡旋してくるんだ」
輝子「フヒヒ…謎のバイト過ぎるね…」
愛結奈「これで給料が出るのが謎よね」
小梅「お、おでこに…ピーナッツバター…」
杏「誰かに舐められそうだよね」
蓮実「舐めちゃうんですか…?」
杏「あ、いや、人間じゃないよ?ほら、ペットくん達に」
蓮実「あっ…そ、そうですよね」
杏「麗奈のお凸舐めるアイドルがいたら面白すぎるよ」
愛結奈「それはちょっと噂になりそうねぇ」
杏「麗奈のお凸を舐めそうなアイドル」
小梅「う、うーん……」
愛結奈「名前を言っちゃっていいものなのかしら」
蓮実「そうですね、変なイメージを植えつけてしまうのも…」
杏「これ、そういうコーナーだから言いたい放題言っていいよ」
蓮実「そ、それはちょっと…」
杏「ラストー。ラジオネーム『686』さんからだよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
愛結奈さんに質問です。
ティッシュ配りをしている人に、ティッシュのお返しに牡蠣を渡した事はありますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――
愛結奈「ないわね」
杏「ティッシュ配りの人も困るよね。お返しに牡蠣渡されたら」
小梅「そ、その牡蠣も…配る…?」
杏「あー、で、牡蠣のお返しにまた何か別の物を貰って…」
蓮実「わらしべ長者ですね…」
輝子「ティッシュ配りの人がティッシュ以外の物を配るのか…フヒヒ」
杏「通行人も何事かと思うよね。皆はティッシュ貰ってるのに、自分だけ牡蠣を渡されたら」
愛結奈「殻ごと渡されるのかしら…」
蓮実「そうですね、中身だけっていうのも…」
杏「わらしべ長者的に、牡蠣の次は何になるかな」
小梅「魚…かな…?そ、その次は…」
輝子「つ、釣り竿…とか…。次は…」
蓮実「うーん、ボート…?その次は…」
愛結奈「ボートの時点で結構凄いと思うけど…そうね、豪華客船とか!」
杏「ティッシュが豪華客船になったよ」
輝子「フヒ…わらしべ長者恐るべし…だね」
杏「質問メールはこんな感じかな?」
蓮実「えっ、終わりですか?」
愛結奈「本当に変な質問しかなかったわね」
蓮実「アイドルは、こういう質問もされるんですね…!」
愛結奈「いや、絶対違うわよ!?」
杏「蓮実が悪い影響を受けている」
愛結奈「いやいや、元凶は杏達じゃない」
杏「リスナーが送ってくるから仕方なく読んでるだけなんだ、杏は悪くねぇ!」
輝子「フヒ…本音は…?」
杏「めっちゃ楽しい☆」
小梅「しょ、正直…だった…」
愛結奈「その正直さには感心…していいのかしら…?」
杏「杏はいつも正直でとっても良い子だよ」キラキラ
蓮実「自分に正直なのは、とても良い事だと思います」
杏「だよねー。いやー、分かってくれる人がいて嬉しいよ」
愛結奈「正直なのはまぁ、認めるけど…良い子…?」
杏「あれっ」
杏「さて、次はこのコーナーいくよー。『ブラックシンデレラ』~」
杏「普段アイドル達が絶対に見せることのない、危険な一面を妄想したものを紹介していくよ」
蓮実「アイドルの危険な一面…ですか?」
杏「簡単に言えば、アイドルに変なイメージを勝手に植え付けるコーナーだよ」
愛結奈「問題だらけのコーナーじゃない」
杏「ウチの看板コーナーだよ」
輝子「フヒヒ…酷い看板だよね…」
杏「綺麗な看板にスプレーでメチャクチャに殴り書きしたような看板」
小梅「た、たまに…見かける…」
愛結奈「酷い看板ねぇ」
杏「色んなアイドルのラジオで、みんな可愛らしい看板を掲げてるのに」
杏「ウチだけ、デモ行進の看板か何か?みたいな看板を振り回してるんだよ」
輝子「め、目立つね…」
蓮実「確かに、凄く注目されそうですけど…」
杏「まぁ、ちょっと身内に犠牲になって貰うだけだよ」ニッコリ
愛結奈「さらっと笑顔でとんでもないこと言うわね」
杏「なぁに、かえって免疫がつく」
小梅「つ、つくのかなぁ…?」
杏「というわけで、今週もどんどん紹介していこう~」
杏「ラジオネーム『クーリッシュ』さんから」
――――――――――――――――――――――――――――――――
荒木比奈が、春一番の事をサンタナと呼んでいる!
――――――――――――――――――――――――――――――――
珠美『ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?』
蓮実・愛結奈「!?」
杏「日本なのに、メキシコに吹く熱風なのか」
小梅「メ、メキシコ…?」
杏「サンタナはメキシコに吹く熱風って意味だって荒木先生が言ってた」
輝子「フヒ…あ、荒木先生…って事は…ジョ、ジョジョ…?」
杏「そうそう」
輝子「ジョジョは分からないけど…杏さんが、比奈さんの事を荒木先生って言うから…覚えた」
小梅「わ、私も…名前、だけ…」
杏「荒木先生は偉大だった」
愛結奈「それより、さっきの悲鳴は何!?」
蓮実「珠美ちゃん…ですよね?」
杏「そだよー。前、珠美にドッキリしかけて、その時の悲鳴を使ってるの」
愛結奈「どういう発想をしてるのよ…」
蓮実「す、凄いですね…」
杏「ゲストがみんな驚くから面白い」
愛結奈「驚かない方がおかしいでしょ!」
杏「ラジオネーム『西の侍』さんから」
――――――――――――――――――――――――――――――――
冴島清美が、売り物の洗濯機で洗濯している!
――――――――――――――――――――――――――――――――
珠美『ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?』
杏「ダメだよ」
小梅「お、怒られちゃう…」
愛結奈「超☆風紀委員らしからぬ行動ね」
輝子「せ、洗濯物を…お店に持っていくのか…」
杏「凄い根性だよね」
蓮実「洗濯物はあまり他の人に見られたくないと思うんですけど…」
愛結奈「他のお客さんがいる中、堂々と売り物の洗濯機で洗濯してるのかしら」
杏「洗濯してる間は、マッサージチェアで寝てるよ」
輝子「フヒヒ…く、寛ぎ過ぎ…」
杏「家電量販店を自分の家か何かと勘違いしているのかもしれない」
小梅「れ、冷蔵庫とかも…勝手に使ったり…?」
輝子「テ、テレビ…見たり…」
愛結奈「ところで、他の家電はともかく、洗濯機って水はどうするの?」
杏「テストで動かしてるヤツに、勝手に入れてるんだよ、きっと」
愛結奈「自由すぎるでしょ…」
杏「ラジオネーム『ソルティ』さんから」
――――――――――――――――――――――――――――――――
天気予報で、小日向美穂の家だけ、鯖のマークが付いている!
――――――――――――――――――――――――――――――――
珠美『ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?』
杏「美穂の家に鯖が降るの?」
蓮実「天変地異…!」
愛結奈「美穂の家の天気を伝える天気予報ってなんなのかしら…」
杏「ピンポイント過ぎるよね」
杏「朝の天気予報で、今日の小日向家の天気は鯖、ところによりマグロとかいうんだよ」
輝子「フヒヒ…マグロも降って来るのか…」
小梅「さ、魚が…たくさん…」
愛結奈「七海は喜びそうね」
蓮実「でも、危なくて外に出れないんじゃ…」
杏「確かに、傘差しても傘ごと持っていかれるよね」
輝子「家にも…被害が出そうだな…」
小梅「や、屋根とか…壊れちゃいそう…」
杏「ヒトデが降ってきたら流れ星ー、みたいな」
愛結奈「それはちょっと無理があるんじゃないかしら…」
杏「落ちたらベチャってなる流れ星」
蓮実「あ、あまり嬉しくないですね…」
杏「ラジオネーム『感謝神』さんから」
――――――――――――――――――――――――――――――――
水本ゆかりが、お風呂にお茶漬けの素を入れている!
――――――――――――――――――――――――――――――――
珠美『ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?』
杏「温泉の素と思ったんじゃないかな」
蓮実「た、多分間違えないと思うんですけど…」
輝子「入れ物を見たら…分かるよね…フヒヒ」
杏「一袋入れて、おかしなーと思いながら二袋、三袋と入れていくんだよ」
愛結奈「いやいや、最初でおかしいと思ったらそこでやめておきなさいよ!」
小梅「の、海苔とか…あられとか…浮いてるよね…?」
蓮実「見た目的にもちょっと入りづらいですね…」
杏「ご飯入れたらワンチャン食べられるかも」
愛結奈「いやいやいや、無理があるでしょ」
輝子「フヒヒ…浴槽いっぱいのお茶漬け…」
小梅「お、お米も…お茶漬けの素も…たくさん…いる…」
蓮実「普通に食べた方が美味しいですよね」
杏「間違いない」
杏「そんな感じで、みんなが妄想したアイドル達の危険な一面を送ってきてね~」
杏「それじゃ次のコーナーいくよー」
杏「『目指せご褒美!アイドルバトル』~」
杏「パーソナリティチームとゲストでバトルをして、ご褒美ゲットを目指すコーナーだよ」
杏「杏達が勝てば、勝った人数に応じたポイントが貰えて、それが一定数溜まればご褒美ゲット」
杏「ゲストが杏達に勝てば、その場でご褒美が貰えるよ~」
杏「杏達全員に勝てば、豪華なご褒美が貰えるから、ゲストも頑張ってね~」
杏「現在パーソナリティチームのご褒美ポイントは10。ご褒美獲得まであと10ポイントとなってるよ」
杏「今回はボウリング対決だよー」
輝子「フヒ…や、やっぱりか…」
杏「まぁ、ここまで来てボウリングしなかったら何しに来たんだってなるよね」
蓮実「ふふっ、このコーナーを楽しみにしてました♪」
愛結奈「さぁ、張り切っていくわよ♪」
杏「うわー、やる気満々だよー」
小梅「つ、強そう…」
杏「ちなみに、今回も番組終了後に動画がアップされるらしいよー」
杏「見たい人はツイッターかホームページをチェックだー」
杏「えーと、ルールは…パーソナリティチームは1人2回ずつ、ゲストチームは1人3回ずつ」
杏「各チーム計6回投球して、倒れたピンの合計数を競います」
杏「スペアなら普通に10ピンですが、ストライクの時は15ピン扱いになります、だってさ」
愛結奈「全部ストライクとれば90ピンになるということね」
蓮実「そうですね」
杏「ボウリングってそんなルールだったっけ?」
小梅「わ、分からない…」
――――――――――――――――――――――――――――――――
尺の都合で1ゲームやる時間がないので、特別ルールです
――――――――――――――――――――――――――――――――
輝子「フヒ…なるほど…」
杏「足らない尺はチャー研に分けてもらおう」
杏「ていうか、これ、杏達に勝ち目が全く無いんだけど、ハンデとかはないの?」
――――――――――――――――――――――――――――――――
ハンデは考えて無かったですけど…ゲストチームがつけても良いと言うなら
――――――――――――――――――――――――――――――――
愛結奈「ワタシは別に良いわよ?」
蓮実「私も大丈夫です!」
杏「じゃあ、ハンデおくれー」
愛結奈「何ピンにする?蓮実」
蓮実「そうですね…20ぐらいでどうでしょう?」
愛結奈「オーケー、じゃ、それでいきましょ♪」
杏「というわけで、ハンデを20貰ったけど、正直これでも無理ゲーな気がする」
小梅「だ、誰から…投げる…?」
輝子「フヒ…どうしようか…」
杏「杏は後で良いよ。休んでるから」
輝子「ま、まだ投げてないのに休むのか…」
杏「精神統一ってことにしといて」
小梅「え…えっと…じゃ、じゃあ…私から…投げるね…?」
輝子「フヒ…オッケー…」
杏「そっちはどうするー?」
愛結奈「蓮実、ワタシが最初に投げてもいいかしら?」
蓮実「はい、お願いします!」
愛結奈「オッケー。それじゃ、ワタシが最初に投げるわ」
杏「はいよー」
小梅「お、重いボール…も、持てない…」
杏「軽いのでいいんじゃない。落としたら危ないし」
小梅「う、うん…じゃあ…こ、これにする…」
愛結奈「ワタシは11ポンドか12ポンドか…どっちにしようかしら」
輝子「フヒ…そ、そんな重いの持つのか…」
愛結奈「ん、これぐらい普通よ?」
輝子「す、凄いな…フヒ」
杏「んじゃ、最初は小梅と愛結奈が投げるよー」
小梅「ゆ、指って…中指と…薬指と…親指…?」
輝子「た、多分…」
愛結奈「敵チームながら、ちょっと心配になってきたんだけど…」
蓮実「大丈夫でしょうか…?」
小梅「だ、大丈夫…な、投げます…!」
杏「じゃ、1投目ー、同時に投げちゃってー」
小梅「え…えいっ…」
愛結奈「それっ」
ガタンッ
杏「あ、ガター」
小梅「あ、あぅ……」
輝子「ド、ドンマイ…」
愛結奈「こっちは8ピンね」
蓮実「愛結奈さん、あの位置ならスペア狙えますよ!」
愛結奈「そうね、2投目でいただいちゃうわ」
小梅「ど、どうしよう…」
輝子「フヒ…お、落ち着いて…投げればいいと思う…」
小梅「う、うん…頑張る…」
杏「それじゃ、続いて2投目いってみよー」
小梅「こ、今度は…落ちないように…えいっ…」
愛結奈「あの位置なら…これでどうかしらっ」
カコンッ
小梅「あっ…や、やった…2本…倒れたよ…」
輝子「フヒヒ…よかったね…」
杏「左端とその隣のピンが倒れてるねぇ」
愛結奈「ふふっ、こっちはバッチリスペア取ったわよ♪」
蓮実「愛結奈さんナイスです!」
杏「これ絶対無理だって」
小梅「か、勝てない…」
輝子「フヒ…既に8ピン差だね…」
愛結奈「ま、まぁ、これからよ、これから!」
蓮実「そ、そうですよ、頑張って下さい!」
杏「相手チームから励まされてしまった」
小梅「が、頑張らなきゃ…」
杏「よーし、次は輝子いったれー」
輝子「フヒ…わ、分かった…」
愛結奈「蓮実、よろしくね!」
蓮実「はい!」
輝子「ボ、ボール…どうしようかな…」
小梅「わ、私は…これ、使ったよ…」
輝子「フヒ…あ、こ、これなら…大丈夫だな…」
杏「輝子ならストライク取ってくれるよね」
輝子「む、無茶ぶりはいけない…」
蓮実「ふふ、やっぱりボウリングはワクワクしますね…♪」
杏「あれ、何そのボール。そんなのあったっけ」
蓮実「あ、これはマイボールです」
杏・輝子・小梅「!?」
愛結奈「へぇ、蓮実、マイボール持ってるんだ!」
蓮実「はい、いつもマイボールで投げてるんですよ」
杏「マ、マイボールってどういうこと…」
輝子「フヒ…わ、分からない…」
小梅「ボ、ボウリングのボールって…売ってるんだ…」
蓮実「自分の指のサイズに合わせて、ボールに穴を開けてくれるんですよ」
杏「全然知らない世界だ…」
輝子「ま、負けを確信したよ…フヒヒ」
小梅「じ、自分専用だと…な、投げやすいの…?」
蓮実「はい、とっても!ボールに愛着も湧きますし!」
小梅「そ、そうなんだ…す、凄い…」
杏「じゃ、2回目は輝子と蓮実が投げるよー」
輝子「フヒ…や、やっぱり…ちょっと重いな…」
小梅「だ、大丈夫…?」
輝子「な、なんとか…フヒヒ」
杏「とりあえず真ん中に投げれば倒れるよー、きっと」
輝子「ま、真ん中…わ、分かった…」
杏「そっちは準備オッケー?」
蓮実「はい、いつでも大丈夫です!」
杏「それじゃ、まずは1投目だー」
輝子「フヒ…ま、真ん中…!」
カコンッ
杏「あー、ちょっと左に逸れたね」
小梅「で、でも…4本…倒れてる…」
輝子「と、とりあえず…倒せてよかったよ…フヒヒ」
蓮実「あぁ…7本でした!」
愛結奈「スペアイケるわよ、次頑張って」
杏「輝子も頑張ってスペア取ってー」
輝子「き、期待しないで…フヒヒ」
杏「それじゃ、続いて2投目いってみよー」
輝子「さ、さっきは…左に逸れたから…次は、右の方を狙って…え、えい」
小梅「あっ…み、右に…逸れすぎ…」
輝子「ちょ…や、ヤバい…ストップ・・・ストップ…」
ガタンッ
杏「あー」
輝子「フヒ…や、やってしまった…」
小梅「む、難しいね…」
輝子「だね…」
蓮実「やりました、スペアです!」
愛結奈「ナイス蓮実♪」
杏「さすがマイボウラーだねぇ」
蓮実「ありがとうございます♪」
杏「次は、杏と愛結奈の番かー」
小梅「あ、杏さん…頑張って…!」
輝子「ピ、ピンチの時は…杏さんがなんとかしてくれる…」
杏「いやー、今回ばかりはちょっと無理かも…」
愛結奈「も、もうちょっとハンデあげた方がいいのかしら…?」
蓮実「う、うーん…」
杏「ボール…一番軽いのでいいや…」
愛結奈「あんまり軽いボール使うと、ピンに弾かれるわよ?」
杏「あー…なるほど。でも、杏、携帯ゲーム機より重いもの持てないし…」
愛結奈「そこはもうちょっと頑張りなさいよ…」
杏「むーりぃー」
蓮実「ふふ、乃々ちゃんのモノマネですね!」
輝子「フヒヒ…似てる…」
杏「投げ方とかよく分かんないけど…とりあえず、転がせばいいんだよね」
小梅「りょ、両手で…投げるの…?」
杏「この方が、安全かつ安定する気がする。杏的に」
蓮実「い、いえ、普通は片手で投げるものなんですけど…」
杏「よーし、それじゃいくぞー」
愛結奈「こっちはいつでもいけるわよ♪」
杏「じゃ、まずは1投目ー。ていっ」
ポテッ
小梅「ほ、本当に…両手で転がしてる…」
輝子「す、凄く…ゆっくり転がっていってるね…」
愛結奈「うわー、割れちゃった!」
蓮実「あぁ、これは難しいですね…!」
輝子「フヒ…両端が残ってるね…」
小梅「りょ…両方倒すのは…無理…?」
蓮実「無理ではないんですけど、凄く難しいですね」
愛結奈「片方のピンを倒して、その跳ね返りでもう片方を倒さないといけないの」
杏「物理的には可能って程度なんだね」
蓮実「そうですね。プロの方でも倒すのは難しいと思います」
愛結奈「…ところで、杏のボールはまだピンまで到達してないの?」
杏「あとちょっとー」
輝子「フヒヒ…本当にゆっくりだね…」
小梅「で、でも…真っ直ぐ…真ん中にいってる…」
杏「あー…倒れてる倒れてる」
輝子「ご、5本…だね…」
杏「ピンにボールが当たった瞬間、進行方向が45度ぐらい変わったね」
愛結奈「思いっきりパワー負けしてるわね…」
杏「さ、2投目いくよー」
愛結奈「んー、ここは無理せずに1本倒しに行くわね」
蓮実「そうですね、確実にいきましょう!」
小梅「あ、杏さんは…どうする…?」
杏「また同じコースで行くよー。奥の方が倒れるだろうし」
輝子「フヒ…それがいいね…」
杏「それじゃ、2投目ー。てい」
ポテッ
小梅「こ、この投げ方の方が…いいのかな…?」
杏「いや、普通に投げられるならそっちの方がいいと思うよ…うん」
愛結奈「よし、無難に1ピンゲット!」
輝子「す、凄いね…狙ったところに…真っ直ぐ…」
小梅「カ、カッコいい…かも…」
愛結奈「ふふ、ありがと♪」
杏「よし、そのままいけー」
小梅「あ、杏さんのも…ちゃんと…真っ直ぐいってる…」
輝子「スピードは…全然違うけどね…フヒヒ」
杏「実に杏らしいだらだらボールと言えよう!」
蓮実「あ、2本倒れましたね!」
杏「7本かぁ…まぁ、倒れた方だよね」
杏「じゃ、次は小梅と蓮実の番だねー」
小梅「つ、次は…ひ、一つ…重いボール使ってみる…」
杏「お、パワープレイでいくかー」
小梅「お、重いボールの方が…た、沢山倒れるって…あ…あっ…お、重い…」
輝子「だ…大丈夫…?」
小梅「い、1回だけなら…大丈夫…」
蓮実「足元に落とさないように気をつけてくださいね?」
小梅「う、うん…気をつける…」
杏「それじゃ、4回目の1投目だよー」
小梅「よいしょ…え、えいっ…」
ゴトンッ
杏「おー、どうだー?」
輝子「コ、コースは…悪くない…」
小梅「お、重かった…」
蓮実「あぁ、9本でした…」
愛結奈「大丈夫大丈夫。スペアいけるわ」
小梅「あっ…た、沢山倒れた…」
杏「おー、7本だね。やるじゃんー」
輝子「フヒ…やっぱり、重いボールの方が良いみたいだね…」
杏「2投目はどう攻める?」
小梅「か、軽いボールで…あ、安全に…」
輝子「そうだね…それが、いいと思う…」
蓮実「スペアチャンス…外しませんっ」
杏「じゃ、2投目いってみよー」
小梅「え、えいっ…」
蓮実「いきます…!」
愛結奈「二人ともいいコースね!」
杏「どうなるかー」
コツンッ
蓮実「よかった、スペアです!」
愛結奈「ナイスね」
杏「絶好調だねぇ。ゲストチーム」
輝子「フヒ…い、1本だけ…倒れた…」
小梅「あぅ…ス、スペア…取りたかった…」
杏「まぁ、8本倒れたら十分じゃないかなー」
杏「んじゃ、次は輝子と愛結奈だねー」
小梅「しょ、輝子さん…頑張って…」
杏「ハンデがあるから、まだなんとかなるはず」
輝子「で、できるだけ…頑張るよ…フヒッ」
愛結奈「そろそろストライクの1つぐらいは出しておきたいわね」
蓮実「そうですね、15ピンは大きいです」
杏「この後、輝子か杏がストライク取れたら5000ピンってことにしよう」
蓮実「ご、5000ピンですか!?」
愛結奈「今までのが全く無意味になっちゃうわねぇ」
杏「クイズ番組でもあるよね。最後の問題で1万ポイントとか」
輝子「あ、あるある…」
杏「よーし、それじゃ5000ピン目指して1投目ー」
小梅「ほ、本当に…5000ピンなの…?」
杏「冗談冗談」
輝子「フヒ…出来るだけ沢山倒れるように…え、えい」
杏「おー、いいんじゃない?」
愛結奈「うわー、6本かぁ…微妙な感じねぇ」
蓮実「スペア、狙っていきましょう!」
小梅「あ、た…沢山倒れたよ…」
輝子「こ、こっちも6本…フヒ…悪くない…」
杏「2投目に期待だねー」
輝子「次も…1投目と同じコースで言ってみる…」
杏「奥の方が残ってるからねー。それを倒していく感じかな」
小梅「わ、私達も…スペア…取ってみたいね…」
杏「ねー」
愛結奈「こっちもスペアは確実に取っていかないとね」
蓮実「そうですね。ハンデもありますし、まだ安心とは言えません」
杏「じゃ、2投目だよー」
輝子「フヒ…い、いくよ…」
ゴトッ
小梅「あ…い、いい感じ…」
杏「いけるかー?」
輝子「そ、そのまま…そのまま…」
愛結奈「あちゃー、こっちは2本だったわ」
蓮実「惜しかったですね…!」
輝子「フヒ…こ、こっちも2本倒れた…」
杏「お、いいじゃんいいじゃん。ゲストチームと同じ本数倒せたよ」
小梅「しょ、輝子さん凄い…」
愛結奈「やるじゃない、輝子」
蓮実「ナイスですよ!」
輝子「フヒヒ…あ、後は…杏さんに任せるよ…」
杏「げっ、そういえば、後は杏がやるしかないのか…」
杏「んじゃ、最後は杏と蓮実だねー」
愛結奈「蓮実、任せたわよ」
蓮実「はい、やってみます!」
輝子「フヒ…杏さん…頑張って…」
小梅「た、沢山…倒してね…!」
杏「うわー、最後ってなんかやだなぁ。プレッシャー掛かる前にささっと投げちゃえ」
杏「というわけで、まずは1投目ー。それー」
ポテッ
輝子「フヒ…安定の両手投げ…」
小梅「で、でも、また…真っ直ぐいってるよ…」
杏「よーし、そのままそのまま」
蓮実「やりましたっ、ストライクです!」
愛結奈「ナイス蓮実!」
杏「あっ」
小梅「あ…」
輝子「フヒ…」
杏「えーと、杏は5本倒したけど、向こうがストライクってことは…」
小梅「15ピンだから…多分…も、もう…無理…?」
輝子「だ、だね…」
杏「なんてことだ」
杏「えー、杏、2投目1人で投げるの?」
輝子「そ…そうなるね…」
愛結奈「まぁまぁ、最後にスペア狙ってみて!」
蓮実「頑張って下さい!」
杏「んじゃ、まぁ…それっ」
ポテッ
愛結奈「よくその投げ方でできるわね…」
蓮実「逆に凄いような…」
杏「どや」
小梅「あっ…に、2本…」
杏「まぁ、こんなもんだよね」
輝子「誰も…スペア取れなかった…」
杏「まぁ、3人ともボウリング自体初めてだから、しょうがないよ」
小梅「む、難しかったね…」
輝子「フヒ…」
杏「今、スタッフが得点を集計中だよー」
――――――――――――――――――――――――――――――――
33-4
――――――――――――――――――――――――――――――――
久しぶりにパーソナリティチーム完全敗北ですね…
――――――――――――――――――――――――――――――――
動画が早くみたいんじゃ^~
――――――――――――――――――――――――――――――――
小梅「ど、動画…見られるの…恥ずかしいかも…」
輝子「フヒヒ…ゲ、ゲストチームの…投球だけ見るといい…」
杏「杏達の方は見なくていいから、うん」
蓮実「自分の投球を見直すのも大事なことですよ♪」
杏「多分、杏達はそれよりもっと前の段階だと思う」
愛結奈「そうね、まずは基本中の基本から教えてあげないと…」
杏「お、集計結果が出たよー」
――――――――――――――――――――――――――――――――
パーソナリティチーム…56ピン(36ピン+ハンデ20ピン)
ゲストチーム…62ピン
――――――――――――――――――――――――――――――――
輝子「フヒ…ですよねー…」
蓮実「で、でも、6ピンですから!」
愛結奈「そうそう、そんな大差って程でもないわよ、ね?」
小梅「そ、そう…かな…?」
杏「ハンデがなかったら26ピン差である」
杏「今回は負けたから、ご褒美ポイントは0だねー」
小梅「つ、次…頑張ろうね…」
杏「そして、ゲストチームにはSレア賞のご褒美をプレゼントー」
輝子「フヒ…Sレア賞…ど、どうぞー」
杏「出た、久しぶりの封筒シリーズ」
小梅「ご、豪華景品の…予感…!」
蓮実「ありがとうございます」
愛結奈「ふふ、開けるのが楽しみね」
杏「Sレア賞、久しぶりだねー」
輝子「最後に…Sレア賞ゲットしたの…誰だっけ…?」
小梅「ち、千佳ちゃん…かな…?」
杏「千佳がゲストって、大分前だね。封筒シリーズは最後に見たの乃々が来た時だっけ」
輝子「乃々…あの券、いつ使うんだろうね…フヒヒ」
小梅「ま、また…来てくれるの…楽しみ…」
杏「最近は安定してご褒美ポイントゲットできてたってことだねぇ」
輝子「た、確かに…毎回…1ポイントは…もらえてたね…」
小梅「Sレア賞のご褒美…な、何が入ってるか…た、楽しみ…」
杏「杏達が貰えるわけじゃないけど、中身は気になるよねー」
愛結奈「あら、このお店のボウリング無料券みたいね!」
蓮実「あ、これは嬉しいですね!」
杏「え、なんか量が尋常じゃないんだけど…」
輝子「す、凄い束だね…フヒヒ」
――――――――――――――――――――――――――――――――
40ゲーム分あります
――――――――――――――――――――――――――――――――
小梅「よ、40ゲーム…」
輝子「2人で20ゲームずつ…フヒッ」
杏「そんなに投げたら腕がもげちゃうよ…」
小梅「い、1ゲームでも…大変…」
輝子「だね…ボール投げるの…け、結構キツい…」
杏「あ、見て、あそこに滑り台あるよ。あれ使えば楽ちんじゃない?」
愛結奈「いや、アレ子供用でしょ…」
蓮実「せめて、自分の力で投げましょう…」
杏「えー」
杏「というわけで、『目指せご褒美!アイドルバトル』でした~」
小梅「つ、次は…お知らせのコーナー、です」
杏「ちょっと巻きでいくよー」
小梅「『第6回ドリームLIVEフェスティバル』が開催中です…」
小梅「今回も…イベントの様子が後日、テレビ放映されるので…お楽しみに…」
蓮実「巴ちゃん…苺パスタを美味しそうに…」
愛結奈「どうなのかしらね…アレ」
小梅「限定ガチャ、WONDERFUL M@GIC!!&総選挙開催記念ガチャが開催中です…」
小梅「卯月さん、凛さん、未央さんのコスト19、思い出エピソード、肩書き、ボイス、チャットスタンプ付き新SRが登場です…」
小梅「肩書きを設定すると、アイドルが新お仕事演出のローディングキャラとして登場します…」
杏「WONDERFUL M@GIC!!、参加した人はお疲れー」
小梅「す、凄く…楽しかった…!」
杏「ま、杏も楽しかった、かな?」
愛結奈「ふーん?」ニヤニヤ
杏「な、なにさー」
小梅「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER」の第6弾発売が決定しました…」
小梅「今回は、輝子さん、奈緒さん、加蓮さん、紗枝さん、裕子さんの5人が…CDデビュー…します」
小梅「4月30日発売予定で、収録内容も発表されました…」
杏「ジャケット画像も届いたよー」
小梅「しょ、輝子さんのジャケット…凄い…」
愛結奈「1つだけ凄く目立ってるわね…」
蓮実「輝子さんらしいジャケット絵だと思いますよ!」
輝子「フヒヒ…ありがとう…私も、満足…」
杏「これはもう曲の方がどんどん楽しみになってくるね」
小梅「第3回シンデレラガールズ総選挙が開催中です…」
小梅「総選挙で1位に輝いたアイドルは、Sレア[シンデレラガール]の肩書き付きで登場します…」
小梅「さらに、キュート、クール、パッションの各タイプ別上位3名のアイドルによる9人組ユニット」
小梅「1位~5位のアイドルによる5人組ユニットの楽曲が、次期シングルCDに収録されます…」
小梅「みなさん、アイドル達に清き一票を…お願いします」
杏「中間発表きたねー。なかなか凄い事になってるね」
小梅「1位は…凛さん…!」
輝子「フヒ…流石だね…」
杏「杏は16位かー。ちょっと落ちちゃったかな?」
小梅「わ、私は…21位…」
輝子「私は29位だね…フヒッ」
杏「今回は、第2回の総選挙以降に来た子達と、CD化のリーチが掛かってる子」
杏「んでNGの3人が大奮闘してる感じかなー。特に、文香が7位は凄いと思うよ」
杏「ま、でもまだまだ中間発表だからね、これからどうなるか分からないさー」
杏「みんな残りの期間もよろしくーってことで」
小梅「よ、よろしくお願いします…!」
輝子「フヒ…よろしく…」
蓮実「私達も頑張りますので、よろしくお願いしますね!」
愛結奈「みんなの声援、期待してるわよ♪」
小梅「さ、最後に…重大発表が…あります…」
小梅「わ、私達…CGプロの皆が…アニメになっちゃいます…!」
デッデッデッデッデーン!(ファンファーレ)
小梅「来年の…1月、放送開始予定で…アニメ化決定第1弾PVも公開中です…」
小梅「雑誌で…特集等が掲載されるので、詳しくは公式サイトを要チェックです…」
杏「アニメ化だー」
輝子「フヒヒ…やったね…」
蓮実「おめでとうございます!」
愛結奈「おめでとう!」
杏「ついに杏達もここまで来ちゃったかー」
小梅「う、嬉しい…ね…!」
輝子「ど、どんな…アニメになるのかな…」
杏「毎回、オチで事務所が爆発するギャグアニメ」
蓮実「ば、爆発!?」
愛結奈「ダメでしょそれ!」
杏「でも、次の回では何事もなかったかのように」
輝子「フヒヒ…凄いアニメだね…」
杏「ま、どんなアニメになるかは続報を待て、ということでー」
杏「んじゃ、そんな感じで、ここで1曲ー。凛で『蒼穹』~」
小梅「え、エンディング、です……」
杏「2人とも、今日はどうだったー?」
蓮実「楽しかったです!なんだかあっという間でした…」
愛結奈「次は本気のボウリング対決がしたいわね、ふふっ」
杏「勘弁してください」
小梅「ぜ、絶対勝てない…」
輝子「まずは…ボールが持てるようにならないとね…フヒッ」
杏「じゃあ、最後にメールを紹介するよー」
杏「ラジオネーム『アリエール』さんから」
――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮実ちゃん、マイボウラーとはたまげたなぁ…
もし、アイドルになってなかったらプロボウラーになってたんですかね…?
――――――――――――――――――――――――――――――――
蓮実「うーん、どうでしょうか…?」
蓮実「確かにボウリングは好きですけど、それをお仕事にしていたかはどうか…」
愛結奈「あくまで趣味でやってるってことね」
蓮実「そうですね」
杏「趣味を仕事にすると地獄を見るって聞くねぇ」
小梅「そ、そうなの…?」
杏「理想と現実のギャップでどうのこうのとかそんなん」
輝子「フヒ…なるほど…」
杏「こんなメールも来てるよー」
杏「ラジオネーム『くるくる』さんから」
――――――――――――――――――――――――――――――――
愛結奈さんのスーツ事件の第2弾、期待してます!
個人的には女教師とかがいいです!
――――――――――――――――――――――――――――――――
愛結奈「いやいや、やらないからね!?」
杏「なんという欲望の垂れ流し」
愛結奈「女教師ねぇ…女教師も、スーツよね?」
杏「スーツだけど、シチュエーションがちょっと違う?」
愛結奈「あぁ、そうかもね」
蓮実「事件が起こるのを期待するというのも…」
輝子「フヒヒ…完全にわざとやってるって事だよね…」
小梅「お、女教師…?」
杏「なんかこう、厳しい先生的な?試しにやってみてよ」
愛結奈「え、ここで!?うーん…そ、そうねぇ…」
愛結奈「…コホン。あとで、特別補習してあげるから、職員室に来なさい?うふっ」
杏「え、何言ってるのこの人」
愛結奈「ちょっと、やらせたのは杏でしょう!?」
杏「いや、そうだけど…。小梅たちがポカーンとしてるよ」
愛結奈「えっ、うわ、ちょっと恥ずかしいじゃない!?」
杏「最後の最後にやってしまいましたなぁ」
小梅「じゃ、じゃあ…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、今日は…ここまで…です」
小梅「お相手は、白坂小梅と」
輝子「星輝子…と」
杏「双葉杏と~」
蓮実「長富蓮実と」
愛結奈「浜川愛結奈でした♪」
小梅「また来週…」
輝子「ヒャッハァーー!!終了だァーーー!!」
杏「ばいばい~」
蓮富「またお会いしましょうっ」
愛結奈「またね♪」
杏「この後は愛結奈先生の特別補習のお時間です」
愛結奈「やめて!」
―番組終了後―
小梅「お疲れ様でした…」
輝子「お疲れ様…フヒヒ」
杏「おつかれー」
蓮実「お疲れ様でした!」
愛結奈「お疲れ様!」
杏「明日は筋肉痛だー」
蓮実「えっ、あれだけでですか…!?」
愛結奈「全然動いてなかったじゃない…」
小梅「あ、杏さん…お散歩して…筋肉痛になったことも…あるから…」
輝子「あの時は…大変だったね…フヒッ」
杏「慣れない事はするもんじゃないよー」
愛結奈「ダンスとかレッスンはどうしたのよ…って、愚問だったわね…」
愛結奈「ところで蓮実、この後は予定ある?」
蓮実「撮影がありますけど、まだ時間はありますよ」
愛結奈「それなら、時間まで少し投げていかない?折角いい物貰ったんだし」
蓮実「いいですね!」
杏「早速使ってるよ。杏はポップコーンでも食べながらのんびり見てよう…」
小梅「た、楽しそう…」
輝子「レ、レベルが違うね…フヒヒ」
―その頃事務所では―
ちひろ「私、いつも黄緑色のスーツ着てるじゃないですか」
P「そうですね。今も着てますし」
ちひろ「たまにはプロデューサーさんみたいに黒のスーツでビシっと決めてみるのもアリですかね?」
P「ちひろさんが黒い衣装だと喪服っぽくてなんか腹経つからやめて下さい」
ちひろ「言い掛かりにも程があるだろ」
おしり
蓮実ちゃんガチボウラー説
もっと蓮実ちゃんのボウリング趣味を活かした方がいいと思いますね
見てくれた人ありがとう
双葉杏(17)
http://i.imgur.com/ai44pTZ.jpg
http://i.imgur.com/CGS8uxM.jpg
白坂小梅(13)
http://i.imgur.com/q8tVBv7.jpg
http://i.imgur.com/CqU947O.jpg
星輝子(15)
http://i.imgur.com/aehTxMv.jpg
http://i.imgur.com/Tq4Nbx2.jpg
長富蓮実(16)
http://i.imgur.com/gUoNHgO.jpg
http://i.imgur.com/ql2mrTk.jpg
浜川愛結奈(22)
http://i.imgur.com/fCMUuqc.jpg
http://i.imgur.com/vDORlbe.jpg
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません