【艦これ】アナザーストーリー ミッション2306【パロディ】 (66)

ガンダム00ドラマCDのパロディ(チョリスのアレ)

安価あり、更新遅めです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396618816

西暦、2×××年。
地球には深海棲艦という敵対戦力が攻め寄せ、人類は新たなる平和を兵器に委ねた。
半世紀近い計画の後、全長数メートルにも及ぶ、かつての戦争で活躍した戦艦をモデルとした人体に取り付け可能な兵装システムが完成する。

燃料等の資材によって半永久的なエネルギーを生み出すその強大な艤装の開発の為、日本は大きく3つの鎮守府に集約された。
関東地方を中心とした神奈川連合、通称『横須賀』。京都・兵庫・滋賀を中心とした『舞鶴革新連盟』。新中国地方共同体『KURE』。

戦艦を模した装備品はその人体にかかる負担から、身体が柔軟でない男性が使いこなすには困難であり、構造上の観点から見ても女性が着たほうがなんか映える兵装である。
戦争という危うい状況の中でも日本は、世界は兵器にエロスを見る為、大いなるどうでもいい方向の研究を続けていた。

…そう。いつの時代になっても、人類は未だ賢者になりきれずにいたのだ。

そんな世界に対して、楔を打ち込む者達が現れる。艤装型の装備品を有する武装少女、『艦娘』。
彼女達はこれ以上にない美しさを持ち、国家・鎮守府を超越した軍事行動を展開してゆく。

艦娘が、世界に変態を誘発する…。

in 横須賀鎮守府

不知火「呼びましたか、提督」

提督「用が無ければ呼んだりしない」

不知火「…新たな任務ですか」

提督「そうだ。俺が考案し、本営が推奨するこの任務は、艦娘の中でもお前にしか成功できない」

不知火「不知火にしか出来ない…?」

提督「潜入行動だ」

不知火「単艦任務ですか」

提督「鳥海からの報告によると、世界最強の海軍であるイギリスが深海棲艦の標的になったらしい」

提督「国の動向一つで、イギリスが一気に落とされる可能性がある」

提督「さらに悪いことに、イギリスを狙う深海棲艦は我々艦娘に変装しているらしい…」

不知火「つまり、イギリスの護衛をしろと?」

提督「いや、イギリス本土の事はイギリスに任せる」

提督「お前に担当して欲しいのは、イギリスの傑作戦艦であり、現在日本の鎮守府で戦っている金剛だ」

提督「イギリスの実力を見る為にも、深海棲艦は手始めに金剛を襲う可能性が高いと俺は見た」

提督「無論、本営もだ」

提督「不知火、お前は金剛のいる舞鶴に一介の駆逐艦として潜入。対象者の護衛をやってもらう」

提督「他の艦娘はお前のバックアップに回す」

提督「出来るな、不知火」

不知火「はい。不知火に落ち度はありません」

不知火「それが提督の命令なら、不知火はどんな事でもやり遂げて見せます」

不知火「それが艦娘。それが駆逐艦ですから」




艦隊これくしょんパロディネタ ミッション2306


in舞鶴 艦娘養成学校

パ-パパパ- パパパ-

比叡「この学校、設備は最新鋭なのにどうしてチャイムはラッパなんだろ?」

金剛「オハヨウゴジャイマース比叡!」

比叡「お姉様、おはようございます」

金剛「比叡聞きマシタカ?今日この鎮守府に新しい訓練艦が転入してくるデース」

比叡「転入生?こんな時期に?」

金剛「名前はシラヌイっていうらしいデス」

比叡「不知火…変わった名前ですね」


不知火「…」

金剛「あ!噂をすれば来たみたいデース」

金剛「HEY!君もしかして転入生?」

不知火「>>11

※不知火は潜入のため性格偽装をしています。
安価には不知火にやってほしいキャラの艦娘を書いてください。

>>11
了解しました
書き溜めるので更新は明後日以降です

不知火「陽炎型の不知火です…もう下がってよろしいでしょうか…」オドオド

金剛「…え?」

比叡「な、何か接触を拒まれましたね…」

金剛「もしかして、私が外国人ダカラなんでしょうカ…」

比叡「いえ!お姉様は何も悪くないですよ!たぶん…」

不知火「あ、あの…貴方たちが私のクラスメイト…ですか?」オドオド

比叡「はいそうです!」

金剛「よ、ヨロシクオネガイシマース!」

不知火「…あの…お世話になります」

不知火「でも私なんがクラスメイトでよろしいのでしょうか…」

不知火「不知火、自分に自信持てませんし、ましてや戦艦の方とご一緒するなんて…」

金剛「…」

比叡「…」

金剛(…この子、何だかやりづらいデス…)ヒソヒソ

比叡(お姉様とは正反対の性格ですからねー)ヒソヒソ

比叡(もしかしたらお姉様ては気が合わないかも…)ヒソヒソ

不知火「え…駄目なんですか…?不知火じゃ駄目なんですか…?」

比叡「はっ、聞かれてた!?」ビクッ

金剛「いっいやいやいや!そーゆー訳じゃないデスよー!!私たちはただー」

不知火「もういいです…そっとしてください…」

金剛「…oh,no」

比叡「や、やってしまいました…」

ガラッ

長門「諸君!朝の挨拶…すなわち、『ビッグ7の力、侮るなよ!』を謹んで送らせてもらおう」ドゴォン

比叡「おはようございます、長門先生」

長門「既に私は砲撃をした!」

金剛「わかってマース」


長門「…そこにいる君」

不知火「…」オドオド

長門「ほう。君か。噂の着任者というのは」

長門「よくぞ来た!この私、戦艦長門が君の着任を歓迎しよう」

不知火「構わないでください…」

長門「!」

長門「今、何と…!」


不知火「もう、構わないでください…」キラキラ


長門(ああ…何という麗しさ!)

長門「駆逐艦、君の名前は?」

比叡「不知火さんです」

不知火「もう下がってよろしいでしょうか」

長門「いい目をしている」

不知火「もう下がってよろしいでしょうか…」

長門「な…何という魅力的な挨拶だ」

金剛「ちょっと臆病すぎる気がシマス」

不知火「だからもう下がってよろしいでしょうか…」

長門「そうか、自己紹介がまだだったな。私の名前は長門、ご覧の通り戦艦だ」

比叡「今は教師です」

不知火「…私に構わないでください」

長門(ああっ…奪われた…!ああそうだ、奪われてしまった)

長門「不知火、私は君という存在に心奪われた艦娘だ!」

ガラッ

大和「うふふ、何てベタなセリフを入れてくるんだか」

比叡「大和先生!」

大和「どうやら長門先生のいけない性癖が臆面もなくまた表に出てしまったようですね」

大和「これじゃ授業は出来なさそうです…よし今日は自習にしましょう!」

金剛「大和先生話せマース!」

大和「みなさーん、長門先生と転入生さんに注目だよー」

長門「駆逐艦、君の趣味は何だ?私は艦隊戦だ」

不知火「もう下がってよろしいでしょうか」

長門「そうか、好きな作戦は撤退作戦か!ますます気に入ったよ、駆逐艦」

不知火「もう下がってよろしいでしょうか」

長門「だが戦場ではこうはいかんぞ?覚悟しておけ!」

不知火「もう下がってよろしいでしょうか」

長門「妖精さん、後をつけろ!」

不知火「もう下がってよろしいでしょうか…」


比叡「か、会話が全く成り立ってない…」

大和「それが大和先生の真骨頂です」

in不知火の隠れ家

不知火「暗号回線…待機中の陽炎に接続」

ウィ-ン カタカタ

陽炎「やあ不知火。どうだった?舞鶴転入初日の感想は」

不知火「最悪に近いです」

陽炎「擬似人格タイプU-35で行ったんでしょ?想像つくわよ」


陽炎「そんなことより、状況はどう?」

不知火「まだ何とも言えません」

陽炎「始めたばっかだからねー」

陽炎「黒潮に舞鶴のデータベースにアクセスしてもらったけど、経歴に問題がありそうな人物は居なかったわ」

陽炎「となると、警護対象は舞鶴以外の場所で襲われる可能性が高くなるわね」

不知火「潜水艦による雷撃の可能性は?」

陽炎「それはないわね。潜水艦を使っては、イギリス戦艦の脅威を知ることは出来ない」

陽炎「せいぜい彼女を誘拐し、人目のつかない所で戦闘開始…深海悽艦の目的はそんなとこよ」

不知火「私生活の監視となると、不知火一人では限界があります」

陽炎「うーん、じゃあ」

陽炎「いっそ金剛のマブダチになっちゃいなさいよ。完全監視が可能になるから」

不知火「…気は進みませんが」

陽炎「駆逐艦に限界は許されないよ?」

不知火「…わかっています」

in舞鶴 艦娘養成学校

不知火「金剛さん…よろしいですか?」オドオド

金剛「はいーーーっ!ナンデショウ!?」ビクゥッ

不知火「私、金剛さんを…」オドオド

金剛「ヤバ…やっぱり悪く思われてるデス…」

不知火「…え?」

金剛「sorry...悪気は無かったんだヨ。だからもう水に流して欲しいネー」

不知火「え?何がですか…?」

金剛「許す気は無いデスか…」

金剛「確かに初対面であんな失礼なコトを言ったのは申し訳ないと思いマス」

金剛「でもアレは私の本音じゃないデース!ダカラもう、そんな涙目上目遣いで私を見ないで欲しいネー!」ダッ

不知火「…あれ?」

in不知火の隠れ家

陽炎「どうだった不知火?彼女と仲良くなれた?」

不知火「いえ、無理でした」

不知火「今の私は会話しづらい臆病キャラで定着しています。金剛も面倒事になる前に出来れば私と接触したくないと考えているのでしょう」

陽炎「擬似人格タイプU-35だからね…」

不知火「この人格設定を指示した提督のミッションプランに疑問を感じます」

陽炎「提督は私たちの指揮官よ。私たちの考えが及ばない状況を読んでプランを立てる」

不知火「とはいえ、不知火一人で彼女を終始監視するのは不可能に近いです…」

陽炎「…わかったわ、バックアップをそっちに送る」

陽炎「駆逐艦とは比べもんにならない強力な艦娘を送るから」

不知火「了解」


不知火「不知火、任務を続行します」


不知火を助けに来た艦娘>>28
まだ出て来てない艦娘でお願いします

鈴谷

>>28
了解です
また書き溜めてきます

鈴谷「ごきげんよう。私は航巡鈴谷ですわ。皆様、よろしくお願い致します」キラキラ


比叡「…すごいお嬢様ですね、お姉様…」

金剛「ソーデスネ」ム-

比叡「? 何か怒ってます?」

金剛「何でも無いデスー」

鈴谷「?…鈴谷に何かございますか?」

比叡「いえ何でもないです!…あっ、私は比叡って言います」

比叡「隣にいるのが金剛お姉様。で、それから」

不知火「…陽炎型の不知火です。もしかして、呼びましたか?」

鈴谷「貴方は臆病なのですね。私は鈴谷ですわ、ごきげんよう」

不知火「もう下がってよろしいでしょうか」

鈴谷「はい、よろしくてよ」

《まばたきによるモールス信号》

不知火(バックアップは鈴谷ですか)

鈴谷(うん、そだよー)

不知火(…なぜ熊野の口調を…)

鈴谷(ちゃらい鈴谷の性格よりもお嬢様な熊野の性格の方がより金剛に近づけるという、提督の指示に従っただけだよ)

鈴谷(こんな女の子みたいなのって鈴谷の性格に合わないんだから!…あぁテンションさがるなあ…)

不知火(それにしては熊野以上にお嬢様らしく見えますけど)

鈴谷(え?そう?…不知火ちゃんはお世辞が上手いなあ)


比叡「ヒエー…転入生が見つめ合ってる…」

金剛「なんだか怪しいデース!」

不知火「か、構わないでください!」

鈴谷「ありえませんわ!私たち、初対面ですのよ!?」

ガラッ

長門「諸君。朝の挨拶、すなわち『ビッグ7の力、侮る…」

長門「ほう?再び転入生が現れるとは…」

長門「私は聞いていないぞっ!!」ドゴォン

大和「それは職務怠慢ですよ長門先生」

長門「熟知している…」

大和「それもマズイです」

鈴谷「先生方、私は航巡鈴谷ですわ。よろしくお願い致します」

長門「そうか。私は戦艦長門だ」

大和「今は教師を名乗りましょう」

長門「隣の彼女は、同じく戦艦の大和だ」

大和「私も教師です」

長門「鈴谷…私は君の着任をどうでもいい事と考える」

長門「勝手に戦い、勝手に生き、そして勝手に轟沈するがいい!」キッ

鈴谷「よろしくてよ」

大和「…言い過ぎですよ、長門先生」

比叡「おかしいですよねお姉様…長門先生なら鈴谷さんに絶対すごい反応すると思ったのに…」

金剛「長門先生が反応しない何かがあるとか…?」

比叡「何かって?」

金剛「わかんないデスけど…」ウ-ン

長門「ビッグ7が宣言しよう…私はこの航巡を否定する。何が何でも否定する!」

大和「長門先生、何もそこまで」

長門「私の否定を拒むな!」


鈴谷(…はあ!?この怪しい格好の危ない女は感覚だけで鈴谷の偽装を見破ったっていうの?)

鈴谷(まじありえない…完璧な作戦のはずが…!)

大和「仕方が無いですね。長門先生は小さな女の子…駆逐艦にしか興味が無いですから」

長門「ようやく理解したか、大和」


鈴谷(へ…ええええぇ!?そうだったの!?)

in不知火の隠れ家

不知火「戦艦金剛の監視を開始してからこれで一週間…」

鈴谷「まだ深海悽艦の気配とか全然だねー」

不知火「鈴谷、金剛との仲はどうですか?」

鈴谷「それが駄目なんだよ…鈴谷が近づこうとしてもさ、なんか金剛に邪険に扱われるんだ…」

鈴谷「たぶん、妹である比叡の前で、育ちのいいお嬢様らしい態度を取られて姉としてプライドが許さないんだと思う」

鈴谷「…すこし、お嬢様設定を強めすぎたっぽい?」

不知火「自慢に聞こえます」

鈴谷「え?何か?」

不知火「なんでもないです」

不知火「それで、どうします?不知火と鈴谷では金剛の監視は不可能なのですが」

不知火「このままでは深海悽艦に隙を突かれる可能性があります」

鈴谷「うーん…」


鈴谷「じゃあ、その隙をこっちから作ればいいじゃん?」

不知火「隙を作る?」

鈴谷「提督から届いた新しいミッションプランだよ」

鈴谷「監視対象である金剛をわざと危険な目に合わせ、深海悽艦の出方を伺えってさ」

鈴谷「敵の目的は金剛の奇襲。つまり、先に金剛に何かされたら困るってことだよ」

不知火「なるほど」

不知火「しかし、その役を誰がやるのですか?」

不知火「不知火や鈴谷では、性格設定的に無理がありますけど」

鈴谷「大丈夫!バックアップから適任者を送ってもらってるよん」

不知火「誰ですか?」

鈴谷「>>44だよ」

雪風

>>44
了解しました
正直、安価が来なくてもう駄目かと思ってました…

雪風「女性に危害を与える役をやれですって!?そんなの無理ですっ!きっとこれはしれぇの人選ミスですよ!」

雪風「穏やかさを信条としている雪風にはそういう役は似合いませんっ」

不知火「不知火もそう思います…」

鈴谷「大丈夫だって!このミッションを成功させるための特殊アイテムも、提督から届けられているから!」

不知火「特殊アイテム?」

雪風「それは何ですか?」

鈴谷「えっと…ヒモとボーキサイトだね」

鈴谷「提督によると、このボーキサイトをヒモで吊るし、対象の目の前で揺らせばいいんだとか」

雪風「雪風の前でこんなものを揺らす?」

不知火「ついに提督もとうとう狂いましたね」

鈴谷「物は試しっていうじゃん?じゃあ雪風、やってみるよ」

鈴谷「ゆーら、ゆーら…」

雪風「…」

鈴谷「ぶーら、ぶーら…」

雪風「しれぇは雪風にこんなことさせて…」

雪風「一体……何を………」


雪風「…うっ」

雪風「…うあっ!あああっ!?」

不知火「だ、大丈夫ですか雪風!?」


>>49「…!」

※催眠術により、雪風は>>49に覚醒しました。
安価はまだ出てきてない艦娘でお願いします

扶桑

雪風?「ふっ…ふっ…」

不知火「…?」

雪風「不幸だわ…私をこんな役に使うだなんて…不幸だわ…」ドヨ-ン

雪風「しかも、よりによって雪風の格好?こんな恥ずかしい姿で奇襲なんて、変態もいいところよ…」ドヨ-ン

不知火「これは…戦艦扶桑の人格!?」

鈴谷「少し山城もまじっちゃってるね…」

雪風「そういえば最近の私、山城に人気奪われてるのよ…」

雪風「今回奇跡的に山城を抑えて出番が来た、と思ったらこんな不良まがいの役…」

雪風「はあ、空はあんなに青いのに…それに比べて私は…」


鈴谷「しかし凄いなあ…ここまで卑屈になれるなんて」

不知火「さすが、扶桑型戦艦です」

雪風「でもまあいいわ…せっかくの出番ですし」

雪風「貴重なこの時間、全力を尽くして奇襲をさせて頂きます」キリッ

不知火「そんな、今から人を襲うってのに全然ふさわしくないセリフを…」

鈴谷「…さすがにコレ、私も提督の人選ミスに思えてきた…」

不知火「気付くのが遅すぎます、鈴谷」

鈴谷「なにもともあれ、このミッションに協力してもらうよ!」

不知火「頼みます、戦艦扶桑」

雪風「戦艦…?何をおっしゃっているのかしら」

不知火「?」

雪風「私は航空戦艦扶桑…最強で最恐の戦艦なのよ」

鈴谷「…は?何を言って」

雪風「役作りよ、役作り」

雪風「瑞雲を飛ばすために生き、瑞雲を飛ばして死んでゆく…」

雪風「そう、私がなりきるのは瑞雲の中の瑞雲王…すなわち、瑞雲番長」

不知火「…」

鈴谷「…」

不知火「急にどうしちゃったんですか?」

鈴谷「その役作りに意味あんの?」

雪風「はい、瑞雲は奇襲において最強ですから」

鈴谷「…」

不知火「…はっ、これはまさか…」

不知火「扶桑も催眠術にかかってる!?」

雪風「うふふふふ…私は瑞雲番長…!」



鈴谷「これはひどい!」

in市街地

比叡「お姉様、映画はどうでした?」

金剛「よくわかりませんデシタ!」

比叡「え…普通の百合恋愛映画でしたよね?」

金剛「エヘー」

比叡「笑って誤魔化してる…まあいいですけど」

比叡「それよりこれからどうします?」

金剛「じゃあ、洋服を見て…洋服を見て…洋服を見たいデース!」

比叡「見るだけですよ!?見るだけ!見るだけですからね!!」

金剛「比叡に買ってもらって、プレゼントされて、おごってもらうんデース!!」

比叡「うわあ…お姉様、私の資材を全て喰らい尽くすつもりだ…」

金剛「エヘー」

比叡「そこを笑って誤魔化す訳!?」

雪風「ダーン!!ダッダーン!ダ・ダーン!!ダッダーン!!」(ボスBGM)

金剛「!?」

雪風「航空権制圧…仲が良くていいですね2人とも…」ドヨ-ン

比叡「えっと…どちら様です?」

金剛「あっ、アナタ…!瑞雲番長デスネ!?」

雪風「ふふ…そうよ」

比叡「知り合いなんですかお姉様?」

金剛「んーん、ただの勘デス」

比叡「鋭すぎますよ!?」

雪風「瑞雲番長は瑞雲が命…」

雪風「愛だの、恋だの、41cm主砲だの!そんなのを見ると体に虫酸が走るのよ…!」

金剛「だったら見なきゃいいデショー」

比叡「お姉様っ!」

雪風「なるほどそれは正論だわ…お利口さんね」

雪風「でも!私は瑞雲しか装備していないただの落ちこぼれ戦艦なのよ!だから今の話は聞かなかったことにするわ!」

金剛「聞いてるじゃないデスカ」

雪風「…生意気な戦艦ね」ギロッ

比叡「やっ、やめてください!」

雪風「嫌です…私は本当は瑞雲なんかじゃなく、主砲を装備したいんです!」

雪風「それが、たとえ他人の主砲を奪ってでも!」ユラッ

比叡「ひ、ヒエー!」

不知火「古典的なピンチですね」

鈴谷「だからこそ効果はバッチリだよ」

不知火「しかし、深海棲艦の現れる気配は全くありませんが」

鈴谷「…じゃあもうこのミッションやめよっか」

不知火「どうやって?」

鈴谷「…」

不知火「…」

鈴谷「しまった!扶桑は催眠術にかかって自分が瑞雲番長だと思いこんでる!」

不知火「止められないんですか!?」

金剛「私に酷いことしたら、イギリス海軍が黙っちゃないデスよ?戦艦や空母をよんで、エグいことシマスカラ!」

雪風「それは楽しみね!貴方たちをヤれば、より凄い水上偵察機に会えるってことですから」

比叡「って、瑞雲が好きなのか嫌いなのかハッキリしてください!」

扶桑「うるさいわね!まずはそっちのショートヘア、貴方から殺るわよ!」

金剛「ひ、比叡!」

比叡「お姉様あぁぁ!」

雪風「逝っちまいなさい!!」


??「待て!」

雪風「!?」

雪風「だ、誰!?」

比叡「あ…あれは!」

金剛「長門先生!?」

長門「瑞雲番長とやら。一部始終、この目でしかと見させて貰ったぞ」

金剛「じゃあ早く出て来てほしかったデス」

雪風「な、何者よ貴方は!」

長門「戦艦長門…この程昇進して、連合艦隊の旗艦となった艦娘だ」

比叡「ただの戦艦ですから!」

雪風「何よ…この危ない格好の怪しい女は!調子に乗ってるの?馬鹿なの?」

長門「…その通りだ」

長門「私は変態。つまり特殊性癖を持ち、駆逐艦ちゃんをペロペロしている」

長門「尚且つ我慢弱く、駆逐艦ちゃんが嫌がるのを聞こうともしない…」

長門「俗に言うロリコンだ!!!」

雪風「なんですって!?」

金剛「長門先生、ふざけてマス?」

長門「しかしっ!そんな私でも吐き気のするような悪戦艦はわかる!」

雪風「く…こんな格好の私を戦艦と見破るだなんて…!」

長門「そして、それを見て見ぬふりも出来やしない!」

雪風「そこまでして私と戦いたいようね、貴方…」

長門「いざ、対峙させてもらうぞ戦艦瑞雲!!」

雪風「あ、私の名前は瑞雲じゃなくて扶桑よ」

長門「…それは失礼」

雪風「行きなさい瑞雲!あの女を八つ裂きにするのよ!!」

キィィィィン

比叡「長門先生危ない!」

ドカ-ンガキィン

雪風「っ!瑞雲の爆撃を弾いた!?」

長門「ふん、効かぬわ!」


長門「次はこっちの番…喰らえ三式弾!」ズドォォォン

雪風「ああっ瑞雲が」

長門「隙ありだ、41cm主砲!」ドゴォン

雪風「きゃあん!?」

長門「35.6cm主砲!」ドゴォン

雪風「ちょっ待っこれ雪風ちゃんの身体!」

長門「15.5三連装副砲!副砲副砲副砲!!」ドゴォンドゴォンドゴォン

雪風「あげーー!!」

雪風「何…この…理不尽な強さ…」フラフラ

長門「ふっ、これが長門型戦艦の実力だよ」

雪風「空は…あんなに…青い…のに…っ」

雪風「…やっぱり、私…沈むのね…」バタッ


金剛「長門先生!」

比叡「ありがとうございます!」

長門「少し待て、トドメをさす」

長門「三式弾!!」ドゴォン

雪風「ぎゃあーー!!」


金剛「な、長門先生…?」

比叡「やりすぎ、です…」

大和「貴方たち、危ない所でしたね」

比叡「大和先生」

大和「運良く私達が通りかかってよかったです…さあ、ここは自分に酔ってる長門先生に任せて立ち去りましょう」

大和「知り合いと思われても、困りますから」

金剛「そうデスネ大和先生」

比叡「え、でも瑞雲番長さんは大丈夫なんですか?」

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