中沢「…どっちでも良くない!」 (37)

早乙女「はい、中沢君!」
中沢「えっ、えっと…どっどっちでもいいんじゃないかと」

モブ郎「中沢!コーラとお茶どっちが良い?」
中沢「どっちでも良いよ」

モブ雄「なぁ、これどう思う?中沢」
中沢「どっちでも良いんじゃないかな」

"どっちでも良い"これが僕の口癖だ。
何故ならこう答える事によって、一方を敵に回す事がないからだ。


モブ太「おーい!中沢ー!」

だから、僕は今日もこう答える。



中沢「どっちでも良いよー!」

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学校


杏子「ぶんかさい?って何だ?」

まどか「そっか、杏子ちゃん初めてだもんね」ウェヒヒ

さやか「文化祭って言うのは、まぁ、学校でやるお祭りってとこかな?楽しいよー!1クラス毎に屋台とか喫茶店とかやってさ!」

まどか「この学校広いから、それだけいっぱい出し物があるしね」ウェヒヒ

杏子「へぇー!美味いモンいっぱい食えんのか!?」

さやか「杏子って、ほんとそればっかよねー」ニシシ

ガラッ

早乙女「はい!皆さん席に着いて!」

早乙女「皆さん、文化祭といえば演劇ですか?模擬店ですか?はい、中沢君!」

中沢「えっ、えっと…どっどっちでもいいんじゃないかと」

早乙女「その通り!どっちでもよろしい!」

早乙女「文化祭の出し物で青春が決まると思ったら大間違いです!皆さんはくれぐれも、え~やっぱ文化祭は演劇っしょ!とか言う大人にはならないように!」

さやか『職員会議で何かあったか~?』
まどか『うぇひひ』


早乙女「と、いう訳でウチのクラスの出し物は模擬店に決まりました~」

ワーパチパチ


早乙女「そうそう、文化祭の実行委員も決めないとですね~。誰か、立候補、又は推薦はありませんか?はい、中沢君!」

中沢「え、誰でも良いかと…」

早乙女「では、男子の実行委員は中沢君に決定という事で。女子からは誰か立候補はいませんか?」

ザワザワ

さやか「仁美やったら?去年やって大成功だったじゃん!」

仁美「…生憎ですが、ここの所お稽古事が増えてしまって。放課後の集まりに参加出来そうにないんですの…」

さやか「そっか…。うーん!残念!」

モブ子「ねぇねぇ、佐倉さんなんてどう?」
モブ美「良いかも!いつもハキハキしてるし、頼りがいあるもん!」キャッキャッ

早乙女「皆さんお静かに!佐倉さん、初めての文化祭になりますがどうですか?やってみますか?」

杏子「えー…」

さやか「良いんじゃない?あんた似合いそうだし、あたしもサポートするしさ!」

杏子「んー……さやかが言うなら…」

杏子「わーったよ。はいはいやりまーす」ガタ

ワーパチパチ

早乙女「では、早速ですが二人は今日の放課後第一会議室に…」

昼休み

マミ「あら、それで佐倉さんが実行委員になったのね」クスクス

杏子「笑うなよー!皆あたしを指名してくれたんだぜ!」エッヘン

さやか「最初ちょっと嫌がってた癖に」

まどか「うぇひひ。あ、そういえばほむらちゃんも文化祭は初めてなんだよね」

ほむら「えぇ。実は、今まで身体が弱くてそういう学校行事ってあまり参加した事ないの…」ホム…

まどか「てぃひひ。一緒に楽しもうね!ほむらちゃん!」

ほむら「まどか///」

マミ「ふふ。じゃあ美樹さん、佐倉さんの事サポートしてあげて頂戴ね?」

さやか「まっかせて下さい!」トンッ

杏子「あんたはあたしのオカンかよ…」

まどか「うぇひひひ」

放課後


さやか「じゃあ杏子、委員会頑張ってね」

まどか「じゃあね、杏子ちゃん」

杏子「おー…やっぱり放課後潰されんのは面倒だな」

さやか「そう言わないの!お菓子買っといてあげるからさ」

杏子「頼むわー」フワーァ

ほむら「それじゃあ、また明日ね」ファサッ

杏子「おー、じゃあな!」ヒラヒラ



杏子「さて、と。場所は…ん?」

中沢「はぁ…実行委員なんて面倒だなぁ…」

杏子「おい、あんた」

中沢「うわぁ!…佐倉さんか」

杏子「驚き過ぎだろ…。あんたも実行委員だろ?えーっと…中島?」

中沢「…中沢だよ。僕をいつも友人を野球に誘う眼鏡君みたいな名前で呼ばないでよ」

杏子「悪りぃな。噛みまみた」

中沢「はは。あ、委員会の場所分かる?」

杏子「分かんねぇから案内してよ。どうせあんたも今から行くんだろ?」

中沢「う、うん。じゃあ…着いてきて」

テクテク

中沢「…」
杏子「…」

テクテクテクテク

中沢「…はぁ。嫌だなぁ…実行委員なんて」

杏子「ん?あんた誰がなっても良いっつってたじゃん」

中沢「…まさか僕がなるなんて思わなかったからね。誰でも良いなんて言わなきゃ良かったよ」

杏子「自業自得だろー。一度やるって決めたんだ。男なら最後までやり通せ」

中沢「…う、うん」

テクテクテクテクテクテク

杏子「…」
中沢「…」チラッ

中沢(佐倉さんと実行委員…か。そういえば、佐倉さんと話すのって初めてかも)

中沢(佐倉さん、ちょっと苦手だったんだよな~…。言葉遣いとか結構乱暴だし…)

中沢(…美樹さんとかよく言い合いなんて出来るよなぁ)

杏子「…い。おい!」

中沢(あ、でもさっきは普通に話せてたよな…。案外普通の子なのかも)

杏子「…おい!中沢!」ガシッ

中沢「ひぃっ!」

杏子「…第一会議室ってここだろ?何ぼーっとしてんだよ」

中沢「…あ。あぁ!ははは…」

杏子「ったく頼むよ…どっちが案内されてんだか」ハァ

中沢「ご、ごめん…」

中沢(やっぱり怖い子だな…)

「…では、各クラス毎に案をまとめて提出して下さい。…以上で今日の委員会は終わります」




杏子「んっ…んー!やっぱり堅っ苦しいなぁ」

中沢「…これから放課後はほとんど委員会かぁ」

中沢(はぁ…佐倉さんと一緒だし、気が重いよ…)

杏子「ま、面倒だけど引き受けちまったもんはしょうがねぇ。それに…」

杏子「せっかくの文化祭だ。どうせならとことん盛り上げようぜ!!」ニコッ

中沢「!」

中沢「う、うん///」

今回はここまで

杏子「やっぱりおちんぽには勝てなかったよ」

さやか「うえーん嫁が取られたよー」(とか言いつつあたしも恭介のおちんぽ欲しいけど)

ほむら「佐倉杏子は元々援交で繋いでいた子、こうなっても驚きはしないわ、でも私は決しておちんぽには屈しない」

まどか「日本男児のおちんぽってどんななのかな」

マミ「そろそろ下級生のおちんぽにも手を出してみようかしら」

なぎさ「なぎさはチーズよりもおちんぽを食べたいのです」

こんなスレになるんだろ

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