男「一級フラグ建築士の資格が欲しい」 (92)
昼休み
男「なぁ、なんで俺には取れないんだと思う?」
友「さぁ?まぁかなり難易度の高いからなアレ。あの資格持ってる奴って世界に数人しかいないって話だぜ?」
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男「なんか就活でも有利って聞くしこれからのためにも取っておきたいんだよね」
友「確かにな。一級フラグ建築士の資格があればよく将来は約束されるって聞くし」
男「だけど、あと1年しかないんだよなぁ…」
友「一級フラグ建築士は高校生の時にしか取れない資格だからな」
男「もう3年だもんな俺達……」
友「だな……」
男「ウチの高校は一級フラグ建築士の資格の取得率が全国で1番高いって聞いたのに……なかなか上手くいかねぇもんだな」
友「ウチの高校でも持ってる奴は数人だからな」
上条「あ、男に友」
【とある魔術の禁書目録(ライトノベル)】
男「おう、上条か」
上条「どうしたんだ2人共?なんかめっちゃ暗い雰囲気出てねぇか?」
男「…なんでもねぇよ。そういうお前こそどうしたんだ?さっき職員室呼ばれてなかった?」
上条「あぁ……うん、小萌先生最近厳しくって」
友「はは、お前が授業サボって海外旅行行ったりするからだろ?」
男「自業自得だな」
上条「ちょ!酷くね!?お前らは事情知ってるだろ!?」
男「さーて何のことかな?」
友「毎回毎回女の子とイチャイチャイチャイチャしやがって!なーにが不幸だ!この幸せ者め!」
上条「いやいや俺結構死にかけたりしてんだぞ!?めっちゃ不幸だろ!」
男「うるせー!『一級フラグ建築士』持ってる奴が不幸とか言うんじゃねぇよ腹立つ!」
上条「うっ…そ、それでも俺は『一級フラグ建築士』の中では不幸な方じゃん!こんな入院ばっかりしてる一級フラグ建築士他にはいないだろ!?」
男「あー…まぁ確かにな。」
友「なんだっけ?ビリビリ中学生?結構大変らしいな」
上条「御坂もだけど……暴食シスターの世話がやっぱりさ……[田島「チ○コ破裂するっ!」]もままならん」
男「あ、インなんとかさんだっけ?いやぁ大変そうだね」
上条「夢にまで見た高校生活がこんなことになるなんて……不幸だ」
一条楽「あれ?どうしたんだ皆」
【ニセコイ(少年漫画)】
男「あ、一級フラグ建築士の中でもトップクラスで幸せな一条君だ」
友「お前はホントあれだな。ちょっとは上条みたいに苦労を覚えろよ」
上条「羨ましい…」
一条「ちょっ!?いきなり何なんだよお前等」
男「お前の悪口を言ってた所だ」
一条「ひ、ひでぇ」
友「ん?なんかボロボロだな?」
一条「あぁ…また千棘の奴に殴られてな」
男「またかよ、相変わらずうるせー奴らだな」
一条「俺だって好きで殴られてるわけじゃねぇって」
上条(あれ?なんか一条にすげぇ親近感湧く)
男「ったく、お前は上条と違って好きな人いるんだからしっかりしろよなー」
一条「う、うるせーな。俺だって色々悩みとかあんだよ」
友「10年前の約束の女の子て……ロマンチックですね」
一条「なんだよその目は……」
上条「お前の悩みなんて軽いもんじゃねぇか?俺なんで世界平和について考えさせられるほどの悩みを抱えてんだぞ!?」
全員「御愁傷様」
上条「心がまるでこもってない!?不幸だ!」
キリト「どうしたんだお前等?」
【ソード・アート・オンライン(ライトノベル)】
男・友「出たな幸せ勝ち組野郎!」
キリト「な、なんだよお前等」
男「お前はホントに羨ましい奴だよな!」
友「嫁いるし!」
上条「嫁優しいし!」
一条「嫁殴ってこないし!」
キリト「な、なんか上条と一条の迫力が凄まじいんだが……」
男「お前は一級フラグ建築士の資格手に入れてホント特したパターンの1人だよな?」
キリト「え、なんで?」
友「そりゃそうだろ?お前から資格取ったらただのネットゲーマーじゃん?ぜってぇ引きこもりになってたよ」
キリト「い、言ってくれるな」
上条「まぁ、確かに桐ヶ谷は俺みたいに外で動くタイプではないしな」
一条「フラグ建築したのも全部ネットの中でだもんな」
キリト「俺…お前等になんか嫌われるようなことしたか?」
男「まぁぶっちゃけただの僻み」
友「アスナさん紹介したら許す」
キリト「それはダメだ」キリッ
上条「出たなお得意のキメ顔」
一条「俺はさすがに和人みたいな真似はできねぇな」
男「てかさ、お前ってもう童貞卒業したんよな?」
キリト「えと、……まあ」
友「俺も男も経験あるけど、上条と一条って資格持ってるくせにセックスどころか彼女もいないんだよな。ダッセww」
上条・一条「あぁ!?」
キリト「………ww」
上条「き、キレていいよな?これは上条さんキレてもいいですよね?」
一条「ま、待て!俺はちゃんと恋愛はしてるし!そういう意味でなら上条よりは一歩リードしてるはずだ!」
上条「はぁぁぁ!?おまっ!上条さんが今までどれだけの苦労を味わってきたと思ってんだ!?お前みたいなゆとり生活送ってきてねぇんだよ!」
一条「お、俺だって苦労してるっての!次から次へとわけわからん謎が出てきてまるで進展しねぇんだよ!大変なんだぞコッチも!」
男「うるせーよお前等。そんなんだから桐ヶ谷みたいにちゃんと彼女できねぇんだろ」
キリト「俺はもう娘もいるしな」
友「さりげに自慢してんじゃねぇよ……」
高坂京介「なに騒いでんのお前等?」
【俺の妹がこんなに可愛いわけがない(ラノベ)】
男「あ、京介先輩。ちわっす」
友「ロリコン先輩ちわっす」
京介「誰がロリコンだ!?」
一条「友、京介先輩はロリコンじゃなくてシスコンだって」
友「そうだっけ?」
上条「お疲れっすシスコン先輩」
京介「殴っていいかお前等?」
キリト「大変ですね先輩も」
京介「妹のいるお前ならわかってくれるよな!?」
キリト「いや、近親はさすがに。スグにそういうことをしようと思ったことはないですね」
男「ねーだろそりゃ。てか近親者に対するフラグ建築行為は法律で禁止されてなかったか?」
京介「」ビクッ
キリト「」ビクッ
友「ばっ!おまっ!それは京介さんの黒歴史だろうが!触れてやんな!」
京介「おい友……聞こえてるぞ全部」
キリト(俺はあれだし、従姉妹だし。セーフだろセーフ。)
上条「まぁ確かに桐乃ちゃんは可愛いと思うけど……最近御坂と仲良くなってるのがちょっとな……」
京介「お、おい!大丈夫なのかそれ?ウチの妹に変な能力とか教えてねーだろうな!?」
上条「だ、大丈夫だとは思うけど……まぁ御坂と、というよりは御坂妹と仲良くしてるっぽい……」
キリト「そういえばウチのスグとも仲良くなったみたいだな。」
男「直葉ちゃんと桐乃ちゃんて声似てね?」
友「あーわかるわそれ。まぁ直葉ちゃんのほうがなんとなく声の感じが優しい気がするけど」
一条「それに直葉ちゃんって実は巨乳だしな」
男「一条お前……何気に見てるところは見てるんだな」
キリト(一条はムッツリだったのか……)
京介「き、桐乃だって優しくないわけじゃ……胸も中学生にしてはデカイほうだし………」
全員「…………」ジー
京介「な、なんだよ」
男「あれだな……通報するか」
友「だな。妹は法律違反だし」
京介「ち、違う!断じて違う!俺はもうシスコンは卒業したんだ!冤罪だ冤罪!」
一条「なんかその必死な感じが逆に怪しいっすよ」
京介「う、も、もうお前等なんぞ知らん!じゃあな!」
全員(逃げたか)
男「はぁ……なんつーかあれだな」
友「ん?」
男「一級フラグ建築士ってのも色々悩みとかあるもんなんだな」
友「まぁ気付いたら近親者にフラグとか建ってる場合もあるらしいしな。それで何人かしょっぴかれるとこ見たことあるぜ?」
キリト(あー…スグが従姉妹でホントによかったぁ)
上条「誰だっけ捕まったの?」
一条「ほら、あれだよ。ヨスガの……」
【ヨスガノソラ(エロゲー)】
上条「あー……え、ハルが学校来なくなったのってそれが理由なの!?」
キリト「あぁ、なんかクラスメイトにソラちゃんのヤッてるとこ見られたらしくてな。まぁ運も悪かったな」
男「最近妹に手を出すフラグ建築士が多いってニュースになってたしな」
友「おかげでますます一級フラグ建築士が難関になっていくんだよなー」
上条「まぁそれでも妹に手を出すやつってのはごく一部だけどな」
一条「それに使い方を間違えたのは妹に手を出した奴だけじゃないぞ?」
男「え?」
一条「ほら、フラグ建築の乱用で処刑されたっていう……」
友「あー……伊藤誠か」
【スクールデイズ(アニメ)】
男「まぁ…あの人はな……よく周りから『誠氏ね』とか言われてたしな」
上条「そういや『誠氏ね』って流行語みたいになってたな」
友「でも上条と桐ヶ谷も結構危ないんじゃないか?」
上条・キリト「え?」
男「一条は学校内の一部にしかフラグ建築してないけど、お前らめちゃくちゃ建築してんじゃん。特に上条なんか世界規模だし」
一条「フラグ建築までグローバル化してどうすんだよ(笑)」
上条「え、マジ、俺処刑されんの?」
キリト「マジか…俺も危なかったのか……気をつけよ」
友「上条に至っては1級死亡フラグの資格も持ってたし、処刑される前に死ぬんじゃね?」
上条「欲しくて手に入れたわけじゃねぇんだよ!!」
男「まぁでも、上条も桐ヶ谷も一級主人公補正の資格も持ってるし大丈夫じゃないか?」
一条「俺はまだ二級だからなぁ、ちょっと羨ましいわ」
友「一級主人公補正持ってる奴って大体危険なことしてる連中だぜ?持ってないほうが安心安全だって」
上条「……」
桐ヶ谷「……」
一条「そういや他のクラスのサイトって奴も一級主人公補正があったからいいものの、何度も死にかけたとか言ってたな」
【ゼロの使い魔(ライトノベル)】
サイト「呼んだ?」
一条「え」
キリト「おーサイト」
サイト「久しぶりだな和人」
男「桐ヶ谷知り合いなの?」
キリト「まあな。剣の使い方とかでたまに話すんだよ」
サイト「和人の二刀流面白そうだしな、勉強になるかと思って」
キリト「和人は戦うこと多いからなぁ」
男「えと…やっぱりサイト君って…」
サイト「サイトでいいよ」
男「んじゃ、サイトってやっぱり何度も死にかけたことあんの?」
サイト「そうだな…まぁわりと。一級主人公補正が無かったら確実に死んでると思う」
友「やっぱりそうなんだ」
サイト「でも、可愛い女の子と出会うにはやっぱり危険な道を進むのが1番の近道だと思うよ」
男「男の中の男だな」
キリト「サイトは女の子大好きだからな」
サイト「おっと、そういらルイズに呼ばれてんだった。それじゃこれで」
男「おう、またな」
一条「…やっぱり俺は二級主人公補正でいいかな。戦いとか苦手だし」
上条「情けねーなぁ一条」
男「お前の主人公補正っぷりは異常だけどな」
キリト「剣も持たずによくやるよ…」
上条「最近剣士多すぎだろ」
男「確かに」
友「桐ヶ谷ってあれだよな、黒崎となんか被るよな」
【BLEACH(少年漫画)】
一条「あー…あの黒い格好とか…ちょっと中二病っぽい感じね」
キリト「ひどいなお前」
男「心配すんなよ桐ヶ谷、お前は髪も黒いし黒さなら勝ってるから!」
キリト「……」
上条「まぁそれに、一護は三級フラグ建築士だから女の子関係じゃ圧倒してるって」
キリト「……」
友「気付いたんだけど、先に一級主人公補正の資格取っちまったらフラグ建築士って取りにくくなるんだな」
全員「あー…」
友「ナルトとか遊戯とかルフィとか悟空さんとか…」
男「待て待て、その面子はなんかジャンルがおかしいって」
一条「悟空さんって嫁さんいるけど絶対女に興味なさそうだもんな」
上条「食欲、睡眠欲、戦闘欲だよなあの人の場合」
キリト「そもそも地球人じゃないからな。比べる意味はないだろ」
男「ナルトはどうなん?最近モテるって聞くけど?」
友「ナルトを好きになる女子のレベルが低い」
全員「あー……」
一条「あ、そういや銀八先生って一級主人公補正取った後に一級フラグ建築士の資格も取ったって聞いたぞ?」
【銀魂(少年漫画)】
銀八「ギャーギャーギャーギャーやかましいんでぇ、発情期ですかコノヤロー」
男「あ、銀さん」
銀八「何男子で固まってんだ気色悪い。発情期の男子が群がってると暑苦しいんだよ。よそでやれよそで」
キリト「銀さんって何で一級フラグ建築士の資格持ってるのに彼女出来ないんですか?」
全員「!?」
銀八「へ、へえ?なに?どしたの大串君?なんか今凄く失礼なこと聞いてこなかった?今凄く喧嘩売ってきてなかった?」
キリト「桐ヶ谷です」
上条「てか何?え?俺にも喧嘩売ってねそれ?」
一条「お前…この中で1人だけ彼女がいるからって……」
キリト「いや、別にそういうわけじゃ…」
銀八「言っとくけど銀さんはいつでも彼女とか作れるから。余裕だから。いつでも作れるけど作ってないだけだから。断じて負け組ではないから!」
男「あー…なんか銀さんは結婚とか彼女とか出来ない気がする」
銀八「はぁぁ!?てんめっ!ぶっ潰すぞクソ餓鬼!」
友「精神年齢がアレだしな。それと糖尿になりかけてるし」
銀八「お前ら今日補習だから!」
全員「はー!?」
銀八「小萌せんせー!この馬鹿共がもっと勉強したいって言ってまーす!」
男「ちょっ!何言ってんすかアンタ!」
銀八「小萌せんせー!!」
キリト「うわぁ」
上条「俺達はこういう大人にならないようにしようぜ?」
一条「だな」
男「はぁはぁ…行ったか」
友「一級フラグ建築士ってのも色々だな」
キリト「アレと一緒にはされたくないな」
上条「さっきから桐ヶ谷の口が悪いと思うんだが何故だ?」
一条「あれじゃね?ほら銀さんて白いから」
友「どんな理由だよ」
リト「どうしたんだ皆揃って?」
全員「!!!???」
【To Loveる(少年漫画)】
男「リ……リト」
友「この学校の生きる伝説……!」
リト「お、大袈裟だな」
一条「相変わらずすげぇオーラだ」
キリト「やっぱりリトは貫禄があるな」
上条「俺の憧れだ…」
男「そうなの?」
上条「俺がラッキースケベ起こした後って制裁が待ってるけど、リトはそれがフラグ建築になるからな。凄すぎるだろ」
男「なるほど」
リト「そんな、大したことじゃねぇって!俺だって古手川とかヤミとかに制裁されることもあるし」
上条・一条「可愛いもんじゃねぇか」
友「一条はゴリラパンチ、上条に至ってはビリビリされたり頭囓られたりで毎度死にかけてるもんな」
男「でもリトってホントすげぇよ。一級フラグ建築士の中でも格が違うって話じゃん」
リト「な、なんだよそれ?」
友「マジマジ。ほら、リトの建てるフラグって恋とか愛とかそんな甘っちょろいレベルじゃないじゃん?」
上条「最早エロだもんな」
リト「ちょ!?エロって…」
男「あんな奇跡的な転け方できる奴は他にはいないって」
友「だな。最初は狙ってんだろ!とか思ってたけどあれは逆に狙ってできるレベルじゃねぇよな。天才だよ」
リト「な、なに言ってんだよお前等!」
一条「俺がやったら確実に千棘に殴られる」
キリト「俺もさすがにアスナの反応が怖いな…」
上条「いやいやお前等はまだいいじゃん。俺なんて本気で殺しにくるからね?まともな女の子いないからね?」
全員「………あー」
男「そういう意味じゃあれだな?結構女の子次第なところもあるよな?」
友「桐ヶ谷なんかホントいいよな?嫁さんが心広いから結構フラグ建築しても許されんじゃん?」
キリト「別に建築したくてしてるわけじゃ…」
上条「よく言うぜ。彼女がいながら他の女の子とイチャイチャしやがって…羨ましい」
一条「お前が言うなよ」
男「お前も言うなよ」
上条「俺は別に彼女とかいねぇし!てか上条さんは全然モテてないし!」
男「お前本気殺すぞ黙れ」
友(ガチ切れ!?)
一条「俺だって彼女いねぇし……てか俺も」
男「橘さんいるじゃん。モテてないとか言ったらぶっ殺すからな?」
一条「……」
男「でも一条は周囲の女の子限定だしな。そういう意味では上条は質が悪い」
上条「はぁ!?」
キリト「上条はどこだろうがお構いなく建築するからな。無意識とは言え、お前の場合世界規模だし、もう少し考えて行動したほうがいいんじゃないか」
男「お前が言うな」
一条「それに上条が建築したフラグってさ…やっぱりちょっとな……」
リト「あー…なんだっけ?能力者?結構怖そうな人達が多いよね当麻は」
上条「なんで皆の周りにいる女の子は可愛いくて優しそうな子ばっかりなんだ?」
リト「俺のとこは一部宇宙人が混ざってるけど」
男「それでも皆ある程度常識人じゃね?人の命を奪ったりとかそんな子はいないじゃん」
リト「まぁ……」
友「…一級フラグ建築士の資格は欲しいけど、上条みたいな生活はちょっと考え物だよな……」
上条「……なんでだ、なんで俺はこうも不幸なんだ……」
男「なんかあれだな……一級フラグ建築士の資格があるからって幸せになれるとは限らねぇわけなんだな、上条を筆頭に」
上条「……その幻想をぶちk」
男「そう思うと別に一級フラグ建築士の資格なんて無くてもいいような……」
アスナ「和人くん」
全員「!?」
キリト「アスナ?どうしたんだ?」
アスナ「もー、どうしたんだ?じゃないでしょ?昨日お昼一緒に食べよって言ったじゃない」
全員「!!?」
キリト「あ、ご、ごめん!忘れてた」
アスナ「もー、せっかくお弁当作ってきたのに」
キリト「ご、ごめんアスナ」
全員「………」
アスナ「ほら、行くよ?ごめんね皆。キリト君借りるね?」
全員「……いえ、お気になさらず」
キリト「じゃあ皆!また後でな」
全員「………おう」
全員(お前の席、次の授業からねぇから!)
千棘「楽ー?」
全員「!?」
一条「千棘?どうしたんだよ」
千棘「いや、お昼食べないの?」
一条「え、ああ…購買で買おうかなって」
千棘「そ、そう……それで、もう買ったの?」
一条「いや、まだだけど…どうしたんだ?」
千棘「あ、そ、そのね!?いや、えっと…今日お弁当作ってきたんだけど作りすぎちゃったのよ!そ、それでアンタに食べてもらおうかと思って…」
全員「………………」
一条「お前……また懲りずに料理に挑戦なんかしてんのかよ」
千棘「う、うるさいわね!いいでしょ!?アンタ料理に関してだけは頼りになるんだし!味見ぐらい手伝いなさいよ!」
一条「へいへい…んじゃ、また後でな皆」
全員「………サヨウナラ」
千棘「ほら早くしてよ!」
一条「わ、押すなよバカ!」
全員「………………死ねばいいのに」
男「……上条」
上条「な、なんだよ」
友「お前は違うよな?お前は友達だよな?裏切ったりしないよな?」
上条「あ、当たり前だろ!俺はあいつらみたいな女子力の高い女は周りにいないし!そもそも恋愛とかそんなん全然ないし!」
美琴「見つけたわよアンタ!」
全員「!?」
上条「み、御坂!?ど、どうしてここに」
美琴「昨日は散々私のことをバカにしてくれたわね……絶対に許さないわ」
上条「ば、バカになんかしてねぇよ!」
美琴「じゃあ昨日の!あのデカい刀持った巨乳の女の人は何だったのよ!」
上条「神裂のことか?あ、あれは色々あってだな」
美琴「ゲコたグッズの買い物に付き合う約束を途中で放り出すなんて!今日という今日は絶対に許さないわ!」ビリビリ
上条「ふ、不幸だーー!」
美琴「あ、コラ!待ちなさい!」
男「…………」
友「…………」
男「………なあ」
友「………なに」
男「………一級フラグ根絶士ってある?もしくは一級フラグ妨害士とか」
友「…………」
END
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ナルトェ…