???「因果律を超えて私の理論を証明してみせるぞ」(15)

進撃×FFCCEoTのクロスssです

キャラ崩壊です

登場キャラ紹介(FFCCEoT)

・シェルロッタ(人間)
 以降、シェルロッタと表示

・シェルロッタ(猫)
 以降、ネコロッタと表示

・ラーケイクス

・ゴーレム(死にそうになると爆発しちゃうかわいいヤツ)

・ノルシュターレン

・ウァルトリール(ノルシュターレンの師匠)

・エリル

・リアン(エリルの兄)

・イリーナ

・オルジィ(イリーナの祖父)

・トラト

・バチェン(トラトの夫)

・ウルズ(トラトとバチェンの息子)

・トゥムリー

・フェルプル(トゥムリーの息子)

・べリアウルデ

・アンデッドセレブ

多くてすみません

モーグリ忘れてたああああ!!!

―2850年―

とある街のとある図書館

???「はるか昔……この地に栄えた古代文明があった…。その文明は50mもの巨大な壁を基盤とし、日々平凡に暮らしていた。しかしある出来事をきっかけに、かの文明は滅んだ」

パラパラ…

???「そう…滅んだのだ。突如出現した超大型巨人によって壁が破壊され、巨人は人々を食い尽くした。人類に成す術はなく、ただ自分の死を待つしかなかった」

パタン

???「さあ見せてみろ…因果律を超えて私の理論を証明してみせるぞ。歴史を変えて、新しい世界を作りあげるのだ!!!」

とある村

シェルロッタ「おい皆!起きろ!!」アセアセ

オルジィ「なんじゃ騒がしいのぉ…」

イリーナ「わぁーおじいちゃんの頭が日光に照らされてまぶしい…!」

リアン「わあっ!?なんの騒ぎだ!!?」

エリル「にーちゃ、うるさいよう」

ノルシュターレン「お師匠さん、起きてください」

ウァルトリール「なんだよもう…」

トラト「アンタたち、起きなさーい!!!」

バチェウルトゥムフェル「「「「はいぃぃぃぃぃぃ!!!」」」」

シェルロッタ「あ、あれを見ろ!!!」

一同「…!?」

シェルロッタの指差す方にあったのは巨大な雲の渦だった
辺りを巻き込んでいくその雲の渦の中心には、
見たこともない紋章の刻まれた懐中時計があった

―850年―

キース「おきろー!!」

女子部屋

ミカサ「はっ…!」パチ

クリスタ「ふぃ~…」

アニサシャユミ「「「zzz...」」」

男子部屋

アルミン「はっ…!!」パチ

ベルトルト「うう…」

マルコ「ふあ…」

エレコニジャンライ「「「「んが…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

格闘訓練

エレン「ん?なんだありゃ」

一同「…!?」

その渦巻く雲の中心にある紋章を見た瞬間、
見たこともない連中を引き連れた老人が現れた
その老人はこう名乗った

???「私の名は、ラーケイクス。この荒んだ歴史を変えるために、未来から時を超えてこの地を訪れた」

エレン「は?」

コニー「?」

サシャ「?」

ミカサ「?削いでいい?」

アニ「ダメ」

ベルトルト「(怖そうだな…)」

ライナー「…」ウホ

クリスタ「ひっ…」

ユミル「なんだあのハゲ」

ラーケイクス「やかましいわ」

アルミン「なるほど…」

一同「?」

エレン「何か分かったのかアルミン?」

アルミン「うん。このおじいさんは、不死だ」

コニー「は?なんでそんなことがわかるんだ?」

アルミン「何かの書物で見たことがあるんだ。『この地にはもうひとつの文明が存在している』と。」

ライナー「なんだと?俺たち以外にも人類が存在したってのか?」

アルミン「ああ。しかもこちらの文明とは全く違うものなんだ。クリスタルという鉱物を基盤とした生活らしい」

アニ「そのクリスタルってのが、不死と関係あるの?」

アルミン「『ラーケイクス、クリスタルの力によって不死を得る』と書かれている」

ラーケイクス「そう。私はクリスタルの力を利用して不死になったのだ。そしてこの時代の2000年後、ある書物を見てこの時代のもうひとつの文明の存在を知り、人類滅亡の危機を救うために来たんだ」

「ラーケイクスー!!!!!」

ラーケイクス「ん?この声は…」

シェルロッタ「ラーケイクスー!!!」

ラーケイクス「だ~っ!なんでこのいいとこで来ちゃうかなぁ!!!」

エレン「誰だお前?」

シェルロッタ「私はシェルr…ぐえっ」

アニ「可愛い~♪」ダキッ

シェルロッタ「ぐ、ぐるじい…」ジタバタ

エレン「アニ、キャラが…」

アニ「はっ…!////」ポッ

シェルロッタ「な、なんなんだ急に…」

アルミン「あれ?僕と同じ声?」

シェルロッタ「そりゃそうだ。お前と私の声優は同じなんだからな」

ミカサ「じゃああなたの声も井上麻里奈さんが?」

シェルロッタ「ああ。おっと言い忘れてたが、もう少しで他の連中も到着するぞ」

一同「他の連中?」

―数分後―

バチェン「zzz...」

ウルズ「よっす」

フェルプル「うっす」

トラト「こらっ!!!ちゃんとあいさつしなさい!」

トゥムリー「ごめんなさいごめんなさい!!」

リアン「なんだなんだ!?どこだここは??」アセアセ

エリル「うるさいよ、にーちゃ」

イリーナ「妹の方がしっかりしてるわね」

オルジィ「じゃな」

ウァルトリール「おいノルシュターレン。早くしろ!」

ノルシュターレン「待ってくださいよ~!」

ラーケイクス「ん?べリアウルデ達は見かけなかったか?」

ウルフェル「「ああ。見てないぞ」」

ラーケイクス「おかしいな…。あ、いた」

ベリアウルデ「ラーケイクス様、遅れて申し訳ない」

ゴーレム「ウィ」ペコ

エレン「なんだコイツ。可愛いな」ナデナデ

ゴーレム「ウィ~♪」

リコ「なあ、そのしっぽ触っていいか…?」キラキラ

シェルロッタ「ああ。いいぞ」

リコ「うわあ~もふもふだぁ…///」

ミカサ「(なぜリコ班長がここに…)」

ゴーレム「ウィ」

キッツ「だまれぇーっ!!」ビシイ

ゴーレム「ウィ?」

キッツ「だまれぇーっ!!」ビシイ

ゴーレム「ウィ~…」

キッツ「だまれぇーっ!!」ビシイ

ユミル「クリスタ。ああいう大人にはなっちゃいけねえからな」

クリスタ「存じております」

ラーケイクス「そういえば、君たちに伝えておきたいことがあったんだ」

一同「?」

ラーケイクス「実は、この時代に来る前にこの時代の5年前を訪れたんだ」

エレン「もしかしてあの日のことか!?」

ラーケイクス「ああ。私は巨人の侵攻を食い止めるべく、クリスタルで壁を補強した」

アルミン「さっきから気になってたんだけど、そのクリスタルはどこにあるの?」

シェルロッタ「クリスタルは、私が作り出しているんだ」

アルミン「え??」

シェルロッタ「突如現れたクリスタルコアという他のクリスタルとは全く違うものによってこうなったんだ。それが私にもたらしたのはクリスタルを生み出す能力だけではない。私はそれによって不死となった」

エレン「そのことは後でいい。ラーケイクス、話の続きを」

ラーケイクス「クリスタルによる壁の補強で、巨人の侵攻は防ぐことができた」

エレン「…!?ということは、母さんは生きてるのか!!?」

ラーケイクス「もちろん。君の家もそのままだよ」

エレン「また会える…母さんに……。よかった…」

ラーケイクス「しかし…」

コニー「ん?何か問題でもあるのか??」

ラーケイクス「巨人の侵攻を阻止できても、まだ壁外には巨人が…」

サシャ「どうしてですか?クリスタルの力を使えば巨人なんて…」

ラーケイクス「そうなんだが…巨人は、ある薬を投与された人間なんだ」

ライベルアニユミ「「「「…!?」」」」ギク

エレン「…!?なんでそんなこと知ってんだ?」

ラーケイクス「実は…巨人を生み出したのは私なんだ」

ラーケイクス「しかしこれには、訳があるんだ」

エレン「人類滅亡へと追いつめた当の本人が言い訳か?」

ミカサ「待ってエレン。この話は聞いた方がよさそう」

エレン「ミカサ…。分かった。話を続けてくれ」

ラーケイクス「私は…不死の研究をしていたと言ったね。巨人は、その研究の過程で生まれたものなんだ」

一同「??」

ラーケイクス「巨人化は、クリスタルを含んだ不死になる薬を投与した時の副作用だ。その証拠に、巨人は体の一部をクリスタルで硬化させることができる」

アニ「…!(私と同じだ…)」

ラーケイクス「アニ。少しの間巨人化してくれないか。君からクリスタルの力を感じるんだ」

アニ「え…」

エレン「アニ!お前巨人だったのか!?」

一同「…!?」

アニ「ああ。あの襲撃の時、巨人を引き連れてきたのは私だよ」

エレン「てめえ!!!駆逐しt「やめなさい」

ラーケイクス「もう君の生活は元に戻ったんだ。君やアニ、皆にはこれから仲間として私と一緒に戦ってもらわないといけないんだぞ」

エレン「そ、そうだったな…。悪かった、アニ」

アニ「別にいいよ…(こ、怖かった…)」ウル

エレン「あれ?もしかしてアニ泣いてる…?」

アニ「…」ポロポロ

アルミン「うわーエレンが女の子を泣かせたー」

一同「…」ジロジロ

エレン「だ、だからあやまっただr ドカーン!!!

アニ(女型)「ウガアアアアア!!!」

ラーケイクス「よし!そのまま硬化してくれ!!!」

女型「…」コク

ガキーン

一同「おお…!」

ラーケイクス「あの硬化した部分がクリスタルだ。アニ、もういいぞ」

シュウウウウウウ…

アニ「ふう……」

エレン「アニ、さっきはごめんな」

アニ「もういいよ」

ラーケイクス「不死の実験が副作用無くして成功した後、このタイプの巨人は戦闘用となった」

ユミル「それもお前がやったのか?」

ラーケイクス「ああ。知性のない普通の巨人から身を守るためにな」

アルミン「何故その普通の巨人が人類を狙うように?」

ラーケイクス「それも副作用なんだ。だからそれに対抗するため、その巨人以上の能力を誇るものを作らなければならなかった」

マルコ「なるほど…」

ラーケイクス「そして防御をより強固にするために、巨人に鎧を装備させた。その例がライナーだ」

ライナー「…!」

ジャン「お前も巨人だったのか?」

ライナー「ああ…。俺はあの時ウォール・ローゼを破壊した鎧の巨人だ」

サシャコニ「「…??」」

ミカサ「なんか似てると思ってたけど、やっぱりそうだったのね」

ちなみにFFCCEoTの装備品に「巨人の兜」や「巨人の鎧」というのが実際にあります

ラーケイクス「そして守りではなく攻撃特化に改良したものが、あの超大型巨人だ」

エレン「あの野郎もなのか…!!!」

ベルトルト「実は僕がその超大型巨人なんだ」

エレン「んだと…!?ふざk「やめなさい!」

ミカサ「もうエレンの生活は元に戻ってるのよ?」

ラーケイクス「エレン。キミの場合は少し特殊なんだ」

エレン「何がだ?」

ラーケイクス「君も勿論戦闘用なのだが、先ほど言った三体の巨人に対抗できるように改良されたんだ。つまりこの巨人は、私以外の誰かによって作られたもの…」

エレン「父さんがその薬を俺に投与したんだ」

アルミン「でも、エレンの巨人は女型のような硬化能力があるわけでもなければ、鎧の巨人のような鎧を身に付けているわけでもない。かといって超大型巨人のような大きさでもないし…」

ラーケイクス「そう。そこが特殊なんだ。キミの場合、――――」

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