やよい「う～……みなさんありがとうございますー」

真美「なんとお持ち帰り用もホールで用意してるって！」

亜美「さすがやよいっち、愛されてますな～」

やよい「お便りもこんなに…ホントにありがとうございます！」

亜美「あ、誕生日スペシャルのゲストアシスタントの亜美だよ！」

真美「真美だよ！……で、やよいっち。今日は何作るの？」

やよい「いつもはリクエスト葉書にお答えするんですけど……」

やよい「今日は高槻家秘伝！私のもやし祭りの基本を公開しちゃいます！」

亜美「も、もやし祭りって……」

真美「あのいおりんがあまりの美味しさに味皇並みのリアクションをしたという……」

亜美「え？亜美は海原雄山みたいに唸ったって聞いたよ？」

やよい「よくわからないけど、どっちも違うかなー？って」

やよい「それで、今日はご家庭にある調味料で作れるようにアレンジです！」

亜美「……ご家庭にアレンジ？」

真美「普段なに使ってるの……？」

やよい「まずはもやしをたっぷり……今日は1キロにしますか！」

亜美「もやし1キロって100円程だけど、なかなか食べ切れる量じゃないよね……」

やよい「大きめのホットプレートが良いです！無い場合はフライパンに合わせてもやしの量を減らしてくださいね！」

真美「ふむふむ」

やよい「ホットプレートにサラダ油を薄く塗ります」

亜美「ホイキタ！」

やよい「もやしを広げるように並べて、弱火にかけてフタをします」

真美「あいよ！」

やよい「特製ソースの準備です。中濃ソース、ケチャップ、マヨネーズ、にんにくチューブ、ショウガチューブ、醤油、みりん、料理酒…」

亜美「……え？」

やよい「砂糖、コンソメ顆粒、胡椒を用意します」

真美「台の上が調味料だらけだよー！」

やよい「作っていきますよー！中濃ソースとケチャップがベースです、１：１程度で混ぜてください」

亜美「こ、こんなものかな？」

やよい「マヨネーズを0.7くらい混ぜます」

真美「く、くらいってこのくらいなの！？」

やよい「残りの調味料を味を見ながら加えます」

亜美「……やよいっち、パス」

真美「くらい……とか味見ながらとか、真美たちよくわからないよー！」

やよい「もやしから水分が出ますので、多めにソースを作ってください」

やよい「もやしに火が通って透き通ってきたら……」

やよい「蓋をあけてソースを上からかけて混ぜます！」

亜美「ヘラ二本使い！」

真美「あ、焼きそばの屋台の兄ちゃんみたい！」

やよい「で、完成でーす！」

亜美「では早速……あちち！」

真美「あ、確かに美味しい！」

やよい「子供向けにかなり甘めにしています」

やよい「ウチではこんな感じですけど～」

やよい「いろんな調味料を試してみて、自分だけのもやし祭りを楽しんでくださいね！」

亜美「……でも１キロってやっぱ多いよね」

真美「三人じゃちょっとね……」