P「千早が最近俺を避けるようになった」(103)
P「どうしよう、もう生きていけない」
春香「プ、プロデューサーさん!落ち着いてください!」
P「はは、落ち着いてはいるよ。ちょっと目の前が真っ暗になっただけで。ほら、お小遣いだよ」
っ765円
春香「い、いりませんってば!バトルで買ったわけでもないんですから!一体どういう事か説明してくれれば協力しますよ!」
P「春香……ありがとう。実は……ここ一週間くらい前から、事務的な話以外は全くしてなくて」
春香「あ、一応話はできているんですね」
P「ただ、以前ほど目を合わせなくなったし、業務以外だと避けられるし、二人きりになると妙な沈黙が……」
春香「う~ん?わかりました。とにかく千早ちゃんからも話を聞いてみます」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364710744
春香「ちーはーやーちゃん!」
千早「あ、春香……。丁度いいところに……」
春香「え?」
千早「少し、その、相談に乗ってほしいんだけど……」
春香「うん?いいよ!」
千早「その、プロデューサーの事なんだけど……」
春香「うんうん」
千早「よくわからないんだけど、最近何故か気まずくて……」
春香「うーん?原因とか心当たりはある?(プロデューサーさんと同じ状況かぁ)」
千早「よくわからないんだけど……なんというか、恥ずかしいのよ」
春香「恥ずかしい?何が?」
千早「その、顔を見つめられる事……というか目が合うことというか」
春香「ひょっとして、それって好きってことなんじゃ……?」
千早「じょ、冗談はやめて春香!私はプロデューサーの事を信頼しているけれど、そういう感情じゃないわ!……多分」
春香「じ、自信なさそうだね……」
千早「だって……肯定は、できないじゃない。仮にもアイドルとプロデューサー。そんな事が記事になってしまったら……私も困るけど、プロデューサーだって困るわ……」
春香「それもそうだけど……自分の気持ちに嘘をついちゃ辛いと思うよ?」
千早「……そうだけど……ちょっと話が逸れたわね。どうやったらプロデューサーと気まずさが解消されるかしら……」
春香「うーん。難しいねぇ」
千早「そうね」
春香「そうだ!今度、お菓子でも渡して話をするきっかけにすればいいんじゃないかな!」
千早「そ、それよ!ありがとう春香!早速作ってくるわ!」
でかけてきます。
いつかまた更新します。
これが俺達と>>1の最後の会話になるとは、この時は誰も思わなかったんだ…
期待
春香「んん?なんで私まで千早ちゃんの家にいるんだろ?」
千早「あ、ありのまま起こった事を話すわ。クッキーを作っていたら、真っ黒な物体が出来上がっていたの……」
春香「それはスタンド攻撃じゃないよ、千早ちゃん」
千早「春香、お菓子の作り方教えてもらってもいいかしら?」
春香「そんな事だと思ったよ!」
千早「大丈夫よ、お菓子作るのが得意っていうのは春香と我那覇さんだけに許された特徴よ」
春香「突っ込んでるのそこじゃないよ!もー!」
千早「冗談はさておき……どうすればいいのかしら?」
春香「うぅ……じゃあ、お菓子を作る上で大事な事を言います」
千早「……?」
春香「それは、愛です!」
千早「セーブするよーーー!!!」
春香「千早ちゃん、うるさい。後、キャラ崩壊してるよ」
千早「」テレテレ
春香「今恥ずかしがっても色々遅いよ!」
春香「まずは薄力粉、バター、砂糖、牛乳を用意します」
千早「牛乳以外ないわ」
春香「……買い物いこっか?」
千早「……そうね」
春香「心配だから……冷蔵庫見てもいいかな?」
千早「えぇ、かまわないわ」
春香「」
牛乳5本
カロリーメイト5箱
ビタミン剤色々
ウィダーインゼリー13個
春香「( ゚д゚ )」
千早「な、何よ……こっちみないで……」
春香「さ、流石にこれはちょっとないかなーって」
千早「その、仕方ないじゃない。大変なのよ、色々」
春香「目が泳いでいるよ……」
千早「や、やっぱりプロデューサーも料理とかできる家庭的な女性が好きなのかしら?」
春香「うーん、プロデューサーさんはそういうこと気にするような人じゃないと思うけど……」
千早「そ、そうよね」
春香「でも、料理出来た方が喜んで貰えると思うよ?」
千早「くっ」
春香「と言うわけで、プロデューサーさんに喜んで貰うためにまずはお菓子作りをマスターしよう!」
千早「そうね」
春香「じゃ、しゅっぱーつ!」
千早「春香、必要な物は揃ったわ」
春香「これ強力粉だよ!?しかもバターはマーガリンだし!」
千早「同じ物じゃないのかしら?」
春香「大分違うから!ちゃんと同じの買おうよ!?」
千早「わ、わかったわ」
気力なくなったからまた今度。
ばいびー。
春香「なんとか買い物も終わったし……」
千早「何かドッと疲れたわ」
春香「そうだね」
千早「じゃあ、クッキー作りましょう」
春香「そうだね!まずはー、バターを常温で柔らかくします」
千早「わかったわ」
春香「で、そこに砂糖を混ぜます」
千早「け、結構腕が疲れるわね……」グリグリ
春香「気合だよ!千早ちゃん!」
千早「」グリグリ
春香「うーん、こんなもんかな?次に薄力粉、牛乳を投入!そこから手で一塊にして棒状にするんだよ」
千早「こ、こうかしら?」コネコネ
春香「いい感じだよ!」
千早(ちょっと楽しい)
春香「よーし、じゃあ、これを冷凍庫に入れてっと」
千早「それで次は何をすればいいかしら?」
春香「実は20分間……」
千早「20分間……?」
春香「料理についてはやる事がないんだよ」
千早「そ、そう……」
春香「いつもは雑誌見たりして時間を潰すんだけど、今は別の事をした方がいいかな」
千早「別の事……?」
春香「千早ちゃん、プロデューサーさんに何て言ってクッキー渡すのかな」
千早「何て言ってって……それは普通に」
春香「普通になんて言うの?」
千早「それは、どうぞ、とか……」
春香「千早ちゃん、それじゃきっと駄目だと思う」
千早「何が……」
春香「千早ちゃんの気まずさって多分胸の中にくすぶってる物がきっとあるんじゃないかな」
千早「……」
春香「今作ってるクッキーと一緒に……千早ちゃんの胸の中にあるものも一緒に渡さないといつまでも解決できないんじゃないかな」
千早「……そうね」
春香「それじゃ、千早ちゃん!練習しよう!」
千早「えぇ!わかったわ!」
春香「まずなんて言うか考えないとね」
春香「千早ちゃんは何を伝えたいのかな」
千早「私は……その、えっと」
春香「告白は……するの?」
千早「……いいえ、きっと告白はしない。……できないわ」
春香「そう……なんだ。じゃあ、何を伝えたいの?」
千早「……感謝、かしら。きっとプロデューサーがいてくれなかったら、ここまで来れなかったでしょうし」
春香「……うん。うん!いいんじゃないかな!」
千早「それじゃあ、率直に今までありがとうございます。これからもよろしくお願いしますって伝えればいいかしら」
春香「そうだね。きっとそれも千早ちゃんの伝えたい事の一つだから、プロデューサーさんの心にも響くと思うよ!」
千早「そう、だといいわね」
春香「自信持とうよ!プロデューサーさんは優しいからちゃんと千早ちゃんの気持ちも受け取ってくれるよ!」
千早「そうね。だから皆もプロデューサーを信頼してるんだと思うし」
春香「うんうん。一応予行演習、私でしてみない?」
千早「は、恥ずかしいけど、悪くないアイディアね」
春香「よーし、じゃあ、私プロデューサーさんやるね!」
千早「えぇ、わかったわ」
春香「よーし……スー、ハー。お?おはよう、千早。後ろに何か持っているのはなんだい?」
千早「ブ……フフ、ウフ」プルプル
春香「あー!笑った!もう!ま、真面目にやったのに!うぅ、何か恥ずかしくなってきた……///」
千早「ご、ごめんなさい、春香。その、妙に特徴を捉えてるけど、なりきれてない所が妙に可愛くておかしくなっちゃって……」
今日はここまでぽよ。
見てくれた人ありがとうね。
キミの書き込みが私の明日の活力になりまんもす!
おっはろー>w<
続き書いていきます。
目標5レス。
春香「仕切りなおすけど、笑わないでね……?」
千早「わ、わかったわ」
春香「おはよう、千早。何か持っているのか?」
千早「プロデューサー。その、クッキーを作ってきたんだけど、食べてくれますか?」
春香「もちろんだよ!ありがとう!でもいきなりどうして?」
千早「あ、あの……最近、その、気まずさを感じてて、でも、私プロデューサーに感謝してて!」
春香「ち、千早。お、落ち着いてくれ」
千早「ご、ごめんなさい。その、プロデューサーのおかげでここまでこれたのに、本当に感謝しています。これは、そのほんの気持ちなんです。これからも、よろしくお願い……します」
春香「あ、ありがとう」グス
千早「って、春香!?なんで泣いてるの!?」
春香「だ、だってぇ……千早ぢゃんの気持ちが……」
春香「うん、大丈夫だよ!千早ちゃん!絶対伝わるよ!」
千早「う、うまくいくといいのだけど……」
ピピピピピ
春香「あ、ちょうどクッキーも冷えたみたいだよ!見に行こう?」
千早「ええ、そうね」
春香「次はこれを5mmから7mmくらいに切っていくんだけど」
千早「わかったわ」コッ……コッ……
春香「あ、千早ちゃん。こういう持ち方で切るとね?」コッコッコッコッ
千早「は、はやい……」
春香「はい。千早ちゃんもできるから頑張ろう?」
千早「少しプレッシャーを感じるわ……」
春香「少しずつなれていけば大丈夫だよ!」
千早「えっと、こう……かしら」コッコッ
春香「うん!いい感じだよ!大体切れてきたね」
千早「これで最後ね」コッコッ
春香「よーし!じゃあ、次はオーブンにいれて……」
千早「入れたわ」
春香「170度で15分……っと」
千早「セットしたわ」
春香「補足だけど15~20分で作れるんだけどね。時間はお好みで設定するといい感じだよ!」
千早「お好みのさじ加減がわからないのだけど……」
春香「じゃあ、今度作る時は20分でやって違いをうまく生かせばいいよ!」
千早「それもそうね」
春香「そういえばさ、千早ちゃんってプロデューサーさんのどこが好きなの?」
千早「は、春香!?べ、別に好き……ってわけじゃないんだけど」
春香「またまた~。さっきの言葉だって、なんていうか、愛があったよ」
千早「」ボン
春香「あ、爆発した……。顔真っ赤……」
千早「その、あの……うぅ」
春香「ご、ごめん!千早ちゃん、言いすぎた!タオルとってくるね!」ダダダ!ドンガラガッシャーン!
千早「うぅ~ん」
春香「い、いたた。千早ちゃん、冷やしたタオルだよ」
千早「あ……ご、ごめんなさい。なんか、そのびっくりしちゃって……」
春香「私こそ、ごめんね?変に話を持っていこうとしちゃって」
千早「私、やっぱり好きなのかしら」
春香「……」
千早「……春香?」
春香「千早ちゃん、私ね?私も……」
千早「……」
春香「ううん……。やっぱりなんでもない!」
千早「春香……」
春香「ね、やっぱり千早ちゃん、告白した方がいいよ!私、できることなら協力するから!」
千早「……だから、その」
春香「……千早ちゃん、今その気持ちに正直になれなかったら後悔すると思う」
千早「……」
春香「私、千早ちゃんが好き。プロデューサーさんも……765プロの皆が大好き」
千早「それは、私もよ」
春香「うん。わかってる。でもね、だから、千早ちゃんにも幸せになって欲しいって気持ちがあるの」
千早「春香……」
春香「千早ちゃん。もし、もしも、千早ちゃんが本当の気持ちを伝えないって言うなら」
千早「……」
ピピピピピ
春香「あ、あれ?あ、あはは!わ、私ってば何言ってるんだろ!ご、ごめんね、変な話しちゃって。こんな事言うつもり無かったんだけどな」
千早「その、春香、ごめんなさい。私、あなたの気持ちに……」
春香「ううん……ううん!そんなんじゃないよ!私、千早ちゃんが私に相談してくれて本当は凄く嬉しかった」
千早「私も、春香に相談してよかったと思っているわ」
春香「そ、それじゃ、オーブンのところいこっか!」
千早「……そうね」
限界でござる……。
いやぁ、SSっていいもんですね!
読むのも書くのも楽しいですわ!
更新率は低いけどな!!!
またそのうち会えたら嬉しいかなーって。
すまん。一日遅れました。
これから更新します。
ハロワの人達って随分負のオーラ纏ってるんだね。
春香「いい感じに焼けてるね!味見してみよう!」
千早「そうね」モグモグ
春香「私も一つっと」モグモグ
千早「普通ね」
春香「美味しいと思うけどな~」
千早「でも、特徴がないというか」
春香「あ~、まぁ簡単なクッキーだから仕方ないんじゃないかな。今度はチョコチップ入れたりとかすると、味に幅が出ると思うよ」
千早「そうね。ヨーグルトなんかもいいわね」
春香「ち、ちょっと待って。ヨーグルトは駄目だよ」
千早「?」
春香「千早ちゃん……ヨーグルトクッキーはあるんだけど、分量間違えると失敗しやすいんだよ」
千早「そ、そうなの」
春香「ちょっとずつ、簡単な物から行こう!」
千早「そう……。じゃあ、さっき言っていたチョコチップを入れたクッキーを今度作ろうかしら」
春香「うん、それがいいよ!あっ、もうこんな時間か~。私、もう帰らなきゃ!」
千早「春香、その、今日はありがとう」
春香「ううん。頑張ってね!千早ちゃん!」
千早「えぇ、その、やれるだけやるわ」
春香「渡す時に言ってくれれば、場所のセッティングはするからね!」
千早「色々ありがとう、春香」
春香「ふふ。何か埋め合わせしてくれてもいいからね!」
千早「そうね。考えておくわ」
春香「それじゃ、また明日ね!」
千早「えぇ、また」
千早「明日、プロデューサーにクッキーを渡せば、何か変わるかしら」
千早「少し前までは、仕事ができればそれでいいと思っていたけれど……今は……」
千早「春香……プロデューサー……」
翌朝事務所
千早「おはようございます」
P「お、おはよう、千早。早いな」カタカタ
千早「ぷ、プロデューサーこそ、いつも何時にきているんですか?」
P「い……」
千早「い?」
P「いやっほうーーー!ちーちゃんが、普通に会話してくれたーーー!」
千早「!?」
P「音無さん、音無さーーーん!見てくれましたか!?」
小鳥「プロデューサーさーん、今お茶入れてるので見えませんよー」
P「くっ、この感動を伝えられないとは……」
千早「あ、あの」
P「はっ!?ごほん、おれは しょうきに もどった」
千早「えっ」
P「いや、すまん。最近避けられてるとおもって……つい嬉しくて」
P「今日は確か8時にはついていたが……」
千早「も、もういいです。お仕事頑張ってください」
P「おう、何かあればいつでも言ってくれ」
千早「えぇ、それじゃ、音楽でも聴いてます」
P「今日は昼前から営業に出かけるから準備はしておいてくれ」
千早「わかりました」
千早『あぁ、しまったわ。渡し損ねてしまった。こうなると昼前のタイミングに……』
千早『難易度が上がってしまった気がするわ……』
千早『……プロデューサー、テンション高かったけど、会話だけでも喜んでくれたし嬉しいな』
小鳥「……ちゃん?千早ちゃん?」
千早「は、はい!?すみません、ちょっと集中してたみたいで」
重度のシヴィライゼーション中毒によりここで一旦中断します。
今度は怖い話か亜美真美のどっちか更新しますね。
ではでは。
怖い話と亜美真美の詳細について詳しく教えていただけたら嬉しいかなーって
>>49
興味もってくれてどもですー!
リンク張りますね!
怖い話:
P「本当にあった765プロの話」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360672529/)
亜美真美:
P「しまった……亜美と真美の誕生日の事を忘れていた……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369216547/)
亜美真美が何故か過去ログにいってた……。
また今度立て直しますぽよ。
おいっす。
とりあえず、更新していきますね。
あるリアルイベント発生したら更新終了になります。
応援あると嬉しいです!
小鳥「ふふ、どっちかというと集中と言うより悩める乙女って顔つきだったけど……」
千早「!?」
小鳥「冗談よ。ただ悩んでたようだったから……何かあれば、いつでも相談してね?」
千早「……えぇ、ありがとうございます」
P「よっし!そろそろいくか、千早」
千早「わかりました」
小鳥「いってらっしゃい」
P・千早「いってきます」
ガチャ
P「そういえば、千早……」
千早「?」
P「何か最近困ってたんじゃないのか?」
千早「あ、えと、その……」
P「……千早はさ、こんな事言ったら嫌がるかもしれないが……、俺にできる事があれば全力で助ける。だから、小さい事でも言い難い事でも俺に言って欲しい」
千早「あ……///」
P「なんてまぁ、格好つけた所であれだが、俺に言えない事とかなら他にも音無さんや律子がいるから、誰かと共有するといい」
千早「は、はい」
P「でも最近の不自然な行動っていうのは……、何か俺に関係することなんだろう?」
千早「う……、はい……」
P「まぁ今すぐとは言わないけど、何か俺の気に入らない事があればいってくれ。言いずらいかもしれないし、今は言えないとかなら今じゃなくてもいいし、俺に言わなくてもいいから」
千早(気に入らないというか……むしろ逆というか……)
千早「その、あ、ある程度は整理がついているので……後で……お昼前の時に言います……」
P「そうか。ありがとう」
千早「い、いえ……」
千早(う、う~、言ってしまったわ……お昼前。お昼前に言わなきゃ……なんでライブの時より緊張してるのよ……)
P「ん?そういえば……その可愛らしい包みは一体どうしたんだ?」
千早「あ……!これは、その!ひ、秘密です!!!」
P「お、おぉ、そうか、秘密なら仕方ないな……」
P「っと、ついたな。今日も頑張るか」
千早「……はい!」
P「いやー、まさかこんなにもスムーズに話が進むとは……」
千早「いつもはこうはいかないんですか?」
P「そうだなぁ、俺が一人で仕事取りにいくのとアイドルが一緒なのではやっぱり印象が違うだろうから、話の進みやすさも大きく変わってくるな」
千早「な、ならなるべく私も一緒に……!」
P「ん……気持ちは嬉しいんだが……、俺一人でも取れる仕事と千早がいないと取れない仕事ってのがあってな……。まぁ後者の時には実はいつも一緒に行っているんだ。一人で出来ることを二人でやっても、千早の時間がもったいないからな」
千早「それも……そうですね」
P「でも、変わったなぁ」
千早「え?」
P「いや、昔なら……こんな風に営業に付き合う事も嫌がってただろうに」
千早「……そうですね。昔は歌を歌うことに繋がること……その線の引き方が違っていたと思います」
P「それだけ広い視野を持って成長できたと言う事なんだろう。俺は嬉しく思うよ」
千早「プロデューサーのおかげです」
P「いや、千早が自分で変わったんだ。もっと誇っていいぞ」
P「よし、飯でもどこか食いにいくか!」
千早「そうですね」
千早(あ、そうだ……今渡した方が自然な気が……!)
千早「やっぱり待ってください!」
P「ええ!?……何かあったのか?」
千早「そ、そのコレ受け取ってください!」
P「あ、あぁ……」
千早「さ、さっきの話の続きですけど……私、やっぱり変わったのはプロデューサーのおかげだと思っています」
千早「その……こんな風に有名になって歌う機会をくれたプロデューサーに感謝してます」
千早「だから、そのこれからも……よろしくお願いします……」
P「……そして、これがその気持ちって事か……」
千早「はい……」
アイエエエ!
イベントが終了した!
これから出かけて飯食ったり色々しなければ!
またね!
次の更新は怖い話のほうだと思います。
どうも、私です。
危うく忘れてスレッド落としてしまうところだった。
とんだブラック企業に就職してしまったよ!
ちくしょう!来月には退職願いだしたらな!
P「ありがとう、嬉しいよ。千早」
千早「いえ、私も、そのプロデューサーにはよくしてもらっていますし」
P「本当に変わったなぁ……うん、でもそれもいいんじゃないかな。昔の千早も好きだけど、今の千早も俺は好きだよ」
千早「なっ……なにをいっているんですか!もう!」
P「……食べてみてもいいか?」
千早「え?えぇ、構いませんが……。その美味しくなかったら、ごめんなさい……」
P「……」モグモグ
千早「……」
P「うん、うまい。甘さがじわっと聞いてくるから疲れている体にはよくきくなぁ」
千早「そ、そんな」
P「歌以外も捨てたモンじゃないだろう?」
千早「ふふ、今更ですね」
P「そうだな……、もう今の千早は知っているからな」
千早「ええ、色々教えてもらいました。多分、これからもプロデューサーや765プロの皆に教わって変わっていくと思います」
P「俺たちも千早の影響を受けて変わっていく事もあるさ」
千早「これからも……よろしくお願いします」
P「あぁ……よろしくな、千早。必ず……トップアイドルになれるように、俺も全力を尽くすよ」
千早「……」
P「ん?どうした?」
千早「私がトップアイドルに、もしなったらプロデューサーはどうするつもりですか?」
P「あー、そうだな……。その後は……多分留学かな」
千早「え?」
P「実は今も……なんだが、俺の力不足で千早のパフォーマンスを最大限まで発揮させてやれていないと思うんだ」
千早「そんなことはありません。プロデューサーは舞台を用意してくれて、私はもてる力を全力で出せています。もし、その舞台を指しているのであれば……きっとそれは私の力不足です」
P「いや、千早。それは違う。というよりも、お前も知っているはずだ。千早の歌声が100%出ていたとしても、中間に存在する観客、音響、照明などの要素で、120%や80%といった振れ幅になるだろう」
千早「……」
P「俺は、必死に駆けずり回って仕事を取ってくるがそういった知識がまだ足りない。現場で学べ、とも思うかもしれないが、俺は一年近く働いてきたけど、とてもじゃないがそんな余裕はなく回りに流されるままだったよ」
千早「……」
P「すまない、別に愚痴を言いたいわけじゃないんだ。千早の力を、ファンに最大パフォーマンスで伝える為に必要な事だと俺は思う」
千早「……いやです」
P「え?」
千早「嫌だった言ったんです!プロデューサー!私、プロデューサーがいなくなるなら、トップアイドル目指しません!」
P「ちょ、ちょっとまってくれ、何を言っているんだ……」
千早「せ、せっかく仲直りできたのに!こんな話聞かせられるならクッキーなんか作らなきゃよかった!」
P「ち、千早……?」
千早「プロデューサーと一緒だったから、私ここまで頑張れたんです!それなのに、私を置いていくなんてひどいです!」
P「……」
千早「さっき私の事好きだって言ったじゃないですか!私の事好きなのになんで一人で行っちゃうんですか!」
P「あ、いやそれはな」
千早「私だってプロデューサーの事好きなのに!どうして私の気持ちを考えてくれないんですか!?」
P「え」
千早「なのに!!!……あ」
P「あ、あの、千早さん?今のって」
千早「……すみません、急用ができましたので降ります。お疲れ様でした」
そして私もお疲れ様でした。
更新を終了します。
また忘れられた頃にI'll be back...
iPhoneアプリは情報足らなくて進まないので、少し気分転換に。
後はFF14買うから、多分SS更新忘れかねないかんな……。
アンドロイドアプリが順調に遊んで貰えて嬉しいですわ。
はよiPhoneでも出したいねぇ。
つーわけで数レス書きますね。
P「まぁ待て、今降りたら危ない」
千早「……」プイ
P「あー、いや、そのなんだ。正直に言うと意外というかなんというか……」
千早「……」ツーン
P「……俺は千早が好きだ」
千早「ッ!?」
P「ただ落ち着いて聞いてくれ。今この半端な状態で俺たちが恋愛関係を結んだ過程して、その結果がわからない千早じゃないだろう?」
千早「……そう、ですね」
P「断る理由としては最低かもしれないが、『今は』立場上無理だ」
千早「今……は?」
P「ああ、ここまで来たらはっきり言っておくが……千早が俺に好意を持っていてくれたことは凄く嬉しい」
千早「///」プイ
P「でも、俺たちには目標があり今そこを目指している」
千早「……とっぷ、あいどる」
P「あぁ、そして俺は更にその先が見たいから留学を……と思っていたが……」
千早「……」
P「もし、千早がトップアイドルになって、誰にも有無を言わせない力を手に入れて、それでもまだ俺のことが好きだったというなら……、俺と一緒にアメリカまで来てくれないか?」
千早「ほんと……ですか?」
P「まぁ俺の一存じゃ決められないのは事実だが……でも、その時の状態になれば人気的にも事務所的にも恐らくワガママが通る」
千早「……随分計算高いですね、少し意外です」
P「好きな女と一緒にいる為ならずるくもなる」
千早「う……///」
P「どうする?今のままだと、その、付き合うことはできないが、この条件が俺にできる最善だと思う」
千早「……選択の余地はありませんね」
P「決まり、だな……。じゃあ」
千早「この話はそれまで内密に、でしょう?」
P「……さすが」
千早「ふふ、私、頑張ります。今まで以上に」
P「じゃあ、俺ももっと仕事とってこなきゃな!」
千早「約束ですよ?」
P「あぁ、でも体は壊すなよ?無理してダウンしたら本末転倒だ」
千早「えぇ、わかっています」
P「……さて、それじゃ夜飯食べて帰るか」
私は夜飯食べたけど、妄想から現実へ帰ります。
私のアンドロイドアプリ興味ある人は怖い話の方からどうぞ。
名前が新鯖になっているのにさっき気付いた。
鯖落ち少なくなるといいね。
アイフォンアプリ……、俺は絶対に完成させたる……。
ではまたいつか。さようなら。
おわwww
一ヶ月過ぎてた!
まだ過去ログ行ってないし今日中に更新すれば大丈夫かな?
P「どこか行きたい所あるか?」
千早「いえ、特には」
P「んじゃ、適当にファミレス入るか」
千早「……プロデューサーに聞きたい事があるんですけど」
P「ん?どうした?」
千早「いつから私の事が?」
P「あー、……どうしても気になるか?」
千早「それはまぁ」
P「……一目見た時から、かな」
千早「一目惚れ、と言う奴ですか?」
P「んー、そうなの……かなー。勿論、容姿が綺麗だなとは思ったんだけど……」
千早「///」
P「その、放っておけない危なっかしさ、みたいなものを感じてな」
千早「……危なっかしい、ですか?」
P「具体的に言われるとぶっちゃけよくわからん。感性の問題なのかもしれない」
千早「そういうもの、でしょうか」
P「そういう千早は?」
千早「仕事を通していくうちに段々と……という感じです。い、今だから言えますけど春香に指摘されるまでは見て見ぬ振りをしようと必死でしたけど」
P「はは、男冥利につきるな」
千早「私、必ずトップアイドルになります」
P「ああ、サポートは任せておけ」
千早「それじゃ、送ってくれてありがとうございました。また明日に」
P「ああ、お疲れ。ゆっくり休めよ」
千早「」ピッピッピ
prr
春香「こんばんは、千早ちゃん」
千早「春香、今時間いいかしら?」
春香「どうしたの?」
千早「その、まだ、正式にじゃないんだけど……プロデューサーと付き合う事を約束したの」
春香「っ!……よかったね、千早ちゃん!」
千早「それでね、春香。その、ありがとう。後、ごめんなさい」
春香「……ううん、仕方ないよ。二人ともお互いの事ずっと気にかけてたからね」
千早「……私、春香の気持ちに……」
春香「もう言わないで。大丈夫だから!あ、でもでも、もし失敗したりうまくいかなかったときは……フフフ」
千早「……春香……」
春香「さーて、明日も早いからもう寝るね!おやすみ千早ちゃん!」
千早「……ええ、おやすみなさい」
ピッ
千早「春香……、ごめんなさい。私、頑張るから……」
―翌朝事務所―
P「おはよう、千早」
千早「お、おはようございます!」
小鳥「おはよう、何だか機嫌いいみたいね」
千早「え!?いえ、そんなことは……」
春香「おはようございまーっす!」
千早「あ、春香。おはよう」
P「おはよう春香。ん?調子悪いのか?」
春香「へ?いやいや、全然問題ないですけど!?」
P「そう、か?まぁ、無理するなよ。何かあればいつでもいってくれ」
千早「……」
春香「それはもちろん!じゃ、今日も張り切って頑張っちゃいますよー!」
P「おう、じゃ早速だがテレビ番組の……」
P「やっぱりなんかおかしいな、春香」
春香「うぇえ!?そ、そんなことないですよ!?」
P「嘘をつくな、そこそこの付き合いだろう。……言いたくない事もあるか。じゃあ、アドバイスだが、今日の春香は空回りしすぎだから一呼吸置いて周りの様子を伺ってから発言しておけ。取り繕おうとしている雰囲気が前面に出ている」
春香「うっ。わ、わかりました……頑張ってみます……」
P「いや、これ以上今は頑張るな。落ち着け」
春香「うぅ、わかりました、落ち着きます」
P「……ちょっと待ってろ。電話かけてくる」
春香「へ?ええ、どうぞ」
P「おまたせ、今日は付きっ切りで付き合うから困ったり良くない所はガンガン指摘するから覚悟しておけよ」
春香「えぇ!?いやいや、大丈夫ですって!これから千早ちゃんのレコーディングとかあずささんの写真撮影とかいっぱいあったじゃないですか!」
P「春香、さっきは厳しい事を言ったがお前に全部の責任を被せるつもりは全くない。お前の間違いを直すために俺はいるんだし、大丈夫だ。他の事は気にしないでいい」
春香「……ありがとうございます」
P(春香はその後、それとなくテレビ番組の撮影が終わった。失敗はしていなかったが……、印象に残らない映り方だったのは間違いないだろう……)
P(春香の調子はそれ以降伸び悩んでしまって、早半年が経った。ランクの伸びはこれまでの勢いを失いDランクのままだ。オーディションに落ち始めるようにもなってしまっていた。千早は……既にSランクまで到達した)
コンコン
P「社長いますか?」
高木「おお、キミか。入ってくれ。ま、まずは楽にして席につきたまえ」
P「はい」
高木「まず如月君の件だが……おめでとうといっておこう」
P「ありがとうございます。しかし、私の力ではなく千早の……」
高木「謙遜するな。間違いなくキミのプロデュースの結果だ。さて、天海君の件だが……」
P「えぇ、すみません、私の力が到らないばかりに」
高木「いやいや、彼女はまだまだ伸び代があるからね。事を急ぎすぎてはいけない」
高木「キミも知っていると思うが、二人の件と合わせてキミに問うべき事がある」
高木「留学するか、しないかだ。如月君のことで成功した事を一区切りにして留学するか、天海君の事がまだだとして彼女が成功するまで保留とするか……キミが選びたまえ」
P「……(半年前の千早との約束が有効であれば留学という選択を選べば……しかし)」
高木「まぁなに。今すぐこの場で決めろといっている訳ではない。今週いっぱいまで返事は待つからじっくり考えたまえ」
P「助かります」
すまぬ、ちかれた。
FF14やったり、テラリア1.2やったり、会社やめたり、自営業の準備でやる事沢山増えてきたぽよ。
俺の戦いはこれからだ!!!
このスレは次回か次々回の更新くらいで終わりそうです。
応援ありがとうございます。
なお、怖い話はまだまだ長期戦になる模様。
つーか、俺ラブコメ系を書く才能ねーわwww
さっくり書いて終わらせますかの。
続きいきますぽよ。
千早「悩み事ですか?」
P「ん?ああ、まぁ……そんなところだな」
千早「私の事……でしょうか」
P「半分正解で半分外れかな」
千早「……プロデューサー、私の事は気にしないで大丈夫です」
P「そうはいってもな……。千早、俺はこのまま海外に行ったらお前はどうする?」
千早「……約束は、守ります。プロデューサーについていきます」
P「含みがあるな」
千早「プロデューサーも気付いているでしょう。春香のこと」
P「ああ……」
千早「春香のスランプの原因は主に私にあります。だからこそ、私が言う資格はありませんが……私がけじめをつけたいと思います」
P「……」
千早「きっと春香にとっても、私にとっても、そして、プロデューサー自身にとっても海外に行くべきだと私は思います」
P「そう……だな」
千早「私は春香に対してやるべき事ができたら、その時改めてプロデューサーを追いかけます。そのくらいの時間の猶予はあるでしょう」
P「……一ヶ月や二ヶ月じゃあないからな」
千早「なら、もうする事は決まっているじゃないですか」
P「千早。お前、春香に何をするつもりだ」
千早「……ふふ、内緒、です。それじゃ、プロデューサー。いってらっしゃい」
P「ああ、いってくるよ。千早。いつも、そしてこれからも、ありがとう」
千早「私のするべきことをしたまでです」
春香「おはようございます……」
千早「おはよう、春香。プロデューサー、海外にいったわ」
春香「……そっか。千早ちゃんもいくんでしょ?気をつけて……」
千早「いかないわよ?」
春香「へ?」
千早「春香、勝負をしましょう」
春香「え?え?」
千早「正直いって、春香にあの時背中を押してもらった瞬間から私はあなたに負い目を感じていた」
春香「……そんなの」
千早「そして、春香自身は今なお問題を引きずっている」
春香「っ」
千早「今、私は春香に背中を押して貰った勇気を返したい。だから、4ヵ月後のライブ……私と勝負しましょう」
春香「そんな、私が敵うはずないよ。千早ちゃん、Sランクアイドルなんだよ?」
千早「だから、4ヵ月後なのよ。もし、私が勝ったら……一つ言うことを聞いて貰うわ」
春香「……私が勝ったら?」
千早「プロデューサーと私は別れるわ」
春香「そんな……」
千早「いやとは言わせない。もし、勝負をしないというなら、その時も私は春香に謝罪の意味合いを込めてプロデューサーと別れるわ」
春香「ふふ、言ってる事めちゃくちゃだよ、千早ちゃん」
千早「……」
春香「ん、でも、まぁいいかな」
千早「もし、春香が勝ったら更にプロデューサーと付き合えるようにお膳立てもしてあげる」
春香「っ!」
千早「これなら成立するかしら」
春香「……プロデューサーさんを、自分の恋人を賭けに出すなんて、凄いことするね千早ちゃん」
千早「そのチャンスをあなたから貰ったから。春香以外にはしないことよ」
春香「……私、頑張るよ」
千早「そうして貰わないと困るわ」
千早(あれから春香は見違えるほど魅力が出始めた)
千早(深夜まで汗だくになりながらレッスンを続けたり、テレビ出演のチャンスがあればハードワークの中必ず出演し、うまく自分を売り込んでいった)
千早(私のランクアップの速さは誰にも真似できないと思っていたけれど、春香は私との勝手な勝負の為にこれ以上無いほど真剣に捉えてくれた)
千早(4ヵ月後、Sランク……はいかなかったけれど、Aランクまで上り詰めた)
ワーワーワー!
春香「えへへ、まさかほんとにこんなことするなんてね」
千早「春香がふがいないからじゃない、まったく」
春香「むぅ、元々は誰のせいだったと思ってるの!」
千早「さぁ……きっとどっちも、悪かったんじゃないかしら」
春香「ふふ、そうかもね。私、勝つよ。プロデューサーの事、好きだから」
千早「私もプロデューサーは好きよ。春香以上に」
春香「……」
千早「……」
春香「皆ー!!!今日は来てくれてありがとう!!!」
ワーーーーー!!!
春香「一曲目は!……!」
~♪~♪
千早(やれば、できるじゃない。春香……。本当にごめんなさい……)
~♪~♪
千早「そろそろ、ね」
春香「ふぅ~、……交代だね」
千早「そうね」
春香「ねぇ、千早ちゃんが勝ったら、何を私にさせるつもり?」
千早「そうね……私の恋人を好きになったんだから、それなりに残酷な事かもしれないわ」
春香「うわぁ、怖いな~」
千早「じゃあ、いってくるわ」
春香「いってらっしゃい」
千早「~♪~♪」
シーーーン
千早(今、こうして歌っている事できっと多くの人の心に歌の素晴らしさを伝えられている)
千早(本当はこれだけだった。本当はこれで十分だった。でも……)
千早(私の気持ちのせいで、色々な人に迷惑をかけたわね)
千早(でも春香にも、私の気持ちが今届くかしら)
千早「~♪~♪」
春香(……)ツー
春香「あ~あ、やっぱり負けちゃったか」
千早「僅差じゃない……。後3人春香のファンが多かったら負けていたわ」
春香「ふふ、頑張ったから」
千早「知っているわ」
春香「それで、何をお願いするつもりなの?」
千早「プロデューサーに告白しなさい」
春香「へ?」
千早「春香、あなたは私に告白しろと背中を押してくれた。でも、私はあなたの背中をあの時押せなかったわ」
春香「でも、千早ちゃん」
春香「プロデューサーさんは」
千早「ええ、だからプロデューサーに……本当に好きな方を選んで貰いましょう」
春香「……でも今まで千早ちゃんは」
千早「安心して春香。キスすらしてない恋人予定関係よ。わ、私だって本当の事はわからないから、怖いわ」
春香「そ、っか」
prr
千早「プロデューサー?すいません、少し時間いいですか?」
P「おお、どうしたいきなり。今日は確かライブじゃなかったっけ?」
千早「ええ、春香との合同ライブでした。……大事な話があります」
P「ん?ああ、なんだ」
千早「まだ答えないでください。私は、プロデューサーが好きです。ですので、本当に好きな方を選んでください」スッ
P「……」
春香「あ、あああの!ぷろ、プロデューサーさん!お久しぶりです!」
P「あ、ああ。久しぶり、春香。ライブはうまくいったか?」
春香「ええ、といっても、千早ちゃんには負けちゃいましたけど……。そ、それでプロデューサー!あ、あの!」
P「……」
春香「わ、私、プロデューサーが大好きです!!!付き合ってください!!!」
P「!……」
唐突ですが、安価です。
プロデューサーは……
1、千早を選ぶ
2、春香を選ぶ
3、両方選ぶ
4、やっぱりアイドルとは付き合えない
安価↓
P「春香。すまない、俺は、千早が好きなんだ……」
春香「……やっぱりそうですよね。わかって、グス、わかっていましたけど……」ゴシゴシ
春香「あー、なんかすっきりじました。ずっと好きだったんですよねー」
P「そうか……。ありがとう春香」
春香「いえ、では、千早ちゃんに代わります」
千早「プロデューサー……?」
P「千早、やっぱり俺はお前が好きだ」
千早「……」
P「……千早がいっていたのはこういうことだったんだな。辛い役目を押し付けて悪かった」
千早「いえ、私たち、三人の問題ですから」
P「じゃあ、こっちで待ってる。春香のこと、よろしくな」
千早「ええ、では……」ピッ
春香「ぢはやぢゃーん!!!」ピー
千早「ごめんね、春香。こうしないといつまでも、あなた引きずっていきそうだったから……」
春香「うぅ……あんまりだよぅ」ヒックヒック
千早「今日は、家に泊まりに来なさい。昔教えて貰ったお菓子作ってあるから……」
春香「うん……」
春香「おいしいね」モグモグ
千早「やっぱり普通だわ」
春香「ちょっとはすっきりしたかな。ありがとね、千早ちゃん」
千早「ううん……。こっちこそ、春香がいたからここまでこれたし」
春香「プロデューサーさん争奪戦は負けたけど、千早ちゃんが日本に戻ってくるころに千早ちゃんの席があるかどうかは保障しないからね!」
千早「今の春香が言うと本当に脅しになるわね……」
春香「えへへ……。色々ありがとね!この場合お互い様かな?」
千早「そうね」
春香「それじゃあ、近々プロデューサーのところにいくのかな?」
千早「ええ、春香との勝負も終わったしこっちでやる事は全て終わったわ」
春香「そっかー……。いつでも電話していいかな」
千早「ええ、そのくらいは。あ、でも時差は考えてくれると助かるわ」
春香「そっか。時間違うもんね」
千早「まぁでも……きっとまた戻ってくるから。これからもよろしくね」
春香「うん!いってらっしゃい!」
千早(私はいい環境に恵まれた。優しい仲間に頼れるプロデューサー……)
千早(時間が過ぎて少し関係は変わったけれど、それでもきっとこの関係は続いていく)
千早(そして、これからも色々と変わっていく事もあるのだろうけど……)
千早(春香は近いうちにSランクアイドルになる……)
千早(……歌手にしろ、アイドルにしろ……まだまだ私も頑張らなきゃ)
千早(……まぁ、まずはプロデューサーに抱きしめて貰おうかしら)
千早「これからもよろしくお願いします、プロデューサー」
終わり
少し遅くなってすまそ。
飯くってたんや。
流石に三つもスレ進められんから、急ピッチで終わらせましたわ。
ここまで付き合ってくれた人ありがとうございました。
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