モバP「一昨日は美波が飲んだな」

志希「うん」

モバP「昨日は美優さん」

志希「うん」

モバP「今日は前川」

志希「うん」

モバP「諦めろ」

志希「やだ。やだやだやだっ！絶対やだモーン♪　キミにキモチヨクなるおクスリ絶対ノマせてやるんだモーン♪
にゃふふっ！　キモチヨクなっちゃったキミはどんなイイニオイがするんだろうね！」

モバP「知らんよ」

志希「にゃはは～♪　明日がタノしみだな～♪」




早耶「うっ……///　Pさぁん……///　早耶ぁ……おかしくなっちゃいそうですぅ……///」

まゆ「はいこちら発情期回収屋でぇーす毎度ありあしたぁー」

早耶「いやぁ離してくださぁい……///あぁん……///　ダメ、Pさぁん……///」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

モバP「なっ？無理だろ？」

志希「むぅ……」

志希「ナンデナンデナンデナンデ！」

モバP「一言で言うなら俺がフラグへし折り男だからかな」

志希「ヤダヤダヤダヤダヤダ！！」

モバP「諦めろ。幾度の誘惑を経て童貞のこの俺をポッと出のポット野郎にナントカされちゃ事務所の連中も
面子が立たない。故に童貞。ただの一度の交際も無し」

モバP「（あれ？　俺将来結婚したいし子どもも欲しいし孫の面倒見て看取られたいのにそれで良いの？）」

ちひろ「（ええんやで)」ﾆｯｺﾘ

モバP「(ファッキューチッヒ)」

志希「むぅ……絶対、ゼーッタイに、飲ませてやるんだから！！覚悟してよね♪」



菜々「」

心「」

モバP「その結果がこれだよ！！！！」

モバP「菜々さん、しっかりして！」

菜々「Pさん……Pさんの声が聞こえる……Pさんが菜々を抱く温もりが伝わってくる……
良かった……あれは夢だったんだ……Pさん……菜々変な夢を見たんです……17x年大切にしてきた
菜々のファーストキッスが……ファーストキッスがぁ……！」

モバP「菜々さん！残念ですけどそれ、現実です！」

菜々「」ｶﾞｸﾝｯ

モバP「菜々さああああああああああああああああああ！！」

心「(以下略)」

モバP「残念だけどそれ(ｒｙ」

心「」ｶﾞｸﾝｯ

モバP「佐藤さああああああああああああああああああ！！！」

モバP「……もう止めよう、志希、もう……止めにしよう……」

志希「信じて……こんなハズじゃなかったの……こんなことするつもりなんて……あたし……あたしっ……！！」

モバP「墓を建てよう……せめての、弔いのために……」

菜々さんのファーストキス(享年17x歳)
心さんのファーストキス(享年26歳)

モバP「どうか安らかに……」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ

志希「南無阿弥陀仏……」

モバP「志希、もう止めよう。あんなことをしていたら次はどんな悲劇を生むか解からない。
三十代前後が飲む前に諦めるんだ」

志希「……うん、そうする」

モバP「良い子だ」

＜ﾁｯ！！！

モバP「(振り向いたら負けだな)」

志希「じゃぁ、はい♪」

モバP「飲まんよ」

志希「飲んで♪」

モバP「いや飲まんよ」

志希「もうっ、じゃぁもう良いモンっ♪」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ

モバP「おぉっ、良い飲みっぷり――んぐっ？！」


ｽﾞｷｭｰﾝッ！！


志希「(にゃははっ♪　飲ませてダメなら口移しだ♪　さてキミのキス顔を拝見拝見～♪」ﾊﾟﾁｯ

凛「……」

志希「」


凛「……」ｽﾞｸﾞｯｽﾞｽﾞｯｽﾞｸﾞｯｽﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯｺﾞｸｯ


志希「」

志希「」

志希「」


凛「……ぷはっ、間一髪だったね、プロデューサー」ｺﾞｼｺﾞｼ

奈緒「」

加蓮「」

卯月「」

未央「」

凛「嫌な予感がしたから……急いで帰って来て良かったよ」

モバP「凛……お前……」

凛「もう大丈夫。志希のクスリは全部私が吸い取ったから」

モバP「えっ、それ何が大丈夫なの？」

凛「あぁ、キスの事？　そんなのとっくに寝ているプロデューサーで済ませたから大丈夫。
何より女の子同士ならノーカンだし、今回のはまぁ、仕方なかったから。ソマリアならきっとセーフだよ」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

モバP「此処日本だから服着ようぜ」

凛「誰の所為だと思ってるの？プロデューサーがしっかりしていないから、こうやって私が……
あぁ、もう、どうでも良いや。プロデューサー、もう我慢できないから」ｶﾞﾊﾞｯ

モバP「落ち着こう凛ちゃん。ね？まず服着よう？それからね、中和剤を飲もう？昨日までの二人に戻ろう？
わかるわね？」

凛「うん。最初は女の子だね。わかるよ」

モバP「解かってないわ！！」

菜々「――はっ！？　菜々の桜trickがメルヘンデビュー！　だがまだです、まだ終わりません！たかがファーストキス、
しかも事故のようなもの！ならばノーカウントだ、ノーカウント！！　……だ、大丈夫だよ……泣くほどのことじゃねえよ……
そんなものだよ……最初から期待なんてしていなかったよ……ははっ……そ――そう！菜々にはまだ最後の砦が残っています！！
それは何人たりとも近寄ることさえ許さない無い鉄の城塞！！
本当に大好きなあの人だけがひ、開ける乙女色のお城……///
うっ……///プロデューサーさんになら……菜々は……菜々は……///」ﾁｮｲﾁｮｲ

菜々「ふえ？　あっ、心さん……その節は、どうも……」

心「あっ、こちらこそ……」

菜々「……」

心「……」

菜・心「「(柔らかかったなぁ……)///」」

心「じゃ、なくて……あれ」

菜々「えっ、あっちに何が――」


凛「んっ、あっ、プロデューサーっ、もっと、もっと激しくっ！！　あっ、もうっ！！」

モバP「凛っ……！　くっ、イクゾ！！」

凛「良いよ、一緒にイこう、Pさん！！」

奈緒「」

加蓮「」

卯月「」

未央「」

志希「」

ちひろ「」


瑞樹「若いって、良いわね」

菜々「わかるわ」

心「わかるわ」

菜々「……飲み行きましょうか」

心「そうしましょうか」

瑞樹「わかるわ」


人生は辛い事ばかり……だけど、おクスリに頼る前にお酒に頼りましょう。

～完結～