垣根「全力で一方通行倒す」(193)


――――某ファミレス

垣根「……という訳だ、とりあえず力貸してくれよ」

上条「……」

浜面「……」



上条・浜面((誰だよ!?))



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373120313


垣根「まあ、倒すと言ってもだな――」

上条「あの――」

浜面(大将が行った!)

垣根「――なんだ?」

上条「えっと、その……どちら様……でせうか……?」

垣根「ん? ああ、自己紹介がまだだったか。俺は垣根帝督……」



垣根「学園都市第二位、『未元物質』だ」ファサファサッ



上条・浜面((似合わねえぇぇ!!))

垣根「」ドヤァ



書きためないからスローペースです


浜面「で、またどうして俺たちなんか……」

垣根「――浜面仕上、確か第四位の『原子崩し』に勝ったよな?」

浜面「い、一応……」

垣根「そして上条当麻、調べたところお前は一方通行に一回勝っている」

垣根「……ってことは、お前らが一番下剋上ってモンを知ってるってことになるわけだ!」

垣根「どうしてもアイツに勝ちたいんだ! 知恵を貸してくださーい!」

上条「わかったわかりました! 顔上げてください!!」




 ▼「三人よれば文殊の知恵」作戦



上条「でもどうして倒したいんですか? 復讐のため、なんて言うなら――」

垣根「安心しろよ。単に漢の殴り合いだ、殺そうって気はねぇよ」

垣根「まあ、理由ってのはちと複雑なんだがな――――」


~~~~
~~

―――スクールアジト

垣根「いや、わざわざ悪いな。俺のためにこんなパーティーみたいなことしてくれてよ……」

ゴーグル「そんなことないっす! せっかくの復活祝いなんですから!!」


心理定規「もう、ムチャして……。死んじゃったと思ったんだから……」グス

垣根「わ、悪かったよ……」

心理定規「……これ、祝いの品よ。受け取って頂戴」スッ

垣根「ん? なになに『心理定規をいつでもマッサージしてあげられる券』か。って何じゃこりゃ!?」

心理定規「一枚しかないから大切にするのよ」クスッ

ゴーグル「俺のゴーグルもあげるっす!」

垣根「いや、お前それ外したら表記しづらいだろ!」


心理定規「あ、そういえばポストにこんな手紙が入ってたわよ? 貴方宛てだけど……」

垣根「アジトのポストに手紙かよ」

ゴーグル「このアジトは住宅地にあるから、なんかのチラシでも入れられたんじゃないですか?」

垣根「あ、テメェ……俺の名義でここ借りてやがんのか。まあいいか……」ビリビリ

垣根「!!?」


//----------------

垣根くンへ

ついに復活させてもらったと聞いて、お祝いがしたくなりました
何がうれしいのかわからないので、垣根くンのお気に入りだったこの服をプレゼントします
タンスに直接お届けしましたが、スペースが無かったので入っていた服はこちらで引き取りました

良かったですねェ

 一方通行

-----------------//


心理定規「あら、第一位様からじゃない」

ゴーグル「服ってなんすか?」

垣根「あれじゃね? ウルトラマン(笑)のやつ……!!」ファサッ

ゴーグル「どうしたっすか、いきなり!?」

垣根「ちょっと待ってろ!!」ファサファサビューン


――――垣根ハウス

垣根「タンス、タンス……!」ガチャッ


\ウルトラマーン/


垣根「う、ああぁ……」



垣根「うわああああぁぁぁぁぁ!!! 全部ウルトラマン(笑)じゃねぇかああぁぁぁ!!!」

~~
~~~~


垣根「……と、いうことがあってだな」

浜面「www」

上条「でも、文面からするに垣根がなんか煽ったんじゃないのか?」

垣根「確かにな、あのガチバトルした時にな……」

浜面「ツッコんだのかw?」

垣根「いや、不意に笑いがこみ上げてきてな。こう、『ウwwルwwwトラwwwwマンwwwww』みたいになってな。ならねぇか?」

上条「俺の時は黒かったしwww」

浜面「垣根も着ればいいじゃんwwウルトラメルヘン一丁上がりwww」

上条・浜面「「wwwww」」

垣根「ムカつくな、テメェら……」

とまあ、今日はここまで。酉付けときますね

今更注意事項ですが
@白垣根は出ません
@ついでに新訳辺りも出ません
@後に独自解釈がでるかもしれません

ツッコみどころあったら指摘してください。浜面と垣根は面識あったよな、とか

ではでは~

うわ、浜面も垣根と面識あったわ。麦野とかだけだと思ってた……
脳内補完しといてください……

11時頃来ますね


垣根「あ、そうだ。お前ら風紀委員か警備員に知り合いはいるか?」

上条「一応知り合いの知り合いが風紀委員だけど、なんでまた急に?」

垣根「あ? 今から一方通行とガチバトルすんのに邪魔入ったらつまんねぇだろうが」

垣根「最初から能力の実験とか言ってごまかしとくんだよ」


上条「なるほどね……。とりあえずその知り合いを呼ぶから、ちょっと席外すぞ」ガタ

垣根「せっかくだし、今の内になんか頼むか。店員さーん、ドリンクバー三つ」ファサッ

カシコマッタノデアル

浜面「羽で店員止めるなって」


――――


上条「“すぐにそっちいくから”だってさ。ん、垣根は?」

浜面「ドリンクバー頼んだから、飲み物取りに行ってくれてるよ」

浜面「“俺が取ってきてやるよ”だってさ。いや~まさか自分が飲み物を持ってきてもらえるなんて……」シミジミ

垣根「待たせたな。お、上条。連絡ついたか?」

上条「本人が近くにいるらしくて直接くるみたいだな」

垣根「そっか。おら、好きなの選べよ」トントン


上条「これは、紅茶? こっちがコーラ?」

垣根「その通り、紅茶とコーラだ。俺は紅茶でもいただくかな」スッ

浜面「じゃあ俺はコーラを」スッ

上条「上条さんは余り物ですね……。これはコーラか?」ゴクゴク

上条「」

浜面「どうしたんだ、大将?」

上条「ま、まずいおえええぇぇぇぇええ!! 一体何入れたんだよ!!??」

垣根「言っただろ? “紅茶とコーラ”だ」ニヤリ


浜面「――! こいつ混ぜやがったのか! まさか俺のも!?」

垣根「いや、そっちはただのコーラだ。飲んどけよwwwww」

浜面(さっきからかった返しがこの程度なら良かったと思うべきかな。済まねえな大将)チビチビ

浜面「普通だ」

上条「ち、ちくしょう……不幸だ……」

――――


垣根「気を取り直して……」

上条・浜面((誰のせいだ))

垣根「まあ、とりあえず今回の目標はな、一方通行を地面に這いつくばらせることだ」

垣根「理想としては、こう……拳で勝つ! って感じだ」

浜面「簡単なのは大将の右腕みたいな能力無効で殴ることなんだけどなぁ」チラッ

上条「ちょっ、右腕切断はもう勘弁してくださいよ!?」

垣根「いや、一応俺第二位だし? 自分の能力とか戦略で勝ちたいなって」

上条「確かになりふり構わないなら、俺に一方通行を触らせてから殴ればいいだけか……」



今日重いな


浜面「う~ん……。じゃあ能力を無効化する未元物質なんか作れないのか?」

垣根「そもそも、『幻想殺し』ってどういう物なんだ? ちと触ってみてくれ」スッ

上条「ほら……」スッ

垣根「w」サッ

上条「」ヒュッ

垣根「www」ササッ

上条「」シュッシュシュッ

垣根「wwwwwwww」サササッサッ

浜面「いいから早くやれよ」

――――

今日は重いな……少々書きためてまた今度来ます

では~

――――

垣根「なるほど……演算はできるけど発動しねえってわけだ」

上条「なんかわかったか?」

垣根「うーん……上条。お前、これがどういう仕組みで動いてるかわかるか?」

上条「いや、お恥ずかしながら全く……」
垣根「ちっ……じゃあ再現は不可能だな」

浜面「え? 垣根の能力って何でも作れるんじゃないのか?」

垣根「だったら一方通行を一撃で倒す物質でも作ってるだろうが……」


垣根「そもそもお前ら、超能力って何か分かってるのか?」

上条「……」

浜面「……」

垣根「……そうかいそうかい。仕方ねぇ、第二位の俺が直々に説明してやる。感動して泣け」


―――――

垣根「といっても、俺も専門じゃねぇからイメージだけつかんどけ」


垣根「とりあえず、世界のすごーく小さい所はな、その性質上“確率論”が物を言う」

垣根「粒子と波の二重性ってやつらしいが、簡単にいうとその存在は速さと位置の掛け合わせで表される。だから“確率論”だ」

上条(考えるのを止めよう)

垣根「で、俺たちはその小さな世界を絶えず観測している。上条、スティックシュガーとってくれ」

上条「あ、はい」


垣根「俺たちが観測するとき、大抵は下らない世界を認識するが、さっきの確率論からごくわずかに存在する超常現象を観測するやつがいる」ビリッ、サラサラ

垣根「こいつが超能力者。観測した物を『自分だけの現実』によって現界させ、演算によってそれを操る」スッ

上条(最後まで入れないんだ……こだわりかな?)


垣根「えらく抽象的だな。イメージしにくいか?」ドッコイショ

上条(砂糖持って立ち上がった?)

浜面「うーん……。ちょっと分かりにくい」

垣根「」ザラッ

上条「!」

浜面「!? おい、何砂糖入れてやがんだ!」

垣根「コーラに砂糖入れると泡立つんだぜ?」

シュワシュワシュワ…

浜面「」

上条(このために砂糖残したのか)

垣根「wwwwww」

―――――

垣根「反省はしてない」

浜面「もういいよ……甘……」ズズ

上条「大分気が抜けちゃったしな」

垣根「超能力の説明したのは『観測』の話をするがためだけど、上条が聞いてなかったし、何か物使って説明してやる」

垣根「感動してむせび泣け」

説明が長くなった。しかもわかりにくい。あれ?
次回で補足します。そしてターニングポイントへ!

では~

回数と量、どっちが大切ですか?

――――

垣根「物使えばわかりやすいかな。例えばさ」パラパラ

上条(垣根の羽からなんかトランプが生成された……)

垣根「ほら、ここにはハートのAからKまでとスペードのQがある」

浜面「ハーツの役札だな」

垣根「お、知ってるのか。上条が呼んだ奴が来たら丁度四人になるし、やるか?」


上条「あの~。上条さん、そのハーツ? のルールを知らないのですが……」

垣根「難しくないぞ? ルールはな――ってかお前が触ったら未元物質だから消えるわ。やっぱ無し! 止め止め!」

上条「」

浜面「」

垣根「誰かマジモンのトランプ持ってねぇの? 気の利かねぇ奴らだな」


垣根「世界を選択するときは、ババ抜きの時みたいに見えてない中から選ばされる」スッ

垣根「お前たちはどれが必要かわからないけど、能力の発現している状態だと……こう見える」クルッ

垣根「どうでもいいハートの中にスペードのQが見えるな?」

垣根「これを選びとれば終了だ。俺の超能力のイメージはこんなだな」ファサッ

垣根「カードを選ぶのが『観測』、自分だけの現実で世界に当てはめ、動かすのが『演算』だ」


垣根「だから、例えば――電撃能力者どうしだと選ぶカードが似てるから干渉できるってことだ」

浜面「そういえば麦野がそんなこと言ってたな。第三位と戦ったときに攻撃が当たらなかった……とか」


垣根「そういうこと。だから本人すら原理のわからないものなんか『観測』しようがない訳」

垣根「ぶっちゃけこれが言いたかっただけだな」ゴクゴク

浜面「これだけのために俺のコーラが砂糖水にされたのか」ゴクゴク

上条「飲めるだけマシだろうに」


垣根「まあ、観測できなくても所詮能力なんか、脳波を合わせたりなんやかんやで出来るらしいけどな」

浜面「確か『幻想御手』ってそういう仕組みだったらしいな。懐かしいな~」

上条(記憶にございません……)



御坂「何? アンタ休日に男三人も集めて『幻想御手』の話なんかしてるの?」スタスタ


垣根「上条が呼んだのはコイツか? 第三位じゃねぇか……」

浜面「え!? マジだ! 大将、いつから超電磁砲の彼氏に?」

御坂「か、かっ!?///」

上条「違う違う、こいつはただの知り合いだよ。な、御坂?」

御坂「」

上条「あ、そうそう。お前を呼んだのは白井と連絡を取りたかったからなんだけど……」

御坂「だったら……」ビリッ

上条「?」

御坂「だったら“今すぐお前に会いたい”なんて紛らわしい言い方すんじゃないわよ!!!」ビリビリ

浜面(大将アホだ)

上条「うわああぁぁぁあ!!」パキーン


垣根「おいおい、店の中で能力使うなんてマナーがなってないな、コイツ。ちゃんと常識わけまえさせとけよ上条」

上条「お前が言うか!?」

御坂「なんなのよ、コイツは!」ビリビリ

垣根「知らねえのか? 俺は――」


垣根「――上条当麻の兄、上条盗撮だ」


御坂「ご迷惑おかけしてスミマセンでした、お義兄さん!」

上条「おいおい騙されるな! てか盗撮ってどんな名前だよ!!」


浜面「ははっ! 大将も大変だなあ」ピリリリ

垣根「浜面、携帯なってるぞ?」

浜面「本当だ。はいもしもし!」ピ

御坂「ちょっと結局何者なのよ!?」

垣根「はいはい第二位第二位。電話するから静かにしろよ?」

御坂「」

浜面「え? 今どこって? 今日は特に用事は無いはずだろ?」


浜面「いやいや!? え? 特定した? すぐ行く?」

浜面「え? 覚悟はいいかって――」ブチ

浜面「」

上条「な、何があったのでせう?」

浜面「いや、同僚達の何かをすっぽかしてるとかなんとか……」


麦野「はあああぁぁまづらあぁぁぁぁぁあああ!!!」ドカーン

滝壺「見つけた、はまづら」

絹旗「超覚悟しなさい!」

フレンダ(ごめんね浜面、私が連絡を忘れちゃったばっかりに……)


浜面「」

上条「何やらまずい雰囲気ですね……」

今日はここまで

土曜日辺りには山場に入りたいなあ……

今日はパス、ごめんよ。暑さでヤラレチャッタわけだ
一応どうやって倒すのかは決めてありますのでエタりはしません。ただ一方通行の奇声って書きにくい……

では


麦野「待ち合わせの場所でどんだけ待たされたと思ってんだゴルアアァァァ!!」

浜面「た、助けて大将! 垣根!」


上条「じゃあその『幻想御手』を使ってレベル上げればいんじゃないか?」

御坂「私『幻想御手』の制作者の連絡先持ってるわよ」

垣根「てか、LEVEL5ってまだレベル上がんのか?」


浜面「チクショウ! 薄情者どもめ!!」

滝壺「大丈夫、私は見捨てられてむぎのに絞められるはまづらを応援してる」

浜面「た、滝壺まで!? 冤罪だ! 信じてくれ!」


絹旗「超ムダですよ浜面。どうせ私たちの荷物持ちから逃げたんでしょう。連絡は超回ったはずです。ね、フレンダ?」

フレンダ(……マズイって訳よ)ダラダラ

絹旗「……」

麦野「ん? どうしたフレンダ? 黙り込んじまって。……まさか隠し事か?」

フレンダ「え、あ~……あ! あそこにいるのは垣根帝督!」

浜面「絶対なんか隠してるだろお前!?」
フレンダ「か、垣根垣根~!」


垣根「あん? アイテムの連中……第四位のターミネーターじゃねえか」

麦野「そういうテメェは第二位のクソメルヘンか。なんで生きてやがる」

垣根「メルヘン言うなよ垣根って呼べ」

麦野「先にターミネーターつったのはテメェだろうが、麦野って呼べや」

麦野「後、フレンダと浜面は後で処刑な」

フレンダ「ひぃ!?」

浜面「え? 俺も!?」

上条「お前も大変だな……」

――――

あ、フレンダ改行できてない

夜にまた来ます

――――

御坂「ふーん……」

麦野「あの第一位を倒す、ねぇ……」

絹旗「超ムリですね」

フレンダ「ムリムリ」

垣根「よし、テメェ等殺す」

上条「でも、本当の話今の所良い案は出てないんだよな……」

浜面「確かになぁ」

垣根「がああぁぁ!! アイデアださねぇとお前ら全員スクラップだあぁぁ!!」ファサファサ

滝壺「はまづら、頑張らないとむぎのとかきねに二回やられちゃうね」

浜面「」


御坂「じゃあさ、精神攻撃はどう?」

上条「御坂えげつねぇ!?」

御坂「し、仕方ないじゃない! メンタル面で揺さぶるのが一番簡単でしょ!?」

垣根「遠距離から“うはwwwウwwルwwトwwラwwマwwンwww”か……。えげつない、というよりセコい気がするな……」

垣根「てか、能力で勝ちたいんだけど」

麦野「何言ってんの? あの第一位を倒すんなら、それこそ十重二十重に準備すべきじゃないのさ?」

フレンダ「呼び出すのなら結局、トラップを大量に仕掛けるしかないって訳よ!」

垣根「トラップっても、大抵の事は無効だしなぁ……本当に反則な能力だよ」


絹旗「落とし穴とかどうですか? ベクトル超関係ないですよ」

浜面「お、さえてるな絹旗! 流石一方通行の事が頭に入ってるだけある!」

絹旗「超誉めても麦野のお仕置きを止めたりしませんよ?」

浜面「」

垣根「『暗闇の五月計画』ってそんなことまで分かるようになるのか? その割にちゃんとかわいい服着てるじゃねぇか」

絹旗「かわっ――!?」

浜面「逆にあの服を着てる奴を他に見たことがないんだけど」

垣根「確かにな。まあみんな来てもキモいな。あ、やべ想像したらシュールだ」

絹旗「……」


垣根「あ――! 服装で思い付いた」

上条「なんか閃いたか!?」

垣根「お色気作戦」

上条「」

麦野「」

絹旗「」

フレンダ「」

滝壺「良いアイデア」

浜面「能力で勝つんじゃなかったのかよ」


垣根「じゃあ第三位が……」チラッ

御坂「」ペターン

垣根「」チラッチラッ

絹旗「」ツルーン

フレンダ「」ストーン

垣根「やっぱ滝壺が……」

麦野「おい、なんで私を無視した」

垣根「え……一方通行も選ぶ権利はあるだろ……」

御坂「だってさ、オバサン」ニヤッ

麦野「ンだとガキがぁ? 上下左右に引き裂いてブチ殺してやろうか、あ゙?」

>>24
そんなこと言ったらもう上条さんだって垣根と面識有るどころか共闘までしてるし
どうでもいいけど割と相性いいよね麦野と一方


御坂「上等よ! 今ここで決着つけてやるわ!!」バチバチッ

麦野「その威勢もいつまでもつかにゃーん? こんな狭いところじゃ前みたいに這いつくばって逃げらんねぇぞ? おォ?」キューン

垣根「おい、どっちもお色気には使えないから喧嘩はよそでやれ」

麦野・御坂「「邪魔するんじゃないわよ!!」」

垣根「なんだお前ら、この第二位を嘗めてるのか?」

垣根「……」

垣根「……嘗めんな」

垣根「この垣根帝督を嘗めるなああああああァァァァァアアアアア!!!!」ファサファサ

上条「うわあああぁぁ! みんな逃げろおおー!」

垣根「嘗めやがってェェェ!! よっぽど愉快な死体になりてぇとみえるぞ三下共があああああァァァァ!!!」ファサファサドーン

麦野「返り討ちにしてやんよ、このクソメルヘンがあああああ!!!」バシューン

御坂「このくそおおおおおぉぉぉ!!!」バリバリバリ



    \ドッカーン!!/


未元物質で治療できるんだっけ

――――
――― 翌日、喧嘩しやすそうな場所

御坂「こ、ここね……垣根が使う場所は……」ボロボロ

上条「あんまりむちゃするなよ?」

黒子(きいぃー!! お姉さまの隣であんな近くに!!)

御坂「今日は監督――っていうのかしら? よろしくね、黒子」

黒子「はっ、はい! 了解しましたの! お姉さま!!」

御坂「昨日は携帯も無くしちゃうし、最悪だわ……」

上条「上条さんの不幸がうつったんじゃないですか?」

御坂「かもね……」

――――


麦野「はァ、はァ……くそお、やっぱ強いわ第二位」ボロボロ

フレンダ「大丈夫? 麦野?」

麦野「大丈夫よ、それより浜面は?」

フレンダ「現地集合だってさ」

滝壺「あ、はまづら」

フレンダ「え、どこどこ? 全然見えない訳よ」

滝壺「ほら、あのスピーカーの下。絹旗と一緒」

麦野「絹旗と、だと?」


浜面「おーい、みんなー!!」

絹旗「超こっちですー!」

――――

麦野「で、テメェ等は垣根の仕事に駆り出されてた訳だ」

浜面「俺は朝の四時に呼び出されて、このスピーカー設置するのを手伝っただけだけどな」

フレンダ「じゃあ絹旗は何してた訳よ?」

絹旗「ふふん! それは喧嘩が始まってからの超お楽しみです!!」ドロッ

麦野(土付いてるし……)

滝壺(多分……)

フレンダ(落とし穴掘らされた……って訳よ)


浜面「あ、そうだ。観戦者はここに集合らしいから大将たちもそのうち来るぞ――!」

滝壺「噂をすればすぐに」

上条「いやー着いた着いた」

御坂「」

絹旗「超バテてますね、超電磁砲」

麦野「そりゃ良かった……」

上条「今は喧嘩させませんよ?」

麦野「安心しな、こっちもそんな状況じゃないから……」



垣根「おそろいだな、お前ら」


絹旗「あ、垣根!」

御坂「本人の登場ね」

滝壺(垣根の頭に付いてるのなんだろう? あ、イヤホンも付けてる)

垣根「準備は万端だ、必ず勝つ!」

垣根「じきに一方通行が来るはずだ。無いとは思うが、もしピンチになったら逃げろよ? お前たちには俺が勝った証人になってもらうから、死んで貰っちゃ困る」

フレンダ「結局、言われなくても逃げる訳よ」

垣根「ならいい……そこのツインテールが風紀委員か、視察と審判を頼む」

黒子「お姉さまとの約束ですのでね。了解しましたの!」

垣根「そろそろか、行ってくる。じゃあな!」

上条・浜面「おう!」


垣根「よしっ!!」フー

垣根「全力で一方通行倒す」



浜面「どっちが勝つか賭けしようぜ!」

一同「「乗った!」」

最後書きため尽きたからアドリブ。ミスあったらごめんよ

ラストの書きための出来るスピードで次いつ来るか決めます。遅くなったらすみません

では

ごめんよ、レス無視ってた

>>69
もうだめだ、原作の知識が死んでる。許して……

>>72
白? だったら分からない

ちょっとだけ先出し

てか滝壺の人名が平仮名になってないわ


垣根「ふう……そろそろだな」

一方通行「」ザッ

垣根「来たか、第一位」

一方通行「お前さ、喧嘩売るにもやり方があンだろ……」

垣根「……?」

一方通行「朝の四時にメールが来て起こされたんだよ……」

垣根「そりゃ災難だったな。にしても朝の四時か。お前にはひどい友達がいるんだなwww」

一方通行「テメェのことだよ身の程知らずの垣根くゥゥゥン!!!」


垣根「よし、その息だ。ハイテンションじゃねえお前と戦っても楽しくねえ!」

一方通行「にしてもなんだ? そのヘッドギアは?」

垣根「これか? 気にすんなお前のチョーカーみたいなもんだ」

垣根「それより始めるぞ? おい、白井!」

黒子「了解ですの。では、開始します。くれぐれもやりすぎないように……」シュン

垣根「ん、ありがとよ」


一方通行「なんだアイツは?」

垣根「ああ、審判。安心しろよ、俺が呼んだ仲間の一人だけど贔屓はしないはずだから」

一方通行「仲間……? ふン。さあ来いよ第二位、テメェから売った喧嘩だろ?」

垣根「言われなくてもそうするさ。見てろよ! 俺には仲間が付いてるんだ。コミュ障の第一位様じゃあかなわねぇよ!」

一方通行「仲間だァ? ギャハハハハ! ほざけ三下が!」


一方通行「勝つのは……」

垣根「勝つのはこの俺だ!!」

はい。また夜来ますね~


垣根「まあ勝つといってもな、俺は別にお前を殺したいわけじゃねぇ。ただな、俺はあの服……」

垣根「ふ……服……」

垣根「……ふ」プルプル

垣根「……」プルプル

垣根「……何でもない、忘れろ」キリッ

一方通行「……テメェ……! 来ねェならこっちから行くぞ!」キィーン

垣根「まずは足場からか? 見え見えだ――ごふぅぅ!?」バキィ


一方通行「足場をいじったら次はその近くにある石を蹴ったりするよなァ、足使ってンだからよ。常識で考えれば避けられたよなァ?」

一方通行「あン、そういやァ垣根くンには常識が無ェんだったな! クキヒャハハハ!! 傑作だァ!!」

垣根「たかが一撃当てただけだろ! 調子に乗るなぁぁああ!!」カチッ

一方通行「――!」バシュッ

一方通行(これは毒ガス? いや、ただの煙幕か……)

一方通行(未元物質でもないようだ……これならベクトル操作で……)ニヤッ


一方通行「目眩ましのトラップたァセコい真似してくれンじゃねえか!」バサァ

垣根「でも、距離を詰めるのには充分だろ?」スッ

一方通行「!?」

垣根「トラップを置くっていうのな、仲間から貰ったアイデアなんだ」


~~~~

フレンダ『呼び出すのなら結局、トラップを大量に仕掛けるしかないって訳よ!』

~~~~


一方通行「チィっ!!」


垣根「友情、努力、勝利!!」

垣根「食らえ一方通行! 友情の左ストレートだ!!」バキィ

垣根「――ッ!!」ジタバタ

一方通行「あはぎゃはっ! わざわざ距離詰めてくれたンだろアリガトウ!!」ゲシッ

一方通行「まさか脳みそ切り分けられたせいで俺の能力忘れちまンじゃねェかァ?」ゲシッ

一方通行「だとしたら笑わせてくれるなぁ! クカキカケクコカケ!!」ゲシッ


一方通行「どうした? 友情のチカラってやつを見せてくれよ三下ァ!」ゲシッ

垣根「いいや……三下はお前だよ」パシッ

一方通行(!? 俺の足をつかンだ? そンなバカな!?)

垣根「お前今、足をつかまれて驚いてるだろ?」

垣根「ムリもない。有効価値の繋がりしか持たなかったお前には、こんな近くに仲間はなかっただろうからよ」

垣根「だが俺には共に考えた仲間がいる! 仲間と協力して考えたからこそお前なんかには負けない」グググ

垣根「そして」

垣根「この右の拳もお前を捉える!」バキッ

一方通行「ぐっ……!?」


一方通行(昔より鍛えたとはいえ、流石にこれは応える……)

一方通行「ちィ!!」スッ

垣根「あ、そっちにはな……」

一方通行「」ズボッ

垣根「落とし穴があるんだ。どうだ? この手のトラップなんて初めてじゃねえか?」スタスタ


~~~~

絹旗『落とし穴とかどうですか? ベクトル超関係ないですよ』

~~~~


一方通行「クソがァ!」スッ

垣根「うおっ!?」ドゥッ

一方通行(しめた! こっちの能力も効くようだ!)スタッ

垣根「俺を吹き飛ばして更に自分も後ろに退くか……。良い判断だ。テメェは今、後ろからネチネチと飛び道具使うしか無いからなあ!」

一方通行「ほざけェェええ! どうだ、お前もそろそろアノ愉快な羽の一枚でも出したらどうだァ!!」

垣根「あいにくだが、お前を倒すのにはこの右手で充分だ」

一方通行「」ギリッ


一方通行(本来ならここで石でも投げて牽制する所だが……今のアイツには避けられるのがオチか……)

一方通行(クソっ! 妙に冷静なアイツに効くかは分からンが一か八かだ!!)


一方通行「あっ! 宇宙人!!」ビシッ

垣根「宇宙人!?」クルッ


一方通行「クヒャハハハァァ!! 愉快に素敵にかかってくれたなァア!!」ザラッヒュッ

垣根「おっと危ねぇ! こらそんなに石投げんな!!」ガキン

一方通行「!!!」


一方通行(……)

一方通行(今、あいつの右手に石が当たらなかった……止まった……?)

一方通行(しかも羽も出さねェし、妙に冷静だ。友情だなンだと俺を煽るのも忘れねェ……)

一方通行(今日に限って頭に付けたヘッドギア、 能力を使わない、右手は俺の能力を貫き、更に攻撃も効かない……)

一方通行(……!!)

一方通行「そうかそうか垣根くン――」


一方通行「俺の能力を無理矢理再現してるンだな、未元物質を使ってよォォお?」

垣根「――! ……流石第一位、よく辿り着いたな……」


~~~~

~昨日~

絹旗「うーん……?」パチ

垣根「」ファサファサ

絹旗「???」

垣根「お、起きたか。暴れるなよ? 落ちるぞ」ファサファサ

絹旗「えっ――空!?」

絹旗「えっと、ファミレスに行って……みんなと会って……垣根が暴れ――!!」

絹旗「ファミレスは? みんなは超どうなったんですか!?」

垣根「上条が退避させたからみんな無事だよ。ファミレスは三位と四位が暴れすぎて壊れた」ヤレヤレ

絹旗(こいつ超さりげなく自分を超除外しました)


絹旗「で、どうして私を運んでるんですか? しかもお姫様だっこで……」

垣根「いや、『幻想御手』と『暗闇の五月』ってので良い作戦を思い着いたんだ。ちょうど御坂の携帯には『幻想御手』の製作者の連絡先が入ってたしな」ファサファサ

垣根「今度なんか買ってやるから協力してくれ」ファサファサ

絹旗「…………」

絹旗「……ふぅ。超仕方ないですね……」

絹旗「じゃあ、今度私と映画に付き合ってもらうことにしましょう」フフン

~~~~

一方通行「どっから見つけてきたのか、俺の思考・演算パターンを、そのヘッドギアで能力に上書きしてるんだなァ?」

一方通行「未元物質を使って効果範囲域を再現させ、俺の能力に干渉してきたのは誉めてやるぜ」

一方通行「ただ、自然に扱えるまでには至らなかったようだなァ!」

/*
※絹旗が窒素で反射膜もどきを作るのに対して、垣根は幻想御手で演算の型を当てはめて、未元物質で反射膜を作ってると考えて下さい。第二位なので干渉くらいなら出来るでしょう
*/


一方通行「それで、慣れない能力を使ってるのを気付かれないように俺を煽ってた訳ですかァ?」

垣根「……だったらどうした」

一方通行「だったら――こうだなァ」ビュン

垣根「速ッ!?」

一方通行「能力さえ分かっちまえばテメェなンざ怖くもなンともねェンだよ。ここまで距離を詰めても、な?」ギリギリ

垣根(くっ、右手を抑えられてる!)

一方通行「ざああァァァンねンでしたああァァああ!! 悪りィが、こっから先は一方通行だァ! テメェの小細工もここまでですゥ!! クヒャハァ!!」ガシッ

垣根「あっ、ヘッドギア壊すな! どうなっても知らないぞ!?」

一方通行「」バキィ


――ザザザ……


一方通行「?」

垣根「」ニヤリ


――ピー……ザザザ……

――――『クキヒャハハハ!! 傑作だァ!!』

――『あはぎゃはっ! わざわざ距離詰めてくれたンだろアリガトウ!!』


一方通行「」

垣根「スピーカーのスイッチになってたんだ、あのヘッドギア。だからどうなっても知らないって言っただろ?」

一方通行「」

垣根「いや、テンション高くしてくの苦労したわ。何回も“友情”とかなんとか言って煽ったしな」


垣根「あ、因みに『幻想御手・改』の本体はこのイヤホンな?」ピッ


――――『クカキカケクコカケ!!』


一方通行「」

垣根「いやー。にしても冷静に聞くと恥ずかしいな、これ」

一方通行「殺す」


――『悪りィが、こっから先は一方通行だァ!』


垣根「これ俺のお気に入りだわ」

一方通行「殺す殺スコロス……」

一方通行「コロシテヤルヨ三下がアアアアアアァァァァァァァァァアアアアアア!!!」ゴオオオ!


一方通行「どうやらテメェはこの俺を本気にさせちまったようだなアアァァァァアアアア!!!!」

垣根「あ、やべ。キレた。おい止めろ! ここは落ち込んだ所をボコボコにされるべきだろ!!」

一方通行「アハハハァ! ギャハァ! クカクキコカキクケキコケコキカケ!!!」バキドカゴキィ

垣根「がっ! うごっ!? 中和が追いつかねぇ! 一旦退散……」ズボッ

垣根「」

一方通行「いいねいいねェ最っ高だねェ!! 自分で仕掛けた落とし穴にかかるなんてよお!」


一方通行「お片づけだ!! スクラップの時間だぜェ!!」ズズズ

垣根「あ、やべぇ。こいつ穴を……縮めて……うぐっ」

垣根「ぐあぁ! 締まる締まる!」

垣根「降参、降参!!」

一方通行「」グググ

垣根「ダメだこいつ我を忘れてやがる! おい審判! 審判!!」


黒子「これは垣根さんの負けですわね」スッ

御坂「あ~あ」スッ

麦野「ちっ、昨日の威勢はなんだったんだよ」スッ

滝壺「ざんねん」スッ

上条「やった、これでまともな物が食える」パシッ

浜面「低給料を賄えたぜ」シメシメ

フレンダ「結局、日頃の行いな訳よ!」パシッ


垣根「」

一方通行「wwwwwwwww」


垣根「あいつら……」

垣根「あああああああああああああああ!!!!!」

垣根「ムカついた! あいつら許サネエエエエェェェェエエエエ!!! 覚悟しろおおおああぁぁぁぁああああ!!!!」ファサファサファサッ

垣根「」ビューン


ウワーカキネダー!

ヒャハハハ、シネェェ!!!

ファサドンファサドン

ニゲロニゲロ!

クダケテキエロオオオォォォ!!!

ギャー! フコウダー!!


一方通行「……」


一方通行「……」

一方通行「……今度はアイツの冷蔵庫の中身全部コーヒーにしてやろっと」ニヤァ


 ▼「三人寄れば文殊の知恵」作戦・失敗

終わりです
本当は短編をもっと書きたいところだけど、まだそんなにネタがないのである程度貯まったらまた建てるので
とりあえずこのスレは落とします

読んでくれた人、ありがとうね!


ネタが溜まったらここに投下でも良いんじゃない?
二か月位なら>>1が書き込まなくても落ちないし

>>113
それもそうか

二、三個小ネタくらいかいてから落としますね
一週間以内に一つ投下出来るように頑張ります

今週は妙に忙しいことが分かった
イントロだけ行きます


@垣根宅

垣根「あー。負けた……」

垣根「しかも今度は冷蔵庫の中身が全部コーヒーにされてるし」ガチャ

垣根「全部ブラックだし……。俺甘党なんだよな……うぇ……」ゴクゴク

垣根「とはいえ、服のセンスは勝ってるだろうな」キリッ

垣根「あー。でも直接勝ちてぇ! ゲームでも良いから勝ちてぇな……」

垣根「ん?」



垣根「…………ゲームで勝てばいいか」


 ▼「ゲームで勝負だ!」作戦


――――

@土御門宅

一方通行「ゲームやらせろ、土御門」

土御門「……全く経緯が分からないんだがにゃー? ていうか、なんで垣根帝督が……」

垣根「そこはツッコむな。長くなる」

一方通行「この垣根くンがな、先日俺に喧嘩で負けたからゲームでリベンジすンだとよォ」

垣根「負けた言うなよ。一発殴っただろ」

一方通行「一発くらいで調子のンな三下がァ」

土御門「まて、全然話が見えないんだが」


垣根「要はな、喧嘩は何も生み出さないから平和的にゲームで雌雄を決しようとしたわけだ」

一方通行「こないだ喧嘩売ったのはおまえだけどな」

垣根「そこで上条宅を訪れたら、『上条さんは貧乏学生だからそんなもの買う余裕はないのですよ』とかほざきやがったんだ」

一方通行「で、隣のお前の部屋に来たわけだ」

土御門「肝心な所は何もわからんが、だいたい把握したぜぃ」


土御門「いや~、それにしても……あの一方通行に友達が出来るとは」ニヤニヤ

一方通行「殺すぞ」

垣根「照れるなよ一方通行、友達だろ?」

一方通行「友達は『面倒がって来なかったらお前の家のトイレを詰まらせる』なンて脅迫はしねェよ」

土御門「小さいですたい」

垣根「黙れよスーパーサイヤ人。お前の家のトイレこそ詰まらせるぞ」


土御門「まあ、とりあえずあがるにゃー」

一方通行・垣根「お邪魔しまーす」

――――

ここまで。平和なノリ、サイコー!

劇場版でインちゃんがゲームしてたけどな

本当は安価とかでゲーム決めるべきだけど、俺そんなにゲームっ子じゃ無かったからな……


>>125
ええー……

――――

垣根「おっ、懐かしの64があるじゃねえか!」ガサガサ

土御門「人んちの押し入れをいきなり開けるとは、考え方が未元物質だにゃー」

垣根「『時のオカリナ』発見!!」ヤフー!

一方通行「一人用じゃねェか……」

垣根「まあ待て、64がある家には大抵……」ゴソゴソ


垣根「――あった! 『スマブラ64』だ!」

土御門「スマブラねぇ……」

一方通行「垣根くンにしてはまともな発想してるじゃねェか」

垣根「後で上条も呼んで四人でやろうぜ!」

一方通行「あァ!? 勝負すンのじゃ無かったンですかァ?」

垣根「いや、スマブラは四人でワイワイやりたいだろ」

土御門「言えてるぜぃ」


一方通行「ンじゃあ……マリカを二人で? いやないな」ポイ

土御門「そもそも、ガチ二人対戦できるのなんてこれくらいしかないにゃー」スッ

一方通行「あ、『ぷよぷよ』ね。昔やったわ。ガキだったから五連鎖がいいとこだったけどな」

土御門「ガキで五連鎖かよ……垣根は?」

垣根「いや、俺テトリスやってたから。落ち物系は」

土御門「経験者と未経験者か……流石に釣り合わない……あ!」

土御門「いいこと思いついたにゃー」


――――

※なんとなく予想は付いてると思いますが、ゲーム自体は大して関わって来ないのでぷよぷよ知らなくても行けます

――――

一方通行「フィーバー……?」

土御門「そうそう。初心者と中級者が張り合うにはぴったりだにゃー」

垣根「ルール説明よろ」

土御門「OK。とりあえず見せながらやってくにゃー」

土御門「まず上から数色のぷよぷよが降ってくるから、同じ色を四つ以上くっつけると画面から消える」エイ!

土御門「結構連鎖して崩すと相手に邪魔なぷよぷよを送れる」

垣根「それくらいは知ってるよ」


土御門「で、自分が送られて来た時に、自分もいくつか消すと……」エイ!

土御門「相殺されてフィーバーゲージが溜まる」

垣根「なんじゃそりゃ」

土御門「まあ待て。でゲージが七つ溜まると……こう、別画面が用意されて、そこに連鎖が組んである山が落ちてくる」

土御門「制限時間内なら何回でも落ちてくるってわけだ」

土御門「で、画面端まで積み上がったら負け。こんだけだにゃー」

一方通行「俺の知ってるルールと大分違うようだが……」

土御門「流石に、初めての奴とやると勝負にならないぜぃ?」


垣根「なんだ一方通行、ルールが飲み込めなくて怖じ気づいたか? ハハハっ、俺の勝ちだな!!」

一方通行「いや、わざわざ土御門がこのルールを推してきたのが気になってな……」チラッ

土御門「な、何も企んでないから早く始めるにゃー」

垣根「よーし、全力で一方通行倒す!」

一方通行「…………」

ここまで。あえて言うが俺は通のが好き

次回、あの一方通行が苦しめられる……!?
金曜日くらいには来たいと思います


土御門「じゃあ、五勝先に取った方が勝ちな」

一方通行「」カチャカチャ

垣根「~♪」カチャカチャ

一方通行「よし、まずは四連鎖」エイ、ヤァ!

垣根「うおっ!? えっと……二回は消せるか」サア、イグニス!

――――

垣根「やった! フィーバーだ!」カチャカチャ

一方通行(あン!? 連鎖数はこっちの方が上なはず……なのにこっちが劣勢?)カチャカチャ

垣根「この試合もらった!!」

一方通行(何かが……?)カチャカチャ

土御門「」ニヤニヤ

――――

――――

垣根「ふははははは!! 一方通行恐るるに足らず!!」

一方通行(まずは一敗……まて、次で実験だ)

土御門「」ニヤニヤ

――――

垣根「フィーバー楽しいな。もう二勝しちまった」

一方通行「……」バタンキュー

一方通行(読めた)チラッ

土御門「?」

一方通行(こいつ、慣れないと経験者はミスることわかってやがったな! 見てろ……)

――――

――――

垣根「おい! 何連鎖起こってんだ!?」

一方通行「八、いや九連鎖だ」ヤッタ!

垣根「うわあ、相殺しきれない!?」ホエ-

一方通行「重要なのは連鎖数じゃなくて、タイミングだけどな」ニヤリ

土御門(あー……もう気付いちまったようだにゃー)

土御門(せっかく負けて悔しがる一方通行が見れると思ったのに……)

一方通行「おい土御門、後で俺と愉快で素敵なゲームをやろォな?」

土御門「」バレテル…

垣根「あ、まだゲームあったのか? 俺もまぜてくれよ」

一方通行「無駄口たたいてるヒマァなンざねェぞ?」

――――

――――

一方通行「4対2……逆転だなァ?」

垣根「」

一方通行「後一つでお前の負けだァ……!」カチャカチャ

垣根「――俺は……」

垣根「俺は……フィーバーを当てにし過ぎて、連鎖をないがしろにしていたのかもしれないな……」

土御門「……」

垣根「だが、もう惑わされねぇ!!」

垣根「ぷよぷよはただの待ちゲーじゃあない!!」

垣根「こいよ第一位! こっからが本番だああああぁぁぁああ!!!」カチャカチャ

一方通行「……ふン」カチャカチャ


垣根「」カチャカチャ

一方通行「」カタカタ

垣根「」カチャカチャ

一方通行「」カチャカチャ

垣根「」ブチブチ

一方通行「おまっ!? 何してくれちゃってるんですかァ!?」

垣根「お前2Pな、俺1Pやるから」

土御門「コントローラー差し替えやがったにゃー」

一方通行「テメェ、綺麗事言うだけ言っといて……!」カタカタカタ

垣根「おおっと! 積み過ぎちまった!!」バタンキュー

一方通行「垣根くゥゥゥゥン!! 俺が端正込めて作った連鎖を、発火もさせずに自滅とはどういう了見ですかァァア!!?」

土御門「やれやれだぜい……」


――――


垣根「」スッ

一方通行「画面隠すな三下ァァアア、ってかそのバカでかい団扇どっから出してきたァ!?」

垣根「あ、片手じゃ操作出来ねえ!!?」
土御門「こいつアホだぜぃ」


――――

垣根「」ガン、プチ

一方通行「電源切りやがったな垣根クゥゥゥゥン!!?」

垣根「ああ、スマンスマン。俺脚長いから、たまたま電源ボタン押しちまったようだわ」

土御門「絶対わざとだぜい。4対4で逃げ道無かったからにゃー」

垣根「この勝負はあれだな、脚の長さ的に俺の勝ちだな」


一方通行「そんなに長くて邪魔な脚なら俺が切り裂いて迷惑かからねェ様にシテヤルヨオオォォォ!!」

垣根「ああ!? やんのか一方通行!!」ファサファサドーン

一方通行「」

土御門「」


ウワーカベニアナガー! フコウダー!!

シロイヒトガイルンダヨ!!


垣根「お? 上条じゃねぇか!? こっち来い!」

上条「な、なんの用でせうか……?」

垣根「何って……」


垣根「こんだけ居たらスマブラ出来るだろ?」

上条「」

一方通行「」

土御門「もう一方通行はどうでもいいらしいにゃー」

インデックス「私も参加したいんだよ!」


 ▼「ゲームで勝負だ!」作戦・失敗


インデックス「みんなあまりにも弱いんだよ!」

上条「やっぱり強いな……インデックス」

一方通行「俺が、負けた……?」

垣根「カービー楽しいな。次から鍛えてこ」

土御門「お前ビリだったから、次は俺と交代だにゃー」

垣根「」


 ▼「ゲームで勝負だ!」作戦・大失敗

終わり。筐体と脚がメインです

あと一つ二つは書こうかな……
真面目なのと下らないのと、どっちがいい?

アブねぇ来れた。ほんの少し行きます


垣根「一方通行の奴ゲームも出来たんだな……」カチャカチャ

心理定規「貴方が出来なすぎるのよ。そんなに積んで崩れないのは才能かもね」カチャカチャ

垣根「俺はテトリス派だって」カチャ


垣根「どわっ!? 何じゃそりゃ!!」

心理定規「十二連鎖。まさか組み上がるとはね」クスッ


垣根「……チッ。まあぷよぷよは練習しておこう」

垣根「それにしてもだ――――」

心理定規「まだ何かあるの?」

垣根「アイツ、スマブラまで強いときた。俺のカービーをいじめやがって……」

心理定規(多分、単に自分が弱いのね)

垣根「一方通行をカービーで吸い込むと、ウルトラマンカービーだな」


垣根「一方通行の服をカービーに着せて、人相を悪くする……おお、なかなかいいじゃねぇか!」

心理定規「……そもそも、一方通行ってカービーで吸い込めないんじゃない?」

垣根「……!」

心理定規「――?」



垣根「そうだな……一方通行は吸い込めない」ニヤリ


 ▼「バキューム一方通行」作戦

――――

@ファミレス

絹旗「……」

垣根「一方通行を倒す新たな作戦を思いついたんだよ。協力しろよ、アイテム」

浜面「いやな予感しかしねぇ」

フレンダ「――あれ? 麦野と滝壺は?」

絹旗「そういえば超来てませんね」

垣根「ああ、同時進行でべつの作業をして貰ってる」


浜面「別の作業って……滝壺に変なことさせてねぇだろうな、垣根!!」

垣根「あ、それは全然平気。変な仕事させられるのはお前とフレンダだから」

浜面「」

フレンダ「」

垣根「どうする? 今回は俺独りでもできる作戦だが、中身聞いとくか?」

絹旗「……わざわざ朝の四時にメールが送られて来たんですから、聞かなきゃ超損ですよね」

フレンダ「私も聞きたい訳よ!」

浜面「俺は変な仕事の中身が知りたいけどな……」

垣根「それは説明していけば分かるって」


垣根「じゃあ、今回の作戦説明するぞー」

今日はここまで。書きためてくる
垣根にもっと何かやらせたいな……


垣根「まず前準備。一方通行はベクトルを操る能力者だ。一定範囲内のベクトルを好きなようにいじれる。普段は反射してるがな」

浜面「それが有名な攻撃が全部反射されちゃう、ってやつだろ? これをどうにかしないと勝ち目なんか……」

垣根「――じゃあさ……こちらに向かってくるベクトルはどうだ?」

浜面「?」

フレンダ「こちらに向かってくるベクトル……って何?」


垣根「星のカービーってゲーム知ってるか?」

浜面「知ってるけど……全然話がみえてこねぇよ」

絹旗「黒夜と超よくやりました」

フレンダ「ん、確か二人で出来たんだよね?」

絹旗「まあ、黒夜は超超弱いので、もっぱら私がカービー使ってましたけどね」

垣根「知ってるなら話は早いんだけどな。もし、カービーで一方通行を吸い込んだらどうなると思う?」


フレンダ「……アクセラカービー?」

浜面「わかんねぇけど、どうせ垣根のことだから『ウルトラマンカービーwwwwwwうwwwwwwwはwwwwwwww』とか考えてたんじゃねぇの?」

垣根「」

絹旗(あ、超図星ですね)

フレンダ(図星な訳よ)

浜面(え、まじ? 図星?)

垣根「……それはいいんだよ」

すげー違和感があると思ったら、“カービィ”だった死にたい


フレンダ「じゃあベクトルカービィ!!」

垣根「いや、だからそうじゃなくてな……」

絹旗「そもそも一方通行なんか超吸い込めないんじゃないですか?」

浜面「そう言えばそうだ! おい、残念だったな垣根、吸い込めな――――ごぶぁぁああ!」バキィ

垣根「その話してるんだっつの!!」ファサドーン

――――

浜面「」ピクピク

垣根「要は、カービィの吸い込みみたいな“こちらに来るベクトル”を一方通行にぶつければいいわけだ」

絹旗「じゃあなんですか? 掃除機でも持って体当たりでもするんですか?」

垣根「そこ! そこが一番大切なところだ!!」バン

フレンダ「急に机たたかないで欲しい訳よ」

垣根「ああ悪い、いたずらして浜面の水をコップギリギリにしておいたの忘れてた」

絹旗「ぎゃあ! 下らないコトしないでくださいよ!! 超こぼれてるじゃないですか!!」ダバダバ

――――

フレンダ「まったく」ゴクゴク

絹旗「ホントにもう……下らないことしないでくださいよ」

垣根「悪い悪い、水に塩溶かしておいたのはフレンダの方だから許してくれ」

フレンダ「」

絹旗「じゃあ私のには何したんですか!?」

垣根「氷をいれまくって強烈に冷やしたけど……時間経ってるしもう変わらないだろ」

フレンダ「きぬはただけずるいわけよ」

浜面「まったくだ。俺の水ほとんど無くなってるし」

垣根「いいから一方通行の話させろよ」

三人((か、勝手だ……))


垣根「一方通行が操ってる――普段反射してるのは“運動量”だ」

フレンダ「ほう」

浜面「運動量?」

垣根「動きの表し方だ。なぜ力じゃなくて運動量かというと」

絹旗「衝突で扱うのが運動量だからですか? 一番感覚的にわかりやすいですし……」

垣根「それもあるだろうが……一番は“向き”だ」

フレンダ「向き?」


垣根「力を加えると物体は加速する。力の向きと加速の向きは等しい」

垣根「運動量は速度に質量をかけた値だ。向きは速度と等しい。まあ、進んでる向きが運動量の向きだ」

浜面「それは分かったけど、だったらなんなんだ?」

垣根「ん? じゃあさ、お前が銃を撃つとするだろ。弾は徐々に減速する――後ろ向きに加速してるんだな」

垣根「空気抵抗を受けてるから“力”は“後ろ向き”になる。これを解析して逆転しちまうと……?」

浜面「貰っちまうな……」


垣根「そう。でも運動量は進んでる向きだから、突っ込んで来る弾は後ろ向きに……ってできるだろ?」

垣根「ま、やろうと思えば“力”も操作できるだろうけどな」

垣根「ちなみに、解析中の物体は停止するらしいぞ。このタイムラグを使って一方通行を殴ったやつがいるらしい」


垣根「えらそうに言ったけど、仮説だからな。一方通行の『自分だけの現実』とかどうなってるか知らねぇし」

浜面「仮説かよ!」

フレンダ「凄いかなって思ったのに……」

絹旗「でも、その仮説だと……」


垣根「……続けて」

絹旗「その仮説だと、掃除機を持って突っ込んでも、突っ込んでくるベクトルが超跳ね返されちゃいますよね?」

垣根「――大正解!!」

浜面「え、どういうこと!?」

フレンダ「だから、“吸い込むベクトルの移動”を反射される訳よ!」

垣根「ありがとうフレンダ」


垣根「そう、ただ突っ込んでも無意味。一方通行の反射範囲内に入って吸い込み開始して、初めて攻撃が通る」


浜面「え、でも一方通行の反射範囲がどこからかなんて分からないんじゃないのか?」

垣根「当たり前だろぉが!! 分かりゃ誰も苦戦しねぇよ!!」

フレンダ「なぁんだ……。結局、企画倒れな訳よ」

垣根「……覚えてないか、おまえ達には“別の仕事”があるって言ったこと。企画倒れなら仕事はないよな……?」

絹旗「じゃあ、反射の範囲がわかるんですか!?」

垣根「分からなくてもいいんだよ……」ニヤリ


オーイ、ダイニイ! ハコンデキタゾ-!!

カリルノクロウシタネ、ムギノ


絹旗「麦野たちが来ましたね」

垣根「仕事だ。浜面、フレンダ」


――――

真ん中の仮説はどうでもいいんです!
『反射の膜がどこからか見破る必要がある』ってことが必要なんです!!

なぜか急に忙しくなったので、コレ書いたら落とすかもしれません
では!


@コンビニ


チョウド、オアズカリシマスネ-

アリガトウゴザイマスネ-

一方通行「……」


ウィーン

一方通行「……なンの用だ……垣根くゥン」

垣根「あ、ちょっとまて一方通行! ――絹旗、速くしろ! 第一位来ちまったぞ!」

絹旗「超待ってください! 私だけ仕事量多くないですか?」ドスン


垣根「ちっ……こら第四位、手伝ってやれ!」

麦野「こっちだってまだ運んでんだよ! テメェも少しは働けってんだ!」ガラガラ

垣根「だとさ、浜面」

浜面「え、俺!?」

滝壺「大丈夫だよ。私はそんな馬車馬のように働かされるはまづらを応援している」

フレンダ「応援だけじゃなくて手伝って欲しい訳よ……」ガタン


一方通行「…………」


垣根「ん。よしオッケー! おい一方通行、勝負だ!! 今日こそお前を倒す!!!」

一方通行「――なンだァ……そンなに清掃ロボットなンて並べてくれやがって」

一方通行「俺に八つ裂きにされてゴミのようにされた後のことまでキチンと考えられるようになったのかァ? ヒャハァ!!」

垣根「今回はこいつらに吸ってもらう物はチリ一つもねぇよ」

垣根「さあ行け、『セロリ隊』!!」ピッ


ガガガガ

ウィーン、スススー


一方通行「妙な名前付けンじゃねェよ」カチッ

垣根「」ニヤッ


ウィンウィンウィーン

一方通行「なンだァ? 吸い込むベクトルを当てれば、反射された風で俺を攻撃できるとでも思ったかァ!!!」

一方通行「無駄だァ! 突っ込ンでくるロボ自体の運動量を跳ね返せばどうってコトねェンだよ!!」ガキンガキン!!

一方通行「……終わりか? えらくシケてるじゃねえか。もっと俺を楽しませろォ!」


垣根「そりゃあこっちのセリフだぞ? 一方通行」パチン

ゴオッ!!

一方通行「!!?」


一方通行「ンだァ!? 確かにロボットは跳ね返したはず――――!!!」

垣根「そう。跳ね返したはずの清掃ロボは全部お前の足元に転がってるんだよ」


垣根「お前の反射膜に密着した状態でな!!」


垣根「その清掃ロボはタイヤに特殊チューンが施されていてな。前方にしか進めないんだ。だから『セロリ隊』っつっただろ、『一方通行』?」

一方通行「だからアイテムの連中に運ばせてた訳か……一方方向にしか進めないから操作できない――」ゴアッ!

一方通行「――クッ!」


垣根「考えて見りゃそうだよな。銃弾なんかは跳ね返るけど、摩擦のある物体なんかは跳ね返しきれずに止まる」

垣根「清掃ロボみたいに円筒形だと倒れちまうけど、今回は倒れることで吸い込む面を一方通行に向けられるからな」

一方通行「――――ッ」

垣根「ちなみに浜面たちに改造させたのはタイヤだけじゃなくてな、吸い込む力も変えられるんだ」


垣根「そろそろ跪け、一方通行!!」ピッ


ゴアッ!


一方通行「この時を待ってたよ垣根くウウウゥゥゥゥウウウン!!!」ゴアッ!


垣根「なに!? 『セロリ隊』を吹き飛ばしやがった!!?」

麦野「ああ、壊さない約束で借りてきたのに!!」


一方通行「なあ、第二位。テメェは風が吹いただけで、俺が演算出来なくなるとでも思ったンですかァ! アハギャハァ!!」

一方通行「吸い込みに発生する風のベクトルを利用して周囲のロボットを吹き飛ばす演出、最っ高だっただろォ?」ニタニタ


垣根「あ……あ、ああ……」

一方通行「テメェは反射膜の攻略法ばかりを気にしてたみたいだが、抜かったなァ……」

一方通行「俺の能力は生憎『ベクトル操作』。単なる“片道通行”じゃあねェ」

垣根「なっ!! ……ムカついたぜ一方通行!!」

一方通行「テメェには地獄への“片道切符”をプレゼントしてやるよォォオオ!!」

垣根「上等だクソガアアアァァァァアアア!!! テメェなんざ俺の未元物質だけで十分だあああアァァアア!!!」ファサファサ


絹旗「超危ない状況ですね」

フレンダ「逃げた方がいい?」

麦野「そうね。ファミレスの時みたいに巻き込まれたくないし」

滝壺「ロボット、もう無理そう……。借り物なのに」

浜面「急げ! 退散、退散!!」


垣根「ハハハハハ!! 砕けてキエロォォオオオ!!!」ファサドーン

一方通行「返り討ちだよ垣根くウウウゥゥゥゥンン!!!」ゴォッ




 \ドッカーン/



――――

――――

黄泉川「何かいいたいことは?」

垣根「俺は悪くねぇ。全部あのモヤシが悪いんだ」

黄泉川「この前ファミレスを大破させたところなのに、今度はコンビニも派手に壊して……」

垣根「あ!? あれは第三位と第四位が……」

黄泉川「じゃあ、清掃ロボを八台も壊したことは反省してるじゃん?」

垣根「……」

黄泉川「連行するじゃんよ」

垣根「あああ! 一方通行、次こそ全力で倒す!!」

黄泉川「反省が足りないじゃん」


 ▼「バキューム一方通行」作戦・失敗

終わり。書きたいネタはあるけど、不定期開催は嫌だから、時間が出来たら次のスレ立ててそこで書きます

読んでくれてありがとうね

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月22日 (日) 00:11:17   ID: O3YGTQpC

仲良いライバルって感じでいいな。

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