男「甘えん坊スイッチ?」(367)
適当に書いたあんまり書き溜めてない
安価あるかも
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テクテク
男「ん?なんか道におちてる」スッ
男「これは……」
男「甘えん坊スイッチ?」
男「一体なんなんだろう」
ポチ
近所のおばちゃん「あら!男ちゃん久しぶりじゃない、最近会えなくておばちゃんさみしかったのよ~」スリスリ
近所のおばちゃん「ふふ~今日はいっぱい男ちゃんに甘えちゃうんだから」スリスリ
男(アカン)
おばちゃん「背のびたわね~うふふ男ちゃんいい匂い」クンクン
男(なんだこりゃ……まさかこのスイッチ本当に)
おばちゃん「今日は家に着て?うふふご飯にする?お風呂にする?それとも……」
男「ポチ」
おばちゃん(56)「きゃああ!わ、私何してたの!?ご、ごめんね」
タッタッ
男(やっぱりこのスイッチ!!!!)
男家
男「ただいま~」ガチャ
母「あら、おかえりなさい」
母「もうすぐご飯できるから妹ちゃんよんできてくれる?」
男「え~なんで俺が」
母「いかないとご飯抜きにするわよ?」
男「はいはいわかったよ」
コンコン
男「お~い、妹ご飯できたぞ」
妹「……」
男「あれ?お~い」
コンコン
妹「うるっさいわね!一回でいいのよ!」ガチャ
男「なら返事くらいしろよ」
妹「うるさいキモ兄貴!そこ邪魔どけて……」
男「っち……なんだよ」
男「いただきます」
男(あいつ中学になった途端に急に生意気になったよな……今じゃほとんど口聞いてくれないし……)モグモグ
男(昔はあんなに素直でいい子だったんだけど、何があったんだ?)ジー
妹「なに?こっち見ないで気持ち悪い、あんたに見られるとご飯不味くなるわ」
母「そんな言い方ないでしょ!」
妹「ふんっ」プイッ
男「……」
ーーーーーーーーー
妹「ご馳走様、私お風呂入ってくるから」
スタスタ
男「くそっなんだよあの態度!俺がなにしたってんだ」ギリ
母「ふふっ難しい年頃なのよ」
男「あ~もうイライラする」
は「まあまあ、あんたお兄ちゃんなんだから」
男「そうだけどさ~」
男(そうだあれを使えば……)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
男「おっ!もう風呂あがったのか?」
妹「……」ツン
男「なんだよ無視すんなよ」
妹「キモッ……」ボソ
男「……」
ポチ
妹「!」
妹「お、おにいちゃん!」ガバッ
男「うおっ」
妹「今日もたくさんひどいこと言ってごめんね」
妹「本当はお兄ちゃんの前では素直にしたいのに緊張しちゃって、あんなこと……ごめんなさい」ボロボロ
男「なんだそんな事だったのか、ふふっ俺は気にしてないさ、頑張って素直になろうな?」ニコ
妹「ドキッ」
男「ほら泣き止め」ナデナデ
妹「ぐすっ……ふぁ……」ナデナデ
ーーーーーーーーー
男「少しは落ちついたか?」ナデナデ
妹「ぐすん……ありがと」
男「気にすんな俺はお兄ちゃんだからな」
男「さあ俺は風呂に入ってくる」スッ
妹「あっ」シュン
ガシッ
男「おいおいどいてくれないと」
妹「やっ!」スリスリ
男「困ったな」
妹「~~♪」スリスリ
妹「ここは私の特等席なのっ!ずっとこうしたかったんだからぁ」スリスリ
妹「ふぇぇ……おにいちゃんの匂い」クンクン
男「しょうがない」
ポチ
妹「ッ!」ガバッ
妹「なにしてんのよ!変態!さわらないで!」
ダッダッ ?ダッダッ ?バタン
男「はあ、やれやれ風呂入るか……」テクテク
カチャ?
妹「……」キョロキョロ
妹「……」チラッ
妹「ありがと......……...大好き」
バタン
なんか効果音の後に?がでてる……
チャプン
男「ふぅ~風呂は癒されますな~」
男「しかしあのスイッチ……凄えな」
男「まさか妹があんな風に思ってたなんて」
男「あれ?待てよ……あれは妹の本音なのか?それともスイッチの力?」
妹『キモ兄貴』 妹『キモッ……』
男「……」
妹『おにいちゃん』妹『ずっとこうしたかった』
男「どっち……なんだ……」
妹の部屋
妹「きゃああぁぁーーー!」ボフッ
妹「やっと出来たぁ~~おにいちゃんに甘えれたよぉー」
妹「まだおにいちゃんの匂い残ってる~♪」クンクン
妹「うふふこれは女友ちゃんにメールしなきゃあ」ジタバタ
コンコン
妹「!!」
男「お~い妹?さっきのことで……」
妹「うっさい!もう寝るから邪魔しないで消えて!」
男「ご、ごめんっ」
男「じゃ、じゃあ……おやすみ」スタスタ
妹「やっ!ちょっとまって」
妹「……」
妹「なんで!なんでなの」グスッ
妹「おにぃ…………ちゃん」スリスリ
兄と妹の写真
妹(この頃は素直にできたのに……)
妹「ごめんね……ごめんねぇ……」ボロボロ
zzzzz
翌日
男(やっぱり昨日のは……)ガチャ
妹「!!」
男「お、おはよう」
妹「……ぉ…ぉ」
妹「~ッ!」プイッ
男「はぁ……」
男(スイッチの力だよな)
母「おはよう男」
男「おはよう」
妹「……」
母「ほら早くしないと幼馴染さん待ってるわよ~」
妹「ッ!!」ギリ
男「おう、わかってる」
男(妹……朝から機嫌わるいな)
男&妹「いってきます」
男「おはよう!幼待った?」
幼「おはよう」ニコ
幼「僕を待たせるなんていい度胸だね男?」
男「ごめんごめん~」
妹「……」イライラ
幼「妹ちゃんもおはよう」ペコ
妹「おはようございます」
妹「じゃあ、私こっちだから」
スタスタ
幼「ふふっ、すっかり嫌われてしまってるね」
男「ごめんな?なんか朝から機嫌悪いんだ」
幼「いいよ、いつものことさ」
幼「あの年頃の女の子は難しいのさ」
男「あいつも小学校の頃はもっと素直だったのになあ」
幼「まあ、僕はその頃から嫌われてたけどね……」ボソッ
男「ん?今なんか」
幼「さあさあ、急がないと遅れるよ」
男「お、おう」
すまん今日はここまで
また明日夜に書く
テクテク テクテク
男「そういえば今日は一時限目なんだっけ」
幼「ふふっ僕と君はもう同じクラスじゃないよ」
男「そうだったな」
幼「そうだよ」
テクテク テクテク
男(……)
男(う~~押したい)
男(ボタンを押してみたいっ!)
男(まだだっ!まだ待つんだ……)
男「楽しみはとっておこう」
学校
キーンコーンカーンコン
男「ふぅ間に合った~」
友「よっ!男」
男「おう」
友「幼さんとラブラブ登校とは、相変わらず羨ましぜ~」グイグイ
男「ちょっやめろって!あいつとはそんなんじゃねえよ」
友「ふん、どうだかなこのリア充め」
男「お前彼女いるだろ?どっちがリア充なんだよ」
友「う、うるせえそれとこれとは別なんだよ」
男「意味わからん」
先生「おーい始めるぞー」
ガヤガヤ ガヤガヤ
委員長「起立、気をつけ、礼」
先生「えー今日はーーーーーー」
先生「この部分はーーーーーー」
ーーーーーーーーー
男「……」コクリ
男「……Zzzz」
キーコーンカーンコーン
先生「ーーーー今日はここまでです」
委員長「起立、気をつけ、礼」
男「んっ……ふぁ……終わったのか」
男「んートイレ行こ」
ガタ
委員長「……」
スタスタ スタスタ
男「ふぁ……」
委員長「ちょっと待ちなさい!」
男「うおっ」
男「なんだ委員長か、びっくりした」
委員長「なんだじゃないわよ、男君また授業寝てたでしょ?」
男(始まったか)
委員長「だいたいあんたがーーーーーーーーー」クドクド
男「あーはいはい」
委員長「『はい』は、一回でいい!!」
男「ごめんごめん」
男(いつもこうやって絡んでくんだよなあ)
委員長「ごめんは一回で…」
男「めんごめんご」
男(正直疲れる……)
委員長「ッ~~~!と、とにかく今度からちゃんとしてよね?」
男(そうだ!)
ポチ
委員長「もし…………もし……」
委員長「あんたが成績が落ちて私と同じ大学に入れなかったらどうするのよ!!」ダキッ
男「は?」
委員長「あんたは私と同じ大学入って付き合って結婚するのよ?」
男「は?」
委員長「あなたと同じ大学に行けない……」
委員長「そんなの……ぜったい……やだ」フルフル
男「ちょっとねえ?聞いてる?離してよ」
委員長「やだ……あんたが私の言うこと聞くまで離さないから」ギュー
男「あーわかった、わかったから」
委員長「まず一つ、今度から授業はちゃんと聞くこと」
男「わかった」
委員長「二つ目は、宿題を忘れないこと!いつも友君に見せて貰ってるの知ってるんだから」ギュー
男「わかった、つか見てたのかよ」
委員長「あんたのこと見てない日なんてないわよ」
男「さいですか」
委員長「最後に一つ…………そ、その私を…………」
委員長「私の気が済むまでナデナデしなさい!」
男「わかったよほら」ナデナデ
委員長「バカ!バカ!バカ!大好き!結婚して!」スリスリ
男「はいはい」ナデナデ
委員長「ふにゃ~~」
男(うっ!これはこれでくるな……)
委員長「おとこ♪おとこっ♪」スリスリ
ーーーーーーーーー
男「そろそろいいか~」ナデナデ
委員長「だ、だめよ……まだ足りないわ!」
男「そろそろ授業始まるぞ」
委員長「いいのっ!」ギュー
男「でもさっきお前と約束した事守らなきゃ」
男「悪いな」
ポチ
委員長「ひゃあ!」
ガバッ
委員長「あっ……あえっ……その」
委員長「へ、変な勘違いしないでよねっ!」
ピューン
男「いっちまった……」
男「あいつ足速いのな」
男「つかトイレ行けなかった……」
キーンコーン
男「やべっ!俺も急がなければ」
タッタッ
昼休み
友「悪りぃ、今日俺昼練なんだ」
男「了解」
友「すまん!じゃ」
タッタッ
男(久々の1人飯か……)
男(……)
男(屋上に行こう)
男「べ、べつに友達がいないわけじゃないからな?」
屋上
男「……」モグモグ
男「いい天気だな……」
男「……」モグモグ
男「曇ってるけど」
男「……」モグモグ
男「……」グスッ
???「あら?あなたは……」
男「ん?」
続きは夜
委員長ツンデレしたかったのに少し病んでしまった
投下
お嬢様「ドブネズミさんじゃありませんか!」
男「お嬢様か……ついでに俺はドブネズミじゃねえぞ」
お嬢様「あれ?ゾウリムシさんでしたっけ?」
男「もう突っ込まない」
お嬢様「どうしたの?こんなとこに1人で……」
お嬢様「あっ!ごめんなさいぼっち飯を邪魔してしまったわ」
お嬢様「見られたく……なかったわよね?」
男「うぐっ……あいかわらず口の悪い奴だ」
男「つかお前も1人じゃねえか」
男「あれ~もしかしてぼっち飯ってやつすっか?」ニタニタ
お嬢様「ち、違います!私はあえて1人でいるの!」
お嬢様「あ~あ~こ、こんな庶民と一緒にされては困ります」
男「そういう事にしておいてやるよ」
お嬢様「うぐっ!だから…」
男「それより、食わないのか?」
お嬢様「……フン」プイッ
お嬢様「あなたの腐った様な匂いを嗅ぎながら食べるなんて」
男「まあ、ぼっち同士一緒に食おうぜ~」
お嬢様「しょうがないですね、可哀想な貴方のために特別ここで食べてあげます」ペタリ
男「教室じゃ食う場所ないくせに……」ボソッ
お嬢様「…」ギロッ
男「さーせん」
男「……」モグモグ
お嬢様「……」パクパク
男(しかしお嬢様だけあって弁当は豪華だな)チラッ
お嬢様「……」パクパク
男(食べる時の作法も綺麗だし……口の悪さ意外は文句無しなんだけど)
お嬢様「……」モグモグ
男「……」パクパク
ーーーーーーーーー
男「ふぅ~食った食った」
男「お前の弁当すげえうまそうだったな」
お嬢様「誰かさんの汚い視線を浴びていたのでとても食べづらかったわ」
男「なんだ気づいてたのか」
お嬢様「はい、貴方の舐め回すような視線がねっとりと……反吐がでそうでした」
男「……」
お嬢様「あとくさい息をこっちに向けないで」
男「かっチーンおら、もう怒ったぞ」
お嬢様「何を言ってるの?気持ち悪い」
ポチ
お嬢様「!!」
お嬢様「……っ」ウズウズ
男「ん?どうした?」
お嬢様「……」ササッ
お嬢様「……クンクン」
お嬢様「はあ……貴方って本当くさいわ……」ダキッ
お嬢様「ちゃんとお風呂入ってるの?」スリスリ
男「入ってるよ!」
お嬢様「……腐ったドブみたいな臭いだわ」クンクン
男「失礼な奴だな」
男「なら離れろ」
お嬢様「あなたが離れればいいじゃない」
男「……」ググッ
お嬢様「うぎぎぎ……!!!」ギュー
男「なんで掴んでるんだ?」
お嬢様「なにいってるの?誰があなたをつかむっていうの?気持ち悪い」ギュー
男「はぁ……ま、いいか」
お嬢様「ふふっ……」モニュモニュ
男「……」
お嬢様「ちょっと暑苦しいんだけど」
男「……」ググッ
お嬢様「あぶぶぶ……!!」
男「めんどくせぇ」
お嬢様「おとこぉ……♪」スリスリ
男「……」ナデナデ
お嬢様「にゃ、なにすんの気持ち悪い」ニヤニヤ
男「嬉しそうな顔してるじゃん」ナデナデ
お嬢様「これは顔の体操よ……勘違いしないで」ニタニタ
男「じゃあ辞める」サッ
お嬢様「ぐむむ……」ガチッ
男「離せ」
お嬢様「やだ」
男「……」ナデナデ
お嬢様「……ふん」ニヤニヤ
男「……」ナデナデ
お嬢様「生意気……」二ヘラー
男「……」ナデナデ
お嬢様「……そういえば…」
お嬢様「わ、わたしの友達の話なんだけど……………その人とても可哀想な子なの…」モニュモニュ
男「……どんなふうに?」ナデナデ
お嬢様「クンクン……はぁ…………臭いわ」ダキッ
男「……」ググッ
お嬢様「あんっ……やみぇてぇぇぇ……!!」 ギュッ
男「……」ナデナデ
お嬢様「ふぅ…はふぅ……」
お嬢様「あ、あくまで……あくまで友達の話よ?」
男「んっ」ナデナデ
お嬢様「その人定期的に……んっ……ドブの臭いを嗅がないと……ふぁ……もう...生きていけない体にされてしまったの」クンクン
男「……そうかそれは大変だな」ナデナデ
お嬢様「そうなのよ……その衝動は昼夜問わずおそってくるの……」
お嬢様「昼はまだ気を紛らわせる事が出来るんだけど……夜にその衝動が襲ってきたら……切なくて苦しくてたまらないそうよ……」
男「そうなったらどうするんだ?」
お嬢様「えっ……あの」
お嬢様「そ、それは……その………ひ、ひとりで……」カァァ
男「……」
男「聞かなかった事にする」
お嬢様「と、友達のはなしよ!?」
男「分かってる」ナデナデ
お嬢様「男のくせに……物分りがいいのね」
男「なんだ……俺の名前ちゃんと覚えてるじゃないか」
お嬢様「し、知らないっ!男の名前なんて……」フイッ
男「そうだな」ナデナデ
お嬢様「……そうよ」ニヤニヤ
キーンコーンカーンコーン
男「予鈴がなったぞ」
お嬢様「はやく離れて、遅れるわ」ギュッ
風呂入ってくる
男「その言葉そのままかえすぞ」
お嬢様「むぅ」フルフル
男「まったく……」
スタスタ ダキッ
男「後ろから跳び被さられると動きにくいんだが」
お嬢様「奇遇ね、わたしもよ」ギュー
ズリズリ ズリズリ
男「離せ」
お嬢様「はいはい」パッ
スタスタ ギュッ
男「裾を掴むな」ググッ
お嬢様「ふんぐぐぅぅ!」
男「ちぎれるから……」
お嬢様「そしたら縫い直してあげる」
男「お嬢様なのに裁縫出来るのか」
お嬢様「最近ね……」
男「お手伝いさんにやらせれば?」
お嬢様「………………バカね」
男「ん?」
お嬢様「ふん」プイッ
男「……」
男「えいっ」グイッ
お嬢様「あっ……」
スタスタ ?スタスタ
ガシッ
男「……」
お嬢様「……臭いわ」スリスリ
ポチ
パッ
お嬢様「触らないで……気持ち悪い」
男「遅れるぞ……」
スタスタ スタスタ
お嬢様「……」
お嬢様「本当………………気持ち悪い」クスッ
ここまで
つか広島やべえよ
投下
放課後
幼「さあ男、帰えろうか」
男「うぃ」
テクテク テクテク
幼「今日は何か面白いことはあったかい?」
男「ない」
幼「……即答」
幼「僕と喋るのは退屈?」
男「いや全然」
男(本当色々ありすぎたからな……)
幼「そうか良かったよ」
男「幼は面白いことあったか?」
幼「ない」
男「おい」ペシッ
幼「や、やり返しただけだ」むくー
男「そうか」
テクテク テクテク
幼「………………い、今かな?」
男「えっ?」
男「どうしたいきなり急にクサイこと言い出して」
幼「い、いやだから君といる時間は僕にとってとても面白いというか……楽しいっていうか……大切な」オロオロ
男「変な奴」
幼「き、君に言われるのは心外だ」プン
テクテク テクテク
幼「それでねーーーーー」
男「ははっ俺なんて今日はーーーーーーー」
タッタッ タッタッ
先輩「お~い!男く~ん」
男「あ、先輩どうも」ペコ
先輩「ははっ!堅苦しなあ君は」ベシベシ
先輩「そちらは幼さん?」
幼「どうも先輩」ペコ
先輩「かわいい~!男君の言ったとおりだね」
幼「!!」
幼「そ、それはどういう?」ドキドキ
先輩「男がよく可愛い幼馴染がいるっていつも自慢してくるんだよ」
幼「え!」パァ
男「先輩…………」ジトー
先輩「冗談よ~そんなに睨まないで」
幼「……」シュン
先輩「でもこんな可愛い子と一緒に帰るなんて羨ましいわね~」
男「いや幼馴染ですし」
先輩「またまた~このこの」グイグイ
男「ちょっ!」
男(む、むねが……)
幼「むむっ」
先輩「両手に花だね~」ユサユサ
男「先輩~」
幼「……」ジトッ
先輩「ふふん」チラ
幼「ッ!」
幼「……」サワサワ
幼「……ペタペタ」チラ
先輩「男く~ん」ボイ?ん
男「へへっ」デレデレ
幼「ぐぬぬっ」
幼「……ペタペタ」
幼「……」
幼「はぁ……」
テクテク テクテク
ここまで
妹空気化してすまんな
投下
サッカーイイね
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先輩「じゃあね~」
幼&男「さよなら」
幼「……」
男「……」
テクテク テクテク
幼「……………だね」
男「ん?」
幼「……美人だね先輩」
幼「それでいて可愛らしくて……」
男「幼?」
幼「いかにも女の子って感じで」
幼「僕みたいな変な喋り方の奴とちがって……」
幼「それに…………む、胸も大きいし……」
男「幼…………」
幼「ねえ、男……」
幼「さっき君は僕を幼馴染だといったよね」
幼「君にとって僕は幼馴染……兄弟みたいなものでしかないのかい?」
幼「変なことを言ってるのは分かってる」
幼「それでも……」
幼「それでも僕は君におんなとして…」
妹友「男さーん!」
幼&男「!!!」
妹友「男さん今お帰りですか?」
男「あ、うん」
男「うちに遊びに来てたの?」
妹友「違います、妹ちゃんに勉強教えに来てたんです!」
妹友「妹ちゃんったらテスト前なのに全然勉強してないんですよ~」
男「そうか、なんか悪いな……」
男「ありがとう」ニコ
妹友「いえいえ」
妹友「妹ちゃんの面倒を見てあげるのは私の役目ですから!」エッヘン
男「そうか…これからもよろしくな」
妹友「もちろんです」
妹友「あっ!そういえば妹ちゃん数学が分からないっていってたんで教えてあげて下さい」
男「えっ!?」
妹友「いや~さすがに私もテスト前に勉強しないって訳にはいかないんですよ」
妹友「男さん確か頭良いんですよね?」
男「いや別にそんな……」
妹友「またまた謙遜しちゃって~妹ちゃんがいつもいってましたよ」
男「い、妹が!?」
妹友「はい!」
妹友「そういう訳でお願いしますね」
妹友「さよなら~」
タッタッ タッタッ
幼「ふふっ元気な子だね」
男「そうだな」
男「そういや、さっきお前……」
幼「い、いや……あれは忘れてくれ」
男「でも」
幼「ぼ、僕塾があるから」
幼「じゃあこれで」
タッタッ タッタッ
男「いっちまった」
男「あいついつの間に塾なんて……」
男(いや、あれは普通の空気じゃなかったな……今度ちゃんと話さないと)
妹の部屋
妹「はぁ……全然わかんないよぉ」
妹「数学苦手だな~」ガクッ
妹「お兄ちゃんには聞けないし……」チラッ
兄と妹の写真
妹「はぁ……お兄ちゃん」スリスリ
ピリピリ ?ピリピリ
妹「!!!」ビクッ
妹「妹友ちゃんからメールだ」
パカッ
件名 ? ?ご褒美
本文
今日はよく勉強頑張ったね。ちゃんと今日の分の復習をしておくように!それと妹ちゃん良く頑張ったからご褒美あげるね。楽しみに待っておいて
妹友より
妹「ご褒美……?」
妹「なんだろ」
ピンポーン
妹「お兄ちゃんだ!」ガタッ
妹「おにいちゃ~ん♪おにいちゃ~ん♪」
ダッダッ ダッダッ
ガチャ
男「ただいま」
妹「ぉ……か……お」ハァハァ
男「?」
妹「あ、あのさ~鍵ぐらい持って行っててよね?」
妹「なんでわざわざ私が二階から降りて来ないといけないわけ?」ハァハァ
男「ごめん、今日忘れてたんだ」
妹「ふん」プイッ
男(それでも走ってきてくれたのか)
男「ありがとう」ニコ
妹「は、はぁ?何言ってるの?意味わかんない」///
ダッダッ ダッダッ
ここまで
妹の時間だあああああぁ
つか最初はオムニバス形式で色んなキャラで行こうと思ってたんだか変にストーリー出来てしまって中途半端になった
これからもどんどん新キャラいこうかと思ってるけど妹ストーリー派の人達すまんな
でもちゃんと妹もやるから!
投下
その夜
男「……」パクパク
妹「……」モグモグ
男(そういえば妹友にあいつの勉強頼まれたんだった)
男(どう切り出すかな……)
妹「ご馳走様」ガタッ
妹「私お風呂入ってくる」
男「お、おい」
妹「……なによ」
男「数学分からないんだろ?風呂あがったら教えてやるよ」
妹「な、なな何であああんたにそ、そんなこと教えて貰わなきゃいけないのよ!」
男「分からないんだろ?」
妹「余計なお世話よっ」
男「い~や駄目だ妹友に頼まれてるんだ」
妹「な、なんで妹友ちゃんが……」
母「いいじゃない、教えて貰いなさいよ」
妹「お母さんまで」
男「ま、そういうことだから」
妹(まさか、ご褒美ってそういうこと!?)
男「風呂あがったらお前の部屋行くから」
妹「ま、まあ……あああんたがどうしてもって言うなら教えて貰ってあげてもいいけど?」
男(果てしなく上から目線だな……)
男「わかった」
妹(やた!)グッ
妹「と、とにかくまずお風呂入ってくるから」
男「おう」
母「ふふっ」
入浴後 妹の部屋
妹「やったー!ナイス妹友ちゃん!」
妹友「せっかくチャンス作ってあげたんだからしっかりやりなさいよ?」
妹「うんうん、分かってるってば」
妹友「じゃあそろそろ切るよ、頑張ってね」
妹「うん、ありがとう」
ツー ツー ツー
妹「はぁ~お兄ちゃんと勉強かあ~」ジタバタ
妹「いつ以来かな?」
妹「お兄ちゃんと勉強♪お兄ちゃんと勉強っ♪」
コンコン ? コンコン
男「もうあがったのか?」ガチャ
妹「お兄ちゃんとべん……!?!?」
男「!?」
妹「き、きょおから1番たくましい~のだー」
男(またえらく懐かしいものを……)
妹「おまたーせしーましたーすご」
男「……なんていうか……ごめん」
妹「な、なに勘違いしてんのよ」オロオロ
妹「こ、これは合唱コンクールの練習をしてたのよ!」
男「そうかそうか」
妹「そんなことより勉強教えなさい」
男「どこが分からないんだ?」
妹「………」ツーン
男「分からない所が分からないと、教えようがないぞ」
妹「……」スッ
男「関数がわからないのか」
妹「……」プイッ
男「よしっ!まず関数ってのはなーーーーー」
一時間後
妹「はあ!?なんでここがこうなるの?」
男「だから……」
妹「ふざけないで!小手先で私をだまそうとしたって無駄なんだからね!」
妹「座標?放物線?そんなの習ってないわ!」
男「教科書に乗ってるって……」ワナワナ
妹「習ってないったら習ってない」プイッ
男「……」ブツン
男「テメーは俺を…………怒らせた」
ズギューーーン
ポチ
妹「おにいーーーちゃーーん」ダキッ
男「うおっ」
妹「生意気言ってごめんね」ウルウル
男(こ、これは……)
妹「もう生意気なこと言わないから勉強教えて?」
男(まさか……妹萌えという感情なのか!?)
男「よっよ~し、気を取り直していくぞ」
妹「お兄ちゃんだいすき~」ギュー
男「任せとけ!」
一時間後
男「ここがなーーー」
妹「んー」スリスリ
男「だからーーー」
妹「はぅ……」クンクン
男「でだなーーー」
妹「はむはむ」
男「……」
妹「くぅ~ん」
男「……聞いてるのか?」
妹「聞いてるよー♪」
妹「あぁ……久々のお兄ちゃん分、たまんなおよぉ」スリスリ
男「駄目だこいつ………………」
妹「あぅ……」ギュッ
男「……」
ポチ
妹「!!」
バッ
妹「な、なにしてんのよあんた!?」
男「いやお前が……」
妹「変態!変態!変態!」
ポチ
妹「ごめんなさ~い」ダキッ
妹「お兄ちゃん♪お兄ちゃんっ♪」
ポチ
妹「ちょっ!い、いまのは」
ポチ
妹「ナデナデして~」スリスリ
ポチ
妹「これは……その……ちがうくて」
男「……」ナデナデ
妹「あ、あんた……んっ」
ポチ
妹「うにゃ~」
男(おもしろい……)
ポチ
妹「くぅ~~ん」
男「素がでたな」ニヤ
妹「はぅ!!」
妹「ち、ちがっ……」
ポチ
妹「そうですぅ~~ごめんなしゃ~い」
妹「よろこんでましたぁ~~」
男「……」ナデナデ
ポチ
妹「あ、あの……その……ん」
男「……」ナデナデ
妹「ひゃう~ん」
ポチ
30分後
妹「…………あぅ……ん」トローン
男(ふやけた顏しやがって)
男「可愛いなこのヤロー」
妹「……ふぁ…………ん」コク
男(最早どっちか分からんな……)
妹「…………んっ」スリスリ
男(なにか忘れてるような……)
男「はっ!?もうこんな時間に……」
男「やっちまった」
男「仕方ない、いいもん見れたし寝るか」
ガタッ
妹「……あっ」ギュッ
男「もうこんな時間だぞ、今日は寝ろ」
妹「…………やだぁ」フルフル
男「そんな言っても」
妹「一緒に寝ようよぉぉ」ギュー
男「はぁ、お前が寝るまでな」
妹「……んっ……」コク
男「……」ナデナデ
妹「…………だい……しゅき……」
Zzzzz
朝 男の部屋
男「んっ……ふあ」
男「……昨日のあいつ可愛かったな」
男「最後はどっちだったんだろ」
男「ん?何か忘れてる気が……」
男「まあいいや」
ガチャ
妹「!!」
男「お、おはよう」
妹「……っ」カァァ
ダッダッ
ここまで
内村メダルおめ!
投下
リビング
男「今日幼きてないの?」
母「ええ来てないみたいよ」
男「ふーん」
母「あんた何か喧嘩したんじゃないでしょうね?」
男「し、してねえよ!」
男(やっぱり昨日ことが……)
母「……」
母「ならいいけど」
母「あんたがどう思ってるか知らないけど幼ちゃんだって女の子なんだからね?」
男「そりゃそうだろ」
母「性別の話じゃないの」
男「はぁ?」
母「あんたにとっては兄妹みたいなものかもしれないけどね、あんた達はもう大人よ」
母「いつまでもそんな関係ではいられない……いつかはきっちりけじめを付けないといけないのよ」
男「……」
母「つまり幼ちゃんをちゃんと女としてみてやりなさいっていうことよ」
母「その上でどうするかはあんたが決めなさい」
ガチャ
男「いってきます」
男「……一人で行くのも久しぶりだな」
テクテク
男(女としてか……)
男(正直あんまりわかんねーや……ずっと一緒だったんだし、兄妹みたいなもんだと思ってた)
男(…………)
男「考えてもしょうがないし学校できちんと話すか」
学校 昼休み
男(結局朝からあいつに一回も合わなかったな)
男「……」パクパク
男(いまからあいつの教室にでも)
トントン
幼「男」
男「!!」
男「お、おうなんだ幼か……」
幼「今から屋上来てくれないかな?」
男「あ、ああ」
屋上
男(俺から行くべきだったのに……情けない)
男(やっぱり昨日の話だよな)
幼「お、男!」
男「な、なんだ」
幼「昨日はその……」
男「いや、待て」
男「その前にお前に言わなくちゃいけないことがある」
幼「?」
男「俺はお前のことずっと兄妹みたいだと思ってた」
男「小さい頃からいつも一緒だったしな……何するにしてもお前と一緒だったよ」
男「でも朝から母さんに言われて分かったんだ……いつまでも兄妹のままじゃいられないって」
幼「……」コク
男「そのことでお前のことを傷つけていたんだとしたら……」
男「本当にごめん……」
男「今すぐってのはちょっと実感がわかないけどこれからはちゃんとお前のこと女として見るようにするよ」
幼「……」
幼「…………ふふ」クス
男「な、なんだよ!?こっちは真剣に」
幼「いや、気を悪くしないでくれ」
幼「ただ、また先を越されてしまったと思っただけさ」
男「は?」
幼「君はいつもそうだ」
幼「喧嘩した後謝るのもそうだし」
幼「小学生の時いじめられっ子を助けた時だってそう」
幼「僕はあの時何も言い出せずに見てただけだった」
男「なにを言い出すんだ?」
幼「中学生の時にクラスに馴染めない子に話しかけて仲良くなった時も……」
男「そんな事覚えてねーよ」
幼「ふふっ……背の高さもそうかな?」
幼「他にも色々あるけど……何をするにしても僕の一歩先を行く」
幼「そして気づけば僕はいつも君の背中を追いかけてた」
幼「僕はずっとそれを見ていられればいいと思ってた」
幼「ずっと君の側にいて君の背中を見ていれれば……それこそ妹が兄に憧れるようにね」
幼「それで良いと思ってたし、そうしていたかった」
男「……」
幼「でも気づいたんだ……兄妹はいつまでも一緒には居られない、追いかけてるだけじゃ駄目だって」
幼「妹じゃなく女として見て貰いたい」
幼「追いついて肩を並べなきゃって……一緒に並んで歩きたいって」
幼「もうわかってると思うけど」
幼「これだけは……これだけは先に言わせて貰う」
幼「男……………………」
ーーーーーーーーー
幼「好きだ」
ーーーーーーーーー
男「……っ!」
男「俺はまだ……」
幼「言わなくていいよ」
幼「分かってる、今はまだ僕は君の中では兄妹みたいなものだろう?」
男「ああ」
幼「今すぐに返事が欲しいとは言わない」
幼「ただ、君の心の片隅にでも僕の思いを受け止めておいて欲しい、今はそれで満足さ」
幼「それに…………」
チュッ
男「!!?」
幼「んっ……これからは君に追いつかなきゃ行けないからね」
幼「これも先を越させて貰うよ」ニコ
男「おまえ……」
幼「ふふっ……もう我慢する必要もないんだ、必ず君を振り向かせて見せる」
幼「だから今はまだ返事は要らないよ」
幼「じゃあそろそろ行くね」
男「……」コク
スタスタ スタスタ
ピタッ
幼「ーーーーーーーーだよ」
ここまで
昨日なでしこ見ながら寝ぼけて書いてたらスイッチ?何それ美味しいの?ってなったわ
次からは元の路線でかるーくいく
久しぶり
今日の夜投下する
学校
キーンコーンカーンコーン
男「ふうー昼休みか~」
男「友?めし?」
友「すまん!今日昼から部活のミーティングなんだ」
男「分かった」
友「わりぃ」
タッタ タッタ
男「………」
男「屋上行くか」
男「何度も言うけどぼっちじゃないぞ?」
投下
屋上
ガチャ
男「誰もいな」
グッイ
男「!?!?」
男「うぐっ……あ」
男(く、首が……何か巻かれて)
???「……」ギュー
男「うぐっ……あ」
男(あっう……い、いきが)
男「っ!」
男「おりゃ!」バッ
お嬢様「きゃっ」ドテッ
男「!!!」
男「お嬢様!?」
お嬢様「……」
男「……」
お嬢様「殺り損ねたみたいね……」フッ
男「おい」
男「なーに殺人未遂でカッコつけてんだ?」ピキピキ
男「つかお前俺の首になに巻いて…………ん」
お嬢様「」ドキッ
男「これ……」
男「マフラーか?」
お嬢様「ち、違うわ!」
お嬢様「こ、これはあなたを亡き者にするために編んだ縄よ」
男「前半はともかくとして世間一般的にはこういった編み物はマフラーと言うんだが」
お嬢様「……」
お嬢様「そ、そういう……」
お嬢様「そういう事にしとしといてあげるわ」
男「素直じゃないな~」
お嬢様「あら、心外ね私はいつも素直よ」
男「お前が素直なら世界中の人達はみんな丸裸だな」
お嬢様「いきなり丸裸だなんて」
お嬢様「あなたはいつもそんな事ばかり考えているのね」
お嬢様「気持ち悪い」
男「口も悪いし……」
男「まあとにかくこれ返すよ」
お嬢様「へ?……あっ……え」
男「?」
お嬢様「ああああなたのそ、そんなくさい匂いの付いたマフラーなんてもう要らないわ」
男「んー捨てるのは勿体無いし……」
お嬢様「……」ソワソワ
男「じゃあ貰っていいか」
お嬢様「!!」
お嬢様「じ、自分が殺されかけた物を欲しがるだなんて変な人ね」ニタニタ
お嬢様「まあもうそれは私の物じゃないしあなたが貰おうがどうしよが勝手だけど」ニヤニヤ
男(めっちゃニヤついてる)
男「あのさ……」
男「もしかしてだけどこれ俺のために?」
お嬢様「だからこれはあなたを殺そ…」
男「ありがとな」ニコ
お嬢様「……」
男「でも直ぐに使いたいんだけど」
男「今夏なんだよな」
お嬢様「!!」
お嬢様「……」
お嬢様「……」
お嬢様「………………ミスった」
お嬢様「べ、別にあなたを始末する為に編んだだけだから季節なんて関係ないわ」
お嬢様「まあどうしてもって言うなら今度の修学旅行のスキーにでも付けて来れば?」
男「おっ、そうだな」
ギュルー
男「そういやまだ昼飯くってないんだった」
男「お嬢様一緒に食うか?」
お嬢様「あら?何いってるの私だった一緒に食べる友達くらいいるわ今日は約束があるのわ」
お嬢様「そういうことだから一人で食べてね」
お嬢様「可哀想に」プッ
男「」イラッ
男「!」
スタスタ スタスタ
男「おい!」
お嬢様「」ギクッ
男「そこの弁当だれのだ?」
お嬢様「へ?さ、さあだだ誰のかしらね、わわ忘れていったんじゃないの?」オロオロ
男(めっちゃ動揺しとるがな)
男「あれれーこの弁当箱この前みたなあー」ニヤニヤ
お嬢様「ぐぬぬっ」
男「いつだったかなー」
お嬢様「ん?どうしたの男くん」
お嬢様「早く食べましょう」
男(開きなりおったわ)
男「ふーごちさうさま」
お嬢様「ご馳走様」
男「つか気になってたけどお前の弁当この前と違って質素?っていうかシンプルっていうか」
お嬢様「これは私が作ったのよ」
男「まじで!?何か編み物したり弁当作ったりお前って意外と家庭的なんだな」
お嬢様「……」
お嬢様「…………えへへー」ニター
男「お嬢様?」
お嬢様「はうっ!」
お嬢様「弁当くらい作れて当たり前よそのくらい」
お嬢様「ま、まあ割りと家庭的なのよ私は…………うん家庭的」ニヤニヤ
男「お、おう」
男「つかそろそろもどるか」
お嬢様「家庭的…………えへ……」
お嬢様「そそうね?!そろそろ行きましょうか」
スタッ
スタスタ
お嬢様「きやっ!」
男「うおっ」
お嬢様「」ギュー
お嬢様「ごめんなさいつまづいてしまったわ」スリスリ
男「大丈夫か?」
お嬢様「ええ大丈夫」クンクン
男「」
男「お嬢様?」
お嬢様「相変わらずくさいわね」パッ
テクテク テクテク
お嬢様「ひゃう」
ギュー
お嬢様「風が強いのね……」スリスリ
男「吹いてねーよ」
お嬢様「はぅ……くさい」クンクン
男「離せ」
お嬢様「ふん」パッ
テクテク テクテク
お嬢様「うっ」フラッ
ダキッ
お嬢様「ごめんなさい」
お嬢様「あなたが気持ちわる過ぎて失神しそうになったわ」スリ
男「酷い言いようだなおい」
お嬢様「あなたの匂いは対私公害レベルよ」クンクン
男「なんだよその造語」
男「そもそも私と公じゃ反対の意味だし矛盾してるだろ」
お嬢様「小賢しい人ね気持ち悪い」ギュー
男「やめろ」バッ
スタスタ スタスタ
お嬢様「あっ!UFO」
ガバッ
男「甘い」サッ
お嬢様「ちっ」
男「古典的過ぎるだろその騙し技は」
お嬢様「まさにUSOね」ドヤッ
男「全然うまくないから」
お嬢様「SAOね」
男「ステマか!」
お嬢様「USAね」
男「欧米か!」
お嬢様「ORZねあなたのツッコミは」
男「やりたい放題やで」
男「はぁ」
スタスタ スタスタ
お嬢様「あーこんなところに百円玉が」
男「ん?」
ガバッ
男「やれやれだぜ」サッ
お嬢様「……ちっ」
男「だいたいお前が百円玉なんて気にするはずないだろ」
お嬢様「ぐぬぬ」
スタスタ スタスタ
お嬢様「うっ……あぁ」
男「どうした」
お嬢様「く、苦しいっ……あっ」
男「大丈夫か?」
スタスタ
お嬢様「」ギラリ
ガバッ
男「おっと」サッ
お嬢様「……」
男「お前なあ、人が心配してやってんのに」?
テクテク テクテク
お嬢様「ぐっあああみ、右手に封印された力がー」
男「中2かよ置いてくぞー」
スタスタ
お嬢様「抱きつきたい!」
ガハッ
男「ストレートか!?」サッ
お嬢様「むくー」
男「はあ……」
男「こうなったら久しぶりに使ってみるか」
男(言うこと聞くか分からんけど)
ーーーーーーーーー
男「……」
男「どうして……」
男「どうしてこうなった」
幼「男ぉ!?どういうことかぜひ説明して貰いたいね」ビキビキ
男「お、落ち着け取り敢えずいま手が動かせないんだ」
友「男、お前………………」
男「いやだから」
お嬢様「むにゅー」スリスリ
幼「なんで君はお嬢様をおんぶしてるのかい?」
お嬢様「ふにゃー」クンクン
男「お前は…………」
男「コバンザメかーーー」
ここまで
お嬢様は前回のスイッチからだいぶデレてきてる
次は新キャラだす予定
とうかしまーす
学校
先生「ーーーー」
男(あーやべー頭痛てえ)
男(風邪引いたか……)
男(保健室で寝とこ)
ガタッ
先生「ん?どうした男」
男「あー具合悪いんで保健室行っていいすか?」
先生「おう、大丈夫か一人で?」
男「大丈夫です」
先生「でもなー」
友「先生俺が連れて行きます」
先生「よし、友任せたぞ」
友「うす」
テクタク テクテク
友「お前が体調悪いなんて」
友「どうかしたのか?」
男「いや最近夜視線を感じて中々寝れなくてな……」
友「ははっ」
友「あるある、そういうの」
友「ちょっとした物音に敏感になったりな」
男「そうそう寝ようと考えたら余計に眠れなくなってな……」
友「意外とお前も人間らしいとこあるんだな」
男「俺のこと何だと思ってんだよ」
友「鬼畜外道エロゲ主人公」
男「マジ何だと思ってたの!?」
保健室
ガラッ
友「失礼しまーす」
保先「あら、どうしたの?」
友「男が具合悪いそうなんで連れて来ました」
保先「そう、ありがとう友くん」ニコ
友「いやいや」
友「じゃあ俺はこれで……男、お大事に!」
男「ああ」
男「ありがとな」
友「よ、よせよ恥ずかしい」
友「らしくねーぞ」
友「んじゃな」
ガチャ
ピピッ ピピッ
保先「男くんどうだった?」グイ
男「うっ」
男(胸が……)
保先「顔が真っ赤じゃない!」
保先「やっぱり熱が……」
男「いや熱はあまり無いみたいです……」スッ
保先「ん…………ちょっと高めね」
保先「次の時間までベットで休んでなさい」
男「分かりました」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
保先『ちょっと職員室に行って来るわね』
保先『もしその間に生徒が来たら職員室にいるって教えてくれるかしら?』
男『了解です』
保先『任せたわ、それじゃあ』
男「……ふぁ」ゴロン
男「保健室ってなんか寝にくいな……」
男「……」
???「」
ガサゴソ ガサゴソ
男「!?」
男(……誰か…………いる?)
???「ふふっ…………」
???「やっと一人になりましたね……」
男「だ、誰だ!」
???「本当中々隙を見せないんで焦りましたよ~」
男「おい!誰なんだ一体」
???「でも今は弱ってるみたいですねーー」
???「夜まで隙を見せないなんて中々やりますね……ふふっ」
男「おい!」
???「ふふっ……焦らないでください」
???「私は……………………」
???「天界の超プリティアイドル…………カリスマファッションリーダー」
???「またある時は人々を助ける救世主であり……そしてハイパーメディアクリエーターでもある……」
???「天界のきってのスーパーエース……その名も……」
天使「天使ちゃんです!!」
男「……」
天使(決まった……完璧に決まった……)
男「……」
天使(このために練習して来た甲斐があったわ)
男「……」
天使(完璧だわ……ウルトラCね……)
男「……」
天使(あーなんで私ってこうも完璧なのかしら……)
天使「ふふっ……どうしたんですか?言葉も出ないですかー?」
男「……え」
天使「驚くのも無理は無いですよ」
天使「普通人間の前に姿を現す事は無いですから」
男「……いや……その」
天使(あぁ……私の美しさに見惚れて何も言えないのね……哀れな人間だこと)
天使「ふふ……緊張しなくていいんですよ?」
天使「何も天国に送ろうって訳じゃないですから」ニコッ
男「……」
男「あーやっぱそうかー」
天使「ふふっ大丈夫大丈夫」
男「そうかそうか」
天使「?」
男「やっぱそう感じの人ね……うん」
天使「えっ!?」
男「君さーそういった物に憧れるのは理解出来るけど」
男「いい加減卒業しなきゃダメだよ?」
天使「い、いや」
男「見た感じあんまり俺と歳違わないみたいだけど」
男「そういうことは後になって人生に大きな傷跡を残しかねないからね?」
天使「だ、だから……」
男「大体最初のハイパー何とかとかカリスマ何とかとか設定詰め込みすぎ」
天使「た、確かに最初のは盛り過ぎましたけど……」
男「やっぱり設定ってのは一つの事を突き詰めた方がキャラに深みが出ると思うんだよね」
天使「……」
男「例えば君のさっきの設定」
男「色々早口でまくし立てられたらなんて言ってるか分からないし」
男「一つ一つの個性がうすくなるでしょ?」
天使「な、なるほど……」
男「ていうか君見たところ日本人っぽくないけど」
天使「外国生まれなんで……」
男「でもその金髪と白い肌で天使っていうのは中々いい選択だ」
天使「あ、ありがとうございます」
男「いやいや素材は良いんだからこれから頑張って」
天使「はい!」
男「わかればよろしい」
男「じゃあお休み……」
天使「はい!お休みなさい!」
男「…………Zzz」
天使「ふふっ……なるほど結構良い人だわ」
天使「色々参考になる事も教えてくれたし……」
天使「確かに最初の自己PRはやり過ぎだったわ……」
天使「次からは……………………って」
天使「……」
天使「ちがーーーーーーーーーう!!」
天使「ちょっと!起きてくださいよ」ユサユサ
男「……ん……ふぁ……うるさいなぁ」
男「ん……設定の事ならもう教えたでしょ」
男「次にきたいしてるよ…………ふぁ」Zzz
天使「はい!」
天使「って……………だーかーらー」
天使「起きてくださいよ!!」
男「なんだよ……」
天使「だから私本当に天使なんですって!」
男「はいはい、寝言は寝てから……」Zzz
天使「寝てるのはあなたじゃないですかー!」
男「……んー」
天使「ねえ!ねえってば!」ユサユサ
男「頭痛いんだから……静かにしててよ」
天使「あ、すみません」
男「……ふぅ」Zzz
天使「ああ……あ……どうすれば……」オロオロ
天使「そうだ!!」
天使「甘えん坊スイッチの事でお話があるんです」
ここまで
天使編少し長くなるかも
多分明日まとめて投下出来ると思う
とうか
男「!!」
ガバッ
男「今……なんて言った?」
天使「ふふ……やっと起きてくれましたね」
天使「だから甘えん坊スイッチについての話ですよ」
男「な、なぜそれを知ってる」
天使「ふふ……何ででしょうね~」
男「……」
天使「取り敢えずそのスイッチ返して貰います」
男「えっ」
ガバッ
男「うわっ」
天使「ちょっとー逃げないでくださいよ」
男「いやいや」
男「いきなり返せって言われてほいほい返すかよ、怪しいし」
天使「えいっ」
男「よっと」サッ
天使「てりゃっ!」
男「ほいっ」
男(こいつ天使とかいう割には全然大したことないな……)
天使「てりゃ」
男(なんらかの形でスイッチの事を知って奪うつもりなのか?)
数分後
天使「はぁ……はぁ……」
天使「ち、ちょっと……捕まってくださいよー」
男「ハァハァ」
男(あー頭痛い……悪化したらどうすんだこれ)
男「しつこい奴だな」
男「これがお前のだと証明する方法があるのか?」
天使「いや……それは」
男「大体自称天使の癖に全然普通の人間じゃねえか」
天使「あ、当たり前ですよ」
天使「私達はもともと人間とそんなにかわらないんですよ」
天使「ていうか元々人間の中から心の綺麗な人が選ばれて天使になるんです」
男「やっぱり電波系の……」
天使「ち、違います!」
男(あーこいつリアルで知り合ってはいけないタイプの人だわ)
天使「み、巫女さんみたいなものです」
天使「本当なんです信じてください」ウルウル
男「……」
天使(ふふ……天使ちゃん上目遣い、これで騙されない男はいないわ)
天使(ああ、私の演技力って完璧)ニヤニヤ
男(怪しい……こいつは絶対に怪しいモロ顔に出てる)
男「嘘つけ」
天使「ふふっ…………えっ!?」
男「お前やっぱり唯のあれな人だろ」
男「見た目も能力も人間とかわらない奴がいきなり来て返せって言われて信じれる訳ないだろ」
天使「はうっ」
男「スイッチの事を何処で知ったか知らんが今は返せない」
天使「確かに証明出来ませんね……だったら力づくで返して貰いますよ?」
男「あ、UFO」
天使「へっ?」
天使「どこ?どこですか!?」キョロキョロ
天使「どこですかって……いない!?」
テクテク テクテク
男「まさかこの手に引っかかるとは……」
男「あいつアホだな」
男「今日は具合悪いしこのままふけるか」
男「幼にメールして先生に言って貰おう」
テクテク テクテク
天使「ちょっと待ったーー!」
男「おー追いついたかー」
男「自称天使()さん」
天使「だから本当に天使なんですって」
男「はいはい中2乙」
天使「おちょくってくれますね」ピキピキ
天使「おりゃ」
男「ははっ」サッ
天使(やっぱり正攻法じゃむりね……)
男「もうおわり~?」
天使(うっう……あれがないと本当に天使クビになっちゃうんです)
天使(家で妹達がお腹を空かせてまってるんです……うっうお願いです信じてください)
天使「なーんて嘘に決まってんでしょバーカ」
天使「ほら、同情して近づいて来なさい…ふふ」
男「おーい、本音と建前が逆だぞ」
天使「あ…」
男「お前やっぱりアホだろ」
天使「あ、アホじゃありません!天界では学年でもトップクラスでした」
男「トップクラス()君知ってるー?あのカカシ先生ですら里ではトップクラス()って呼ばれてるんだよ?」プッ
天使「ムキーーー」
天使「あ、UFO」
男「……」
天使「……」
男「ぷっ」
天使「あーもうこのクソヤローコケにしやがって!!」
男「おお、これが本性か」
天使「こっちが下手に出てればさー」
男「あっ!おーい久しぶり」ヒラヒラ
天使「えっ!?」キョロキョロ
天使「はっ!」クル
天使「……」
天使「また騙された…………」?
男「ただいまー」
母「あら、先生から電話合ったわよ」
男「幼ちゃんと伝えてくれたのか」
母「今度から勝手に帰るなって怒ってたわよ先生」
男「あはは、色々あってなー」
母「荷物は後で買い物のつでにあたしが取りにいくわ」
男「サンキュー」
男「じゃあ頭痛いから寝るわ」
母「はーい」
男(あいつ変な奴だったなー)
男(意外と本当に天使だったりして…)
男(いくらなんでもあのアホさはないな)ププッ
Zzz
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その頃
天使「ふふっ……確か人間界では拾った物を交番に届けないと犯罪のはず……」
天使「こうなったら人間界の法の力で取り戻すわ」
天使「見てなさいよ、あの野郎……この私をコケにした報いは必ず払って貰うからね」ギリ
コンコン コンコン
天使「すみませーん」
警官「はいはい」
天使「こんにちは」ニコ
警官(うお、かわいい)
警官(外国人……道案内かなんかか?)
警官「こんにちは、どうされましたか?」
天使「あ、あの実は落とし物の事で話が」
警官「あーはいはい分かりました」
警官「てか日本語うまいですね」
天使「そんな事ないですよ…………えへへ」
警官(かわええーー)デレー
天使(ふふ……男なんてやっぱりこんなもんね)
天使(いずれあの男も私の前に平伏せさせてやるわ)
警官「お名前を教えて頂けますか?」
天使「あ、はい天使です」
警官「……え?」
天使「いやだからその天使です」
警官「……天使ってあの天使ですか?」
天使「はい!」
警官(見た目は可愛いけど完全にあれの人だわ)
警官(俺の警察歴15年の眼力がそう言ってる)
警官「あのさ、俺たちも給料貰ってる以上は子供のおふざけには付き合ってられないんだよね」
天使「ふざけてないです!本当に天使なんです」
警官「はいはい、帰った帰った」
天使「いや、ちょっ……」
警官「それ以上抵抗すると公務執行妨害になるよ?」
天使「だから私……うっ」
天使「……」
天使「本当信じられない!」
天使「なんのためにこっちが税金払ってるとおもってるのよ」
天使「あ、私は払ってないか」
天使「しかしこうなったら……」
夜
男「……」
妹「……」パクパク
母「……」モグモグ
天使「はー日本の料理は美味しいですね」
母「ふふ、そお?たくさんおかわりあるからね」
天使「はい!ありがとうございます」
男「おい……」
妹「おかわり!」
母「はいはい」
天使「あ、私がついできますよ」
母「あら気が利くわね」
天使「いえいえ」ニコ
男「なんでお前がここにいるんだよ!!」
母「だから言ったじゃないの今日からこの家にホームステイすることになった天使ちゃんよ」
男「いやいや、おかしいだろ普通こんな急に」
母「いいじゃないのウチは3人で寂しいんだから」
母「たくさんいた方が賑やかでしょ?」
男「他の奴ならともかくこいつは……」
天使「でも私……この家において貰えないと……1人で野宿することに」ウルウル
母「あー泣かせたわね」
男「いや、ちょっ」
妹「…………サイテー」
男「はぁ……分かったよー」
天使「ありがとうございます!」パァ
天使「」ニヤリ
男の部屋
男「あの野郎……まさかウチに乗り込んで来るとは」
コンコン
天使「どーも失礼します」
男「……」
天使「そんなに睨まないでくださいよー」
男「……どういうつもりだ」
天使「だから私はスイッチを返して貰いたいだけなんですよ」
天使「返して貰えばすぐ出て行きます」
男「何度も言うがお前の物とはっきり証明できなければ渡すつもりはないぞ」
天使「えーていうかなんでそんなに頑なに渡したくないんですか?」
男「それは……」
男「これはとても危ないものだからだ」
天使「悪用しませんよ!それにそれは……」
男「まあ本音を言えばこれ面白い」
天使「うわー正直な人……」
天使「そう言われましても私も仕事で来てるんですから」
男「仕事?」
天使「はい、そのスイッチは他の天使さんが落としたものなんです」
天使「それを回収するのが私の任務なんですよ」
天使(まあ本当は私が落としたんだけど)
男「へー大変だねー(棒)」
天使「やっばり信じてないでしょ……なら実力行使するまでです」
バサッ
男「芸がないなー」
男「お前じゃ俺から取れないよ」
天使「……ぐっ」
男「そうだ!」
天使「?」
男「ゲームをしよう」
天使「ゲーム?」
男「俺はこのスイッチを腰につけとくからいつでも奪いにきていいぞ」
?
天使「夜でもですか?」
男「もちろん」
男「奪うことができたらもう俺は何も言わないしスイッチはやるよ」
男「いい暇つぶしになるし最近運動してなかったからなー」
天使「分かりました絶対取り返します」
男「あ、でも風呂の時は禁止な」
天使「それもそうですね」
男「じゃあ今からスタートだ」
天使「望むところです」
男「始め!」
天使「……」
天使「じゃあ私はこれで」
男「こないのか?」
天使「だって正攻法じゃ無理です」
男「おお、よく学んだな……偉ぞ」ナデナデ
天使「えへへ…………っておいコラァ」
男「やっぱそっちがお前の本性かー」
男「腹黒い天使って…………まあアホだけど」ボソ
天使「だから私はアホじゃない!」
男「……」ぷっ
天使「無言が余計ムカつくわね……」
男「お、敬語はどうしたまあ俺の前なら別に素でもいいぞ?」
天使(落ち着きなさい私……こいつのペースに乗せられてはだめ絶対吠え面かかせてやるんだから)
天使「ふふっ……ではおやすみなさい」
男「おう、おやすみ」
バタン
男「のりでゲームなんて仕掛けたけど……なんも考えてなかったわ」
男「面白そうだしな」
男「ま、とりあえず寝るか……」
男「おっと……その前に」フフッ
ガサ ガサ
夜
天使「……」
男「Zzz」
天使「ふふっ……流石に今日は疲労困憊といったところね」
天使「幸せそうな顔して眠っちゃって……ふふ」
天使「これは早速勝負が決まりそうね」
ソー ソー
天使「えっ!?……きゃあ」
ドテッ
天使「な、なにこれ……粘着シート?」
天使「あっ!寝巻きがくっ付いて」
天使「やばっ…この……と、取れない」グイグイ
天使「ちょっと起きなさいよ男ー!」
男「Zzz」
天使「おーい起きてー」
男「Zzz」
天使「ご飯ですよー」
男「Zzz……ん」
天使「あっ!起きて起きて」パァ
男「Zzz」
天使「うっ……」シュン
男「Zzz」
天使「おい!起きろくそ野郎」
男「……」
天使「起きてー」
天使「……起きてください……」
天使「おーい」
天使「ーーーー」
朝
男「んっ…………ふぁ」
男「……眠い……」
男「お、獲物がかかってる」
男「おーい起きろ」ユサユサ
天使「ん…………はっ!!」
男「おはよう!昨日は四つん這いでよく眠れたかな?」
天使「っ!!あんたふざけんじゃないわよ」
男「あー朝っぱらからうるさいな」
天使「いいから早くこれ外すの手伝ってよ」
男「えーどうしよかなー」
天使「ええ!?ちょっと本当好い加減にしなさいよ」
男「なんか外してやるって気分じゃなくなったな」
天使「いや……本当これ以上は……」モジモジ
男「ん?どうかしたのまさか……トイレ行きたいの」
天使「ち、ちがっ……」カァ
男「ふーん違うのか」
天使「い、いやその……」
男「まあ、外してやってもいいけど人に何か頼む時は言い方ってものがあるでしょ?」
天使「はぁ?ふざけないでこの変態バカ罰当たり!!」
男「あっそ、じゃあ朝ご飯食べに行ってくる」
天使「やっ………ちょっ……その」
男「……どうし敬語なんていつものことだろ」
天使「待って……く、ください…」
男(あーやべーおふざけのつもりがなんか目覚めかけてる)
男(友、お前の言ったことは正しかったみたいだ……)
男「ん?」
天使「そ、その……これ外して……ください」
男「誰に頼んでるの?」
天使「あんたよ!」
男「ふーん」スタスタ
天使「あっ待って!」
天使「男……お、男様です」
男「……」
天使「どうか……これを…ずして……外してください……男……様」
男「もっと大きな声で」
天使「あぁ……外してください男様ぁぁ……おトイレ行かせてくださいぃぃ!!」
男「よし!」
天使「あ、ありがとうございます!」パァ
男「良く言えたな」ナデナデ
天使「んっ……ふぁ……」
天使(あ、なんかこれ嬉しい……もっと…………もっと褒めてぇ)
天使「くぅーん」スリスリ
男「よしよし今外してやるからな」
廊下
男「ふぅ……清々しい朝だぜ」
男「生まれ変わった気分だ…………」
男「ん?」
妹「……」フルフル
男「どうした?」
妹「…………から」
妹「…………………朝から」
妹「なにしてんのよーーーーーーーーー」
ここまで
天使ちゃん編無駄に長くなったわ敬語の高飛車ってのを書きたかったんだけどorz
男vs天使ちゃんはまたそのうち書く予定
スイッチ?知らん
とうかー
10日間
屋上
男「久々のぼっち飯♪」
男「……」ジワ
男「ん?」
???「……Zzz」
男「あれは……」
男「よお!ダル子じゃねえか」
男「久しぶり!学校来てたのか?」
ダル子「ふぁ……ん……なんだ……男か」
ダル子「おやすみぃ……Zzz」
男「まてまてまて」
男「久しぶりに会ったってのにそりゃねーだろ」
ダル子「ん………めんどくせぇ」
男「ははっ、相変わらずだなお前も」
男「最近学校きてるのか?」
ダル子「…………ふぁ」
ダル子「おやすみ……」
男「っておい!」
ペシペシ
ダル子「んだよ……起こすなよ」
ダル子「あぁ……だりー」
男「で、どうなんだ最近は」
ダル子「ああ……担任がな……」
ダル子「……」
ダル子「Zzz……」
男「相変わらずだな……」
スー
男「くらえ脇腹ツンツン」
ツンツン ツンツン
ダル子「!?」
ダル子「うひゃあぁ!!……」ビクン
男「ほれほれ」ツンツン
ダル子「ちょっ……ひゃぁ!!やめてぇ、んん」
男「起きたか~?」
ダル子「はぁはぁ」
ダル子「おおお前、脇腹はやめろっていつも言ってるだろ!!」
男「あははっ、相変わらず敏感だな~」
ダル子「ちくしょう…………」
男「最近は学校きてるのか?」
ダル子「……」
男「」スー
ダル子「わかった!分かったから!その手を引っ込めろ!!」
男「で、きてるのか?」
ダル子「……ん」コク
ダル子「そろそろ出席がヤバイってよ……」
ダル子「あぁ……だりぃ」
男「そうか、でもそれで成績はそんなに悪くないんだろ?」
ダル子「まあ……真ん中ちょい上くらいだけどな」
男「ちゃんと勉強すればもっと上行けるんだろ」
ダル子「……家で少しくらいやってるつーの」
男「学校来いよそれなら」
ダル子「だりぃ……」
男「……」
男「家では他に何やってんだ?」
ダル子「最近は……ネトゲ」
男「おいおい、悪いことは言わんがネトゲはやめとけよ」
ダル子「なんでだよ?」
男「いや最近、家でハマりかけている奴がいてな……」
天使『うへへっ誰かパーティ組みなさいよぉ』
男『おい、うるせえぞ今何時だと思ってやがる』
天使『うるさいわね!邪魔しないで』
天使『うへへっ……見抜きしていいですか?、見抜きしていいですか?』ジュル
男『……oh』
男『お前俺が学校行ってる間暇だからってパソコン貸してやってるのにいい加減にしとけよ』
天使『うへへっ~』
男『お前も本当に天使ならこんなことして……』
天使『いーのいーのあんなの、時給悪いし冗談じゃないわよ』
天使『さあ!次のクエに行くわよー』
男『……堕天しろよこいつ』
男「……」
男「ま、まあとにかくネトゲはろくなことにならんぞ」
ダル子「ふん……分かったよ」
男「やめとけやめとけ」
ダル子「ああ……だりぃ」
ダル子「んっ……Zzz」
男「……」
ダル子「ふぁ……Zzz」
男(寝顔はかわいいな……)
男(起きてる時の気だるそうな感じもかわいいけど)
男(……)ウズウズ
男(……こいつに使ったらどうなるんだろ)
男(意外と積極的になるかもな、それはそれで面白ろそう)
ポチ
ダル子「!!」ガバッ
ダル子「……」チラッ
ダル子「男ぉ~」
ゴロゴロ?
男「うお!なんか近づいて来たぞ」
男「つか汚いぞ」
ゴロゴロ ピタッ
ダル子「……」
ダル子「おい……膝枕しろ」
男「えっ!?」
ダル子「膝枕しろ……何度も言わせんな……だりぃ」
男「あ、ああ」
ノシッ
ダル子「ふふっ……ああ、だりー」ニヤニヤ
男「……」
ダル子「マジだりーー」スリスリ
ダル子「マジダルビッシュ」
男「ファッ!?」
ダル子「ん……だりーな」
男「……」
ダル子「……」
ダル子「おい……」
男「ん?」
ダル子「……撫でろ」
男「お、おう」ナデナデ
ダル子「ふぁ…ふふっ……よいよい」スリスリ
男「……」ナデナデ
ダル子「ん……まあ」
ダル子「だるいけど……これは」
ダル子「わざわざ屋上まで……来た甲斐があったかな……」
男「ん?どういう」
ダル子「察しろよ…………バカ野郎」プイッ
ダル子「次は……ギュッてしろ」
男「??」ギュー
ダル子「……あぅ」
ダル子「んっ……まあ悪くねーな」
男「……」ナデナデ
ダル子「……」
ダル子「そういやお前さあ……」
男「何だ?」
ダル子「い、いや…そのな……お前」
ダル子「す、す」
ガチャ
幼「男ーー!ここに居たのかいちょっと話があるんだけど」
男「ちょっと待ってくれ今行くから」
男「で、なんだ?」
ダル子「……なんでもねーよ」
男「そうか……んじゃな」
ダル子「ん……」コク
ポチ
男「ちゃんと学校来いよーー」
ダル子「ん……」コク
ダル子「……」
ダル子「ああ……似合わねーことしたかなあ」
ダル子「……」
ダル子「ま、悪くないか……」
ダル子「……ふふっ」ナデナデ
キーンコーンカーンコーン
ダル子「……」
ダル子「………………だりー」
ここまで
ひさびさにスイッチ出たわ
とうかー
妹の部屋
チュンチュン チュンチュン
妹「…………ん」
妹「……」パチパチ
妹「ふぁ……」
妹「眠い」
兄の写真「」チュッ
妹「おはよう、お兄ちゃん」
ガサッ テクテク テクテク
???「……さい!…………なさいぃ」
妹「?」
妹(お兄ちゃんの部屋から天使さんの声が……)
妹(てかあの人怪しいのよね、なんか自分のこと天使とか言ってるし……夜な夜なお兄ちゃんの部屋に忍び込んでるみたいだし)ギリギリ
妹(ここはお兄ちゃんのためにも妹として注意しなきゃ)
?ガチャ
天使「ごえんあさい……ごめんあさいぃ」
妹「……」
男「風呂に入ってる時に取りに来るのはルール違反だって決めたよな?」
天使「あぃぃ!……ごめんひゃぃ」
妹「……」
男「もうしないか?」
天使「はい、もうしばへん」コクコク
妹(な、なにが起きてるの……天使さんが逆海老縛り?されて吊られてる……)
妹(とにかく止めなきゃ!!)
妹「へ、変態!!朝っぱらから何してんのよ」
男「うわっ!妹!急に入ってくるなよ」
妹「うるさい、うるさい!!変態兄貴に言われる筋合いはない」
男「い、いや…これはだな合意の上で」
男「もうしないか?」
天使「はい、もうしばへん」コクコク
妹(な、なにが起きてるの……天使さんが逆海老縛り?されて吊られてる……)
妹(とにかく止めなきゃ!!)
妹「へ、変態!!朝っぱらから何してんのよ」
男「うわっ!妹!急に入ってくるなよ」
妹「うるさい、うるさい!!変態兄貴に言われる筋合いはない」
男「い、いや…これはだな合意の上で」
テクテク テクテク
妹「……」
妹「あーもう!なんな」
幼「やあ、妹ちゃん」ヒョコ
妹「えっ!?」
幼「おはよう」
妹「お、おはよございます、幼さん」
幼「ふふっ……ところで今男はいるかな?」
妹「!!」
妹「……お兄ちゃんになんか用ですか?」ギロッ
幼「幼馴染なんだ別に会いたくなったら来てもいいだろう」
幼「それともお兄ちゃんが取られそうだから焦っているのかい?」
妹「っ!!」
妹「あ、焦ってなんかいません!」
幼「ふふっ」
妹「ていうかまだ諦めてないですか?」
妹「お兄ちゃんは幼さんのことなんて妹みたいなものとしか思ってないですよ」ニコ
幼「なんだと」
妹「それに妹歴なら私の方がお姉ちゃんなんですからね」ニヤニヤ
幼「ぐぬぬっ」
妹「妹と姉なら妹の方が偉いんですからね!」
幼「……」
妹「いつまでも幼馴染の座に甘えてるからそうなるんですよ」
幼「ち、ちがうもん!!甘えてないもん!!」
妹「!?」
幼「あ……」
妹「……」
幼「ふ、ふん……少し取り乱してしまったようだ」
幼「それに僕はもう兄妹の座からは抜け出したからね」
妹「えっ」
幼「おや?聞いていないのかい?」
幼「先日思い切って男に好意を伝えたんだよ」
妹「は?」
幼「残念ながら返事は頂けなかったがね」
幼「それでも妹ちゃんとは大きな差が出来てしまったようだ」ニコ
妹「……」ギリッ
幼「ふふっ、そう睨まないでくれないかな」
幼「それだけじゃないんだよ」
妹「……どういう意味ですか?」
幼「ふふっ、僕は男とキスしたんだ」
妹「!?!?!?」
幼「ふふんっ」ニヤニヤ
妹「そそそそそそれくらい、わわわたしだってししししたことあります!!」
妹「むしろ頻繁にしてましたー2日に1回はしてましたー」
幼「なにっ……」
妹(小学生の時だけど)
妹「そ、それにこの間は抱きしめてもらって一杯ナデナデしてもらったんですからね」フフン
幼「ぐぎぎっ」
幼「へ、へ~そうなだ~へ~」
幼「ぼ、僕はキスと言ったがあれは大人のキスのことだからね?」
妹「……は?……は?……は?」
幼「あれは凄かったな~」
妹「理解不能!理解不能!理解不能!理解不能!」
幼(頬っぺたにしかしてないけど)
幼「で、妹ちゃんは?」
妹「くぁwせdrftgy!!ふじこlp!?」
バタン
幼「!?」
妹「ブクブクブク」
幼「泡吹いてる……」
妹「わ、わちきだってそのおおおおとなのキスぐらいしたことあ、あるでやんす」
幼(そうとう混乱してるみたいだ)
幼「ふふっ、お子様の君にはまだ早かったみたいだね、お姉ちゃん?」
妹「きーー!」ジタバタ
幼「ふふっ」
妹「やっぱり幼さんは危険だわ」
妹「物心ついた時から幼さんのことは気に入らなかったのよ」ギリギリ
幼「僕だってそうだった、でも冷静に考えれば勝負はもうついているのさ」
妹「?」
幼「知らないのかい?日本の法律では兄妹は結婚できないだよ」
妹「……」
幼「妹ちゃんがどうあがいても男とは結婚できないのさ」
妹「できます!!」
幼「だから……」
妹「できるもん!!」
幼「お子様だなあ」
妹「できるもん!!……そうでなくてもずっと一緒住むもん!!」
幼「はっ!!その手があったか」
幼「い、いい加減諦めたらどうだい?」
妹「幼さんが諦めてください」
幼「どうしても譲らないみたいだね」
妹「幼さんこそ」
幼「君とは戦う運命にあるようだ」
妹「私が勝ちますけど」
幼「いや、僕が」
妹「がるがる」
幼「ふしゅーふしゅー」
妹&幼「ふんっ」プイ
>>317ミスった
男「な?」ナデナデ
天使「ん…はふぅ~」スリスリ
男「な?」
天使「ってふざけんじゃないわよ!!!」
天使「い、妹さん……助けてください」ウルウル
天使「いきなり……男さんが……その……」
男「!!」
男(猫かぶりやがって……)
天使「」ニヤリ
妹「……」
妹「…………死んで」ボソッ
男「あ、おい!」
バタン
ここまで
>>317
間違って二連してしまった
すまんな
妹編はまだ続く予定 明日も投下できる
投下
街
テクテク テクテク
妹「あの女狐……朝からつかれたなー」
妹「あのカフェで朝ごはんでも食べよっと」
店員「いらっしゃいませ」
店員「お一人様ですか?」
妹「はい」
店員「ではあちらの席どうぞ」
妹「はい」
ーーーーーーーーー
店員「お待たせしました、こちらモーニングセットになります」
カチャ
妹「ありがとうございます」ペコ
妹「……」
ズズッ
妹「うえっ……苦い」
妹「大人ぶってブラックにしなければよかったなー」
幼『お子様だなー』
妹「またイライラしてきた」
妹「リラックス、リラックス私は大人……私は」
妹「ん?」
???「……ズズッ」
コト
???「…………ふぅ」
妹(うわーすっごい綺麗な人……綺麗な銀髪)
妹(コーヒー飲むのがすごく様になってる)
???「……」
ピッ ピッ ピッ
???「爺、そろそろ迎えにきてくれるかしら?」
妹(爺だって今爺って言った、凄いお金持ちのお嬢様なのかな?)
???「……はぁ」
妹(…ああいうの憧れるな~)
???「……」
ガサゴソ ガサゴソ
妹「?」
???「……」スッ
妹(ハンカチか、そういえばお兄ちゃんも似たようなの持ってたような)
妹(あれって高かったのかな?)
???「……」クンクン
妹(えっ)
???「……はぁはぁ」クンクン
妹(ハンカチに香水でも付けてるのかな……)
???「ん……」クンクン
???「はぁ…はぁ……男ぉ」
妹「ええ!?」ガタッ
???「」ピタッ
妹「あっ……」
???「」ジー
妹「えっと……あの」
妹「そ、そのハンカチが知り合いが持ってるものに似てて、それで……」
???「!!」サッ
妹(ものすごい勢いで隠した……)
妹「ごめんなさい」ペコ
お嬢様「あら、気にしなくて良いのよ?妹さん……でいいのかしら?」
妹「えっ!?」
妹「なんで私の名前知ってるんですか」
お嬢様「ああ、紹介が遅れたわね、私は男くんの友人のお嬢様よ」ニコ
お嬢様「あなたのことはよくお兄さんから聞いてるわ」
妹「い、いつも兄がお世話になってます」ペコペコ
お嬢様「ふふっ、礼儀正しい妹さんね、男くんとは大違いね」
妹「そ、そんなことは」
お嬢様「そんなに緊張しないで」ニコ
妹「でも……」
お嬢様「なんならお義姉さんって呼んでもいいのよ?」
妹「へっ!?」
お嬢様「いや、お義姉ちゃんも捨てがたいわね……」
妹(なに言ってるのこの人)
妹(いや、よくよく考えるとお兄ちゃんから私の話を聞いたとしてなんで私の顔が分かるのよ)
妹(怪しい……怪しいわ、この人)
妹「あの……」
お嬢様「ん?」ニコニコ
妹(無言のプレッシャーが……)
お嬢様「どうしたの?」ニコニコ
妹「い、いえなんでもないです」
お嬢様「ふふっ遠慮しなくてもいいのよ」
お嬢様「……将来家族になるのに」ボソッ
妹「?」
お嬢様「それじゃあ私から一ついいかしら?」
妹「えっ、ええなんですか?」
お嬢様「男くんのシャツを1、2枚貰いたいんだけど……」
妹「……?」
お嬢様「それも結構使い古したのがいいわ」
妹「は?」ポカーン
お嬢様「最近男くんに会ってなくてね……」
妹「……」
お嬢様「ダメかしら?」
妹「へ、変態さんだぁ……」
お嬢様「あら?」
妹(まともな人だと思ってたのに)
お嬢様「大丈夫よ、安心して」
お嬢様「変なことには絶対使わないから」キリッ
妹「……」
妹(変なことに以外の用途を考える方が難しいよ……まさかこの人お兄ちゃんの)
妹「お、お兄ちゃんとはどういった関係なんですか?」
お嬢様「くさいのよ」
妹「えっ」
お嬢様「とにかく男くんは最低な人ね」
妹「お兄ちゃんがなにかしたんですか!?」
お嬢様「ええ、酷いのよ私を散々辛い目に合わせておいて」
お嬢様「私のこと放置するんだから」
お嬢様「だからシャツの1枚や2枚貰っても良いはずよ」
お嬢様「あなたもそう思うでしょう?」
妹「は、はぁ」
妹(要するにこの人……)
お嬢様「さすがに話が分かるわね」
お嬢様「じゃあ」
爺「お嬢様、お迎えに参りましたよ」
お嬢様「あら、早かったじゃない」
爺「車を前に回しておりますので、行きましょう」
お嬢様「ふふっ、残念ね続きは今度にしましょうか」
妹「えっと……は、はい」
お嬢様「それではごきげんよう」ペコ
妹「さ、さようなら……」
妹「ふぅ~嵐のような人だったなあ」
妹「ちゃっかり私の分までお金払ってくれてるし……今度ちゃんとお礼しなきゃ」
妹「……」
妹「ていうかなんでお兄ちゃんの周りには変な人ばっかりあつまるの!!」
妹「はぁ……あんな人が敵に回ったら自信ないよぉ」
妹「あの女狐(幼)にお嬢様か~」
妹「はぁ」
妹「なんか急にお兄ちゃんに会いたくなってきたなあ」
妹「帰ろっと」
ガチャ
妹「ただいま」
男「お、おかえり」
天使「お、おかえりなさい妹さん」
妹「た……えっ……あぅ」
妹「なに?変態お兄さん邪魔なんだけど」
男「いや、今朝のこと謝ろうと思ってな……」
男「ごめん!ちゃんと天使とは仲直りしたからさ」
天使「私からもごめんなさい」ペコ
妹「……」
妹「ふん…分かればいいのよ」ボソッ
妹「邪魔」
男「あ、ああ」
男(まだ怒ってんのかな)
スタスタ スタスタ
ギュー
男「えっ!?」
天使「むぅ…」
妹「……」
妹「誰にも……誰にも渡さないからね」
妹「私だけのお兄ちゃんだから…………」
パッ
妹「ちゃんとお風呂入れば?」
妹「臭い」クンクン
男「なんか聞き覚えのある台詞」
妹「……」
スタスタ
男「なんだったんだ……あいつ」
男「取り敢えず許して貰えたのかな?」
天使「……ふん」むくー
男「どうした?」
天使「あくまで、表面上だけだからね」
天使「あんたと和解したのは」プイ
男「??」
その夜
妹(……)
妹(どうしてこうなった)プルプル
天使「はい!男さん」
天使「あ~ん」
男「んっ」パク
妹「」ビキビキ
母「ふふっ……あらあら」
天使「ほら、あ~ん」
男「んー」パク
男「んまい」
妹(仲直りって言っても仲良くなりすぎでしょー!)
天使「あ、あの……わ、私にもその」
男「おう、ほら口開けろ」
妹「!!」
天使「あ~」
男「もっとだ」
天使「んー」ドキドキ
天使「こうれふかぁ?」
男「よしよし」パクッ
天使「ってあんたねーー!!」
天使「はっ!!」
天使「も、もう!男さんの意地悪っ!」
男「ははっ冗談だよ」
男「あ~ん」
サッ
妹「……」パク
天使「あっ」
妹「ふん……おいし」
ここまで
スコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココ
スコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココバシッスコバドト _∧_∧_∧_∧_∧_∧_
スコココバシッスコバドドト从 `ヾ/゛/' "\' /". | |
スコココバシッスコハ≡≪≡ゞシ彡 ∧_∧ 〃ミ≡从≡=< まだーーー!!!!! >
スットコドッコイスコココ'=巛≡从ミ.(・∀・# )彡/ノ≡》〉≡.|_ _ _ _ _ _ ___|
ドッコイショドスドスドス=!|l|》リnl⌒!I⌒I⌒I⌒Iツ从=≡|l≫,゙ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
スコココバシッスコバドト《l|!|!l!'~'⌒^⌒(⌒)⌒^~~~ヾ!|l!|l;"スコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココ
スコココバシッスコバドド`へヾ―-― ―-― .へヾスコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココ
―――――――――――――‐┬┘ =≡=
| __ 〆
____.____ | ─── \
| | ∧_∧ | | ドコドコうっせーんだよ ゴルァ! \_ =二 ∧_∧
| |. (#´Д`)| | _ |ヽ \ (; ・∀・)/
| |⌒ て) 人 _ ―――‐ γ ⌒ヽヽ ⊂ つ ∈≡∋
| |( ___三ワ < > ――― ―― ―二 | |:::| 三ノ ノ ノ ≡ //
| | ) ) | ∨  ̄ ̄ ̄ ―――‐ 人 _ノノ (_ノ、_ノ _//
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ |  ̄ ̄ /'|
>>365
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`);:'∵ `;:';:し' ,;;;;;;;;;
,.,;:'(;:,,(.;:;,.,⌒;:;):;:⌒;:,.,,、;;;;;;;;` り;:;'’ ;:;人_,ィ ;;;
ど (;:,.⌒;:,.;:';:(;:,.;:(;;:⌒;:,.;:(;:,.´;::,.,;;;;;ソ;;:;:,. ,.;:∴;:(´;;;;
明 う (;:,.,⌒;:ソ,,.,.;:(;:,.;:(;;:⌒;:.;:;),.':, ̄"~⌒`=':;ー:;':;;⌒~ ̄
る だ (;:,.(;,.';:⌒:;,.;:';:⌒;:,`);:,;:.,. ` ヾ;、 ’,.:;(;:
く ,、-ー-、 ー''(:,.;:('⌒;:,.';:(´;;, ̄ ̄ ̄ ̄| |l ̄ノ;:(、,.;l
な ,r'"´ ̄`ヾ、.. | |l 、:;ト从[il | |l ソ;:;''"゛';:(
ろ つ リ ,,, ニ ,,,_ ヾト、. | |l ヾJ;;':' l|,;:';,.゛;;:, | |l从;:,’ ;:て
う た ,ハ ^7 ,^ !.:..\ | |l り∴; l| ;:,.:;;:' O .| ` ̄ ̄ ̄
? /.:.:.V,r''''''ゞyイ.:.:.:.:..ヽ | |l ソ;:';:;’ [il |
ノ.:!:.:.:.:`ゞ-<7.:〉.:.:.:i.:.:} |_|l从';;;、_l|_____|_____
ああああぁぁぁぁ! >>365の家が!!! 〈 、′・. ’ ; ’、 ’、′‘ .・”
〈 ’、′・ ’、.・”; ” ’、
YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY´ ’、′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
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