さやか「……あのさあ、キュウべえがそんな嘘ついて一体何の得があるわけ?」
ほむら「そ、それは……」
さやか「あたし達に妙な事吹き込んで仲間割れでもさせたいの?
まさかあんた、ホントはあの杏子とかいう奴とグルなんじゃないでしょうね?」
ほむら「ち、違います!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……どっちにしろあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
いきなり目の前で爆発とかちょっと勘弁して欲しいんだよね」
マミ「……暁美さんには、爆弾以外の武器ってないのかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1340098370(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
ほむら「そんなわけで拳銃を調達してきました!
これでもう美樹さんを巻き込むことはないです!」
さやか「……あのさあ、あんたそれどっから持ってきたわけ?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「……盗んできたってわけね。サイテーだわ、あんた」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
ドロボーなんかと一緒になりたくない」
マミ「……暁美さん、窃盗以外の武器の調達手段を考えてみてくれないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで拳銃を自作してきました!
今度はドロボーなんかしてないです!」
さやか「ふーん……じゃあ試しにあそこの使い魔を撃ってみてよ?」
ほむら「はい!」
ぱすんっ
使い魔「効かぬ」
ほむら「あ……」
さやか「……あのさあ、あんたそんなんで魔女に勝てると思ったわけ?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「使い魔も倒せないような武器持ってきても意味ないでしょ?
なんでそれくらいわかんないの?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
攻撃もできないような子に足引っ張られたくない」
マミ「……暁美さん、もうちょっと威力のある攻撃手段を用意してくれないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで火力をアップしてきました!
見てください! 自作ロケットランチャーですよ!」
さやか「……あのさあ、あんたソレまた爆発する系だよね?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「最初に爆発はやめてほしいって言ったよね?
なんでまた同じこと言わせるわけ? あたしのことそんなにキライなの?」
ほむら「ち、違います!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
いきなり目の前で爆発とかホント勘弁して欲しいんだよね」
マミ「……暁美さん、爆発しなくて味方を巻き込まない武器にしてくれないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで爆発しない兵器を開発してきました!
どうですか、このレーザービーム!」
さやか「ふーん……ずいぶんとデッカイ装備だけど、あんたソレ使いこなせるの?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。
あんたは後ろからソレ撃ってて」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、あんたホントに敵を狙ったわけ?」
ほむら「う、ううう……」
さやか「なんであたしにばっかりレーザー当てるのよ。
おかげで死ぬかと思ったじゃない。ひょっとしてわざとやってんの? ねえ?」
ほむら「ち、違います!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
誤射で殺されかけるとか勘弁して欲しいんだよね」
マミ「……暁美さん、もっと命中精度の高い武器にできないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで今度は追尾機能を追加しました!
名付けてほむホーミングレーザービームです!」
さやか「ふーん……今度はちゃんと敵に当たるんでしょうね」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。
あんたは後ろからソレ撃ってて」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、あんた何でソレがすぐ弾切れ起こすって気が付かなかったの?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「自分で作ったんでしょ? なら何発まで撃てるのかくらい把握しておきなさいよ。
エネルギー不足で攻撃できなくなるとか馬鹿馬鹿しくて起こる気にもなんないわ」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
リロード出来ない武器のせいで攻撃できなくなって足引っ張られるとかありえないでしょ」
マミ「……暁美さん、もっと長期戦も見越した武器を用意できないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで今度はエネルギー補給機能を追加しました!
なんと使い魔を捕食するとほむほむバレットが補充されるんですよ!」
さやか「ふーん……そんなら弾切れの心配もないってわけ?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。
あんたは後ろからソレ撃ってて」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、あんた何で自分の鈍臭さを考慮しなかったの?」
ほむら「う……そ、それは……」
さやか「使い魔を捕食すれば弾が補充されるのに
あんたの足が遅くて捕食できないとか……全然意味無いじゃん」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
こんなトロい子のフォローしなきゃなんないなんて勘弁して欲しいんだよね」
マミ「……暁美さん、もっと機動力を上げることって出来ないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
こんなノリですが最終的にさやほむになる予定です。
残念ながらGEスレにはならないです…
あ、禁書ネタとかいらないんでお引きとりください。
ほむら「そんなわけで私の身体を改造して加速装置を搭載しました!
これを使うと通常の3倍の速度で動けます!」
さやか「ふーん……ソレ、ちゃんと動作するんでしょうね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。
あんたは加速装置とやらで活躍してみせてよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、あんた自分が反射神経ニブいってこと気づいてなかったわけ?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「加速が速すぎてマトモに戦えないとかバッカじゃないの?
しかもあたしに突進してくるとか何考えてんのよ」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
戦闘中にいきなり押し倒されるとか勘弁してほしいんだよね」
マミ「……暁美さん、反射神経の鈍さをカバーする方法ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで反射神経が向上するステキなお薬を開発しました!
これを飲むと気分も良くなってハイになれるんですよ!」
さやか「ふーん……ソレ、ちゃんと効果あるんでしょうね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。
あんたは素敵なお薬とやらの効果を見せてよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、あんたどーして薬の副作用くらい調べなかったの?」
ほむら「それはぁ、ええとぉ……えへへぇ~♪」
さやか「ラリっちゃって戦えないとか話にならないわよ。
それどころかあたしに絡んで足引っ張るとか……いない方がマシじゃん」
ほむら「う……ううう……うふふふ♪ 怒ってる美樹さんも可愛いです♪」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
戦闘中にいきなり……パ、パンツ脱がされるとか、もう勘弁してほしいんだよね」
マミ「……暁美さん、副作用とかデメリットのない方法を用意してくれないかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで今度は全身を手術してネコのDNAと細胞を組み込みました!
これにより野生動物の反射神経と運動能力を手に入れましたにゃん!」
さやか「ふーん……そのネコミミとしっぽにもちゃんと意味があるんでしょうね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。
あんたは野生のパワーとやらで活躍してみせてよ」
ほむら「はいですにゃ!」
…………。
さやか「……あのさあ、あんたどうしてそこまでネコになりきっちゃったわけ?」
ほむら「にゃぁ……そ、それは……」
さやか「戦闘中に興奮しすぎて発情するとか何考えてんのよ。
あんたの猫舌で……あ、あんなとこまで舐め回されたあたしの身にもなってみなさいよ……」
ほむら「う、うにゃぁ……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
……癖になっちゃったら……こ、困るし……」
マミ「……暁美さん、野生はいいんだけど……もうちょっと理性的に振る舞う方法ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみますにゃ……」
ほむら「そんなわけで鹿目さんに頼んで調教してもらいました!
もう本能のままに美樹さんをペロペロしたりなんかしませんよ!」
さやか「…………ふーん。何だ、そっか」
ほむら「……美樹さん? どうかしたんですか?」
さやか「別になんでもないよ。それよりあんた、今度こそマトモに戦えるんでしょうね」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。
あんたは調教の成果とやらをみせてみてよ」
ほむら「はい!」
…………。
ほむら(今回はミスをしないで戦えた……これなら美樹さんに怒られることもないよね?)
さやか「……あのさあ、あんたって空中戦苦手よね?」
ほむら「え? あ……そ、それは……」
さやか「基本的に加速装置は平面移動でしか使えないもんね。
ネコだから上空の敵と戦うのも得意じゃないし」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
もっと対空性能が高くなってくれないと、いつ怪我するか分かんないだもん」
マミ「……暁美さん、空中戦でも戦えるようになる方法ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけでバイオテクノロジーで天使の羽を生やしてみました!
ホントは鳥さんにしようと思ってたんですけど、鹿目さんがネコミミ天使の方がいいって言うので……」
さやか「……あのさあ、あんたそれでホントに飛べると思うの?」
ほむら「あ……そ、それは……た、試してみます」
ほむら「むぅ~っ!!」パタパタ
さやか「……全然飛べてないじゃん」
ほむら「はぁはぁ……は、はい……」
さやか「馬鹿でしょあんた。人間に羽つけただけで飛べるわけないって何で気がつかなかったの?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
可愛いけど空も飛べない羽つけてるおバカさんとは戦えない。可愛いけど」
マミ「……暁美さん、ちゃんと空を飛べるようになる方法ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけでバイオに限界を感じたので初心に戻って今度はメカに頼ります!
魔力で空を飛ぶ機械、名付けてストライカーほむットを開発しました! 」
さやか「ふーん……その戦闘機のパーツみたいなブーツで空を飛ぶわけ?
なんか胡散臭いけど……ホントに飛べるんでしょうね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。
あんたはストライカーほむットとやらで活躍してみせてよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、下から見られたらパンツ丸出しだって、
何でもっと早い段階で気がつかなかったわけ?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「戦闘中にパンツを見られることを恥ずかしがって
マトモに戦えなくなるとか……あんたホントにやる気あんの?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
くまさんパンツが可愛くて戦いに集中できない」
マミ「……暁美さん、パンツを気にせずに戦える服装ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
前回のテーマが兵器開発、
今回のテーマは肉体開発
対象スレ:さやか「あたしこの子とチーム組むの大賛成だわ! ほむらちゃんマジほむほむ!」
キーワード:まどか「さやかちゃん……」
抽出レス数:13
まどかェ……
>>29
あのー^^;
神の杖は現実にあるんすけど^^;
ほむら「そんなわけで今日はブルマを穿いてきました!
最初はズボンにしようと思ったんですけど、鹿目さんがこっちのほうが動きやすいって言うので……」
さやか「ふーん……今度はパンツを気にしないでよさそうだけど、
その格好でちゃんと戦えるんでしょうね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、何で気が付かなかったの?
ちょっと激しい動きをしたらブルマからパンツはみ出るって」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「戦闘中にハミパン気にして、直してる間にヤラれかけるとか……
……あんたホントにやる気あんの?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
食い込んだブルマを指先でクイって直す動作とか気になっちゃうんだよね」
マミ「……暁美さん、ハミパンを気にせずに戦える服装ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで今日は……えと……その……」 モジモジ
さやか「……昨日と同じブルマに見えるけど、なんか変わったの?」
ほむら「は、はい……」
ほむら「あの……え、えっとですね……ぱ、パンツがはみ出て恥ずかしいなら……
いっそ……パンツを穿かなければいい、って鹿目さんが……」
さやか「………………ふーん」ジロジロ
さやか「……じゃ、あんた今ノーパンなわけだ。
それでちゃんと戦えるんでしょうね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、ノーパンでブルマが半脱ぎになっちゃったら
おしり丸見えになるってことくらいフツー分かるわよね?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「激しい戦闘でブルマが脱げることもあるかもって、
それくらい想定してなかったわけ、あんた?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
至近距離でいきなりおしり見せられるとかもうドキドキしちゃって夜も眠れないわ」
マミ「……暁美さん、おしりを見られずに済む服装ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで今日はスクール水着を着てきました!
この白いスクール水着、鹿目さんが買ってくれたんですよ!」
さやか「ふーん……確かにそれなら簡単には脱げなさそうだけど……
今度こそちゃんと戦えるんでしょうね」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、なんなのその水着。
ビチョビチョに濡れると身体に張り付いてうっすら肌が透けるって」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「水着のくせにぜんぜん機能性ないじゃん。
何処に着ていくものなのよソレ。つーか撮影用?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
身体のラインもぴっちり浮かび上がってエロいしさ……変な想像しちゃうじゃん」
マミ「……暁美さん、ボディラインが強調されない服装ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで今度は紐ビキニを着てきました!
これなら身体にぴっちりくっつくことはないですよ! ちなみに鹿目さんのアイデアです!」
さやか「ふーん……なんか正直次の展開が読めるんだけど。
今度こそちゃんと戦えるんでしょうね」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、紐がほどけておっぱいポロリとか予想通り過ぎるんだけど。
あんたわざとやってんの? 誰を誘惑してんの?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
同級生の裸とか見ちゃったら気まずくて顔も合わせらんないでしょ」
マミ「……暁美さん、ポロリしないですむ服装ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで今日は……えと……その……」 モジモジ
さやか「……昨日と同じビキニに見えるけど、なんか変わったの?」
ほむら「は、はい……」
ほむら「あの……え、えっとですね……ポロリ対策に、って鹿目さんが……
大事なトコに絆創膏を貼ってくれました……」
さやか「………………ふーん」ジロジロ
さやか「……じゃ、あんたその下に絆創膏貼ってるってわけだ。
それでちゃんと戦えるんでしょうね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、絆創膏でデリケートなトコがかぶれちゃったからって
戦闘中にモジモジするのやめてくれない?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「なんか色っぽく身体をくねらせちゃってさ、
しかも妙に苦しそうな声を漏らされたりなんかすると戦いに集中できないんだよね」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
見てるとあたしまで……なんかお股ムズムズしてきちゃうし」
マミ「……暁美さん、かぶれずに済む服装ってないのかしら」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら(でも……これ以上服を脱ぐことも出来ないし……)
ほむら(後は裸になるくらいしか……)
ほむら(……裸……そうだ、いっそ裸になっちゃえばいいんだ!)
ほむら「そんなわけで今度はネコネコ遺伝子をパワーアップさせて獣人化しましたにゃ!
裸だけど胸もお股もモフモフ毛皮で隠れてるから恥ずかしくないですにゃん!」
さやか「ちょ、あんたソレってまた野生化してんじゃ……
ほ、ホントにちゃんと戦えるんでしょうね? 大丈夫なんでしょうね?」
ほむら「も、もちろんですにゃ!」
さやか「ほ、ホントに……? ま、まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ
……言っとくけどね、またあたしのことペロペロしたりしないでよ?」
ほむら「はいにゃ!」
さやか「絶対だかんね! ペロペロすんなよ! 絶対すんなよ!」
ほむら「はいにゃ!」
微エロでテコ入れ。
…………。
さやか「……あ、あのさあ……ダメって言ったのになんでペロペロするのよ?
それも……み、みんなの前であんなに激しくするなんて……」
ほむら「にゃあ……そ、それは……」
さやか「ていうかネコ化しちゃったらこうなるって分からなかったの?
ホントは……あ、あたしのことペロペロしたくてわざとやってるとかじゃないでしょうね……?」
ほむら「う、うううにゃ……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はぁはぁ……や、やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
もうあたし、ほむらのこと見るだけで顔が熱くなっちゃうんだもん……」
マミ「……暁美さん、貴女のことを視界に入れずに済むようにしてくれないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そんなわけで今度はステルス迷彩を開発してきました!
これでもう視界に入ることはないので、皆が不快な思いをすることもないですよ!」
さやか「ふーん……見えないけど、あんたそこにいるんだ。
でも戦いに支障が出たりしないでしょうね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
ほむら「あ、あとちなみにペロペロしたくなる衝動は、
定期的に鹿目さんをペロペロすることで抑えられるようになりましたよ!」
さやか「……それ、またまどか発案のアイデアでしょ?」
ほむら「はい! 鹿目さんにはホントに良くしてもらってて……えへへ」
さやか「…………あっそ」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あ、あのさあ……どうしてあんたそんなに息が荒いのよ?
姿が見えないのにあんたの吐息だけ聞こえてきて気になるんだけど」
ほむら「そ……そ、それは……」
さやか「あたしの身体を舌で弄んだ時みたいな、ケダモノみたいな息を聞かされて……
あたしが平気でいられるわけないじゃない……やめてほしいんだよね、ほんと」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はぁはぁ……や、やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
もうあたし、ほむらの息遣いを感じるだけで胸がドキドキしちゃうんだもん……」
マミ「……暁美さん、貴女の呼吸音を聞かせないでくれるかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら≪そんなわけで今度はステルスしつつ物陰からスナイパーすることにしました。
会話はテレパシーで済ませるので、呼吸音も聞こえないですよ!≫
さやか「ふーん……どこに隠れてるか良く分からないけど……
それでホントに戦えるのね?」
ほむら「も、もちろんです!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あ、あのさあ……どうしてあんたのテレパシーってそんなに優しく響くのよ?
身体中にジンジンって波が伝わってクセになるじゃない」
ほむら「そ……そ、それは……」
さやか「軽い電気を流されたみたいにピリッとして、甘い痺れがあたしの身体に染みわたって……
戦いどころじゃなくなっちゃうじゃん。あんた……あたしをいじめてるんじゃないでしょうね?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はぁはぁ……や、やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
もうあたし、ほむらのテレパシーを感じるだけで身体がムズムズしちゃうんだもん……」
マミ「……暁美さん、貴女もうテレパシー使わないでくれるかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
メール『そんなわけで今後はテレパシーは使わずに単独で敵地に潜入します。
緊急の際は無線で連絡をください』
さやか「ふーん……『単独行動なんてあんたに出来るの?
ちゃんと戦えるんでしょうね?』っと送信」
メール『も、もちろんです!』
さやか「『ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし』」
メール『あ、あと鹿目さんだけは「テレパシーが気持ち良くて好き」って言ってくれたので、
鹿目さんとはテレパシーでやり取りしますね!』
さやか「……ふーん。まどかだけ特別なんだ……」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「……『んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ』」
メール『はい!』
…………。
さやか「……あ、あのさあ……どうしてあんなカッコいいタイミングであたしを助けてくれちゃうわけ?
ろくに意思疎通もしてなかったのに、ピンチのときに駆けつけるなんて……」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「もうダメかと思った時、ほむらの攻撃で敵が蹴散らされて……
すごく、ときめいちゃったじゃない……どう責任取ってくれるのよ……」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はぁはぁ……や、やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
もうあたし、頭の中がほむらのことでいっぱいになっちゃいそうなんだもん……」
マミ「……暁美さん、もう美樹さんに近づかないでくれるかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
???「そんなわけで今後は私が魔女退治に参加するわ。」
さやか「……あんた誰だよ?」
???「私はメタルほむらMk.II。暁美ほむらが作った遠隔機動端末よ」
簡単に言えばにメカほむらってところかしら」
さやか「ふーん……要するにほむらのロボットってわけだ。
でもアンタ、ホントに戦いの役に立てるの?」
メカほむ「もちろんよ。戦いのサポートなら私に任せなさい」ファサ
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたも頑張りなさいよ」
メカほむ「ええ」
…………。
さやか「……あのさあ、メカほむらに代わってからあたしたちの戦力がガタ落ちなんだけど」
メカほむ「それは否定できないわね」
さやか「武装は少ないし空も飛べなくなっちゃてるし……
あんた、ぶっちゃけやる気ないでしょ? 手抜きでしょ?」
メカほむ「活躍しすぎるな、と巴マミに言われたから装備を制限したのよ。
あと、開発コンセプトが『平和的利用』だったからよ」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……どっちにしろあたしこの子とチーム組むの反対だわ。
……本物のほむらがいないと、あたしもちょっとやる気でないし……」
マミ「……暁美さん、本物は出てこなくていいからもうちょっと戦力を増やす方法を考えてくれないかしら」
メカほむ「検討するわ」ファサ
メカほむ「そんなわけで今度は武装を限りなくオリジナルほむらに近づけておいたわ」
メカほむ2「さらに台数も増やしてみたわ」
メカほむ3「一人一台、メカほむらがアシストにつくわね」
さやか「ふーん……それなら戦力的に不足はなさそうだけど……
なんか欠点とかあるじゃないでしょうね」
メカほむ「その心配は」
メカほむ2「ないわ」
メカほむ3「ファサ」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんた達も頑張りなさいよ」
メカほむ「ええ」
…………。
さやか「……あ、あのさあ、性能を本物に近づけたせいで興奮すると発情しちゃうとこも同じとか……
どう考えても欠点じゃんか! 機械のくせにやわらかい舌でペロペロしないでよ!」
メカほむ「私の読みが甘かったことは否定しないわ」
メカほむ2「まどかの脇が甘かったことも否定しないわ」
メカほむ3「まどかの首筋はちょっとしょっぱかったわ」
さやか「しかもなんで……なんで3体ともまどかをペロペロすんのよ……
そんな光景見せつけられるあたしの気持ちも考えてよ……」
メカほむ「定期的にまどかをペロペロすることで暴走を抑えるのはオリジナルと同じよ」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……どっちにしろあたしこの子たちとチーム組むの反対だわ。
……なんか……よくわかんないけどモヤモヤして切ないし……」
マミ「……暁美さん、美樹さんに切ない思いをさせたオトシマエをつけてくれないかしら?」
メカほむ「検討するわ」ファサ
オリキャラは甘え。
ほむら「そ、そんなわけで……私、カラダでオトシマエをつけにきました!」
さやか「な、なによあんたその格好……ネコミミメイド?」
ほむら「はい……お、女の子がオトシマエつけるときはカラダを売るものだ、って鹿目さんが……」
さやか「だからメイドになったってわけ? ずいぶんと話が飛躍してる気もするけど……
……でもあんた、メイドの仕事なんて出来んの?」
ほむら「も、もちろんです! ご奉仕の技術は鹿目さんが実習してくれたのでバッチシですよ!」
さやか「ホントかね……まあいいけど、すぐに分かるだろうし」
ほむら「はい! 今後は鹿目さんの専属メイドとして頑張りますね!」
さやか「…………え? まどかの、専属メイド? その……あたしのじゃなくて?」
ほむら「は、はい。そうですけど……?」
さやか「……………………ふーん」
マミ「魔女が現れたわよ!」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「……んじゃ、あたしはいつも通りに前衛するから。 あんたは勝手にご奉仕でもしてなさいよ」
ほむら「はい!」
…………。
さやか「……あのさあ、あんたが誰の専属メイドになろうと構わないわよ。うん、別に全然気にしてないわよ。
でもさ、なんで学校にまでそのカッコで来るわけ?」
ほむら「そ……そ、それは……」
さやか「一日中まどかのそばにぴったりくっついちゃってさ、目立つったらありゃしない!」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「あんなの見せられたら……あたしもほむらにご奉仕して欲しくなっちゃうじゃんか……」ボソッ
ほむら「……え? いま何か言いましたか……?」
さやか「べ、別に! とにかく……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ!
場所をわきまえずイチャつくような子、好きになれない!」
マミ「……暁美さん、美樹さんは貴女が学校に来るのが気に入らないそうよ?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そ、そんなわけで……おかえりなさい、アナタ!
ごはんにする? お風呂にする? それとも……」
さやか「な、なんであんたがまどかの家にいんのよ! それにその格好……裸エプロン!?」
ほむら「えと、鹿目さんが……『学校でさやかちゃんと会わないようにするためには、
もう私のお嫁さんになって家庭に入るしかないよね!』って言うので……」
さやか「……あのさぁ、こんなとこまどかのパパさんやママさんに見られたらどーすんのよ!」
ご近所さんに噂されたりしてもまどかの両親に迷惑かかるでしょ!」
ほむら「あ……そ、それは……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「……それに、もしも両親公認になんてなったら、あたしの入る隙がなくなっちゃうじゃんか……」ボソッ
ほむら「……え? いま何か言いましたか……?」
さやか「べ、別に! とにかく……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ!
友達の家に迷惑かけるような子、信用できない!」
マミ「……暁美さん、荷物をまとめて出ていってくれるかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そ、そんなわけで……今度は私たちが暮らすお家を建てました!
ここに住めば鹿目さんのご両親にご迷惑をかけないですよ!」
さやか「どーやってこんな家建てたのよあんた……」
ほむら「レーザーとかステルスの特許で稼いだお金があったので……
あ、ちなみに鹿目さんの要望で美樹さんと巴さんの家も作っておきましたよ! 二人はそっちに住んでください!」
さやか「……あのさぁ、こんな立派な一軒家に中学生しか住んでなかったら怪しまれるに決まってんでしょ?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「変な噂がたったらどーすんのよ? 下手すりゃケーサツが来るわよ?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「それに……まどかと二人暮らしなんてさせたら、完全にほむらを取られちゃいそうだし………」ボソッ
ほむら「……え? いま何か言いましたか……?」
さやか「べ、別に! とにかく……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ!
周囲からどう見られてるかを気遣えないなんて、魔法少女の自覚が足んないわ!」
マミ「……暁美さん、あなた社会と関わりを持たないで生きてくれないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そ、そんなわけで……私たちの家を地下に移転しました!
出入りは私特製のワープ装置で行うので、ご近所さんに噂にならずに済みますよ!」
さやか「ふーん……あれ、ここってどうやって電気引いてるの?」
ほむら「あ……えと、じ、実は……近くの地下鉄からちょっとお借りして……」
さやか「……あのさぁ、それって立派な犯罪だよね? そーいうことするなって前にも言ったわよね?」
ほむら「そ……そ、それは……」
さやか「どーしてまた同じことするわけ? あんた……そこまでしてまどかと愛の巣を築きたかったわけ?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「……だとしたら、あたし……ヤキモチ妬いちゃうぞ……?」ボソッ
ほむら「……え? いま何か言いましたか……?」
さやか「べ、別に! とにかく……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ!
こうも簡単に犯罪を犯しちゃうような子、信用できない!」
マミ「……暁美さん、薄汚い犯罪者なりに知恵を絞ってみてくれないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そ、そんなわけで……今度は発電所を建造しました!
地球にやさしいキュゥべえ発電で電力を賄うので、もう電気ドロボーなんてしませんよ!」
さやか「……あのさぁ、近隣住民が『地下から得体の知れない騒音と振動が響いてくる』って騒いでるわよ?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「噂になるようなことするなって釘を刺したよね? なのになんでこんなすぐ問題起こしてんのよ?
もしかしてあたしのこと嫌いで、わざとあたしの忠告を無視してるわけ?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「……だとしたら悲しいよ……あたしはほむらのこと、こんなにも好きなのにさ……」ボソッ
ほむら「……え? いま何か言いましたか……?」
さやか「べ、別に! とにかく……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ!
人の忠告も忘れちゃうような子と上手くやっていけるわけないよ!」
マミ「……暁美さんは人様に迷惑をかけない生き方は出来ないのかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そ、そんなわけで……今度は見滝原市を買い取って私の私有地にしました!
私たち以外の人には立ち退いてもらいましたので、騒音で迷惑になることはありませんよ!」
さやか「……あのさぁ、確かにご近所さんはいなくなったけど……
今度はマスコミがめっちゃ取材に来てるじゃん!! あんた派手に動き過ぎなんだよ!」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「もう噂ってレベルじゃないわよ! 一夜にして見滝原を買い取った謎の人物として報道されまくりだよ!」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「……こんなに騒がれてたら……ほむらとこっそりデートにいく計画が台無しじゃんか……」ボソッ
ほむら「……え? いま何か言いましたか……?」
さやか「べ、別に! とにかく……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ!
魔法少女のくせにマスコミに取材されちゃうなんて、生意気だよ!」
マミ「……暁美さん、あのウジ虫どもは貴女にたかってるんだからちゃんと後始末をして頂戴?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そ、そんなわけで……今度は外敵を完全に排除する城砦を建造しました!
名付けて……風雲!ほむら城です!」
メカほむ「私たちが24時間体制で城砦の警備を行うわ」
メカほむ2「敵を捕捉した場合、砲台で迎撃するわ」
メカほむ3「万が一、敵が敷地内に入った場合は10000体の私たちが相手をするわ」
さやか「……あのさぁ、確かにマスコミは近づけなくなったみたいだけど……
今度は自衛隊に囲まれてんじゃん!! あたし達完全にテロリスト扱いだよ!?」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「下手に刺激したら内戦レベルの戦いになっちゃうよ? あんた、罪もない一般人を戦いに巻き込む気?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「……そんなことになったらあたしヤダよ……大好きなほむらが、誰かを傷つけるなんて………」ボソッ
ほむら「……え? いま何か言いましたか……?」
さやか「べ、別に! とにかく……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ!
こんな騒動を起こしちゃうなんて……最低だよ!」
マミ「……暁美さん、あの愚民どもに圧倒的な戦力差ってものを見せつけてあげられないかしら?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
ほむら「そ、そんなわけで……戦いにすらならないくらいのレベルの違いを見せつける為、
ほむら城を空中要塞へとパワーアップさせました!」
メカほむ「ストライカーほむっとの応用で城を飛ばしたわ」
メカほむ2「さらに通常時はステルスを展開しているから敵に捕捉されないわ」
メカほむ3「有事の際にはメカほむ小隊を投下して敵を壊滅させるわ」
さやか「……たしかにこれなら、自衛隊も下手に手出しできそうにないけどさ……
うう……すごいデカい規模で迷惑かけまくってるじゃん……」
ほむら「あ……そ、それは……」
さやか「なんか胃が痛くなってきたわ……ストレスでソウルジェムも濁ってきたし。
そろそろグリーフシード使いたいんだけど、予備の持ってる?」
ほむら「あ……」
さやか「……まさか、グリーフシード余ってないわけ? ちょ、それヤバいじゃん!!
こんなとこに魔女が現れるわけもないし……どーすんのよ!?」
ほむら「う、ううう……」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「……魔法少女でいられなくなったら……あたしとほむらの唯一の接点が無くなっちゃうじゃんか……!」ボソッ
ほむら「……え? いま何か言いましたか……?」
さやか「べ、別に! とにかく……やっぱあたしこの子とチーム組むの反対だわ!
補給の重要さも分かってない子に、命を任せらんないよ!」
マミ「……暁美さん、グリーフシードと焼きそばパン買ってきて?」
ほむら「はい……ちょっと、考えてみます……」
次回感動の最終回
あ、>>115のメガほむは美味しくいただきました!
ごちそうさまでした!
杏子「……テメェ、一体何なんだ?! さやかに何しやがった!!」
ほむら「え、ええと……ここだとグリーフシードが手に入らないので、
ソウルジェム浄化装置を開発してみたんですけど」ヴィーン
さやか「ふぁ……イイっ……これ気持ちイイよぉ……もっとあたしの汚れを吸い取ってぇ……!!」
ほむら「これを使うと浄化の際にすっごく気持ちよくなるみたいで……
美樹さん、あまりの気持ちよさにhentaiさんになっちゃったんです」ヴィーン
さやか「ほむらぁ……もっと、もっとあたしのソウルジェム綺麗にしてよぉ……!!」
ほむら「あ、ごめんなさい美樹さん! いまキレイキレイしますね!」ヴィーン
まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。
こんなエロいこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」
さやか「ああぁんっ! ほむら、ほむらぁ!!」
杏子「さやか……チクショウッ……こんなことって……」
まどか「ひどいよ……こんなのあんまりだよ……」
マミ「ソウルジェム浄化装置がhentaiを産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!
あなたも、私も……!」
ほむら「や、止めてっ! ちょっと考えてみますから……!」
杏子「……テメェ、一体何なんだ?! さやかに何しやがった!!」
ほむら「え、ええと……美樹さんのキャラ崩壊が手遅れになりそうだったから、
ソウルジェム浄化装置を取り上げて、正気に戻してあげる処置をしたんですけど」
さやか「あたしはほむらが好き! 大好きなんだよ!」抱きっ!
ほむら「キャラ崩壊してたときの一件で、なんか吹っ切れちゃったみたいなんです……」
さやか「お、女の子同士なのにこんなこと言うなんて気持ち悪いよね……
でも、コレがホントのあたしのキモチなんだよ……?」
ほむら「み、美樹さん……あの、その、私……」///
まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。
こんなあっさりオチるとか安易なラブコメみたいなこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」
さやか「ほむら……あたし、もうこの気持ちを抑え切れないよ……ねえ、ほむらぁ……!」
杏子「さやか……チクショウッ……こんなことって……」
まどか「ひどいよ……こんなのあんまりだよ……」
マミ「正気に戻った美樹さんが痴情のもつれを産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!
あなたも、私も……!」
ほむら「や、止めてっ! ちょっと考えてみますから……!」
杏子「……テメェ、一体何なんだ?! さやかに何しやがった!!」
ほむら「え、ええと……色々と考えてみたんですけど、
私、あんなに情熱的に告白されたの初めてで、キュンってなっちゃったから……」///
さやか「そんなわけであたしとほむらは恋人同士になったよ!」
ほむら「えへへ……そ、そういうことなんです」///
さやか「ねーほむら! 今度この空中要塞の中にさ、動物園作ろーよ! ここデートスポットがなくてさみしーからさー」
ほむら「はいっ……完成したら、二人っきりで……」///
まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。
こんなNTRみたいなこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」
さやか「あはっ♪ 楽しみだね、ほむら~」
杏子「さやか……チクショウッ……こんなことって……」
まどか「ひどいよ……こんなのあんまりだよ……」
マミ「百合カップルの誕生がNTRを産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!
あなたも、私も……!」
ほむら「や、止めてっ! ちょっと考えてみますから……!」
杏子「……テメェ、一体何なんだ?! さやかに何しやがった!!」
ほむら「え、ええと……美樹さん、私とデートするのが楽しすぎてソウルジェムの浄化を忘れてたみたいで……
ソウルジェムが濁りきっちゃって、魔女になっちゃったんです」
オクタヴィア「ヴォァァァァッ」
まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。
こんなこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」
オクタヴィア「ヴォァァァァッ」
ほむら「ごめん……美樹さん……」
杏子「さやか……チクショウッ……こんなことって……」
まどか「ひどいよ……こんなのあんまりだよ……」
マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!
あなたも、私も……!」
ほむら「や、止めてっ! ちょっと考えてみますから……!」
杏子「……テメェ、一体何なんだ?! さやかに何しやがった!!」
ほむら「え、ええと……なんか美樹さんが魔女になっちゃったので普通の人間に戻してみました」
さやか「そんなわけで魔女どころか魔法少女ですらなくなったさやかちゃんです! いやー、ごめんね皆、迷惑かけちゃって」
ほむら「えへへ……美樹さんが無事に帰ってきてくれただけで私は嬉しいです!」///
まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。
こんな重要イベントをあっさり消化されるようなこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」
さやか「ね、ほむら……あたしもうゾンビじゃなくなったんだよ、ほむらに抱きしめてっていっぱい言えるよ」///
杏子「さやか……チクショウッ……こんなことって……」
まどか「ひどいよ……こんなのあんまりだよ……」
マミ「暁美さんが魔女から普通の人間を産むなら、みんな試しに魔女になってみるしかないじゃない!
あなたも、私も……!」
ほむら「や、止めてっ! ちょっと考えてみますから……!」
杏子「……テメェ、一体何なんだ?! さやかに何しやがった!!」
ほむら「え……えと……その……は、はい……し、しちゃいました……」
さやか「すっごく良かったよ、ほむら……」
ほむら「えへへ……私も、気持ち良かったです」///
まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。
レズセックスなんて生産性のないこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」
さやか「ね、ほむら……今度は、その、ナカに……」///
杏子「さやか……チクショウッ……こんなことって……」
まどか「ひどいよ……こんなのあんまりだよ……」
マミ「レズセックスが快楽を産むなら、みんな乱交するしかないじゃない!
あなたも、私も……!」
ほむら「や、止めてっ! ちょっと考えてみますから……!」
杏子「……テメェ、一体何なんだ?! さやかに何しやがった!!」
ほむら「え……えと……その……は、はい……ナカに……出しちゃいました……」
さやか「妊娠1カ月……おめでただって! えへへ、ほむらとあたしの赤ちゃんだよ」
ほむら「名前、一緒に考えましょうね」///
まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。
子供を養えるかどうかも分からないのに出産なんて無責任なこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」
さやか「あたし、この子のために立派なお母さんになるよ」///
杏子「さやか……チクショウッ……こんなことって……」
まどか「ひどいよ……こんなのあんまりだよ……」
マミ「美樹さんが子供を産むなら、みんなで名前を考えてあげるしかないじゃない!
あなたも、私も……!」
ほむら「や、止めてっ! ちょっと考えてみますから……!」
杏子「……テメェ、一体何なんだ?! さやかに何しやがった!!」
ほむら「…………美樹さんには眠りの魔法をかけました。
この戦いが終わるまでは……ここに隠れててもらいます」
さやか「う……くぅ……ほむら、なんで……」
ほむら「ワルプルギスの夜は強大な敵です。今の美樹さんを連れていくことなんてできないですから」
さやか「あたしも、戦っ……契、約するから……」
まどか「さやかちゃん、やめて。お願い、思い出して。
お腹のコを戦いに巻き込むなんてこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ」
さやか「ほ、むら……待っ……行かないで……」
ほむら「ごめん……美樹さん……」
マミ「美樹さんが新たな命を産むなら、みんなでお祝いするしかないじゃない!
必ず生きて帰ってきて、盛大にパーティを開きましょう?」
ほむら「はい……!」
さやか「どうして……? 死んじゃうって、わかってたのに……。
あたしなんか助けるよりも、ほむらに……生きててほしかったのに……」
QB「その言葉は本当かい? 美樹さやか。君のその祈りの為に、魂を賭けられるかい?
戦いの定めを受け入れてまで、叶えたい望みがあるなら、僕が力になってあげられるよ」
さやか「あんたと契約すれば、どんな願いも叶えられるの?」
QB「そうとも。君にはその資格がありそうだ。教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」
さやか「あたしは……。あたしは、ほむらとの出会いをやり直したい。
ほむらに守られるあたしじゃなくて、ほむらを守るあたしになりたい!」
QB「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した。
さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!」
・
・
・
さやか「……あのさあ、キュウべえがそんな嘘ついて一体何の得があるわけ?」
ほむら「そ、それは……」
さやか「あたし達に妙な事吹き込んで仲間割れでもさせたいの?
まさかあんた、ホントはあの杏子とかいう奴とグルなんじゃないでしょうね?」
ほむら「ち、違います!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「はあ……どっちにしろあたしこの子とチーム組むの反た……
………………あ」
まどか「……さやかちゃん?」
さやか「あ……ああ……そうだ……あたしは!」
ほむら「?」
さやか「……あたしこの子とチーム組むの大賛成だわ! ほむらちゃんマジほむほむ!」抱きっ!
ほむら「きゃあ!? み、美樹さん!?」
まどか「さやかちゃん!?」
マミ「あらあら? 美樹さんたら大胆ね、ふふふ」
さやか「これからはずっと一緒にいよう! あたしはほむらのお嫁さんになるのだぁー!」
ほむら「ふ、ふぇぇ……!?」
おしまい。
※お詫びと訂正
>>129に「感動の最終回」という表現がありましたが、
正しくは「勢いとノリで誤魔化した最終回」になりますので訂正いたします。
ご迷惑をおかけしました読者の皆様ならびに関係各位の皆様には深くお詫び申し上げます。
このSSまとめへのコメント
天丼うめぇ