エレン「うーむどうしたものか」(5)

エレン「まさか1日に3人も同時に告られるなんて…」

・初SSです。生温かい目で見守ってください。
・ネタバレがある可能性が微レ存

エレン「誰を選ばいいんだ…」

アルミン「エレン、どうしたの?相談に乗ろうか?」

エレン「おっ、アルミンか。頼むよ。」

アルミン「お安い御用さ!で、どうしたの?」

エレン「実は、今日3人に告られたんだよ」

アルミン「そ、そうなんだ。(爆発してくれ)」

アルミン「誰に告られたんだい?」

エレン「ミカサとアニとクリスタ」

アルミン「一発殴らせてくれよ」ニコニコ

エレン「えっ。やだよ。殴られんの痛いし」

アルミン「そこを何とか!!相談に乗ってあげないよ?」

エレン「はあ、仕方ないな、いいよ(アルミンのパンチぐらいなら大丈夫だろ)」

アルミン「ありがとう!いくよ!」

アルミン(全ての体重をッこの拳に込めてッ)ガバァ

アルミン(腕を振り抜くッ)ドゴォ

エレン「グハァッ」

アルミン「ありがとう!さあ、相談に乗るよ!」

エレン「」

アルミン「おーい、エレーン」

エレン「」

アルミン「やりすぎたかな?」トントン

エレン「ハッ、俺は…」

アルミン「相談でしょっ」

エレン「ああ、そうだったな。」ハハハッ

アルミン「で?エレンは誰がいいと思ってるの?」

エレン「分からん」キッパリ

アルミン「はぁー。じゃあさ、どんな感じで告られたの?思い出せば意外と決まったりするんじゃない?」

エレン「分かった。まずはミカサにしよう」

ホワーンホワーン(回想)

朝、食堂

ミカサ「エレン、またほっぺにパンくずついてる」ヒョイパクッ

エレン「おい、やめろよ!俺はお前の弟や子供じゃねえぞ」

ミカサ「むっ」

アルミン「まあまあ、落ち着いて、二人とも」

ミカサ「エレン、話がある。後で宿舎裏に来て。」

エレン「ん、いいぞ」

その後、宿舎裏

エレン「ミカサ、待ったか?」

ミカサ「いいえ、今来たところ」

エレン「で、話って何だ?」

ミカサ「確かに、貴方は私の息子でも、弟でもない。でも、家族。」

エレン「だからってあんなことすんなよ…」

ミカサ「違う。そんな意味じゃない。」

ミカサ「家族は、離れ離れになってしまうことが多い。アルミンの本で読んだ。」

ミカサ「でも、恋人からなった家族なら、離れ離れにならない。」

エレン「何が言いたい?」

ミカサ「私は、貴方が好き。家族としてじゃなくて、異性として好き。」

ミカサ「だから、もう一度、家族になって、家庭を築こう。そうすれば、離れ離れにならない」

ミカサ「結婚してください、エレン」

エレン「は?お前、なんか話おかしいぞ?」

ミカサ「話の筋が立ってなかった。」

ミカサ「付き合って、エレン。そして、結婚しよう。理由なんかない、貴方が好きだから…」

エレン「お前の気持ちは分かった。でも、考えさせてくれ、一生に関わる問題なんだ…」

ミカサ「…そう…分かった。でも、今週中に答えが聞きたい。」

エレン「分かった」

ミカサ「ありがとう…早く訓練に行こう、対人格闘の訓練に」

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