結標「私もそげぶされたいなぁ」(442)
『行け!無能力者!』
結標「……おおっ……」ワクワク
『セントジョージの聖域を第2段階へと移行……キュピーン』
『イノケンティウス!』
結標「……あわわ」ヒヤヒヤ
『神様、この世界がアンタの造ったシステムの通りに動いてるっていうなら……』
結標「……ゴクリ」ドキドキ
『まずは、その幻想をぶち殺す!!!パキーン』
結標「!!!」ビクッ
ピッ……キュルキュル……ピッ
『まずは、その幻想をぶち殺す!!!』
結標「!!!」ビクッ
……その仕草が~♪その眼差しが~♪心をしめつける~♪
ピッ
結標「……」
結標「はぁー……」
結標「私もそげぶされたいなぁ」
『あわきんの合コンSS読んでたと思ったらいつの間にか自分でスレ立ててた』
な、何を言ってるのかわからねーと思うが(ry
続けるなら支援する
続けないならHTML化申請スレへ
小萌「たっだいまーなのですぅー」
結標「あら、お帰りなさい。小萌」
小萌「結標ちゃんったらまた部屋にこもってDVD見てたんですか?
いけませんよー若者はちゃんと外で動いて勉強しなきゃー」
結標「いいじゃない、仕事のない日くらい」
小萌「もう!姫神ちゃんといい結標ちゃんといい、先生頭が痛いですぅ」
結標「そういえば小萌」
小萌「どうしました?」
結標「小萌は上条当麻って人知ってる?」
小萌「知ってるも何も、私は上条ちゃんの担任の先生ですよ?」
結標「なん……だと……!?」ガタンッ
>>3
やれるとこまで続けてみます
といってもほとんど書き溜めてないんですが・・・
とりあえず明日原作15巻買ってくる
小萌「で、上条ちゃんがどうかしましたか?」
結標「ええ、ちょっと用があって会いたいんだけど……小萌なら居場所知ってるかしら?」
小萌「うーんと、上条ちゃんならさっき補習終わったとこですから、まだ学校の近くでうろうろしてるかもですねー」
結標「……小萌、ちょ、ちょっとコンビニ行ってくるわ」
小萌「はいはい、いってらっしゃーい」
ギィー、バタン
小萌「やれやれ、結標ちゃんも素直じゃないですねー。でも上条ちゃんに一体何の用でしょう?」
結標(というわけで小萌の学校の近くまで来たけど……これ範囲広すぎじゃない)
結標(よく考えたらこれじゃ見つけられるわけないっつーの!)
結標「私ったら何やってんだか……」
「……そうをぶち殺す!!」
結標「!!!」ドキッ
結標(今確かに聞こえたわよね!ええ確かに聞こえたわ!)
結標(多分あの公園のほうかしら)ガサゴソ……
「その幻想を、ぶち殺す!!」
結標(そげぶキタワアアアアアアアアアッ!!!!)
結標「早速私にもそげぶを……」ガサガサ
「あれ、茂みに何か……」
結標「!!」ビクゥッ!
結標(って落ち着け私!いきなり飛び出してったら怪しまれるだけよ!)ドキドキ
結標(ごく自然に上条当麻に接近しなきゃ。ごく自然に……)
結標(はぁー、ちょっと心の中で練習しよ……)
結標(「はじめまして上条さん!私上条さんのファンなんです!」ってこれはないわ)
結標(「初めまして上条当麻、ご機嫌麗しゅう。私は”グループ”の結標淡希と言います。
あなたもご存知、第1位の一方通行と同僚の者です。お見知りおきを」ってなげえよ)
結標(あーやばい、余計に緊張してきたわ。だってあの上条当麻がそこにいるんだもの)
結標(ちょっと落ち着かなきゃ。そのへんの誰か壁に埋めれば気が紛れるかしら?)
「ニャー」トテトテ
結標「あら、子猫?」
「ニャー、ニャー」……スリスリ
結標「……なにこれ可愛い」ナデナデ
結標「そうよこれだわ!」「ニ゙ャッ!?」
結標(公園なら猫の散歩を装って接近すれば怪しまれることなんてないわ!)
ザッ、ザッ、ザッ……
結標「あら!?そこにいるのはもしや上j……」
一方通行「その幻想を、ぶち殺す!」シュバッ
御坂妹「その幻想を、ぶち殺す!」シュバッ
一方通行「熱膨張って知ってるか!?」シュビッ
御坂妹「熱膨張って知ってるか!?」シュビッ
結標「……」
ごめんなさい、まったくの別人です。
あまりにも好きすぎてゲスト出演させてしまいました。
やばかったら無かった事に・・・
登場人物としては一方さん達も出したいですが、話は基本的に別物になると思います。
ありがとう。では続けます。
一方通行「そげぶ……ン?」
結標「……」
御坂妹「……」
一方通行「……ァ、むすj」
結標「すみません失礼しましたー」
ザッザッザッザッザッ……
一方通行「ちょっと待てコラァ!逃げンな逃げンなァ!」
結標「というわけで……」
結標(ううっ、なんで私こんな恥ずかしい話してんのよ。しかもよりによって一方通行って!)
一方通行「ほゥほゥ、で、テメェは三下を探して彷徨してたってわけかァ」
結標「うん……」コクリ
一方通行(へェ、コイツ案外ミーハーなンだなァ。土御門と海原に教えて3人でからかってやるかァ)
一方通行「で、三下に会うために俺のツテを頼ってきたと」
結標「……」コクリ(そんなわけないでしょアンタがあんな紛らわしいことしてるから……)
一方通行「はァー、甘ェなァ」
結標「なっ!?」
一方通行「ショコラテみたいに甘ェぜェ、結標さン!」
御坂妹「このセロリさんの上条当麻への情熱は激烈にして他を寄せ付けぬものがあります、
とミサカは今までの会話からハブられていた恨みをこめて話の腰を折ってやります」
一方通行「あァ?今セロリっつったなァ死にてェのかァ?」
御坂妹「あっ、あんなところにスーパーの袋を両手に持った上条当麻が、とミサカはいかにもありそうな冗談で釣t」
一方通行・結標「「えっ、どこどこ!?」」
御坂妹「セロリはまだしもツインテまで釣れるとは、とミサカは2人の反応に驚きを隠しきれません」
今日のところはここまでで。
また明日続きを書きます。ではでは。
続き投下します。
―――――――
ジーッ……カシャカシャ……
土御門「うひょー!あのロリコンの隠れた生態を見られると思ったら
まさか淡希まで来るとはのう。こりゃいいものが見られそうだにゃー」ガサガサ
海原「自分は決して美琴さんと瓜二つの妹さんにつられてここに来たわけではありませんから!
自分はこのシスコンに仕事と騙されて来たわけで。むしろ美琴さんの妹を守るためにいるわけで!」ガサゴソ
土御門「ビデオカメラ持参した時点でお前も共犯ぜよ」
海原「クソッ!樹上じゃ枝が邪魔で美琴さんの御姿が全部収まらない!クソッ!」
土御門「なんだかんだ言ってこの変態、ノリノリである、にゃー」
一方通行「……それでよォ、三下は俺にこう叫んだンだ。
『歯を食いしばれよ最強(さいじゃく)――俺の最弱(さいきょう)はちっとばっか響くぞ』ってなァ」
結標「かっこいい……」パァァッ
一方通行「あれから俺ァ三下のことを認めるようになった。”そげぶ”に憧れるようになった。
けどよォ、憧れだけじゃァいけねェって、またアイツに気付かされたンだなァ」
結標「ぜひ詳しく聞きたいわ!」
御坂妹「いくら上条当麻の話題とはいえ、心の友のはずのミサカをないがしろに
二人で会話に花を咲かせるのは心外です、とミサカは独り寂しくそげぶの練習にいそしみます」シュビシュハ
海原「一方通行と結標、随分楽しそうに話してますね」
土御門「こうして見るとあの2人、なかなかお似合いなんだにゃー」
海原「美琴さんの妹が完全に空気と化していて見るに耐えません」
土御門「2人の世界ができてるにゃー」
海原「あいつら付き合っちゃえばいいのに……」
土御門「惜しむらくは話題の中心があのカミやんってとこぜよ……」
土御門「ところで海原よ、俺達も見られてる気がするのは気のせいかにゃー?」
海原「さあ、何のことでしょう?」
ソゲブ!ソゲブ!ネボシ!ネボシ!
海原「ああっ、美琴さんにロリコンが手取り足取りなんかやってる!待っていて下さい、自分が今助k」
土御門「待て待て、こんなところでトラなんとか振り回すなストーカー」
海原「お兄ちゃんどいて!あいつ殺せない!」
土御門「(ちょっ、あんまり騒ぐな馬鹿が!バレたら殺されるのは俺達ぜよ!てかあれ第3位じゃねぇだろ)」
ジタバタガサガサ……メキメキボキッ!!
土・海((/(^o^)\ナンテコッタイ))
ドサドサッ!!
御坂妹「木の上から何か落ちてきたようですね、とミサカはゴーグルで生体電流を検知してみます」
一方通行「なンなンですかァ?生体電流ってこたァまた俺を狙ってクズでも来たのかェ?」
結標「あら、さっきまで抱いてた子猫がいないわ(そういえばあの子猫ってオスだったのかしら?)」
一方通行「あァ、じゃァ今のは猫が木から落ちた音かァ?随分大きな音だったけどよォ」
御坂妹「いえ、その子猫とやらはミサカの腕の中で大人しく抱かれています、とミサカはすかさず指摘しま( `ΦдΦ)フーッ!」
「ンニ゙ャーッ」フーッ!フーッ!
結標「全然大人しくないじゃない、まるで猫同士のケンカだわ」
一方通行「てェこたァもう確認する必要はねェなァ、そこのお2人さン」
土・海「「!?」」ビクゥッ!
ガサガサプハーッ
土御門「すまない一方通行。黙って見ていたことは謝るぜよ」
海原「自分からも弁明させて下さい。もしあなたが不穏な活動をしていたなら”グループ”にとっては一大事だったんです。
しかしまさか第1位の一方通行がそげ……ブフォッ」
土御門「たしかにブフッ……そげブフッの練習をブフォッ……くくく……ふ、腹筋が壊れそうだにゃー」ゲラゲラ
結標(えっ、それってまさか私が語ったそげぶ愛もアイツらに聞かれてたってこと!?まじありえないんだけど)
一方通行「あァン?三下を馬鹿にするたァ、テメェら死にてェのか!?」
海原「待って下さい、我々には写真と映像というまぎれもない証拠があります。ですからここは穏便に……」
結標(うわぁ……写真に映像って……もう死にたいよ……)ガクッ
一方通行「ほゥ、これまでの一部始終は記録済みってかァ」カチッ
土御門「まあまあ、とりあえず落ち着くぜよ……って何チョーカーのスイッチ入れてるんですかにゃー?」ガクブル
一方通行「写真?映像?テメェらそれで脅してるつもりですかァ?
その程度でこの俺のそげぶ愛に勝てるって思ってやがるンなら……」
土・海((コレハマサカノ……))
一方通行「まずはその幻想を、ぶち殺す!!」バキィッ!!
土・海((ソゲブキター!))
ドギャーン!!
というわけで今日はここまでです。
また明日には続きを投稿するつもり。
ガサガサッ
ミサカ17600(師匠、あなたの勇姿はしかと見届けました、とミサカはひそかに殉職者を弔います。南無)
結標「なんだか面倒なことになってきたわね。覗き2人はロリコンが処理してくれそうだし、私は退散しようかしら」
ザッ……
土御門「よう、結標」
結標「なっ!?あなたまさk……うわぁ」
土御門「どうしt……ごぶはっ」ブシュッビチャッ
結標「あなた、穴という穴から血ィ噴き出してるわよ……って海原はどうしたのよ」
土御門「いやー、ベクトル変換でちょっと血流いじくられちゃったかにゃー。
アイツは今意識保ったまま化けの皮剥がされてるとこぜよ」
結標「一通さんパネェっす」
土御門「なあ結標よ、お前はどうしてカミやんに近づかんとする?」
結標「それは……」
土御門「表の世界への羨望か、アイツの生き様への憧れか……それとも恋か?」
結標「……」
土御門「答えるつもりはない。いや答えは出ていない、か」
結標「土御門、私は!」
土御門「いや、無理に答えんでいい。じゃあ視点を変えて別の質問といこう」
土御門「お前には、打ち捨てたい幻想がある。違うか?」
結標「それは!!」ドクンッ!
土御門「人質になった仲間、暗部の逃れられぬ束縛、偽りの関係」
結標「やめろ土御門……」
土御門「自分にはどうにもできないその幻想を、カミやんにブッ壊してほしかった……」
結標「やめろと言っている!!」ガッ
土御門「悪ぃ、言い過ぎた。だからその腕を離してくれ」
結標「っ……ごめんなさい」スッ
話が進まない・・・寝るぽ
なんかセリフおかしかったしちょっと手直ししておきます。
原作ちゃんと読んでないと難しいなぁ・・・
―――――
土御門「お前には、打ち捨てたい幻想がある。違うか?」
結標「それは!!」ドクンッ!
土御門「人質になった少年達、暗部の逃れられぬ束縛、偽りの仲間」
結標「やめて土御門……」
土御門「自分にはどうにもできないその幻想を、カミやんにブッ壊してほしかった……」
結標「やめろって言ってんのよ!!」ガッ
土御門「悪ぃ、言い過ぎた。だからその手、離してくれねえか」
結標「っ……ごめんなさい」スッ
結標「情けないわね……」
土御門「ああ」
結標「今まで都市の暗部で死線をいくつもくぐり抜けてきたわ。ここが私の居場所だと思ってた。
でもいつの間にかこんなに雁字搦めになっていたのね」
土御門「お前はいろいろと抱え込みすぎなんだにゃー」
結標「でも私、今でもたまに思うの。どうして私はこんな力を持ってしまったのかしら。
どうして周りを巻き込みながら暗部に落ちてまで生きているのかしら。
いっそ、すべて投げ出して陽の当る道を歩けたら、って。」
土御門「陽の当たる道か。俺はその気持ち、分からんでもないけどにゃー」
結標「今日のあんた、らしくないわね」
土御門「俺達は都市の暗部で動く悪党、いわば負の存在ぜよ。手を血で汚し、泥水を啜り、地を這いつくばって必死に生きてきた。だけどカミやんは違う。光射す明るい世界の人間だ。まっとうに生き、正義をその手に掲げ、信念のままにボロボロになりながら人助けしてやがる。無能力者のくせによ。俺達にゃそんな生き方はできないだろう?でもよ、俺達だって変わることはできるんだぜ。一方通行を見てみな。カミやんと、それから打ち止めと出会ってアイツは変わった。ふざけてるようにしか見えないが、アイツはカミやんの真っ直ぐな生き方を全力で応援しているんだ。自ら暗部に堕ちて、悪党にまでなってでもな。ヒーローとヒール、立場は正反対だが、命をかけて守りたいものがあることは同じぜよ。きっとココロの中に、壊しちゃいけない守りたい”幻想(ユメ)”ってのがあるんだにゃ。そんな男に惹かれることの一体何がおかしい?」
土御門「なあ結標、お前もあるんじゃねえのか?自分だけの”幻想(ユメ)”がよ……」
結標「土御門……あなた……」ウルッ
……ジジーッ
結標「シリアスに浸りながらカメラ回すのやめてくれるかしら?腹の中に転移させるわよ」
土御門「ところで結標、なぜかここに某男子中学の偽造パスがあるわけだが……」
結標「監督!私、脱ぎます!」
結標「土御門」
土御門「なんだい?」
結標「ありがとう。ちょっと気が楽になったわ」
土御門「……そうかい」
結標「私、そろそろ行くね」
土御門「結標、ひとつ忠告しておく。お前の気持ちが憧れなのか恋愛感情なのかは知らんが、
カミやんを狙っとるライバルは多いぜよ」
結標「あら、でも上条当麻ってもう高校生でしょ?どうして??」
土御門「えっ」
一方通行「えっ」
結標「えっ」
一方通行「あっ、すいませン」
ああ、そういうことかww
>>76
わかりにくくてごめんなさい
土御門「いやー、流石ガチショタは考え方が違うにゃー」
結標「ショ、ショタコンちゃうわっ!!さっきのはただの勘違いだもの!」
一方通行「言い訳するほど怪しくなるンだぜ?」
結標「あっ、なんで一方通行が話に加わってるのよ!そういえば海原は?」
一方通行(逃げたなァ)
土御門(逃げやがったにゃー)
一方通行「あ、海原ってコレのことかァ?」ビローン
結標「ぎゃあああ!!う、海原の顔がああああっ!!!」
土御門「それはアイツが魔術で作った擬態用の皮膚だにゃー」
エツァリ「自分は……ここにいます……」
結標「どうして顔隠してるのよ?ま、まさか皮膚剥がされてグロ画像に……」ガクブル
エツァリ「いえ、素顔を晒すのが、は、恥ずかしくて」
結標「なに?よっぽどブサイクなの?水くさいわね、私はそんなこと気にしないわよ」
一方通行「……」ニヤニヤ
土御門「……」ニヤニヤ
エツァリ(お前ら……っ!!)
結標「ほら、いいから見せなさいってばー」ガバッ
エツァリ「うわあああっ」
結標「あら……」
結標「結構……可愛いかも」ジュルリ
エツァリ「ひいぃっ!?」ゾワワッ
エツァリ「じ、自分の初めては美琴さんに捧げるんです!!」シュダダッ
結標「ちょっ、待ってー!」
結標「何よ、全速力で逃げることないじゃない」ハァハァ
土御門「いやあれは正しい判断だったにゃー」
一方通行「俺すら危機感覚えたからなァ」
結標「でも海原の素顔が褐色肌の美少年だったなんて予想外だわぁ」キラキラ
土御門「マズイ、こいつ目がマジになってるぜよ」
一方通行「海原にはしばらく任務休めって連絡しとくかァ」
結標「別に取って食おうってわけじゃないわよ。ただちょっと……お姉さんにも味見させて欲しかったなーなんて」
一方・土「……」ズザザッ
結標「じょ、冗談よ!本気で後ずさりとかやめて!」
そろそろ上条さん出さないとまずいかな?
おれ的にまだ引きずったっていい
あわきんSSあんま見たことないし
>>85
じゃあこの調子で書いていきますね。
結標「もう、ショタショタうっさいての!どいつもこいつもロリコンのくせに自分のこと棚にあげて……」
結標「あーあ、せっかく土御門がいたのに上条当麻の居場所聞きそびれちゃったわ」
結標(いつの間にかもう暗くなってるわね……お腹すいた)
―セブンスマート
結標(お弁当でも買って帰ろうかしら。小萌はきっとタバコとビールばっかりだろうし)
ウォォォォォッ!ブタハツブセーッ!
結標「なんだか騒がしいわね。弁当コーナーのほうかしら?」
ジャッジメントデスノー!マーボードーフー!!
結標(スーパーが戦場になっている……だと!?)
結標(結局弁当買えなかったし。というかあそこはまるで異界ね……一歩でも踏み入れば戻ってこれなかったわ)トボトボ
チンピラA「ねえそこのお嬢さん、ひとり?俺達と一緒に遊ばない?」
結標「えっ、私ですか?(これは……)」
チンピラB「もう最終下校時刻、過ぎてるぜ?こんなとこいちゃ危ないよー、俺達みたいなのに絡まれるから!」ゲラゲラ
結標「や、やめてくださいっ(使えるかも!)」
チンピラC「てか君エロいカッコしてるよね、もしかして俺達のこと誘ってるとか!」
結標「きゃーっ、助けてーっ!」
???「おいお前ら」
チンピラA「なんだテメェは?」
結標(こ・れ・は!上条さんキター!?)
???「寄ってたかって女の子襲うたァ……」
チンピラB「うっせえな!邪魔すんな消えろy……ぐはぁっ!」ドサッ
結標(計 画 通 り!)
一方通行「一体なンなンですかァ?」
結標(ま た お 前 か)
どうしてこうなった
結標(もう、どうしてどこ行っても一方通行が出てくるのよ!)
オラオラソゲブソゲブゥ!!
結標(とりあえずここは戦略的撤退だわ)ヒュン!
チンピラA「テメェ……調子乗りやがっtげふっ」
チンピラC「クソッ、さっきの女人質にしてやる……っていねえ!」
一方通行「あァン?人質ィ?そンなもンでこの一方通行様をどうこうできるって思ってンなら……」
一方通行「その(以下略)!!」
チンピラ共「サーセンっしたー!!」
結標(かわいいおとこのこいないかなー)トボトボ
チンピラA(小5)「ねえそこのお嬢さん、ひとり?俺達と一緒に遊ばない?」
結標「えっ、私ですか?(ジュルリ)」
チンピラB(小6)「もう最終下校時刻、過ぎてるぜ?こんなとこいちゃ危ないよー、俺達みたいなのに絡まれるから!」ゲラゲラ
結標「や、やめてくださいっ(棒読み)」
チンピラC(小4)「てか君エロいカッコしてるよね、もしかして俺達のこと誘ってるとか!」
結標「きゃーっ、助けてーっ!(迫真)」
朝っぱらからこっそり投下っと
続きは2日後くらいになるかもです
―――――
結標「はぁーっ」ガクッ
結標「なんだか踏んだり蹴ったりだわ。てか一方通行出てきすぎっていう」
結標「今日のところは引き上げますか。ジュースでも飲んでから帰ろうっと!」
???「君、第1位の一方通行と面識があるみたいだね」
結標「誰?私に何か用かしら?」
結標(おかしい、誰もいないわ)
???「ちょっと彼をここに呼んで欲しくてさ」
結標(誰もいないんじゃなくて姿が見えないんだわ。光学操作系の能力者?)
???「まあそこのベンチにでも掛けてくれよ。ほら、ここにジュースもあるし」カパッ
結標(えっ、どうしてこんな所に冷蔵庫なんかあるの!?)
結標「ええ、ありがとう……(敵の可能性もある。ひとまず様子を見るのがよさそうね)」
結標「ところで、あなたどこにいるの?できれば姿を見せてくれないかしら」
ていとう庫「何を言ってるんだ?俺はずっとここにいるじゃないか」
結標「!?」ゾゾッ
結標(れ、冷蔵庫が喋ってるわ!なにこれこわい!)
再開します。
もうちょっとしたらガチバトル突入の予定。
気まぐれで地の文で書いてます・・・
ていとう庫「あー悪い悪い、驚かせちまったかな?これでも一応人間なんだぜ?」
結標(お、落ち着けあわき!素数を数えるんだ!)ドキドキ
結標「あ、あなた、一方通行に会いたいのよね?どうして私に声をかけたのかしら」
ていとう庫「……決まってるだろう。結標淡希、君が”グループ”の一人だからだよ」
結標「!!」ヒュン!ガンッ!
ていとう庫「っつ!!痛いじゃないか。いきなり座標転移だなんてさ」
ていとう庫「でも、最大距離まで飛ばさなかったのは失敗だったなぁ……」
ブワッ!!
結標「冷蔵庫から白い翼が!?」
ていとう庫「これは君の甘さが招いた結果だぜ。ちょっと手荒にやるけど恨むなよ」
結標(やばいやばいやばいやばい!!今すぐ逃げろって本能が言ってる!!)
ヒュン!ドサッ!
結標「あれ……私の足……なんで落ちてるの……?」
ていとう庫「危ない危ない。逃げられちゃ釣り餌の意味がないじゃないか」
結標「いやあああああああああああああっ!!!痛い熱いイタイアツイ!!!」
ていとう庫「相手が悪かったね座標移動サン。俺は垣根帝督、学園都市第2位の能力者だ。君も知ってるだろう?」
結標「ぐっ……痛みで演算が、できないっ!出血が……っ」ドクンドクン
ていとう庫「さて、じゃあ一方通行を呼んでもらおうか。君には関係ないけど、彼には積もり積もった恨みがあるんでね」
結標「そんな……こと、したら……あんたは」ハァハァ
ていとう庫「勿論、俺は一方通行を殺しにきたんだぜ。さあ、泣き叫んで彼に助けを求めるんだ。『助けてーっ!』ってね」クヒヒ
結標(できるわけないわ!1対1ならまだしも、手負いの私がそばにいたらアイツは全力で戦えない!)
ていとう庫「ったく、何もできねえんだったら潰して撒き餌にするぞ?」
あわ/きん…
来い…………………………最弱(さいきょう)!!
読みにくかったらご指摘お願いします
―――――
ドサッ
力なくアスファルトに身を任せたビニール袋から、買ったばかりの卵パックやキャベツがこぼれ落ちる。
「おいおい……何がどうなってんだこりゃ!?」
そこで少年が目にしたのは、およそ日常の公園では起こりえない光景。
しかし彼はすぐに察した。それが幾度となく経験してきたコト、すなわち死闘と呼ばれるものであると。
いや、闘いと言うには語弊があるかもしれない。
なぜならそこには血を流す敗者はあれども、勝者と呼ぶべき”人間”がいなかったからだ。
まず目に映ったのは少女。しかも両脚を断たれ、鮮血を流し苦しむ姿。
そして……まるで彼女に対峙するかのようにぽつん、と置かれた一台の冷蔵庫。
あまりにシュールな光景。あまりに惨い光景。
しかしその不可解さなどかなぐり捨て、少年は迷わず駆けた。
どく、どく、どくと拍動が体中に響き渡る。
それとは対照的に外からの音は遠のき、視界が徐々に霞んでゆく。
激痛と出血で飛びそうになる意識の中、結標は脇目もふらず駆け寄ってくる少年の姿を見た。
「あれは、ぐっ!」
身を捩るとさらなる痛みが神経を撫で、まともに声が上げられない。
「なんだ一般人が寄ってきやがったか?いや……お前の知っている人間みたいだなぁ。仲間か?」
ああ、ずっと探し続けていた彼との邂逅。でもそれがこのような形になるだなんて。
上条当麻。憧れの存在。なんの超能力も魔術も持たず、人助けのために身一つで死地に飛び込むヒーロー。
そこに一切の嘘がないことを少女は今その目で識った。
「おい、大丈夫か!?生きてるか!?」
まるでスプラッタ映画のような光景だった。
少女の両脚は膝下からバッサリ切り落とされ、分かたれた先端は人形のそれのように転がっている。
出血を抑えようと断面を押さえ込む指の隙間からはとめどなく血が溢れでている。
その手に込められた力強さが、いまだ少女が生への希望を捨てていないことを示していた。
「かみじょう……とう……」
「しっかりしろ!今すぐ救急車呼ぶからな!」
少年にできることは多くはなかった。
彼は着ていたYシャツでおもむろに少女の膝上を縛ると、焦りに震える手でポケットにある携帯を引っ掴んだ。
ギュン!
眼前で、握り締めていた携帯の上半分が吹っ飛んだ。
「いけないぜ、勝手なことしちゃ。俺は今彼女が必要なんだよ」
誰かに似せた、でもどこか無機質な声は背後の冷蔵庫から響いていた。
少年の携帯を砕いた、そして少女の脚を奪った白い翼の主である。
「まさか、こんな……」
「何度も言うのは嫌なんだけどなあ。俺、これでも人間だから」
まるで肩を落とすかのような口調で垣根帝督は喋った。
おそらく名乗れば多くの者が戦慄しただろう。学園都市第2位という名声に。
しかし名乗られずとも、そのさまが相応たる力の証であることを少年は感じていた。
ゴバァ!
6枚の白い翼が展開される。
「とりあえずそこ、どけよ」
と、その片翼が少年を襲った。
パキィン!
翼は刃のごとく迫ったが、少年の振りかざした右手に触れるやいなや霧散してしまった。
「どういうことだ!?」
白い箱が、それ以上に白い片翼をふたたび少年へと突き立てる。しかし。
パキィン!
「これは……貴様、幻想殺しか!」
. ミ\
. ミ \
. ミ \
. ミ \
. ミ \ /|
.. ミ _______ |ミ
.. \ i´ ̄ ̄ ̄`ii i /
ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| [_!! |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡 < これは……貴様、幻想殺しか!
.. ミ |========|{ | 彡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ | || | ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.. / /| [_!! !.\ |ミ
.. / / | || ! \
.. / │ !________jj__j │
.. / /│ ミ 彡 │
.. 彡 / │ ミ 彡 │
.. 彡/ │ ミ 彡 │
\ ミ 彡 /
\ミ 彡/
>>131
ちょwwwwwwww翼wwwwwwww
「アハハハハハッ!!」
電子音の混じった耳障りな笑い声が響く。
「まさかこんなところであの幻想殺しに会えるとはなぁ!一度戦ってみたかった!けどな……」
ばさり、と翼がはためく。
「悪いが今日の俺は一方通行に用があるんだ。テメェはさっさと消えろ」
舞い散る羽根があまたの刃となり、容赦なく少年を襲った。
「一方通行だと!?」
パキン!パキン!
少年は少女をかばうように右手で羽根をなぎ払う。その周囲にはいくつもの傷跡が刻み込まれてゆく。
「ああそうさ。だからソイツを釣り餌にするつもりだったんだけどなぁ」
「だめよ!」
身を縮め、横たわっていた少女の目が見開かれる。
「私がいたら……アク、一方通行は戦えな……っ!」
ギリッ、少女は歯をくいしばる。
彼女は、自分が人質となっている今、全力で戦えない彼に助けは求められない。
……そう思っていた。
「今すぐ一方通行を呼んでくれ!」
予想していなかった少年からの叫び。
吹きすさぶ烈風と白い羽が、少年達の周囲をズタズタに切り裂いてゆく。
「はや……にげ……」
「駄目だ、アイツが来るまでは!早くしろ!」
ぞり、ぞり、ぞり
「ぐああっ!」
血しぶきが飛び散る。右手で消しきれなかった羽根が、少年の二の腕、背中、太腿の肉を削っているのだ。
どうして?どうしてこの少年はここまでして私を守るのか。どうしてこの少年は、ここまで信頼するのか。
かつて、死闘を演じた相手を。
イン「おなかがすいたんだよ!」
ていとーこ「……!(カニバとかマジワロエナイ)」
むしゃむしゃ
れいぞーこ「」カラッポ
>>213
ダークといいつつメルヘンな件
―――――
どろり、と黒いモノが流れ出し、一方通行の意識を侵食してゆく。
頭が割れるように痛い。まるで左右の脳が切り分けられるような。
(垣根ェ!そンなに死にてェなら今すぐ殺してやらァ!)
ずっと何かの為に耐えてきたはずだった。が、もうどうでもよかった。
今すぐ垣根をブチ殺せば芳川や結標は助かる。もし俺が暴走しても三下がどうにかするだろう。それで、すべての片がつく。
「オオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」
何かが脳を割って突き出る感覚とともに、一方通行の背中からどす黒い物質が噴出する。
月のない夜空をもっと黒い闇が塗り潰し、『こことは違う世界における有機』たる彼の翼が発現した。
「黒い翼か!愉しい宴の始まりだ!」
ガキィン!!
白い翼が黒い翼を切り裂き、白い翼を黒い翼が打ち砕く。
大地を衝撃波が貫き、溶融した岩盤が荒波のごとく爆ぜた。
垣根と一方通行、二人の血煙が乱れ咲き、二対の翼が狂鳴する。
「そうだ、この高翌揚感!この痛み!最高だッ!」
その時だった。
>「黒い翼か!愉しい宴の始まりだ!」
>「そうだ、この高翌揚感!この痛み!最高だッ!」
セリフはかっこいいんだがこれ言ってるの冷蔵庫なんだよな
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
「鬱陶しい小細工を!クソッ、離れやがれ!」
6枚の翼は岩石に拘束されてもなおそれに抗い、白い刃を噴き出して鎖縛を削る。
しかしそれは大地から絶え間なく湧き上がり、翼に新たなるツタを次々這わせてゆく。
「垣根ェ、テメェのことは絶対に許さねェからな、とっておきをプレゼントしてやらァ!」
一方通行はおもむろに、目に見えない何かを手繰り寄せた。
背後からの突風とともに宙に浮いた数本の鉄骨の構造材が招かれると、一方通行の前に静止した。
「おい三下、今何時だァ?」
「何時?午後9時20分を回ったとこだけど」
不敵な笑みに口角が釣り上がり、真っ赤な口内が見え隠れしている。
「1、2分時間戻しとけ。今日はいつもより長ェ1日になるからよォ」
「ッ!!!」
一方通行が軽く腕を振り払うと、鉄骨は彼の前で整然と並んだ。
その先端は、言うまでもなく動けぬ家電を見据えている。
「くひひひっ、お察しの通りだぜェ。地球の自転エネルギーをすこォーし拝借してコイツを飛ばすンだよ!」
一方通行は鉄鋼の槍を支えていた気流を一息に振りほどいた。
「さァ……歯ァ食いしばれよ格下ァ!俺の”最強”はちィとばっか響くぞってなァッ!!」
ガクン!とマリオネットの糸が切れるように浮いていた鉄骨が沈み込む。
その瞬間、神速の槍が解き放たれた。
轟音。いや、硬質の壁となった大気が積層セラミックをビリビリと震わせる。
迫り来る衝撃波によって目に映る景色が歪む。
闘いは最高潮とともに終結を迎えた。
「ああ……愉しかったぜ一方通行……まるで、生きてるみたいだった……」
瞬間、彼の知覚デバイスは全ての機能を失った。
地球の運動エネルギーを取り込んだ一方通行の”とっておき”のそれは、
凄まじい衝撃波によって大気を切り裂き、大地を抉りそして……
垣根の白い直方体を寸分の狂いなく正確に、『掠めた』。
核爆発にも耐えたはずの彼の装甲は、直撃を免れながらも容易に剥ぎ取られてしまった。
標的を見失った槍は大気との摩擦熱によって輝線を描きながら、成層圏の彼方へと消え去った。
莫大な運動エネルギーの塊は周囲に凄まじい衝撃波を放ち、広場には数条の塹壕が刻まれた。
一方通行が弾道の操作を誤っていれば、鉄骨が蒸発してなくなる十数km先までは街に戦禍のごとき爪痕を残しただろう。
果たして、そこに残されたのは過去形となった冷蔵庫、もとい垣根帝督の筐体。
今はもはや単なるスクラップと化し、槍の軌道上に彗星の尾のごとく精密部品の断片をまき散らしていた
……しかしその中に紛れこんだ異物。
ブチ撒けられた培養液に浸かった、ピンクや鮮やかな赤色の肉塊。垣根自身の僅かな生身。
しかし、それはなおもピクピクと微動し、生あることを主張していたのだ。
「あァ、冥土返しか。俺だァ。こっちに救急を回してくれ」
『はぁ……オペ中に電話を掛けてくるとは非常識すぎるね君は。で、患者は何人だね?』
「仕事増やしてやってンだァ、感謝しろっての。こっちはケガ人”3名”、うち1人は急患だ」
「それからよォ……妹達の培養槽を1基、フルスペックのを再起動してくれ。大至急だァ」
ということでバトル編は終了です。
また前みたく地の文なしで続ける予定。
―――――
カツ、カツ、カツ、カツ……
ていとう庫「……」ピクピク
一方通行「ったくゥ、ざまあねェなァ、格下サンよォ」
ていとう庫「ふっ、完敗だったぜ」
一方通行「しっかしよォ、テメェの箱の中がこンなだったとはなァ」
一方通行「ドロドロの培養液に浸かった肉塊なンて、ブザマなこったァ」ツンツン
ていとう庫「ひぐぅ!……や、やめろっ!」ビクッ
一方通行「ぎゃははっ!内臓に直接触れられる気分はどうだァ?」ナデナデ
ていとう庫「うぜぇやめろ死ねクソッタレ!!」ビクビクッ
一方通行「チッ、いくらなンでもひでェ言い草だなァ」
ていとう庫「……」ハァハァ
一方通行「ところでテメェ、腹減ってねェかァ?」
ていとう庫「いやこの体で腹空くとかありえねぇよ……き、気遣いはありがたいが」
一方通行「俺空腹で死にそうなンだよなァ……あー肉食いてェ肉ゥ」
ていとう庫「んなこと知らねえし……て、てかこっちくんな顔近ぇ!」
一方通行(僅かっつっても20kgくらいはあるよなァ……これならあのシスターも満足するンじゃね?)
ていとう庫「な、何ブツブツ言ってんだよ(くぅっ!奴の息が当たって……!)」
一方通行「あーもゥ我慢できねェ、よし決めた!」クチュ……
ていとう庫「きゃん!……えっ、ま、まさか///」
一方通行「こンな新鮮な肉ゲットできたンだしィ、ここは焼肉パーリィと洒落込もうかァ!!」グチュグチュプシャー!!
ていとう庫「な、庫内(なか)弄っちゃらめえええええっ!!」ビクンビクン!!
ピーピーピー
一方通行「あ、バッテリー切れt……くぁwせdrftgyふじこlp」パタッ
ていとう庫「……」
コンコン
冥土「入るよ」ガラッ
冥土「気分はどうだね?」
一方「悪くねェ」
冥土「それは良かった」
一方「俺のことはいいンだよ。で……」
冥土「問題ないね。上条君は切り傷だらけだが君より軽い。結標さんもオペが終わって今は寝ているよ」
一方「ンなこたァ分かってる。アイツはどうなった」
冥土「君が2度も殺しそこねた相手は気になるかね」
一方「ッ!!」
冥土「冗談だよ。彼は培養槽の中で生きている。今は芳川先生が管理されているよ」
一方「……そうか」ハァ
冥土「正直、五分五分だと思っていたよ」
一方「あァン?何がだ?」
冥土「彼のことだよ。生きているか、殺されているかね」
一方「……」
冥土「後悔しているのかね?彼を生かしたことを」
一方「アイツの、いや俺のせいで結標は……」
冥土「そうだね。これは君が招いたことだ」
一方「あァ……」
冥土「……だけど、君は2人も助けた。それは誇っていいことだと思うがね?
これは君にしかできなかったことだよ。勿論私にも、そしてあの右手の彼にもできないことだ」
一方「くっだらねェ。一人や二人助けたところでどうこうできる闇じゃねェよ」
冥土「ふむ。君はそう考えているかもしれないが……」
ガラッ!
打ち止め「一方通行ぁー!ってミサカはミサカはあなたの名前を呼びつつベッドにダイブしてみたり!」バフッ
一方「ぐえっ!」
黄泉川「大丈夫か!?心配したじゃんよ!」
芳川「無事に済んだようで安心したわ」
打ち止め「ミサカもすごーく心配したんだからーってミサカはミサカは今の気持ちを体で表現してみたり!」ギュッ
一方「うわっ、抱きつくなクソガキ!つゥかデコも押し付けんな!」グリグリ
冥土「……私にはとてもそうは見えないけどね」
―――――
シリアスパート書き終わったら気が抜けた。
というかいつの間にか一方さんばっかりにwwあわきんどこいったwwww
また今度続き書きます。誰かセリフメインでもgdgdにならない方法教えてくだしあ・・・
, <  ̄ 、
/ ヽ
/ 丶
' i
′ , !
/ / 二≠z 斗 リ
/ ///V弋チ7ヘ tィ 乂
/// ィ ヽ/ 〈 ヘ从ソ
//∧ ィヽ 、 _'/ /
┌イィ彡//≠ >、 ̄ イ─‐┐
l (ノ `^i ) l
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) `ー''"´ ̄ ̄ / | M A T T E R || \  ̄` ー‐'´ (_
とニ二ゝソ____/ | || \____(、,二つ
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最近好きなssが更新されない(´・ω・`)
>>258
ちょいちょい書いてはいるんだけど筆が進まないんですスマソ
晩に少し書き溜めた分投下します。
――冥土返しの病院
カツ、カツ、カツ……
結標「ん?」
一方「入るぞォ」ガラッ
結標「っ!ちょっと、部屋に入るときはノックくらいしなさいよ!」
一方「めンどくせェ」ガラッ、ストン
結標「ぐぬぅ……」
一方「で、脚の状態はどうなンだ」
結標「あの医者いったい何者? バッサリいったはずなのに傷跡も残さずくっついてるわよ」
一方「そうか。安心したぜ」
結標「で、わざわざそんなこと聞きにきたわけ?」
一方「ンなわけねェよ。なンつーか、あれだ」
結標「なぁに?煮え切らないわね」
一方「……悪かった」ボソ
結標「えーっと……はい?」
一方「奴が……垣根がお前を襲ったのは俺が原因だァ。関係ねェお前を私闘に巻き込ンじまった。おまけに大怪我まで……だから」
結標「だからこうして謝りに来たってわけ?」
一方「まァ、そうだ」
結標「ねぇ一方通行、ちょっと顔」クイクイ
一方「あン?なンだァ?」
結標「ふんぬっ!!」ドゴオォッ!!
一方「ひでぶっ!?」ガタン!ゴロンゴロンベシャッ
結標「うー痛い痛い。コルク抜きにしとけば良かったわ」
一方「てめェ、へんはうっへるンれすはァ!?(テメェ、喧嘩売ってるンですかァ!?)」ズキンズキン
結標「あんた、私のことナメないでくれる?」
一方「はひ?」
結標「これでも私は学園都市の暗部の人間よ。あなたほどは血に汚れていないけど。
でも今まで何人も消してきたし、いつ自分が殺される側になってもおかしくないって覚悟はできてるつもりよ」
一方「……すまねェ。プライドまで傷つけるつもりはなかった」ショボン
結標「あーもうやりにくいっ!今日のあんた、らしくないわね。頭でも打ったの?」
一方「あァン? 一体何が言いてェンだァ!?」
結標「だーかーら! 私たちの業界じゃ自分の命は自己責任でしょう? あなたの責任どうこうって話じゃないわ。
ついでに、さっきの発言も今殴ったのでおあいこにしてあげる」
一方「結標ェ……」
結標「……それに」
一方「それになンだよ。お前こそハッキリしろっての」
結標「嬉しかった。あのとき『大丈夫だ』って言ってくれたこと」
一方「!!」
一方「あ、あンなもン言葉の綾だっつゥの! それにあのときは三下が……」プイ
結標「そうかもしれないけどー、ってなにそっぽむいてるの?」
一方「なンでもねェよォ!夕日がまぶしいだけだァ」
結標「ほんと今日はおかしいわね」
一方「……いいのかよ、それで」
結標「うん?」
一方「あンときは三下がいてお前は助かった。俺も奴に勝った。けどよォ、次はどうなるか分かンねェぞ」
結標「”次”もきっとまた助けてくれるでしょ?」
一方「なっ、なに言ってンだテメェ!」
結標「冗談よ! ちょっとからかってみただけ。今度はあんなヘマしないし安心してよね」
一方「ったりめェだァ……」
一方(なに言ってンだ……二度とあンな目遭わせるかよォ)
結標「ところで、その上条当麻はどうしてるの?」
一方「あいつも別室で入院してるぜ」
結標「なんですとっ!?」
一方「なンだァ?まだ三下追っかけてやがるのかァ」
結標「だってまだそげぶされてないもん!」
一方「もん!じゃねェよ、くっだらねェ」
結標「知らないの? 彼にそげぶされたらフラグ体質が手に入るのよ? それをいただかない手はないわっ!」キリッ
一方「」
結標「美少年にフラグ立てまくってー、いつか逆ハーレムを作ってやるわっ」ウットリ
一方(駄目だこいつ早くなンとかしないと)
一方「なあ、奴が来たときお前、すぐに俺を呼ばなかったらしいなァ」
結標「ん……それがどうしたの?」ゴロン
一方「あンとき俺が来たとしても、お前を守りながらじゃ垣根に勝てねェのをわかってたンだろ?」
結標「……そうね。あなたは第1位とはいえ制限付き。無敵でもなんでもないわ」フアァー
一方「あァ、その通りだ。最近戦うたびに俺の弱さってのが身に染みる。嫌になってくるぜェ」
一方「人ひとり無事に守れねェ第1位かァ……そンなゴミにいったいなンの意味があるンだろうなァ。
……いや、わりィ。こンなくだらねェ話するつもりじゃなかったって寝てるしィ!?」
結標「……」スースー
一方「チッ、ちゃンと布団かぶンなきゃ風邪ひくだろがァ」ヤレヤレ
一方(一番体力消耗してンのはこいつだからなァ。話聞いて疲れさせちまったか)
一方「いい顔で寝てやがるなァ」ジー
一方「ってなにやってンだか。確かに今日の俺はおかしいぜ。調子狂ってらァ……」
ガラッ……バタン
結標「……」
土御門「よう」
一方「あァン? 土御門じゃねェか。どうしたこンなところで」
土御門「ちとお前に話があるから待ってたんだにゃー」ニヤニヤ
一方「話ィ? てかニヤニヤすンなよきめェぞ」
土御門「いやー、なんだか初々しくていいもんだにゃーと」
一方「いったいなンのことだよ」
土御門「で、だ。本題に入るぜい」
一方(いつものことだけどコイツうぜェ)
土御門「アレイスター学園都市統括理事長様に関する重要な話だ」
一方「っ!?」ピクッ
土御門「彼が”ビーカー”から出た」
一方「なっ、まさかそンな!?」
土御門「本当の話だぜ。彼はビーカーから出てそして、”フラスコ”に入ったそうだ」
一方「ふら……すこ?」
土御門「こう言ったそうだ。『私は”フラスコの中の小人”になる』と」
一方「意味がわかンねェ。詳しく教えろ」
土御門「ハ○レンが来月号で最終回らしい」
一方「なンの話だ」
土御門「アレイスターはひどくショックを受けて『私が”お父様”の跡を継ぐ』と言ってるらしい」
一方「だからなンの話だよ」
土御門「そういうわけで彼はしばらくフラスコに引きこもるそうだ。つまり……しばらく暗部のオシゴトはお休み!
お前は休暇という大義名分のもとで、好きなだけ結標とイチャラブできるわけぜよ!」
一方「話がまったく見えなかったが、テメェが死ぬほど死にたがってることだけはわかったぜェ!」カチッ
土御門「お、落ち着くんだにゃー! さりげにスイッチ入れないでおくれ」
もうそう
一方「いいぜェ。まずはテメェのその腐った幻想をブチ殺す!」
土御門(ソゲブキターッ!!)チュドーン!!
おうふwwwwwwルビ思いっきりずれたorz
幻想(もうそう) です。
書き溜め投下し終わったので今日はここまでです。続きは後日ということで。
ちょっとだけですが投下します。
コンコン
上条「どうぞー」
小萌「入りますですよー」ガラッ
上条「なんと、小萌先生じゃないですか。わざわざお見舞いに来てくださるなんて生徒冥利に尽きますよ」グスッ
小萌「残念でした。今日は上条ちゃんのお見舞いじゃないですよー」
上条「あれれ?」ガクッ
小萌「結標ちゃんのお見舞いに来たんですけどー、なぜか土御門ちゃんに止められて病室に入れませんでした」ションボリ
上条「おのれ土御門め! 小萌先生になんたる仕打ちを!」
小萌「というわけで持ってきたお花と果物、ここに置いておくんでかわりに渡してくださいねー」ニコッ
上条「俺はパシリってことですか……不幸だ」
小萌「仕方ないですよー。先生はこれから学校戻って補習なんですから」
上条「ああ、そっか。俺今日も学校休んじゃいましたね。先生、また補習よろしくお願いします」アハハ...
小萌「……」
上条「先生?」
小萌「上条ちゃん!!」
上条「ひっ!?」ビクッ
小萌「あなたといい結標ちゃんといい、どれだけ先生を心配させれば気が済むんですか!
結標ちゃんは命に関わる大怪我するし、上条ちゃんはことあるごとに事件に首突っ込んでは学校休むし……」
上条「小萌……先生……」
小萌「先生は、先生は……ぐすっ」プルプル
ダキッ!
小萌「はぅっ?」
上条「先生、俺はどこに行ってもちゃんと帰ってきます。授業にも戻ってきます」
小萌「上条ちゃん……」
上条「だから、安心して下さい」
小萌「だめ……です」
上条「へっ?」
小萌「だめです。先生と約束してください。ちゃんと”無事に”帰ってくるって」
上条「……」
小萌「どうしてそこで黙っちゃうんでしょうかねー」ハァー
冥土「それならば、この子の無事は私が保証するね」
小萌「先生」
冥土「君は必ず先生や皆のもとに帰ってくると約束したね。では私は君のどんな怪我や病気でも治してみせよう。
それでよろしいですかね? 先生」
小萌「先生がそうおっしゃるなら……でも私、納得はしてませんからね!」プイッ
小萌「上条ちゃん、退院したら先生とみっちり補習しますから、覚悟しておくんですよ!」ガラッ……バタン
上条「ありがとうございます、先生」
冥土「ふむ、その言葉は彼女に言うべきだね。とっておきなさい」ガラッ……バタン
冥土「よくできた生徒さんをお持ちだ」
小萌「私は優秀な生徒なんていりません。手間がかかる子ほどって言いますし」
冥土「たしかに、あの子にはずいぶんと手をかけてらっしゃるようだね」
小萌「むぅー」
今日はこれだけですスマソ
続きは一応考えてるんで、なるべく早めに書けるよう頑張ります。
復活したから続きなんだよ!
―――――
上条「ふあぁ~」ムクリ
上条「なんだもう夕方じゃないか。いつの間にかぐっすり眠ってたな」
上条「ここ最近、ちゃんとベッドで寝ることなんてなかったもんな。風呂場じゃ熟睡できないし……」
上条「そういえば昨日は1日寝てたし、丸二日家に帰ってないのか」
上条「あれ?二日も……ってそんなに家空けたら大変じゃないか! あいつが野垂れ死にしちまう!」
上条「とりあえず家に電話かけてみるか」
ピピピ……トゥルルルル……
プルルル……プルルル……
モゾモゾッ
「でん、わ?」
「おなか、へって……からだ、うごかないん、だよ……たす、けて、とうま……」グタッ
上条「まずい、出ないぞ!」
上条「そうだ土御門なら気づいてるかもしれない」
ピピピ……トゥルルルル……ガチャ
舞夏『はいはーい、どちらさまですかー?』
上条「その声は舞夏か、俺だ!」
舞夏『オレオレ詐欺しても私の耳は騙せないぞー上条当麻』
上条「冗談はいい!そっちにあいつはいないか?」
舞夏『なんだか穏やかじゃなさそうだね。しかしあいつって言われてもわからないなー』
上条「あいつっていったらイ……くそっ、名前が出てこない!?」
舞夏『そういえばお前ん家の三毛猫預かってるぞー』
上条「おお、そうだスフィンクスだ!良かった、元気にしてるか?」
舞夏『ふふん、勿論だとも。でもこういうときは一言くれないと困るぞー』
上条「悪かったよ。でもまだ戻れそうにないからしばらく頼む。じゃあ」ピッ
上条「ふぅ。これで家のほうは一安心だな。さて、小萌先生から預かってるお見舞をお届けしますか」
インデックスかわいい俺の嫁
>>295
原作全部は読んでないせいかそのキャラ知らないですね
カツカツカツ……
一方「チッ、土御門の奴、変な気回しやがって。俺が結標と? ふざけンなっつーの!」
ドン!
一方「のわっ!」
「きゃっ!」
一方「気ィつけろ! こっちは杖と点滴で両手ふさがってンだぞォ!」
「ご、ごめんなさい! よそ見してて……あ」
一方「あン?……オリジナルじゃねェか」
美琴「一方通行、どうしたのその格好?」
一方「まァ、ちょっとな。あそォだ」
美琴「?」
コンコン
上条「いますかー?」
シーン
上条「返事がないな。いないなら物だけ置いておくか」ガラッ
上条「お邪魔します……おっと」
上条(お休み中のようですね。起こさないようにしなきゃ)ソロリソロリ
上条(果物はこのへんに、花は花瓶につっこんどけばいいかな)コトッ
結標「……」スースー
上条(よく眠ってるなぁ。あの時はこうして見る余裕なかったけど、ちゃんと見たらこの子すごく綺麗じゃん)
上条「おっと、紳士の上条さんにはやましい気持ちなんてこれっぽっちもありませんよ?」
上条「さてと、役目は果たしたし、VIP専用病室(笑)に戻りますか」
結標「ん……あくせられーた……?」トローン
上条「ん? 一方通行がどうかしt……ってちょっとちょっと何してるんですか!?」
結標「……いっちゃだめ」ギュッ
コテッ……スースー
上条(ちょ……いきなり手握られちゃったんですが。もしや一方通行と勘違いされてるんでせうか?)
上条「すみません俺は戻るので手は・な・し・てって離れねえ! なにこの握力?」ギリギリ
上条(個室で女の子と手握ってふたりっきりだと!? これが話に聞く「フラグ」ってやつですか!?)ドキドキ
カツ、カツ、カツ……
トテトテトテトテ……
上条(誰か来たのか?)
一方「わりィなァ、見ての通りこれじゃなンにも持てなくてよォ」
美琴「別にいいわよ。妹達の様子を見にきたついでだし」
上条(一方通行とまさかのビリビリ! 2人ともこっちに来るのか!?)
上条(この状況をビリビリに見られたらなぜか分からないけど非常にマズイ気がする! ふしぎ!)ガクブル
結標「んにゅう……」スヤスヤ
上条(しかし可愛い寝顔だなぁ。手柔らかいしおまけになんかいい匂いも……ってそんな場合じゃない!)
カツ、カツ、カツ……
トテトテトテトテ……
上条「手、離れろ~! そ、そげぶ!」ギリギリ…パッ
上条(離れた!でも今病室出たらアイツらと鉢合わせ……し、仕方ない!)ゴソゴソッ
ガラッ
一方「入るぜ、結標ェ」
美琴「お邪魔しまーす」
一方「チッ、なンだまだ寝てンじゃねェか」
美琴「お花ここに生けておくわね。あら、もう別のがあるわね。誰かしら?」
上条(やっべ、ベッドの下にいるってバレるかも)
今日はここまでです。続きは一応明日か明後日の予定。
といっても少量になりそうですが・・・
――映画鑑賞中
一方「プッ」
結標「シリアスシーンで何笑ってんのよ」
一方「このR2D2っての、ていとくンに似てね?」ブフッ
結標「たしk……いやなに言ってるの失礼じゃない」ププッ
ていとう庫「テメェら、俺のどこがあのポンコツに似てるってんだ? 喧嘩売ってんのか!」
一方「同属ってのは自覚してンだな」
ていとう庫「うっせえ! テメェだってC3-POにそっくりじゃねえか(体型的に」
結標「……」プッ
一方「なンで俺が金ピカ野郎なンですかァ? ぜンっぜン似てねェしィ!」
ていとう庫「俺に常識は通用しねえ」キリッ
一方「大事な部分が抜けてただのアホ発言にしか聞こえねェ」クカカ
結標「じゃあさじゃあさ!」
結標「私はアナキン・スカイウォーカーね! なんか名前似てるし!」ライトブンブン
一方「あわきン・スカイウォーカー……だと……!?」
ていとう庫「寒いぜそのギャグ。俺の庫内より寒い」
一方(でも可愛いから許す)
―――――
こうですかわかりません
読んでくれてる方ありがとう
遅いペースで書いてますがどうぞお付き合いください
べ、べつに雑談くらい勝手にすればいいんだからね!
―30分経過―
一方「――そンで三下がこいつをヘリに運ンだンだァ」
美琴「ふぅーん(ってことはこの人、当麻にだ、だ、だだ、抱っこされたのかしら!?)」
一方「勿論俺がベクトル変換で応急処置したからなンとかなったンだけどよォ」
美琴「へぇー(私も足切断したら当麻が助けに来てだ、だ、だ、抱っこ……お、お姫様だっことかしてもらえるかな///)」カァーッ
一方「……」
美琴「あれっ、どうしたの?」
一方「はァ。そういやお前、三下の見舞いに来たンだったなァ」
美琴「あっ、えっ? いや私は妹達の様子を見に……」
一方「嘘つけェ、バレバレだっつゥの」
―その頃の上条さん―
上条「Zzz...Zzz...」
一方「余計なお世話だろうがよォ、ハッキリ気持ち伝えねェと三下は一生気づかねェぞ?」
美琴「べ、別に、私はアイツがす、す、す、好きとかそんなんじゃないわよっ!///」ドキドキ
一方(コイツのひねくれっぷりも重症だなァ)ヤレヤレ
結標「ん……アクセラレータ?」パチッ
一方「あン? ようやくお目覚めかァ」
美琴「どうもお邪魔してます」
結標「あなたは超電磁砲……久しぶりね」
美琴「ええ」
シーン
結標「……」
美琴「……」
一方「」
一方「おいテメェら!」ガタン!
結標「どうしたのよ?」
一方「どゥしたもこゥしたもねェよ! なンなンですかァ? 二人ともいつまで過去ンこと引きずってやがる!
そりゃァ俺達は殺し合いをしたことだってある。けどよォ、今となっちゃこうして見舞いにも来る仲なンだぜ。
馴れ合う必要はねェ。でもそろそろ前向けってンだ。テメェらはまだなンにも失っちゃいねェンだからよ!」
美琴「……」ポカーン
結標「……ぷっ」
一方「あン?」
結標「ぷわっはははっ! あなたほんとにどうかしてるわ。あははっ、お腹痛いわ~」
一方「えっ、ええっ? なンなンですかァ!?」
美琴「私達、今はそんな蟠りなんてないってば」プププ
結標「もうっ、変な勘違いしないでよね」
美琴「まさか一方通行がこんなに熱い奴だったなんて……アイツかと思ったわ」プププ
一方「てこたァ、俺はとンでもねェ恥晒しを……」カァー
結標「うわ、あなた顔真っ赤じゃない。白いから分かりやすいのね。可愛い~」
美琴「ほんとだ第1位が照れてるわ」カーワーイイー
一方「可愛いだとォ? ふざけンな殺すぞテメェら!」
結標「さっきまで説教してたくせにキレるなばか!」
一方「ぴィ!?」
一方「あーもゥなンでもいいわ」グダー
美琴「そういえば結標さんに用があるんじゃなかったの?」
一方「そォだ忘れてたぜ、クソガキと黄泉川が持ってきた菓子あるから食えよ」ホレ
結標「えっ、ケーキ? あっすごい!」カパッ
美琴「どうしたのこれ? PASTICCERIA MANICAGNIのケーキじゃない」
結標「これが学舎の園でしか買えないと噂の? すごく美味しそう」キラキラ
一方「どこで買ったかなンて聞いてねェよ」
美琴(打ち止めが妹達を使って買わせたのかしら?)
MNWネットワークスレ一覧
1:【病室】上条とセロリとお姉様が同室にいる件【監視中】(722)
2:最近上条派とセロリ派の論争激しくね?(893)
3:上条当麻スレ 213そげぶ目(108)
4:【お前ら】美味しいケーキ屋さん教えて!【ちょっと買ってこい】(116)
5:リアルゲコ太「好きだ」上条「えっ?」(62)
6:ぬこ画像スレ(1001)
.
.
.
800:師匠追悼スレ(1)
801:セロリたんの傷をなめなめしたい(2)
結標「あなたは食べないの? 貰った本人でしょ」
一方「お、俺は甘いもンはいらねェンだよ。ありがたく貰っとけ」プイ
美琴(今一瞬、一方通行に親近感を覚えたわ……どうしてかしら?)
結標「ありがとう! それじゃこの苺のいっただきまーす!」
美琴「……」ジー
一方「黙って見てねェでテメェも食えよ」
美琴「えっ、いいの?」
一方「こンだけあるンだ。一人じゃ食いきれねェだろォが」
美琴「あ、ありがとう。じゃあ私は……」
ワイワイガヤガヤ
上条「んー、よく寝たぁ……あ痛ッ!?」ガツン!
一方・結標・美琴「「「!!??」」」
ゴソゴソ……
上条「あっ、こんにちは……どうも皆さんお揃いで」キリッ(イケメンAA
美琴「な、な、ななななんでアンタがこんな所に!?(まさかずっと話聞いてたの!?)」アタフタ
美琴(それじゃあ一方通行に話してたことも……当麻のことす、す、す、好きとk)プシューバタッ
一方「あ…ありのまま今起こった事を話すぜェ!
『ベッドの下から三下が生えてきた』な…何を言ってるのかわからねェと思うが(ry」
結標「上条……当麻……」
今日のところはこのへんで。続きは来週になると思います。
お待たせしてすいません!
ちょっとだけですが投下します。
一方「おいおい三下ァ、これはいったいなンのマネですかァ?」ガタッ
美琴「そうよ! ま、まさか私たちの話、盗み聞きしてたんじゃないでしょうね!?」バチッ
上条「待つんだ! いや待ってください皆さん、これには話すと長くなる事情がありましてですね」
美琴「じょ、情事!? あ、アンタ入院中の動けない女の子にまま、まさか[ピーーー]なことを……」バチバチッ
上条「紳士な上条さんは断じてやましいことはしてませんから信じてください!」フライングドゲザ!
一方「鈍感なテメェ相手にそンな心配はしてねェから、さっさと説明しやがれェ」
美琴「そ、そんなに溜まってたのなら、わ、私が代わりに……ってわわわわ私なに口走ってんのよあわわわわわわ」ドキドキ
一方「テメェはちょっと黙っとけ!」
結標「あっ、あのっ!」
一方「結標ェ、お前も三下になンか言ったらどうd……」
結標「上条さん、私の幻想をぶち殺してください!」
上条「なんですと?」
結標「私を、殴ってください!」
上条「えっ?」
一方「えっ?」
結標「私は真剣よっ!」カァーッ
一方「!」ドキッ
一方(な、なンで俺がドキドキしてンだよォ!)
美琴(……もしかして私空気?)
上条「殴るって、拳で顔をパンチするってことですよね?」
結標「ええ。その右手で私の幻想をぶち殺して!(そしてあなたのフラグ体質をいただくわ!)」
上条「俺には女の子を殴るなんてふざけた真似できませんよ(この子なにかに思い悩んでるのかな?)」
結標「お願いだから……私の望みを叶えて」ウルッ
上条「ううっ、そこまで言うのなら……」グッ
一方「ちょっと待て三下ァァァァァァァァァッ!!」
上条「なんだよ一方通行」
一方「俺は許さねェぞ。テメェは明るい世界のヒーローなんだ。ヒーローが女の子を殴るなんて許さねェ!」
結標「止めないで」
一方「あン?」
結標「あなたは知ってるはずよ一方通行! 私のそげぶへの熱い想いを!」ギリッ
一方「結標ェ……俺は勘違いしてたみたいだ。お前のそげぶ愛はホンモノだった! 幻想じゃなかったンだ!!」
美琴(あ、あ、あ、愛ってまさか当麻のことをあbbbbbb)
一方「俺はもう止めねェ。三下、あとは頼ンだぜ」
上条「わかった。任せとけ。」
上条「じゃあいくぞ? 歯食いしばるんだぞ!」グッ
結標「ええ!」
一方「……」ジーッ
上条「お前の幻想を……」
一方「……」ジーッ
上条「ぶちこr……ってガン見しすぎだ一方通行」
一方「はっ! おっとすまねェ」
上条「気を取り直して、いくぜ!」グッ
結標「……」グッ
一方「……」ゴクリ
一方(結標が殴られちまう! けどこんな目の前で、至近距離でそげぶが見れる!
なンだこのフクザツな気持ちは!? どうすりゃいいンだ三下ァァァァァァァァァッ!!)
上条「この右手で、その幻想をぶちころ――」ゴゥッ!!
結標(はわわっ! 思ったより速いよ! 心の準備ががが)ヒィィ
上条「すっ!」コツン
結標「ひゃうっ!?」
結標「えっ?」
一方「テメェ、どういうことだァ?(あんなのは本気のそげぶじゃねえ!)」
上条「ん? まさか本気でこの子を殴るなんて思ってたのか?」ヤレヤレ
一方「だ、だよなァ! 流石だぜ三下ァ」
上条「結標さん、だったな」
上条「なにを悩んでたのか知らねえけどさ、これで少しは楽になったか?」ナデナデ
結標「あっ……ありがとう」
こい
一方(そげぶされたのに結標の様子がおかしいだとォ? はっ、これはまさか新たな幻想ッ!?)
美琴「……」バチッ
一方(迂闊だったぜ……フラグ体質云々の前に結標がフラグ立てられる可能性を忘れてた!)
上条「どうした一方通行?」
一方(しかも超電磁砲が居合わせてるなんざ最悪の展開じゃねェか!)
一方「おい三下ァ、チト話があるから部屋出よ……」
結標「待って」ガシッ
上条「えっ、まだなにか用が?」
思ったより進まない・・・続きはまた今度投下します。
今見直したら一方さんのセリフのンが抜けすぎww脳内補完お願いします。
ちょっと書きかけだった1レス分だけ投下しておきますね。
結標「もう一度私を殴りなさい!」
上条「でもさっき一発……」
結標「あんなのは本気じゃないわ! やっぱりあなたの本気じゃなきゃ、私の幻想は壊れないのよ!」
上条「悪かった。俺は結標のことを甘く見てたよ。いいぜ、次は本気でいかせてもらう!!」
美琴「……」バチバチッ
一方(やっぱ流石だぜテメェらァ! でもちょっとは空気読みやがれやァァァッ!)
上条「……」グッ...ギリッ!
一方(本来引くはずの右足を前に出しただと? どういうことだ、これじゃ左側の防御がガラ空きじゃねェか!
まさか右足の踏み込みによって拳に加速と衝撃を上乗せして、神速のそげぶを放つつもりかァ!?)ドキドキ
上条「今度こそ……その幻想を、ぶち殺す!!ってうわあっ!」
一方(足を滑らせた……だと……!? 都合良すぎだろjkェ……)
結標「きゃっ!?」
ドサッ
上条「あいたたた……くない? この顔を包んでいる柔らかで弾力ある感触はなんでせうか?」フニフニ
結標「」カァーッ
美琴「……」バリッ!
アマカケル フラグオトコワ シタカンデ シネ ジアマリ
天 翔 そ げ ぶ
>>343
気づいてくれてthx
またえっちらおっちら投下していきます。
上条「これって、まさか……」モゴモゴ
結標「ちょっ、とっ! 喋らな……やめてっ!」
一方「なにやってンだ三下ァァァァッ!(羨ましくなンかねェぞってなに考えてンだ俺はァ!)」
結標「いい加減……はやくどいてってばぁ!」ジタバタ
美琴「あ……ん……た……」バリッ!
上条「ま、待てっ、視界が遮られて見えな……あ、ちょうど掴みやすいものがこんなところに」モミッ
結標「ひぃっ!?」ゾワッ
一方「」
上条「ぷはーっ、す、すんません! 今のは不慮の事故でして!」
結標「……」ピキッ
上条「あれ、結標さん? ……あっ///」
結標「そう言いながらいつまで私の胸掴んでんのよ! ゴルァッ!!」ドゴォッ!!
一方「ナイッシューッ!」
上条「ぐおっ、いってええええっ! か、肩が脱臼してる……ふ、不幸だ」ヨロヨロ...トスン
上条「ん……ビリビリ? えーっと、どうしてそんな怖い顔してらっしゃるんでせうか?」イヤナヨカン
美琴「あ・ん・た・っ・て・や・つ・は!」バリバリッ!!
ビキィ!パリン!ブシュゥ!ピーピー!
上条「あの……部屋中の機械が火吹いてますが、御坂さん?」
一方「あーあ……こりゃ最悪の展開だなァ」カチッ
結標「はぁ、ここ私の病室なのに」ヒュン!
美琴「覚悟、できてるわよね?」ゴゴゴゴゴ
上条「み、右腕が上がらない!? だめです! それ直撃したら死にますから!」アワワワワ
美琴「問答無用!! 節操無しは死ねええええええええっ!!!」
上条「ふこうd――」
...カッ!! ズゴオオォォォォォォォォン!!!!
リアルゲコ太「はい院長室。なに、レベル5が暴れて病室が吹き飛んだ?
仕方ないね。経費で落としておいてくれ。うん、宛名は『統括理事長様』でいいからね。じゃ」ピッ
結標「うーん、風が気持ちいいわーっ! ちょっと焦げくさいのが残念だけど」
結標「しかし超電磁砲も派手にやってくれたわね。大穴あいてら」
ガチャ
一方「ヒィ、ハァ……ったくゥ、どこまでバカなンだ、あの三下ァ」ヨロヨロ
結標「あら一方通行」
一方「ハァ、ハァ……なンだ、お前も、いたのか」ヨロヨロ
結標「大丈夫? 足元おぼつかないけど」
一方「チッ、あいつ思いっきり雷撃ブッ放しやがって、おかげで俺の杖まで吹っ飛ンじまったよチクショゥ」トサッ
一方「そのへン探しまわったけど見つかンねェし、スクラップになっちまったのかも」
結標「それはそれはご愁傷さま」
一方「あン? そういやお前、足動かせねェのに大丈夫だったのか?」
結標「そういえばこの杖使ってたんだったわ」ホラ
一方「テメッ! それ俺のじゃねェかよォ! ……ってかなンで床に突き刺さってるンですかァ?」
結標「ほら、座標移動してきたとき足から落っこちたら危ないじゃない? だから支柱代わりに、ね」アハハ
一方「」
結標「ところでさ、お腹空かない?」
一方「お前意外と……あーいやなンでもねェ」
結標「……」ピキッ
一方「なンでもねェっつってンだろ。つか、屋上じゃなンにも売ってねェぞ。売店まで降りるのだりィし」
結標「ところがどっこい……じゃーん!」ッパ
一方「あン? それさっきのケーキじゃねェか。なンで持ってンだ?」
結標「消し炭になるのは勿体ないから一緒に持ってきたのよ」
一方「抜け目ねェなァ」
結標「へへん! で、あなたも食べるでしょ?」
一方「俺は甘いモンはいらねェよ。お前一人で食え」
結標「付き合いだと思って食べなさいよ。ほら、ザッハトルテならいけるでしょ」
一方「仕方ねェなァ……」
結標「いただきまーす!」パクッ
結標「美味しい! 流石有名店ね! そっちのはどう?」モキュモキュ
一方「……甘ェ」モキュモキュ
結標「塩辛いケーキがどこにあんのよ、ばか」
一方「ブラックコーヒー飲みてェ」
結標「コーヒーなんていつでも飲めるじゃない。このケーキは”学舎の園”の外じゃそうそう食べれないわよ」
一方「飲みてェときに無かったら意味ねェよ」
一方「……まァでも」
結標「でも?」
一方「これも不味くはねェな」
結標「ふふっ、たまにはこういうのも悪くはないでしょ?」
一方「……まァな」
結標「打ち止めちゃん達に感謝ね」
一方「くっだらねェ」
土御門「フヒヒ、『計 画 通 り』だぜぃ」
御坂妹「貴方はなにもしていないでしょう、とミサカは危うく巻き込まれかけて滝汗のグラサンにツッコミを入れます」
その後、あわきんは別病棟に移動、上条さんはIII度の熱傷で入院期間プラス2週間となったそうです。めでたし。
一段落ついたから今日のところはこれくらいにしとくんだよ!
あんまり書けなかったけど少し投下してみる
ガリッ......シャクシャクムシャムシャ
結標「ねえ」
一方「あン?」
結標「あなた、なにげに毎日来てない?」
一方「悪ィかよ」
結標「別に悪かないわよ。でももう退院したでしょう?」
一方「アレイスターの奇行のおかげで”暗部”の仕事を干されちまったからな。することがねェンだよ」
結標「絶賛ニート中ってわけね!」
一方「ニートっていうなァっ!」
打ち止め「ねえゲコ太……最近あの人が冷たいのってミサカはミサカはちょっと悲しいよ」グスン
ガリッ......シャクシャクムシャムシャ
結標「行儀が悪いわ」
一方「あン?」
結標「リンゴよ。皮剥いて食べないの?」
一方「めンどくせェよ」
結標「あら、そういうこと。第1位はリンゴの皮も剥けないのね」クスッ
一方「テメェ、この俺がリンゴの皮剥き程度もできねェと思ってンならそげぶ! ちょっとナイフ貸せ」
ゾリッ...ボトッ...ゾリッ...ボトッ
結標「」
一方「くそっ、たかがリンゴごときに……演算は完璧なのに手が言うことを聞かねえ!!」
ゾリッ...ボトッ...ゾリッ...ボトッ...ヤッテラレッカー!!
結標「あらあら、これじゃ小学生のおままごとね。お姉さんが手伝ってあげよっか?」ププッ
一方「……」カチッ
結標「も、もういいわ! あなたはよく頑張ったわ!」
結標「貸して。私が剥いてあげるから」
一方「うン」グスン
シャリシャリシャリ...サクサクサク...
結標「ほらできた」
一方「へェ、てっきり不器用なタイプかと思ってたぜ」
結標「経験の賜物よ」エッヘン
一方「ふゥン……(てことは料理も結構やってそうだな。
こいつも誰かに手料理を振る舞うことがあるンだなコンチクショウって何考えてンだあbbbb)」
結標「どうかしら?」
一方「うン、不味くはねェな」ムシャムシャ
結標「ところでこのリンゴ、どこから持ってきたのよ」
一方「病室に落ちてたンだァ」ムシャムシャ
結標「それ、落ちてたんじゃなくて私の見舞い用よ!」
ムシャムシャムシャムシャムシャ!
結標「全部食べるなばか!」
一方「ったくゥ。ほらよ」
結標「ちょ……え……食べかけじゃない」
一方「いらねェなら食うぜ」
結標「むー……」パクッ
一方(俺が囓ったのでもいいのかよ。あれ、これってまさかの間接キスじゃねェkぁwせdrftgyふじこlp)
結標「大丈夫? 視線が定まってないわよ」ムシャムシャ
一方「わ、悪ィ」
結標「何が?」
一方「いやそれ俺の口付けたヤツだからよ……」
結標「それがどうしたのよ」
一方「なンでもねェよォ!」
結標「えっ? そこキレるとこ?」
お前ら……忘れてないか……イ何とかさんの存在を……
一方「……」ムシャムシャ
結標「……」ムシャムシャ
一方・結標((な ん だ こ の 沈 黙 は))
一方「あーオマエ、料理とか作れンのか?」
結標「できたら悪いかしら?」
一方「別に悪かねェよ。ただイメージが沸かねェだけだ。不器用そうだしィ」
結標「またそれかよ! 小萌は酒とタバコばっかで何もしないから私が作ってるのよ」
一方「小萌っつゥと、不老不死で外見小学生のあの教師か」
結標「不老不死とか意味分かんないけど、その小萌先生よ」
一方「なンだ、そういうことかァ」ホッ
結標「何を疑ってたのか知らないけど、あからさまにホッとされても気味が悪いわ……」
結標「あっ」
一方「あン?」
結標「まさかとは思うけど、襲っちゃだめよ。いくら見た目が幼くても、実は[ピーーー]歳なんだから」
結標「襲わねェよ!! つか俺ロリコンじゃありませンからァ!」
>>382
えっ?
一方「もっかいロリコン言ったらタダじゃおかねェz……ってそォじゃなくてェ!」ウワーン
結標(どうしよう一方通行が壊れそう……)
一方「話が逸れたけどよ、ちょっとした頼みがあンだよ」
結標「あなたが私に頼みごとですって?」
一方「絶対口外すンじゃねェぞ。とくにグラサンとストーカー野郎にはな」
結標「そんなこともちろん……聞いてから考えるわ!」キリッ
一方(うわァ……)
結標「それで、結局何を頼みたいわけ?」
一方「実はだな、オマエが退院したら、りょ、料理を教えてほし……くて」
結標「わかったわ! 上条当麻のために手料理を――」キラキラ
一方「ブチ殺すぞ!」
結標「ごめんなさい!」
一方「まァなンだ、クソガキが炊飯器以外で作った料理が食いたいって五月蝿くてよォ」
結標「炊飯器ってご飯炊くアレよね? 炊飯器以外ってどういうこと?」
一方「ウチの黄泉川ってヤツがだなァ……あー説明ダリィから察してくれ」
結標「別にいいけど。でもさすが一方通行だわ、打ち止めちゃんのために手料理だなんて」
一方「るせェよ」
結標「打ち止めちゃんのこと大事にしてるのね」
一方「ま、アイツには俺が保護者みたいなもンだからなァ」
一方(すまねェ打ち止め、オマエのこと言い訳に使っちまったァ……)
結標「さすがアクセロリータね!」
一方「だァかァらァ! ロリコンじゃねェから!!」
結標「先生! この人自分のことロリコンじゃないって言ってます!」
一方「いい加減にしろよこのショタコン野郎」
結標「あら、私だってショタコンじゃないわよ」
一方「えっ?」
結標「えっ?」
一方(自覚がないって怖い……)
今日はとりあえずここまでです。
続きも考えてるけどうまく繋がらないっていう。
しかし今更ながらこのスレタイはミスった感が・・・
一応一方さんも主役なのにスレタイからは全然見えてこないじゃまいか。
乙!
>結標「まさかとは思うけど、襲っちゃだめよ。いくら見た目が幼くても、実は[ピーーー]歳なんだから」
>結標「襲わねェよ!! つか俺ロリコンじゃありませンからァ!」
結標なに1人漫才やってるの?
なんとなく思いついたのを書いてみるよ。本編とは関係ないんだよ。
delta rhythm
page:01
「”射殺せ――”」
ギュオッ!! ドウッ!!
土御門「!?」
「ハハッ、まさか一発で当たるとは思ってへんかったわ」
土御門「刀? どういう……ことだ」
背中刺す刃
「油断し過ぎや。こんな醜態晒してしもたら、折角のかっこいい魔法名が名折れやで? 『Fallere825』サン」
土御門「その声……まさか青髪ピアスか?」
バヒュッ!!
土御門「ぐあっ! げほっごほっ」ビチャッ
青ピ「ま、気付けへんのも無理ないか。ボクのは魔術ちゃうから離れてたら結界では探知できひんし」
土御門「何だ今のは……能力、なのか? げほっ……それにどうしてテメェがここにいる」
青ピ「便利やろ? めっちゃ伸びるんやでこれ」チャキ
土御門「質問に答えろ! げはっ」ボタボタッ
青ピ「おっと、あんまり喋ったらあかんで。いくら土御門くんでも痛いやろ?」
page:02
青ピ「一応聞くけど、自分がなんでここに来たんか分かってるよな?」
土御門「超能力者……レベル5第6位の発見・保護……まさか」
青ピ「そういうことや。ボクがその第6位ってわけ。正解。おめでとさん」
土御門「オレの耳はおかしいのか? 今オマエがレベル5だって聞こえたぜい」ニヤ
青ピ「”射殺せ――”」
ギュオッ!! ビキィッ!!
パラ...パラ...
土御門「……」
青ピ「どう? 今度はちゃんと見えたやろ」
土御門「カミやんといいオマエといい、正真正銘レベル0のオレの立場を考えろってんだ」
青ピ「陰陽博士の最上位たる土御門元春がよう言うわ」
土御門「あはは。で、どうして第6位を保護しに来たはずのオレが刃を向けられ……
なるほど、な」
青ピ「……」ニタァ
page:03
青ピ「ま、幸い誰もおらへんことやし、せいぜい楽しもうや」チャキッ
バサッ!
デクノボウドモセメテタテトシテヤクニタテ
土御門『青キ木ノ札ヲ用イ我ガ身ヲ守レ!!』
青ピ「――”射殺せ神槍”」
ギュオッ!! ガキィン!!
青ピ「ボクの能力で貫けへんとは。さすがやね」ギリッ
バッ!
サァオキロクソッタレドモ。ゼンブコワシテゲラゲラワラウゾ
土御門『黒キ色ハ水ノ象徴。其ノ暴力ヲ以テ道ヲ開ケ!!』
ザプッ......ゴウッ!!
青ピ「そうそう、殺し合いってのはこうやないと。一方的なのは面白ないもんな」
ドウン!!!
青ピ「ぐっ、がはっ!!」ドガッ!バシャッ!
土御門「……おい、青髪、本当にキサマは……オレを殺すつもりなのか?」ハァハァ
ボク達3人
青ピ「げほっ。アレイスターさんは真性のドSやで……だって、”デルタフォース”に殺し合いさせるんやから……」
page:04
バタン!
土御門「なっ!?」
「おい、嘘だろ?」
土御門「まさか」
「何やってんだよお前ら!」
青ピ「カミやん……無事でよかっ……げほっ」ドサッ
上条「土御門!! テメェはッ!!」ダッ
土御門「待て! カミやん!」
ザシュッ! ボトッ
土御門「おい!」
上条「ぐああっ!? 何……しやがる!!」ボタボタッ
青ピ「悪いけど、その右腕は厄介やから切り落とさせてもらうで」
上条「青ピ……どういうことだよこれは! どうしてお前がこんなことを!」
青ピ「はぁ、相変わらず五月蝿いなぁ。まあええわ、これでゆっくり喋れるし」
上条「まさかお前、魔術師のせいで……」ハァハァ
土御門「いや、これは魔術じゃないぞ。れっきとしたアイツの意志だぜ」
青ピ「その通りや。学園都市のレベル5第6位『死神』とはこのボクのこと。どうぞよろしゅう」
上条「そんな……」ヨロッ
土御門『場ヲ区切ル事――「おっと危ない」グシャッ
青ピ「死ぬ気で式神使われたらいくらボクでも敵わへんからね」ビリビリ
土御門「クソッ!」
page:05
青ピ「さて、突然やけどクイズや」
青ピ「ボクのこの能力、普段は刀やったら100本分くらい伸ばせるんやけど、限界はこんなもんちゃうんやで?」
上条「興味……ねぇよ」ハァハァ
ヒュッ...ドスッ
上条「ぐはっ!」ドサッ
青ピ「せっかく気分よう喋ってんのに邪魔せんといてくれる?」
青ピ「ボクが本気出したときの長さが問題やってんけど、まあええわ。クイズの正解は――」
土御門「なあ、青髪ピアスよ」
青ピ「なんや? ちょっと大人しく寝とき」
土御門「オレって、嘘つきなんだぜい?」
青ピ「!?」
ダンガンニハシキガミヲ トリガーニハテメェノテヲ
土御門『釘ニ代ワリテ式神ヲ打チ、鎚ニ代ワリテ我ノ拳ヲ打タン!!』
青ピ「い、いつの間に術式なんか組んでたんや! くそったれが!」
page:06
ゴウッ!!
土御門「親友からの……力いっぱいの一撃だぜい。ありがたく貰いやがれ!」ゲフッベシャッ
青ピ「――なーんてな?」
土御門「しまっ――」
青ピ「さっきの答えは――
――13kmや」ドン!
ギュアッ!! ゴウッ!!! ブシュウッ!! ビシャッベシャッ!!
the end of delta rhythm.
唐突にバッドエンド分補給でした。
なぜ青ピと13kmが繋がったのか自分でも謎。
本編とはほんとに関係ないのであしからず。
もうちょっと文の間の空間をうまく使えたらなぁ・・・
美琴「音速の500倍? それって光速の何万分の一なのよ」
駄目だ、青ピが一瞬で殺られるな
>>403-404
性質的に、刀剣と電磁系能力は相性悪そうですね。
磁力でぐにゃってなったり避雷針代わりにされたりww
なので青ピ君は端っこから刀伸縮させて学園都市破壊すればいいと思います。
まああれだ、こまけぇこたぁ(ry
これ投下する意味が分からない
>>407
こういうのは総合とかに投稿すべきでしたかね・・・
気を取りなおして、本編投下します。
―――――――
コンコン
結標「どうぞ。開いてるわよ」
土御門「よぉ、元気にしてるかにゃー?」ガラッ
一方「元気過ぎて暇だっつゥの。なンか暴れられる仕事寄越せや」
土御門「オマエの調子なんて興味ないっつーの」
一方「チッ」
結標「私の具合も順調よ。もう杖なしでも少し歩けるし、来週には退院できるみたい」
土御門「ソイツは結構。四六時中杖の手放せない誰かさんとは大違いだにゃー」
一方「アーアー聞こえませェーン」
結標「ぶっ! ばっかみたい」
土御門「しかしいいのか一方通行。可愛い可愛いお姫様をほったらかしでこんなトコに入り浸りやがって。
ロリコンの風上にも置けねぇなぁ」コノヤロ
結標「こんなトコとは何よこんなトコとは」
一方「俺はロリコンじゃねェと何度言ったら……
つゥか別に何時間もいるわけじゃねェしよ、クソガキも文句言わねェし平気だろ」
土御門「ハッ、これが強者の余裕ってやつかぁ! 青ピに聞かせたらなんて言うやら。
しかし結標、オマエはそれでいいのか?」
結標「えっ何? 私に関係ある話だったの?」キョトン
土御門「……」
土御門(それにしても学園都市第1位、裏社会でも別格だった一方通行が
たかだかひと月離れただけでこうも丸くなるとはな)
土御門(こんなザマじゃ下手すりゃ仲間にも寝首掻かれかねないぜい……例えばオレとk――)ゾクッ!
一方「……」
土御門「……」
一方「コーヒー買ってくるわ」ガタッ
土御門「ちょっと待てオレも行く! 悪いな結標、ちーっとばかし一方通行借りるぜい」ガシッ
結標「あら、行ってらっしゃい」
一方「あーうぜェ、離れろよカス」カッカッカッ
土御門「まぁまぁ、固いことは言わないんだにゃー」ズルズル
土御門「いやあ、察しが良くて助かるよ」
一方「テメェ、いきなり殺気飛ばしてくンなよ。そンなに死にたいンですかァ? 今すぐ死にたいンですかァ?」
土御門「お、落ち着くんだにゃー。だがあんまり気を緩めてると、”戻った”ときに落差で痛い目に遭うぜい」
一方「この程度で痛い目見るならハナからこンな場所にいねェよ。つゥか仕事のことならさっさと説明しやがれ」
結標(いいのかしら? 今は任務に就いていないけど、私だって暗部の人間なんだけどなぁ……
私には聞かせたくない話みたいだけど、盗聴器の一つや二つは朝飯前なのよ?)
土御門「仕事じゃあない。未だアレイスターは『プラン』には復帰していないからな」
一方「あン? なら他に何があるってンだ?」
土御門「そう急くな。ことに一方通行、結標とはうまくいってるみたいだな」
一方「なーンなンですかァ? いつの間にそンな下世話な話好きになったンだよテメェは」
土御門「さっきは聞けなかったけど、どこまで行ったんだ?」ニヨニヨ
一方「別になンでもねェよアイツとは……」ハァ
土御門「いっくんはそういうトコロは意外と真面目だからにゃー」
一方「いっくンって誰だよブッ殺すぞ」
土御門「まぁまぁ、でも悪くは思ってないんだろう?」
一方「だーかーらァ! あンなババァのことなンとも思ってねェつってンだよォ!!」ガタン!
結標「」ベキッ!
一方「……」ストン
土御門「そいつは残念だ。ようやくロリコンが治ったと思ったんだがな」
一方「……うっせェ死ね」
一方「……もゥいいだろこのくらいで」
土御門「そうだな。話を戻すとしよう」
一方「で、結局何しに来たンだテメェは」
土御門「なぁに、オマエもだいたいの予想は着いてるだろう。簡潔に話すぜ」
土御門「『未元物質』が復活した」
あんまり進めなかったけど今日はここまでです。
あと次回の投下は10日~2週間後くらいになる予定です。
こないだみたくミスなどあれば指摘・脳内補完してください。
批判などもあれば後日読ませていただきます。ではでは。
これか?
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