P「メガネが! 好きすぎて! やばい!」(125)
P「メガネ! メガネぇぇぇぇ!」
小鳥「ま、まずいです! みなさんプロデューサーさんが暴走しました!」
春香「禁断症状……!」
千早「な、なにあれ?」
亜美「ああ、千早お姉ちゃんは初見ー?」
千早「ええ、見たことないわ。メガネメガネ言ってるわね」
真美「あれになると止められないんだよー」
千早「でも、荒ぶってるけれど、大丈夫なの?」
亜美「真美! りっちゃんは近くにいる?」
真美「今ちょっと席を外してるみたい!」
千早「? ? ?」
亜美「しかたない、亜美たちが犠牲になろう!」
真美「そうだね亜美! メガネシンドロームに侵されたにいちゃんを助けるよ!」
千早「! 亜美と真美がメガネを……!」
亜美「にいちゃん!」
P「!」
真美「どうぞ、真美たちを愛でていいよ!」
P「……メガネー! メガネー!」
春香「む、無反応!?」
千早「もしかして、度がないとダメなのかも」
亜美真美「ガーン!!」
貴音「おはようございます」
春香「おはようございま……あっ! 貴音さんそれ……」
千早「メガネ!」
貴音「? はい。今度メガネのCMをすることになりまして」
亜美真美「度は!?」
貴音「ドア? はて……扉なら先ほど開けましたが」
春香「それには、度が入ってるんですか?」
貴音「ああ、度、ですか。少し見えづらいので入ってると思われますが……」
P「メ……ガネ」
亜美「食いついた!」
真美「ささ、にいちゃん! お姫ちんをご賞味あれー!」
貴音「?」
P「メガネー!」
貴音「!? プロデューサー何を!?」
千早「これからどうなるの?」
亜美「実は亜美たち襲われるところってまだ見たことないんだよ……」
真美「りっちゃんはいつも二人で部屋に籠っちゃうからさ」
千早「一体何が始まるのかしら……」
春香「……」
亜美「ありりー? はるるんなんでそんなに顔赤いのー?」
春香「へ!? いや、えっと……あはははは!」
貴音「はぁんっ!」
亜美真美「!?」
千早「な、なにが!?」
貴音「い、いけませんあなた様そんな……!」
春香「はへーーーー!?」
亜美「に、にいちゃんが……」
真美「お、お姫ちんを……」
千早「なでなでしてるわね」
貴音「あなたさま……」
千早(どうして四条さんはあんなに嬉しがっているのかしら?)
亜美「千早お姉ちゃん、知らないの?」
千早「?」
真美「にいちゃんのなでなでは最強なんだよ!」
春香「むむ……貴音さん、羨ましい……」
亜美「はるるん今なんて言ったー?」
春香「にゃ、にゃんでもっ!?」
真美「焦り過ぎだよー」
貴音「はぁはぁ……」
千早「で、でも、撫でるだけであそこまでなるものなの?」
真美「真美たちもカメイズムはわかんないよ……」
千早「メカニズムね……」
千早「……その口ぶりを聞くと、亜美と真美、そして春香は経験済みということ?」
亜美「そだよー。この前オーディション合格した時になでなでされたよー」
真美「昨日荷物運び手伝ったらなでなでされたよー」
春香「わ、私は転んだ後毎回……」
亜美「それははるるんだけの特権だね……」
真美「真美たちはそんな器用なことできないよ」
春香「わ、わざとじゃないよ!?」
千早「……」
千早(私なんかオーディションで合格しても、荷物を運んでも撫でられないのに……)
千早「くっ……」
やよい「おはよーございまっす!」
千早「あ、高槻さん」
やよい「千早さん! おはよーございます!」
やよい「……? あの、貴音さんとプロデューサーは何をしてるんですか?」
亜美真美「やよいっちにはまだ早いよ……」
やよい「どうしてハモるのー!」
春香「今、プロデューサーさんが貴音さんをなでなでしてるの」
やよい「えー!!」
千早「あの、高槻さんは、されたこと、あるの?」
やよい「はい! ほぼ毎日です!」
千早「ほぼ……毎日……だと?」
やよい「やよいはいい子だなーってなでてもらいます!」
千早「そ、それは……どんな気持ちになるのかしら?」
やよい「え……そ、それは……」
千早(どうして頬を染めるの!?)
亜美「千早お姉ちゃん」
真美「そんなの、聞くだけ小火だよ」
千早「それを言うなら野暮!」
千早(どうして、どうしてみんな撫でられているの!?)
貴音「はぁはぁ……」
亜美「あ、お姫ちんおかえりー!」
真美「どうだった? どうだった?」
貴音「はい……いつもながら……素晴らしい時間でした」
千早「いつもながら!?」
貴音「はい……」
千早「し、四条さんも撫でられたことが……?」
貴音「はい。月を一緒に見ている時はいつも……」
千早(どういう状況!?)
春香「そ、それ! どういう状況ですか!?」
貴音「月が綺麗な日は、いつもお誘いがあったので」
春香「……むむむっ!」
亜美「おやおやーん?」
真美「どしたのはるるん?」
春香「なん! でも!」
千早「……」
千早(そしてまた私だけになった……)
P「みんなそんなとこでどうしたんだ?」
亜美「あ、にいちゃん!」
真美「元に戻ったね!」
P「? 何言ってるんだ」
春香「プロデューサーさん! お話があります!」
P「ん、どうした春香?」
春香「あのー……」
亜美「あのねーはるるん、にいちゃんになでなでして欲しいんだって!」
春香「えっ!?」
真美「だからしてやってよー」
P「え? なんで? 別にいいけど」
千早(別にいいの!?)
千早(なにか過程がないとダメってわけじゃないの……?)
春香「いいんですか?! じゃ、じゃあ……お願いします」
P「うん」
春香「あっ……」
亜美「んっふっふー、このデレデレなはるるん写メっちゃおうかなー!」
真美「はるるんはこういうとこ可愛いよねー」
P「……もういいか?」
春香「も、もうすこしだけ……」
P「わかった」
千早(延長可能!?)
P「はい、もうそろそろ仕事しないと!」
春香「はっ……! わ、私……」
やよい「春香さん! ヨダレ垂れてますよ!」
P「あはは、みっともないぞ」
春香「あうー……恥ずかしいっ!」
亜美「良い写真撮れたね」
真美「これは高値で売れるね」
亜美「でも、これよく見たらにいちゃん写ってるよ?」
真美「イスカンダルになっちゃうね!」
千早「スキャンダル、でしょう」
千早(プロデューサーは……行ってしまった)
次の日、レッスン場。
千早「ふぅ」
伊織「千早!」
千早「伊織。どうしたの?」
伊織「あんた、今日ちょっと動き悪かったわよ。音程も珍しく外してたし」
千早「……よく気づいたわね」
伊織「歌に関しては、伊織ちゃんの次に上手いからね」
千早「……ちょっとね」
伊織「? なにかあったの? ……そ、相談だったら、ちょっとくらい聞いてやってもいいわよ」
千早「ねえ、伊織」
伊織「な、なによ?」
千早「プロデューサーに撫でられたこと、ある?」
伊織「は、はぁ!?」
千早「え、な、なに?」
伊織「そ、そんなことされたこと、な、ないわよ……」
千早「! 本当!?」
伊織「あ、当たり前よ! そ、そんなこと……」
千早「良かった。私もされたことがなくて」
伊織「え……そうなの?」
千早「? そうよ」
伊織「そ、そう……ふーん……」
千早「?」
伊織「き、奇遇ね。私もされたことないから!」
千早「ええ、ちょっとホッとしたわ」
伊織「……」
千早「伊織?」
伊織「な、なによ?」
千早「なんだか、様子が変だから……」
響「二人ともーそろそろレッスン再開だぞー」
千早「はいっ」
伊織「わかったわ!」
P「はーいお疲れ! 今日はこれでおしまいだ!」
響「えー、もっともっと踊りたいぞ! 動き足りないー!」
P「今日も響はキレッキレだったな」
響「あうっ!? ぷ、プロデューサー……なでなでは……ダメだぞ……」
P「ごめん、じゃあやめ」
響「! ダメ! やめてたら怒るぞ!」
P「うぇ!? わ、わかったよ……」
千早(……また)
伊織「……ねえ、千早」
千早「なに?」
伊織「え、えっと、良かったらなでられるために作戦会議でも……どう?」
千早「えっ……」
伊織「ほ、ほら……わ、私達撫でられたことないでしょ?」
千早「そ、そうだけど……」
伊織「だから、会議でも!」
千早「……なるほど、でも、大丈夫」
伊織「え?」
千早「恥を忍んで、今から直接言ってくるわ」
伊織「……そう、頑張りなさい!」
千早「伊織はいいの?」
伊織「わ、私は今度にしとくわ!」
響「えへへ、ありがとプロデューサー!」
P「おーう」
千早「あの、プロデューサー!」
P「ん?」
千早「えっと、その……」
P「どうした、千早」
千早「わ、私も……」
P「……」
千早「わ、私もな、なで……」
千早「私も撫でてください!」
P「……」
千早「……あの、プロデューサー?」
P「メガネ……」
千早「へ?」
P「メガネ! メガネ!!!」
千早「!」
千早(まさかこのタイミングで……!!)
P「メガネェェェ!!」
千早「ど、どど、どうしよう……」
伊織「千早! 近くにいると危ないわ!」
千早「でも、メガネをかけてないから大丈夫じゃ……」
伊織「メガネをかけていないやつが近くにいると、大変なことになるのよ!」
千早「え?」
P「メガネェ!」
千早「きゃっ!?」
伊織(千早が捕まった……!)
伊織(さっき響は出て行っちゃったし、私だけの力じゃ無理……!)
伊織「ちょっと待ってなさい、みんなを呼んでくるわ!」
千早「あの、プロデューサーっ……は、離してください!」
P「メガネ……メガネっ……」
千早「!」
千早(メガネを探している……?)
P「メガネッ!?」
千早「あっ……」
千早「ぷ、プロデューサー……ど、どこ触ってるんですか!」
P「メガネ!!」
千早「そんなとこ……撫でないでくださ……いっ!」
千早「ひんっ……くっ!」
千早(ダメ……普通だったら抵抗できるのに……)
千早(プロデューサーの撫で方……)
千早(やめさせないといけないのに……)
千早(やめて……欲しくない……)
P「メガネッ……メガネ……」
P「メガネええええ!」
千早「あ、プロデューサー!」
千早「……行ってしまった」
千早(! 服がはだけてる……)
千早(な、直さないと……!)
伊織「千早! 待たせたわね!」
真「大丈夫、千早!?」
千早「え、ええ……さっき出て行ったわ」
伊織「二次災害が起こるかも……真、行くわよ!」
千早「律子はいなかったの?」
伊織「ええ、今日はあずさの営業を一緒に行ってるみたい」
伊織「あの症状をおさめるにはメガネしか方法がないっていうのに!」
千早「昨日、度付きであれば誰でも構わないことがわかったわよ」
伊織「昨日?」
千早「ええ」
真「それ、早くないか?」
千早「? どういうこと?」
真「プロデューサーがあの症状になるのって、もっと期間を置いてなかった?」
千早「……え」
伊織「つまり、昨日今日で症状が出るのは初めてなのよ!」
伊織「まさか、度が弱いからかもしれないわね……」
真「やはり律子が良いってこと?」
伊織「そういうことね。まったく、律子は羨ま……こほん」
伊織「とにかく、追うわよ!」
真「うん!」
千早「わ、私は……律子に電話しておくわ」
伊織「そう。わかった。じゃあね!」
真「よろしくね!」
千早(……ふぅ)
千早「……初めて撫でられたけれど」
千早(頭、撫でられなかった)
千早「……ど、どうして一番私が気にしているところを!」
千早「くっ……」
千早「そ、そうだわ、早く律子に電話をしないと」
千早「他の犠牲者が出る前に!」
千早「……」
律子『もしもし? どうしたの千早』
千早「律子! あの、プロデューサーが」
律子『? プロデューサー殿がどうかしたの?』
千早「えっと、メガネシンドロームになっちゃって」
律子『メガネシンドローム? ……ああ、亜美と真美が言ってるやつね』
千早(どうやら通称じゃないみたいね……使った自分が恥ずかしい)
律子『でも、私は今手が離せないから、とりあえず助っ人を呼んでおくわ』
千早「助っ人?」
『秋月さん、そろそろ……』
律子『……はいっ! じゃあ!』
千早「え、ちょっと律……」
千早「切れた……」
千早「……とりあえず伊織たちを追わないと」
春香「あれ、千早ちゃん、どこいくの?」
千早「春香! プロデューサーがまた……」
春香「え?」
千早「め、メガネのアレに!」
春香「え! 昨日なったばっかりなのに!?」
千早「え、ええ」
千早(なんでみんな知ってるのよ……!?)
P「メガネぇぇぇ……」
伊織「くっ、気をつけなさい! あんまり近づくとやられるわよ!」
真「で、でも……このままだと外に出ちゃうよ?」
伊織「その時は……ど、どうしよう!?」
真「羽交い絞めにした方が……」
千早「伊織! 真!」
春香「! ほんとだ……またプロデューサーさんが!」
伊織「千早! 律子は!?」
千早「来れないから、助っ人を送るって」
伊織「助っ人……?」
P「メガネええええ!」
真「まずい! 外に!」
がちゃっ
伊織「! ドアが開いた!」
千早「!!」
涼「あ、あのー……律子姉ちゃんに呼ばれてきたんだけど……」
春香「あ、涼ちゃん!」
千早(もしかして、律子の言っていた助っ人って……)
P「……」
伊織「あんた、なんでそんな格好……!」
涼「え? モノマネ選手権で律子姉ちゃんの真似をしてたんです」
涼「もう出番も終わって、すぐにこっちに来たので衣装そのままで……」
涼「今回はメガネも借りて、本物使ってるんですよ!」
千早(今回って、何度かしてるのかしら……?)
涼「それで、私は何をすれば……」
P「……メガネ」
涼「? あなたは765プロのプロデューサー……」
がしっ
涼「ひっ!?」
P「メガネええええええ!」
涼「え!? うわわっ!」
涼「えっ……な、なに……」
千早(始まった……頭なでなでが)
涼「あっ……」
伊織「……これでなんとかなったけど」
春香「ドア開きっぱなし……」
真「とりあえず閉めないとまずいよ!」
千早「え、ええ、そうね」
涼「ひひゃあああんっ……そんなに頭撫でたら……ああっ」
千早「……!?」
真「閉じたよ!」
伊織「よし、これで大丈夫ね!」
涼「はぁはぁ……」
千早「……」
春香「どうしたの、千早ちゃん? さっき驚いてたけど」
千早「いや……なんでもないわ」
千早(秋月さんのズボンが膨らんでいる気がするんだけれど……気のせいよね)
P「メガネぇ……メガネッ」
涼「ああっ、耳元で囁かないでっ……」
伊織「いつ見ても、この状況は慣れないわね……」
真「いいなあ! ボクもなでなでされたいなぁ!」
千早「……真も、撫でられたことあるの?」
真「うん! 一緒に出かけてると撫でられるよ!」
春香「一緒にお出かけ!?」
真「えっ、うん」
春香「な、なな……!?」
真「ほら、ボクもっと女の子らしくなりたいから、プロデューサーと一緒にデートをするんだ」
真「も、もちろん、練習だからね!」
春香「デート……」
涼「……うっ!」
伊織「!」
P「あれ……俺は……」
涼「ふぅ……ふぅ……」
伊織「元に戻ったわ!」
真「よかったよかった!」
春香「ま、真! まだ話終わってないよ!」
千早(どうして股間のあたりを抑えてるのかしら……)
数十分後……
涼「んん……」
伊織「あ、気がついたわよ」
涼「あれ……ここ……」
P「765プロの事務所だよ。もうすぐ迎えが来るみたいだから」
涼「ひっ」
P「え……どうかした?」
千早「ぷ、プロデューサーは近づかない方がいいと思います」
P「え!? お、俺何かしたの!?」
涼「え? お、覚えてないんですか?」
P「何が?」
真「涼~! それについてはボクが教えるから、こっちに来て」
涼「は、はい」
千早(……違う事務所の子に先を越されるなんて)
千早「……くっ」
伊織「一時はどうなるかと思ったわ」
千早「そうね」
春香「あ、あの! プロデューサーさん!」
P「ん?」
春香「わ、私と今度おでかけしませんか?」
P「何か買いたいものでもあるのか?」
春香「い、いえ、単純にどこかに行きたいなーと思って」
P「んー……ちょっと予定が詰まってるから難しいかもしれないな」
春香「そ、そうですか……」
律子「ただいま戻りましたー!」
千早(! 律子が戻ってきた)
P「おかえり、律子」
律子「ただいまです。プロデューサー殿」
律子「えーっと、涼は?」
P「ああ、今さっき真と会議室に行って……あ、戻ってきた」
涼「……あ、律子姉ちゃん!」
律子「あらま、私がいるわ!」
P「そっくりだよなー。な、千早?」
千早「え!? そ、そうですね」
千早(なんで私に話題を振ったんだろう)
律子「涼、どうだった?」
涼「え!? な、なにが?」
律子「なにって、プロデューサー殿のことよ」
涼「え……う、うん……」
涼「……え、えと……き、気持ちよかったかな」
律子「え……ちょっとプロデューサー! 涼に何したんですか!?」
P「え!? 俺は何もしてないぞ?!」
千早「?」
千早(どういうこと……? 律子は毎度経験してるんじゃ……)
律子「涼、あとで話を聞かせてもらうわね」
涼「う、うん……」
P「え……お、俺何かしたのか?」
律子「知りません! ふんっ」
P「ちょ、律子~!?」
伊織「千早、あんた、私と同じこと思ってる?」
千早「……おそらくね」
伊織「……やれやれね」
千早「……」
千早(あれ? ということは律子は頭を撫でられたことがない?)
千早宅
千早「……」
千早(現時点で私が知っている、頭を撫でられた経験のある人は秋月さん含めて八人)
千早(そして経験のない人は私、伊織、律子(仮)……)
千早(まだわかっていないのは美希、萩原さん、あずささん)
千早「……」
千早「って、なんで私はこんなことを考えているんだろう……」
千早(……うん、考えすぎだわ! 寝ましょう!)
次の日
千早(結局全然眠れなかった……)
雪歩「あ、あの……千早ちゃん、元気がないですぅ」
千早「だ、大丈夫よ萩原さん……ぐぅ」
雪歩「はわわ、千早ちゃんがのび太くんみたいになってますぅ!」
美希「? どうしたの?」
雪歩「美希ちゃん! ち、千早ちゃんが立ったまま寝ちゃって……」
美希「ふわぁ……じゃあミキと一緒にソファで寝るの」
雪歩「え? 美希ちゃんも眠いの?」
美希「ミキはいつだって眠いの! あふ……」
P「おーい、雪歩ー」
雪歩「は、はい!」
P「悪いんだけど、ちょっと来てくれるか? 衣装について話がしたいんだけど」
雪歩「わ、わかりましたー」
P「えと、あずささんがいるから、あずささんに渡された服着てくれ」
P「俺はあとで行くから」
雪歩「は、はいぃ」
P「……あれ、美希……と、千早!?」
P「千早が寝てるとは……珍しい」
P「……」
千早「すぅ……すぅ……」
P「……あんまり根を詰めるなよ、千早」
なでなで
千早「ふにゃっ……」
P「……さて、美希、起きなさーい」
美希「あふ……あっ、ハニー♪」
P「また寝てたな。ほら、これからレッスンだろ?」
美希「ヤ! なんで千早さんはいいの!」
P「千早は……と、とにかく!」
P「美希はレッスンだろ!」
美希「千早さんだって、今日はレッスンなの!」
P「午後からだ。美希は午前中、春香と真美とだろ?」
美希「う……わかったの」
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