あたる「ラム、ちょっと来い」 ラム「なんだっちゃ?」 (13)

 
あたる「そこに座れ」

ラム「わかったっちゃ」チョコン


あたる「ブーツを脱げ」

ラム「え?なんでだっちゃ?」

あたる「いいから脱がんか!」クワッ!

ラム「わ、わかったっちゃ…」ヌギヌギ

あたる「貸せ!」バッ!

ラム「あん…」


あたる「……」クンクン…

ラム「なんで匂いを嗅ぐっちゃ?」

あたる「やかましい!」クンクン


あたる「ふむ…なるほどな」

ラム「霊獣の毛皮で作った逸品だっちゃ、匂いとか汚れは付かないっちゃよ?」

あたる「だから確認したんじゃ!」


あたる「すると…汚れは本体に付着するって事だな?」

ラム「そう言う事になるっちゃね…」


あたる「足を出せ」

ラム「え? 嫌だっちゃ…恥ずかしいっちゃよ…///」

あたる「ええい!いいから出さんか!」クワッ!

ラム「ひっ!わ、わかったっちゃ…」スッ…


あたる「」クンクンクンクン


あたる「ぬかかかか!やっぱり臭いわ!」

ラム「当たり前だっちゃ…///」
 


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あたる「ちょっと舐めるぞ」ベロベロ

ラム「ちょっ!ダーリン汚いっちゃよ〜///」

あたる「いいからじっとしとけ!」ベロベロ チュバチュバ

ラム「やん…くすぐったいっちゃ…///」ゾクッ

ベロベロベロベロ

あたる「ん〜、絶妙な塩加減にまったりとした風味…こりゃたまらんな…」ベロベロベロベロ

ラム(なんか嬉しいけど…これじゃ変態だっちゃ…///)

あたる「おいラム!指の股んとこに、垢が溜まっとるじゃないか!」

ラム「えっ?そ、そんなこと無いっちゃよ〜///」

あたる「見ろ!擦れば擦るほど垢が出るではないか!」スリスリ ポロポロ…

ラム「は、恥ずかしいっちゃ…ダーリンやめるっちゃよ〜///」

あたる「まだだ!ほりゃ、踵の脇も垢が出るぞ!」スリスリ ポロポロ…

ラム「ごめんちゃ…ちゃんと洗うから許すっちゃよ〜///」


あたる「いや、別に謝らんでも良いわ…」パクッ チュバチュバ

ラム「ええっ?た、食べるのけ?汚いっちゃよ…」

あたる「汚くないわ…ご褒美じゃわい…」ベロベロ チュバチュバ

ラム(ダ、ダーリンがおかしくなったっちゃ…でも抵抗出来ないっちゃ…///)ゾクゾクッ
 

 
ラム「ダーリン…どうしてだっちゃ?今までろくに手も触れなかったのに…おかしいっちゃ…///」

あたる「何がおかしいか、目の前に女体が有るのに、手を出さん馬鹿がどこに居る?」ベロベロベロベロ

ラム(絶対おかしいっちゃ…人が変わったみたいだっちゃよ…で、でも気持ち良いっちゃ…///)ゾクゾクッ


あたる「ふぅ〜、足の垢はほとんど舐めとったぞ…次はっと…」

ラム「はぁはぁ…///」トロ〜ン


あたる「ラム…パンツを脱げ」

ラム「そ、それだけは…ダメだっちゃ…///」

あたる「いや、ゆるさん!早よ脱がんか!」クワッ!

ラム「…ダ、ダーリン…怖いっちゃよ…」


トントントン  ガラッ

あたる「おいラム!飯だぞ!」

ラム「ええっ!?」

あたる「チッ…」

あたる「な!?お、俺が居る!?」ギョッ!

あたる「き、貴様何者だ!?」

あたる「俺は俺だ!おまえこそ誰だ!?」


ラム「ダーリンが…二人…???」

あたる「ラム!これはどう言う事だ!?」

ラム「わ、わかんないっちゃ!?」オロオロ


錯乱坊「拙僧の出番のようじゃな…」ズン!

あたる「ぐわっ!チェ、チェリー!どこから涌いて出た!?」スザッ!

 

爆発せんのか

>>6
その設定忘れとったわ

 
錯乱坊「その者は諸星あたるであって、諸星あたるでは無い…」

あたる「こいつは一体何者なんだ?」
あたる「こいつは一体何者なんだ?」

ラム「全然見分けが付かないっちゃ…」

錯乱坊「ラム、電撃を出すがよい!」

ラム「わかったっちゃ!」ドババババババ!

あたる「ぎゃああああああ!」
あたる「ぐわああああああ!」

あたる「」プスプス

あたる「いきなり何をする!」クワッ!

錯乱坊「倒れとる方が偽者じゃ!喝!!」バシッ!!

偽あたる「ぎゃふん!」ドロン

ラム「こ、これは?」

あたる「なんじゃこりゃ?」

サクラ「その方、妖怪垢舐め…じゃな?」

ラム「サ、サクラ!?」

あたる「サクラさ〜ん!」バッ!

サクラ「寄るな色餓鬼!」バキッ!!

あたる「ぐわっ!」


ラム「ダーリン…」パリパリパリ

あたる「ま、まてラム!冗談だ!」



垢舐め「バ、バレちまったらしようがねぇ〜」

ラム「お前、一体どこから来たっちゃ?」

垢舐め「あ〜?知らね〜なぁ〜」


サクラ「叔父上…さっさと白状した方がよろしかろう?」

錯乱坊「な、なんの事かのぅ…」タラッ

 

 
サクラ「おぬし、叔父上の偽者であろうが!」バササッ!

グルグル ビシッ!

錯乱坊「ぬっ!なんぞ?なんぞこれ?」

サクラ「しめ縄の結界じゃ!抜けれる物なら抜けてみい!!」

錯乱坊「ぐふふ…よくぞ見破った、貴様只者では無いな…」ドロン!

サクラ「やはり偽者!おぬし…もしや、ぬらりひょんじゃな!?」

ぬらりひょん「ぐはははは!その通りよ!」

サクラ「くっ!叔父上をどうした!」

ぬらりひょん「ぐふふ…あの坊主なら…」
錯乱坊「呼んだかの?」ドン!

ちゅどーん!!!


あたる「かかか…」ピクピク…

ラム「…」ピクピク…

あたる「チェリー!!どアップでいきなり涌くな!!」ドカッ!

サクラ「叔父上?無事であったか!」

錯乱坊「無事も何も、下で飯を馳走になっておったわ」シーシー

ぬらりひょん「なっ、ば、馬鹿な!あの結界から抜け出したと言うのか!?」
 

 
サクラ「叔父上に結界は通用せん、あらゆる場所に涌く特技があるからのう…」

ぬらりひょん「ば、化け物めぇ…垢舐め!かかれ!」

垢舐め「へい!」ババッ!

錯乱坊「喝!!」バキィ!

垢舐め「ぐへっ!」ベチャッ!

あたる「弱っ!!」



錯乱坊「さて、説明して貰おうかのう」

サクラ「さあ!言うのじゃ!」グイッ!

ぬらりひょん「あだだだ!言う!言うからしめ縄を絞めんでくれい!」

垢舐め「ぐぎゅるっ…」

ぬらりひょん「そこの鬼娘に用が有ったのだ!」

ラム「ウチけ?」

ぬらりひょん「垢舐めの舌技でメロメロにさせた後、鬼娘を洗脳しこの者の星まで行き、星を支配しようと思ったのだ…」


ラム「じゃあなんで、垢舐めさんの正体を自分で暴いたっちゃ?」

ぬらりひょん「油断させる為の一芝居のつもりだったんだがの…まさか巫女に捕らわれるとは思わなんだ…」
 
サクラ「まぁ、ラムの星に行ったところで、どうにもならんぞ? 化け物だらけじゃからの」

ぬらりひょん「そ、そんなに恐ろしい所なのか?」

ラム「サクラ!いい加減な事言うな!」


ラム「ぬらりひょんさんは、なんで地球からウチの星に行こうと思ったっちゃ?」


ぬらりひょん「地球にはもう住めん…汚れすぎとる…」

ぬらりひょん「妖怪とて生き物だ、むしろ人間よりデリケートに出来とる…汚染が進む地球には住む場所が無いのだ…」


ラム「そうだったのけ…」

あたる「なんか気の毒だな…ラム、なんとかならんのか?」

ラム「普通にウチの星に引っ越せば良いっちゃよ!」

サクラ「何も事を荒立てる必要も無かろうしの…」

錯乱坊「ワシの召喚獣にしようかと思ったが、勘弁してやるわい…」


ぬらりひょん「ほ、本当に良いのか…?」

ラム「構わないっちゃ!」ニコッ

ぬらりひょん「ぐふっ…かたじけない…」ウルウル
 

 
ラム「とうちゃんに連絡してみるっちゃ…」


ラム「あ、とうちゃんけ?地球からそっちに引っ越ししたい人たちが居るっちゃ!」

ラム「うん、地球の妖怪だっちゃ!うん、うん、わかったっちゃ!」


ラム「OKっちゃよ!」

ぬらりひょん「おお…」

ラム「ただし条件が一つだけあるっちゃ」

ぬらりひょん「条件とは?」

ラム「梅干しを持って行くっちゃよ!」

ぬらりひょん「梅干し?そんな物で良いのか…?」

ラム「うん、それで住む場所の面倒まで見てくれるっちゃ!」ニコッ

ぬらりひょん「そうか…本当にかたじけない…なんと礼を言えば良いのか…」

ラム「礼なら良いっちゃよ!」


ラム「ウチのUFOに二人乗りのシャトルがあるっちゃ、それで鬼星まで行けるっちゃ!」
 

 
フィンフィンフィンフィン…

ラム「後は自動で目的地まで行くから、のんびり船旅を楽しむっちゃ!」

ぬらりひょん「ありがとう…ありがとう…」

垢舐め「…」ペコリ


プシュッ… キィィィーン…



あたる「行っちまったな」

ラム「幸せに暮らすっちゃよ…」


サクラ「さあ叔父上、引き上げじゃ」

錯乱坊「うむ」

サクラ「ラム、諸星、さらばじゃ!」

 
 

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