八幡「いや･･･罰ゲームって何？」

雪乃「罰ゲームは罰ゲームだけれども？罰の、ゲームよ」

八幡「いやそうじゃねーよ･･･罰ゲームなんてどっから出てきたんだよ」

雪乃「私の口からだけれども？」

八幡「いやいやいや」

八幡「負けたら罰ゲームなんて決め事してねーだろって話で」

雪乃「そんなもの、暗黙の了解に決まっているじゃない」

八幡「な･･････」

雪乃「まさか貴方、将棋などという、互いの時間を中々に浪費させることに対しなんの代償もないと本気で考えていたのかしら？」

八幡「代償ってなんだよ罰ゲームより気持ち重くなってんぞ･･･」

雪乃「はぁ･･･つまり決着のあとそれくらいの"おまけ"がないと割りに合わないと言っているのよ」

八幡「(迂闊だった･･･)」

八幡「(よく考えれば手合わせ持ちかけたときに悪態一つ無く快諾してきたことを、もっと訝しむべきだった･･･)」

八幡「(あの時から既にこうすることを企ててたわけか･･･クソッ)」

八幡「(仕方ない･･･迂闊だった俺も悪い)」

八幡「(甘んじて受けよう･･･今後の戒めとしてな)」

八幡「わーたよ、で？なにすりゃいいんだ」

雪乃「至極簡単よ」

雪乃「比企谷君、いまから"今日一日比企谷君好き放題券"を私に発行しなさい」

八幡「」

男「」
女「」
でやれば？

八幡「なん･･･だと･･････なにその、願い事一つ叶えように対する願い事を無限に出来るように、みたいなとんち戦法･･･」

雪乃「貴方さっき承諾したわよね？男なのに二言があるのかしら？」

八幡「ぐ･･･」

雪乃「たとえぼっちでも男は男でしょ？気概を見せなさいよ比企谷」

八幡「おい然り気無く呼び捨てすんじゃないよ」

雪乃「で、どうなの？」

八幡「はいはい、わかったわかりました！発行すればいいんだろ･･･ったく」

雪乃「よろしい」

すまん糞してた

てかキャラが破綻してるなら仕方ないな終了するわ
修行してくる

他にもハマチスレあるみたいだしそことか参考に勉強するわ
出直します

やはり気持ち悪い固定つけた奴一人に言われたくらいでやめるのは間違っている

八幡「で？発券って何やりゃいいんだ？」

雪乃「なんでもいいわよ。そこらへんの紙を用いてくれて作ってくれれば」

八幡「適当だな」

雪乃「券自体はなんだっていいのよ。貴方の直筆であれば」

八幡「へいへい。子供の肩叩き券みたいな感じで十分なんだな？」

雪乃「ええ」

ｶｷｶｷｶｷ

八幡「ほらよ。これでいいか」

雪乃「いいわ。･･････ﾌﾌﾌ」

八幡「そんなに嬉しいか？」

雪乃「！別に、見かけと違って可愛らしい字だと思っただけよ」

八幡「悪かったな。字はその人間の心を写すんだよ」

雪乃「割りと真剣に気持ち悪いわね」

八幡「･･･」

雪乃「では、帰りましょうか」

八幡「え？」