小梅「嘘を…本当と言い張る番組…?」(69)

過去作のスレタイ

モバP「その名もシンデレラジオ」

杏「え、続けるの?」

輝子「リスナーを全員キノコにしてやるぜェェェ!!!」

小梅「一週間の…楽しみ…」

杏「スペシャルウィーク?」

小梅「湯けむり殺人事件…」

輝子「ゲストは…弄り倒すもの…?」

杏「アイドル芸人」

輝子「北は北海道…南は沖縄まで…」

杏「ラジオネーム『アンジー』さんからだよ」

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6月13日、シンデレラジオを聞く。

今日もゲストにカオスな質問が次々とぶつけられていく。

杏ちゃん、12歳の晴ちゃんに『ゴルベーザ四天王』とか『石原軍団』は

流石にハードルが高すぎると思うよ!

でも、そんな意味不明な質問をぶつけられて困惑してる晴ちゃんに興奮する僕。

だから杏ちゃん、晴ちゃんとお友達になりたいので、晴ちゃんに会わせて下さい。

お願いします。
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杏「絶対ダメ」

杏「杏」

輝子「輝子…」

小梅「小梅の…」

小梅「シ、シンデレラジオー…!」

輝子「シンデレラジオォォーー!!ヒャッハァ!」

杏「シンデレラジオ~…ふわぁ」

小梅「始まりました…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、第10回目…です」

小梅「この番組は…CGプロのアイドルの、最新情報を…お届けしたり」

小梅「ゲストを呼んで…お話したりする、番組です」

小梅「パーソナリティは…私、白坂小梅と」

杏「双葉杏と~」

輝子「星輝子…の3人で、お届け…するよ、フヒッ」

杏「10回目だよー」

輝子「ついに…2桁台…」

小梅「や…やったね…!」

杏「いやー、ここまで続くとはねぇ。それどころか、なんか随分と有名な番組になったみたいで」

輝子「あ、アイドルの、ラジオ番組とは…思えない、内容が…ウケてる、らしい……」

小梅「よ…喜んで、いいんだよね……?」

杏「勿論だよ。これからも常識に囚われない放送を続けていくからよろしくねー」

小梅(ゲストさんも…大変だなぁ…)

輝子「それにしても…最近、一気に、暑くなったよね…」

小梅「う、うん。梅雨入り…したと思ったら、急に……」

杏「やめて欲しいよねぇ、ホント」

小梅「あ、杏さん…暑いの、苦手だもんね……」

杏「もう無理。ホント無理。エアコンついてないと死んじゃうよー」

輝子「ふ、冬の時も…同じような事、言ってたよね…」

杏「うん。冬は暖房かこたつがないと死んじゃう」

小梅「も、もし、冬まで…この番組が…続いたら、こたつに…入りながら、とか…」

杏「あー、いいねぇ。気持ちよくて、放送中に寝落ちしちゃいそうだけど」

輝子「そ、それは困る…フヒ……」

小梅「そ、外は…暑いけど、スタジオの中は、涼しいし…頑張ろうね」

杏「そだねぇ。今日もゲストを弄り倒しちゃおうー」

輝子「フヒヒ…今日は、誰が来るのかな……」

小梅「じゃ、じゃあ、早速…呼ぶね…?今日のゲストは…この方です…」

巴「おう、うちじゃ」

杏「おっ、巴じゃーん。やっほー」

小梅「い、いらっしゃい……!」

輝子「ども…フヒ……」

巴「なかなか凄い面子じゃのう…改めて見ると」

杏「杏達も最初はどうするんだと思ったよ、うん」

小梅「巴さんも…お菓子と、ジュース…どうぞ」

巴「おぉ、すまんの、小梅。というか、うちの事は呼び捨てでええって言うとるのに」

巴「同い年じゃろ」

小梅「う…うん、そ、そうなんだけど…なんとなく…」

杏(わかる)

輝子(わ、私も、たまに、さん付けで呼びそうになる…)

杏「さてツイッターの方はー?」

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お嬢きたー!
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お嬢!俺だ!結婚してくれ!
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あぁ^~お嬢かわいいんじゃあ^~
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杏「だそうです」

巴「ははは、まったくしょうがないヤツらじゃ」

輝子「ファ、ファンのみんなは…巴の事、お嬢、って、言うよね…」

巴「最初は、部下が増えたような気分じゃったが、今はもう慣れた」

小梅(ぶ、部下…)

杏「ちなみに、今までの放送で聞いた回って何かある?」

巴「おー、楓姐さんと温泉に行ってた回は聞いたぞ」

輝子「あ、アレかぁ……」

巴「随分と自由にやっとったのう」

小梅「ス、スタッフさん…いなかった、からね…」

杏「ザ・フリーダムの楓さんと一緒だったからねぇ」

巴「杏姐さんも、途中で寝たりしとったじゃろ」

杏「あ、バレてた?てへ」

巴「毎回あんな感じなのかと思って、ちぃと驚いたが…」

巴「あの回がたまたま特別だったみたいじゃな」

輝子「そ、そうだね…前の回で貰った、ご褒美って事だったから…」

杏「まぁ、今回は温泉じゃないけど、自由な内容なのはいつも通りだからね」

杏「今回もゲストを弄って楽しんじゃおう~」

巴「ちょっと待て!うちが弄られるんか!?」

杏「勿論。この番組に来たゲストは徹底的に弄られる運命にあるからね、ふふふ」

巴「うちはそういうの慣れてないんじゃが…程々に頼むぞ」

小梅「じゃ、じゃあ…提供、言うね」

小梅「え…えっと、杏・輝子・小梅のシンデレラジオ」

小梅「この番組は…ラグーン商会の提供で、お送りします…」

杏「跪けッ!」

輝子「い、命乞いをしろ…?」

小梅「こ…小僧から石を取り戻せ…?」

杏「別の作品になっちゃったよ」

小梅「えっ…ち、違った……?」

巴「仲がええのぉ、あんたら」

輝子「い、いってみよー…フヒ」

小梅「今回は…ゲストに、巴さんが…来てくれてるよ」

杏「巴よろしくー」

巴「おう、よろしく頼むぞ」

小梅「こ、今回も…ゲストへの…質問メールが、沢山来てるよ…」

巴「おぉ、嬉しいのう。うちに答えられる事ならなんでも答えたる」

輝子「こ、答えられる、質問が…来るといいけどね、フヒヒ…」

巴「ん、どういうことじゃ?」

杏「まぁ、聞いてみたら分かるよ。さぁ、どんどん読んでいくよー」

杏「ラジオネーム『赤ヘル応援隊』さんからだよ」

巴「おう、赤ヘルファンとはようわかっとるな!」

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お嬢に質問です。

黒塗りの車だと思ってよく見たら

車体に味付け海苔がビッシリ貼り付けられていたことはありますか?
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巴「……ん?」

小梅「そ…そういう反応に、なっちゃう…よね」

輝子「こ、これはしょうがない…フヒヒ……」

巴「うちの聞き間違いかと思ったが、そういうわけでもないようじゃの…」

巴「そんな車、見たことあるわけないじゃろが!」

杏「いやぁ、いい反応だねぇ」

巴「なっ、何か間違っとるんか?」

杏「いやいや、いいと思うよー。こんな感じでいってみよー」

杏「ラジオネーム『こしあん派』さんからだよ」

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お嬢に質問です。

赤ヘルがない時に、やむを得ず代わりにタコを被った事はありますか?
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巴「ないわ!なんで赤ヘルがないからってタコを被らにゃいかんのじゃ!」

杏「タコのかぶりもの、あるよね」

輝子「あ、あるね…被ったら、凄く、まぬけに見えそうだけど…フヒヒ」

小梅「お祭りとかで…たまに、屋台の人が被ってるのを…見るような…」

巴「あんなもん被らんでも、うちにはこの燃える様に赤い髪があるから十分じゃ」

杏「確かに巴の髪って綺麗な赤色だよね」

巴「そうじゃろそうじゃろ。うちもこれは気に入っとるんじゃ」

小梅「さ…触ってみても、いい…?」

巴「ん、別にええよ」

小梅「じゃ、じゃあ…ちょっとだけ……」サワサワ

巴「なんか、くすぐったいのう」

輝子「フヒヒ…じゃ、じゃあ、私も……」

巴「まぁ、構わんが」

輝子「どれどれ……フヒ」サワサワ

杏「じゃあ、杏も」

巴「お、おう」

杏「ほれほれ~ぃ」ナデナデ

巴「……なんじゃ、この状況は」

杏「満足満足。さ、次ー。ラジオネーム『マック』さんからだよ」

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お嬢に質問です。

将棋の駒と思って打っていたものが、パイの実だったことはあるますか?
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巴「アレだと駒の区別が付かんじゃろが…」

杏「打ってる間にうっかり2~3個食べちゃいそうだね」

輝子「しょ、勝負にならないね…フヒヒ……」

小梅「ち、ちなみに…ここにも、パイの実…あるよ…」

巴「菓子は食べるもんじゃ」モグモグ

小梅「そ、そう…だよね…」モグモグ

杏「うまうま」モグモグ

輝子「キノコの山もあるよ…フヒヒ」モグモグ

杏「とまぁ、こんな感じかな。質問メールは」

巴「これで終わりか!?まともな質問がなかったんじゃが…」

小梅「う、うん、この番組の…質問メールは…こんな感じ…だから…」

巴「最近はこういう質問をするのが流行りなのか…?ようわからんのう」

輝子「い、いや、そういうわけでは…ないけどね……」

杏「さて、次はこのコーナーいくよー。『ブラックシンデレラ』~」

杏「普段アイドル達が絶対に見せることのない、危険な一面を妄想したものを紹介していくよ」

巴「おぉ、コーナーか。なかなか面白そうじゃの」

小梅「う、うん…想像してみると…シュールだけど、面白い…ネタが、多い…」

輝子「そ、そういえば…この前、事務所で…凄い光景を、見た…」

杏「お、聞かせて聞かせて」

輝子「た、確か…3日前…だったかな……」

―3日前、事務所にて―

輝子『フヒ…お疲れさま、です……』ガチャ

李衣菜『あ、輝子ちゃんお疲れー!』

輝子『あ…り、李衣菜さん、お疲れ…フヒ…昼ご飯中、ですか…?』

李衣菜『うん、ちょっと遅くなっちゃったけどね』ズルズル

輝子『そうめん……って、あ、あれ…めんつゆ、は…?』

李衣菜『いやー、そうめん茹でた後にめんつゆが切れてることに気づいちゃって』

李衣菜『しょうがないからそのまま食べてるんだ!』

輝子『』

李衣菜『最初はやっぱり味ないなーと思ったけど、慣れたら意外とイケるよ!』

李衣菜『それに、めんつゆなしでそうめんって、なんかロックだよね!』

輝子『』

李衣菜『輝子ちゃんも食べてみる?』

杏「おぉ、もう……」

小梅「え…えぇ……」

巴「何をやっとるんじゃ李衣菜姐さんは……」

輝子「い、一応、聞いてみたけど…前回の放送は、撮影中で、聞けてなかった、らしい…」

杏「李衣菜ェ…」

小梅「も、もし、実際に…そうめん、茹でた後に…めんつゆが、ない事に気づいたら…どうする…?」

巴「買いにいけばええじゃろ…」

杏「少しなら、お吸い物とかに入れるっていうのもあるけど、1食分茹でちゃったらねぇ」

輝子「料理が得意な人に…聞けば、他の調理法が…色々、あるかもしれないね」

杏「ついにコーナーのネタを実際にやってた伝説のアイドルが現れたけど」

杏「これからまた新しい伝説が生まれることを期待して、コーナーやっていこう~」

巴「そんな伝説はいらん…」

杏「ラジオネーム『からしレンコン』さんから」

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赤城みりあが、『カオス』とか『ディス』とかいう単語を連発している!
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小梅「み、みりあちゃんに一体何が…」

杏「蝙蝠とか食べてそう」

輝子「こ、怖すぎ……フヒ」

巴「あの笑顔でそんな不穏な単語を言われたら嫌じゃのう…」

杏「小学生組は純粋なままでいてほしいね、うん」

杏「ラジオネーム『ゆずポン』さんからだよ」

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福山舞が、一輪車でガソリンスタンドに入っていった!
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輝子「フヒヒ…一輪車シリーズ…好き…」

小梅「ガ、ガソリンスタンドで…何を、するんだろう…」

杏「ガソリンで動く改造一輪車なんだよ、きっと」

杏「涼しい顔で『レギュラー満タンで』とか言ってるんだよ」

巴「そんな一輪車、あったら見てみたいもんじゃ」

余ったそうめんに溶き卵を混ぜて、あればネギなんかも入れてお好み焼きみたいに焼くんだ
焼けたらソースや鰹節なんかをかけて食べよう。うまいゾ!(クッキングパパ)

杏「ラジオネーム『ポパイ』さんからだよ」

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緒方智絵里が、四つ葉のクローバーを野菜炒めに大量に投入している!
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小梅「せ、折角の四つ葉のクローバーが…」

巴「ある意味豪快じゃのう」

杏「勿体無いから取っておいてあげて」

輝子「五つ葉とか…六つ葉のクローバーも…ある、らしいね……」

杏「ギネスに登録されてるのは、何十枚とかそんなレベルらしいね」

小梅「ど、どんな形に…なってるんだろう…」

巴「あんまり多すぎてもな」

輝子「ありがたみが…ないね…フヒヒ…」

>>24
ちょっとそうめん茹でてくる

杏「次ー、ラジオネーム『アナザー』さんからだよ」

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橘ありすの野球チームが、全員ターミネーターで構成されている!
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輝子「そ、それは…本当に野球チームなのかな…」

小梅「ち…地球が、征服…されちゃう…」

杏「野球とかいうレベルじゃないね、もう」

巴「ターミネーターに対抗して、コマンドーのチームでも組むか?」

輝子「ターミネーターチーム…対…コマンドーチームって…な、何が…始まるんです?」

杏「第三次大戦だ!」

杏「…と、こんな感じで、みんなが妄想したアイドル達の危険な一面を送ってきてね~」

巴「こういうネタを送ってこれるヤツの頭の中を一遍見てみたいのう…」

杏「ハガキ職人にとっては最高の褒め言葉だね、それ」

巴「そ、そうなのか…よう分からん…」

杏「次のコーナーいくよー」

杏「『目指せご褒美!アイドルバトル』~」

杏「パーソナリティチームとゲストでバトルをして、ご褒美ゲットを目指すコーナーだよ」

杏「杏達が勝てば、勝った人数に応じたポイントが貰えて、それが一定数溜まればご褒美ゲット」

杏「ゲストが杏達に勝てば、その場でご褒美が貰えるよ~」

杏「杏達全員に勝てば、豪華なご褒美が貰えるから、ゲストも頑張ってね~」

杏「現在パーソナリティチームのご褒美ポイントは5。ご褒美獲得まであと5ポイントとなってるよ」

巴「バトル?なんじゃ、将棋か?花札か?丁半でもええよ」

小梅「み、三つ目は…ちょっと……」

巴「なんじゃ、違うのか」

小梅「こ、この、シンデレラボックスに…お題が、入ってるから…一つ…」

巴「そういうことか。どれ……」ガサゴソ

輝子「こ、今回の…バトルの、内容は……」

巴「お…奥様は、トップアイドル…?」

巴「新婚夫婦という設定で、甘々な会話をして下さい」

巴「一番、スタッフとリスナーの心を掴むお嫁さん役を演じた人の勝ち…じゃと…」

輝子「フヒ…な…何…それ……」

杏「また難しそうなお題だなぁ…」

小梅「お…お嫁さん、かぁ……」

巴「む、無理じゃ!そんな役なんてできるわけないじゃろ!」

杏「まぁまぁ、引いちゃったもんは仕方ないし、やってみよう」

杏「誰からやる?」

小梅「う…うーん……」

輝子「最初は…じ、自信…ない…」

巴「せめて誰かの手本を見てからにさせてくれ」

杏「じゃあ、今回は杏からいこうかな。夫役は誰がしてくれるのかな?」

輝子「じゃ、じゃあ…それは、私が…やろうかな…フヒヒ…」

杏「お、よろしくー。それじゃ、スタート~」

―輝子&杏夫妻の場合―

※セリフには全て若干エコーがかかってます

輝子(夫)「フヒ…ただいま……」

杏(嫁)「おかえりー。お腹空いたーご飯作ってー」

輝子「ちょ……わた…お、俺…仕事で、疲れてるんだけど…」

杏「杏も、ネトゲでレアドロップ粘って疲れた」

輝子「い…いや、知らないですけど……」

杏「というか、もう一生働かなくても暮らせるだけのお金があるんだから」

杏「輝子も仕事しなくったっていいのに」

輝子「そ…そうかも、しれないけど…」

輝子「将来、何があるか…分からないし、二人ともニートっていうのは…さ、流石に…」

杏「大丈夫だって、輝子は心配性だなぁ。…それに、さ」

輝子「フヒ…?」

杏「折角、結婚したのに…仕事のせいで、一緒にいれないなんて…嫌だよ」

輝子「!!」

杏「二人で、ずっとだらだらしてようよ」

輝子「ちょ…ちょっと、会社に辞表出してくる…」

エンダアアアアアアアアアアアアイヤアアアアアアアアアアアアア

輝子「えっ…な、なにこの曲は…」

杏「終わりってことでいいのかな?いやー、やっぱ恥ずかしいねぇ」

輝子「フヒ…き…緊張した……」

小梅「す…凄い、見てて…ドキドキ…した…!」パチパチ

巴「こ…これを、後でうちもやるのか…」

杏「さぁ、次は誰がえんだーしてくれるのかな?」

輝子「…じゃ、じゃあ…私が…やるよ…フヒ…」

杏「それなら、夫役は…巴か小梅、どっちかだね」

小梅「え…えっと、私…やる……」

杏「オッケー。じゃあ、それでいってみよう。スタート~」

―小梅&輝子夫妻の場合―

小梅(夫)「結婚式…も、盛り上がったね…」

輝子(嫁)「う、うん…事務所の…皆が、集まって…」

小梅「ちょ、ちょっと…はしゃぎすぎて…疲れちゃったね…」

輝子「そ、そうだね…フヒヒ…」

輝子「…は、初めて…会った時の事…お、覚えてる…?」

小梅「う、うん…覚えてる……」

輝子「じ、事務所で…ぼっちだった…私に、話しかけて、くれて…」

輝子「友達に、なってくれて…凄く、嬉しくて……」

輝子「それだけで…幸せ、だと思ってたら…」

輝子「いつの間にか…こ、恋人に…なってて…」

輝子「こうやって…け、結婚、まで…するなんて…」

輝子「ゆ…夢…じゃないかな…フヒ…」

小梅「夢じゃ…ないよ…大丈夫……」

輝子「う、うん…ありがとう」

輝子「い、今までは…大好きな…友達、だったけど…」

輝子「これからは…大好きな…旦那様、だね…へへ……」

小梅「い、一生…大事に、するからね…!」

エンダアアアアアアアアアアアアイヤアアアアアアアアアアアアア

杏「はい、ごちそうさまでした~」

巴「お、おぉ…」

輝子「ちょ…こ、これ、凄く…恥ずかしい……」

小梅「か…顔、真っ赤だよ……」

杏「でも、終わってしまえば、あとはゆっくり楽しむだけだからね」

輝子「フヒヒ…そ、そうだね…つ、次は…どっちが、やるのかな…」

小梅「あぅ…じゃ、じゃあ、わ、私…やる……!」

杏「なら、夫役は巴だねー」

巴「お、おう、わかった」

杏「それじゃ、スタート~」

―巴&小梅夫妻の場合―

巴(夫)「おう、帰ったぞ」

小梅(嫁)「お…おかえりなさい…えへへ」

小梅「ご、ご飯に…する?それとも…お風呂?そ、それとも…ホラー映画…?」

巴「疲れた体にホラー映画はちと重過ぎる気がするぞ」

小梅「そ…そっか……」ショボーン

巴「っ…しょ、しょうがないのう。風呂と晩飯のあとでならつきあってやるけん」

小梅「ホント…?よかった…えへへ……」

巴「全く、小梅には敵わんのう…」

巴「それで、今日は何を作ったんじゃ?」

小梅「え、えっとね…オムライスを…作ったよ……」

巴「おぉ、美味そうじゃの。…ところで、その指、どうしたんじゃ」

小梅「りょ…料理、あまり…慣れてないから…ちょ、ちょっと、失敗…しちゃった…」

巴「全く、無理しおってから…。じゃが、う、嬉しいぞ」

小梅「えへへ…こ、これからも、頑張って…毎日、美味しいご飯…作るからね…!」

巴「ぐっ…な、なんて可愛い嫁なんじゃ…」

エンダアアアアアアアアアアアアイヤアアアアアアアアアアアアア

杏「はい、お疲れー」

輝子「フヒヒ…よ、よかったよ……」

小梅「あうぅ…は、恥ずかしい……」

巴「こ、これは想像以上に照れくさいのう…」

杏「さぁ、最後は巴だよー。夫役は私が引き受けよう」

巴「よ、よし、うちも覚悟を決めてやったる!」

杏「はい、というわけでスタート~」

―杏&巴夫妻の場合―

杏(夫)「ぐうぐうすやすや」

巴(嫁)「いつまで寝とるんじゃ。仕事に遅れるぞ」

杏「うーん、あと12時間……」

巴「ええい、はよ起きんか!」

杏「やだー、布団引っぺがさないでー」

杏「うー、働きたくない。今日はもう休んで、家で巴と一緒にだらだらしてたい」

巴「甘えた事言うとらんで、はよう顔洗ってこんか!」

巴「全く、ホントにどこまでもしょうがないヤツじゃ」

杏「にしても、巴もなかなか大胆というか、冒険家というか」

巴「ん、どういう意味じゃ?」

杏「だって、そのどこまでもしょうがない男と結婚しようだなんて」

杏「いや、杏は嬉しかったけどね、勿論」

巴「…ふん、今更何を言うとるんじゃ」

巴「一度、好きになった男じゃ。一生付いていくと決めたんじゃ」

巴「それが、女ってもんじゃろ?」

杏「うををを、巴ー!」

エンダアアアアアアアアアアアアイヤアアアアアアアアアアアアア

輝子「お、お疲れ様…フヒヒ……」

小梅「と、巴さん、カッコいい……」

巴「ううぅぅ、は、恥ずかしすぎるぞ…!」

杏「うをー!巴ー!結婚してくれー!働かないけど!」ムギュー

巴「こっ、こら杏姐さん、抱きつくんじゃない!」

杏「わはは、ごめんごめん。さて、全員の挑戦が終わったところで」

杏「投票タイムに…と思ったんだけど、3人とも、スタッフとツイッターの様子を見て」

輝子「え…?」

小梅「!?…す、スタッフさんが…悶えてる……?」

巴「なんじゃあいつら…」

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4人の嫁が可愛すぎて死ぬかと思った…
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これで順位を決めろとかちょっと鬼畜すぎませんかねぇ
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もうさ、全員優勝でそれで終わりでいいんじゃない?
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4人とももう結婚しちゃえYO!
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全員可愛いのに誰か1人にだけ投票とかできるわけないだろ!いい加減にしろ!
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杏「これは酷い」

輝子「と、投票…どころじゃ、ないね…フヒ……」

巴「でもどうするんじゃ?これじゃ勝負にならんぞ」

杏「おっと、ここでスタッフからカンペが」

小梅「か…カンペに、鼻血が…ついてるよ……」

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全員可愛すぎて、投票なんて酷な事は出来ないので

今回は特別に全員優勝として、全員にご褒美をプレゼントします。
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杏「だってさ」

輝子「な、なんという…結末……」

小梅「よ…よかった、のかな…?」

巴「まぁ、うちは構わんぞ。確かに、3人とも甲乙つけ難い嫁っぷりじゃったしな」

杏「またまた~。巴だって可愛かったよ?」

巴「う、うちのことはええんじゃ!」

杏「お、またカンペが」

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想定外の結果で、プレゼントが用意できてないので

あとでケーキを買ってきてあげますね。
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小梅「わぁ…け、ケーキ…だって…」

輝子「や、やったね…フヒヒ……」

杏「お紅茶と一緒にいただきたいですわね」

巴「なんじゃそのわけわからんキャラは」

杏「いやぁ、なんとなく」

杏「というわけで、『目指せご褒美!アイドルバトル』でしたー」

小梅「つ、次は…お知らせのコーナー、です」

小梅「新イベント『ドリームLIVEフェスティバル』が開催中です…」

小梅「今回も…イベントの様子が後日、テレビ放映されるので…お楽しみに…」

杏「142cmトリオ実現したね~。二人ともおめでとう」

小梅「あ、ありがとう……」

輝子「リ…リーダーは…幸子に、ぶん投げたよ…フヒヒ……」

巴「なかなか個性的なユニットじゃったのう」

杏「光と麗奈のコンビも実現してたしね。この番組にはなんか妙な力があるのかも?」

小梅「杏さんと…巴さんも…出るかな……?」

杏「さぁ、どうだろうねぇ。あるとしたら、やっぱりきらりとのコンビかなぁ」

巴「うちは…どうなるんじゃろ?」

杏「同じ、アイドルになった理由がお父さん繋がりの晴ちゃんとコンビとか」

巴「それ、ユニット名はどうなるんじゃ」

杏「『パパのいうことを聞きなさい!』」

巴「なんじゃその酷い名前は…」

杏「ひなだお!」

輝子「そ、それ以上はいけない…」

小梅「新しい限定ガチャ、カーニバルスター7STEPガチャが始まりました…」

小梅「ナターリアさんの、コスト18、肩書き付きの新SRが登場です…」

巴「寿司を食ってる時のナターリアは本当に幸せそうじゃのう」

杏「この、お寿司近づけられて凄い引いてるみくがいいね」

輝子「さ、魚嫌いだから…仕方ないね…」

巴「猫キャラなのに魚嫌いってどうなんじゃ」

杏「それは言わないであげて」

巴「お、おう、すまん」

小梅「第2回シンデレラガール総選挙で、上位5名に選ばれた」

小梅「蘭子さん、アナスタシアさん、楓さん、幸子さん、凛さんのCDの発売がついに決まりました…」

小梅「タイトルは『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 輝く世界の魔法』」

小梅「曲名は『輝く世界の魔法』、発売日は2013年8月14日、です…」

小梅「現在放送中の、TVCMでも使用されてるので、是非聞いてみて下さい…」

小梅「さらに、新CDアルバムシリーズ「jewelries!」の発売も決定しました…」

小梅「内容は…シンデレラガールが、色々な曲をカバーするCDアルバムとなってます…」

小梅「『Cute jewelries!』は卯月さん、美穂さん、菜々さん、杏さん、みくさん」

小梅「『Cool jewelries!』は凛さん、楓さん、蘭子さん、李衣菜さん、美波さん」

小梅「『Passion jewelries!』は未央さん、きらりさん、みりあちゃん、莉嘉ちゃん、美嘉さん」

小梅「以上の15名が…参加します…」

杏「おー、なんか怒涛の展開だねぇ」

巴「うちも早くCDを出したいもんじゃ」

杏「巴はやっぱり演歌?」

巴「もちろんじゃ。紅白の大トリは貰うぞ!」

輝子「お、大きく出たね……」

小梅「で、でも、実現したら…凄いよね…!」

杏「じゃ、ここで一曲~。今日はそうめん伝説の李衣菜の曲いこうかね~」

小梅「そ、そうめん伝説…」

輝子「た…確かに、じ…実話、だけどね…」

巴「しょぼい伝説じゃのう…」

杏「『Twilight Sky』~」

小梅「え、エンディング、です……」

杏「巴今日はどうだったー?」

巴「なかなか楽しませて貰ったぞ。コーナーのアレはちと恥ずかしかったがな…」

輝子「す、凄くよかったよ…フヒヒ…」

巴「よ、余計な事は言わんでええ!」

杏「そんなコーナーへの感想のメールを紹介しちゃうよ」

杏「ラジオネーム『ランナーズハイ』さんから」

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いやぁ、今回のアイドルバトルは強敵でしたね。

4人ともとっても可愛かったですよ!
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杏「なんか急に霧が濃くなってきたね…」

小梅「えへへ…あ、ありがとう……」

輝子「シンデレラボックスの中…ほ、他にも、あんなお題が…入ってるのかな…」

巴「恐ろしいのう…」

杏「続いてラジオネーム『お嬢命』さんから」

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お嬢がゲストというだけで神回だったのに

まさかお嬢のあんなセリフまで聞けるとは思いませんでした。

スタッフさんグッジョブと言わざるを得ませんね!
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巴「あの部分だけ忘れたい気分じゃ…」

杏「いやいや、ホントによかったと思うよ」

小梅「そ、そうだよ……じ、自信…も、持って、いいと…思う…」

巴「そ…そうなんか…?」

輝子「か、カッコよかった…と、思う……」

巴「まぁ…そう言われて悪い気はせんがな」

杏「じゃあ、次の巴のSRは[花嫁お嬢]村上巴で確定だね」

巴「ちょっと待て!それとこれとは話が別じゃ!」

杏「えー、いいじゃん。いけるって絶対」

巴「そ、そんなもんにされるぐらいなら、他にやって欲しい事がある!」

小梅「た…例えば…?」

巴「…[赤ヘル応援団]とかか?」

輝子「そ、そっち方面…?」

杏「それが実現したらユッキとのコンビは確実だね」

巴「キャッツと友紀姐さんには負けとれんからな」

小梅「じゃ、じゃあ…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、今日は…ここまで…です」

小梅「お相手は、白坂小梅と」

輝子「星輝子…と」

杏「双葉杏と~」

巴「村上巴でした」

小梅「また来週…」

輝子「ヒャッハァーー!!終了だァーーー!!」

杏「ばいばい~」

巴「またこの番組で会えたらええの!」

杏「その時は夫婦編じゃなくて、恋人編でいこう」

巴「それはもうええ!」

―番組終了後―

小梅「お疲れ様でした…」

輝子「お疲れ様…フヒヒ」

杏「おつかれー」

巴「お疲れさん」

小梅「あ…ちょ、ちょうど、ケーキが…きたよ…」

杏「わーい」

巴「というか、放送中も菓子結構食いよったのにケーキも食べるんか?」

杏「もちろん!」

輝子「あ、甘いものは…別腹ですよ…フヒヒ…」

小梅「はい、と、巴さんの分の…ケーキ。あ、あと…ジュースも、おかわり…」

巴「お、おう、すまんの」

杏「それじゃいただきまーす。あむっ」

小梅「…お、おいしい……」

輝子「や、やっぱり…ケーキは…美味しいね…」

巴「これは確かに美味いのう!」

杏「ケーキは人を幸せにするね。あと飴玉」

輝子「だ、誰かが…『ドーナツも負けていない』とか言いそうだね…フヒヒ…」

杏「ドーナツ姉貴オッスオッス」

杏「巴はどんなお菓子が好きなの?」

巴「そうじゃな。もみじ饅頭はやっぱり外せんな」

小梅「じ、地元の…名産品、だもんね……」

巴「あと、同じ地元の菓子で、食べたことないが気になる菓子があるんじゃ」

輝子「フヒ…ど、どんな…お菓子……?」

巴「確か、『ぷよまん』とかいう名前じゃったかな」

杏「コンパイルェ…」

―その頃事務所では―

P「今回のイベント、組ませたいユニットが色々あって本当に悩んだんですよね」

ちひろ「色んな子がいますもんねぇ」

P「ちひろさんにもサプライズでソロで出てもらおうかとか一瞬考えたりして」

ちひろ「えぇ!?そ、そんな、私はいくらなんでも無理ですよ~!」

P「曲は勿論『洗脳・搾取・虎の巻』で」

ちひろ「その喧嘩買った」


おしり

イベントの5~6ラウンド目に
杏ちゃんと美玲ちゃんと晴ちゃんとお嬢が出るって信じてる

見てくれた人ありがとう

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