陽乃「できたよ比企谷くん、雪乃ちゃんをイかせるスイッチだぁっ!」(369)

----部室前----

八幡(本当に効果あるのか?これ)

八幡(雪ノ下さんが俺に渡したってことは、俺は試されているのか?)

八幡(はぁ… 試しに使ってみるか)

ガララッ

八幡「よ、よう」

結衣「ちょっとヒッキー、遅かったじゃん何してたの?」

雪乃「別にこのまま一生来なくても良かったのだけれど」

八幡「いや、平塚先生から進路の件で呼び出し食らってさ」

八幡(お前の姉さんに会ってたなんて言えないよなぁ)

結衣「なんだー、そうだったんだ」

雪乃「そういえば私も平塚先生に用事があるんだった。あなたも珍しく少しは役に立つのね」

八幡「なんだよその言い方、俺は普段はいらない子みたいな言い方じゃねーか」

雪乃「え?違ったのかしら。あなたが居ても居なくても私の人生になんの狂いも起きないのだけれど」

雪乃「では由比ヶ浜さん、少し席を外すわ」

結衣「わ、私もちょっと……」

八幡「由比ヶ浜も平塚先生の呼び出しか?」

結衣「いや、違くてさ その…」

雪乃「あなた本当にデリカシー無いのね。行きましょう?由比ヶ浜さん」

結衣「うん。じゃあお留守番ヨロシクね、ヒッキー!」

ガララッ

八幡「ただのトイレかよ。それならそうとハッキリ言えばいいのによ」



書き込み端末で忍法帳違うのな
PCでスレ立て出来なかった

八幡(で、コレマジでどうすっかなぁ……)

ガララッ!!

八幡「うわっ」ビクッ

三浦「なんだ、ヒキオしかいないじゃん。 隼人に結衣ならここにいるって聞いて来たんだけど」

三浦「ん? なにそのスイッチ。ちょっと貸してみ」

八幡「おい、ちょっと!」

三浦「押しちゃえ」ピッ

八幡「あっ…」

三浦「何も起きないじゃん。何のボタンなのそれ?」

八幡「いや… なんでもないんだけどさ」

三浦「はあ? 意味分かんないんだけど。 で、結衣はどこなの?」

八幡「トイレに行ったと思うけど」

三浦「あっそ。んじゃあそういうことで」

ガララッ

八幡(スイッチ… 押しちゃったよな…?)

八幡(もし雪ノ下さんが言ってた通りのスイッチなら雪ノ下は…)

雪乃「ただいま」

八幡「!?」

八幡「お前、大丈夫か? さっき何も起きなかったか?」

雪乃「何の事かしら? 貴方に心配される程、私はそんなに弱い人間ではないのだけれど」

雪乃「それとも何? 貴方は私に何か如何わしい事でもしたの?」

八幡(何も起きていないのか? 俺は雪ノ下さんにからかわれただけなのか)

八幡「いや、なんでもねぇよ」

ガララッ

結衣「ゴメーン、今日用事できちゃった!」

八幡「三浦に誘われたんだろ?」

結衣「え、なんで知ってるの? ヒッキーきもい…」

八幡「さっき三浦がここに来たんだよ。あとキモいって言うのやめろ」

結衣「そっかー、なるほどねー」

雪乃「由比ヶ浜さんもいなくなるみたいだし、今日の部活はここまでにしましょう」

八幡「おう」

結衣「それじゃあまた明日ねー、ゆきのん! あとヒッキーも」

雪乃「さようなら」

八幡「俺はついでかよ」

雪乃「存在を認知されてるだけでも良かったじゃない。 さぁ部屋の鍵を閉めるから早く出て行って頂戴」

八幡「へいへい。また明日な」

雪乃「また明日」

----帰り道----

八幡(このスイッチ、持ってても意味ないよな? 雪ノ下さんに返すべきだろうか…)

戸塚「はちまーん!」

八幡「!?」ポチッ

八幡(やべっ、また押しちまった。まぁ効果無いんだから別にいいのか。それにしてもやっぱり戸塚は可愛いなぁ。)
   (雪ノ下さんも戸塚が女の子になるスイッチとか作ってくれればいいのに。)
   (そして俺の事を好きになってくれるスイッチも発明して、これから始まる俺と戸塚の甘酸っぱい生活が)

戸塚「ちょっと八幡? 聞いてるの?」

八幡「お、おう、戸塚。部活帰りか?」

戸塚「やっと返事してくれたよー。部活帰りだよ? 今日も疲れたなー」

八幡「でもお前、帰りこっちの方向じゃないだろ?」

戸塚「うん。八幡の姿が見えたからちょっと追いかけちゃった」

八幡「やっぱり戸塚は可愛いわ」

戸塚「はちまーん! 可愛いとか言わないでよー!」

八幡(嫌がる戸塚も超可愛い)

戸塚「じゃあ僕そろそろ帰るねー! また明日!」

八幡「おう! また明日な」

----比企谷家----

八幡「ただいま」

小町「おかえり、お兄ちゃん! こうやって健気にお兄ちゃんをお出迎えするって小町的にポイント高いよね?」

八幡「へいへい、それ言っちゃったから減点でプラマイ0な」

小町「ところでお兄ちゃん。手に持ってるそのスイッチ何? トリビアの泉?」

八幡「押してもへぇ~へぇ~いわねぇからこれ。つか懐かしいなそれ」

小町「じゃあ、何のスイッチなの?」

八幡「なんでもねーよ。それよりお前仮にも受験生だろ? ほら、さっさと勉強しろ」

小町「はーい。あ、今日の夕飯もカレーだよ」

八幡「マジかよ、もう3日連続だぞ!?」

小町「仕方無いじゃん! カレーが良いって言ったのお兄ちゃんでしょ」

八幡「それにしても限度ってもんが…」

小町「じゃあ明日はお兄ちゃんが当番ねー」

八幡「へいへい」

----八幡の部屋----

ピピピッ ピピピッ

八幡(電話か、知らない番号だな。こういう場合は出ないに限る。まぁ知ってる番号でも出ないがな)

ピピピッ ピピピッ ピピピッ ピピピッ

八幡「しつこいな、出ないと止まないか」

ガチャ

八幡「お掛けになった電話番号は現在使わ」

陽乃『比企谷くんが電話に出るまで37秒掛かりましたー』

八幡「雪ノ下さんッスか。小学校の教師みたいな言い方しないで下さいよ」

八幡「っていうかなんで俺の番号知ってるんですか?」

陽乃『いやね、静ちゃんに聞いたらすぐ教えてくれたんだよ』

八幡「俺にはプライバシーってもんが無いんですかね」

陽乃『で、あのスイッチ押したの? どうなの?』

八幡「押したっていうか押されたっていうか」

陽乃『押しちゃったんだ!? で、雪乃ちゃんどうなった?』

八幡「その時雪ノ下と一緒じゃなかったんで分からないんですけど、多分効果なかったと思いますよ」

陽乃『あれー? おかしいな。ちゃんと作ったはずなのに』

八幡「どういう仕組になってるんですか、それ」

陽乃『それはねー、企業秘密かな?』

八幡「そうッスか… でもまぁ効果ないし必要無いんで返しますよ、これ」

陽乃『効果あったら必要なんだ?』

八幡「そういうわけじゃないんですけど…」

陽乃『明日も部活あるんでしょ? なら明日私もお邪魔するからそこでもう一回試してみようよ』

八幡「はぁ… その時に返しますよ」

陽乃『はいはい。 じゃあまた明日ね。 楽しみにしてるよー!』

八幡「ではまた明日」

八幡(はぁ… やっぱ雪ノ下さんと会話すると疲れるわ)

八幡(今日は課題も出てないし、ゲームでもして寝るか…)

----翌日放課後----

平塚「比企谷、ちょっと来い」

八幡「なんすか、俺にプロポーズでもするんですか?」

平塚「お前は殴られたいのか? 進路相談だ」

八幡「だから言ってるじゃないですか。専業主夫だって。なんなら先生の主夫でも全然オーケーですよ?」

平塚「教師を馬鹿にするとは、やっぱりお前は殴られたいようだな。」

八幡「すみませんでした、すぐに行きます」

結衣「ヒッキー先に部室行ってるねー」

八幡「おう」

結衣「ゆきのん、やっは」

雪乃「どうして貴方がここに来るのかしら?」

陽乃「可愛い妹の姿を見に来ちゃいけないのー?」

雪乃「ここは部外者が来ていい所では無いと思うのだけれど」

陽乃「卒業生が先生や後輩達に挨拶に来ちゃいけないの?」

雪乃「チッ、なら職員室に行ってください」

陽乃「比企谷くんにも用事があるのよねー」

結衣「ヒッキーなら少し遅れて来るそうですよー」

陽乃「あら、えーっと何ヶ浜さんだっけ?」

雪乃「由比ヶ浜さんよ」

陽乃「そうそう、由比ヶ浜さん。ならここで待たせてもらおうかしら」

雪乃「はぁ… もう勝手にすれば?」

どう落ちをつけるか全然考えてないんですけど

てか口調とか呼び方とか合ってる?
書いてると何が何だかわからなくなってくる

ガララッ

八幡「すまん、遅くなった」

雪乃「遅いわ、早く姉さんとの用事を済ませて頂戴」

陽乃「こんにちは、比企谷くん」

八幡「もう来てたんスか」

陽乃「そりゃあもう、楽しみだからすぐ来ちゃった」

雪乃「何か嫌な予感がするわね」

結衣「あ、そのスイッチって昨日優美子が言ってたヤツ?」

八幡(俺の話とかしてんのかよ。陰口とか言われてんだろうな、やっぱ女ってこえーわ)

陽乃「ねぇ、早く早く!」コソコソ

八幡「はぁ、いきますよ」

ポチッ

八幡、陽乃「………」ジー

雪乃「な、なによ?」

結衣「?? 二人共ゆきのん見つめてどうしたの?」

八幡「ほら言ったじゃないですか、何にも起きないって」コソコソ

陽乃「あっれー? おかしいな。故障しちゃったのかな?」コソコソ

陽乃「壊れてるならもういいや、それ比企谷くんにあげちゃう」コソコソ
  (壊れてなくてもあげるつもりだったけどね)

八幡「いや、いらないッスよこんな物」

陽乃「じゃあ用事終わったから今日は帰るねー! ばいばい雪乃ちゃん、由比ヶ浜さん、比企谷君」

結衣「さ、さようならー」

雪乃「何しに来たのかしら…」

----1時間後----

八幡「今日も相談者は誰も来ない、か」

結衣「なんだかつまんないねー」

雪乃「誰も来ないって事は悩んでる人がいないって事だから良い事だと思うわよ」

八幡「俺はいつもお前の毒舌に悩んでるけどな」

雪乃「あら、貴方も悩めるような頭を持っているのね。」

八幡「お前は俺を猿扱いしてたのかよ」

雪乃「同じ哺乳類なだけマシだと思いなさい」

八幡「はぁ… もう死にたい」

結衣「なんか二人共楽しそうでいいなー」

八幡「お前の目は節穴かよ!? それとも耳詰まってるのか?」

雪乃「どこをどう見たら楽しそうに見えるのかしら?」

結衣「だって楽しそうに会話してるじゃん!」

八幡「由比ヶ浜お前… ドMなのか…?」

結衣「はぁ!? やめてよヒッキーキモい!」

雪乃「比企谷君さすがにそれは本当にセクハラよ」

八幡「はいはい、すいませんでした」

結衣「本当に反省してるー?」

八幡「してますしてます。ごめんなさい」

結衣「感情篭ってないよー!」

雪乃「楽しそうに会話してる所悪いけど、そろそろ下校時間よ」

結衣「た、楽しそうって… 私はヒッキーともっと…」

八幡「え? なんだって?」

雪乃「コントはいいから。鍵を閉められないでしょう? 早く出て」

八幡、結衣「はい…」

結衣「それじゃあ二人共また明日ねー!」

八幡「おう」

雪乃「さようなら」

八幡「じゃあ俺も帰るわ。また明日な」

雪乃「待って」

八幡「なんだよ?」

雪乃「私もこの学校の生徒の一人なのよね? 奉仕部に相談があるわ」

八幡「はぁ? 今日の部活は終了しました。相談はまた明日お願いします」

雪乃「いいから…付き合いなさい」

八幡「ったく、分かったよ」

----マグロナルド----

雪乃「こういう事は女性に聞くのが正しいのだと思うのだけれど、私に女性の知り合いって姉と由比ヶ浜さんしかいないじゃない?」

雪乃「姉に相談するのも癪だし、由比ヶ浜に相談しても引かれそうだからあなたに相談するわ」

八幡「俺にはどう思われてもいいのかよ」

雪乃「あなたにどう思われようと構わないわ。むしろ好かれても困るわよ」

八幡「そうですか… で、相談ってなんだ?」

雪乃「えっと… 貴方は、その…」

八幡「なんだよ、いつもみたいにハッキリと言えよ」

雪乃「なら単刀直入に聞くわ」

雪乃「貴方は不意に性的興奮を感じた事はあるかしら?」

八幡「ブッ!!」

八幡「何言ってんだよ急に!」

雪乃「ハッキリ言えと言ったのは貴方でしょう? これでも私も恥ずかしいのよ」

八幡(ん? もしかしてあのスイッチは…)

雪乃「ちょっと聞いてるの?」

八幡「あぁ、すまん。なんだって?」

雪乃「昨日私が平塚先生の所へ行ったのは覚えているかしら?」

八幡「あぁ、由比ヶ浜がトイレに行った時な」

雪乃「貴方本当にデリカシー無いわね」

八幡「んで?」

雪乃「先生との用事を終えて部室に戻ろうとしてた時に、その……」

八幡「おう」

雪乃「急に、えっと…その…」

八幡(まさか…)

雪乃「その……」

八幡「みなまで言うな!」

雪乃「伝わったのね。こういう時に貴方の変態さが役に立つとはね」

八幡「お前もしかして今日の部室でも?」

雪乃「どうしてそれを知っているの…?」

八幡(陽乃さん、やっぱりあなたは天才だったんですね…)

雪乃「姉や由比ヶ浜さんの前で耐えるのは大変だったわ」

雪乃「本当、あの人はどうしてこうタイミングの悪い時に来るのかしら」

八幡(残念!あの人それ目当てで来てましたから)

雪乃「それで… 私はどうしたら良いのかしら?」

八幡「………」

八幡「お前、一人でやったことあるの?」

雪乃「何をかしら?」

八幡「ナニをだよ」

雪乃「何を…? ナニを…」

雪乃「貴方、やっぱり変態だったのね」

雪乃「警察はすぐに来てくれるかしら」

八幡「俺にそんな相談してるお前も十分変態だろうが」
  (原因は俺だが)

雪乃「クッ 言い返せないのが癪だわ」

八幡「で、一人でしたことあんの?」

雪乃「………」

雪乃「私だって人間よ」

八幡「それは肯定と受け取っていいのか?」

雪乃「……ええ」

八幡「まぁしてないとイった感覚なんて分からないもんな」

雪乃「殴るわよ」

八幡「お前平塚先生かよ」

お前ら的にヤる方向がいいの?

ってか端末毎に忍法帳違うのな
時間置かないと書き込みできない

雪乃「それで… 私はどうしたらいいの?」

八幡「予言しよう。 お前は10秒後にイく」

雪乃「はぁ? 貴方何を言って」

ポチッ

雪乃「!?」

雪乃「ハァ…ハァ… 貴方何で分かったの?」

八幡(何やってんだよ俺…)

八幡「い、いや… 何となく?」

雪乃「貴方、何か知っているのでしょう?」


----マグロナルド外----
陽乃『おー、やってるねー! 比企谷くん青春しちゃう?』

雪乃「私が次にその……そういう事になるのはいつなの?」

八幡「いやー、えっと…分からん」

雪乃「そう……」

雪乃「こので話すのもアレだし、場所を変えましょう」

八幡「公の場所じゃあな。でもどこにいくんだ?」

雪乃「私の家よ」

彩加ちゃんぺろぺろ

----雪乃家マンションロビー----

八幡「相変わらずすげーな、お前の家」

雪乃「そうかしら? 普通でしょう?」

八幡「オートロックマンションでセコムされてるマンションに一人暮らしなんて普通じゃないわ」

雪乃「まぁ、私の我儘を聞いてくれる親には感謝しなきゃいけないわね」

ガチャ

雪乃「どうぞ、入って頂戴」

八幡「お、お邪魔しまーす」

>>117
お前はどんだけ戸塚好きなんだよ

雪乃「適当に座って。お茶を入れるわ」

八幡「あぁ」

八幡(前も思ったが綺麗に片付けてるんだな パンさんだけは相変わらずだが)

ガチャ

雪乃「どうぞ」

八幡「あ、ありがとう」

八幡(そういえば今雪ノ下と密室で二人っきりなんだよな…)

八幡「緊張してきた」

雪乃「え? 何か言ったかしら?」

八幡「いや、なんでもない」

八幡「で、俺は何をすればいいわけ?」

雪乃「ナニを…? 変態、冗談言うなら叩きだすわよ」

八幡「はぁ? 何勘違いしてるんだよ」

八幡「俺はどうすればいいわけ?」

雪乃「そ、そうね……」

雪乃「貴方が知ってる事を教えなさい」

八幡「そうだな… 雪ノ下がムッツリスケベだってことだ」

雪乃「!!」

雪乃「私だって歳相応の人間なのよ。そういうことにだって興味ぐらい湧くわ」

八幡(罵倒されるかと思ったが… ここは思い切って)

八幡「やっぱり葉山とかでしたりしてんのか?」

雪乃「私は葉山君が苦手なの。貴方なら気付いてると思っていたのだけれど」

----カラオケ----

葉山「ハックシュ!!」

三浦「ちょっと隼人ー、風邪引いたの?」

戸部「風邪なんて歌えば飛んで行くべ~?」

大岡「誰かに噂されてるとか?」

海老名「これは!はち×はやの予感!」

---------------

八幡「じゃあ誰をオカズにしてるんだよ?」

八幡「まさか由比ヶ浜か!?」

雪乃「私にそんな趣味は無いわ」

八幡「んー、じゃあ誰だよ? お前の知り合いってそんなところだろ?」

雪乃「貴方はそれで私の交友関係を熟知してるつもりなのかしら」

雪乃「でも…… そうね、ハッキリ言うわ」

八幡「おう? なんだ?」

雪乃「私は貴方を想像して一人でしているわ」

八幡「………」

八幡「は?」

ボタンの出番少なすぎィ

八幡「もう一回言ってくれ」

雪乃「貴方を想像して……自慰行為をしているわ」

八幡(これは一種の雪ノ下なりの毒舌なのか?)
  (それとも、俺が勘違いした所を一気に貶すパターンの方なのか?)
  (あぁ、そうか。 これは…)

八幡「これは夢なのか」

雪乃「夢なら覚めてほしいものね」

八幡「ちょっと一発俺をビンタしてくれ」

雪乃「やっぱり貴方変態だったのね」

八幡「いや、だってこの状況信じられないだろ? ヒルマン監督もビックリの状況だぞ!?」

雪乃「貴方が何を言ってるのか分からないけれど、私は貴方をずっと想っていたわ」

八幡「ファッ!?」

雪乃「貴方は気付いてて無視しているのかもしていれないけれど、由比ヶ浜さんが貴方を好意的に思っているのは私も気付いているわ」

雪乃「だから私も遠慮していたのだけれど」

雪乃「こういう状況がおかしくしたのかもしれないわね」

雪乃「私は貴方の事が好きなの」

八幡「それは、女子学生にありがちな罰ゲームなのですか?」

雪乃「ふざけないで。今は真面目な話をしているのよ?」

八幡「さいですか。でも、お前は俺のことを好きになる要素がどこにある?」

雪乃「貴方はいつも人とは違う考え方でこれまでの相談を解決してきたわ」

雪乃「どれも私一人では思いつかなかったわ。さすがに海老名さんと戸部君の件はどうかと思うけれど」

雪乃「今思えば、由比ヶ浜さんの相談の時にはすでに貴方に惹かれていたのかもしれない」

雪乃「文化祭の時にお見舞いに来てくれたの覚えているかしら?」

八幡「あぁ」

雪乃「正直由比ヶ浜さんよりも貴方が来てくれた事が嬉しかったわ」

雪乃「貴方が取ってくれたパンさんのぬいぐるみも大事にしているわ」
  (流石にあれをオカズにしているなんて言えないわね)

雪乃「貴方がしている一つ一つの行動が私にとって嬉しい事なの」

雪乃「私の気持ちは貴方に伝わったかしら」

八幡「………」

雪乃「由比ヶ浜さんの方が愛嬌があるし胸だって大きいわ」

雪乃「でも私の想いは由比ヶ浜さんに負けないぐらい大きいはずよ」

雪乃「だから…」

雪乃「もし良かったら、私と…… 付き合ってください」

八幡(これがツンデレってやつか…)

雪乃「あの… 聞いているのかしら?」

八幡「あぁ、聞いてる聞いてる」

雪乃「それで… その… 返事を聞かせてほしいのだけれど」

八幡「このスイッチ、何か分かるか?」

雪乃「えっと… それと返事が何か関係があるの?」

八幡「あるかもしれないし、ないかもしれない」

雪乃「そう… これは放課後に姉さんがいた時に押したスイッチよね?」

八幡「お前その時どうなったって言った?」

雪乃「その… 言わせないで」

八幡「何か気付かないか?」

ちょっと原作かうかな

雪乃「まさか、そのスイッチが私の…?」

八幡「そう、そのまさかだ」

八幡「このスイッチは雪ノ下さんが作ったものでどういう仕組か分からないが押すとお前がイってしまうスイッチらしい」

八幡「その効果を確認するために今日部室に雪ノ下さんが来たんだ」

雪乃「そう… じゃあ昨日の平塚先生の件の時は貴方が押したの?」

八幡「いや、三浦に押された」

雪乃「帰宅中にもあったのだけれど」

八幡「あれはすまん。戸塚に驚いた拍子に押してしまった」

雪乃「そう。貴方が故意に押したわけではないのね」

八幡「あぁ」

>>160
あ、スマン
原作未読には軽くネタバレあったかも

雪乃「そういう事なら許してあげるわ」

八幡「そうか」

雪乃「じゃあ、今押してくれる?」

八幡「え?今なんて?」

雪乃「そのスイッチを今、押してくれる? 貴方の手で」

八幡「冗談じゃ…ないよな?」

雪乃「私の好きな貴方にそのスイッチを押して欲しいの」

雪乃「私の事を変態だと罵ってくれても構わないわ、これまで私が言ってきたように。」

雪乃「貴方の言葉が聞きたいの」

八幡(こ、コイツ… 変態だわ)

八幡(でもそれがいい。むしろそっちの方が興奮する)

八幡「」ポチッ

雪乃「んっ……」

雪乃「ハァ…ハァ… ありがとう」

八幡「お前あんまり声に出さないタイプなのな」

雪乃「当たり前でしょう? 恥ずかしいもの」

八幡「さっきもっと恥ずかしい事を俺に散々言ってた気がするが」

雪乃「そうね。貴方になら聞かれてもいいわ」

気付いたわ
俺エロシーン描写下手ですわ

八幡「お前いつになく積極的だな」

雪乃「もうどうにでもなれって気持ちよ」

雪乃「キス、しても良いかしら?」

八幡「え?」

雪乃「良いのよね、スイッチ押してくれたもの」

八幡「ちょ、ちょっと待てって」

雪乃「逃げないで、目を瞑って?」

八幡(マジか?マジで?マジだ? ショウタイムじゃねーぞ?)

八幡(もうどうにでもな~れ)

ピピピッ ピピピッ

八幡、雪乃「え?」

雪乃「貴方の携帯よね? 鳴ってるわよ」

八幡「あぁ」

ピッ

八幡「もしもし」

小町『お兄ちゃーん? 今日はお兄ちゃんが夕飯当番って言ったよね? 早くしないとお腹空いて死にそうだよー』

八幡「もうそんな時間か?」

小町『もう8時過ぎだよ? 今どこにいるの?』

八幡「もうそんな時間なのか? ゴメン、後で金は払うから外で食べ」

小町『小町はお兄ちゃんの手料理が食べたいんだけど?』

八幡「小町的にポイント高い、か?」

小町『そそ、だから早く帰ってきてよねー』

ポイント低いぞ小町いいい

八幡「」チラッ

雪乃「良いわよ。妹思いの貴方も好きだもの」

八幡「分かった。すぐ帰る」

小町『うん! じゃあ待ってるねー!』

ピッ

八幡「すまん。帰るな」

雪乃「えぇ。その前に」

八幡「ん?」

雪乃「んっ…」

雪乃「さっきのキス、してなかったでしょう?」

八幡「今の俺のファーストキスだぞ…」

雪乃「偶然ね、私もよ?」

八幡「さいですか…」

八幡「それじゃあまた明日な」

雪乃「えぇ、また明日」

終わりたいです

>>182
よう頑張った
今日の夜にでもまた立ててくれ

>>182
ふざけんな

>>184
嬉しい事言ってくれるねぇ君

>>185
うるせぇ
バイトから帰ってずっと書いてんだぞこの野郎

----比企谷家----

八幡「ただいまー」

小町「遅いよー! ってお兄ちゃん、なんか顔ツヤツヤしてない? 何かあった?」

八幡「何にもねーよ」

小町「ニヤついてるし怪しー ハッ!? もしかしてさっきの電話… 小町初のお兄ちゃん育成計画成功!?」

八幡(お前が邪魔したんだけどな…)


終われ

お前らって結構鬼畜なのな
今日は帰って泥版ラブライブするつもりだったのに

いやいや、まだ頑張れるだろ

もう寝させてくれ
次に何かSS書くことがあれば書き留めちゃんとしてからするわ
っていうか確か前スレ建てた奴どこ行ったんだよ
恨むぞ

そういえば川崎さんと材木座出してなかったな
まぁいいか

もう保守する必要ないんやで?

続編っぽいの書き溜めしてるから出来たら書き込むわ
断念するかもしれないから期待すんな

陽乃「雪乃ちゃん。 良い物あげよっか?」
でスレ建てするから保守しなくていいよ

バイト行ってくるわ

陽乃「できたよ比企谷くん、静ちゃんをイかせるスイッチだぁっ!」

平塚「なにっ!」

陽乃「比企谷くんパ~ス」

八幡「うおっ!とっとっと…」カチッ

平塚「ひゃんっ///」

的なのお願いします

平塚「…」

八幡「マジかよ…なんてもの作ってんですか…返しますよ」

陽乃「まぁまぁ。それで日頃のお返ししちゃいなよ!私帰るから!」タタタタ…

八幡「…」

平塚「…」

八幡「…」カチッ

平塚「んっ…はぁ///」

平塚「ひ~き~が~や~」

平塚「こんな事してどうなるか分かってるんだろうなぁ?」

八幡「いやほらあれですよ、これは好奇心と復讐心をうまく利用するという陽乃さんの罠であって…」

平塚「いいからそれを渡せ!さもなくば…」

八幡「」スッ

平塚「!」

平塚「ま、待て!分かった!話し合おう!」

ちょっと用事

なんだ他の人が書いてるじゃん

さっきバイト終わって帰ってきたばっかりなんだ
書き貯めできてねーよ

明日もバイトだよーん
今から書き溜めるから落としても構わない

それか>>272が書いてくれるのを待つか

本音を言うとカグラやりたい

陽乃「できたよ比企谷くん、静ちゃんをイかせるスイッチだぁっ!」

平塚「なにっ!」

陽乃「比企谷くんパ~ス」

八幡「うおっ!とっとっと…」カチッ

戸塚「ふえぇっ///」ビクン

八幡「なん・・・だと・・・?」

のんのん

>>343
お前他のはまちスレにもいるじゃん

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