カツオ「え?佐村河内に?」
中島「ああ。と言っても僕はもうなってるんだけどね!」
カツオ「誰に何を作らせたんだ?」
中島「おじいちゃんに小説書いてもらって僕の名義でデビューしたのさ!」
カツオ「ホントかよ!?」
中島「"ホワイト企業に転職したんだがブラック企業に身体が馴染んで逆に変だ"ってタイトルさ」
カツオ「ええ!?あのベストセラーの!?」
カツオ「あれの作者は"メガネ王子"って名義だったよな?」
中島「それは僕のペンネームなんだぜ。原稿見てくか?」
カツオ「おお」
ー中島宅ー
中島「おじいちゃんー。進んでる?」
おじいちゃん「ああ。今丁度新刊分書き終えたところじゃ」
中島「ありがとうおじいちゃん。売上の3割、口座に振り込んでおいたからね」
おじいちゃん「ありがとうな」
カツオ「へー」
カツオ「しかしよくこんな上手くいってるな。僕なら3割どころか10割貰いたいところだよ」
中島「おじいちゃんは年寄りで優しいからね。はした金で満足するんだよ」
カツオ「優しさを利用してゴーストライターやってもらったのかあ」
中島「おかげで毎月のおこづかいがとんでもない額だよ」
カツオ「いいなー」
中島「磯野もやってみろよ!いいもんだぞ、佐村河内」
カツオ「ちょっと考えてみようかなあ」
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