両津「ガンツだと?」(162)

~地下鉄のホーム~

両津「それにしても珍しいですね。部長から秋葉原へ誘ってくるなんて」

部長「孫の大介がモンスターハンターをやってみたいと言ってな。せっかくだから私が教えてやろうと思って自分用のPSPが欲しかったんだ」

両津「まさか本当に部長がモンハンを始めるとは・・・ん?」

誰か落ちたぞー
駅員なにやってんだよ

両津「向こうが騒がしいですね」

部長「何かあったのか?」

両津「あっ!ホームに人が落ちてますよ!」

部長「なんだって!?」

両津「くそっ!」ダッ

部長「おい!両津!!」

スタッ

両津「おい!大丈夫か!」

ホームレス「うーん・・・」

両津「部長!先にこの人を!」

部長「よし!」グイッ

両津「部長!次は私を引っ張りあげてくださ
い!」

部長「わかった!」

両津「いきますよ!せーの!」

ドタタ!

両津「あいたたた!」

部長「バカもん!お前が下に引っ張ってどうする!」

両津「そんなこと言ったってしょうがないでしょ!」

部長「まずい!両津!電車がくるぞ!」

両津「部長!走ってください!」ダッ

部長「なんだって!?」タッタッタ

両津「停車の時は速度落とします!最前列の車両の停車位置より前まで走れば大丈夫です!」

部長「ハァハァ!さすが両津だ!」

ゴオオオオ

通過列車だぞ!!バカ野郎!!

両津&部長「!?」

キキキキキキ

部長「すき間っ!すき間探せ!!どこかすき間!!」

両津「ありませんよ!!そんなの!!」

両津「くっそ!もう間に合わん!!」

部長「この大バカものー!!!」

両津「部長と心中なんて嫌だああああ!!」

ゴオオオオオオオ

~マンションの一室~

両津「ハァッ・・・ハァッ・・・」

部長「ハァッ・・・ハァッ・・・」

両津「・・・あれ?生きてる」

部長「・・・どこだ!ここは!?」

両津「部長、私たちさっき電車に轢かれましたよね?」

部長「どうなってるんだ両津!?」グイグイ

両津「部長!落ち着いてください!私にわかるわけないでしょう!?」


メガネの男「・・・・あなた達も・・・・・死にかけたんですか?」

部長「・・・」

両津「・・・どういうことか詳しく説明してくれ」

なぜこんな時間に

部屋には両津達を含め8人の男がいた。直径1メートルほどの黒い球体と一緒に・・・

メガネの男「かくかくしかじかで、みんなこの部屋から出られずにいるんです」

両津「本当だ。窓に触れん」つるっ つるっ

両津「不思議なこともあるもんだな」

部長「おい両津。あの黒くて不気味な球体はなんだ?」

両津「知りませんよ!」

メガネの男「みんな注目~。今からみんなで自己紹介しましょう。まず名前と職業・・・どーやって死んだか」

そして、メガネの男、老人、金髪の男、少年の順番で自己紹介を済ませた。

メガネの男「あの~、次お願いします・・・」

短髪の男A「・・・」

短髪の男B「こいつと俺は・・・ヤクザ・・・はい終わり」

両津「(なんだって!?)」

部長「(なんだと!?)」

>>11
やっぱり早すぎたかな。昼にもっかい立てるわ

>>13
どうせ一日中かかるから今でもいいだろ

メガネの男「・・・あ・・・じゃあ、最後のお二人お願いします」

部長「私たちは葛飾署の・・・ウプッ!

両津「僕たちはフリーターです!以上!」

部長「(両津!なんのマネだ!)」

両津「(ここで警官だってばれたらヤクザの二人に警戒されるでしょう。隙を見つけて二人とも捕まえてやるんですよ)」

部長「(おお!さすが両津だ!)」

部長「(ところでどうやって捕まえる気なんだ?)」

両津「(とっておきの作戦があります。まずは・・・)」

おいおい俺は続き楽しみにしてるのに

>>14
>>16
ありがとう、続けるわ

あーたーらしーいーあーさがきた きーぼーおのあーさーが

両津「ん?ラジオ体操の歌だと?」

部長「いったい何が起こるんだ・・・」

両津「あの球体から音が出ているようですね」

一同「・・・」

ブーン

黒い球体の表面に写真と文字が表示される・・・

【てめぇ達の命はなくなりました。今からこの方をやっつけてくだちい】

【ねぎ星人 特徴 つよい くさい 好きなもの ねぎ・・・】

両津「ねぎ星人?なんだこりゃ」

ガシャッ!
ttp://i.imgur.com/VKBBMrR.jpg

両津「うおっ!?」

部長「球が開いた!?」

両津「びっくりさせやがって・・・」

部長「球の横には・・・ライフル銃のような物が掛けてあるな」

両津「球体の後ろの棚にアタッシュケースみたいなのがありますよ」

メガネの男「本当だ。全員分ありそうですね。箱の表面に書かれてるのは名前ですかね。えーと、『いしあたま』さん、この中にいらっしゃいますか?」

両津「ぷっ!部長のことなんじゃないですか」くくく

部長「くっ・・・」

メガネ「えーと・・・『バカ津短吉』さん、どなたですか?」

部長「はははは!バカ津短吉だって!傑作だ!」バンバン

両津「・・・」ぷるぷる

全員にアタッシュケースが配られる

カチャッ

部長「なんだ、これは。服か?」

両津「黒い全身ラバースーツ・・・どうやらコスプレのようですね」

部長「よく分からんが、あの二人を逮捕するためだ。着てみるか・・・」

両津「ほう、結構しっかりできてるんだな。持って帰ってコスプレショップに売ればいい金になりそうだ」

部長「両津、これでいいのか?」

両津「プッ 部長が着ると90年代のコントみたいですね」 ククク

部長「笑うんじゃない!!」

部長「お前だって似たようなもんだろ」

両津「うーむ、我々のような短足寸胴な日本人体系には合いませんね・・・」

部長「いいか、両津。あの二人からもくれぐれも目を・・・」

ヤクザA「」タッタッタ

両津「げっ!?」

部長「・・・」

両津「部長!?見ましたか!?あいつ上半身だけで走ってましたよ!!」

部長「なんなんだ・・・一体・・・。あ、消えた・・・」

メガネの男「ぎゃああああ!!」

部長「なんだ!?」

両津「なに!?頭から消えているだと!?」

部長「りょ、両津・・・お前の頭も・・・」

ジジジ

両津「え?うわあああ!!」

部長「ひいいい!!」

~夜の住宅地~

ジジジ...スッ

両津「・・・あれ?」

部長「・・・」

両津「どうやら私たち、ビーム転送されたようですね・・・」

部長「わけがわからん・・・」

両津「ここは・・・どこかの住宅地ですかね。あそこに電車も見えますよ」

部長「・・・」

メガネの男「え!?一千万!?」

両津「!?」

少年(以下、西)「かくかくしかじかで、地球に潜んだ宇宙人を殺す番組なんです。賞金は一千万円」

両津「なんだって!?」

部長「一千万円だと!?」

両津「こうしちゃいられん!」
ダッ

部長「おい両津!」

両津「(ヤクザを逮捕して手柄も貰える上に賞金一千万円!こんなおいしいチャンスを逃すのはもったいない!)」

~アパートの前~


メガネの男「一千万円・・・」

金髪「どうやらレーダーによると、この部屋の中にいるらしいです」

ヤクザA「お前なんで銃二つ持ってんだよ!一個貸せや!」

ガチャ

メガネの男「あっ!出てきました!」

ネギ星人「・・・」

両津「くそっ!あいつらどこに行ったんだ!」ハァハァ

部長「おい両津!待ってくれ!」ハァハァ

おい!逃げたぞ!
追え!

部長「さっきのヤクザの声だ!」

両津「向こうから聞こえましたね。ん?あっ!?なんだあいつは!?」

部長「こっちに跳んでくるぞ!?」

ぐしゃっ!

ネギ星人「・・・」ピクピク

両津「・・・お、おい、大丈夫か?」

ネギ星人「!!」ダッ

両津「あっ!おい!」

追えー!
捕まえろー!

ダッダッダ

部長「君たち!ちょっと止まってくれ!」

ダッダッダ

両津「行ってしまいましたね・・・」

両津「部長、さっきのやつが例のネギ星人ですよ」

部長「追ってみよう」

おい!こいつ刃物持ってるぞ!
撃て!撃て!

部長「ヤクザ達だ!おい!待て!」

両津「おい!」

ギョーン ギョーン ギョーン

両津「あ・・・」

バンッ!バンッ!

バンッ!

ぐちゃぐちゃ

メガネ「はは・・・よくできた作り物だ・・・うっ!オエー」

金髪「オエー」

部長「ネギ星人が・・・バラバラに・・・なんなんだこれは・・・うぷっ!」

両津「本当にテレビ番組なのか?」

部長「ん?おい!両津!」

両津「え?うわっ!」

ヤクザA「ンだ?こいつ?ネギ星人の親か?」

ネギ星人親「・・・」プルプル

金髪「・・・」ガタガタ

ネギ星人親「オオオオオオオオオ!」

メガネ「ひいいい!」

撃てェ!
ギョーン ギョーン
俺は死なない!
バンッ
ぎゃあ!
うわああ!
ひいいい!

部長「・・・」ガタガタ

両津「み、みんな殺されてしまった・・・」ガタガタ

ネギ星人親「・・・」ギロッ

部長「お、おい、両津、なんとかしてくれ・・・」ガタガタ

両津「そ、そんなこと言ったって・・・」ガタガタ

バチバチッ・・・

ヒュン

ネギ星人親「!?」

ヒュンヒュン グルグル ビシッ

両津「なんだ?ワイヤーがアイツにからまって拘束してしまったぞ?」

バチバチッ バチッ

部長「両津!あそこを見てみろ!透明人間が!」

両津「あっ!お前は!さっきの少年!」

西「俺以外で生き残ったやつは久しぶりだよ。あンた達はさすがだね。すぐにスーツが重要だって気づいた」

両津「(持って帰ってコスプレ屋に売ろうとしただけだがな・・・)」

西「今日はあんたらに点数やるよ。この銃でこいつ撃ってみな」

ネギ星人親父「・・・」

部長「なんだって!?」

両津「点数だと?よくわからんが・・・撃ったら・・・どうなるんだ?」

西「死ぬよ。もちろん」

両津「よし」

ギョーン

部長「おい両津!」

西「(まさか本当に撃つとは・・・)」

バンッ!

両津「部長、生き残るためだったら私はなんだってしますよ。さっきからの様子を見る限りこの事態は普通じゃありません!人間、適応力が大事です!」グッ

西「(こいつは使えるかもな・・・)」

ジジジ

両津「おっ、ビーム転送ですね」

ジジジ

部長「どうやら全ての敵を倒せば部屋に戻れるようだな」

両津「生き残ったのはどうやら私たちと・・・」

ジジジ

両津「さっきの少年、西だけみたいですね」

二人は西から事情を聞き解散した。

両津「なんとか終電には間に合いそうですね」

部長「そうだな・・・しかし、西の言っていたことが本当ならこれから今日のようなことを繰り返すわけか・・・」

両津「逃げられそうにないですし、やっていくしかありませんよ」

それからというもの

両津の持つ原始人並の力とゴキブリ並の生命力はガンツスーツによって強化され、両津と部長は田中星人を撃破。

次のミッションの仏像星人もXガンを使い寺の本堂を破壊、多数の仏像星人を建物の下敷きにして撃破してしまったのであった。


ちゃくちゃくと経験を積み重ねスーツ、武器の使い方を熟知、戦闘力を高めていった。西は死んだ。

~数日後~

部長「ふう、チビ星人、手強い相手だったがなんとか倒せたな」

両津「ははは、だいぶ感覚が掴めてきましたね。これならボルボと左近寺がいた方が戦力になりますよ」

部長「しかし、どうやって呼ぶ気だ?」

両津「そこは私に任せてください」

~さらに数日後~

両津「いやー、夜までアキバ巡りに付き合わせちまって悪かったな」

ボルボ「なーに、丁度今度のサバゲーで使う銃を見たかったんだ」

左近寺「俺も“ときめも”のフィギュアが買えたからな」

両津「おや?あれは」

ボルボ「電車がどうかしたのか、両津」

両津「今だ!!」ドンッ

左近寺&ボルボ「うおっ!?」

ゴオオオオ

~ガンツ部屋~

ジジジ

ボルボ「ぎゃああああ!!」

左近寺「ひいいいいい!!」

両津「・・・よし、無事に転送されたな」

左近寺「両津!!どういうことだ!?電車に轢かれたぞ!?」

ボルボ「あれ、部長!?部長ですか!?」

部長「やあ、君達もガンツに選ばれたようだな(悟ったような目)」

ボルボ「両津!!どういうことだ!説明してくれ!!」

両津「実はだな。かくかくしかじかでお前らの協力が必要なんだ」

ボルボ「なんと・・・」

左近寺「そんなゲームみたいな話は信じられん」

両津「そのうち嫌でも分かる。さて、そろそろだな」

ボルボ&左近寺「?」

あーたーらしーいーあーさがきた

ブーン
【このかたをやっつけてくだちい】

【かっぺ星人 特徴 なまる 汗かき 口癖 おーらのどーごがなまってんだ いっでみろっつの】

左近寺「なんだこれは?」

両津「この球体はガンツ。こいつに出されたミッションをクリアするまで家には帰れんぞ」

ガシャン!

両津「スーツは・・・『人間武器庫』と『たっちゃん』・・・」

両津「さ、お前ら。これに着替えろ」ぽいっ

ボルボ「なんだこのアタッシュケース・・・ん?人間武器庫?俺のことか両津!?」

両津「そうだ、お前らのコードネームだ」

カチャ

ボルボ「全身タイツ?」

左近寺「コスプレみたいだな。なんのアニメだ?」

両津「いいからさっさと着ろ」

両津「武器だが、ボルボはこのライフルタイプのXガンを使って部長と一緒に狙撃で支援してくれ。左近寺は格闘だな。一応拳銃タイプのXガンを太もものホルスターに付けておけ」

左近寺「おい両津。このスーツ、どうやって使えばいいんだ?」

両津「普通に動くだけだ。スーツが自動で力を感知してアシストしてくれる」

左近寺「なるほど・・・」

~夜の幕張メッセ~

ワレッ!ナンボノモンジャイッ!

左近寺「両津、この二本足で歩くトリケラトプス、関西弁を喋るぞ・・・」

両津「やかましい所はどっかの誰かさんにそっくりだ・・・」

どんどん、雑魚たちを倒して行く両津たち。そして

かっぺ星人「おーらのどごがなまってんだ!?いっでみろっつの!!」

左近寺「おい!両津!こいつ殴れば殴るほど巨大化するぞ!」

両津「こういう星人には銃を使う」
ギョーンギョーン

ババンッ!バンッ!

両津「な?簡単だろ?」

左近寺「今度から早めに教えてくれ・・・」

ズンッ ズンッ

左近寺「お、おい両津・・・とんでもなくデカい恐竜が来たぞ・・・」

両津「こいつが今回のボスのようだな」

ズンッ ズンッ

左近寺「両津!近づいてくるぞ!どうすればいいッ!?」

両津「ちょっと待ってろ。Xガンのレントゲン機能で弱点を探す」

キュイーン

両津「腹の下が弱点だな」

両津「左近寺!こいつの足を殴って地面に倒すぞ!スーツの力を最大にしろ!」

キュイーン メキメキメキメキ

左近寺「よし!うおおおおお!」

キュイーン メキメキメキメキ

両津「おお!素晴らしい筋肉だ!」

両津「前脚はまかせた!ワシは後ろ脚をやるぞ!」ダッ

左近寺「まかせとけ!」

キュイーン
両津&左近寺「おりゃああああ!」

バゴッ!

ズズンッ....

両津「倒れたぞ!今だ!撃ちまくれ!」

ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン

左近寺「うおおおおお!」

ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン

バババババンッ!

両津「やったぜ!」ははは

左近寺「やったな!」

謎の黒服A「最強の格闘技?ボクシングだろ」

謎の黒服B「いや相撲だね。力士が最強だ」

謎の黒服A「あんなデブに何ができンだよ」

謎の黒服B「筋肉の塊なンだぞ」

謎の黒服C「いや、ジークンドーだろ」

謎の黒服D「・・・」

謎の黒服A「おっ“ゴキブリ”たちがいるぞ」

謎の黒服 B「どこだよ。あっ、“コンタクト”つけ忘れてた」

謎の黒服C「準備はいいか?いくぞ」

黒服達「・・・」

両津「ん?なんだあいつら」

左近寺「おい!両津!あいつら銃を持ってるぞ!」

両津「なんだって!?」

パンッ パンッ パンッ パンッ

両津「うおっ!物陰に隠れるんだ!」

パンッ パンッ パンッ パンッ

左近寺「あいつらも星人なのか!?」

両津「いやわからん!だが味方じゃないことだけは確かだ!」

両津「部長!ボルボ!援護を頼む!」

ボルボ「部長!両津から無線がありました!謎のゲリラ部隊から襲撃を受けているようです!狙撃して援護しましょう!」

部長「よし」

ギョーン ギョーン ギョーン

ジジジ

~ガンツ部屋~

両津「いやー、部長、助かりましたよ。急に襲撃を受けた時はどうなることかと思いました」

部長「うむ。身にふりかかる火の粉は全て叩き潰さないとな」

ボルボ「このライフル、実銃と違って狙撃しやすいな」

左近寺「ところで両津。こっちの部屋には何があるんだ?」ガチャ

両津「そういえば開けたことがなかったな」

左近寺「おい両津!こっちの部屋、バイクがあるぞ!」

両津「なんと、バイクもあったとは!」

両津「それなら本田もいたほうが戦力になるな。ボルボがいつ暴走するかわからんから、狙撃担当は麗子もいたほうが心強い・・・」
ブツブツ

ボルボ「まるで死神だ・・・」

左近時「とんでもないやつだな・・・」

バイクと同じ部屋に置いてあったガンツソードの発見によって、剣道の達人である部長は鬼神の如き力を発揮。
ガンツバイクに乗り凶暴化した本田も恐ろしい星人ハンターと化した。
これに麗子によるサポート、そしてスーツによって強化された両津、ボルボ、左近寺の三人が加わるのだから並の星人では全く歯が立たない状態であった。

~オニ星人・池袋サンシャイン60ビル前~

オニ星人「ハンター!!ハンター!!俺を止めてみろ!!」

本田「せんぱ~い・・・めっちゃ強そうですよぉ・・・」

両津「大丈夫だ。ワシと左近寺が注意を引いておく。ボルボは60ビルの展望台から狙撃してくれ。一撃で仕留めろよ」スタスタ

ボルボ「わかった」

本田「頼もしい・・・」

【それでは ちいてんをはじぬる】

左近寺「お、100点か。俺は格闘だから武器はいらんし・・・。両津、誰か生き返らせたいやつはいるか?」

両津「そうだな・・・西ってやつを生き返らせてくれ。前にこの部屋にいたやつなんだがな。ガンツに関する情報を持ってるんだ」

左近寺「じゃあそいつを再生するぞ。ガンツ3番だ」


再び西を加えたメンバーでミッションをこなす両津達。


~数週間後~

【このかたをやっつけてくだちい】

【ぬらりひょん 特徴 つよい 頭がいい わるい 好きなもの タバコ お茶】

部長「ぬらりひょんか、妖怪の総大将だな」

両津「もはや星人なのか妖怪なのかわからん・・・」

ジジジ

両津「ん?この場所は・・・」

本田「両津のダンナ、来たことあるんですかい?」

両津「見覚えがあるような・・・」

ボルボ「とりあえず警戒しながら進もう」

左近寺「お、通りにでたな」

部長「向こうから誰か来たぞ」

両津「ん?あっ!お前は!?」

春「あー!トーキョーモンや!」

両津「通天閣署の御堂春じゃねーか!なんでお前がそのスーツを着てるんだよ!」

春「なんやねん!自分らこそなんで着とんねん!」

ボルボ「通天閣署の人たちか・・・」

部長「知ってるのか?」

ボルボ「ええ、以前一緒にサバイバルゲームをしたことが・・・」

なんだと!
なんやねん!

両津「署長までいるのか・・・」

浪花署長「前に署員旅行行った時にバスが事故ってな。それ以来、黒あめちゃんのメンバーっちゅうことや」

両津「黒あめちゃん?」

芦原「大阪では黒球をそう呼んでるんよ」

両津「なるほど」

春「なんや、中川さんはおらんのかいな」

両津「そういえば中川はまだ連れてきてなかったな」

部長「取り込み中のところ悪いが、早く星人を倒さないと」

署長「確かに、そうやったな。よし、ここは東西チームで協力っちゅうことでどうでっしゃろ」

春「うちらのシマやから気はのらんけど、今回ばっかりは何が起こるかわからんし、そのほうがよさそうやな」

両津「ワシらのチームがいれば百人力だぞ」

両津「ところで・・・お前らの持ってる武器デカくないか?」

春「これはな、100点クリアした時にゲットしたんや。自分らのチーム、100点クリアしたやつおらんの?」

両津「みんな好き勝手闘ってるからな・・・点数の分配にバラツキがあるんだ・・・」

クック クック

署長「春、見てみい!でっかい鳥や!腕に鎌付いとるで!ははは!」

春「おっ、ちょうどええのがおるやん。試し撃ちするからよう見とき」ダッ

両津「お、おい!危ないぞ!」

春「ノロマなトーキョーモンと一緒にすんなや!」

クエー!
ヒュン ビュン

ボルボ「すごい反射神経だ・・・攻撃を紙一重で避けてる・・・」

両津「おまけに小柄だからな」

春「いくでー!」ギョーン

ドドンッ!

両津「すごい・・・」

左近寺「なるほど、相手をロックオンして上からエネルギーで押し潰すわけか」

ボルボ「欲しい・・・」

貫井崎係長「ぎょうさんあるで。好きなだけ持っていきや」
ガチャガチャ

ボルボ「本当か!?」

左近寺「やった」

両津「ターゲットは“ぬらりひょん”で間違いないな」

春「オッケーや」

芦原「春ちゃん、コントローラーに表示された地図やと、ターゲットは道頓堀川に固まっとるで」

署長「バラバラに逃げられたらやっかいや。固まってるところを一気に叩くで。みんなデカイの持ったか?」

ボルボ「OKだ」

左近寺「いつでもいけるぞ」

~道頓堀川~

春「あそこの真ん中にいるちっちゃいのがぬらりひょんやな」

両津「ワシとお前、署長で隣にいる天狗と犬頭の怪物をやろう。ボルボ達は周りの細かいのを頼む。撃ち漏らすんじゃないぞ」

ボルボ「わかった」

左近寺「任せろ」

署長「橋の影に隠れたおかげで向こうはまだこっちに気づいてないようやな。ソッコー決めるで」

本田「恐ろしいメンバーだ・・・」

部長「まったくだ・・・」

春「せーの!いくでぇ!」

両津「おう!」

ギョーンギョーン ギョーン ギョーン

ボルボ「おりゃああああ!」

左近寺「うおおおおおお!」

ギョーンギョーン ギョーン ギョーン

ドン!ドン!ドドン!ドドン!ドン!

本田「ひえええ!地形が変わっちゃいますよ!」

ギョーン ギョーン ギョーン

両津「敵の素性がわからん!徹底的に潰すしかない!」

ギョーン ギョーン ギョーン

ドン!ドン!ドドン!ドドン!ドン!ドン!ドン!ドドン!ドドン!ドン!・・・・

ちょっと朝飯買ってきます

ドン!ドン!ドン!

両津「まずい!雑魚が何匹か逃げ出したぞ!本田!ガンツバイクで追ってくれ!」

本田「ガッテンだ!!」ブロロロロ

麗子「私たちも追うわ!」

部長「ワシも行こう!」

ボルボ「両津!こっちはいつまで撃ち続ければいいんだ!?」

ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

左近時「うおおおおおおお!!」

ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

部長「逃げて行った妖怪達は本田くんが片付けてしまったようだな」

麗子「誰もいませんね」

麗子「両ちゃんたちの所に戻ったほうが・・・」

部長「麗子くん、気をつけろ」スッ

麗子「えっ?」





般若&小面「・・・」

部長「・・・」

麗子「・・・」

般若「なにがし・・・それがし・・・キデンら・・・」

麗子「(言葉を喋った!?)」

部長「おい、お前らの目的はなんなんだ?」

般若「ははははッ ゴキブリども」

部長「・・・」

小面「ほほほほ くさい くさい」

部長「・・・麗子くん、剣道の経験は?」

麗子「フェンシングなら大会に出たことが何度か」

部長「よし、いくぞッ!」スチャ

般若「ははははは 面白い!はははは!」

小面「ほほほほほほほ!」

部長「くっ!?」ブンッ

般若「ははははは!」ヒュン

小面「ほほほほほ!」

麗子「攻撃が当たらないわ!」ブンッ

小面「ひゅッ!」シュッ

麗子「きゃあっ!」

般若「それ!!それそれ!!」

部長「・・・」ヒュンッ

部長「麗子くん!」

>>93は間違い


部長「くっ!?」ブンッ

般若「ははははは!」ヒュン

小面「ほほほほほ!」

麗子「攻撃が当たらないわ!」ブンッ

小面「ひゅッ!」シュッ

麗子「きゃあっ!」

部長「麗子くん!」

般若「それ!!それそれ!!」

部長「・・・」ヒュンッ

小面「ひょッ!」

部長「・・・」ヒュンッ

般若「首はまだといったろうッ!」

部長「ふん!足はもらった!」

ビュン
小面「きょォオ オオオオ」

般若「きえ゛ィあ!」

部長「・・・」チャ

般若「かァあッ!」シュッ

部長「・・・」ヒュッ

部長「えい!」ザンッ

本田「逃げ出した雑魚は全て片付いたな」

本田「あとは両津のダンナのところに・・・あっ!部長!」

部長「おう本田か。ちょうどいいところに。バイクに麗子くんを載せてやってくれ。般若の星人に腕を切られてしまってな。今は気を失っている」

麗子「・・・」

本田「大丈夫なんですかい?」

部長「止血はしておいた。転送されれば腕も元に戻る。大丈夫だろう。さあ両津のところに急ごう」

~道頓堀川~

芦原「道頓堀川にデッカい穴が・・・」

春「不意打ちでこんだけ浴びせたんや。さすがにもう生き残ってるやつはおらんやろ」

両津「ん?おい!春!穴の底の血溜まりを見てみろ!」

春「!?」

ぐぐぐぐ
バシャ ぴちゃ

ぬらりひょん「ふふ ふふふふふ」

署長「このタイプはあれやな。意識外からの攻撃が効くタイプやな」

両津「意識外?不意打ちってことか?」

署長「そや。伊達に7回クリアしてへんで」

ボルボ「な・・・7回クリアだと・・・」

左近寺「さすが通天閣署・・・」

両津「署長!?どうやって倒せばいい!?」

署長「あいつが橋の上に上がってくる前に全員バラバラに散るんや!あとは不意打ちでバンバン攻撃したらええ!よし!わかったら散りや!」

両津「よし!ワシがここに残ってあいつを引きつける!みんなは狙撃してくれ!」

春「死ぬなよ!トーキョーモン!」

両津「おう!まかしとけ!」

ズンッ

両津「!?」びくっ

両津「・・・」くるっ

ぬらりひょん「ふーっ ふーっ ふーっ」

両津「・・・」

ドッドッドッドッド

両津「(こんなに心拍数がやばいのは女子寮に侵入した時以来)」

ドッドッドッドッド

両津「(みんな配置についてくれてるか)」

ドッドッドッドッド

ぬらりひょん「ふーっ ふーっ ふーっ」

両津「待ってくれ......質問したい.......」

ぬらりひょん「ふーっ ふーっ ふーっ」

両津「答えてくれ、なぜワシたちはお前達と殺しあってるんだ......」

ぬらりひょん「ふーっ ふーっ ふーっ」

ぬらりひょん「ふーっ それが...質問か...ふーっ」

ぬらりひょん「お前がそれを質問するのか......ふーっ」

両津「・・・」

ぬらりひょん「ふーっ 神の存在を......ふーっ ふーっ感じるか...ふーっ」

両津「おう、ワシの知り合いにいるぞ」

ぬらりひょん「神は......人のようなものかと ふーっ ふーっ どのような形か...ふーっ」

両津「ハゲたおっさんだぞ」

ぬらりひょん「ふーっ ふーっ ふーっ」

ぬらりひょん「神は絶対の力を持つ存在 ふーっ」

両津「お前が神...とでもいいたいのかよ」

ぬらりひょん「ふーっ ふーっ この世はそのような個が作り出したもの」

両津「どういう......意味...だ...」

ぬらりひょん「災害と同じと思っていい ふーっ ふーっ」

ぬらりひょん「あきらめるほか.........ふーっ ふーっ ないのだ......」スッ



ドンッ!

春「やった!当たった!」


ボルボ「よし!ヒット!」


左近寺「うおおおおお!!!」
ギョーン ギョーン ギョーン

署長「よし!よし!」
ギョーン ギョーン ギョーン

~道頓堀川・橋~

ドンッ ドンッ ドンッ バンッ バンッ

ぬらりひょん「おッ なるほど そうか」くるっ

ドンッ ドンッ ドンッ バンッ バンッ

両津「(この隙に一時離脱だ!)」

両津「(いける!!)」

ドッドン ドドン

両津「(このまま!!)」

ドン ドドンドドン

ぬらりひょん「」パァッ

両津「!?」

ドォンッ

両津「(破壊光線だと!?なんだんだこいつ!?)」

ぬらりひょん「」パァッ パァッ パァッ パァッ

両津「ひいいいいい!!」

ドォンッ ドン ドン ドン

~どこかのビル屋上~

ボルボ「こっちの位置を把握して撃ってきてるわけじゃないのか!」

春「うおおお!」
ギョーンギョーンギョーン

~道頓堀川・橋~

ドンッ ドンッ ドン

ぬらりひょん「なんのこれしき なんの なんの」パァッ パァッ

両津「はぁ!はぁ!あった!デカ銃!」

ぬらりひょん「」パァッ

両津「うお!?」ドンッ

両津「あいたたたたたた!!!」

両津「ちくしょう!スーツが破れちまった!あいつ絶対に許さんぞ!」ガチャ

ぬらりひょん「」
ドンッ ドンッ ドンッ

両津「よし、ボルボ達が援護している今のうちに・・・あいつが気づかないうちに撃たないと・・・」

ぬらりひょん「」
ドンッ ドンッ ドンッ

両津「気づくなよ・・・」

両津「・・・」スチャッ

ぬらりひょん「」

ぬらりひょん「おッ」

ぬらりひょん「」

両津「(しまった!?気づかれ・・・)」

部長「うおおおお!」ザンッ

ぬらりひょん「!?」ブシュー

部長「・・・」

~どこかのビルの屋上~

春「!?」

ボルボ「部長!?」

左近寺「やった!!」

署長「危機一髪や!!」

~道頓堀川・橋~

ぬらりひょん「」ブシュー

部長「・・・」

ぬらりひょん「」くるっ パァッ パァッ

部長「くっ!?」ヒュンッ ヒュンッ

ドン ドン

ぬらりひょん「」パァッパァッパァッ

部長「ふん!ふん!」ヒュンッヒュンッ

ドンドンドン

部長「うおお!!」ザシュッ

部長「(両津今だ!!)」ダンッ

両津「!!」


ぬらりひょん「ぬ」

グググ

ドォン!

ドンッドンッドンッ

両津「ああああああああ!」
ドンッドンッドンッ ドンッドンッドンッ ドンッドンッドンッ

両津「はぁっ はぁっ はぁっどうだ はぁっ...」


春「はぁっ はぁっ はぁっ」

左近寺「やったか・・・」

ボルボ「はぁっ はぁっ 」

本田「両津のダンナァ!やったな!!」ブロロロロ

両津「おお、本田か...そっちは大丈夫だったか?」

本田「ありんこ一匹残っちゃいませんよ!」

両津「そうか、よかった...おっ」
ジジジ

部長「転送が・・・終わったんだな・・・」
ジジジ

署長「お、転送が始まったで」

左近寺「星人を全部倒せたみたいだな」

ジジジ
春「また機会があったら手ェかしてや!またなトーキョーモン!」

ジジジ
両津「おう!死ぬなよ!」

~ガンツ部屋~

ちーん

【それぢわちいてんをはじぬる】

採点では西以外のメンバーが全員100点を超え、より強い武器をゲットできる1番を選択した。

それから数日後

ガンツに関する情報を知っている西を交え今後の計画を相談することに。

~独身寮~

ピンポーン

残念「はい」

ガチャ

両津「おい残念、すまんが部屋を開けてくれ。みんな入っていいぞ」

ぞろぞろ

残念「え!?ちょ、ちょっと!?」

西「かくかくしかじかというわけで、一週間後にカタストロフィが起こって世界のパワーバランスが崩れるってわけ。
今のところ核戦争って説が有力かな。そこで生き残ったやつが世界を支配できるんだよ。だから日本の財閥連中がガンツを使って躍起になってるってわけ。他に質問は?」

両津「(財閥だと!?)おい西、今の話をもう一度詳しく聞かせろ」

~帰り道~

両津「カタストロフィか・・・生き延びれば世界を思いのままにできるんだな」

両津「まさか財閥が絡んでいるとは。そうと決まればそっちの方面に詳しい中川の協力も必要だな・・・」

両津「中川、たまには電車で帰ってみないか?」ニヤニヤ

中川「どうしたんですか急に」

~1時間後・駅のホーム~

両津「いやー悪いな。買い物に付き合わせてしまって」

中川「いえ、いいんですよ。あ、急行電車が来ましたね」

両津「中川!ちょっとの辛抱だ!」

中川「え?うわああああ!?」

ゴオオオオ

中川「先輩!!なんてことするんですか!電車に轢かれそうになったでしょう!!」

両津「落ち着け中川!急に押したのは悪かった!だが生きてるだろう!!」

中川「あれ、そういえば・・・確かに僕たち、ホームに落ちて電車に轢かれましたよね・・・それにこのマンション・・・一体どうなって・・・あれ、麗子さん!?それにボルボさんも・・・」

ボルボ「ここは」

両津「待てボルボ。お前は何も言わなくていい。ここはワシが説明する。実はだな中川、かくかくしかじか」

ボルボ「いやな予感しかしない・・・」

数週間後

~上野公園広場~

中川の協力とミッションでの実績が認められ、両さんは日本全国のガンツをコントロールする財閥グループの主要メンバーにまで昇りつめた。
上野公園広場にはガンツスーツを着た数百のメンバーが集まっており、その中で両さんは一段高くなった場所に立っていた。
両さんの目の前には5つのガンツ球が置かれており、ガンツ球に繋がれたノートパソコンを中川が操作している。

中川「先輩、準備完了です」

両津「よし。よく聞け!注目!注目!」

ザワザワ

両津「関東近辺チームの諸君!みんなに集まってもらったのは他でもない!ついに今日がカタストロフィだ!みんなの力を貸して欲しい!」

ボルボ「おう!世界を支配して銃を合法的に所持できる社会を作るぞ!」

左近寺「俺も堂々とギャルゲーを買える世界を作りたい!」

ボルボ「僕はバイクを自由にオーバーホールできれば満足です」

わああああああ!

うおおおおおお!

中川「みんな動機が不純だ・・・」

部長「おい両津!あれを見ろ!空から何か降ってくるぞ!」

本田「あっ!せんぱ~い!見て下さい!宇宙船も降りてきますよ!」

両津「なんだって!?」

~宇宙船内部~

巨人軍神「ここが地球か」

巨人A「ええ、ここを侵略して私たちの安住の地にしましょう」

軍神「よし、まずは送りこんだ無人ロボットと先発隊の報告を待つ」

~数時間後~
巨人A「先発隊が全滅しました!ロボットも全て破壊されたようです!」

軍神「なんだって!?」

巨人A「現在地上で捕虜になっている兵士から送られてきた画像です。この男に要注意せよとのことです」

軍神「(つながり眉毛の男・・・)」

巨人B「大変です!」

軍神「何があった!?」

巨人B「地球人が宇宙船の動力部に侵入し暴れまわっています!」

軍神「一体どうやって侵入したんだ!?」

~地上~

両津「ガンツ、宇宙船の動力部の場所を捕虜から聞き出した。座標を指定してどんどんメンバーを転送してくれ」

玉男(ガンツの中にいて操作してた人)
「わかった。どんどん転送するよ」

ボルボ「なんで巨人の言葉がわかったんだ・・・」

左近寺「敵に回すと恐ろしいが味方にすると頼もしい・・・」

中川「先輩、巨人軍の損害を数値化しました。相当ダメージを受けていますね。このまま順調に進めば人類の勝利です」

両津「よし、計画通りだ」

男「巨人軍の特使がやってきました!」

両津「よし、人類の代表としてこの私が伺おう」

巨人特使「--------」

両津「ふむふむ、なるほど。和解したいと」

巨人特使「-------?」

両津「あのねぇ、おたく、ケタが二つ違うんじゃない?」

巨人「------!?」

両津「嫌ならいいよ、このまま滅ぼしちゃうから」

巨人「------!?-------・・・」

両津「じゃそういうことでシクヨロ」

中川「どうでした?先輩?」

両津「なんとか和解する方向で話を進めたよ」ははは

それからというもの、両さんは人類の代表として巨人軍と正式に和平協定を結び、地球の英雄となった。
巨人の宇宙船内部の街中にガンツスーツを着た両さんの銅像が作られ、崇められることになった。
宇宙船の中では毎日宴会が開かれ、宇宙船に貯蓄されていた資源は恐ろしいペースで減っていた。

軍神「どうしてこんなことに・・・」

巨人A「あの・・・この星の資源を調査したのですが・・・」

巨人A「どうやら私たちの技術とは全く互換性がないことがわかりました・・・」

軍神「なんだって!?」

巨人B「あの・・・両津様からお電話が・・・」

両津『おい!軍神!今日も宇宙船でパーティー開くぞ!浅草の知り合い10万人連れてくから準備しとけよ!じゃーな!』ガチャ

軍神「・・・」

ズズズ....

ボルボ「ん?おい両津!見ろ!宇宙船の高度が上がっていくぞ!」

両津「なに!お前らどこに行く気だ!」

中川「『もう限界なので違う星を探します』と軍神さんから置き手紙が・・・」

両津「おい本田!100点アイテムの飛行バイク借りるぞ!」

本田「あ!せんぱーい!僕のバイクー!」

両津「待てーお前ら!宇宙の果てまで追いかけるぞ!」

ゴオオオオ

中川「先輩ー!」

部長「放っておけ中川」



読んでくれた人ありがとう。
ところでさ、ワンパンマンのキングの元ネタって加藤のような気がしないでもない
ttp://i.imgur.com/0BOPcb8.jpg
ttp://i.imgur.com/R9GgVui.jpg

中川「それでは、地球上にある全てのガンツに関する技術と記憶を消去します」カタカタ

部長「これで、いつもの平穏な毎日に戻れるというわけだな」

本田「普通が一番ですね」

ジジジ....

...

~1週間後~

ニュース「ロシア上空で謎の飛行物体が軍によって撃墜されました。搭乗者の日本人男性は「俺はガンツチームのリーダーだ、俺が世界を救った」と訳のわからない供述をしており・・・」

中川「先輩だ・・・」

部長「あのバカ、何をやってるんだ・・・」

麗子「変ねぇ、でも何か忘れてるような・・・」

超能力の発祥ってどこだったんだろうな

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