エレン「今日アニのアパート行っていいか?」(146)

エレン「格ゲーでアニに勝つまで帰らねぇからな!」

アニ「じゃあ半年は居座ることになるけど?」

エレン「へっ!言ってろ!じゃあまた後でな!」

アニ(・・・・部屋の掃除しとかなきゃ)

エレン「うーーっす!お邪魔するぜアニ」

アニ「ん。」

エレン「相っ変わらず顔に似合わないぬいぐるみばっかりの部屋だな!」

アニ「るっさい、いいだろ 別に」

エレン「ま、いいけどさ」

アニ「一応聞くけどコーヒー?ココア?紅茶?」

エレン「三ツ矢サイダー、もしくはファンタオレンジ!」

アニ「うぜぇ・・・そんなの無いから勝手にコーヒーにするよ」

エレン「なーんだよー。じゃあ後でSEIYUに買いに行こうぜ」

アニ「・・・まぁ いいけどさ。夕飯の買出しあるし」

エレン「お前チュンリーばっか使うよな」

アニ「お父さんがチュンリーの使い方しか教えてくれなかったから」

エレン「なるほど だからお前足癖悪いんだな!」

アニ「・・・・・」 ゲシッ

エレン「いってぇ!!!蹴るなよ!!」

アニ「ばーか」

エレン「・・・・・・・・勝てねぇ!!!!」

エレン「強すぎだってのアニ!!」

アニ「・・・なんなら」

アニ「なんなら教えてやってもいいけど?」チラッ

エレン「え?いいよ 俺チュンリー使わねぇし」

アニ「・・・・・・」シュン

エレン「あ゛ーーーーーー駄目だ!一旦休憩だ休憩!」

エレン「ジュースとか菓子買いに行こうぜ!」

アニ「全く情けないね」

エレン「腹が減ってはなんとやらだ!とにかく行こうぜ!」

アニ「まって 買い物袋取ってくるから」

エレン「とりあえずポテチ!アニも食うよな?」

アニ「コンソメね あとそれ食った手でコントローラー触るな ぬめる」

エレン「わかってるよ。あとなに食う?」

アニ「コアラのマーチとかでいいんじゃない?」

エレン「へ?」

アニ「ん?」

エレン「あ、あぁコアラのマーチね。ま いいんじゃね?(こいつこの強面でコアラのマーチかよww)」

アニ「うん」

ミカサ「エレンがいない…」

ミカサ「ライナーちょっときて」

ライナー「」

アニ「じゃあ私 夕飯の食材買ってくるから」

エレン「おう 俺は立ち読みしてるわ」



アニ(あ 今日たまねぎ安い。買おう)

アニ(・・・・ん?)

???「あっれ アニじゃねぇか!!買い物か?」

ライナー「よぉー奇遇だな!俺たちも買い物に来てたんだ。見ろよ今日は特大鍋だぜ」

ベルトルト「やぁアニ アニも夕飯の買出しかい?」

アニ「まぁ そうだけど」

ライナー「見るからに今日はカレーだな?しかしやけに食材が多いな。お前小食だったろうが」

アニ「今日はエレンが来てるから 二人分」

ライナー「なんだまたエレンが来てるのか。へー、お前がエレンに手料理ねぇ へぇええ」

アニ「・・・・・・」ゲシッ!

ライナー「ぐぇ! なんで蹴った!?」

アニ「なんとなくムカついたから もっと蹴られたい?」

ベルトルト「今日は退散しておいた方がいいみたいだよライナー」

ライナー「そうみたいだな。じゃあとりあえず一つアドバイスしとくが 避妊だけはちゃんとしとk」

アニ「・・・・・・・!!!!!!!」 ドガガガガガ

ライナー「」

ミーナ(バイト)「2852円になりまーす」

アニ「あ 袋いらないです」

ミーナ(バイト)「あ、かしこまりましたー」

ミーナ(バイト)(この子・・・同じ大学の子だ・・・隣にいるのは彼氏クン?
          いっつも怖そうな顔してるけどやっるー。)

帰宅

アニ(はー。 たかが夕飯の買出しなのに妙に疲れた)

アニ(ライナーのヤツ 変なこと言いやがって)

アニ(・・・・・・・とりあえずカレー作ろ)





エレン「俺何気にお前が料理してるの初めて見たぜ。つーかお前料理できるのな」

アニ「たかがカレーだよ。誰だってできるっての」

エレン「いやーお前はてっきりインスタントオンリーかと思ってたからさ。女の子らしいとこあんじゃん!」

アニ「そ、そう?」

アニ(ホントは料理なんて全然だけどエレンが来たから無理して作ってみたなんて
   口が裂けてもいえない)

アニ(あれ、そういえばエレン ホントに今日帰らないつもり?)

アニ(・・・・・・・・・・・・・・・・・)

ライナー(とりあえず一つアドバイスしとくが 避妊だけはちゃんとしとk)


アニ(・・・・・・・・・・・/////) カァアアア

グツグツグツゴボボ!!ジュウウウウ!!


エレン「おいアニ!なにボーっとしてんだよ!カレー煮立ってるぞ!」

アニ「あっ」

おもしろい

寝る

アニ「すまないね。少しぼーっとしてた。」

エレン「アニが珍しいな」

アニ「少し焦げてしまったよ。出前でもとるかい?」

エレン「いや、せっかく作ってくれたんだ、食べるよ」

アニ「その…正直に言うと普段あんまり料理しないんだよ。だから味に保証はないよ。焦げちゃったし」

エレン「まあカレーなんか誰が作ってもそこそこのもん作れるしなー。勿体無いし食べるよ。それに…」

アニ「…?」

エレン「その…前から、アニの手料理食いたいなって思ってたり…」

アニ「!?」ガタッ

エレン「おい!危ねえ!」

アニ「ご、ごめん…(い、いきなりエレンは何を言い出すんだ…)」

エレン「どうした?ちょっとおかしいぞアニ」

アニ「いや、なんでもないよ(さっきライナーに言われたことを余計に意識しちまうじゃないか…)」

エレン「今のアニになら格ゲーで勝てそうだな」

アニ「(まずい。負けたらエレンは満足して帰ることになる。)」

アニ「いや、それでも負けるつもりはないね。エレンは弱いし(あれ、なんで…)」

エレン「んだと!よし絶対勝ってやる!」

アニ「やるなら夕食を食べてからだ。自分で言ったじゃないか。腹が減ってはなんとやら。って(なんでエレンに帰ってほしくないって思ったんだろ…今)」

━━━━━夕食━━━━━

エレン「お、うめえ!」


アニ「お世辞はいいよ さっきも説明しただろ?料理は普段作らないって」


エレン「さっき言ったろ?カレーなんて誰が作ってもそこそこうまいって。んー、それに」


アニ「それに?」


エレン「なんかミカサが作ってくれるカレーに似てるんだよなぁ。」


アニ「ミカサ…?ピキッ」

アニ「エレン…ミカサに料理作ってもらってるの?」

エレン「ああ、俺は良いって言ってんだけどなんか毎日来て作ってくれんだよ」


アニ「あん?」ピキッ


エレン「おお…いきなり恐い顔するなよアニ…」

アニ「うるさいよ。しね」


エレン「な、なんで怒ってんだよ…」

エレン「にしても何でミカサの作るカレーと似た味なんだろうな (ああ、そういやミカサがいつも言ってんな…)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ミカサ「エレン…私の料理には愛情が100%入ってる」

エレン「おう!そんなことよりこの料理うまいな!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

アニ「さあね(エレンのことを思いながら作ってたから…?いやまさか…)

やっぱアニだよな

http://i.imgur.com/1Xs56jj.jpg

>>105
わろす

続きはよ

エレン「はー美味かった。アニ 将来意外といい嫁さんになれるんじゃねぇか?」

アニ「え…よ、嫁?」

エレン「だから早くいい相手見つけろよな!」

アニ「……!!」ゲシゲシゲシ!

エレン「いててて!無言で蹴るなよ!誉めてんじゃん!」

アニ「うっさい」

━━━━夕食後━━━━━

アニ「どうする?ゲームまた始める?」


エレン「いや、なんか飯食ったら眠くなっちまった…」


アニ「やっぱり止泊まる気かい?」


エレン「いや…ん…それは…さすがに悪…ぃ…すぅ…すぅ…」


アニ「寝ちゃったよ…まったく困ったやつだよ」

>>116
あ、上あるならコレ無しで

アニ(ったくこの男は…。私と二人っきりなのになんも感じないのか?)

アニ(仲のいい友達っつっても男と女だよ)

アニ(こっちはことあるごとに意識しちゃって大変だっつの)

アニ(……もしかして、コイツにはもう 幼なじみが、ミカサがいるから…?)

アニ(私のやってることは無駄なのかな)

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