唯「ムギちゃん何処目指してるの?」紬「東工大」(60)

え……………

唯「んひぃぃぃぃぃ!おまめさんきもちいいでつぅぅぅぅぅ(^ρ^)」グチャグチャグチャプシャアアアア
憂「お姉ちゃん!ご飯のときはおまたいじりやめてって何度いえばわかるの!」バッチーン
唯「あーう!ゆいのおまたいじりやまするだめー!うーいわるいこ!しーね!しーね!(`q´)むひょひょぉぉぉぉぉぉぉぉー(^ρ^)」グシャグシャグシャプシャー
憂「言うこと聞けない悪い子はお仕置きだね。お豆さん切っちゃいましょう」
唯「あーう!おしおきだめー!おまめさんだめー!("q")」
サクッ ブチブチブチブチ
唯「あんぎゃああああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ("q")!!!おまめさんーーーーーー!!!!」ガクガク
憂「穴でオナニー覚えたらこまるから、こっちも閉じちゃいましょう。この『私の恋はホッチキス』でっと」バチンバチン
唯「おぎょおおおおおおおぎょおおおお!!!アガガガガガガゴゴゴゴゴゴ("q")」ピクピク
憂「はい、お姉ちゃん。今日のおかずはお豆さんの丸焼きだよ」
唯「んひぃ、んひぃ…ぁーう…おまめさん…ゆいのおまめさん…("q")」パクッ ブチブチ
憂「食wwべwwたww」
唯「("q")」ピクピク

〔SⅠ〕東京大・京都大
〔SⅡ〕一橋大・大阪大
〔SⅢ〕北海道大・東北大・名古屋大・神戸大・九州大・慶應義塾大
====================高学歴(2ch基準)開成妥当ライン
=======================
〔AⅠ〕筑波大・お茶の水女子大・東京外国語大・東京工業大 ・ICU ・早稲田大
〔AⅡ〕千葉大・東京農工大・横浜国立大・名古屋市立大・大阪市立大・国際教養大
〔AⅢ〕広島大・岡山大・金沢大・東京学芸大・名古屋工業大・京都工芸繊維大・首都大・中央(法)
======================許せるライン
=================================
〔BⅠ〕熊本大・新潟大・奈良女子大・電気通信大・大阪府立大・京都府立大・横浜市立大・東京理科大・上智大

澪「おいおい、みんなでN女子大を受けるっていってたじゃないか」

紬「N女子大も受けるわ」

律「どういうことだ」

紬「N女子大と東工大の両方を受験することにしたの」

唯「なーんだ。じゃあムギちゃんもN女子大にくるんだね」

紬「たぶん……ね。ごめんなさい。勉強しなくちゃいけないから、今日は帰るわ」

律「おい、澪。東工大って知ってるか?」

澪「名前は聞いたことある。でも工大ってそんなに難しいところなかったような」

唯「滑り止めで東工大を受けるってこと?」

澪「たぶん」

唯「ムギちゃん頭いいからN女子大に落ちることなんてないと思うけど」

律「そーだな」

梓「……あれ?」

唯「どうしたのあずにゃん?」

梓「唯先輩、確か『何処目指してるの』って訊いてませんでしたか」

唯「言ったけど……ハッ」

澪「まさか……」

唯「……ちょっと私ムギちゃんを追いかけに行くよ」

律(あれ、話についていけてないの私だけか?)

唯「ムギちゃん……探したよ」

紬「唯ちゃん……」

唯「なにそれ……速読英単語上級編?」

紬「これで勉強してるのよ」

唯「こんな難しいの……ムギちゃんアップルさえ流暢に発音できないのに、こんな難しいのやることないよ」

紬「でも東工大に入るためには必要なの」

唯「なんで……みんなで一緒にN女子大受けようっていったのに……」

紬「ええ、受けるわよ」

唯「言葉遊びがしたいんじゃないよ! ムギちゃんと一緒の大学がいいの!」

紬「唯ちゃんごめんなさい。でもこれは必要なことだから」

唯「必要?」

紬「うん。私の夢を叶えるために必要なこと」

唯「……」

紬「……」

唯「決意は変わらないんだ」

紬「……うん」

唯「ならしょうがないね」

紬「許してくれるの?」

〔SⅠ〕東京大・京都大
〔SⅡ〕一橋大・大阪大
〔SⅢ〕北海道大・東北大・名古屋大・神戸大・九州大・慶應義塾大
====================高学歴(2ch基準)開成妥当ライン
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〔AⅠ〕筑波大・お茶の水女子大・東京外国語大・東京工業大 ・ICU ・早稲田大
〔AⅡ〕千葉大・東京農工大・横浜国立大・名古屋市立大・大阪市立大・国際教養大
〔AⅢ〕広島大・岡山大・金沢大・東京学芸大・名古屋工業大・京都工芸繊維大・首都大・中央(法)
======================許せるライン
=================================
〔BⅠ〕熊本大・新潟大・奈良女子大・電気通信大・大阪府立大・京都府立大・横浜市立大・東京理科大・上智大

唯「うん。しょうがないから」

紬「ありがとう。唯ちゃん」

唯「どういたしまして。でも東工大ってそんなに難しいの?」

紬「うん。東大よりは簡単だけど……」

唯「そうなんだ」

紬「だから必死に勉強しても受からないかも」

唯「ムギちゃん……。そうだ、なら私が勉強を手伝ってあげる」

紬「唯ちゃんが?」

唯「うん。私頭はあんまりよくないけど、お手伝いぐらいはできると思うから」

◇数ヶ月後!

梓「こんにちはー。あれ?」

唯「あずにゃんこんにちはー。今お茶を入れるね」

梓「今日って部活お休みですよね」

唯「うん。だから部室でお勉強中」

紬「……」

梓「私がきたことに気づいてない……凄い集中力」

唯「それは単にイヤホンつけてリスニングしてるからだよー」

梓「あらら」

唯「そろそろ休憩にしよっか」



紬「……ふぅ、疲れた。あら、梓ちゃん来てたんだ」

梓「こんにちは」

紬「はい。こんにちは」

唯「ムギちゃんお茶だよ―」

紬「ありがとう」

梓「唯先輩が受験勉強手伝うなんてどうかと思いましたが、こういうことでしたか」

紬「ううん。唯ちゃんはお茶をいれてくれるだけじゃないのよ」

唯「そうなんだよ、あずにゃん!!」

梓「えっと……」

紬「唯ちゃん。この問題一緒に考えてくれる」

唯「あー、これはね……」

紬「うん……」

◇思考中

唯「じゃあここに補助線を引いて」

紬「最後に微分して」

唯「できた!」

梓「こんなに難しい数学の問題を二人で……」

紬「ええ、唯ちゃんはとっても賢いのよ」

唯「えへへ。ムギちゃんに解き方の基本を教えてもらったら、難しい問題でも考えられるようになっちゃった」

梓「そうでしたか……でもムギ先輩はどうして東工大に行きたいんですか?」

紬「それは……」

梓「最初にN女子大に行くって言ったのムギ先輩なんでしょ。なら……」

唯「それは秘密なんだって」

紬「……ごめんなさい」

梓「私の方こそ出すぎたことを言いました。唯先輩が納得してるならいいんです」

唯「……」

紬「唯ちゃん?」

唯「ううん。なんでもないよ。さ、勉強勉強」

◇帰り道

紬「今日も遅くまで付き合ってもらっちゃったね」

唯「いーんだよ。好きでやってるんだから」

紬「唯ちゃん……ありがとう」

唯「どーいたしまして」

紬「……受験まで半年切っちゃったね」

唯「うん……」

紬「この前の模試B判定だったんだ」

唯「えっ、そうなの」

紬「うん」

唯「もっと早く教えてくれればいいのに……じゃあもうひと頑張りだね!」

紬「……うん」

唯「ムギちゃん? あんまり嬉しくない?」

紬「実はね、本当に東工大に受かるとは思ってない……ううん、思ってなかったの」

唯「えっ」

紬「数学や科学は得意だけど、英語なんて全然駄目だし。絶対に受からないと思ってた」

紬「数学ができるといっても文系数学しかやってなかったから」

紬「でも英語の比率は低くて、数学の問題も唯ちゃんと勉強してるうちに解けるようになっちゃって……」

紬「夢が叶うのは嬉しいけど、本当にみんなと違う大学に行くんだなって思うと……」

唯「ムギちゃん……ムギちゃんの夢ってなんなの?」

紬「聞きたい?」

唯「うん」

紬「どうしても?」

唯「……うん!」

紬「それじゃあ教えてあげる、私の夢はね」

唯「……」

紬「世界征服!」

唯「へっ!?」

紬「というのは嘘で、子供を作るのが私の夢なんだ」

唯「子供……?」

紬「うん」

唯「子供と東工大がどう関係するのかわからないよ‥…」

紬「東工大の生命工学科にはiPS細胞の研究で有名な教授がいるの」

唯「iPSって……」

紬「……」

唯「そういうこと?」

紬「……」コクン

◇後日某所

澪「なるほど、そんな理由があったのか」

律「あぁ、この前、唯とムギに打ち明けられた。折を見て澪と梓にも話してくれって」

澪「でも私は嫌だな」

律「なんでだ?」

澪「ムギの気持ちはわかる。けどHTTとしてずっと一緒にいたかったから」

律「いればいいじゃないか」

澪「いや、だって同じサークルに入れないだろ?」

律「複数の大学を跨ぐサークルって結構あるぞ。外バンって形でもいいし」

澪「律。意外と賢いんだな」

律「そ、そうか?」

澪「あぁ、ちょっと見なおした」

律「実はムギの受け売りなんだが」

澪「……」

律「澪さん?」

澪「見なおして損した」

律「じゃあ澪もムギが東工大に行くことに賛成?」

澪「それは……どうだろう」

律「まだ何かあるのか?」

澪「やっぱりさ、距離が遠いと会える時間は減るんだ」

律「……うん」

澪「本当はみんなで同じ大学に行きたかった」

律「でも大学って友達が行くからって選ぶようなものじゃないだろ」

澪「律がそんな常識的なことを言うとは」

律「悪いか」

澪「いや、悪くはないよ」

律「そっか」

澪「確かに目標があればいいけど、漠然と大学に行くなら友だちと同じところでもいいんじゃないか」

澪「大学四年間を一緒に過ごしたって事実は、これからの人生ですごい財産になるはずだ」

澪「そう、私はそう思ってる」

律「目標もなく漠然と大学に行く奴というと……」

澪「唯みたいな奴のことだ」

律「ふむ」

澪「この前、唯の模試を見せてもらったんだ……」

律「あぁ、知ってる。さわちゃんが騒いでたやつだろ」

澪「やっぱり、恋人同士は同じ大学のほうがいいよ」

律「まあ、そうだな」

◇半年後

紬「やった! やったわ!」

唯「ムギちゃん。それは死亡フラグだよ」

紬「唯ちゃんの番号があったわ!」

唯「やったぁ! ってムギちゃんの番号は?」

紬「あっ、すっかり忘れてた」

唯「もうムギちゃんってば……」

紬「えーっと私の番号は」

唯「……あった!」

紬「本当。やったね!」

唯「うん!」

紬「ふふふ。これで唯ちゃんと4年間一緒かぁ」

唯「そうだよ」

紬「これから4年間お願いします」

唯「こちらこそ」

紬「でも……」

唯「うん。澪ちゃんりっちゃんとは違う大学になっちゃね」

紬「ええ……」

唯「でもしょうがないよ」

◇ピピピピピ♪

紬「あら、電話」

律『あ、ムギ、結果は』

紬「うん。合格。二人とも!」

澪『おめでとうムギ』

紬「あっ、スピーカーホンにするね」

唯「澪ちゃん?」

澪『あぁ、唯もおめでとう』

唯「ありがとー」

律『おめでとう、唯、ムギ』

唯・紬「ありがとうりっちゃん」

澪『それにしても唯がそんな難しい大学に受かるとはな~』

梓『でも天才の片鱗は前から見せてた気がします』

唯「あっ、あずにゃんだー」

梓『おめでとうございます、唯先輩、ムギ先輩』

唯「ありがとー」

紬「ありがとう、梓ちゃん」

律『なぁ、唯、ムギ。頼みたいことがあるんだ』

紬「なぁに、りっちゃん」

澪『私達N女子大に入ったらHTTってサークルを作るつもりなんだ。それに入って欲しい』

唯・紬「もちろん!」

律『それとさ、ちょっと気恥ずかしいお願いなんだけど』

紬「なぁに?」

澪『あー、えー、あー』

唯「……?」

律『…………………………………………………………………………私達も子供を作りたいんだ』

紬「りっちゃん、それって」キラキラ

澪『』プシュー

律『まあ、そういうことだ』

 
 




私の名前は琴吹紬。
世界を百合色に染めるために今日も研究しています。

隣にいる人の名前は平沢唯。
通称唯ちゃん。
私の大切な人です。

それからHTTというサークルに入っています。
最近あんまり参加できてないですけど。

それでも絆は途切れてないと信じてます。
だって……。

 
 
律「む、むぎ? なんで私が拘束されてるんだ」


紬「うふふ、約束したじゃない。子供を作ってあげるって」

唯「はいはいちゅうもーく。ここには澪ちゃんの細胞から作った……があります」

律「な、なんで私が母親なんだ。そういうのは澪のほうが」

澪「ごめん律。子供を……から捻り出すのはちょっと怖い。次は私が産むからさ」

律「お、おい澪」

梓「観念してください、律先輩」

紬「じゃありっちゃん。妊娠してくれる」

律「はぁ……仕方ないな」




今日も放課後ティータイムは仲良しです。


おわり。

お盆に、親父と長野の親戚の家にいった。
伯父(高卒市議)も来ていた。

伯父「○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
俺 「覚えていますよ」
伯父「どこの大学に行っているんだ?」
俺 「東工大、あっ、東京工業大学です」
伯父「そうか、工業大か!高校時代遊びすぎたんだろ!でも浪人しなくてよかったな!」
  「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ!深志から信大工学部だぞ!(勝利者宣言)」
親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい、信大生こっちこい(息子の××を呼ぶ)」
  「○○も大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ!」

向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
××「(馴れ馴れしく)○○、久しぶりー、元気!」
  「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から大学生になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
×× 「信大に行っているんですよー(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」
俺 「東工大w」

ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。
伯父「○○に勉強教えてやれよw」
××「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてくれよ親父」
伯父「?」
動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。

久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をした伯父と目があった。

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