佐天「第2位を自由に行使できる能力ですって!?」(368)

佐天「初春!初春!速報だよっ!!」

初春「ななななんですか佐天さんっ」

佐天「能力が手に入ったんだけど…」

初春「それは良かったじゃないですかー」

佐天「その能力というのがね…?」

初春「はい」オチャ<ズズッ

佐天「レベル5の第2位を自由に行使できる能力らしい…!」

初春「ぬっふぇ!?」オチャ<ブー

佐天「私やったよぉ…第2位の能力を手に入れたも同然だよぉ…」ウルウル

初春「佐天さん…!」ウルウル

シュンッ

初春「あ、白井さん…!」ウルウル

佐天「白井さぁん…!」ウルウル

黒子「二人して何を子供みたいに泣いているんですの?(呆)」

黒子「ぶっふぉおおおおおおおおっっ(驚)」

初春「ね!凄いでしょ!」

佐天「努力のかいがあったよぉ~」クゥ~

黒子(ハッ!これはもしやお姉様にしられるとマズいんじゃ…!(汗))

佐天「御坂さん知ったら驚くだろうな~」

黒子「それは駄目ですの!お姉様に知られるとお姉様が…ハッ!待てよ…」

黒子(佐天さんの能力への悔しさに落ち込むお姉様もまた…キヒヒヒヒヒヒヒヒ)

黒子「早くお姉様にご報告してさしあげたいですわね。腐腐腐」ウルワシュウ

佐天「?白井さん大丈夫ですか?」

黒子「大丈夫ですのよ。宇腐腐」ウルワシュウ

初春「とりあえず私は隠れて見てるので能力使ってみてください佐天さん!」

佐天「え、隠れなくてもいいんじゃn」

初春「色々事情があるのですよ風紀委員には。」ウフフ

佐天「?…ま、いいか。いっくよぉ~」

佐天「出でよ、第2位!垣根帝督!」バッ

~~~~~~
垣根「ふぅ、…1週間ぶりの飯だぜ…いただきまs」

シュンッ

垣根「」

初春「おお~凄いです佐天さ~ん!」コソコソ

佐天「どうも!私があなたのご主人様なのです!なんてね」テヘッ

垣根「」

黒子(なんとなくヤバい気配が…)ゾクッ

垣根「テメェら…」

初春(はわわわわわわ)ニゲニゲ

佐天「あれ、顔色が」

垣根「…―」バタッ

佐天「垣根さーーん!」

・・・

佐天「お腹が減ってたんですね…」

垣根「」ガツガツムシャムシャ

初春「やっぱ苦手ですあの人の雰囲気…」コソコソ

黒子「とりあえず風紀委員の支部に置いとくのは危険じゃありませんこと?」

佐天「そっか、垣根さんって暗部なn…ハッ」アセタラー

垣根「」ギロッ

佐天「ひっ!すいません!」

垣根「ゲプッ。食った食ったぁ!」

初春(意外と穏やか…のかな?)ホッ

垣根「…まぁ飯代くらいの礼をするけどよー」

佐天「は、はぁ…」

垣根「テメーらみてーな弱そうな奴らがどうやって俺を移動させた?」

佐天「弱そうって!あなたは今私の完全管理下に置かれてるんですよ!」

垣根「なんだと…」

佐天「あなたの行動は私の意志一つで思いのままなのです!」

垣根「…面白ぇ。試しに俺に何かやらせてみろよ」

佐天「え、いいんですか。じゃあいきますよぉ~」バッ

垣根「うおっ!体が勝手に!」ガチャガチャ

黒子「食器の片づけを第2位が自分でしてますわね」

佐天「どうです?信じてくれましたか?」フンス

垣根「いやまだだ。俺も油断してたしこれなら精神操作系能力とも考えられる」

佐天「まだ信じないんですか~?…しょうがないですね、それっ」バッ

垣根「!!」バッサァ

初春「ッ!!…――」フラフラ バタッ

黒子「初春…!…トラウマが甦ったみたいですわね…」

佐天「どうです!あなたの、えと、だ、だーくまたー?の制御まで自由自在なのです!」

垣根(クソっ!精神にも脳にも干渉されないように未元物質のバリアを張ったってのに…)

垣根「…これは本物みたいだな」

佐天「やっと信じてもらえましたか」

垣根「俺の見立てによると、お前の能力と俺の脳は同義ということになるらしい」

佐天「中一なんで意味わかんないっす」

垣根「つまりたとえ俺の脳が死んでもお前の力でいくらでも代理演算が可能ってわけだ」

佐天「つい先日まで無能力者だったんで余計意味が分からないッス」

黒子「とにかく佐天さんはこの殿方を自由自在に操れるってだけのことですのよ…さて」ウイハルニタッチ

垣根「…ん。コイツは…」

黒子「…あなたの翼を見て気絶してしまったんですの」ウイハル<シュンッ

垣根「そうかぁ…」

佐天(なんか訳ありみたいねこの人と初春…)

佐天「とりあえず今日は帰ります?」

垣根「そうだな。もう呼ぶなよ」

佐天「そういうわけにはいかないですよ~」

垣根「…まぁいい。早く元いた場所に戻してくれ」

佐天「了解!」バッ

シュン

~~~

シュン

垣根「…戻ったか。…それにしてもあの能力の原理は一体…」ウーム

・・・

佐天「ところで初春はどこに移動させたんですか?」

黒子「奥のソファですの」

佐天「…お大事に」

翌日

佐天「元気になったんだね~…っとパンツっ!」ピラッ

初春「ひゃっ!?やめてください!///」

佐天「元気で何よりだよ~」ニコッ

初春「もう///」

佐天「…あ、御坂さ~ん」

美琴「あ、佐天さんに初春さん。奇遇ね」

初春「こんにちはです」

美琴「こんにちは~」

佐天「それより私能力者になったんです!」

美琴「へぇ~良かったじゃない。ちょっと見せてくれる?」

佐天「いいですけど驚きますよ~?」ニヤニヤ

美琴「そんなちょっとやそっとじゃ驚かないわよ?」ニヤッ

佐天「じゃあ見て驚け!出でよ垣根さん!」バッ

~~~~
垣根「うぅ~…漏れる漏れるっとぉ…」

ズボン<ズリッ

シュン

垣根「」

佐天「」

初春「」

美琴「」

垣根jr.「よォ」

美琴「…佐天さんごめんなさい驚かないとか嘘。これは驚くわ」

佐天「いや、あの、なんというか、~///」

初春「しまってくださいその毛虫///」

垣根「け、毛虫だと!?///」

美琴「つーか、通行人が見てるっつーの!」ビリビリ

垣根「いや、悪ぃ」ズボン<モドシッ

・・・

美琴「本当に第2位がねぇ…」

佐天「今の私なら多分御坂さんよりも強いと思います!」

美琴「へぇー…そういうこというんだー?」バチバチッ

佐天「…やりますか?」

初春「これは胸熱です!」

垣根「俺の立場は」ズーン

~ 上条と美琴が戦ったことがある川原 ~


美琴「ここなら思う存分暴れられるわよ」ポキポキ

佐天「望むところです!」バッ

垣根「やれやれだぜ…」ポキポキ

初春「垣根さんが佐天さんのポケモンみたいです!」

美琴(!?ポケモン…バトルッ!?)アコガレッ

美琴「佐天さん!ポケモンバトル方式でいきましょう!」

佐天「え?」

垣根「嫌だ」

美琴「私と垣根がポケモン側、垣根は佐天さんが命令して私は初春さんの指示を受けるのよ!」

佐天「いいですねそれ!受けてたとうじゃないかー!」

垣根「俺に拒否権は無いんですよねわかります」ブツブツ

初春「ポケモンには拒否権なんて存在しないんです…悲しい性ですね…」

垣根「お前はトレーナーの立場だろうが」

初春「トレーナーの身に余るポケモンは使いこなせないんですよ…」

垣根「…なんかムカつくぜ」

黒垣根かよ

美琴「目が合った瞬間からポケモンバトル!」

佐天「受けてたとう!」

てれれれれれー

さてんは かきねを くりだした!

垣根「こうなったら徹底的にに潰してやるぜ」

ういはるは みことを くりだした!

美琴「…ピッ、ピカチュウ…!///」テレッ

佐天「」

垣根「」

初春「」

美琴「…え?」

初春「御坂さん…さすがにそれはないですー…」ヒキッ

佐天「こっちが恥ずかしいですって…///」ヒキッ

垣根「おぉ~寒い寒いぃぃ」ヒキッ

美琴「」

初春「…御坂さん!でんこうせっか!」

美琴「えっ!?あっオーケー!生体電気の操作ー!」ビリビリ ダッ

ズヒューン! ドスッ

垣根「ぐへぇ!?」

美琴「決まったわ!」

垣根■■■■■■■■■□

佐天「こっちも行きますよ垣根さんっ!つばさでうつ!」

垣根「無理言うなッ…ってうえあ!?」バッサァ グイーン

ベッチーン!

美琴「ぐぼぇあ!?」

バキンッ ズガンッ ボッカンッ ドガシャアッ ズザー…

初春「ぬっふぇ!?思ったより吹っ飛びましたよ!」

垣根「この翼は普通の翼じゃねぇし?」ドヤァ

あらゆるものを貫通し、あらゆる物理攻撃で壊せないこの世のものでない翼による一撃・・・

美琴■■□□□□□□□□

美琴「…やっぱり…次元が違うわね…」グヘェァ

初春「まだいくんですかー?」

美琴「もちろんよ!」

初春「わかりましたー。砂鉄なみのりぃ!」

美琴「」ゴゴゴゴゴゴゴ

みことは さてつを たくわえている!

佐天「やられる前にやるんだからっ!垣根さん!スピードスター!」

垣根「え、何を?…ってカブトムシ軍団かぁぁぁ」ズモモモモオオモオ

バシュシュシュシュシュシュシュ

みことは ちからを ときはなった!

美琴「いっけぇぇ砂鉄津波だぁぁぁあああ」ズオオオオオオオオ

垣根「俺のカブトムシは無限供給なんだぜ?そんなもん効くかよお!」

ズッバァアア<サテツヲツラヌキッ

美琴「なんだって…」アワアワ

垣根「…止め」スッ

ズガガガガガガガ

美琴「嫌ッァァァァぁぁぁぁあああああーーーーーー」ンドゴゴゴゴゴッゴオゴ

初春「御坂さん!」

佐天「あっちゃーやりすぎた!」

垣根(最後は俺の意思だけどな。純粋でいいなコイツらは…)

美琴□□□□□□□□□□

美琴「」シュー

垣根(しかし瀕死だな。俺のせいではあるがあのガキのせいにしておこう)ニヤッ

垣根「おいガキィ、いくらなんでもやりすぎだぞ」

佐天「まだ使い切れてないんですかね…」

垣根「俺の動きを掌握するだけでもお前はレベル5相当だろ」

佐天「…そうですかね…!」

垣根「ところで俺は帰りたいんだが」

佐天「まだ帰しませんよ~…」ヒッヒッヒ バッ

垣根「グッ…動けん。どこが純粋だよ…」フフフ

・・・数分後

美琴「」

黒子「…はぁ。お姉さまったら無茶をなされてぇ」

佐天「後は部屋で十分休ませてあげてください~」

黒子「…わかってますわぁ」エヘッ

初春(これはやらかすな)

佐天(これはやらかすな)

垣根(コイツには常識が通用しねぇ…!)

黒子「では」ニヘラァ ミコトタッチ

シュンッ

初春「いっちゃいましたね」

垣根「で、俺の用はなんなんだよ?」

佐天「垣根さんのお宅訪問!…みたいな~?」

初春「おぉ~面白そうですね」

垣根「…」

佐天「?どうしたんですか?」

垣根「お前らの見るようなもんはねぇ」

佐天「えーつれないですよ~」

垣根「お前ら表の人間には裏の世界には関わって欲しくねぇんだよ」

初春「…!」

佐天「」バッ

垣根「っ体が!…言ってんだろ!テメェらには」スタスタ

佐天「私は垣根さんのこともっと良く知りたいです」

垣根「は?」スタスタ

佐天「何が原因でこんな能力が使えるようになったかは知らないですけど」

佐天「こんな形で出会ったのも、運命、って考えられませんか?」テレッ

垣根「あいにく俺はお前らに好かれるような人間じゃない」

初春「あなたは私を殺しそうになったけど」

佐天(殺…!)

初春「私はあなたが普段は常識的な人だって知ってますよ~」

垣根「裏の常識は表の常識とは違うんだぞ」

佐天「なら私が表担当、垣根さんが裏担当ってことで!」

垣根「はぁ?何言ってんだ?」

初春「裏表はお互い染まっても染まらなくてもいつも隣同士ってことですよ♪」

垣根「…。…ところでお前は俺の家がどこにあるか知らないだろ。どこに向かって歩かせてんだよ」スタスタ

佐天「私の能力=垣根さんの脳って本当みたいです。能力を使ってる間は知識を共有できるみたいですね…」

垣根「…!ってことは俺の黒い部分もッ」

佐天「大丈夫です。御坂さんと関わってて、垣根さんほどじゃないけど闇は経験してますから」ニコッ

初春「そんなに私達を見くびらないでくださいっ」エヘン

垣根「じゃあ俺のこの姿も能力で作られた姿だってことも知ってんだろ?」

初春「へっ。そうなんですか佐天さん」

佐天「まー本当みたい。垣根さんの肉体は…ね」

垣根「…」

初春「勝手に共有してないで私にも教えてくださいよぉ」

垣根「それは言えないお約束だ」

初春「ぶぅ~」

原作未読なんだけど2位って1位より強いの?

佐天「っと、このビルですね」

垣根「…お前、さっき自分で表担当っていってたろ」

佐天「でもどんな私生活してるか気になりますし…」

垣根「…本当にやめてくれ。俺のためにも」

初春「…佐天さん…どうします?」

佐天「…まぁそこまでいうなら仕方ないよねっ~」

垣根「」ホッ

佐天「とりあえず元いた場所に帰してあげるよ」バッ

垣根「おう、…いや待t」

>>1
  俺    の    未     元     物     質    に            
 常     識    は     通     用     し     ね    え

                      ,.、 ,.、
                      ヽ'::':/
                       }:::{
                       l:::|
                      i:yァ|:::l
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\.       l:(.ノ:::l    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
 (/(///// ̄\\   ,.r:::'':::!:::ヽ゚;~  .// ̄\\\\\)\)
   (/////// ̄\ .〈;;;:::::::::::::::゙:i,,/ ̄\\)\)\)\)
    ..(////// ̄_//~:::y'''::::-:::〈   ̄\\\\\\)

      (/(/(/(/(_//::::::/:::::::::::::〈:、\)\)\)\)\)、)
          (/(// / ./:::::/:::::::::::::/ ヘ \)\)\)
            (/V..,:'!::::/:::::::::::::〈:、 \)Vヘ)

        .      〃ゝ〈_:::;;;:::ノ .l:l  ヽ、
             _〃         l:!
             ´          ヽ、
   、

      /                              \
     /                                    \
   /                                      \
  /ノi|lli; i . .;, 、     .,,                    ` ; 、´:.\ilil;:;,il||iγ
/  ∧__/::. |li||,;,.il|  ; . ., ,li:.        .       .;     ::;;||i;.:;.\:;(゙

 (^(・Д・;)^)i|l|li  .i|il;i:ii,..,.i:;  ; .;,.. .il `,  ;.,   .ii||i::,i|;.,l;:,  .||l||i|lii゙ゝ. \
  `ヽ    (゙゙´`  ;.l||||il|||li||;  .;i;;;,,|i;,:,i|lii;ilii;li;liil;  :;ilill|||ii||l;..     .       \
    ヽ   ,、 `   ´゙`゙⌒ゞ;:  ;li|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|lli:. ,iliil゙ι´゚゙
    (__,ノ `

シュン

~~~~

シュン

垣根「!!」ビクッ

一方「!!」ビクッ

垣根「やっぱり!公衆便所の個室にはもう誰か入ってると思ったんだよね!」

一方「…さっさとどきやがれェ…」チョーカー<カチッ

垣根「うおっ!待て、今日は戦うつもりなんてねぇよ!」

一方「つか早くどけェェェェ!!!!」

http://i.imgur.com/acXD4S2.jpg

           ミ\                      /彡
           ミ  \                   /  彡
            ミ  \               /  彡

             ミ   \            /   彡
              ミ   \         /   彡
               ミ    \      /   彡
                \    \   /   /
    ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  |  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡

     ミ____        \  |.  .| /        ____彡
           / ̄ ̄\|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i|/ ̄ ̄\

          /   / ̄|               || ̄\.   \
        /   /   |〕   帝凍庫クン   .||   ´\   \
       /    │   ..|      脱臭炭入り ||    |     \
     /    /│    |___________j|    |\.     \
     彡   /  │  ./..|   -―- 、__,        |ト、  | ´\    ミ
      彡/   │ ../ |   '叨¨ヽ   `ー-、  || \ |    \ ミ

            │ / ..|〕   ` ー    /叨¨)  ..||   \|     
    r、       |/   !         ヽ,     || \  \      ,、
     ) `ー''"´ ̄ ̄   / |    `ヽ.___´,      j.| ミ \   ̄` ー‐'´ (_
  とニ二ゝソ____/ 彡..|       `ニ´      i|  ミ |\____(、,二つ
             |  彡...|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i| ミ |
             \彡 |               .|| ミ/
                       |〕 悪臭は発生しねぇ  ||
                  |             ..||
                  |___________j|

翌日

美琴「うへぇ~…っうぃっ~…」←背伸び

黒子「うにゃ、お姉様ぁ…」ムニャムニャ

美琴「そうか…黒子が看病してくれたのね…って!」

美琴「…私の服が異常なほど乱れてる…」

黒子「ニヒヒヒヒ…お姉様ぁ」ムニャムニャ

美琴「…まさかルームメイトに犯されるとは…ね」ビリビリッ

黒子「あっひゃああああん///」プシュー

>>86-87
何言ってんだお前ら
普通に今の序列は
2位≧1位>3位>>>越えられない壁>>>3位≧4位>5位
だろ

ちょっとこっち来て謝りに来いよ↓
【とある科学の未元物質】 垣根帝督4

ミスった
2位≧1位>7位>>>越えられない壁>>>3位≧4位>5位

ちょっと休むわ
もし需要があるなら保守頼む

>>95
七位がその位置ってことは覚醒前提だろ?
ならもっと上だろ
白翼入れてるならそれで合ってるけど
正確には

現二位>白翼一位>(恋査>)黒翼一位>覚醒二位>覚醒七位>通常一位>通常二位>>>>越えられない壁>>>三位≧四位≧七位≧五位>六位?

七位は三位と引き分け、四位には性質的に負ける、五位にはどうなるか不明
四位は三位を瞬殺できるスペックがあるが、自爆技で使えない。戦闘では三位が勝っている
五位の能力は三位には通用しない。四位には通用する?
六位(?)は徒手空拳しか使ってないから、それなら他のレベル5に現状出てるスペックは劣っている

七位は作者公認の反則級のキャラらしいから覚醒したらもっと上にいける逸材

新約買ってない俺に新約の垣根kwsk

>>110
でも他がチートすぎるから・・・
>>111
正真正銘の不死身

垣根は何で一方に反射されない一発で致命傷になるような物質作らないの?
説教したいの?

>>114
何を勘違いしてるのか知らんが、そんなことができる能力じゃない

>>111
復活して無限増殖獲得
増殖し過ぎて自我もばらばらに
自分同士の戦いで良心が勝ち白垣根爆誕。
白垣根、礼儀正しくて子供の味方。

>>118
ポーキーママにやられないブンブーンみたいなものだ

>>119
逆じゃね。
垣根「ダークマターでカブトムシ型の使い魔作るか」
カブトムシ「俺は垣根帝督良心だ子供は俺が守る」
一方通行「そもそも、偉そうに量産垣根帝督指揮してたやつ本当にオリジナル?」

           ミ\                      /彡
           ミ  \                   /  彡
            ミ  \               /  彡

             ミ   \            /   彡
              ミ   \         /   彡
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                \    \   /   /
    ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  |  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡

     ミ____        \  |.  .| /        ____彡
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        /   /   |〕   帝凍庫クン   .||   ´\   \
       /    │   ..|              ||    |     \
     /    /│    |___________j|    |\.     \
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            │ / ..|〕   ` ー    /叨¨)  ..||   \|     
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     ) `ー''"´ ̄ ̄   / |    `ヽ.___´,      j.| ミ \   ̄` ー‐'´ (_
  とニ二ゝソ____/ 彡..|       `ニ´      i|  ミ |\____(、,二つ
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                       |〕 常識は通用しねぇ  ||
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     r、       /   .!〕   ` ー    /叨¨)   || \  \        ,、
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                        |〕 常識は通用しねぇ  ||
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    r、       /   .!〕   ` ー    /叨¨)   || \  \        ,、
     ) `ー''"´ ̄ ̄   / |         ヽ,     ||   \   ̄` ー‐'´ (_
  とニ二ゝソ____/   |    `ヽ.___´,       ||    \____(、,二つ
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遅くなった
需要ないかもだけど書くわ

佐天「ふぁ~…さて、今日は御坂さんたちとお茶する約束してたんだっけ」ムニャ・・

prrrrrr

佐天「ん、初春から電話か」ピッ

初春『遅いですよ佐天さんっ。もう30分遅れですよ!』

佐天「えっ?ヤッバい!すぐ行く!」

初春『もう、佐天さんは…』プツッ ツー ツー

佐天「どんだけ寝過ごしてんだ私っ」ベッドメイキングッ

佐天「あ、良いこと思いついちゃったぁ~」バッ

~~~~
垣根「…はぁ。昨日は散々だったぜぇ。一方通行の壊した公衆便所の修理代払わされるし…」ブスー

垣根「今日はゆっくり寝y」

シュン

佐天「やっはろ~」

垣根「…またか」ハァ

佐天「…ということなので、タクシー代行してください!」

垣根「はいはい、ご主人様~っと」ファッサァ

佐天「あれ、今日は随分と素直ですね」

垣根「…早く乗りやがれ」ニヤッ

佐天「…あ、はい(嫌な予感が…)」

・・・

垣根「ひゃっほーーーーいっっ!!」ドッヒューーーーーーン

佐天「」アババババ

垣根「昨日、俺を散々こき使った礼だっぜーい!」バッヒューーーーーーーーーン

佐天「」アベベベベベ

垣根「まだまだ加速するぜぇぇえええっ!!!」ボンッ ズッギャアアアアアン ←音速突破

佐天「」オゴゴゴゴゴゴゴゴバババババババ

ファッサァ ストッ

垣根「さぁ着いたぜここだろ?」

佐天「」

垣根「意識があるはずねーか。ま、首の骨が折れなかっただけでも幸運と思え」


~ 店内 ~

??「」キュピーン

??「どうしたんですか?超真剣な眼差しですけど」

??「でけぇ気だ…」

??「それはドラゴンボールの中の話って訳よ」

??「お前ら遊んでんじゃないわよ。目的が違うじゃない」

美琴「あれ、佐天さんじゃない?」

初春「本当ですね~」

黒子「あの殿方も一緒ですわ」

ウィーン カランカラン

垣根「さてと、あいつらは…あそこか」スタスタ

美琴「…まさか、佐天さん気絶してるの!?」

初春「佐天さんっ」アワアワ

垣根「大丈夫だ。気を失ってるだけだ」

美琴「それが問題なんじゃない!」

垣根「多分鞭打ちとか気圧の急変化の影響とかその他もろもろ影響あるはずだからちゃんと介抱しろよ」

初春「えっ何があったんですかぁ~」

黒子「っていうか、二人とも髪型がサイヤ人なんですの」

垣根「コイツにタクシーにされた」

美琴「気の毒ね…」

垣根「だから鬱憤晴らしに音速でぶっ飛んでやった」

美琴「ちょ」

黒子「そりゃあ影響もでるはずですわ…」

初春「…その、影響ってどんなのですか?」

垣根「一時的な記憶障害、聴覚障害、さらにゲロゲロなって呼吸困難もあるかもなぁ」

初春「ななななんだってぇ~!?」

黒子「それはやりすぎですのっ」

美琴(一瞬ゲコ太かと思ったら悲惨な話だった)テヘ

~~~~

??「でけぇ気は向こうだ…」

??「向こうって…なっ!!」

??「第2位がいます!」

??「大ピンチって訳よ…」

~~~~

垣根「じゃ、俺もティーパーティーにお邪魔させて貰うわ」ストン<イスニスワルオト

美琴「…まぁいいけど。佐天さんの責任は取りなさいよね」

垣根「へいへい。っといけねぇ音速で飛んだもんだから尿意が」スタスタ

黒子「マイペースな方ですのね」

垣根「あ、すいません。トイレってどこにありますか?」

女店員「(キャ…イケメン!)あ、あそこです」

垣根「ありがとうございまーす」スタスタ

~~~~
??「でけぇ気がこっちに向かってくる…」

??「ヤバいって訳よ…!」アタフタ

??「何か策はねーのか…!?」

??「きます!」

垣根「あ」

アイテム「「「「あ」」」」

垣根「テメェらなんでこんなところに…」

麦野「チィ…」

絹旗「超やバいです~!」コソコソ

フレンダ「想定外って訳よ!」コソコソ

滝壺「…まさかの本当のドラゴンボールキャラが現われるとは…」キュピーン

麦野「で、アンタなんでそんな髪型なのよ」

垣根「ああ、音速でちょっとな」

麦野「めちゃくちゃ逆立ってるじゃない…」

垣根「今から直すんだよ」

滝壺「待って。ターゲットに動きが」

麦・絹・フ「!?」

垣根「ターゲットって…あ。」

麦野「第2位様様には関係ないわよ」

垣根「なんでアイツのこと監視してんだ?」

~~~~
??「オイガキィ、店内では走るなってあれほど言っただろうが」

??「でもこの席だとドリンクバーが遠いんだよ、ってミサカはミサカは駄々をこねてみる!」
~~~~

垣根「まぁ読者はもうだれだかお分かりだろうが」

麦野「誰に向かって話してんのよ」

垣根「こっちの話だ」

垣根「っと、俺はトイレに用事があるんだったぜ」

麦野「早くいけよ。そして髪型直せ」

垣根「わかってらぁ」スタスタ ドア<バタン

??「ジュース!ジュース!ってミサカはミサカは、あっ」スタタタタタ

美琴「あなたはっ」

打ち止め「お姉様!」

黒子「何この生き物可愛すぎる…!」ヨダレ<タラー

初春「御坂さんの妹ですか?」

美琴「そんなところよっ」アセアセ

打ち止め「じゃあまたね!ってミサカはミサカはドリンクバーに直行!」スタタタタ

??「おい待てガキィ!」タタタ

美琴「!!」

一方「…!テメェ。オリジナルか」

美琴「…まぁね」

黒子「なんだか修羅場な雰囲気ですわ…」

一方「…まァ、今日は特に用もないしなァ。今日のところは見逃してやるぜェ…」

美琴「フン。言われなくてもわかってるわよ…」

~~~~

滝壺「打ち止めが第3位と接触。」

絹旗「なっあれは超電磁砲!」

フレンダ「これは胸熱って訳よ!」

麦野「これは…」

麦野「とりあえず気づかれないように店を出ましょう…!」スック

垣根「ふぅ…スッキリしたぜ」ドア<バタン スタスタスタ

一方「オイ待ちやがれっつてんだろォがァ!」タタタタ

麦野「あ」

垣根「ん?」

一方「…ンだと」

麦野(ヤッバ…最悪の事態になっちまった…)

垣根(第1位まで遭遇しちまうとはな…)

一方「2位と4位だと…」

~~~~

黒子「あそこの空気がなんだか凄まじい気がしますの…」

初春「垣根さん何してるんでしょう?」

美琴「!!!!なななななんだってぇーーー!?」

~~~~

フレンダ「1位、2位、3位、4位が同じ店内に大集合って訳よ!」

絹旗「これは…超カオスですね…」

まぁフレンダは潤滑油として特別参戦っす

美琴(一方通行がいるのはまぁ打ち止めとの生活とかで分からない気はしないけど…)

美琴(なんで麦野までいんのよ)

初春「?御坂さん顔色悪いですよ~?」

美琴「う、うん…大丈夫」ダラダラ

黒子「大丈夫じゃないですの。とりあえずお水を持ってきますわ」タタタッ

佐天「ぅぅ…」

初春「あ、佐天さん目が覚めましたか?」

佐天「あ、初春…もう大丈夫だと思うよ…いってぇ」ズキッ

初春「頭が痛いならまだ休んでてください」

佐天「うん…」

~~~~

一方「テメェら…こンなところで何やってンだァ…?」

垣根「お前と話すことなんかねーよ」スタスタ

一方「…おい待ちやがれ。喧嘩売ってンのかァ?」

垣根「そんなんじゃねぇよ。俺は変なガキに連れまわされてるだけだっつの」

一方「へェ?お前がガキの使いになってるってかァ?」ハハッ

麦野「アンタが言えないでしょう。ほらあそこ。」

一方「ハァ?」

打ち止め「うわっドリンクバーが壊れたっ!ってミサカはミサカは困惑してみたり!」アタフタ

一方「チィ、クソガキが。今日は見逃してやるが次会ったら徹底的に潰すぞ」スタスタ

麦野「…」

絹旗「打ち止めって子はドジで可愛いですけどね…」

フレンダ「いや、最愛もそんなに歳変わらないでしょ」

滝壺「ドリンクバーの故障…超電磁砲の仕業」

麦野「そうなのか。一応、今日は感謝しなきゃな」

垣根「俺は戻るぞ」

麦野「好きにすれば」

絹旗「しっかし第2位が中学生につれまわされてるって!」ブフォ

垣根「死にてぇのか」ツバサ<ファッサァ

絹旗「すみません」

滝壺「第1位と打ち止めが店を出るみたい」

麦野「…今日のところは引き上げるか」

フレンダ「何も成果がなかったって訳よ」

垣根(つか、何で監視してたんだろう)スタスタ

黒子「お帰りなさいですの」

垣根「…ああ」

初春「何か御坂さんも気分が悪くなっちゃったみたいで」

美琴「大丈夫だってば」

垣根「まぁ仕方ないっちゃ仕方ないけどな」

黒子「レベル5にはレベル5の事情があるんですのね」

垣根「そういうこった」

美琴「…ところで麦野たちと一方通行たちは?」コソコソ

垣根「帰ったみたいだ」コソコソ

美琴「そう、良かったわ」コソコソ

初春「?…レベル5の事情ですねぇ」

佐天「…うぅ」

黒子「起きてらしたの佐天さん」

佐天「あぁ、はい」

美琴「具合は?」

佐天「大分落ち着きました」

垣根「無理にこき使ったら毎回こうだからな」

佐天「」

垣根「まぁ俺もこの会に参加することになったわけだが」

佐天「そうだったんですか」

垣根「こき使ったんだから誰かおごれよ」

美琴「私はパス」イチヌケッ!

黒子「私もパスですわっ」ニヌケッ!

初春「私もですっ」サンヌケッ!

佐天「」

垣根「佐天ちゃーん?奢りよろしくぅ」

佐天「…不幸だ」

・・・

垣根「チーズマカロニピザを3枚!それとショートケーキとチョコプリンお願いしまふ!」ガツガツ

佐天「」

美琴「…なんか、頼みすぎよね」

黒子「…今までにピザ5枚とケーキ5品、プリン8品を注文してますわ…」

初春「男の人の胃袋は未知数ですぅ~」

垣根「最っ高だねー!」ガツガツ ジュルッ

佐天「」

美琴「後で私も払ってあげるからね」コソコソ

佐天「ありがとうございます…」

黒子「私たちは自分の持ち金で満腹ですわぁー」グテー

初春「気長に待ちましょう~…」グテー

佐天「…金がぁあああ」

・・・

佐天「」シクシク

垣根「ふぅ食った食ったぁ」ゲプー

佐天「」シクシク

初春「さ、佐天さん、元気出してください」

美琴「そうよ、お金なら私たちがいくらでも貸してあげるわよ」

佐天「アリャシャス」シクシク

垣根「さて、俺は帰りたいんだけど」

佐天「…わかりました」バッ

垣根「またな」

シュン

佐天(またな…って)ウフフ

初春「いきなり笑ってどうしたんですか~」

佐天「いや、別に?」グスッ

黒子「思春期は何かと多感な時期ですの」



佐天「ふうやっと家に着いたなぁ」

佐天「なんか気絶してた間は休んでた気はしないし…」

佐天「気絶ってただ時間がすっ飛んだ感覚なんだね、っと」ヌギヌギ

トテトテ

佐天「温度調節っと」クイックイッ

ジャー

佐天「…溜まるまで体を洗うのだ」

ジャー
ワシャワシャ
ジャー
モフモフ

タプン

佐天「さて、体洗ったしバスタブは満タンだし」バッシャーン

佐天「…ふぃ~…お風呂は最高っすな~」

佐天「…」プカプカ

佐天「…」プカプカ

佐天「…垣根さん…か…」プカプカ

佐天「…」プカプカ


・・・風呂上り

佐天「ふぃ~…」アタマフキフキ

佐天「…」ドライヤー<ゴオオオオオオ

佐天(…やだ私。なんで垣根さんのことばっかり考えてるんだろう…)

佐天「…きっとそんなことはないよねっ」ベッドダイブッ

佐天「…」

佐天「…垣根さん呼んでみようかな…?」

佐天「いや、今は垣根さんも寝ているだろうし…」

佐天「明日にしよう…」

佐天「…寝よう」

佐天「スースー」

翌朝

配達「郵便でーす」

佐天「…ん…?」ムニャ

配達「郵便でーす」

佐天「あ、はーい。今あけまーす」ガチャ

配達「佐天涙子さん宛てに垣根帝督さんから小包みです」サインオナシャッス

佐天「…あ、はい。」サインカキカキ

配達「ありゃっした~」

佐天「なんだろう。垣根さんから…」ドア<バタン

ガサゴソ

佐天「え、札束!?」

佐天「…と、手紙」ピラッ

垣根【なんか家に帰って思い直すと中学生に奢らせたことが少し悪く思えてきてな。
   使わせた金額は知らないけど適当にとりあえず5万円送っておく。】

佐天「え、5万円?バリバリ束なんですけど…あ、もう一枚手紙ある」ピラッ

垣根【「あれ?札束だけど?」と思ったあなた!実はそれ1枚は千円札なのです!
   50万くらいと期待したなら残念だったねー(笑)千円札50枚でしたーm9(^д^)

   まぁでも中学生が万札は使い慣れてないだろ。わざわざ千円に崩したのは優しさと思え。】

佐天「騙されたけど優しさなら許す!…なんてね」

佐天「でもやっぱり悪い人ではないみたいだよね」

佐天「大事に使わせてもらいますっ」ギュッ

学校


初春「へー垣根さんから」

佐天「うん、札束といっても5万円分だけどねー」

初春「千円札50枚ってことですか?」

佐天「そういうこと」

初春「良いところあるんですね。もうこき使っちゃ駄目ですよ佐天さん」

佐天「わかってるよー」

佐天「あ、いけね。家に体育着忘れたー」バッ

シュン

垣根「…ん…?」

佐天「ちょっと私の家から体育着とってきてくれない?」オネガイ!

初春「」

垣根「」

佐天「…いいですか?」

垣根「駄目に決まってんだろーが!」

初春「ひっ―」フラッ

佐天「う、初春っ」サッ

初春「…ぁ、ありがとうございます」

佐天「ちょっと垣根さん!いきなり大声出したら初春が気絶しちゃうじゃないですか!」

垣根「あ、ごめん」

垣根「って、何謝ってんだよ俺は!?お前らが悪いだろーがよ!」

女生徒「キャーなにあれイケメン!」

女生徒「キャーかっこいぃぃぃ!!」

垣根「あん?…あっちいけよ」

女生徒「ワイルドな感じもイカスわ~!」

垣根「…殺すぞ」ファッサァ

女生徒「キャー!羽生えるとかマジパネェ!!」

女生徒「神々しくてステキぃぃぃ!!」

垣根「マジで殺したいんだが」

佐天「駄目です」バッ

垣根「うっ。能力を解除したのか」ファッサァシュン・・・

女生徒「えっ何やったのサテンサン!」

女生徒「このイケメンを操るなんてマジパッネェェ!」

佐天(確かにウザいけど我慢よ)

佐天「まぁ親戚のお兄さんみたいな?」

垣根「あ、あぁ、そういうことだ」

女生徒「えー?羨ま死刑ぃー!」

女生徒「私の親戚なんてブスばっかなのにぃぃぃ」

初春(まぁお前もブスやし)

垣根「じゃ、俺取りに行ってくるわ(こんな奴らにかまってるよりマシだしな…)」

佐天「行ってくれるの!?ありがとー垣根さん!」

初春「じゃあ私たちは教室で待ってましょう佐天さん」

佐天「そうだね初春。じゃ垣根さん、次の次が体育だから1時間後に持ってきてねー!」タタタ

初春「なんか佐天さんが独裁者みたいです…」スタスタ

垣根「…はぁ」

女生徒「ねぇねぇイケメンさん!放課後とか私たちと遊ばなーい?」

女生徒「ちょ、いきなり誘うとかマジパネェ!」

垣根「うっせぇよドブスどもが」イライラ

女生徒「」

女生徒「」

・・・

垣根「…第2位の威厳はどこへ……はぁ」バッサバッサ

垣根「ん?あれはデカい鳥じゃねぇな、まさか」バッサバッサ

一方「クソっ、まさかの電池切れとはな…」バッサバッサ

垣根「」バッサバッサ

一方「」バッサバッサ

垣根「まさか上空で会うとは」バッサバッサ

一方「…ったく。意外すぎるよなァ…?」バッサバッサ

垣根「…ああ、そうだな」バッサバッサ

一方「…俺は今すぐに充電しねェといけねェもンがあっからよォ」バッサバッサ

垣根「…俺も取りに行かないといけねーもんがあるし」バッサバッサ

バッサバッサ スッ ←無言のすれ違い

垣根「…しっかし上空で会うとはなんたる偶然」バッサバッサ

垣根「おっと、あいつの家の住所はこの辺か」バッサバッサ

ファッサァ スタッ

垣根「ベランダに着地っと」

垣根「オラァ」窓<バリーン!

垣根「体育着は…」キョロキョロ

垣根「…玄関に落ちてる袋がそれか?」

垣根「ビンゴだな」スッ

垣根「しかし、靴を履くときに置いたまま忘れたのか。気をつけろっつーの」

スッ ←窓からベランダに出る

垣根「割れた窓は未元物質で適当に再現して…修理完了」ズモモモ

垣根「さて、行きますか」ファッサァ

バッサバサ バッサバッサ

・・・

佐天(ちゃんと取ってきてくれるかな…?)

佐天(はっ!まさか私の下着とか物色してたり…)

佐天(…いやいや!垣根さんに限ってそんなこと…)

初春「佐天さーん授業終わりましたよー」

佐天「あ、うん」

初春「垣根さんも来てくれてる頃じゃないですかね」

佐天「そうだね、一回校門のところに行ってみるか!」

初春「でもさっきの授業中ずっとボーっとしてましたけどどうしたんですか?」

佐天「え?いや、何でもないよ…(垣根さんのことばっか考えてたなんて言えない!)」

初春「まぁそれならいいですけど。…あれ、校門の周りに人だかりが」

佐天「あ、本当だ。何かな」

垣根「え、君も?」

女生徒「はい!お願いします!」

パシャッ!

垣根「じゃ、俺は用事があるからもう…」

女生徒「待ってうちも!」

女生徒「私もまだですー!」

女生徒「私も一緒に写真撮ってくださーい!」


佐天「」

初春「」

垣根「いや、もう行かないと…ハハ」イライラ

女生徒「えー!?」

女生徒「ノリ悪ぅい!」

女生徒「他の奴とは写真撮ったくせに私たちはどうなるんだよぉー!」

垣根「行かないといけないって…あ、あれは佐天か…?」

佐天(…とりあえず未元物質で脅かしてみましょう!)

垣根(何っ?念話だと…。そんなこともできるのか)

佐天(そうみたいです。っていうか、授業始まるから早く!)

垣根(へいへい…さて…)ファッサァ

女生徒「「「「!!??」」」」

垣根「増殖増殖ぅ」ズモモモモモモモモモモモモモモモモモモモ

女生徒「「「「「きゃああああああああああああああ」」」」」ズダダダダダダダ

垣根「ふぅ…」

佐天「ナイス無限物質!」

垣根「(>д・)b」

初春「凄いです!こんなことまでできるなんて!100体ほどですかね?」

垣根「まぁな」エッヘン

佐天「…待って!よく考えたら、こんなに増やしたら反逆分子がっ!」アセアセ

垣根「安心しろ、こいつらは俺の格好したただの塊だ。複製じゃない」

佐天「そうなんですか?なら良かったです」ホッ

垣根「さて、消えろ」ファッサァ ズババババババババババババ←翼でなぎ払い

ボボボボボボボボボボボボボボボンッ

佐天「なんか壮絶な能力ですよね」

初春「そういえば体育着はどこですか?」

垣根「ああ、そうだったな。」ズモッ ズリュッ

※ 未元体の自分の中から女子中学生の体育着召喚しました。

佐天「」

初春「」

垣根「ん?持ってきてやったのに感謝なしかよ?」ホラホラ

佐天「…下着漁るレベルじゃねぇ…」

初春「体内に体育着を隠し持つとか…」

垣根「仕方ないじゃねーか!あんなに女どもに囲まれて女子中学生の体育着なんか持ってたら…!」ブルブル

佐天「そこまで怯えなくても…」

佐天「でもありがとうございます!助かりました!」

垣根「ああ。それでいいんだよ」フフン

初春「あ、もう1分前ですよ佐天さん!」

佐天「あ~すみません垣根さん!私たちもう授業に出ないと!」

垣根「おう、遅れるのはヤベーしな」

佐天「すみません!また呼び出したときに!」タタタタ

垣根「それは嫌なんだけどな」

垣根「…」

垣根「…」

垣根(おい、元の場所に送れよ)

垣根「?」

垣根「…記憶の共有も念話もアイツが能力使う気にならないと駄目なのか」

垣根「つくづく俺には分の悪すぎる能力だな。チッ」ファッサァ

バッサバッサ ドッヒューーーーーーーーーーン!!

授業中


佐天「オーラーイ!」パスッ

女生徒「アタァーック!」バシーン!

佐天「ふぅ勝った勝ったー!」

初春「佐天さん勝ったんですね」

佐天「おー勝った勝ったー!そっちのチームはどうだった?」

初春「引き分けでしたぁ」

佐天「そうかぁそれはちょっと残念だねぇ」

初春「…そういえば垣根さんのをちゃんと元の場所に送ってあげるの忘れてたこと気づいてました?」

佐天「えっ完全に忘れてたわー!」

初春「垣根さんってつくづく不憫だと思います…」




垣根「…面白いテレビもなくなってきたし寝るかぁ」ピッ プツン

垣根「…」スタスタスタ ベッドダイブ

垣根「…ふぁ~…」

垣根(明日も呼び出されるだろうしな…心構えだけはしとかねーと)

垣根「スースー」

・・・翌朝

垣根「とりあえず散歩でもしてこようかな、っとポストに何かが」

垣根「…手紙?…佐天からか」ピラッ

佐天【今日もみんなでお茶するので、お昼にこの前の喫茶店に来てくださいね。
   
   今、なんで能力で呼び出したり念話で直接伝えないんだろうと思ったあなた!
   念話は相手が見える距離じゃないとできないみたいなんですけど、
   招待はなんかちゃんとした呼び方じゃないと悪い気がしたのです。】

垣根「…まぁ無理やり参加させられないだけありがたいな」


・・・数分後

佐天「垣根さん来てくれますかねー?」

初春「拗ねてこないかもでふね~」ケーキハフッ

佐天「まぁそうなると私が悪いんだけどね…」

美琴「あ、あれ垣根さんじゃない?」

ウィーン カランカラン

垣根「今日は超電磁砲以外のレベル5は来てないと思うが…。よし、来てないな」キョロキョロ ヨシ!

カキネサーン!ココデスヨー!

垣根「ああ、あそこか」スタスタ

佐天「来てくれるか心配でしたよ~」

垣根「まぁ無理やり呼び出さなくなったのは良い進歩だと思うが」

初春「このケーキおいひいですねぇんぅ~」シミジミ

佐天「まー毎日無理やりはさすがに酷いと思ったので」

垣根「じゃあ今後も無理やりは呼び出さないように…」ガソゴソ

佐天「え、携帯?」

垣根「とりあえず連絡は取れるようにしねーとな」

佐天「でもいいんですか…?私なんかが…」テレッ

垣根「あん?何言ってんだよ。俺を呼び出せんのはお前だけだろ」

佐天「…そ、そうですよね。私何言ってんだかっ」ガサゴソ

黒子「なんか少し告白みたいな言い方ですの」

佐天「ぇ///」

垣根「何赤くなってんだ。送るぞ」ピッ

佐天「あ、はい」ピッ

美琴(さっきの反応って…)

垣根「これからは俺を呼び出すときはちゃんと連絡しろよ」

佐天「わかってますってー」

初春「なんか垣根さんも自分が佐天さんの使い魔同然って認めたんでふかー?」プリンハムッ

垣根「使い魔…だと…」ガタッ

美琴「ちょっ暴れるのは止めなさいよ!?」

垣根「…まさか俺がそんなに落ちたとはなぁ」シクシク

佐天「えっ泣かないでくださいよー?今度からちゃんと連絡しますからっ」

垣根「頼むぞ」キリッ

佐天「えっ、はい(何この変わりよう)」

・・・なんやかんや夕方

佐天「もしもそんな凄い能力があったらレベル5なんか敵じゃないですよねー」

美琴(その『どんな能力も効かない能力を持つ少年』って絶対アイツだわ…)

黒子「でもどうやって無効化するのか一度拝見してみたいですわ」ジュースズズッ

垣根「…俺の未元物質を浴びせても大丈夫かも気になるところだな」ヒヒヒ

初春「私もそれ気になりまふっ!」パフェモグモグ

佐天「でもそれが本当だったら垣根さんの体も消えてしまうんですかね…?」

黒子「そういえばその体は能力で作ってあると…」

垣根「…」

美琴「…っと、もう夕方ね。みんなはどうする?」

初春「私はもう帰ることにします~」ゴチソウサマッ

美琴「じゃあ帰ろっか」

ゾロゾロ

佐天「なんか垣根さんも一緒に帰るのも新鮮でいいですね!」

美琴「そうねぇ。でもここにレベル5の第2位と第3位がいるなんて」

黒子「誰も気づかないですわね」

初春「AIM拡散力場とかが凄いことになってると思います」

垣根「ふん」


老婆「ありがとうねえ」

??「いえいえ、当然のことをしたまでですよ」


垣根「ん、…なんかスゲー良い奴だな」

美琴「あ、アイツは」

美琴「こ、こんなところで会うなんて奇遇ね!」

上条「ん?おうビリビリ」

黒子「あの方は…!」ワナワナ

初春「御坂さんの知り合いですかね」

佐天「この御坂さんの反応はまさか…」

上条「お前は友達との帰りか」

美琴「そうよ!ア、アンタはこんなところで何やってんのよ!」

上条「ん?見ての通り俺も帰りだけど」

初春「…あ、そうだ!私たち急いでるんでした!」

佐天「そ、そう!じゃ御坂さん!先に帰りますんで!」スタタタ

黒子「え、あ、お姉様~」

初春「さあ白井さんもいきますよ~」グイッグイッ

美琴「え!?置いてかないでよ!」

上条「なんなんだ?」

美琴「…」

上条「…?」

美琴「…」ビリッ

上条「おわっ!いきなり何すんだよ!」キュイーン!


垣根(!!…アイツのあの右手…さっき話した都市伝説の男と似ているな)

佐天「垣根さん何やってるんですか行きますよ?」

垣根「あ、ああ」スタスタ

・・・

初春「じゃ、私と白井さんは風紀委員の仕事が残ってるのでこれで」

黒子「…お姉様…」ハァ

佐天「そっかー。じゃあまた!」

・・・

佐天「…なんか二人っきりですね」

垣根「そーだな」

佐天「これじゃあこ、恋人同士に見えたりしてっ!」

垣根「そうかぁ?」

佐天「…何でもないです。はは」

垣根「そろそろ暗くなるな。送ってってやるよ」

佐天「え、いいんですか?」

垣根「いいも何も、女の子を一人で夜道を歩かせるわけにはいかねーだろ」

佐天「///」

垣根「…?」


~ 佐天宅前 ~

垣根「着いたな」

佐天「あ、あの」

垣根「ん?」

佐天「もし良かったらっ」

垣根「…」

佐天「泊まっていきませんかっ?」

垣根「は?」

佐天「あ、いや、夜はスキルアウトとか危ないし…?」

垣根「…お前誰に向かって夜道が危ないっつってんだよ?」

佐天「はい、そうなんですけど…」

垣根「…」

佐天「…」

垣根「そんなに泊めたいなら泊まってやらんこともないけど」

佐天「ほ、本当ですか!?」

垣根「まぁな」

佐天「…今日は歓迎しますっ!」

垣根「ああ、世話になるぜ」

・・・

垣根「ふぅ…お前のご飯うめぇな」ゲプゥ

佐天「そうですか?ありがとうございますっ」

垣根「ふぃ~。…さぁて、次にすることといえば…風呂かな」

佐天「…お、お風呂はどっちが先に入ります?」

垣根「俺が先に入るよ。男の入った後なんて嫌だろ女子中学生とかは」

佐天「いえっ。私は気になりませんよ…」カキネサンナラ

垣根「…?まぁ気にならないならいいけどな。じゃ入ってくるぞー」トテトテ

佐天「あ、はい…」

垣根「」ジャー

佐天「…」

垣根「~♪」ジャー

佐天(…めちゃくちゃ気になる///)

佐天(これは私は…///)

垣根「―れ」

佐天(垣根さんのことが…///)

垣根「―ってくれって」

佐天(好きみたい!///)

垣根「タオル取ってくれって言ってんだろー!」

佐天「!はい!すみません!」

※ここからドア越し会話


垣根「ったく、ありがとよ」スッ

佐天「はい、すみません」

垣根「お前、謝って、ばっかだな」フキフキ

佐天「いえ、一応垣根さんは年上ですし」

垣根「年上を私情では呼び出したりしねぇーだろ普通」フキフキ

佐天「今度からはしないように気をつけますよっ?」

垣根「…そんならいいが」フキフキ

佐天「じゃ、私が入るので着替えて待っててくださいね」

垣根「おい、着替えって何を着るんだよ?」

佐天「…バスタオルです」

垣根「え」


佐天「じゃ、私入ります。…覗かないでくださいよ?」

垣根「覗くかよ」

佐天「それも傷付きますけど」ガラッ ピシャッ

垣根「…」ドライヤー<ゴオオオオオオオオオオオ

佐天「」ジャー

垣根「…」ドライヤー<ゴオオオオオオオオオオオ

佐天「」ジャー

垣根(少し気になるな…)

佐天「」フキフキ

垣根「テレビの面白いやつもそろそろ終わりそうだな…」

佐天「」フキフキ

垣根「…チィ、無駄に気になるぜぇ…」

ガラッ

佐天「ふぇ~良い湯でした~…」ポカポカ

垣根「お疲れさんっと。そろそろ寝るか」ピッ プツン

佐天「そうですね~」

垣根「で、俺はどこに寝ればいいんだ?」

佐天「あ、そうでした…」

垣根「ベッドは一つしかないみたいだし、敷布団とかねーか?」

佐天「…ないです」

垣根「それは色々とまずいな」

佐天「…」

垣根「今からでも俺が帰るってのも…」

佐天「っ!…じゃあ一緒に寝ましょう!」

垣根「は?さすがにそれは駄目だろ」

佐天「大丈夫ですよっ!いざとなれば私は垣根さんのことを操れますし」

垣根「そうだったな。ならOKか」

佐天(なんか喜んでる私がいる…)

佐天「…じゃあ寝ましょうか」

垣根「…ああ」

佐天「…」

垣根「…」

ギュウギュウ

佐天(うぅ~…密着してる…///)

垣根(さすがに二人は狭いか…)

佐天「…起きてます…?」

垣根「…んだよ」

佐天「私、垣根さんに迷惑ばっかりかけてましたね…」

垣根「あん?そんなに気にしてねぇっつの」

佐天「いくらちゃんと連絡するっていっても…」

佐天「これからも迷惑かけるかもですけどっ…」

佐天「…」


佐天「好きです、っ。付き合ってください…///」


垣根「…はぁ?」

佐天「…だからその…///」

垣根「いや、何で俺なんだよ」

佐天「だって///」

垣根「…だって、何だよ」

佐天「…言えるわけないじゃないですかぁ~///」カァァ

垣根「…ふん」

佐天「と、とにかくっ!返事はどうなんですか!?」

垣根「…悪ぃな」

佐天「…!」

垣根「お前のことが好きじゃねーわけじゃないんだ」

佐天「…。なら何で…」

垣根「言ったろ。お前は表の人間、俺は裏の人間」

佐天「…」

垣根「そういう関係になっちゃいけねぇんだよ」

佐天「…誰が決めたんですかそんなこと…」

垣根「俺が決めた」

佐天「…!」

垣根「俺もお前の明るさに惹かれた。お前らの明るさの中で生きたいとも思ったけどな」

佐天「…」バッ

垣根「!?能力か!何しやがるっ」ズイッ

佐天「…ス」

垣根「はぁ?」

佐天「…キス、してください」

垣根「…駄目だっつってんだろ」

佐天「それなら実力行使です」バッ

垣根「くっ…抗えねぇ」グググッ

チュッ

佐天「…」

垣根「…チィ」

佐天「…」

垣根「…嬉しくねぇみたいじゃねぇか。失礼するぜ」

佐天「…こんなの、嬉しくないです」

垣根「…」

佐天「垣根さんからしてくれないとっ…」ウッウッ

垣根「おいおい、なんでここで泣くんだよ!?」

佐天「うっうっ」シクシク

垣根「…チッ。しゃーねーなぁ」

チュッ

佐天「!!」

垣根「…これなら文句ねーだろ…」

佐天「…ありがとうございます」グスッ

垣根「…早く寝ろ」

佐天「…はい…!」

垣根「お前も早く寝ろよ」

佐天「…わかってますよ~」

佐天「一つ…いいですか?」

垣根「…なんだよ」

佐天「手、繋いでもいいですか…?」

垣根「…ほらよ」スッ

佐天「ありがとうございます…///」ツナギッ

佐天「あ、それと…!」

垣根「んだよ…」



佐天「…やっぱり大好きです…!///」

垣根「フン…(俺もだっつーの…)」



~ 続編みたいな何か ~


prrrrrrr

垣根「ん」ピッ

佐天『あ、佐天です。』

垣根「なんだお前か」

佐天『なんだは余計です!…ところで今日デートしませんかー?』

垣根「ああ、今行く」

垣根「ってなるわけねぇだろふざけんな」

佐天『ぶー。まぁ私も冗談なんですけどね。用件というのはお茶への誘いなんですけど』

垣根「あー…気が向いたらな」

佐天『絶対来てくださいね~。もう能力で無理やりができないんだし』

垣根「あーそうだったな。お前はもう俺を操る能力なくなったんだっけか」

佐天「そういうことです。もうお願いしかできないんですからね」プツン ツー ツー

垣根「っと、唐突だな」

垣根「…行くか…」

垣根「さて」ファッサァ

ボンッ ズッギャアアアアアアアアアアアン ←音速突破

佐天「来ますかね」

美琴「あいつのことだからすぐに来るわよ」

初春「じゃあいつ来るんですか?」

垣根「今でしょおおおおおおおおおおお」ズッギャアアアアアアアアアアアン

美・黒・初・佐「「「「ギイイイイイイイイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアア」」」」

美琴「なななななにをっ」

黒子「何やってるんですの!」

初春「心臓に悪いですっ!」

佐天「脅かさないでください!!」

垣根「相手の予期せぬ攻撃とか俺の得意分野なんだが」

美琴「じゃあ私は応用の半端ない発電所よ!」ビリビリッ

垣根「聞くか!俺は冷蔵庫といわれた男だ!」ズモモモ

黒子「凄さがイマイチわかりませんの」

初春「本当ですよまったく」

佐天「こんなところでレベル5の第2位と第3位なんかが喧嘩したら…」

初春「…店は愚か、この一体全てが無くなって…」

黒子「ヒエエエエエエ」

美琴「んもう、わかったわよ」

垣根「仕方ねーな。対決はお預けだ」

佐天「わかればいいんですよわかれば」

初春「…ところでそろそろケーキとか注文しても良いですか」ウズウズ

黒子「さすがキングオブスイーツァーって感じですわね」

美琴「何それかっこいいネーミング」

垣根「厨二病だしな」

美琴「なっ。あんたの能力こそ厨ニ病じゃないかしら?」ビリッ

佐天「止めてくださいって!」

初春「んぅ~」ケーキハムハム


~ なんやかんや佐天と垣根以外は帰った夕方のこの頃 ~

垣根「で、俺を残したのは何か大切な用件があってのことなんだろ?」

佐天「気づいてましたか。さすがレベル5ですね」

垣根「まぁな」

佐天「その大切な用件っていうのは私の垣根さんを操る能力のことなんです」

垣根「…無くなったやつか?そんなん今更話してなんになるよ」

佐天「いえ、だからその」

垣根「…嘘だったぁ?」

佐天「はいっ、すみません。あの能力が無くなったっていうのは嘘です…」

垣根「なんでまたそんな難儀なことを」

佐天「私あの日…、垣根さんに告白した日の翌日から思い始めたんです」

垣根「…」

佐天「能力を使わない約束をしてもいつか使うかもしれない私に警戒心を抱くんじゃないか、って」

佐天「もし無くなったことにすれば、素のままで私と関わってくれるんじゃないか、って」

佐天「垣根さんを騙したことは謝ります…」

垣根「騙すだって?ハッ」

佐天「…?」

垣根「こんなことが俺を騙した内に入るなら俺の暗部暮らしはなんだったんだよ」

佐天「…!」

垣根「それだけ俺のことを大切に想ってくれてるならそれで満足だっつーの」

佐天「…垣根さん…!」

垣根「…恋人同士、ってーのはお前がもっと大きくなってからとして」

垣根「あんときは言わなかったけど俺も好きだぜ」

佐天「!」ポロポロ

垣根「お前は泣き虫かよ」ビシッ

佐天「いてっ…」ポスッ グスッ

垣根「お前の能力は俺との出会いと繋がりの証だ」

佐天「…」

垣根「それがあっても何も変わらねぇし、無くなってもどうということはねぇ」

佐天「…ありがとうございます」

垣根「俺のこの色々なモヤモヤが混ざった異物だらけの場所みたいな胸のつっかえはとれねぇけど」

垣根「俺のこの気持ちに常識は通用しねぇんだよ」

佐天「…キザなセリフですね…!///」カァ

垣根「さぁ帰ろうぜ。お前ん家に」

佐天「はい///」



~ もうちっとだけ続くんじゃ ~


初春(まさか佐天さんと垣根さんがあんなことになってるなんてっ///)コソコソ

初春(これはまさに純情青春ラヴ!応援してやらない手はないッ!)ピポパ

~~~~
rrrrrrrr

黒子「ん?…初春ですの」ピッ

初春「あ、白井さん!御坂さんにも聞いて欲しいんですけどうんたらかんたら」

黒子「…わかりましたわ!」

美琴「聞いたわ」

黒子「いきましょうお姉様!佐天さんの恋のパスポートを作る為に!」

美琴「おー!」

ポツ・・・ポツ・・・

佐天「…雨降ってきましたね」スタスタ

垣根「こういうときに便利なのが俺の能力だぜ」ズモォ

佐天「未元物質の傘ですか…素敵です///」

垣根「しかも雨粒が触れた瞬間に水が酸素に転換するという代物だ」

佐天「へぇー凄いですね…!」

垣根「どうだ、何か呼吸が凄く楽だろ?」スゥーハァー

佐天「そうですねぇ」スゥーハァー


初春「今がチャンスです!」

美琴「おk」

黒子「おk」

美琴「私がたった今さっき発生させたこの雨雲を解除して…」ビリビリ クモ<スゥー

佐天「あれ、雨がやみましたね」

垣根「通り雨だったのかもな」カサカイジョ

初春「…3、2、…白井さん今ですっ」

黒子「了解ですの!」イシ<シュンッ

佐天「行きましょうか…ってこんなところに石がうわっ」ヨロッ

垣根「おっと」ファッサァ ポスン

佐天「は、羽…」フゥ


初春「キザったらしいですねぇもぅ!」

佐天「…あ、ありがとうございます///」

垣根「いや、大丈夫か?」ファッサァカイジョ

佐天「はい、お陰さまで///」テレッ


初春「これでお互い好感度upしたはずですよぉ~」

美琴「定番の相合傘ルートと転倒受け止めルートね!これは効果抜群よ!」

黒子「お幸せにですの。さ、初春、お姉様掴まってくださいですわ」

ウッス! シュンッ デハワタクシモ! シュンッ

垣根「…じゃあ帰るか」

佐天「はい…!」


佐天「ちょっと屈んでもらえます?」

垣根「は?なんでだよ」

佐天「いいからいいいから!」

垣根「…しゃねーn」


チュッ


垣根「バカッ!こんなところで///」

佐天「大丈夫ですよ~///」

垣根(…能力なんかなくても俺はコイツの言いなりだなぁ)

佐天「ふふ~♪」



一応言っておくとこれは本当の本当の完な

見てくれてた人たちに感謝

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