モバＰ「とこが、その富士山の北側に富士山より高い山があって志乃さんという女神様が居ました。」

モバＰ「この志乃さんの山が、大変な酒好きで、富士山が威張るたびに。

志乃『何を言ってるの...？日本一高い山は私の山よ？』ｸﾞﾃﾞｸﾞﾃﾞ

　　　　と絡んでいました。」

モバＰ「二つの山はどっちも、自分の山が高い、と言ってはいつもいつもけんかをしていました。」

幸子『ボクが一番なんですよ！』ﾎﾞｶﾞｧｰﾝ

志乃『もう、しつこいわね。』ｸﾞﾗｸﾞﾗ

モバＰ「山の喧嘩が始まると大変です。」

モバＰ「頭からぼんぼん火をふき、地面はぐらぐらゆれ、火の雨石の雨がふってくるのです。」

モバＰ「二つの山はどっちも、自分の山が高い、と言ってはいつもいつもけんかをしていました。」

幸子『ボクが一番なんですよ！』ﾎﾞｶﾞｧｰﾝ

志乃『もう、しつこいわね。』ｸﾞﾗｸﾞﾗ

モバＰ「山の喧嘩が始まると大変です。」

モバＰ「頭からぼんぼん火をふき、地面はぐらぐらゆれ、火の雨石の雨がふってくるのです。」

モバＰ「こうなってしまうともう大変です。
　
卯月『皆ー、どこにいるのー！？』

凜『卯月、こっちにはやく！』

　　　人もけものも右おう左おうして、にげまわりました。それが何百年も何千年も続いたそうです。」

モバＰ「そのうち二つの山は

志乃『こんな風に喧嘩ばかりしていても仕方ないわね。』

志乃『ちひろさんにどっちが高いか見てもらうことにしない？』

　　　　と言ってちひろ様に頼みました。」

モバＰ「ちひろ様はわけを聞くと

ちひろ『分かりました。私に良い考えがあります。』
　　　
　　　と言って長い長いといを持ってきました。」

モバＰ「ちひろ様は、一方のはじを富士山の頭の上にのせ、もう一方のはじを権現さんの山の上にのせて

　　　　といを掛け渡しました。」

モバＰ「といを頭に乗せられると、幸子さんは

幸子『これで何をするつもりですか！』
　　　
　　　と聞きました。ちひろ様はこれに答えて

ちひろ『このといのまん中から水を落します。水が流れていった方が低いということですよ。』

　　　と言いました。」

モバＰ「ちひろ様はさっそくといのまん中から水を落しました。」
　
モバＰ「すると水はつーっつっつっつっつーっと富士山の方へ流れていきました。

ちひろ『これは、富士山の方が低いですね。権現さんの山が日本一高い山と決まりました！』ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

　　　ちひろ様は二つの山にそう言いわたしました。」

モバＰ「それを聞いて志乃さんの山は安心して、ねむってしまいました。」

モバＰ「腹の虫が収まらないのは幸子さんです。

幸子『ボクが低いはずがない、こんなにカワイイボクが一番じゃ無いなんて間違ってます！』

　　　くやしくて、くやしくて、太い丸太んぼうをひっつかむといきなり権現さんの山の頭を思いっきりぶったたきました。

幸子『えーい！！』ﾍﾞｼｯ､ﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼｯ

　　　そうすると、志乃さんの山の上がポーンと吹っ飛んで、志乃さんは八つにわれて低くなってしまいました。」

モバＰ「こうして富士山が日本一高い山になりました。

幸子『やっぱり、カワイイボクが一番ですね！』

　　　今では、何ごともなかった顔をしてすましています。」

モバＰ「八つにわれてしまった志乃さんの山は、その後、八ヶ岳とよばれるようになったという話です。」

「面白かったー、でもこれじゃ富士山がただの悪者だよ？」

モバＰ「そ、そうだな、うーん。」

あい「それはこういうことだ、志乃さんは最初に幸子さんに喧嘩を売るんじゃなくて、良いところを見つけて仲良くしてあげれば良かったと言う事だよ。」

「そっか、皆仲良くしなきゃいけないんだね。」

あい「そういうことだ、さすがは私の娘だ。良くわかってくれたね。」ﾀﾞｷｯ

「わーい、お母さんに褒められたー。あ、お父さん次はこれよんで。」

モバＰ「高寺山の黄金伝説か、良いよ、これは一千年以上昔のお話です…

以上です。

ラバーストラップの幸子と富士山がとても魅力的だったので書きました。

幸子＝お浅間さん、志乃さん＝権現さん、ちひろさん＝阿弥陀如来様

で当てはめて書いていたので、幸子が幸子さんになってたり、ちひろさんがちひろ様になっていて

不自然だった思います。あと、キャラも崩壊してました。すみません。